JP2003336489A - シールド掘進機のスクリューコンベア - Google Patents

シールド掘進機のスクリューコンベア

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JP2003336489A
JP2003336489A JP2002146000A JP2002146000A JP2003336489A JP 2003336489 A JP2003336489 A JP 2003336489A JP 2002146000 A JP2002146000 A JP 2002146000A JP 2002146000 A JP2002146000 A JP 2002146000A JP 2003336489 A JP2003336489 A JP 2003336489A
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earth
sand
screw conveyor
screw
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JP2002146000A
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Takeshi Yoshida
竹志 吉田
Hiromasa Ogawara
弘昌 小河原
Takeshi Shimizu
剛 清水
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリューコンベアに土圧が作用している状
態でも、磨耗した箇所の修復を行えるようになし、もっ
て長い距離掘進する場合に土砂の排出能力を低下させな
いようにする。 【解決手段】 スクリューコンベア20はケーシング2
1と、このケーシング21内に設けられ、回転軸26に
送り羽根27を螺旋状に形成した搬送スクリュー22と
から構成され、ケーシング21における高摩耗領域Wに
はおいて、ケーシング21と送り羽根27とのうち、ケ
ーシング21側を摩耗させるようにしいている。このた
めには、ケーシング21を送り羽根27より耐摩耗性の
低いもので構成し、ケーシング21が摩耗した時に、摩
耗した部分だけを交換できるようにするために、その筒
状本体28の高摩耗領域Wに開口部29を形成して、こ
の開口部29にカバー30を着脱可能に取り付け、この
カバー30のカバー本体30bを耐摩耗性の低い部材で
形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド掘進機の
スクリューコンベアに関するものであり、特にケーシン
グと搬送スクリューとの間の相対磨耗により排土機能が
低下したときに、容易にその修復を行えるようにしたス
クリューコンベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、地山にトンネルを構築するため
に、図11に示した土圧式のシールド掘進機が用いられ
る。このシールド掘進機は、円筒状に形成したシールド
本体1の前部に回転式のカッタヘッド2が装着されてお
り、このカッタヘッド2に装着したカッタ2aにより地
山3が掘削される。また、シールド本体1にはカッタヘ
ッド2の装着部より後方側に隔壁4が形成されており、
カッタヘッド2はこの隔壁4に支持されている。そし
て、カッタヘッド2と隔壁4との間に土砂を収容させる
チャンバ5が形成されており、カッタヘッド2で掘削さ
れた土砂はこのチャンバ5内に流入することになる。隔
壁4にはカッタヘッド2を回転駆動するための油圧モー
タ,電動モータ等からなるカッタ駆動手段6が取り付け
られており、このカッタ駆動手段6は隔壁4から後方に
向けて延在されている。
【0003】隔壁4には、また、チャンバ5内に収容さ
せた土砂を排出するためのスクリューコンベア7が接続
されている。スクリューコンベア7は、円筒状としたケ
ーシング8内に搬送スクリュー9を設けることにより構
成されるものであり、搬送スクリュー9は回転軸10
と、この回転軸10に螺旋状に取り付けた送り羽根11
とから構成され、回転軸10の基端部には油圧モータ等
からなるスクリュー駆動手段12が連結されている。な
お、スクリューコンベアとしては、送り羽根のみで構成
したものもある。いずれにしろ、ケーシング8の土砂流
入口8aが隔壁4に設けた連通口4aに臨んでおり、こ
の土砂流入口8aから後方に向けて角度θをもって斜め
上方に延在され、他端側に油圧モータ等からなるスクリ
ュー駆動手段12が接続されており、またこのスクリュ
ー駆動手段12の接続部の手前位置にゲートを備えた排
土部13が設けられている。そして、搬送スクリュー9
