JP2003333471A - デジタルスチルビデオカメラ - Google Patents

デジタルスチルビデオカメラ

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JP2003333471A
JP2003333471A JP2002141873A JP2002141873A JP2003333471A JP 2003333471 A JP2003333471 A JP 2003333471A JP 2002141873 A JP2002141873 A JP 2002141873A JP 2002141873 A JP2002141873 A JP 2002141873A JP 2003333471 A JP2003333471 A JP 2003333471A
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Kenta Kadomitsu
健太 角光
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録メディアに記録される動画を閲覧するた
めのインデックス画像を電源を投入していない状態でも
閲覧することが可能なデジタルスチルビデオカメラを提
供すること。 【解決手段】 撮像によって得られた動画データを記録
メディア(24)に記録するデジタルスチルビデオカメ
ラ(1)は、記録された情報を無電力で維持し且つ該情
報を表示する不揮発性の電子ペーパー(10)を備えて
いる。任意に設定されたサンプリング間隔で撮像中に動
画データから静止画データが取り込まれ、当該静止画デ
ータが適切な大きさにリサイズされてインデックス画像
(42)が作成される。インデックス画像(42)は電
子ペーパー(10)に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルスチルビ
デオカメラに関し、より詳細には、電子ペーパーを利用
したインデックス機能を有するデジタルスチルビデオカ
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタルスチルビデオカメラは、
撮像によって得られた動画データと共に閲覧用のインデ
ックス画像データを記録メディアに記録している。例え
ば、特開平10−215426号公報に開示されている
デジタルスチルビデオカメラでは、撮像によって得られ
た動画データを基にインデックス画像データ(即ち、静
止画データ)が生成され、動画データと共に当該インデ
ックス画像データが記録メディアに記録される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のデジタルスチル
ビデオカメラにおいては、記録メディアに閲覧用のイン
デックス画像を付加しない場合に比べて、記録メディア
に記録できる動画データの記録時間が短くなり、また、
インデックス画像を記録メディアから読出して表示する
のに、その都度処理時間が発生する。また、一般的なデ
ジタルスチルビデオカメラに備えられた液晶ファインダ
ー等の小さな表示部に一度に表示できるインデックス画
像の枚数には限りがある。一般的なデジタルスチルビデ
オカメラでは、電源が投入された状態でなければ、記録
メディアに記録されている画像データを液晶ファインダ
ー等の表示部に表示させることができない。それ故、記
録メディアに記録されているインデックス画像を見るに
は、デジタルスチルビデオカメラの電源を投入する必要
があり、特にデジタルスチルビデオカメラに電池が用い
られている場合は、電源投入による電池の消耗が懸念さ
れる。
【0004】本発明は、前述した課題に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、記録メディアに記録される動
画を閲覧するためのインデックス画像を電源を投入して
いない状態でも閲覧することが可能なデジタルスチルビ
デオカメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明のデジタルスチルビデオカメラは、請求項
1に記載したように、記録された情報を無電力で維持し
且つ該情報を表示する不揮発性の情報表示手段を備え、
撮像によって得られた動画データを記録メディアに記録
