JP2003335217A - シートベルト用リトラクター - Google Patents

シートベルト用リトラクター

Info

Publication number
JP2003335217A
JP2003335217A JP2002145693A JP2002145693A JP2003335217A JP 2003335217 A JP2003335217 A JP 2003335217A JP 2002145693 A JP2002145693 A JP 2002145693A JP 2002145693 A JP2002145693 A JP 2002145693A JP 2003335217 A JP2003335217 A JP 2003335217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
cylinder
contact
seat belt
pinion gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002145693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3934483B2 (ja
Inventor
Masanari Nishikawa
真生 西川
Takatoshi Nakaoka
孝寿 中岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ashimori Industry Co Ltd
Original Assignee
Ashimori Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ashimori Industry Co Ltd filed Critical Ashimori Industry Co Ltd
Priority to JP2002145693A priority Critical patent/JP3934483B2/ja
Publication of JP2003335217A publication Critical patent/JP2003335217A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3934483B2 publication Critical patent/JP3934483B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラックをより低衝撃で所定位置に停止させる
こと。 【解決手段】 ラック50は、シリンダ部42の上端側
開口より突出移動して、ピニオンギヤ体55を回転させ
ることにより、巻取ドラム2をウエビングの巻取方向に
回転させる。ハウジング体5の一方の側板部7aに、ピ
ストン部51と当接可能にシリンダ部42の開口を覆う
第1当接部8が設けられる。シリンダ部42の開口延長
上に、ラック50の移動案内路を形成するカバー体60
が設けられ、該カバー体60に、ピストン部51と当接
可能にシリンダ部42の開口を覆う第2当接部62,6
3が設けられる。プリテンショナー機構の動作時に、ラ
ック50のピストン部51が第1当接部8及び第2当接
部62,63に当接して、ラック50の移動が停止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両衝突時等の
緊急時に、ウエビングの弛みを除去するためのシートベ
ルト用リトラクターに関する。
【0002】
【従来の技術】車両等の座席に備えられるシートベルト
用リトラクターでは、車両の緊急時に乗員を効果的に拘
束するため、ウエビングの弛みを除去するプリテンショ
ナー機構部が組込まれている。
【0003】プリテンショナー機構部では、緊急時に火
薬式駆動装填物からなるガス発生器を着火させて、その
発生したガスの圧力によりラックを移動させるようにし
ている。このラックには、リトラクターの巻取軸側に設
けられたピニオンギヤに噛合するラック歯が形成されて
いる。そして、ラックが移動すると、ラック歯とピニオ
ンギヤとの噛合により、巻取軸がウエビングの巻取方向
に回転し、ウエビングの弛みを除去する構成となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
ウエビングの弛みをより確実に除去するため、ラックを
より大きな力で移動させることが要請されている。
【0005】ところが、単にガス発生器による発生ガス
圧を大きくしたのでは、ウエビングに加わる負荷との関
係によっては、ラックが勢いよく他の部材に衝突してし
まい、ピニオンギヤやラック歯、それらを覆うカバー等
を破損させてしまう恐れがある。
【0006】そこで、この発明の課題は、ラックをより
低衝撃で所定位置に停止させることができるシートベル
ト用リトラクターを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1記載の発明は、一対の側板部を有するハウジン
グと、前記ハウジングの両側板部間で回転可能に支持さ
れると共にウエビングの巻取り方向に回転付勢された巻
取軸部と、前記ハウジングの一方の側板部に取付けられ
車両緊急時に前記巻取軸部を前記巻取り方向に回転させ
て前記ウエビングを巻取るプリテンショナー機構部とを
備えたシートベルト用リトラクターにおいて、前記プリ
テンショナー機構部は、ガスを発生させるガス発生部
と、一端に前記ガス発生部が装着されると共に他端部の
一側部が前記ハウジングの一方の側板部の外面側に取付
けられたシリンダ部と、前記巻取軸部と連動回転可能に