により搬送された土砂はこの排土部13からベルトコン
ベア,配管等を介して外部に排出されることになる。
【0004】以上の構成を有するシールド掘進機に対し
て掘進推力を与えるために、シールド本体1の後端部に
はセグメント14が接合されており、このセグメント1
4をシールドジャッキ15で押動するようにしている。
そして、セグメント14はシールド掘進機により形成さ
れたトンネルの構築物となる。
【0005】前述した土圧式のシールド掘進機は、切削
部の山留めを行うために、切羽の内部を加圧すると共
に、切削土砂を収容するチャンバ5内を常時土砂で充満
させる。このように加圧状態に保ちながら、掘進に応じ
て生じる余剰の土砂がスクリューコンベア7によって排
出される。切削土砂をチャンバ5内に円滑に流入させ、
かつスクリューコンベア7から排出するために、必要に
応じて切羽に向けて添加材を注入することにより切削土
砂を泥土化させて塑性流動性を持たせる。この添加材と
しては、近年においては、高分子系の添加材が用いられ
るようになってきている。
【0006】ところで、トンネル等が掘られる地山の地
質は、粘地質の土砂、砂地、さらに礫土等、多種多様で
ある。スクリューコンベア7はこのような様々な性質を
有する土砂を排出することになるが、スクリューコンベ
ア7はケーシング8内で搬送スクリュー9を回転させて
土砂を斜め上方に搬送するものであるから、送り羽根1
1とケーシング8の内面との間に入り込んだ土砂が研磨
剤として作用することになる。特に、礫分を多量に含む
土砂を掘削する場合には、著しく磨耗が促進される結
果、スクリュー羽根の径が小さくなり、スクリューコン
ベア7による土砂の搬送能力が低下することになる。
【0007】スクリューコンベア7は、掘削土砂を斜め
後方に送り出すものである。土砂を排出するための排土
部13の下部にはベルトコンベア等が接続される関係か
らかなりの高さが必要となり、かつスクリューコンベア
7の角度θは土砂を円滑に搬送するために、あまり大き
な角度とすることができない。また、排土ゲートの位置
をセグメント組立領域の後方とするために、スクリュー
コンベア7の軸線方向の長さが所定の長さとなるように
規定される。搬送スクリュー9の回転軸10はスクリュ
ー駆動手段12への連結側で回転自在に支持片持ち状態
となり、ケーシング8の土砂流入口8a側は自由端とな
っている。スクリューコンベア7は傾斜し、かつ土圧式
のシールド掘進機においては、スクリューコンベア7の
内部にも土圧が作用するので、特に下端部側に大きな土
圧が作用する。このために、送り羽根11はケーシング
8の内面に押し付けられることから、この送り羽根11
の先端部の磨耗が著しくなる。また、切削土砂に高分子
系の添加材が供給されるので、磨耗の進行度合いをより
速める結果となる。
【0008】送り羽根の磨耗を抑制するためのものとし
て、例えば特開平8−60986号公報には送り羽根の
外径部に耐磨耗性の高い超硬チップを取り付けることが
提案されている。また、特開平8−135380号公報
には、送り羽根の1ピッチ間における外径部に耐磨耗性
の高い硬質部材を取り付け、またこの硬質部材を取り付
けていない部位では、送り羽根とケーシング内面との間
の隙間を大きくするようにしたものが開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年におい
ては、シールド掘進機における掘進距離をできるだけ長
くすることが要求される傾向にある。このために、スク
リューコンベアの耐久性の向上は必須のものとなる。つ
まり、土圧式のシールド掘進機は掘進作業中は、常に土
圧が作用する状態になっており、しかもこの土圧はスク
リューコンベアにも作用している。
【0010】トンネルを掘削する地山の地質によって
は、搬送スクリューの摩耗度合いに著しい差異があるか
ら、工事の施工に先立って、地山の地質条件を測定し
て、この地質条件と掘進距離とに基づいて、耐摩耗性の
改善を行っていない通常の送り羽根を使用するか、また
は耐摩耗性の高い送り羽根とするかを決定する。しかし
ながら、サンプリングされる地山の地質はごく一部であ
るから、かなり不確定な要素を含むものである。従っ
て、サンプリングした地質から予測される摩耗度合いに
反して、掘進中における地質の変化により摩耗が大きく
進行する場合がある。また、礫土のように磨耗を著しく
促進する地質の地山に長いトンネル等を設ける場合等に
おいては、たとえ送り羽根の硬度を高くしたとしても、
掘進中に送り羽根が予想以上に磨耗することもある。す
ると、スクリューコンベアによる土砂の搬送効率が低下
して、甚だしい場合には土砂を全く搬送できなくなるこ
