JP2003334466A - シュレッダー付きコンテナ - Google Patents
シュレッダー付きコンテナInfo
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- JP2003334466A JP2003334466A JP2002140709A JP2002140709A JP2003334466A JP 2003334466 A JP2003334466 A JP 2003334466A JP 2002140709 A JP2002140709 A JP 2002140709A JP 2002140709 A JP2002140709 A JP 2002140709A JP 2003334466 A JP2003334466 A JP 2003334466A
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- Japan
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- shredder
- container
- box
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- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一度に大量の紙等を破砕し得るシュレッダー
を、搬送車に対して脱着可能に構成されたコンテナに具
備することで、排出事業者から排出された大量の産業廃
棄物を確実に破砕処理できるようにした製品の安定度を
向上させると共に製造コストを低廉とし得る。 【解決手段】 搬送車11の荷台位置に脱着可能に搭載
される箱型コンテナであって、箱型本体の上面または側
面に開設した廃棄物投入用の開口部14と、前記箱型本
体の内部に配設され、開口部14に連通させた廃棄物破
砕用のシュレッダー16と、シュレッダー16に連接さ
れ、該シュレッダー16に内蔵の破砕機構30を駆動す
る駆動源22とからなり、前記箱型本体の開口部14を
介して前記シュレッダー16へ投入された廃棄物を前記
破砕機構30で小片に破砕した後、この小片を該箱型本
体の内部に貯留し得るよう構成した。
を、搬送車に対して脱着可能に構成されたコンテナに具
備することで、排出事業者から排出された大量の産業廃
棄物を確実に破砕処理できるようにした製品の安定度を
向上させると共に製造コストを低廉とし得る。 【解決手段】 搬送車11の荷台位置に脱着可能に搭載
される箱型コンテナであって、箱型本体の上面または側
面に開設した廃棄物投入用の開口部14と、前記箱型本
体の内部に配設され、開口部14に連通させた廃棄物破
砕用のシュレッダー16と、シュレッダー16に連接さ
れ、該シュレッダー16に内蔵の破砕機構30を駆動す
る駆動源22とからなり、前記箱型本体の開口部14を
介して前記シュレッダー16へ投入された廃棄物を前記
破砕機構30で小片に破砕した後、この小片を該箱型本
体の内部に貯留し得るよう構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シュレッダー付
きコンテナに関し、更に詳細には、使用済みの用紙等を
小片に破砕するシュレッダーを備えて、搬送車により任
意の場所へ移動させ得るコンテナに関するものである。
きコンテナに関し、更に詳細には、使用済みの用紙等を
小片に破砕するシュレッダーを備えて、搬送車により任
意の場所へ移動させ得るコンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】荷台の前方にアーム式の脱着装置が搭載
され、作業用途に応じて適宜選択されたコンテナを該脱
着装置を介して荷台に載置するよう構成された搬送車が
ある。この搬送車に搭載される各種のコンテナとして
は、液体あるいは可燃ガス等を充填する円筒形状のタン
クや、前方の壁面部が搬送車のキャビンスペースの背面
側と略同一高さに成形された所謂平ボディおよび矩形状
の箱型ボディ等があり、その前面側に位置する壁面部の
中央上部に、所要径の棒材を折曲してなる被係止部材が
水平方向に沿って配設されている。
され、作業用途に応じて適宜選択されたコンテナを該脱
着装置を介して荷台に載置するよう構成された搬送車が
ある。この搬送車に搭載される各種のコンテナとして
は、液体あるいは可燃ガス等を充填する円筒形状のタン
クや、前方の壁面部が搬送車のキャビンスペースの背面
側と略同一高さに成形された所謂平ボディおよび矩形状
の箱型ボディ等があり、その前面側に位置する壁面部の
中央上部に、所要径の棒材を折曲してなる被係止部材が
水平方向に沿って配設されている。
【0003】またアーム式の脱着装置は、荷台に配設さ
れたシリンダ等のアクチュエータに連接される第1アー
ムと、該第1アームの回動端部に軸支され、該軸支部に
対する先端部にフックが配設された第2アームとから構
成されている。そして着脱装置を使用しない場合には、