保持されたピニオンギヤと、前記シリンダ部内に移動可
能に収容されて前記ガスの圧力で押圧駆動されるピスト
ン部が基端側に設けられると共に、先端側に前記ピニオ
ンギヤに噛合するラック歯が形成され、前記ピストン部
の前記押圧駆動に伴って前記ピニオンギヤを介して前記
巻取軸部を前記巻取方向に回転させるラックと、前記シ
リンダ部の他端部延長上に配設されて、前記シリンダ部
の他端部から突出移動する前記ラックの移動案内路を形
成するカバー体と、を備え、前記ハウジングの一方の側
板部に、前記ピストン部と当接可能に前記シリンダ部の
他端側開口を覆う第1当接部が設けられると共に、前記
カバー体に、前記ピストン部と当接可能に前記シリンダ
部の他端側開口を覆う第2当接部が設けられたものであ
る。
【0008】なお、請求項2記載のように、前記ピスト
ン部が前記第1当接部及び前記第2当接部に当接すると
共に、前記ラックの先端部が前記移動案内路の終端部に
当接するとよい。
【0009】また、請求項3記載のように、前記第1当
接部及び前記第2当接部は、前記シリンダ部の他端側開
口の周方向に沿って分散させた位置に設けられていても
よい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態に係
るシートベルト用リトラクターについて説明する。
【0011】図1及び図2に示すように、このシートベ
ルト用リトラクター1は、車両のウエビングを引出し自
在に巻取るための装置であって、ハウジング体5と、巻
取軸部としての巻取ドラム2と、プリテンショナー機構
部40とを備えている。
【0012】巻取ドラム2は、ウエビングを巻装可能に
構成されている。具体的には、巻取ドラム2は、アルミ
材等により形成されており、略円柱状のドラム本体部2
aとそのドラム本体部2aの軸心方向両端部に径方向に
張出形成されたフランジ部2bを有している。そして、
その両フランジ部2b間のドラム本体部2aにウエビン
グが巻装される。
【0013】また、一方のフランジ部2b側に形成され
た結合孔部には、スチール材等により形成された結合体
3が、該巻取ドラム2に対して相対回転不能に圧入固定
されている(図2参照)。さらに、エネルギー吸収機構
を構成するトーションバー4が巻取ドラム2内に嵌挿さ
れて、その一端部が前記結合体3にスプライン結合され
ている(図2参照)。これにより、トーションバー4の
一端部と巻取ドラム2とが相対回転不能に結合されるこ
ととなる。
【0014】なお、上記トーションバー4の他端部は、
車両衝突時等の緊急時にウエビングの引出しを阻止する
ための緊急ロック機構(図示省略)に連動連結されてお
り、緊急時にはトーションバー4の他端部はウエビング
の引出し方向に対して回転不能とされる。
【0015】また、巻取ドラム2は、ハウジング体5に
回転自在に支持されている。
【0016】図1〜図4に示すように、ハウジング体5
は、相対向して配設された一対の側板部7a,7bと、
該側板部7a,7bの一側縁部を連結する背板部6とを
備えた平面視略コ字状に構成されている。そして、両側
板部7a,7b間で上記巻取ドラム2が回転自在に支持
されている。
【0017】具体的には、巻取ドラム2の一端部に連結
固定された結合体3が一方の側板部7aに形成された通
孔に貫通されて回転自在に支持されている。また、巻取
ドラム2の他端部では、トーションバー4の他端部が他
方の側板部7bに形成された通孔に貫通されて回転自在
に支持されている。
【0018】また、図1〜図3に示すように、ハウジン
グ体5の一方の側板部7a側には、巻取ドラム2を巻取
方向に付勢するための巻取機構30及び車両衝突時等の
緊急時にウエビングの弛みを巻き取るプリテンショナー
機構部40が設けられている。
【0019】前記巻取機構30は、プリテンショナー機
構部40の外面側に配設されており、バネケース31
と、このバネケース31内に収容された巻取付勢手段と
しての渦巻バネ32とを備えている。そして、カバー体
60より突出状とされた結合体3先端のスプライン部3
bがバネケース31内の渦巻バネ32側にスプライン結
合され、巻取ドラム2をウエビングの巻取方向に常時回
転付勢する構造とされている。
【0020】プリテンショナー機構部40は、ガス発生
部41と、シリンダ部42と、ガス発生部41のガス圧
を受けて前記シリンダ部42内を移動するラック50
と、前記ラック50と噛合して回転すると共に上記巻取
ドラム2と連動回転可能なピニオンギヤ体55と、上記
ラック50の移動案内路を形成するカバー体60とを備
えている。
【0021】ガス発生部41は、火薬を含んでおり、図
示省略の制御部からの着火信号により該火薬を着火爆発
させてガスを発生させるように構成されている。
【0022】シリンダ部42は、その一端(下端)にガ
ス発生部41が装着されると共に、他端部(上端部)の
一側部がハウジング体5の一方の側板部7aに取付けら
れた構成とされている。
【0023】具体的には、シリンダ部42は、亜鉛合金
材等により形成されており、シリンダ本体部44と収容
筒部43とを有する略L状の部材に形成されている。そ
して、その収容筒部43内にガス発生部41が収容配置
された状態で、収容筒部43の開口端側にネジキャップ
43aを螺合締結することにより、ガス発生部41がシ
リンダ部42の一端にある収容筒部43に装着されるこ
ととなる。収容筒部43の内部空間とシリンダ本体部4
4の内部空間とは、相互に連通しており、ガス発生部4
1で発生したガスは、シリンダ本体部44内に流入する
ように構成されている。
【0024】また、シリンダ本体部44の開口端側の両
側部に一対の取付片46,47が形成され、各取付片4