ともある。また、磨耗は送り羽根側だけでなく、ケーシ
ングの側にも発生する。ケーシングが磨耗すると、やは
りその内面と送り羽根との間隔が増大して土砂の搬送効
率が低下し、さらにはケーシングが破損する可能性もあ
る。
【0011】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、スクリューコンベア
に土圧が作用している状態でも、磨耗した箇所の修復を
行えるようになし、もって長い距離掘進する場合に土砂
の排出能力を低下させないようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、前部にカッタヘッドを装着したシー
ルド本体内に隔壁を設け、この隔壁により前記カッタヘ
ッドで掘削した土砂を取り入れるチャンバを形成したシ
ールド掘進機に装着され、土砂流入口が前記隔壁に形成
した連通口を介して前記チャンバ内に開口し、このチャ
ンバから後方に向けて斜め上方に傾斜するように設けた
円筒状のケーシングと、このケーシングの後端部に装着
したスクリュー駆動手段により駆動され、回転軸に螺旋
状の送り羽根を取り付けた搬送スクリューとから構成さ
れるスクリューコンベアであって、前記ケーシングと前
記隔壁との間に前記土砂流入口を開閉するシャッタを装
着し、前記ケーシングと前記送り羽根との間が摺接する
部位に耐磨耗性の度合いの差を持たせ、これらケーシン
グまたは搬送スクリューの少なくとも前記土砂流入口が
形成されている土砂の搬送方向の始端位置またはその近
傍から土砂の搬送方向後方に向けて、所定の長さ分に
は、耐磨耗性の低い側の部材を交換可能とするために、
前記ケーシングに所定の大きさを有する開口部を形成
し、この開口部を着脱可能なカバーで密閉可能な構成と
したことをその特徴とするものである。
【0013】ケーシングの内径と送り羽根の外径との寸
法関係は、通常、土砂の搬送効率に影響を与えない範囲
である間隔を持たせるように設定される。ケーシングの
内面と送り羽根の外面との間に適切な隙間が存在してお
れば、搬送スクリューが回転して土砂を搬送する際に、
あまり大きく磨耗することはない。傾斜状態に配置さ
れ、回転軸が実質的に片持ち状態となっている搬送スク
リューは、その自重で自由端側が曲がり、ケーシング内
面に当接することになる。しかも、土砂を搬送するため
に搬送スクリューが回転すると、土砂の送りに対する反
力が作用する。その結果、送り羽根はケーシングの内面
に摺動しながら回転することになり、この送り羽根とケ
ーシングとの間の摺接部に最も大きな磨耗が発生し、適
切なクリアランスが存在する部位では磨耗が生じるにし
ても、その度合いは極めて小さい。要するに、大きく磨
耗する箇所は、スクリューコンベアの全長における土砂
流入口側からある長さ分、つまり土砂の搬送方向の始端
位置から所定の長さ分であり、終端側の部分は磨耗の度
合いがそれほど大きくはない。また、回転方向において
は、下方側から搬送スクリューの回転方向の順方向にお
ける所定の角度分である。
【0014】本発明においては、少なくとも磨耗の著し
い部位を交換可能とすることによって、スクリューコン
ベアの長寿命化を図るようにした。ただし、送り羽根と
ケーシングとの双方を交換するのではなく、一方側のみ
が交換される。このために、送り羽根とケーシングとの
間で耐磨耗性の度合いに差を持たせるようにした。つま
り、一方側の部材を他方の部材より耐磨耗性の低い材質
で形成し、あるいは一方側の部材を他方側の部材より耐
摩耗性を向上させるようにした。その結果、土砂の搬送
時には耐摩耗性が低い方が一方的に磨耗し、もって磨耗
に強い材質で形成した側の部材を交換する必要性をなく
している。
【0015】送り羽根よりケーシング側の方を耐磨耗性
の劣る部材で形成した場合には、ケーシングに設けられ
る開口部は、軸線方向においては少なくともこのケーシ
ングの土砂の搬送方向の始端位置から所定長さ分に及
び、かつ円周方向においては少なくとも下部側の位置を
含み、かつこの下部位置から搬送スクリューの回転方向
の順方向に所定角度分とする。この円周方向の角度は、
具体的には、全周の1/3から1/4程度とすることに
なる。従って、ケーシングにおけるこの開口部に装着さ
れるカバーが搬送スクリューより耐磨耗性が低い部材で
形成される。なお、このカバーだけを耐磨耗性が低い部
材で形成しても良く、またケーシング全体をカバーと同
様の部材で形成することもできる。なお、開口部及びカ
バーはケーシングにおける土砂の搬送方向の全長に及ぶ
ように設けても良い。
【0016】ケーシングにおいて、カバーが装着される
開口部は軸線方向において所定の長さを必要とする。そ