するデジタルスチルビデオカメラであって、任意に設定
されたサンプリング間隔で撮像中に動画データから静止
画データを取り込み、当該静止画データを適切な大きさ
にリサイズしてインデックス画像を作成し、当該インデ
ックス画像を前記情報表示手段で表示することを特徴と
している。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、記録され
た情報を無電力で維持し且つ該情報を表示する不揮発性
の情報表示手段にインデックス画像が表示されるので、
デジタルスチルビデオカメラの電源が投入されていない
状態でもインデックス画像を何時でも閲覧することがで
きる。また、記録メディアにインデックス画像データを
保存する必要が無いため、記録メディア容量を有効に利
用することができる。
【0007】また、本発明のデジタルスチルビデオカメ
ラは、請求項2に記載したように、任意に設定された前
記記録メディアへの動画データの記録時間と前記サンプ
リング間隔の設定値を基にリサイズ処理を行ない、イン
デックス画像のサイズを決定することを特徴としてい
る。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、任意に設
定された記録メディアへの動画データの記録時間(即
ち、撮影時間)を任意に設定されたサンプリング間隔の
設定値(即ち、サンプリングする時間間隔)で割って情
報表示手段でのインデックス画像の表示枚数を算出して
インデックス画像のサイズが決定され、リサイズ処理が
行なわれるため、情報表示手段の表示領域を有効に活用
することができる。
【0009】また、本発明のデジタルスチルビデオカメ
ラは、請求項3に記載したように、前記情報表示手段が
電子ペーパーであることを特徴としている。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、記録メデ
ィアとは別に、該記録メディアに記録されている動画を
閲覧するためのインデックス画像を記録し且つ無電力で
インデックス画像を表示する不揮発性の電子ペーパーを
デジタルスチルビデオカメラに設けたので、電子ペーパ
ー上に記録されたインデックス画像をデジタルスチルビ
デオカメラの電源を投入していない状態でも閲覧するこ
とが可能となる。
【0011】以上、本発明について簡潔に説明した。更
に、以下に説明される発明の実施の形態を添付の図面を
参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確
化されるであろう。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のデジタ
ルスチルビデオカメラの一実施形態を示す斜視図、図2
は図1のデジタルスチルビデオカメラのシステム構成を
示すブロック図、図3は図2の電子ペーパー記録装置の
模式図、そして図4は図3の電子ペーパー記録装置の記
録ヘッドの一例を示す図である。
【0013】図1に示されるデジタルスチルビデオカメ
ラ1は、記録メディアに撮像によって得られた動画像デ
ータを記録する電子映像機器である。
【0014】デジタルスチルビデオカメラ1は、電源ス
イッチ2と、撮影用のファインダー3と、撮影開始/停
止ボタン4と、液晶ファインダー5と、設定ボタン6
と、メディア挿入スロット7と、電子ペーパー取出し口
8と、取出用取っ手9を有する電子ペーパー10と、を
備えている。液晶ファインダー5は、LCD(即ち、L
iquid Crystal Display)を有し
ており、ファインダー3と同様に撮影時にも用いること
ができるファインダーである。また、液晶ファインダー
5は、画像以外にも、撮影/再生モード、ズーム倍率
値、動画データから静止画データをサンプリングする時
間間隔、インデックス画像のリサイズ値、記録メディア
容量、電池残量、日時、等の各種設定内容を表示するこ
とが可能である。尚、撮影用のファインダー3は、光学
ファインダーであるが、LCDを内蔵したものでもよ
い。メディア挿入スロット7は、撮像によって得られた
画像データを記録する記録メディア24が着脱自在に設
けられる挿入用スロットであり、このメディア挿入スロ
ット7に記録メディア24を挿入して撮影が行なわれ
る。設定ボタン6は、撮影時間(即ち、記録メディア2
4の記録容量)または記録時間、インデックス画像のリ