シリンダロッドをバレル本体の内部に向けてスライド移
動させ、第1アームを荷台の延在方向と略整列する方向
に傾倒させると共に、該第1アームと一体的に移動する
第2アームを第1アームの回動端部から略垂直方向に立
設させる。
れたシリンダ等のアクチュエータに連接される第1アー
ムと、該第1アームの回動端部に軸支され、該軸支部に
対する先端部にフックが配設された第2アームとから構
成されている。そして着脱装置を使用しない場合には、
シリンダロッドをバレル本体の内部に向けてスライド移
動させ、第1アームを荷台の延在方向と略整列する方向
に傾倒させると共に、該第1アームと一体的に移動する
第2アームを第1アームの回動端部から略垂直方向に立
設させる。
【0004】また前記コンテナを装着するに際しては、
荷台を搭載していない搬送車を該コンテナの前方位置に
車両後方から近接移動させ、この車両を停止させた状態
で前記脱着装置のシリンダロッドをバレル本体から延伸
させる。これにより、荷台の延在方向と略整列する位置
にあった第1アームが当該荷台から車両後方に向けて回
動起立すると共に、前記第2アームも第1アームと一体
的に車両の後方に向けて移動する。そして、第2アーム
の先端に配設されたフックがコンテナの前記被係止部材
を係止し得る位置まで脱着装置を回動させた後、該フッ
クを被係止部材に係止させる。
荷台を搭載していない搬送車を該コンテナの前方位置に
車両後方から近接移動させ、この車両を停止させた状態
で前記脱着装置のシリンダロッドをバレル本体から延伸
させる。これにより、荷台の延在方向と略整列する位置
にあった第1アームが当該荷台から車両後方に向けて回
動起立すると共に、前記第2アームも第1アームと一体
的に車両の後方に向けて移動する。そして、第2アーム
の先端に配設されたフックがコンテナの前記被係止部材
を係止し得る位置まで脱着装置を回動させた後、該フッ
クを被係止部材に係止させる。
【0005】この状態において、前記アクチュエータを
付勢してシリンダロッドをバレル本体内に移動させるこ
とで、第1アームおよび第2アームを車両の前方向に回
動させる。これにより第2アームのフックに係止された
コンテナがその前方壁面部を上方に持ち上げられつつ、
除々に車両に近接する方向に移動して当該車両の後端部
を乗り越える。そして更に脱着装置の回動が継続するこ
とで、該コンテナ全体が搬送車の荷台に乗り上げ、該脱
着装置が回動の初期位置まで帰還することにより当該コ
ンテナが荷台に搭載される。
付勢してシリンダロッドをバレル本体内に移動させるこ
とで、第1アームおよび第2アームを車両の前方向に回
動させる。これにより第2アームのフックに係止された
コンテナがその前方壁面部を上方に持ち上げられつつ、
除々に車両に近接する方向に移動して当該車両の後端部
を乗り越える。そして更に脱着装置の回動が継続するこ
とで、該コンテナ全体が搬送車の荷台に乗り上げ、該脱
着装置が回動の初期位置まで帰還することにより当該コ
ンテナが荷台に搭載される。
【0006】このように搬送車に搭載されるコンテナに
は、紙等の廃棄物を主として回収するようにしたものも
ある。この場合のコンテナは、前述した矩形状の箱型ボ
ディであって、幅方向中央部から左右側面方向に向けて
形成された緩斜面に該廃棄物を投入するための投入口が
形成されている。そして一般家庭においては、新聞紙や
各種の紙が分別状態で回収されたり、また企業等におい
ては、業務に使用した書類や段ボールあるいは上質紙以
外の紙等が適宜回収されることになる。
は、紙等の廃棄物を主として回収するようにしたものも
ある。この場合のコンテナは、前述した矩形状の箱型ボ
ディであって、幅方向中央部から左右側面方向に向けて
形成された緩斜面に該廃棄物を投入するための投入口が
形成されている。そして一般家庭においては、新聞紙や
各種の紙が分別状態で回収されたり、また企業等におい
ては、業務に使用した書類や段ボールあるいは上質紙以
外の紙等が適宜回収されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記コンテナに回収さ
れる紙のうち、企業内で使用された通常の書類に関して
は、それが使用済みとなった場合に、社内のシュレッダ
ーで破砕される場合が多い。また企業内の書類には重要
事項等を記載した書類があるが、これらは所定期間保存
されるのが一般的であるため、使用済みとなるまでの間
に社内で大量に蓄積されることになる。またこれらを処
分するに際しては、重要事項が外部に漏洩しないよう前
記シュレッダーで確実に破砕する必要があるが、大量に
蓄積されたものを処理することとなれば、それだけで多
大な労力と時間を要してしまう。従ってこのような場合
には、書類等をシュレッダーで破砕処理せずに排出され
ることがあり、重要事項が外部に漏洩してしまう危惧も
ある。しかも廃棄物の受入れ側となる産業廃棄物の処理
業者では、廃棄物を破砕するなどの処理をしてはならな
いと云う法律上の規制があるため、場合によってはこの
運送途中あるいは処分場等で漏洩してしまう危惧もあ