の全長にわたって単一の開口部とすると、ケーシングが
脆弱化する可能性がある。この場合には、軸線方向に向
けて複数の開口部に分割するようになし、それぞれの開
口部にカバーを取り付ける。また、カバーの着脱を容易
に行えるようにするために、カバーをケーシングに対し
てボルト止めするのが望ましい。この場合には、ケーシ
ングにおける開口部の周囲に補強フレームを溶接手段等
によって固着し、この補強フレームをボルト止めするた
めの座として機能させる。
【0017】一方、ケーシング側を耐磨耗性の良好な部
材で形成する場合には、搬送スクリューを構成する送り
羽根側をケーシングより磨耗し易い部材で構成する。た
だし、送り羽根の全体を耐磨耗性の低い材質のもので形
成するのではなく、その外周部に耐磨耗性の低い外端ア
タッチメントを着脱可能に装着する。これによって、実
質的に摩耗する部分だけを交換部品とし、それ以外の部
分は繰り返し使用できる。そして、ケーシングに形成し
た開口部は、この外端アタッチメントが磨耗した時に交
換する作業を行うためのものとして形成される。従っ
て、この開口部は少なくとも1個の外端アタッチメント
の大きさに応じてそれを着脱できる広さを持たせる。外
端アタッチメントを設ける部位は送り羽根における土砂
搬送方向の始端位置、つまりケーシングの土砂流入口か
ら所定の長さに限定されるが、その範囲内では螺旋状と
なった送り羽根の全周に及ぶようにする。そして、外端
アタッチメントの交換を容易にするために、複数の部片
に分割するのが望ましい。また、外端アタッチメントの
送り羽根への連結はボルト止めにより行うと、その着脱
が容易になる。
【0018】ケーシング側、送り羽根側のいずれを積極
的に磨耗させるにしろ、その交換のタイミングを正確に
知るには、磨耗の度合いを測定する必要がある。ケーシ
ング(及びカバー)の磨耗度合いは超音波厚み測定装置
を用いて厚み検出を行うようにすることができる。一
方、送り羽根の磨耗度合いの検出は必ずしも容易には行
えない。そこで、ケーシングの搬送スクリューを構成す
る送り羽根の外端アタッチメントを装着した部位の外周
部に円周方向に、この外端アタッチメントの磨耗度合い
を検出するために、等間隔に少なくとも3箇所の点検孔
を設ける構成とすれば、送り羽根の外径寸法を検出する
ことができ、もってその磨耗度合いの測定が可能とな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。なお、本実施の形態におい
て、シールド掘進機の全体構成は、図11に示したもの
と格別の差異はないので、以下の説明において、図11
で示した構成と同一または均等な部材については、同一
の符号を付して、その説明は省略する。
【0020】而して、図1乃至図5は、本発明における
第1の実施の形態を示すものであって、図1において、
20はスクリューコンベアであり、このスクリューコン
ベア20はケーシング21と、このケーシング21内に
設けた搬送スクリュー22とから構成される点について
は、前述した従来技術の構成と格別の差異はない。ま
た、ケーシング21はシールド本体1における隔壁4に
連結されており、その土砂の土砂流入口21aは隔壁4
に形成した連通口4aに臨み、この隔壁4への連結部か
ら斜め上方に延在されて、その上端部には油圧モータ等
からなるスクリュー駆動手段(図示せず)が装着され、
さらにこのスクリュー駆動手段の装着位置の手前位置に
はシャッタを備えた排土部24が設けられている。以上
の点についても、前述した従来技術と同様である。な
お、ケーシング21は長尺部材であるから、単一の部材
で形成するのではなく、軸線方向に複数に分割して、各
分割部分の端面にフランジ21bを形成して、ボルト等
で着脱可能に連結されるように構成されている。これに
よって、ケーシング21は分割した状態で輸送できる等
の利点がある。ただし、ケーシング21が輸送に支障の
ない程度の長さを有するものである場合には分割しなく
ても良い。また、ケーシング21は、その土砂流入口2
1aの近傍位置において、シールド本体1に立設した支
持部材25(図2参照)に連結されて固定されており、
また中間部や上部側の位置等も必要に応じて固定されて
おり、これによってケーシング21は直進性を保ってい
る。
【0021】ここで、搬送スクリュー22は、回転軸2
6に送り羽根27を螺旋状に形成したものからなり、土
砂流入口21aの開口部が土砂の搬送方向の始端位置
で、排土部24を装着した部位が土砂の搬送方向の終端
位置となる。そして、スクリューコンベア20内では土
砂は斜め上方に搬送される。土砂の搬送を円滑に、しか
も効率的に行うために、送り羽根27の外径とケーシン
グ21の内径との径差をできるだけ小さくするが、摩耗