サイズ、サンプリング間隔、等の設定を行なうためのボ
タンである。電子ペーパー10は、電子ペーパー取出し
口8に着脱自在に設けられており、取出用取っ手9によ
って電子ペーパー取出し口8から容易に取出せるように
構成されている。この電子ペーパー10は、記録された
情報を無電力で維持し且つ該情報を表示する不揮発性の
情報表示手段である。
【0015】図2において、符号20は、フォーカスレ
ンズや必要に応じてズームレンズ等を備える撮影レンズ
を示し、符号21は撮像素子であるCCD(即ち、Ch
arge−Coupled Device)を示す。符
号22はCCD21によって撮像されたアナログのR
(赤)G(緑)B(青)映像信号をデジタル画像データ
に変換するA/D(即ち、アナログ−デジタル)変換器
を示す。
【0016】符号24は、CCD21による撮像によっ
て得られたデジタル画像データを記録するカード型の記
録メディアを示す。符号25は各種スイッチ操作ボタン
の操作検出部を示す。符号26は電子ペーパー記録装置
を示す。この電子ペーパー記録装置26は、電子ペーパ
ー内のマイクロカプセルまたは染料(トナー等)を電界
ヘッド、磁気ヘッドまたはサーマルヘッド等により制御
して発色や消色を行う記録装置である。符号27は、S
DRAM(即ち、Synchronous Dynam
ic Random Access Memory)を
示す。このSDRAM27は、フレームメモリなどの画
像記録処理用のバッファである。尚、インデックス画像
を電子ペーパーに書込むとき等に、記録メディア24か
ら画像データを読出してSDRAM27に一旦格納して
電子ペーパーへの書込みが行なわれる。符号28は不揮
発性のフラッシュROM(即ち、Read Only
Memory)を示す。このフラッシュROM28に
は、出荷時の初期設定値やユーザが設定した各種設定値
等が格納される。
【0017】符号29はCPU(即ち、Central
Processing Unit)を示す。このCP
U29は、バス31を介してシステム全体を制御してい
る。また、システムの各構成部は図2に矢印で示される
ようにバス31を介して互いに所要の情報を送受信可能
なように接続されている。CPU29は、操作検出部2
5からの検出信号に応じて、例えば、撮影開始/停止ボ
タン4の押下操作の際に撮影を開始して撮影画像の取込
みを行ない、逆に撮影開始/停止ボタン4の押下操作の
際に撮影を停止するといった制御や、リサイズ設定ボタ
ン6の操作に応じて、リサイズされたインデックス画像
の記録指令を電子ペーパー記録装置26へ伝送する等の
制御を行う。符号30はメモリコントローラを示す。こ
のメモリコントローラ30は、SDRAM27とフラッ
シュROM28のアクセスを制御し、CPU29の指令
により記録メディア24から画像データを読出してSD
RAM27に格納し、設定されたリサイズ値に従ってイ
ンデックス画像を作成して、電子ペーパー記録装置26
へ転送し、電子ペーパー記録装置26に電子ペーパー1
0へインデックス画像を記録させる、といった一連の制
御を行なう。尚、インデックス画像のリサイズ処理は電
子ペーパー記録装置26内で行ってもよい。
【0018】電子ペーパー記録装置26は、図3に示す
ように、記録ヘッド41を電子ペーパー10の記録面に
対して平行に移動させてスキャン記録(発色)やスキャ
ン消去(消色)を行う。記録ヘッド41は、電子ペーパ
ー10の種類に応じて選定されるが、その例としては、
サーマルヘッド、電界ヘッド、磁気ヘッド、等が挙げら
れる。尚、図4に、記録ヘッド41の一例としてサーマ
ルヘッドを示す。図4のサーマルヘッドでは、入力信号
端子41aに入力されるインデックス画像信号に応じて
ヘッド41bが電子ペーパー10に対してスキャン記録
を行う。サーマルヘッドを用いた熱記録方式の電子ペー
パーの例として、透明白濁型リライタブルマーキング方
式の電子ペーパー、ロイコ染料を用いた発消色型リライ
タブルマーキング方式の電子ペーパー、等が挙げられ
る。透明白濁型リライタブルマーキング方式の電子ペー
パーは高分子薄膜の中に脂肪酸の微粒子を分散したもの
で、110℃以上に加熱すると脂肪酸の溶融により樹脂
が膨張する。その後、冷却すると脂肪酸は過冷却状態に
なり液体のまま存在し、膨張した樹脂が固化する。その
後、脂肪酸が固化収縮して多結晶の微粒子となり樹脂と