る。なお排出事業者側で産業廃棄物を処理することは法
律上許されているが、前述した如く多大な手間が生じ
る。このため排出事業者側において、大量の書類等を短
時間で確実に破砕するような処理機構等が希求されてい
る。
れる紙のうち、企業内で使用された通常の書類に関して
は、それが使用済みとなった場合に、社内のシュレッダ
ーで破砕される場合が多い。また企業内の書類には重要
事項等を記載した書類があるが、これらは所定期間保存
されるのが一般的であるため、使用済みとなるまでの間
に社内で大量に蓄積されることになる。またこれらを処
分するに際しては、重要事項が外部に漏洩しないよう前
記シュレッダーで確実に破砕する必要があるが、大量に
蓄積されたものを処理することとなれば、それだけで多
大な労力と時間を要してしまう。従ってこのような場合
には、書類等をシュレッダーで破砕処理せずに排出され
ることがあり、重要事項が外部に漏洩してしまう危惧も
ある。しかも廃棄物の受入れ側となる産業廃棄物の処理
業者では、廃棄物を破砕するなどの処理をしてはならな
いと云う法律上の規制があるため、場合によってはこの
運送途中あるいは処分場等で漏洩してしまう危惧もあ
る。なお排出事業者側で産業廃棄物を処理することは法
律上許されているが、前述した如く多大な手間が生じ
る。このため排出事業者側において、大量の書類等を短
時間で確実に破砕するような処理機構等が希求されてい
る。
【0008】
【発明の目的】この発明は、前述した従来技術に内在し
ている前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、一度に大量の紙等を破砕し得るシ
ュレッダーを、搬送車に対して脱着可能に構成されたコ
ンテナに具備することで、排出事業者から排出された大
量の産業廃棄物を確実に破砕処理できるようにしたこと
を目的とする。
ている前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、一度に大量の紙等を破砕し得るシ
ュレッダーを、搬送車に対して脱着可能に構成されたコ
ンテナに具備することで、排出事業者から排出された大
量の産業廃棄物を確実に破砕処理できるようにしたこと
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し、
所期の目的を好適に達成するため本発明に係るシュレッ
ダー付きコンテナは、搬送車の荷台位置に脱着可能に搭
載される箱型コンテナであって、箱型本体の上面または
側面に開設した廃棄物投入用の開口部と、前記箱型本体
の内部に配設され、前記開口部に連通させた廃棄物破砕
用のシュレッダーと、前記シュレッダーに連接され、該
シュレッダーに内蔵の破砕機構を駆動する駆動源とから
なり、前記箱型本体の開口部を介して前記シュレッダー
へ投入された廃棄物を前記破砕機構で小片に破砕した
後、この小片を該箱型本体の内部に貯留し得るよう構成
したことを特徴とする。
所期の目的を好適に達成するため本発明に係るシュレッ
ダー付きコンテナは、搬送車の荷台位置に脱着可能に搭
載される箱型コンテナであって、箱型本体の上面または
側面に開設した廃棄物投入用の開口部と、前記箱型本体
の内部に配設され、前記開口部に連通させた廃棄物破砕
用のシュレッダーと、前記シュレッダーに連接され、該
シュレッダーに内蔵の破砕機構を駆動する駆動源とから
なり、前記箱型本体の開口部を介して前記シュレッダー
へ投入された廃棄物を前記破砕機構で小片に破砕した
後、この小片を該箱型本体の内部に貯留し得るよう構成
したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るシュレッダー
付きコンテナにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面
を参照しながら以下説明する。なお該コンテナが搬送車
に載置された際に該搬送車のキャビンスペースに近接す
る側を前面側とし、該キャビンスペースから離間する側
を後面側とする。
付きコンテナにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面
を参照しながら以下説明する。なお該コンテナが搬送車
に載置された際に該搬送車のキャビンスペースに近接す
る側を前面側とし、該キャビンスペースから離間する側
を後面側とする。
【0011】このコンテナ10は、図1に示すように、
搬送車11の荷台位置に脱着可能に搭載される箱型タイ
プであって、箱型本体に形成された上面部が、該搬送車
11の前面側から観察した場合に緩斜面からなる台形状
に形成されると共に、該上面部の前面側が、台形状の所
謂上底部位からコンテナの前面側に向けて急勾配の斜面
12で形成されている。そしてこの山型に成形された箱
型本体の上面または側面には、コンテナ10の内部空間
と連通する廃棄物投入用の開口部14が開設されてい
る。
搬送車11の荷台位置に脱着可能に搭載される箱型タイ
プであって、箱型本体に形成された上面部が、該搬送車
