JP2003333277A - 原稿搬送装置およびこれを備えた原稿読取装置並びに画像形成装置 - Google Patents

原稿搬送装置およびこれを備えた原稿読取装置並びに画像形成装置

Info

Publication number
JP2003333277A
JP2003333277A JP2002142531A JP2002142531A JP2003333277A JP 2003333277 A JP2003333277 A JP 2003333277A JP 2002142531 A JP2002142531 A JP 2002142531A JP 2002142531 A JP2002142531 A JP 2002142531A JP 2003333277 A JP2003333277 A JP 2003333277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
reading
guide
conductive
reading position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002142531A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3977140B2 (ja
Inventor
Kazushi Nishikata
一志 西方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002142531A priority Critical patent/JP3977140B2/ja
Publication of JP2003333277A publication Critical patent/JP2003333277A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3977140B2 publication Critical patent/JP3977140B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿表面側ガイドとして透明ガイド部材を用
いた自動原稿搬送装置において、原稿との摺擦による傷
つきを防止するとともに、帯電を防止する。 【解決手段】 原稿を読取位置へ搬送し、読取手段によ
って読み取られた原稿を排出する原稿搬送装置におい
て、搬送される原稿の表面側を、前記読取位置の上流側
付近から下流側付近においてガイドし、少なくとも前記
読取位置に対向する部分が透明なガイドマイラ14を有
し、ガイドマイラ14の少なくとも前記読取位置付近の原
稿ガイド面にハードコート領域14aを設け、前記読取位
置付近の上流側もしくは下流側の少なくとも一方の原稿
ガイド面に導電性領域14bあるいは半導電性領域を構成
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル読み取り
系を用いたデジタル複写機やプリンタ、あるいはFAX
等の画像処理装置などに使用される自動原稿搬送装置に
関し、特に原稿搬送に際して読取位置での原稿表面をガ
イドする表面ガイドを有する原稿搬送装置およびこれを
備えた原稿読取装置並びに画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機やプリンタ、あるいはF
AX等の画像処理装置において、プラテンガラス上に配
置され、原稿の画像情報を読み取るために、プラテンガ
ラス上の読取位置へ自動的に送るように構成した自動原
稿搬送装置(Auto Document Feeder、以下「ADF」と
いう)が知られている。近年の急速なデジタル化によ
り、デジタル読み取り、メモリ搭載による高速デジタル
複写機の発達や、低価格な普及機種へADF搭載、さら
にはネットワークを介してパソコン等に画像を転送する
ための画像入力手段として、ADFはより高精度、かつ
高速な画像の読取性能を求められている。
【0003】従来、プラテンガラスの上方にADFを設
置し、停止させた光学系の上で原稿を搬送させて原稿の
流し読みを行なうADFモードと、プラテンガラス上に
原稿をセットして光学系を移動させて読み取りを行なう
ブックモードの2つの読取モードを備える原稿読取装置
のADFにおいて、排出トレイの上方に原稿トレイを重
ねて配置し、原稿トレイから読取位置を通過して排出ト
レイまで導く原稿搬送路をUターンパスで構成すること
により、占有面積を減らし、装置の小型化を図ったもの
が知られている。
【0004】上記Uターンパスで読み取るADFには、
図15に示すように、透明なフィルム部材506を原稿の表
面側をガイドする部材として設けた形式のものがある。
尚、図15に挙げるADFは図示しない原稿読取装置およ
び画像形成装置の上に搭載されているものとする。
【0005】図15において、原稿をピックアップローラ
501から、分離ローラ502、搬送ローラ対503,504を経て
読取位置Qへ搬送して読み取り、排出ローラ対505で排
出するUターンパスにおいて、読み取り位置にあるUタ
ーン経路を、例えばPET材、ポリエチレン、ポリエス
テル等であって、100μm程度の厚みからなる透明シート
状ガイド部材506によって構成し、この透明シート状ガ
イド部材506によって原稿読取面側をガイドするもので
ある。尚、前記ガイド部材506の一端はガイドホルダ507
のボス部507aによって係止され、他端はプラテンガラ
ス508を経て排出ガイド509に乗っている。
【0006】ADFによる原稿読み取りは、図示しない
原稿読取装置の光学系が読取位置Qの真下に固定され、
ランプ光(白色光)によって読取位置Qを通過する原稿
を照射し、その反射光をCCDなどの光電変換素子によ
り読み取られる。
【0007】上記構成の利点として、以下のことが挙げ
られる。
【0008】(1)Uターンパスの曲率によらず、滑ら