6,47にはネジ挿通孔が形成されている。そして、各
取付片46,47を介して、シリンダ本体部44が一方
の側板部7aの外面に沿うようにして該側板部7aに取
付けられる。なお、側板部7aには、シリンダ本体部4
4の他端側一側部形状に倣う略円弧溝形状の凹部7cが
形成されている(図3及び図4参照)。
【0025】ラック50は、長尺状の全体形状を有して
おり、その基端側(下端側)にピストン部51が設けら
れている。ピストン部51は、シリンダ本体部44内に
挿入可能な略短円柱状に形成されており、その外周上端
部に、より大径とされたフランジ部51aを有してい
る。そして、ピストン部51の外周にゴム等の弾性部材
により形成されたOリング54が装着された状態で、該
ピストン部51がシリンダ本体部44内に圧入される。
この状態で、ガス発生部41で発生したガスがシリンダ
本体部44内に流入すると、該ガスがピストン部51を
押圧してシリンダ本体部44の開口端側(上端側)に移
動させることとなる。
【0026】また、ラック50の先端部には、略細長板
状のラック本体部52が形成され、このラック本体部5
2の一側部にピニオンギヤ体55のピニオンギヤ部56
に噛合するラック歯52aが形成されている。ガス発生
部41が爆発するまでの通常状態では、ラック本体部5
2はシリンダ本体部44内の奥部に退避してピニオンギ
ヤ体55に非噛合状態となっている(図7参照)。そし
て、ガス発生部41により発生したガス圧により、ラッ
ク本体部52がシリンダ本体部44の開口端側より突出
し、ラック歯52aがピニオンギヤ部56に噛合して、
該ピニオンギヤ体55を所定方向に回転させる構成とな
っている(図8及び図9参照)。
【0027】なお、ピストン部51のフランジ部51a
は、ラック本体部52の基端部の外周部よりもその径方
向外側に突出しており、後述する各第1当接部8及び第
2当接部62,63がラック本体部52に干渉すること
なくフランジ部51aに当接可能となっている。
【0028】ピニオンギヤ体55は、スチール材等によ
り形成されており、上記ラック歯52aに噛合するピニ
オンギヤ部56を備えている。このピニオンギヤ部56
より突出する軸部56aがカバー体60の軸受穴部60
hに回転自在に挿入支持されている。
【0029】また、このピニオンギヤ体55は、上記巻
取ドラム2と連動回転可能に保持されている。
【0030】具体的には、クラッチ支持ベース25と複
数のクラッチローラ27とクラッチリング部57とを含
むクラッチ機構により、ピニオンギヤ体55が巻取ドラ
ム2と連動回転可能とされている。クラッチ機構は、緊
急時にピニオンギヤ体55と巻取ドラム2とを連動回転
可能に連結すると共に、緊急時を除く通常時において
は、ピニオンギヤ体55に対して巻取ドラム2が自由回
転自在な状態にする機能を有している。なお、ここで
は、クラッチ機構は、一方向クラッチ機能を有してい
る。
【0031】上記クラッチ支持ベース25は、樹脂等に
より形成されており、カバー体60と共に、一方の側板
部7aの外面側に取付けられる。このクラッチ支持ベー
ス25は、上記結合体3を回転自在に支持すると共に、
その外側部に、巻取ドラム2の軸心延長上に位置して上
記ピニオンギヤ体55を保持している。上記結合体3の
軸心方向中間部の係合軸部3aは、クラッチ支持ベース
25からピニオンギヤ体55の中心部を貫通するように
配設されている。
【0032】各クラッチローラ27は、スチール材等に
より略円柱状の部材に形成されている。複数のクラッチ
ローラ27が、結合体3の係合軸部3aの径方向外側で
クラッチ支持ベース25に保持されている。
【0033】即ち、ピニオンギヤ体55の一側部に、ク
ラッチリング部57が形成されている。このクラッチリ
ング部57の内周面は、図5に示すように、中心からの
距離が漸次変化するカム面57aに形成されている。
【0034】そして、初期状態では、各クラッチローラ
27は、カム面57aのうち中心からの距離が大きい部
分でクラッチ支持ベース25に保持されており、各クラ
ッチローラ27は係合軸部3aの外周面から離隔した状
態となっている。従って、ウエビングの引き出し・巻き
取り時には、各クラッチローラ27の内側で係合軸部3
aが相対的に回転自在とされている。
【0035】一方、緊急時にガス発生部41が作動し
て、ラック50が移動し、ピニオンギヤ体55が回転操
作されると、カム面57aによって各クラッチローラ2
7が径方向内方側に押動操作され、その後、カム面57
aと係合軸部3a外周面間に各クラッチローラ27が噛
み込んだ状態となってピニオンギヤ体55と結合体3と
が一体に回転するように構成されている。
【0036】カバー体60は、シリンダ部42の他端部
(上端部)延長上に配設されて、シリンダ部42の他端
部から突出移動するラック50の移動案内路を形成して
いる。
【0037】具体的には、カバー体60は、スチール材
等により形成されており、シリンダ部42の他端部より
突出するラック50の移動路を覆うラックカバー部61
と、ピニオンギヤ体55を覆うピニオンギヤカバー部6
5とを備えている。
【0038】ラックカバー部61の先端部はラック50
のラック本体部52が遊挿状に移動可能な断面略コ字状
に形成されると共に、ラックカバー部61の基端部はラ
ック50のラック本体部52が遊挿状に移動可能な断面
略L字状に形成され、このラックカバー部61内にシリ
ンダ部42の他端側延長上に延びるようにしてラック本
体部52の移動案内路が形成されている。
【0039】また、ラックカバー部61の先端部、即
ち、ラック本体部52の移動案内路の終端部61aは、
ラック本体部52の先端部に当接可能に形成されてい