微粒子間に空隙が生まれる。この空隙により光が散乱さ
れて白色に見える。次に、80℃から110℃の消去温
度範囲に加熱すると脂肪酸は一部溶融し、樹脂は熱膨張
して空隙を埋める。この状態で冷却すると透明状態とな
り画像の消去が行われる。一方、発消色型リライタブル
マーキング方式の電子ペーパーは無色のロイコ型染料と
長鎖アルキル基を有する顕消色剤との可逆的な発色およ
び消色反応を利用している。サーマルヘッドにより加熱
されるとロイコ染料と顕消色剤が反応して発色し、その
まま急冷すると発色状態が保持される。また、加熱後、
ゆっくり冷却すると顕消色剤の長鎖アルキル基の自己凝
集作用により相分離が起こり、ロイコ染料と顕消色剤が
物理的に分離されて消色する。電子ペーパー10に記録
されたインデックス画像42は、電子ペーパー10を図
1に示されるデジタルスチルビデオカメラ1のカメラ本
体から引出し用取っ手9により外へ引き出して閲覧可能
であり、電子ペーパー10単独で携帯していても不揮発
性なので記録画像が消えることはなく、デジタルスチル
ビデオカメラ1の電源スイッチ2をOFFにしていると
きでも閲覧することができる。尚、情報表示手段として
デジタルスチルビデオカメラ1に使用される電子ペーパ
ー10の他の例については以下のようなものが挙げられ
る。
【0019】例えば、図5は電気泳動式の電子ペーパー
で、透明なマイクロカプセル51内にブルーなどの着色
液体52と、白色微粒子53を入れて、電圧を印加する
ことにより白色微粒子を電気泳動させて白、青等をスイ
ッチング表示するものである。具体的には白色粒子には
酸化チタンを用いたマイクロカプセル51をITO電極
付きのフィルム上にシリコン樹脂をバインダとして塗布
し、イオンフロー方式により表面に負電荷パターンを与
えると、白色粒子はマイクロカプセルの下部に移動して
表面がブルー表示となり、逆に正電荷を与えると、白色
粒子はマイクロカプセルの上部へ移動して表面が白色表
示となる。なお、着色液体52を青、赤、緑、黒で構成
し、1画素を青、赤、緑、黒のカプセルで構成してカラ
ー表示を行うことも可能である。
【0020】図6はツイストボール式の電子ペーパーで
あり、半球毎に白、黒に塗り分けられた球形微粒子60
の向きを電界により制御して白、黒表示を行うものであ
る。粒子表面の白側61が負、黒側62が正のシートの
表面に負電荷パターンを与えると粒子が回転して黒半球
が上を向き黒表示となり、シートの表面に正電荷を与え
ると白半球が上を向くので白表示となる。また、同様
に、ボールを青、赤、緑、黒で構成してカラー表示を行
うことも可能である。
【0021】図7はゲストホスト型液晶に電圧を加えて
色素の吸収を変化させる方式の電子ペーパーであり、I
TO透明電極に液晶71、2色性染料72と樹脂の混合
物を塗布して、イオンフロー記録により画像を書込むと
染料が配向して白色の記録が行われる。また、60°C
以上で加熱すると元の灰色に戻り画像の消去が可能にな
る。あるいは、始めにコロナ帯電により白色状態にして
置いて、サーマルヘッドによる熱書込みにより画像形成
を行う。この場合も、2色染料を青、赤、緑、黒により
構成すればカラー表示が可能である。
【0022】また、コレステリック液晶と有機感光体複
合膜の電子ペーパーは、コレステリック液晶が無電界で
プレーナ配向となり液晶の螺旋ピツチに応じた色光を選
択反射し、弱い電界ではフォーカルコニック配合となっ
て光を透過してその状態を保持し、更に強い電界を印加
するとプレーナ配向に戻る、性質を利用して表示、非表
示を制御するものであり、媒体への書込みには有機光導
電膜を積層して液晶層への分圧を制御している。この場
合も、RGB層を重ねることによりカラー表示が可能で
ある。その他、図8に示すような、ITO電極80を付
けた2枚のガラス板の間に、色トナー82と白色粒子8
1を挟み込んで電圧を印加して表示する電子ペーパー等
がある。
【0023】次に、図9に示される動作フローチャート
を参照してデジタルスチルビデオカメラ1の動作を説明
する。尚、電子ペーパー10はカメラ本体に装着されて
いる。先ず、動画データを記録できる記録メディア24
の容量、即ち、撮影可能な時間と、サンプリング間隔、
即ち、動画データから静止画データをサンプリングする
時間間隔が、ユーザにより任意に設定される(即ち、S