かな搬送ガイド面を形成できる。
【0009】(2)原稿外側をガイドする部材が複数部
材で構成されている場合とは異なり、読取位置上流側か
ら読取位置を経て排出トレイに至るまで障害物がなく、
スムーズに搬送することができる。特に、読取位置から
排出トレイにまで導く排出ガイド部材に原稿先端が突入
するときのショックを軽減できる。
【0010】(3)読取位置から排出ガイド部材に原稿
をすくいあげる構成を設ける必要がないため、ADF読
取位置をブックモードの原稿読取領域内と別に設ける必
要がなく、容易な構成で更なる装置の小型化を図ること
ができる。
【0011】しかし、上記構成のように原稿表側をガイ
ドする手段として透明シート状ガイド部材506を用いた
場合、搬送される原稿が透明シート状ガイド部材506と
摺擦するために、透明シート状ガイド部材506が傷つい
てしまう問題があった。
【0012】これは原稿の搬送速度が速くなるほど、ま
たUターンパスの曲率が小さくなるほど、搬送する原稿
が厚紙であるほど、原稿表面が粗いほど、原稿と透明シ
ート状ガイド部材との摺擦は厳しくなる。そして、AD
Fモードの場合、原稿読取位置に透明シート状ガイド部
材の傷がかかってしまうと、画像副走査方向にまっすぐ
に延びる縦筋という画像欠陥となって現われてしまう。
【0013】このような問題に対して、従来、透明シー
ト状ガイド部材の原稿通シート面側全面にハードコート
処理を施して傷つきを防止している。ハードコート処理
とは、プラスチックフィルム部材表面に硬質の樹脂塗材
をコーティングする処理のことであり、コーティングさ
れた表面は硬度が高く、耐久性、耐摩耗性に優れ、搬送
される原稿との摺擦による傷つきを防止することができ
る。一般的にハードコート処理を施した表面硬度は、鉛
筆硬度(測定法:JIS K5400)3H〜4H程度であ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハード
コート処理が施された透明シート状ガイド部材表面は非
導電性(およそ表面比抵抗1016Ω/cm2以上)であるた
め、原稿との摺擦により透明シート状ガイド部材が帯電
してしまう。ハードコート処理を施す基材となるフィル
ム部材が半導電性(表面抵抗率106〜1012Ω/cm2)であ
っても、ハードコート処理を施した表面は非導電性とな
る。
【0015】ハードコート処理を施した透明シート状ガ
イド部材表面が帯電する条件は、原稿と透明シート状ガ
イド部材が摺擦する条件に比例する。すなわち、原稿の
搬送速度が速くなるほど、Uターンパスの曲率が小さく
なるほど、搬送する原稿が厚紙であるほど、原稿表面が
粗いほど、透明シート状ガイド部材には大きな電荷が蓄
積される。
【0016】透明シート状ガイド部材の通シート面が帯
電した場合、透明シート状ガイド部材が搬送中の原稿を
吸着し、原稿の等速搬送を乱してしまう。そして、帯電
がひどい場合には、原稿の搬送を止めてしまうこともあ
る。その結果、読み取られた画像に副走査方向へ部分的
あるいは全体的に伸びが発生する画像欠陥となって現わ
れることになる。
【0017】本発明は、このような従来技術における課
題を解決するものであり、その目的は、原稿表面側ガイ
ドとして透明ガイド部材を用いた自動原稿搬送装置にお
いて、原稿との摺擦による傷つきを防止するとともに、
帯電を防止し、透明ガイド部材の帯電によって原稿が吸
着されることによる読取画像の伸びを抑制する機構構成
を有する自動原稿搬送装置およびこれを備えた原稿読取
装置並びに画像形成装置を提供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、原稿を読取位置へ搬送
し、読取手段によって読み取られた原稿を排出する原稿
搬送装置において、搬送される原稿の表面側を、前記読
取位置の上流側付近から下流側付近においてガイドし、
少なくとも前記読取位置に対向する部分が透明な表面ガ
イド部材を有し、前記表面ガイド部材の少なくとも前記
読取位置付近の原稿ガイド面にハードコート処理を施
し、前記読取位置付近の上流側もしくは下流側の少なく
とも一方の原稿ガイド面に導電性部あるいは半導電性部
を構成したことを特徴とする。
【0019】上述のように構成された原稿搬送装置のガ
イド部材において、導電性部あるいは半導電性部を装置
本体の接地部に導通させることより、原稿との摺擦によ
る読取位置付近の傷つきを防止し、且つ、原稿との摺擦
によるガイド部材の帯電を防止できる。すなわち、ガイ
ド部材の帯電による原稿の吸着が抑制でき、読取画像の
副走査方向への伸びを防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態に係る原
稿搬送装置および原稿読取装置を備えた画像形成装置に
ついて図面を参照して説明する。
【0021】〔第1実施形態〕
【0022】図1は本発明の実施形態に係る画像形成装
置を説明する全体構成図であり、図2は本発明の実施形
態に係る原稿読取装置の要部を示す断面図である。
【0023】{装置全体構成}
【0024】まず原稿読取装置を備えた画像形成装置に
ついて図1により説明する。全体構成として画像形成装
置101の上に原稿読取装置(以下「スキャナ部」とい
う)90が置かれ、さらにその上に自動原稿搬送装置(以
下「ADF部」という)30が装着されている。
【0025】まず画像形成装置101の説明を簡単におこ
なう。この画像形成装置101は乾式電子写真プロセス技
術により画像を形成するものであり、113は画像書き込
み用の走査光源で、スキャナ部90によって読み取られた
画像に対し画像処理された後、記録信号に応じて走査光
が感光体ドラム108に対して照射されて潜像が形成され
る。
【0026】さらに、所定の現像プロセス手段により潜
像上にトナーが付着されトナー像が形成される。102は
紙あるいは、シートフィルム等の記録媒体(以下「記録
シート」という)を収容するカセットである。 記録信