る。より具体的には、ラック50がシリンダ部42の他
端側開口から突出移動し、そのラック本体部52のほぼ
全体がシリンダ部42内から進出した時点で、ラック本
体部52の先端部が該終端部61aに当接し、それ以上
の移動が抑止されるようになっている。なお、ラック本
体部52の先端部が該終端部61aに当接すると共に、
後述する第1当接部8及び第2当接部62,63がピス
トン部51のフランジ部51aに当接する位置関係とな
っている。
【0040】また、ピニオンギヤカバー部65は、ラッ
クカバー部61の基端部の一側部に連設されており、ク
ラッチ支持ベース25に保持されたピニオンギヤ体55
の外周側を覆うように構成されている。そして、ラック
カバー部61及びピニオンギヤカバー部65の内側空間
で、ラック本体部52のラック歯52aがピニオンギヤ
体55のピニオンギヤ部56に噛合する。
【0041】また、このカバー体60には、適宜ネジ挿
通孔を有する取付片68a,68b,68cが形成され
ている。そして、クラッチ支持ベース25及びシリンダ
部42の他方側(上方側)端部を上記ハウジング体5の
一方の側板部7aの外側に配設した状態で、それらの外
側にカバー体60が配設されて、それらクラッチ支持ベ
ース25及びシリンダ部42と共に、ネジ17等によ
り、一方の側板部7aの外面側に取付けられる。
【0042】また、図6に示すように、上記ハウジング
体5の一方の側板部7aに、ピストン部51のフランジ
部51aと当接可能にシリンダ部42の他端側開口を覆
う第1当接部8が設けられると共に、前記カバー体60
に、ピストン部51のフランジ部51aと当接可能にシ
リンダ部42の他端側開口を覆う第2当接部62,63
が設けられる。
【0043】すなわち、図3,図4及び図6に示すよう
に、一方の側板部7aのうちシリンダ部42の他端側開
口近傍部分を、ラック50の移動方向(シリンダ部42
の軸心方向と同じ)に対して略水平な姿勢となるように
切り起すことにより、第1当接部8が形成されている。
そして、シリンダ部42の他端部を側板部7aの外面側
に取付けた状態で、第1当接部8が、シリンダ部42の
他端側開口内に突出するように配設される。なお、第1
当接部8は、ラック50のうちラック本体部52の進出
移動を妨げず、かつ、ピストン部51のフランジ部51
aに当接可能な程度の突出形状及び大きさに形成されて
いる。
【0044】そして、ラック50がシリンダ部42の他
端側開口から突出移動して、そのラック本体部52のほ
ぼ全体がシリンダ部42内から進出し、ピストン部51
がシリンダ部42の他端側開口近傍に達すると、該ピス
トン部51のフランジ部51aの上面周縁部が第1当接
部8に当接し、それ以上の移動が妨げられるようになっ
ている。特に、第1当接部8は、ラック50の移動方向
に対して略水平な姿勢となるように切り起されているた
め、第1当接部8自体が屈曲し難くなっており、より確
実にラック50の移動を抑止することができる。
【0045】また、図3及び図6に示すように、カバー
体60のラックカバー部61の周縁部のうちシリンダ部
42の他端側開口に連設状に配設されるL字状の周縁部
を部分的にシリンダ部42の他端側開口内周面の内側に
配設することにより、2つの第2当接部62,63が形
成されている。
【0046】このうち一方の第2当接部62は、上記第
1当接部8と対向する位置に配設され、他方側の第2当
接部63は、第1当接部8と第2当接部62との間であ
ってラック歯52aに対して反対側に設けられている。
すなわち、第1当接部8及び第2当接部62,63は、
シリンダ部42の他端側開口の周方向に沿って分散され
た位置に設けられている。そして、第1当接部8及び第
2当接部62,63がフランジ部51aの周縁部にその
中心から放射状の各位置で当接するようになっている。
本実施の形態では、第1当接部8及び第2当接部62,
63は、シリンダ部42の他端側開口(略円形状)の中
心に対して略45度の中心角で分散するように設けられ
ている。
【0047】なお、第2当接部62,63は、ラック5
0のうちラック本体部52の進出移動を妨げず、かつ、
ピストン部51のフランジ部51aに当接可能な程度の
突出形状及び大きさに形成されている。また、これら第
2当接部62,63のうち一方のみ設けた構成であって
もよい。
【0048】そして、ラック50がシリンダ部42の他
端側開口から突出移動し、そのラック本体部52のほぼ
全体がシリンダ部42内から進出し、ピストン部51が
シリンダ部42の他端側開口近傍に達すると、該ピスト
ン部51のフランジ部51aの上面周縁部が第2当接部
62,63に当接し、それ以上の突出方向への移動が妨
げられるようになっている。
【0049】このシートベルト用リトラクターのプリテ
ンショナー機構部では、通常の巻取・引出し動作時(プ
リテンショナー機構部の非作動時)では、図7に示すよ
うに、ラック50のラック歯52aとピニオンギヤ体5
5とが非噛合状態で、かつ、ピニオンギヤ体55に対し
て巻取ドラム2が自由回転自在な状態となっている。
【0050】そして、緊急時等には、図示省略の制御部
からの着火信号よりガス発生部41が着火され、その内
部の火薬の爆発により発生した高温高圧のガスが、シリ
ンダ部42内で瞬時に充満する。このガスの圧力で、図
8に示すように、ラック50が矢印Q方向に押圧駆動さ
れる。このラック50の矢印Q方向への移動に伴って、
そのラック歯52aに噛合するピニオンギヤ部56が矢
印P方向に回転駆動される。これに伴いピニオンギヤ体
55が回転し、この回転に伴って各クラッチローラ27
を介して結合体3が連動回転され、巻取ドラム2がウエ