防止という観点から、これらの径差に基づく所定のクリ
アランスを持たせている。ただし、実際に土砂を搬送す
る際に、激しく摩耗する領域(高摩耗領域)と、殆ど摩
耗が発生しない領域(低摩耗領域)とがある。
【0022】図1から明らかなように、スクリューコン
ベア20の全長において、ケーシング21と送り羽根2
7との間で摩耗が激しい高摩耗領域Wは土砂の搬送方向
における始端位置から途中までの部位であり、それより
土砂の搬送方向の終端側は低摩耗領域である。また、図
2に示したように、スクリューコンベア20の円周方向
においては、その下面部を含み、同図に矢印で示したよ
うに、搬送スクリュー22における回転方向の順方向に
向けて1/3〜1/4の範囲が高摩耗領域Wであり、そ
れ以外の角度分は摩耗の度合いが少ない領域である。
【0023】低摩耗領域はともかくとして、高摩耗領域
Wにおいて、ケーシング21と送り羽根27とのうち、
ケーシング21側を摩耗させるようにしている。このた
めには、ケーシング21の材質と送り羽根27の材質と
のうち、ケーシング21側を摩耗しやすい、つまり耐摩
耗性の低いもので構成し、送り羽根27側は耐摩耗性の
高い部材で構成している。これによって、土砂の搬送中
において、摩耗が生じるのはケーシング21側となり、
送り羽根27は殆ど摩耗しない。なお、ケーシング21
側を摩耗しやすくするということは、必ずしもケーシン
グ21の耐摩耗性を低下させるのではなく、送り羽根2
7を硬質部材で形成して、その耐磨耗性を高めるように
しても良い。つまり、ケーシング21と送り羽根27と
の間で耐摩耗性に差を持たせて、これらのうち、送り羽
根27の方が摩耗しにくいものとなっている。
【0024】ケーシング21が摩耗した時に、摩耗した
部分だけを交換できるようにしている。つまり、ケーシ
ング21の構成としては、図3及び図4にも示したよう
に、完全な筒形状とするのではなく、筒状本体28にお
いて、前述した高摩耗領域Wに位置する部位に開口部2
9を形成して、この開口部29にカバー30を着脱可能
に取り付けている。従って、カバー30が摩耗すること
になり、このカバー30を交換することによって、送り
羽根27の先端とケーシング21の内面との間に過大な
隙間が発生しないようになる。高摩耗領域Wは土砂の搬
送方向には長い範囲に及んでいる。従って、開口部29
はこの高摩耗領域Wの全長にわたって単一のものとする
のではなく、複数の区画に分割しており、カバー30も
これら各開口部29に個別的に取り付けられるようにな
っている。これによって、ケーシング21における強度
が低下するのを防止される。
【0025】カバー30を筒状本体28における開口部
29に取り付けるために、補強フレーム31が用いられ
る。補強フレーム31は、筒状本体28の外面に溶接等
の手段により固着される枠状の部材であって、その周囲
にはねじ穴32が穿設されている。一方、カバー30
は、補強フレーム31に接合される枠状取付部30a
と、筒状本体28の曲率半径と一致する曲面形状とな
り、筒状本体28と実質的に同じ厚みを有するカバー板
30bと、これら枠状取付部30aとカバー板30bと
の間に連結されるスペーサ部30cとから構成される。
従って、カバー板30bはケーシング21の内面の一部
を形成しており、少なくともこのカバー板30bを送り
羽根27より耐摩耗性の低い材質から構成している。そ
して、カバー30の枠状取付部30aにはボルト挿通穴
33が穿設されており、カバー30は筒状本体28に取
り付けた補強フレーム31と接合させて、止着ボルト3
4をカバー30の枠状取付部30aに穿設したボルト挿
通穴33に挿通させて、補強フレーム31のねじ穴32
に螺挿することにより固定的に装着される。
【0026】開口部29を土砂の搬送方向に向けて分割
したことによって、筒状本体28には、図4に示したよ
うに、前後の開口部29,29間に掛け渡し部28aが
存在しており、この掛け渡し部28aは交換することが
できない部位となる。従って、この掛け渡し部28aは
摩耗しないように保持しなければならない。このために
は、掛け渡し部28aの内径をカバー30のそれ以外の
部位の内径より大きくする等の構成を採用すれば良い。
これによって、筒状本体28の掛け渡し部28aの磨耗
度合いを小さくできる。
【0027】以上のように構成されるスクリューコンベ
ア20を作動させて、シールド本体1の内部に設けたチ
ャンバ5から土砂を搬送する作業を継続的に行うと、こ
のスクリューコンベア20を構成するケーシング21と
送り羽根27とのうち、耐摩耗性の低いケーシング21
の内面側が摩耗する。ただし、ケーシング21の全体が
摩耗するのではなく、高摩耗領域Wに装着したカバー3