号に応じてカセット102から記録シートがピックアップ
ローラ103によりピックアップされ、搬送ローラ104と分
離ローラ105によって一枚づつ分離給送されるととも
に、レジストローラ対106,107によって画像形成タイミ
ングに合わせて感光体ドラム108と対向する位置まで供
給され、転写装置109によって感光体ドラム108に形成さ
れたトナー像が記録媒体上に転写される。そして、トナ
ー像が転写された記録シートは定着装置110に送られて
定着される。
【0027】記録媒体の両面に画像を形成する場合、定
着装置110によって画像定着された記録シートは、定着
装置110の下流側に設けられた排出ローラ111により排出
トレイ112に排出される。
【0028】次にスキャナ部90について、図1及び図2
を参照して説明する。スキャナ部90の上面には平置きさ
れた原稿を読み取るためのプラテンガラス62が装着さ
れ、ADF部30はプラテンガラス62に対して開閉可能に
装着され、原稿抑えとしての役割を果たす。
【0029】スキャナ部90には読取手段としての原稿読
取キャリッジ50が図1の左右方向にガイド軸57に沿って
移動可能に装着され、平置きされた原稿をスキャン可能
とする。これに対する駆動伝達は不図示のモータより駆
動ギヤ58、駆動プーリ59,60、駆動ベルト61を介し、原
稿読取キャリッジ50に伝達される。この原稿読取キャリ
ッジ50には原稿を照射するランプ51と反射ミラー52,5
3,54、レンズ55、および光電変換素子56が搭載され
る。ランプ光は白色光であり、ランプ51により照射され
た原稿画像は反射ミラー52,53,54を介し、レンズ55を
経て光電変換素子56に導かれる。ADF部30により搬送
される原稿を読み取る場合は、この原稿読取キャリッジ
50が所定の読取位置Qまで移動、停止した状態で読み取
りが行なわれる。
【0030】{ADF部の構成}
【0031】次に、第1の実施形態にかかるADF部30
の構成について、図3乃至図7を参照して説明する。
尚、図3は上述のようなUターンパスで構成され、且つ
原稿表面側ガイド部材として透明シート状ガイド部材を
用いたADFの一例を示す構成図である。また、図4は
ADFの主要部分を拡大した断面図であり、図5は図4
におけるA−A断面図である。また、図6は読取位置付
近の構成を説明する拡大図であり、図7はADF部30に
装着されるシート状ガイド部材の構成を説明する斜視図
である。
【0032】図3において、1は原稿トレイ、2は原稿
の側部を規制する幅規制板である。3はピックアップロ
ーラであり、原稿を給送するため、図4の破線に示すよ
うに、原稿上面の位置3′まで下降してピックアップを
行なう。4は分離ローラで対向する分離パッド5と常に
接触し摩擦分離を行ない、原稿を一枚づつ搬送する。6
は第一搬送ローラ、7は搬送コロである。
【0033】原稿分離された原稿は内ガイド10と外ガイ
ド18で形成され、下方に湾曲傾斜した搬送路を進み、読
取位置Q直前の読取前ローラ11および読取前コロ12を経
て、読取位置Qまで搬送される。読取位置Q付近の原稿
裏側は読取ガイド13によってガイドされる。この読取ガ
イド13の対向側に位置し、原稿表側をガイドする手段と
して透明プラスチックフィルム部材であるシート状の原
稿表面ガイド部材(以後「ガイドマイラ」という)14が
装着されている。
【0034】ガイドマイラ14は例えばPET材、ポリエ
チレン、ポリエステル等からなる一般的な透明なプラス
チックフィルム部材であり、100μm程度の厚みで構成さ
れている。ガイドマイラ14をボス部により係止している
部材をマイラホルダ19と称する。ガイドマイラ14は一端
がマイラホルダ19のボス部19aで係止され、もう一端が
プラテンガラス62を経て排出ガイド20に乗っている。
【0035】読取ガイド13は読取位置Qと対向する面
が、プラテンガラス62と平行な平面部で構成され、その
平面部から上流側、下流側にそれぞれ連なって円弧状に
湾曲傾斜している。また、読取ガイド13は回動支点132
を中心に回動自在に装着され、バネ21によりプラテンガ
ラス62方向へ付勢されている。
【0036】また、図5に示すように、搬送方向に直交
する方向の読取ガイド13の両端には突き当て突起131が
設けられ、ガイドマイラ14を挟んでプラテンガラス62に
当接することから、読取ガイド13とガイドマイラ14との
微少間隔dが一定に保持される。従って、ガイドマイラ
14は読取位置Q付近でプラテンガラス62と接し、原稿画
像はこのガイドマイラ14とプラテンガラス62を通して読
み取られる。
【0037】読取位置Qを通過した原稿は上方に傾斜し
た排出ガイド20の上に装着されたガイドマイラ14に沿っ
て搬送され、排出ローラ15および排出加圧コロ16により
排出トレイ17に排出される。すわなち、このADFは原
稿トレイ1から読取位置Qを通過して排出トレイ17に至
るまでの搬送路をUターンパスで構成され、読取位置Q
はUターンパスの最下点に位置している。
【0038】(ガイドマイラ)
【0039】本実施形態におけるガイドマイラ14はポリ
エステルシートを用いており、図4、図6、図7に示す
ように、読取位置Q付近に位置する部分にハードコート
処理が施されている(ハードコート領域14a)。
【0040】尚、本件では以下の説明において、導電
性、半導電性、非導電性の識別を表面抵抗率(測定法:
JIS K6911)で考え、導電性を106Ω/cm2以下、半導電性
を106〜1012Ω/cm2、非導電性を1012Ω/cm2以上として
考える。
【0041】ハードコート領域14aは、読取位置Qを中
心に原稿搬送方向に所定の幅で施されている。本実施形
態での幅は±10mmに設計している。これは、キャリッジ
50の停止位置の誤差、組立誤差、部品誤差など原稿読取
位置のばらつきを考慮して設定されている。ハードコー
ト領域14aの上流側および下流側には、基材のポリエス