11の前面側から観察した場合に緩斜面からなる台形状
に形成されると共に、該上面部の前面側が、台形状の所
謂上底部位からコンテナの前面側に向けて急勾配の斜面
12で形成されている。そしてこの山型に成形された箱
型本体の上面または側面には、コンテナ10の内部空間
と連通する廃棄物投入用の開口部14が開設されてい
る。
【0012】この開口部14は、図2および図3に示す
如く、コンテナ10の上面に形成された斜面12に沿っ
て開設されている。また箱型本体における上面部の内部
空間には、シュレッダー16が配設されている。すなわ
ち該シュレッダー16は、使用済みの上質紙から梱包用
として使用された段ボールまで(以下 紙材と云う)を小
片に破砕するのに充分な能力を備えたタイプであって、
その筐体に配設された投入口18を開口部14に対して
整列的に連通するよう所定位置に配設されている。
如く、コンテナ10の上面に形成された斜面12に沿っ
て開設されている。また箱型本体における上面部の内部
空間には、シュレッダー16が配設されている。すなわ
ち該シュレッダー16は、使用済みの上質紙から梱包用
として使用された段ボールまで(以下 紙材と云う)を小
片に破砕するのに充分な能力を備えたタイプであって、
その筐体に配設された投入口18を開口部14に対して
整列的に連通するよう所定位置に配設されている。
【0013】なお開口部14には、図3に示すように、
蓋体20が配設されている。この蓋体20は、シュレッ
ダー16の投入口18を閉成し得るに必要充分な大きさ
に寸法設定された板部材であって、斜面12に整列して
投入口18を閉成する位置と、該投入口18を開放する
位置との間を回動し得るよう軸支されている。そして蓋
体20は常には自重によって閉成状態にあり、紙材等を
投入する際には、該蓋体20の所定位置に配設されたグ
リップ(図示せず)を作業者が手指等で把持し、これを上
方に回動させることで開放位置で保持される。
蓋体20が配設されている。この蓋体20は、シュレッ
ダー16の投入口18を閉成し得るに必要充分な大きさ
に寸法設定された板部材であって、斜面12に整列して
投入口18を閉成する位置と、該投入口18を開放する
位置との間を回動し得るよう軸支されている。そして蓋
体20は常には自重によって閉成状態にあり、紙材等を
投入する際には、該蓋体20の所定位置に配設されたグ
リップ(図示せず)を作業者が手指等で把持し、これを上
方に回動させることで開放位置で保持される。
【0014】またコンテナ10における内部空間の前面
側には、図2および図3に示すように、駆動源22が配
設されている。すなわち該駆動源22は、大型モータ等
の電動機24およびバッテリー26で構成されたもので
あり、該電動機24から引導された接続ライン28をシ
ュレッダー16に接続することで、駆動源22の駆動力
を該シュレッダー16の内部に配設された破砕機構30
に伝達するよう構成されている。これによりコンテナ1
0を搬送車11から切り放して所定箇所に設置した単独
状態において、作業者がコンテナ10に配設された操作
部(図示せず)を操作して該駆動源22を起動させること
により、シュレッダー16の破砕機構30が回転するよ
うになっている。
側には、図2および図3に示すように、駆動源22が配
設されている。すなわち該駆動源22は、大型モータ等
の電動機24およびバッテリー26で構成されたもので
あり、該電動機24から引導された接続ライン28をシ
ュレッダー16に接続することで、駆動源22の駆動力
を該シュレッダー16の内部に配設された破砕機構30
に伝達するよう構成されている。これによりコンテナ1
0を搬送車11から切り放して所定箇所に設置した単独
状態において、作業者がコンテナ10に配設された操作
部(図示せず)を操作して該駆動源22を起動させること
により、シュレッダー16の破砕機構30が回転するよ
うになっている。
【0015】なお駆動源22としては、前記電動機24
に限定されるものではなく、例えば内燃機関であるエン
ジンやその他のものであってもよい。すなわちこのエン
ジンは、搬送車11に搭載された走行用のエンジンとは
別体のものであって、該電動機24と同様にコンテナ1
0の内部に独立して配設され、シュレッダー16に対し
て連結機構で接続されている。そして作業者がコンテナ
10に配設された前記操作部を操作することにより、該
エンジンの回転駆動力が伝達されるようになっている。
なおコンテナ11に搭載される駆動源22を電動機24
とするかあるいはエンジンとするかは、搬送車11の仕
様やコンテナ10の設置箇所あるいはその他の要因によ
って適宜選択される。
に限定されるものではなく、例えば内燃機関であるエン
ジンやその他のものであってもよい。すなわちこのエン
ジンは、搬送車11に搭載された走行用のエンジンとは
別体のものであって、該電動機24と同様にコンテナ1
0の内部に独立して配設され、シュレッダー16に対し
て連結機構で接続されている。そして作業者がコンテナ
10に配設された前記操作部を操作することにより、該