0のカバー板30bのみが集中的に摩耗し、それ以外の
部位、つまり筒状本体28は実質的に摩耗しない。カバ
ー板30bが摩耗して、内面側の肉厚が薄くなると、送
り羽根27とのクリアランスが大きくなるので、土砂の
搬送効率が低下する。そこで、カバー板30bが土砂の
搬送効率に影響を与える程度にまで摩耗した時には、カ
バー30を交換する。
【0028】ここで、スクリューコンベア20により搬
送される土砂は泥土状態となっており、しかも切羽に土
圧を作用させていることから、スクリューコンベア20
の内部も高い圧力の泥土が充満している。従って、カバ
ー30を交換するには、スクリューコンベア20の内部
から泥土を排出しなければならない。このために、ケー
シング21の土砂流入口21aを閉鎖した上で、搬送ス
クリュー22を作動させて、ケーシング21内の土砂を
排出する。このために、図6に示したように、隔壁4の
内側、つまりチャンバ5とは反対側の面にシャッタ35
が装着されている。このシャッタ35は、左右一対から
なるシャッタ板35aと、このシャッタ板35aを開閉
駆動するための駆動シリンダ35bとから構成される。
従って、カバー30を交換するに当っては、まず駆動シ
リンダ35bを駆動して、シャッタ板35aにより隔壁
4の連通口4aとケーシング21の土砂流入口21aと
の連通関係を遮断した状態で、搬送スクリュー22を駆
動してケーシング21内の土砂を排出する。その後に、
スクリューコンベア20をシールド本体1に装着したま
まで、カバー30の交換が行われる。
【0029】カバー30の筒状本体28からの脱着は、
作業者がシールド本体1の内部で止着ボルト34を取り
外すことによって、容易に行うことができる。また、新
たなカバー30は止着ボルト34で筒状本体28に装着
される。この作業はケーシング21を分解したりする必
要がなく、また作業中に泥土が溢出して作業者を汚損す
ることもない。従って、カバー30の交換作業を容易
に、しかも迅速に行うことができ、スクリューコンベア
20の修復のために、トンネル掘進等からなる工事の中
断時間が著しく短縮される。
【0030】ここで、カバー30を交換するタイミング
及びどのカバー30を交換するかの決定は、現在装着さ
れているカバー30の摩耗度合いに基づいて行われる。
カバー30の摩耗度合いを検出するには、例えば超音波
厚み測定器を用いれば良。従って、ケーシング21が異
常に摩耗して、土砂の搬送効率が極端に低下する前の段
階で的確に摩耗箇所を修復できる。
【0031】前述した実施の形態では、ケーシング側が
耐摩耗性を低くして、摩耗箇所のみを交換して取り付け
ることができるように構成したが、逆に送り羽根の方が
ケーシングより摩耗しやすくすることもできる。
【0032】即ち、図7乃至図9に示したように、スク
リューコンベア40は、ケーシング41と、このケーシ
ング41内に装着した搬送スクリュー42とからなり、
また搬送スクリュー42は回転軸43と送り羽根44と
から構成される。これらのうち、送り羽根44は、図8
及び図9に示したように、羽根本体部45と、この羽根
本体部45の先端に連設され、羽根本体部45より薄肉
の取付部46とから構成され、この取付部46には断面
が概略コ字状となった外端アタッチメント47が取付ボ
ルト48により連結されている。従って、取付ボルト4
8を取り外すことにより外端アタッチメント47を交換
できるようになっている。
【0033】外端アタッチメント47は送り羽根44の
全長にわたって装着するようにしても良いが、スクリュ
ーコンベア40の全長のうち、土砂の搬送方向における
始端位置から途中位置までの摩耗が激しい高摩耗領域W
のみに限定して設けるようにしても良い。いずれにし
ろ、スクリューコンベア40による土砂の搬送作業を継
続させている間に、ケーシング41側を摩耗させず、送
り羽根44側、具体的にはその外端アタッチメント47
の部位を摩耗させるようにしている。
【0034】外端アタッチメント47が摩耗した時には
交換する。このために、ケーシング41には土砂の搬送
方向における高摩耗領域Wの全長に及ぶように開口部が
形成されており、これらの開口部は外端アタッチメント
47を交換するための作業穴49となるものである。こ
こで、作業穴49の大きさは、ケーシング41の外から
作業者が手を入れて、送り羽根44の羽根本体部45か
ら取付ボルト48を脱着して、摩耗した外端アタッチメ
ント47を取り外して、新たな外端アタッチメント47
と交換する作業を容易に行える寸法を有するものであ
る。また、作業穴49を設けることによって、ケーシン
グ41の強度が低下しないようにするために、このケー