ビングの弛みを除去する方向に回転される。
【0051】そして、図9に示すように、ラック歯52
aをピニオンギヤ部56に噛合させながら、ラック50
がシリンダ部42の一方端側開口より突出する方向に移
動する。最終的に、ラック50のラック歯52aの終端
の歯がピニオンギヤ体55と噛合する位置までラック5
0が移動してピニオンギヤ体55を回転させ、巻取ドラ
ム2をウエビング巻取方向に回転させて弛みを除去す
る。
【0052】ラック50のラック歯52aの終端の歯が
ピニオンギヤ体55と噛合する位置までラック50が移
動すると、ピストン部51のフランジ部51aはシリン
ダ部42の一方側開口より突出する直前の位置で、第1
当接部8及び各第2当接部62,63に当接する。これ
と実質的に同時期に、ラック本体部52の先端部が、ラ
ックカバー部61により形成されるラック本体部52の
移動案内路の終端部61aに当接する。これにより、ラ
ック50の突出移動が抑止される。
【0053】なお、上記プリテンショナー機構部40の
動作後において、トーションバー4によるエネルギー吸
収機構が作用すると、巻取ドラム2が逆転する。この
際、巻取ドラム2の逆転に伴って適宜ピニオンギヤ体5
5が矢印P方向と反対方向へ逆転し、またラック50が
矢印Q方向と反対方向へ移動する。
【0054】以上のように構成されたシートベルト用リ
トラクターによると、ピストン部51のフランジ部51
aを第1当接部8及び第2当接部62,63に当接させ
て、その移動を停止させるようにしているため、ラック
50の移動を停止させるための衝撃荷重を第1当接部8
及び第2当接部62,63に分散させて受止めることが
できる。従って、ラック50をより低衝撃で所定位置に
停止させることができる。
【0055】これにより、ピニオンギヤ体55やラック
歯52a、カバー体60等の破損をより確実に防止する
ことができる上、プリテンショナー機構部40動作後の
次動作、例えば、巻取ドラム2の慣性回動動作や巻取ド
ラム2をウエビング引出し方向へ回転させることによる
エネルギー吸収動作等を円滑に行える。
【0056】特に、ピストン部51のフランジ部51a
を第1当接部8及び第2当接部62,63に当接させる
のと実質的に同時に、ラック50の先端部を移動案内路
の終端部61aに当接させているため、ラック50の移
動を停止させるための衝撃荷重をさらに該終端部61a
にも分散させて受止めることができる。従って、ラック
50をより低衝撃で所定位置に停止させることができ
る。
【0057】なお、ここで、ピストン部51のフランジ
部51aが第1当接部8や第2当接部62,63に当接
し、また、ラック50の先端部が移動案内路の終端部6
1aに当接する各時間は、厳密に同じである必要はな
く、製造誤差、組付誤差等により多少ずれたものであっ
てもよい。すなわち、ラック50の移動停止時の衝撃荷
重を第1当接部8や第2当接部62,63、終端部61
aに分散できることを期待できれば多少の誤差は許容さ
れる。
【0058】また、第1当接部8及び第2当接部62,
63が、シリンダ部42の他端側開口の周方向に沿って
分散された位置に設けられているため、ピストン部51
のフランジ部51aをそれら第1当接部8及び第2当接
部62,63に当接させてラック50の移動を停止させ
た状態で、停止後のラック50の姿勢を傾きの少ないよ
り安定したものとすることができる。
【0059】これにより、プリテンショナー機構部40
動作後の次動作をより円滑に行える。
【0060】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1記載
のシートベルト用リトラクターによると、ピストン部を
第1当接部及び第2当接部に当接させて、その移動を停
止させるようにしているため、ラックの移動を停止させ
るための衝撃荷重を第1当接部及び第2当接部に分散さ
せて受止めることができる。従って、ラックをより低衝
撃で所定位置に停止させることができる。
【0061】また、請求項2記載の発明によれば、ラッ
クの先端部をも移動案内路の終端部に当接させているの
で、ラックの移動を停止させるための衝撃荷重をさらに
移動案内路の終端部にも分散させて受止めることができ
る。従って、ラックをより低衝撃で所定位置に停止させ
ることができる。
【0062】さらに、請求項3記載の発明によれば、シ
リンダ部の他端側開口の周方向に沿って分散させた位置
に設けられた第1当接部及び前記第2当接部に、ピスト
ン部を当接させてラックの移動を停止させているため、
停止後のラックの姿勢をより安定したものとすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るシートベルト用リ
トラクターを示す分解斜視図である。
【図2】同上のシートベルト用リトラクターの部分断面
正面図である。
【図3】同上のシートベルト用リトラクターのプリテン
ショナー機構部を示す分解斜視図である。
【図4】ハウジング体を示す斜視図である。
【図5】ピニオンギヤ体部分の断面説明図である。
【図6】ピストン部と第1当接部及び第2当接部との当
接部分を示す断面説明図である。
【図7】プリテンショナー機構部の初期状態を示す動作
説明図である。
【図8】プリテンショナー機構部の動作途中状態を示す
動作説明図である。
【図9】プリテンショナー機構部の動作終了状態を示す
動作説明図である。
【符号の説明】