100)。尚、サンプリング間隔と撮影時間の設定は、
図10(A)に示されるように、例えば、撮影時間が6
0分の記録メディアでサンプリング間隔が5分と設定さ
れると、CPU29は60/5=12と演算し、電子ペ
ーパー10のインデックス画像が12枚となる。また、
図10(B)に示されるように、撮影時間が40分の記
録メディアでサンプリング間隔を2分が設定されると、
CPU29は40/2=20と演算し、電子ペーパー1
0のインデックス画像が20枚となる。このとき、CP
U29は、SDRAM27に記録されたそれぞれのイン
デックス画像をメモリコントローラ30を介して自動的
にパラメータ演算によりリサイズする。即ち、任意に設
定されたサンプリング間隔で撮像中に動画データから静
止画データが取り込まれ、当該静止画データが適切な大
きさにリサイズされてインデックス画像が作成される。
尚、インデックス画像はオリジナルのアスペクト比がで
きるだけ保たれるようにCPU29により作成される。
【0024】撮影が実施されると、CPU29は記録メ
ディア24に撮像によって得られた動画データを記録す
る(即ち、S101)。尚、撮像によって静止画を得た
場合も同様であるが、ここでは静止画記録の説明は省略
する。そして、CPU29は、設定されたサンプリング
間隔で撮影中に動画データから静止画データをサンプリ
ングし、その撮影時間のうちサンプリング間隔を満たさ
ない終わりの方の半端な撮影時間については次の撮影開
始に備えてメモリであるフラッシュROM28に記録し
て、次に開始される撮影の撮影時間を前述の半端な撮影
時間に継続させてサンプリングを行なう(即ち、S10
2)。そして、CPU29は、記録メディア24からサ
ンプリングした静止画データをメモリコントローラ30
を介してSDRAM27に取り込んでバッファリングす
る(即ち、S103)。そして、CPU29は、SDR
AM27に読み込まれた静止画データから、設定された
リサイズパラメータ値に従ってインデックス画像データ
を作成し、電子ペーパー記録装置26により電子ペーパ
ー10にインデックス画像を記録して(即ち、S10
4)、撮影を終了する(即ち、S105)。
【0025】尚、電子ペーパー10上のインデックス画
像の表示枚数は、画像を認識できる最小サイズで表示し
たときの枚数を最大表示枚数として、当該最大表示枚数
内でのユーザによる任意の設定が可能とされる。尚、ユ
ーザの設定した記録メディア24の記録時間(若しくは
撮影時間)とサンプリング間隔によって、最大表示枚数
を超えるインデックス画像が生成される場合、CPU2
9は液晶ファインダー5に警告を表示して、推奨サンプ
リング間隔を提示する。尚、図10に示されるパラメー
タ演算は、未記録メディアがセットされた場合の例であ
って、既に記録されたメディアがセットされた場合は、
推定撮影時間とサンプリング間隔をユーザが設定する必
要がある。設定した時間を超えて撮影を続けた場合は、
CPU29は2倍のサンプリング間隔になるように既イ
ンデックス画像を間引きして再描画し、新たなインデッ
クス画像を記録する。
【0026】本発明によれば、電子ペーパーを採用して
いるので、インデックス画像の枚数を増やすことがで
き、インデックス画像が6〜9枚程度の市場のデジタル
スチルビデオカメラと比較して、大量のインデックス画
像を一度に閲覧することができる。また、記録メディア
24にインデックス画像を保存する必要がないため記録
メディア容量を有効に利用することができる。また、例
え記録メディアの画像データが破損した場合でも、電子
ペーパー10にインデックス画像が記録されているた
め、そのインデックス画像は閲覧することができる。更
に、電子ペーパーを用いれば液晶ファインダーよりも大
きなインデックス画像を見ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、記録された情報を無電力で維持し且つ該情報を表示
する不揮発性の情報表示手段にインデックス画像が表示
されるので、デジタルスチルビデオカメラの電源が投入
されていない状態でもインデックス画像を何時でも閲覧
することができる。また、記録メディアにインデックス
画像データを保存する必要が無いため、記録メディア容
量を有効に利用することができる。
【0028】また、本発明によれば、任意に設定された
記録メディアへの動画データの記録時間(即ち、撮影時