シング41の軸線方向に複数箇所の作業穴49を分散さ
せて設けるようにしている。そして、これらの作業穴4
9は、常時には、その開口部を覆うカバーとしての蓋体
50を装着することにより閉鎖されている。この蓋体5
0及びその取付構造は、前述した第1の実施の形態と同
じ構造のものとすることができる。即ち、補強フレーム
をケーシング41の作業穴49の周囲に溶接しておき、
この補強フレームに蓋体50を止着ボルトで固定する。
【0035】ところで、第1の実施の形態において、ケ
ーシング21の開口部29は、その円周方向における高
摩耗領域Wの位置に形成する必要があるが、本実施の形
態における作業穴49は外端アタッチメント47を交換
するために設けられるものである。従って、ケーシング
41の円周方向における作業穴49の形成位置は制限さ
れないが、交換作業の作業性の点からは、作業穴49は
ケーシング41の上面部に形成するのが望ましい。
【0036】以上のように構成することによっても、ス
クリューコンベア40によって、土砂の搬送を継続する
ことによって、このスクリューコンベア40の構成部材
である送り羽根44が摩耗して、土砂の搬送効率が低下
した時に、スクリューコンベア40の分解等を行うこと
なく、シールド本体1に設置したままで摩耗箇所である
送り羽根44の外端アタッチメント47を容易に交換す
ることができる。しかも、送り羽根44において、大き
く摩耗する箇所は端部であり、羽根本体部45は格別摩
耗が進行する訳ではないので、この羽根本体部45は繰
り返し使用し、摩耗に応じて外端アタッチメント47の
みを交換すれば良い。従って、搬送スクリュー42が部
分的に摩耗しているにも拘らず、その全体を交換を余儀
なくされるという無駄がなくなる。
【0037】ところで、送り羽根44はケーシング41
により覆われており、しかも送り羽根44の中心とケー
シング41の中心とは必ずしも一致しない。送り羽根4
4の摩耗度合いを測定するためには、図10に示したよ
うに、この送り羽根44の外周に対して、90°毎に4
箇所(または120°毎に3箇所)の検出穴51をケー
シング41に設けるようにする。ただし、送り羽根44
は螺旋状となっているので、これら各検出穴51は円周
方向において同じ位置とするのではなく、螺旋のピッチ
に沿った各位置に穿設されている。そして、これら各検
出穴51には栓52が着脱可能に装着される。
【0038】このように構成することによって、搬送ス
クリュー42を、送り羽根44の外周部が各検出穴51
と交差する位置でその回転を停止させる。この状態で、
栓52を脱着し、ゲージ53を各検出穴51に挿入し
て、その先端を送り羽根44の外周部に当接させて、こ
のゲージ53のケーシング41内への進入深さを測定し
て、4箇所の検出穴51で測定した進入深さの平均値を
演算する。そして、この実測値と送り羽根44がケーシ
ング41内に装着された時の値、つまり初期値とを比較
することにより、送り羽根44の摩耗度合いを検出でき
る。
【0039】この4個からなる検出穴51の組は、ケー
シング41の土砂の搬送方向において、高摩耗領域W内
に1乃至数組設ける。そして、スクリューコンベア40
からの土砂の排出量が減少した時に、送り羽根44の摩
耗度合いを測定して、送り羽根44が土砂の搬送に支障
を来す程度にまで摩耗していると判断した時には、作業
穴49に装着した蓋体50を脱着して、送り羽根44の
羽根本体部45に連結した取付部46から摩耗した外端
アタッチメント47を取り外して、新たな外端アタッチ
メント47を装着することによって、摩耗箇所の修復を
行うことができる。なお、この場合も、ケーシング41
の土砂流入口をシャッタで閉鎖し、かつケーシング41
内の土砂を予め排除する。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、ス
クリューコンベアに土圧が作用している状態でも、磨耗
した箇所の修復を行えるようになし、もって長い距離掘
進する場合に土砂の排出能力を低下させない等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すスクリューコ
ンベアのシールド本体内に装着した状態の正面図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2のB−B位置での断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるスクリュー
コンベアのケーシングへのカバーの装着構造を示す説明
図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるスクリュー
コンベアのケーシングの筒状本体の掛け渡し部と送り羽