1 シートベルト用リトラクター 2 巻取ドラム 5 ハウジング体 7a,7b 側板部 8 第1当接部 30 巻取機構 40 プリテンショナー機構部 41 ガス発生部 42 シリンダ部 43 収容筒部 44 シリンダ本体部 50 ラック 51 ピストン部 51a フランジ部 52 ラック本体部 52a ラック歯 55 ピニオンギヤ体 56 ピニオンギヤ部 60 カバー体 61 ラックカバー部 61a 終端部 62,63 第2当接部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の側板部を有するハウジングと、前
    記ハウジングの両側板部間で回転可能に支持されると共
    にウエビングの巻取り方向に回転付勢された巻取軸部
    と、前記ハウジングの一方の側板部に取付けられ車両緊
    急時に前記巻取軸部を前記巻取り方向に回転させて前記
    ウエビングを巻取るプリテンショナー機構部とを備えた
    シートベルト用リトラクターにおいて、 前記プリテンショナー機構部は、 ガスを発生させるガス発生部と、 一端に前記ガス発生部が装着されると共に他端部の一側
    部が前記ハウジングの一方の側板部の外面側に取付けら
    れたシリンダ部と、 前記巻取軸部と連動回転可能に保持されたピニオンギヤ
    と、 前記シリンダ部内に移動可能に収容されて前記ガスの圧
    力で押圧駆動されるピストン部が基端側に設けられると
    共に、先端側に前記ピニオンギヤに噛合するラック歯が
    形成され、前記ピストン部の前記押圧駆動に伴って前記
    ピニオンギヤを介して前記巻取軸部を前記巻取方向に回
    転させるラックと、 前記シリンダ部の他端部延長上に配設されて、前記シリ
    ンダ部の他端部から突出移動する前記ラックの移動案内
    路を形成するカバー体と、 を備え、 前記ハウジングの一方の側板部に、前記ピストン部と当
    接可能に前記シリンダ部の他端側開口を覆う第1当接部
    が設けられると共に、 前記カバー体に、前記ピストン部と当接可能に前記シリ
    ンダ部の他端側開口を覆う第2当接部が設けられたこと
    を特徴とするシートベルト用リトラクター。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシートベルト用リトラク
    ターであって、 前記ピストン部が前記第1当接部及び前記第2当接部に
    当接すると共に、前記ラックの先端部が前記移動案内路
    の終端部に当接することを特徴とするシートベルト用リ
    トラクター。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のシートベル
    ト用リトラクターであって、 前記第1当接部及び前記第2当接部は、前記シリンダ部
    の他端側開口の周方向に沿って分散させた位置に設けら
    れたことを特徴とするシートベルト用リトラクター。
JP2002145693A 2002-05-21 2002-05-21 シートベルト用リトラクター Expired - Lifetime JP3934483B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002145693A JP3934483B2 (ja) 2002-05-21 2002-05-21 シートベルト用リトラクター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002145693A JP3934483B2 (ja) 2002-05-21 2002-05-21 シートベルト用リトラクター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003335217A true JP2003335217A (ja) 2003-11-25
JP3934483B2 JP3934483B2 (ja) 2007-06-20

Family

ID=29704897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002145693A Expired - Lifetime JP3934483B2 (ja) 2002-05-21 2002-05-21 シートベルト用リトラクター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3934483B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006057557A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Daicel Chem Ind Ltd 回転体の回転装置
JP2006088780A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Tokai Rika Co Ltd ウエビング巻取装置
WO2006052020A1 (en) * 2004-11-11 2006-05-18 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Webbing retractor
KR100814115B1 (ko) 2006-12-21 2008-03-14 주식회사 삼송 안전벨트용 웨빙 권취장치의 실린더 고정구조
KR100835932B1 (ko) * 2007-05-16 2008-06-09 델파이코리아 주식회사 차량 리트랙터용 프리텐셔너
EP1992528A2 (en) 2007-05-18 2008-11-19 Delphi Korea Corporation Seat belt retractor