テルシートにアルミを蒸着処理させることにより、ガイ
ドマイラ14に導電性の機械的性質を付与した導電性領域
(導電性部)14bが配置されている。
【0042】また、読取位置Q上流側でガイドマイラ14
を係止しているマイラホルダ19の上方には、ガイドマイ
ラ14を挟んでアルミ板23が配置され、板バネ24によりマ
イラホルダ19方向に付勢されている。すなわち、アルミ
板23はガイドマイラ14の導電性領域14bの通シート面に
圧接されている。図7に示すように、アルミ板23は原稿
幅方向(原稿搬送方向と直交する方向)にわたって延在
しており、アルミ板23は導電性領域14bと面積をもって
圧接されている。
【0043】また、図7に示すように、ハードコート領
域14aの原稿幅方向において、原稿読取領域にかからな
い両端にもアルミ蒸着された導電性領域14bが配置され
ていることから、下流側の導電性領域14bも電気的にア
ルミ板23と接続されている。アルミ板23は装置本体の接
地部と導通されている。尚、ガイドマイラ14における14
cは読取前コロ12を逃げるための逃げ用穴であり、14d
はプレスホルダ19のボス部19aとの嵌合用の嵌合穴であ
る。
【0044】以上のようなADF部30の構成により、読
取位置Qにおけるガイドマイラ14はハードコートで保護
されていることから原稿との摺擦による傷つきは防止さ
れる。また、ハードコート領域14aの上流側および下流
側にはアルミを蒸着させた導電性領域14bが配置され、
かつアルミ板23を通して装置本体の接地部と導通されて
いることから、ガイドマイラ14の帯電を防止できる。
【0045】なお、ハードコート領域14aは非導電性で
あることから原理的には帯電するが、領域が小さいこ
と、周りに導電性部材で囲まれていることから、ハード
コート領域14aが帯電する電荷は僅かであり、原稿搬送
には問題がない。したがって、ガイドマイラ14の帯電に
より原稿を吸着することを抑制でき、読取画像の副走査
方向への伸びを防止できる。
【0046】{読取位置下流側で接地する例}第1の実
施形態におけるハードコート領域14aの接地部への導通
方法について、別の例を図8および図9を参照して説明
する。尚、図8は読取位置Qの下流側でハードコート領
域14aから接地部への導通をとった構成を説明する断面
図であり、図9はその構成を説明する斜視図である。
【0047】図8に示すように、排出ガイド201の通シ
ート面裏側にはアルミ板25を設け、ガイドマイラ14下流
側の導電性領域14bの一部を前記アルミ板25に接触させ
ることにより接地部へ導通をとる方法である。
【0048】図9に示すように、排出ガイド201には通
シート面から裏側に向けて開口穴201aが開いている。
ガイドマイラ14下流側の導電性領域14bの一部を開口穴
201aに差込み、排出ガイド201通シート面裏側に配置さ
れ、原稿幅方向に延在するアルミ板25に接触させてい
る。接触状態を安定させるために、板バネ26によりガイ
ドマイラ14をアルミ板25に圧接させている。また、ガイ
ドマイラ14下流側の導電性領域14bの一部は、排出ガイ
ド201の通シート面上に載せ、搬送ガイドとして機能さ
せる。
【0049】このようにすると、上述の読取位置Qの上
流側で導通をとる方法に比べてアルミ板25との接触面積
は減るものの、十分な面積が確保でき、効果は十分にあ
る。また、ガイドマイラ14の導通方法は、上流側と下流
側を組み合わせても、いずれか一つでも構わない。ま
た、本実施形態では、読取位置Qの上流側、下流側に導
電性領域14bを設けたが、上流側、下流側いずれか一方
でも従来技術と比較して十分な効果が得られる。
【0050】また、ガイドマイラ14から接地部への導通
方法は以上に限定するものではない。確実に導電性領域
に接触して装置本体の接地部へ導通が取られていればよ
い。また、本実施形態では、ガイドマイラ14の導電性領
域14bにアルミを蒸着処理させたが、ガイドマイラ14に
導電性の機械的性質を付与する手段、材質は限定するも
のではない。但し、原稿通シート面であるため、表面粗
さ、表面抵抗には注意が必要である。
【0051】第1の実施形態において、ガイドマイラ14
の導電性領域14bを半導電性の部材で構成しても十分な
効果が期待できる。すわなち、ガイドマイラ14の基材と
して半導電性のプラスチックフィルム部材を用い、読取
位置Q付近に部分的にハードコート処理をしたものを用
いてもよい。その際に、第1の実施形態で説明したよう
な面積をもってガイドマイラ14の半導電性領域(半導電
性部)と接触する導通板(アルミ板)を用いる必要があ
る。導通板との接触面積に比例して、ガイドマイラ14の
帯電防止が期待できる。
【0052】〔第2実施形態〕次に第2の実施形態にか
かるADF部301について図10および図11を参照して説
明する。尚、図10は第2の実施形態にかかるADFの読
取位置Q付近の構成を説明する拡大図であり、図11は第
2の実施形態にかかるADFに装着されるガイドマイラ
の構成を説明する斜視図である。また、同図において第
1の実施形態と同一部材または同一機能のものは同一符
号で示し、説明を省略する。
【0053】第2の実施形態では、従来のように透明プ
ラスチックフィルム部材の通シート面全面にハードコー
ト処理を施したハードコートガイドマイラ140の読取位
置Qの上流側に、導電性ガイドマイラ31を重ねて配置し
た構成である。
【0054】導電性ガイドマイラ31は、第1の実施形態
の導電性領域同様、プラスチックフィルム部材を基材と
してアルミを蒸着させたものである。また、 図11に示
すように、ハードコートガイドマイラ140および導電性
ガイドマイラ31には、それぞれ読取前コロ12を逃げるた
めの逃げ用穴14cおよびマイラホルダ19のボス部19aと
の嵌合用の嵌合穴14dが設けられている。従って、導電
性ガイドマイラ31はハードコートガイドマイラ140と重
ねた状態でマイラホルダ19に係止される。