エンジンの回転駆動力が伝達されるようになっている。
なおコンテナ11に搭載される駆動源22を電動機24
とするかあるいはエンジンとするかは、搬送車11の仕
様やコンテナ10の設置箇所あるいはその他の要因によ
って適宜選択される。
【0016】またコンテナ10に配設されるシュレッダ
ー16は、前記コンテナ10に1基のみ配設したものを
例に挙げたが、このシュレッダー16の設置数は1基に
限定されるものではなく、複数基を配設するようにして
もよい。例えば前記段ボール等を破砕できるような処理
能力の高いシュレッダーと、書類等に使用される上質紙
等を破砕するシュレッダーとを併設し、各シュレッダー
の夫々に各紙材を投入できるようにする。これによって
紙材を破砕する処理能力が向上すると共に処理時間を短
縮することができる。
ー16は、前記コンテナ10に1基のみ配設したものを
例に挙げたが、このシュレッダー16の設置数は1基に
限定されるものではなく、複数基を配設するようにして
もよい。例えば前記段ボール等を破砕できるような処理
能力の高いシュレッダーと、書類等に使用される上質紙
等を破砕するシュレッダーとを併設し、各シュレッダー
の夫々に各紙材を投入できるようにする。これによって
紙材を破砕する処理能力が向上すると共に処理時間を短
縮することができる。
【0017】更にコンテナ10の内部には、図2および
図3に示す如く、圧縮機構34が配設されている。この
圧縮機構34は、コンテナ10の内部においてシュレッ
ダー16の排出側(実施例では底部後面側)に配設されて
おり、該シュレッダー16で破砕された紙材等の小片を
圧縮し、減容した固化状態で箱型本体の内部に貯留して
おくようにするものである。
図3に示す如く、圧縮機構34が配設されている。この
圧縮機構34は、コンテナ10の内部においてシュレッ
ダー16の排出側(実施例では底部後面側)に配設されて
おり、該シュレッダー16で破砕された紙材等の小片を
圧縮し、減容した固化状態で箱型本体の内部に貯留して
おくようにするものである。
【0018】そしてこれらの廃棄物は、次の回収までの
一定期間が経過した後に、図1に示すように、搬送車1
1に配設されたアーム式の脱着装置32を介してコンテ
ナ10と共に荷台に載置され、処理施設あるいは処分場
まで搬送された後に該コンテナ10の後面側に配設され
たドア36を開放して排出されるようなっている。なお
この圧縮機構34の駆動源としては、前記シュレッダー
16と同様に大型モータ等の電動機24およびバッテリ
ー26であったり、あるいは前記エンジンで構成され
る。
一定期間が経過した後に、図1に示すように、搬送車1
1に配設されたアーム式の脱着装置32を介してコンテ
ナ10と共に荷台に載置され、処理施設あるいは処分場
まで搬送された後に該コンテナ10の後面側に配設され
たドア36を開放して排出されるようなっている。なお
この圧縮機構34の駆動源としては、前記シュレッダー
16と同様に大型モータ等の電動機24およびバッテリ
ー26であったり、あるいは前記エンジンで構成され
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るシュレ
ッダー付きコンテナは、廃棄物としての紙材を破砕する
シュレッダーが一体的に配設されている。このため使用
済みの書類はもとより、これまで一般企業内で破砕処理
できなかった段ボール等の紙材も当該コンテナにおいて
容易に破砕できる。また社内から排出された大量の紙材
を一度に処理できるため、その処理時間を大幅に短縮で
きると共に労力の低減にも寄与できる利点がある。しか
もこのコンテナは、企業の所定位置に一定期間設置して
おき、その間に紙材の処理を当該企業が自ら行なうこと
により、廃棄物処理業者が書類等を焼却施設あるいは処
分場まで確実に運搬したかと云う確認をするまでもな
く、重要事項に関する内容が社外に漏洩すると云った不
測の事態を完全に回避することができる。
ッダー付きコンテナは、廃棄物としての紙材を破砕する
シュレッダーが一体的に配設されている。このため使用
済みの書類はもとより、これまで一般企業内で破砕処理
できなかった段ボール等の紙材も当該コンテナにおいて
容易に破砕できる。また社内から排出された大量の紙材
を一度に処理できるため、その処理時間を大幅に短縮で
きると共に労力の低減にも寄与できる利点がある。しか
もこのコンテナは、企業の所定位置に一定期間設置して
おき、その間に紙材の処理を当該企業が自ら行なうこと
により、廃棄物処理業者が書類等を焼却施設あるいは処
分場まで確実に運搬したかと云う確認をするまでもな
く、重要事項に関する内容が社外に漏洩すると云った不
測の事態を完全に回避することができる。
【図1】本発明の好適な実施例に係るシュレッダー付き
コンテナを搬送車に搭載した状態で示す全体正面図であ
る。
コンテナを搬送車に搭載した状態で示す全体正面図であ
る。
【図2】本発明の好適な実施例に係るシュレッダー付き
コンテナを単独で示す正面図である。
コンテナを単独で示す正面図である。
【図3】本発明の好適な実施例に係るシュレッダー付き