WO2009123318A1 (en) 2008-03-31 2009-10-08 Ashimori Industry Co., Ltd. Seatbelt retractor
JP2009262922A (ja) * 2008-03-31 2009-11-12 Ashimori Ind Co Ltd シートベルト用リトラクタ
JP2010202082A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Ashimori Ind Co Ltd シートベルト用リトラクタ
JP2010202080A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Ashimori Ind Co Ltd シートベルト用リトラクタ
JP2010221764A (ja) * 2009-03-20 2010-10-07 Ashimori Ind Co Ltd シートベルト用リトラクタ
WO2011040615A1 (en) 2009-09-30 2011-04-07 Ashimori Industry Co., Ltd. Seatbelt retractor
EP1992529A3 (en) * 2007-05-18 2011-06-15 Autoliv Development AB Torsion bar support structure of seat belt retractor
EP2431239A1 (en) 2010-09-17 2012-03-21 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Webbing retractor
JP2015168423A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 現代自動車株式会社Hyundaimotor Company 車両のアンカープリテンショナー
CN107539266A (zh) * 2017-08-03 2018-01-05 广州汽车集团股份有限公司 一种双头预紧式汽车安全带

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2009232573B2 (en) 2008-03-31 2011-11-24 Ashimori Industry Co., Ltd. Seatbelt retractor
KR101049899B1 (ko) 2011-01-26 2011-07-15 방준식 안전벨트용 화약관 장치 및 그 제조방법

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006057557A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Daicel Chem Ind Ltd 回転体の回転装置
JP4633402B2 (ja) * 2004-08-20 2011-02-16 ダイセル化学工業株式会社 回転体の回転装置
JP4518891B2 (ja) * 2004-09-21 2010-08-04 株式会社東海理化電機製作所 ウエビング巻取装置
JP2006088780A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Tokai Rika Co Ltd ウエビング巻取装置
WO2006052020A1 (en) * 2004-11-11 2006-05-18 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Webbing retractor
JP2006137290A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Tokai Rika Co Ltd ウエビング巻取装置
CN100358755C (zh) * 2004-11-11 2008-01-02 株式会社东海理化电机制作所 安全带卷收器
KR100814115B1 (ko) 2006-12-21 2008-03-14 주식회사 삼송 안전벨트용 웨빙 권취장치의 실린더 고정구조
KR100835932B1 (ko) * 2007-05-16 2008-06-09 델파이코리아 주식회사 차량 리트랙터용 프리텐셔너
EP1992533A2 (en) 2007-05-16 2008-11-19 Delphi Korea Corporation Cylinder in a pretensioner for seat belt retractor and pretensioner for seat belt retractor employing the same
EP1992529A3 (en) * 2007-05-18 2011-06-15 Autoliv Development AB Torsion bar support structure of seat belt retractor
EP1992528A2 (en) 2007-05-18 2008-11-19 Delphi Korea Corporation Seat belt retractor
US8596567B2 (en) 2008-03-31 2013-12-03 Ashimori Industry Co., Ltd. Seatbelt retractor
WO2009123318A1 (en) 2008-03-31 2009-10-08 Ashimori Industry Co., Ltd. Seatbelt retractor
JP2009262922A (ja) * 2008-03-31 2009-11-12 Ashimori Ind Co Ltd シートベルト用リトラクタ