【0055】そして、第1の実施形態同様に、マイラホ
ルダ19の上方にはアルミ板23が板バネ24により付勢され
ており、導電性ガイドマイラ31はアルミ板23と面接触す
ることにより接地部へ導通されている。
【0056】以上のようなADF部301の構成により、
読取位置Qにおけるハードコートガイドマイラ140はハ
ードコートで保護されていることから原稿との摺擦によ
る傷つきは防止される。また、読取位置Qの上流側にア
ルミを蒸着させた導電性ガイドマイラ31を通シート面に
重ねて配置することにより、ガイドマイラの帯電を防
ぎ、原稿吸着による画像の伸びを防止できる。
【0057】上述のようにガイドマイラを2部材で構成
する方法は、生産数量などを加味した場合に、部分的に
ハードコート処理するよりも2部材で構成した方がコス
ト的に有利になるケースもある。
【0058】なお、第2の実施形態で用いた導電性ガイ
ドマイラ31にあっても、半導電性のプラスチックシート
を用いても構わない。導電性のガイドマイラを用いるよ
りも効果は落ちるものの、従来技術に対して十分に効果
が得られる。その際に、接地部への導通方法は接触面積
を十分に確保することが望ましい。
【0059】尚、第2の実施形態で説明した導電性シー
ト31に用いた金属材料の種類、手段、接地部への導通方
法などは第1の実施形態同様、上記に限定するものでは
ない。
【0060】〔第3実施形態〕次に第3の実施形態にか
かるADF部302について、図12および図13を参照して
説明する。なお、図12は第3の実施形態にかかるADF
の読取位置Q付近の構成を説明する拡大図であり、図13
は第3の実施形態にかかるADFに装着されるガイドマ
イラの構成を説明する斜視図である。また、この実施形
態においても第1、第2の実施形態と同一部材または同
一機能のものは同一符号で示し、説明を省略する。
【0061】第3の実施形態では、従来のように透明プ
ラスチックフィルム部材の通シート面全面にハードコー
ト処理を施したハードコートガイドマイラ140の読取位
置Qの下流側に、導電性ガイドマイラ32を重ねて配置し
た構成である。導電性ガイドマイラ32は、第1、第2の
実施形態の導電性領域同様、プラスチックフィルム部材
を基材としてアルミを蒸着させたものである。
【0062】第1の実施形態で説明した下流側で導通を
とる構成同様、排出ガイド202の通シート面裏側にはア
ルミ板25が配置されており、導電性ガイドマイラ32がア
ルミ板と面接触することにより接地部と導通をとる構成
になっている。そして、図13に示すように、導電性ガイ
ドマイラ32は、排出ガイド202の原稿幅方向の両端でビ
ス202bにより係止されている。導電性ガイドマイラ32
の一部は導通をとるため、排出ガイド202の開口部202a
を経由してアルミ板25と接触し、一部は排出ガイド202
の通シート面上に載せられ搬送ガイドとして機能する。
また、ハードコートガイドマイラ140に切欠き穴140aを
設け、導電性ガイドマイラ31を潜り込ませている。これ
は、ハードコートガイドマイラ140から導電性ガイドマ
イラ31への原稿の受け渡しを滑らかに行なうためであ
る。
【0063】以上のようなADF部302の構成により、
読取位置Qにおけるガイドマイラ14はハードコートで保
護されていることから原稿との摺擦による傷つきは防止
される。また、読取位置Qの下流側にアルミを蒸着させ
た導電性ガイドマイラ32を通シート面に重ねて配置する
ことにより、ガイドマイラの帯電を防ぎ、原稿吸着によ
る画像の伸びを防止できる。
【0064】なお、第2の実施形態同様、導電性ガイド
マイラ32を半導電性のプラスチックシートを用いても構
わない。導電性のガイドマイラを用いるよりも効果は落
ちるものの、従来技術に対して十分に効果が望める。
尚、第3の実施形態で説明した導電性シート32に用いた
金属材料の種類、手段、接地部への導通方法などは第
1、第2の実施形態同様、上記に限定するものではな
い。
【0065】〔第4実施形態〕次にガイドマイラの第4
実施形態について説明する。この実施形態では、一枚の
ハードコート処理を施したハードコートガイドマイラ14
0と、一枚の導電性のガイドマイラを組み合わせること
によって、読取位置Qの通シート面にはハードコート面
が位置し、読取位置Qの上流側、下流側には導電性領域
が位置するように構成したものである。
【0066】図14は、一枚のハードコート処理を施した
ハードコートガイドマイラ140と一枚の導電性ガイドマ
イラ33との組み付け状態を説明する斜視図である。
【0067】図に示すように、導電性ガイドマイラ33の
読取位置Qの上流側に通し穴33aを設け、読取位置Qに
おいてハードコート処理を施した面が通シート面上に位
置するようにガイドマイラ14を導電性ガイドマイラ33の
裏面から通す。穴の位置は、本実施形態では約15mmに設
計した。
【0068】通過させたハードコートガイドマイラ140
の一端はそのまま導電性ガイドマイラ33の通シート面上
に重ねて配置する。ハードコートガイドマイラ140の一
端は導電性ガイドマイラ33の表面ができるだけ通シート
面に現われるようにテーパー形状にカットされている。
導電性ガイドマイラ33の読取位置Q付近には読取窓穴33
bが設けられている。すなわち、搬送される原稿は、透
明なガイドマイラ14を通して読み取られる。
【0069】以上のような構成により、ハードコート領
域と導電性領域との位置関係はほぼ第1の実施形態同様
となり、ガイドマイラの帯電防止効果は第1の実施形態
と同等のものが得られる。また、第2の実施形態と第3
の実施形態を組み合わせて、読取位置Qの上流側、下流
側に導電性ガイドマイラをそれぞれ重ねて配置しても同
様の効果が得られる。
【0070】第1〜第3の実施形態同様、導電性ガイド
マイラの代りに半導電性のプラスチックフィルムを用い
ても従来技術と比べて十分な効果が得られる。尚、第4