根のピッチ間隔との関係についての説明図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるシャッタの
構成説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示すスクリューコ
ンベアのシールド本体内に装着した状態の正面図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施の形態における搬送スクリ
ューの要部外観図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における送り羽根の
断面図である。
【図10】本発明の実施の形態において、送り羽根の摩
耗度合いを測定する機構の構成説明図である。
【図11】従来技術によるシールド掘進機の概略構成図
である。
【符号の説明】
1 シールド本体 2 カッタヘッド 3 地山 4 隔壁 4a 連通口 5 チャンバ 20,40 スクリューコンベア 21,41 ケーシング 21a 土砂流入口 22,42 搬送スクリュー 26,43 回転軸 27,44 送り羽根 28 筒状本体 29 開口部 30 カバー 35 シャッタ 45 羽根本体 47 外端アタッチメント 49 作業穴 50 蓋体 51 検出穴 53 ゲージ W 高摩耗領域
フロントページの続き (72)発明者 清水 剛 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D054 AC04 BA03 DA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部にカッタヘッドを装着したシールド
    本体内に隔壁を設け、この隔壁により前記カッタヘッド
    で掘削した土砂を取り入れるチャンバを形成したシール
    ド掘進機に装着され、土砂流入口が前記隔壁に形成した
    連通口を介して前記チャンバ内に開口し、このチャンバ
    から後方に向けて斜め上方に傾斜するように設けた円筒
    状のケーシングと、このケーシングの後端部に装着した
    スクリュー駆動手段により駆動され、回転軸に螺旋状の
    送り羽根を取り付けた搬送スクリューとから構成される
    スクリューコンベアにおいて、 前記ケーシングと前記隔壁との間に前記土砂流入口を開
    閉するシャッタを装着し、 前記ケーシングと前記送り羽根との間が摺接する部位に
    耐磨耗性の度合いの差を持たせ、 これらケーシングまたは搬送スクリューの少なくとも前
    記土砂流入口が形成されている土砂の搬送方向の始端位
    置またはその近傍から土砂の搬送方向後方に向けて、所
    定の長さ分には、耐磨耗性の低い側の部材を交換可能と
    するために、前記ケーシングに所定の大きさを有する開
    口部を形成し、この開口部を着脱可能なカバーで密閉可
    能な構成としたことを特徴とするシールド掘進機のスク
    リューコンベア。
  2. 【請求項2】 前記ケーシングに設けた開口部は、その
    軸線方向においては少なくとも前記ケーシングの前記土
    砂流入口部またはその近傍位置から土砂の搬送方向の所
    定長さ分に及び、かつ円周方向においては少なくとも下
    方位置を含み、かつこの下方位置から前記搬送スクリュ
    ーの回転方向の順方向に所定角度分に及ぶものとし、前
    記カバーの内周側を前記搬送スクリューより耐磨耗性が
    低い部材で形成して、このカバーが摩耗した時に交換可
    能な構成としたことを特徴とする請求項1記載のシール
    ド掘進機のスクリューコンベア。
  3. 【請求項3】 前記送り羽根の少なくとも前記土砂流入
    口側から所定の長さ分は、その外周部に前記ケーシング
    より耐磨耗性の低い外端アタッチメントを着脱可能に装
    着したものからなり、前記開口部は円周方向上方側の位
    置に形成されて、前記外端アタッチメントを着脱できる
    広さを有する構成としたことを特徴とする請求項1記載
    のシールド掘進機のスクリューコンベア。
  4. 【請求項4】 前記ケーシングにおける前記送り羽根の
    外端アタッチメントが装着されている部位の円周方向
    に、この外端アタッチメントの磨耗度合いを検出するた
    めに、等間隔に少なくとも3箇所の点検孔を設ける構成
    としたことを特徴とする請求項3記載のシールド掘進機
    のスクリューコンベア。
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