JP2010202082A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Ashimori Ind Co Ltd シートベルト用リトラクタ
JP2010202080A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Ashimori Ind Co Ltd シートベルト用リトラクタ
JP2010221764A (ja) * 2009-03-20 2010-10-07 Ashimori Ind Co Ltd シートベルト用リトラクタ
WO2011040615A1 (en) 2009-09-30 2011-04-07 Ashimori Industry Co., Ltd. Seatbelt retractor
JP2011073595A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Ashimori Industry Co Ltd シートベルト用リトラクタ
US8727256B2 (en) 2009-09-30 2014-05-20 Ashimori Industry Co., Ltd. Seatbelt retractor
EP2431239A1 (en) 2010-09-17 2012-03-21 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Webbing retractor
CN102407824A (zh) * 2010-09-17 2012-04-11 株式会社东海理化电机制作所 安全带卷取装置
US9027864B2 (en) 2010-09-17 2015-05-12 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Webbing retractor
JP2015168423A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 現代自動車株式会社Hyundaimotor Company 車両のアンカープリテンショナー
CN107539266A (zh) * 2017-08-03 2018-01-05 广州汽车集团股份有限公司 一种双头预紧式汽车安全带
CN107539266B (zh) * 2017-08-03 2024-03-26 广州汽车集团股份有限公司 一种双头预紧式汽车安全带

Also Published As

Publication number Publication date
JP3934483B2 (ja) 2007-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003335217A (ja) シートベルト用リトラクター
JP3490630B2 (ja) プリテンショナー
EP2246225B1 (en) Seat belt retractor
JP6145368B2 (ja) シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP5388042B2 (ja) シートベルト用リトラクタ
US10196034B2 (en) Seat belt retractor
US6532739B2 (en) Pretensioner
US20110011969A1 (en) Seat belt retractor
JP5196386B2 (ja) シートベルト用リトラクター
JP4163608B2 (ja) ウエビング巻取装置
US8590824B2 (en) Seatbelt retractor
JP4602529B2 (ja) プリテンショナ
JP3886828B2 (ja) シートベルト用リトラクターのプリテンショナー
JP2012250627A (ja) シートベルト用リトラクタ
WO2012117610A1 (ja) シートベルト用リトラクタ
JP2007126148A (ja) プリテンショナー付ウエビング巻取装置
JP2006159986A (ja) シートベルト用リトラクター
JP4707817B2 (ja) シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP6381370B2 (ja) シートベルト用リトラクタ
JP2006159982A (ja) シートベルト用リトラクター
JP5276933B2 (ja) シートベルト用リトラクタ
JP2009241867A (ja) シートベルト用リトラクタ
JP5276882B2 (ja) シートベルト用リトラクタ
JP5813454B2 (ja) シートベルト用リトラクタ
JP4177848B2 (ja) プリテンショナー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3934483

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120330

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120330

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130330

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140330

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250