の実施形態で説明した導電性シート33に用いた金属材料
の種類、手段、接地部への導通方法などは第1、第2の
実施形態同様、上記に限定するものではない。
【0071】
【発明の効果】以上の説明のように本発明によれば、原
稿搬送装置の表面ガイド部材の導電性部あるいは半導電
性部を装置本体の接地部に導通させることより、原稿と
の摺擦による読取位置付近の傷つきを防止し、且つ、原
稿との摺擦によるガイド部材の帯電を防止できる。すな
わち、ガイド部材の帯電による原稿の吸着が抑制でき、
読取画像の副走査方向への伸びを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置を説明す
る全体構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係る原稿読取装置の要部を
示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るADF部の1例
を説明する構成図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るADF部の要部
を示す断面図である。
【図5】図4におけるA-A断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係るADF部におけ
る読取位置付近の概略構成を示す拡大図である。
【図7】本発明の第1の実施形態に係るADF部に装着
されるシート状ガイド部材の概略構成を示す斜視図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施形態の応用例の概略構成を
説明する拡大図である。
【図9】本発明の第1の実施形態の応用例に用いられる
シート状ガイド部材の構成を説明する斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係るADF部にお
ける読取位置付近の概略構成を示す拡大図である。
【図11】本発明の第2の実施形態に係るADF部に装
着されるシート状ガイド部材の概略構成を示す斜視図で
ある。
【図12】本発明の第3の実施形態に係るADF部にお
ける読取位置付近の概略構成を示す拡大図である。
【図13】本発明の第3の実施形態に係るADF部に装
着されるシート状ガイド部材の概略構成を示す斜視図で
ある。
【図14】本発明の第4の実施形態に係るADF部に装
着されるシート状ガイド部材の概略構成を示す斜視図で
ある。
【図15】従来のADFの1例における要部を示す断面
図である。
【符号の説明】
Q …読取位置 d …微少間隔 1 …原稿トレイ 2 …幅規制板 3 …ピックアップローラ 4 …分離ローラ 5 …分離パッド 6 …第一搬送ローラ 7 …搬送コロ 10 …内ガイド 11 …読取前ローラ 12 …読取前コロ 13 …読取ガイド 14 …ガイドマイラ 14a …ハードコート領域 14b …導電性領域 14c …逃げ用穴 14d …嵌合穴 15 …排出ローラ 16 …排出加圧コロ 17 …排出トレイ 18 …外ガイド 19 …マイラホルダ 19a …ボス部 20 …排出ガイド 21 …バネ 23 …アルミ板 24 …板バネ 25 …アルミ板 26 …板バネ 30 …ADF部 31 …導電性ガイドマイラ 32 …導電性ガイドマイラ 33 …導電性ガイドマイラ 33a …通し穴 33b …読取窓穴 50 …原稿読取キャリッジ 51 …ランプ 52,53,54 …反射ミラー 55 …レンズ 56 …光電変換素子 57 …ガイド軸 58 …駆動ギヤ 59,60 …駆動プーリ 61 …駆動ベルト 62 …プラテンガラス 90 …スキャナ部 101 …画像形成装置 102 …カセット 103 …ピックアップローラ 104 …搬送ローラ 105 …分離ローラ 106,107 …レジストローラ対 108 …感光体ドラム 109 …転写装置 110 …定着装置 111 …排出ローラ 112 …排出トレイ 131 …突き当て突起 132 …回動支点 140 …ハードコートガイドマイラ 140a …切欠き穴 201 …排出ガイド 201a …開口穴 202 …排出ガイド 202a …開口部 202b …ビス 301 …ADF部 302 …ADF部 501 …ピックアップローラ 502 …分離ローラ 503,504 …搬送ローラ対 505 …排出ローラ対 506 …透明シート状ガイド部材 507 …ガイドホルダ 507a …ボス部 508 …プラテンガラス 509 …排出ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H076 AA04 BA24 BA35 BA36 BA39 BA45 2H108 AA05 JA00 JA02 3F101 AA08 FA04 FB17 FD01 FD02 FD04 FD07 FD08 FD10 LA01 LB02 5C062 AA01 AB02 AB32 AC10 AD06 BA00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読取位置へ搬送し、読取手段によ
    って読み取られた原稿を排出する原稿搬送装置におい
    て、 搬送される原稿の表面側を、前記読取位置の上流側付近
    から下流側付近においてガイドし、少なくとも前記読取
    位置に対向する部分が透明な表面ガイド部材を有し、 前記表面ガイド部材の少なくとも前記読取位置付近の原
    稿ガイド面にハードコート処理を施し、前記読取位置付
    近の上流側もしくは下流側の少なくとも一方の原稿ガイ
    ド面に導電性部あるいは半導電性部を構成したことを特
    徴とする原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】 原稿を読取位置へ搬送し、読取手段によ
    って原稿画像を読み取った後、排出する原稿搬送パスが