コンテナを単独で示す側面図である。
コンテナを単独で示す側面図である。
11 搬送車
14 開口部
16 シュレッダー
22 駆動源
24 電動機
26 バッテリー
30 破砕機構
34 圧縮機構
Claims (5)
- 【請求項1】 搬送車(11)の荷台位置に脱着可能に搭載
される箱型コンテナであって、 箱型本体の上面または側面に開設した廃棄物投入用の開
口部(14)と、 前記箱型本体の内部に配設され、前記開口部(14)に連通
させた廃棄物破砕用のシュレッダー(16)と、 前記シュレッダー(16)に連接され、該シュレッダー(16)
に内蔵の破砕機構(30)を駆動する駆動源(22)とからな
り、 前記箱型本体の開口部(14)を介して前記シュレッダー(1
6)へ投入された廃棄物を前記破砕機構(30)で小片に破砕
した後、この小片を該箱型本体の内部に貯留し得るよう
構成したことを特徴とするシュレッダー付きコンテナ。 - 【請求項2】 前記シュレッダー(16)は小片の排出側に
圧縮機構(34)を備え、前記シュレッダー(16)により破砕
された小片を圧縮して減容状態で前記箱型本体の内部に
貯留するようになっている請求項1記載のシュレッダー
付きコンテナ。 - 【請求項3】 前記駆動源(22)は、前記コンテナの内部
に配設した電動機(24)およびバッテリー(26)である請求
項1または2記載のシュレッダー付きコンテナ。 - 【請求項4】 前記駆動源(22)は、前記コンテナの内部
に配設したエンジンである請求項1または2記載のシュ
レッダー付きコンテナ。 - 【請求項5】 前記シュレッダー(16)の操作部は前記箱
型本体の外面に設けられ、前記搬送車(11)と切り放した
状態で該シュレッダー(16)の運転が可能になっている請
求項1〜4の何れかに記載のシュレッダー付きコンテ
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002140709A JP2003334466A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | シュレッダー付きコンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002140709A JP2003334466A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | シュレッダー付きコンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003334466A true JP2003334466A (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=29701522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002140709A Pending JP2003334466A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | シュレッダー付きコンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003334466A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006205011A (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-10 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | シュレッダコンテナ、並びにこのシュレッダコンテナを用いた廃棄物処理方法 |
KR100739866B1 (ko) | 2005-09-29 | 2007-07-16 | 주식회사 에스텍시스템 | 이동식 문서 파쇄장치 |
-
2002
- 2002-05-15 JP JP2002140709A patent/JP2003334466A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006205011A (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-10 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | シュレッダコンテナ、並びにこのシュレッダコンテナを用いた廃棄物処理方法 |
JP4641810B2 (ja) * | 2005-01-26 | 2011-03-02 | 新明和工業株式会社 | シュレッダコンテナ |
KR100739866B1 (ko) | 2005-09-29 | 2007-07-16 | 주식회사 에스텍시스템 | 이동식 문서 파쇄장치 |
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