間)を任意に設定されたサンプリング間隔の設定値(即
ち、サンプリングする時間間隔)で割って情報表示手段
でのインデックス画像の表示枚数を算出してインデック
ス画像のサイズが決定され、リサイズ処理が行なわれる
ため、情報表示手段の表示領域を有効に活用することが
できる。
【0029】また、本発明によれば、記録メディアとは
別に、該記録メディアに記録されている動画を閲覧する
ためのインデックス画像を記録し且つ無電力でインデッ
クス画像を表示する不揮発性の電子ペーパーをデジタル
スチルビデオカメラに設けたので、電子ペーパー上に記
録されたインデックス画像をデジタルスチルビデオカメ
ラの電源を投入していない状態でも閲覧することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルスチルビデオカメラの一実施
形態を示す斜視図である。
【図2】図1のデジタルスチルビデオカメラのシステム
構成を示すブロック図である。
【図3】図2の電子ペーパー記録装置の模式図である。
【図4】図3の電子ペーパー記録装置の記録ヘッドの一
例を示す図である。
【図5】電気泳動方式の電子ペーパーを示す図である。
【図6】ツイストボール方式の電子ペーパーを示す図で
ある。
【図7】液晶/2色染料混入方式の電子ペーパーを示す
図である。
【図8】トナーディスプレイ方式の電子ペーパーを示す
図である。
【図9】デジタルスチルビデオカメラの処理動作のフロ
ーチャートである。
【図10】(A)はリサイズ処理(即ち、リサイズパラ
メータ演算)の一例を説明するための図であり、(B)
はリサイズ処理(即ち、リサイズパラメータ演算)の他
の例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 デジタルスチルビデオカメラ 2 電源スイッチ 3 ファインダー 4 撮影開始/停止ボタン 5 液晶ファインダー 6 設定ボタン 7 メディア挿入スロット 8 電子ペーパー取出し口 9 ペーパー引き出し用取っ手 10 電子ペーパー(情報表示手段) 20 レンズ 21 CCD 22 A/D変換器 24 記録メディア 25 操作検出部 26 電子ペーパー記録装置 27 SDRAM 28 フラッシュROM 29 CPU 30 メモリコントローラ 31 バス 41 記録ヘッド 42 インデックス画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 101:00 // H04N 101:00 5/91 N Fターム(参考) 2H054 AA01 5C022 AA13 AC00 AC69 5C052 AA12 AA16 AB05 AB09 AC08 CC01 DD02 GA02 GA07 GB01 GC03 GD03 GE08 5C053 FA08 FA14 GB21 HA30 HA33 KA04 KA24 KA25 LA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録された情報を無電力で維持し且つ該
    情報を表示する不揮発性の情報表示手段を備え、撮像に
    よって得られた動画データを記録メディアに記録するデ
    ジタルスチルビデオカメラであって、 任意に設定されたサンプリング間隔で撮像中に動画デー
    タから静止画データを取り込み、当該静止画データを適
    切な大きさにリサイズしてインデックス画像を作成し、
    当該インデックス画像を前記情報表示手段で表示するこ
    とを特徴とするデジタルスチルビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 任意に設定された前記記録メディアへの
    動画データの記録時間と前記サンプリング間隔の設定値
    を基にリサイズ処理を行ない、インデックス画像のサイ
    ズを決定することを特徴とする請求項1に記載したデジ
    タルスチルビデオカメラ。
  3. 【請求項3】 前記情報表示手段が電子ペーパーである
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載したデ
    ジタルスチルビデオカメラ。
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