    Uターンパスで構成され、前記読取位置がUターンパス
    の最下点近傍に位置することを特徴とする請求項1記載
    の原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記表面ガイド部材が一枚の半導電性の
    シート部材で構成され、該シート状の表面ガイド部材の
    前記読取位置付近にハードコート処理を施していること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の原稿搬送装
    置。
  4. 【請求項4】 前記表面ガイド部材の前記導電性部は、
    前記読取位置付近の上流側もしくは下流側の少なくとも
    一方の原稿ガイド面に金属材料をコーティング処理させ
    ることにより構成されていることを特徴とする請求項3
    記載の原稿搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記表面ガイド部材の前記導電性部ある
    いは前記半導電性部は、原稿ガイド面全面にハードコー
    ト処理を施したシート部材の原稿ガイド面側の上に、導
    電性シート部材もしくは半導電性シート部材を重ねて配
    置することにより構成されていることを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の原稿搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記導電性シート部材は、原稿ガイド面
    に金属材料をコーティング処理させたシート部材である
    ことを特徴とする請求項5記載の原稿搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記金属材料がアルミ材であることを特
    徴とする請求項4又は請求項6に記載の原稿搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記表面ガイド部材の前記導電性部ある
    いは前記半導電性部に導電性部材を接触させ、該導電性
    部材を装置本体の接地部に導通させたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の原稿搬送
    装置。
  9. 【請求項9】 原稿搬送装置によって搬送される原稿を
    読取手段で読み取る原稿読取装置において、前記原稿搬
    送装置として、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に
    記載の原稿搬送装置を備えたことを特徴とする原稿読取
    装置。
  10. 【請求項10】 原稿に記載された情報を読み取る原稿
    読取装置と、記録媒体に像を形成する画像記録装置とを
    有する画像形成装置において、 前記原稿読取装置として、請求項9記載の原稿搬読取置
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2002142531A 2002-05-17 2002-05-17 原稿搬送装置およびこれを備えた原稿読取装置並びに画像形成装置 Expired - Fee Related JP3977140B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002142531A JP3977140B2 (ja) 2002-05-17 2002-05-17 原稿搬送装置およびこれを備えた原稿読取装置並びに画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002142531A JP3977140B2 (ja) 2002-05-17 2002-05-17 原稿搬送装置およびこれを備えた原稿読取装置並びに画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003333277A true JP2003333277A (ja) 2003-11-21
JP3977140B2 JP3977140B2 (ja) 2007-09-19

Family

ID=29702791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002142531A Expired - Fee Related JP3977140B2 (ja) 2002-05-17 2002-05-17 原稿搬送装置およびこれを備えた原稿読取装置並びに画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3977140B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006246058A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
US7616353B2 (en) 2003-12-16 2009-11-10 Canon Kabushiki Kaisha Image reading unit and image forming apparatus comprising the same
JP2009278533A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置
JP2010021995A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Toshiba Corp 原稿搬送装置、画像読取装置及び原稿搬送方法
JP2010206632A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、及び複写機
JP2014076872A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Oki Data Corp 媒体搬送装置、読取装置および複合装置
US10694065B2 (en) 2016-09-12 2020-06-23 Hewlett-Packard Development, L.P. Media ramp with film

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7616353B2 (en) 2003-12-16 2009-11-10 Canon Kabushiki Kaisha Image reading unit and image forming apparatus comprising the same
JP2006246058A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP4563221B2 (ja) * 2005-03-03 2010-10-13 株式会社リコー 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP2009278533A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置
JP2010021995A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Toshiba Corp 原稿搬送装置、画像読取装置及び原稿搬送方法
JP2010206632A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、及び複写機
JP2014076872A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Oki Data Corp 媒体搬送装置、読取装置および複合装置
US10694065B2 (en) 2016-09-12 2020-06-23 Hewlett-Packard Development, L.P. Media ramp with film

Also Published As

Publication number Publication date
JP3977140B2 (ja) 2007-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7295792B2 (en) Image-forming apparatus with support member housing communications unit
US8561982B2 (en) Sheet conveying apparatus, automatic document feeding apparatus including same, image forming apparatus with first sheet conveyance guide having an opening
KR100732594B1 (ko) 시트 반송 장치, 화상 판독 장치 및 화상 형성 장치
JP2013249185A (ja) シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
US9617108B2 (en) Recording medium conveyor and image forming apparatus incorporating the recording medium conveyor
JPH04338034A (ja) 可撓の紙トレイ
US8840110B2 (en) Sheet conveying device, image reading device provided with the same, and image forming apparatus provided with the same
JP3977140B2 (ja) 原稿搬送装置およびこれを備えた原稿読取装置並びに画像形成装置
US7346304B2 (en) Transfer device having guiding member that guides recording medium to transfer position
JP2005075606A (ja) 搬送装置およびそれを備えた画像形成装置、複写機
JP7005300B2 (ja) 画像読取装置
JP2002080143A (ja) 転写位置への転写材ガイド装置及びそれを用いた画像形成装置
JP3647010B2 (ja) 画像形成装置
JP2004189345A (ja) 用紙搬送装置及び用紙搬送方法
JPH0520039Y2 (ja)
JP6884591B2 (ja) 画像読取装置、及び画像形成装置
JP2000255835A (ja) 用紙巻付検知装置
JP3584145B2 (ja) シート搬送装置及び画像読取装置
JP4208470B2 (ja) 画像読み取り装置及び画像形成装置
EP1505019A1 (en) Paper feeder and image forming apparatus
JP4176498B2 (ja) 画像形成装置の給紙機構
JP3594773B2 (ja) 画像入力装置
JP6739984B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP4422224B2 (ja) 画像形成装置
JP2006115294A (ja) 原稿読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070620

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130629

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees