JP2003332928A - 半導体装置用基板 - Google Patents

半導体装置用基板

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JP2003332928A
JP2003332928A JP2002140528A JP2002140528A JP2003332928A JP 2003332928 A JP2003332928 A JP 2003332928A JP 2002140528 A JP2002140528 A JP 2002140528A JP 2002140528 A JP2002140528 A JP 2002140528A JP 2003332928 A JP2003332928 A JP 2003332928A
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JP
Japan
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tuner
semiconductor device
substrate
circuit
device substrate
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JP2002140528A
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English (en)
Inventor
Yoichi Sakagami
洋一 坂上
Noboru Sadai
登 定井
Shigenori Ueno
茂徳 上野
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、既製の筐体形状を変えること
なく、機器の小型・薄型化や、デザイン性を重視した自
由な形状の機器への複数波受信用チューナの搭載を可能
にする半導体装置用基板を提供することである。 【解決手段】上記課題は、無線信号を受信し、所望の周
波数チャネルに同調が可能な回路を備えた半導体装置用
遮蔽筐体内に収容する半導体装置用基板であって、前記
半導体装置用基板を多層構造に形成して、その基板内部
に、前記所望の周波数チャネルに同調が可能な回路を複
数設け、その回路層の間に絶縁層を設けて前記遮蔽筐体
内に収容できるようにしたことを特徴とする半導体装置
用基板にて解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置用基板
に係り、詳しくは、衛星放送用チューナなどに好適な半
導体装置用基板に関する。
【0002】
【従来の技術】高精細放送(HDTV)をメインにデー
タ放送などを含む放送サービスとして、BS(Broadcas
ting Satellites)衛星を用いたBSデジタル衛星放送
がある。また、本格的なディジタル放送の到来に合わ
せ、CS(Communication Satellites)衛星(N−SA
T−110)を用いた新たなディジタル放送のサービス
も計画されている。この110度CS衛星は、BS衛星
と同経度のため、1つのアンテナで両衛星からの電波の
受信が可能となっている。これにより、ユーザにとって
利便性が増すと共に、予定されているインタラクティブ
で高度なデジタルサービスやコンテンツを楽しめること
から、両衛星の電波を受信するBS/CS共用チューナ
などの機器の開発が進められている。図3は、2衛星
(BS/CS)受信用のチューナブロックを示す図であ
る。このチューナブロック(点線括弧内)には、例え
ば、BS衛星受信用チューナとしてチューナA700
が、CS衛星受信用チューナとしてチューナB800が
備えられ、かつアンテナ500からの受信信号を上記チ
ューナA700、B800に分配する分配器600が備
えられる。
【0003】チューナA700、B700は、分配器6
00から出力されたRF信号を、受信した後、所定の周
波数チャネルに同調して受信信号の復調を行う。上記チ
ューナ(=チューナ回路)A700、B800は、別々
の回路基板に載置され、他の電子回路や外部からの放射
ノイズを遮断するため、各々の遮蔽筐体に収容(1つの
遮蔽筐体内に1つのチューナを載置した基板が実装され
る)される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、両衛
星からの電波を同時に受信するためには、それぞれの衛
星に対応したチューナが必要となってくる。一般に、こ
れらのチューナは、個別の遮蔽筐体内に収容される。こ
のため、ディジタル衛星放送受信機器(以下、受信セッ
トという)等の機器の内部に組み込む際には、大きな実
装面積を占有してしまい、実装面積が限られる小型の受
信セット等への搭載には制約があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、その課題とするところは、既製の筐体形
状を変えることなく、機器の小型・薄型化や、デザイン
性を重視した自由な形状の機器への複数波受信用チュー
ナの搭載を可能にする半導体装置用基板を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第一の課題を解決す
るため、本発明は、請求項1に記載されるように、無線
信号を受信し、所望の周波数チャネルに同調が可能な回
路を備えた半導体装置用遮蔽筐体内に収容する半導体装
置用基板であって、前記半導体装置用基板を多層構造に
形成して、その基板内部に、前記所望の周波数チャネル
に同調が可能な回路を複数設け、その回路層の間に絶縁
層を設けて前記遮蔽筐体内に収容できるようにしたこと
を特徴としている。
【0007】上記半導体装置用基板によれば、所望の周
波数チャネルに同調が可能な複数のチューナ回路層の間
に絶縁層を挟んだ多層配線基板を形成するので、所定の
遮蔽筐体内に複数のチューナ回路を高密度・高集積化さ
せて収容することができる。このため、受信セット等の
電子機器の小型化が可能となる。
【0008】また、本発明は、請求項2に記載されるよ
うに、前記半導体装置用基板において、前記回路の配線
層の上方部分又は下方部分にシールド層を設けたことを
特徴としている。
【0009】上記半導体装置用基板によれば、内層をシ
ールド用に使用するため、チューナに実装される発信系
回路同士の干渉や輻射の影響を最小限に抑制することが
できる。
【0010】さらに、本発明は、請求項3に記載される
ように、前記半導体装置用基板において、前記回路に実
装される発信回路と復調回路とを分離的に配置したこと
を特徴としている。
【0011】上記半導体装置用基板によれば、チューナ
に実装される発信系の回路と、復調回路とが互いに離れ
て配置されるため、回路間のアイソレーションを大きく
とることができ、干渉を抑えることが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明の半導体装置用基板の好適な
実施例を示し、詳しくはその基板の構造(多層構造)の
概略を立体的に示している。以下に、この半導体装置用
基板を説明する。
【0014】図1において、この半導体装置基板は、チ
ューナA(BS衛星受信用)を第1層、第2層(参
照)、チューナB(CS衛星受信用)を第3層、第4層
(参照)で構成した4層配線基板である。より詳しく
は次のとおりである。符号100はチューナAの配線
層、101はチューナAのシールド層、110は絶縁
層、120はチューナBの配線層、121はチューナB
のシールド層である。また、符号200は、チューナA
の配線層100における高周波回路(局部発信器等)部
分、符号201は、チューナAの配線層100における
復調回路(受信信号のディジタル信号処理回路等)部分
である。上記の高周波回路200と、復調回路201
は、チューナBにも実装される。なお、チューナAの配
線層100には、アンテナ(図示省略)で受信した信号
をチューナAとBに分配する分配器(図示省略)が実装
される。
【0015】図2は、本発明の半導体装置用基板を実装
した遮蔽筐体の外形図である。同遮蔽筐体には、チュー
ナAとチューナBを多層構造で集積した上記半導体装置
基板が収容される。同図において、符号300は、RF
信号の入力端子、400がRF信号の出力端子となって
いる。RF信号の入力端子300から入力されたRF信
号は、チューナAに実装されている分配器でチューナA
とチューナBに分配される。本遮蔽筐体におけるピンの
配置(部)と、機能は、従来のもの(1遮蔽筐体内に
1つのチューナを搭載(図3参照))と共通化されてお
り、また、遮蔽筐体サイズは同一になっている。
【0016】上述したように、本発明の半導体装置基板
によれば、内層(第2層101、第3層121)をシー
ルド用に使用しているので、チューナA、チューナBに
実装される局部発信器同士の干渉や輻射の影響を最小限
に抑制することができる。
【0017】また、局部発信器等の高周波回路と、復調
回路とがある一定の距離を開けて配置されるため、両回
路間のアイソレーションを大きくとることができ、干渉
を抑圧することができる。さらに、チューナAとチュー
ナB間でも、上記高周波回路と上記復調回路のアイソレ
ーションが大きくとれるよう配置位置が考慮されるた
め、より高い干渉抑圧効果を得ることができる。
【0018】また、上記構成によれば、従来使用されて
いた遮蔽筐体(1つのチューナを実装)内に、独立した
2つのチューナを実装することができるため、受信セッ
トにおける搭載スペース削減およびコストの削減が可能
になる。また、従来の遮蔽巨体と、端子の共通化が図ら
れるため、開発時の設計効率を向上させることができ
る。
【0019】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例であり、これに限定されるものではない。本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可
能である。例えば、本発明の多層配線基板に、CS衛星
専用のチューナを2台搭載してもよいし、BS/CS共
用チューナ1台とCS専用チューナ1台を搭載してもよ
いし、BS/CS共用チューナ2台を搭載してもよい。
また、BS衛星用チューナと、地上波チューナ1台等の
組合せであっても本発明の要旨を逸脱するものではな
い。
【0020】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の構成によれば、所望の周波数チャネルに同調が可能な
複数のチューナ回路層の間に絶縁層を挟んだ多層配線基
板を形成するので、所定の遮蔽筐体内に複数のチューナ
回路を高密度・高集積化させて収容することができる。
その結果、受信セット等の電子機器の小型化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置用基板の構造(多層構造)
の概略を立体的に示す図である。
【図2】本発明の半導体装置用基板を実装した遮蔽筐体
の外形図である。
【図3】従来のチューナブロック(2衛星受信用)を示
す図である。
【符号の説明】
100 チューナAの配線層 101 チューナAのシールド層 110 絶縁層 120 チューナBの配線層 121 チューナBのシールド層 200 チューナAの配線層における高周波回路(局部
発信器等)部分 201 チューナAの配線層における復調回路(受信信
号のディジタル信号処理回路等)部分 300 RF信号の入力端子 400 RF信号の出力端子 500 アンテナ 600 分配器 700 チューナA 800 チューナB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 茂徳 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内 Fターム(参考) 5E321 AA02 AA11 AA17 GG01 GG05 5K062 AA09 AB07 AC02 BC10 BF07 BF08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線信号を受信し、所望の周波数チャネル
    に同調が可能な回路を備えた半導体装置用遮蔽筐体内に
    収容する半導体装置用基板であって、 前記半導体装置用基板を多層構造に形成して、その基板
    内部に、前記所望の周波数チャネルに同調が可能な回路
    を複数設け、その回路層の間に絶縁層を設けて前記遮蔽
    筐体内に収容できるようにしたことを特徴とする半導体
    装置用基板。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体装置用基板におい
    て、 前記回路の配線層の上方部分又は下方部分にシールド層
    を設けたことを特徴とする半導体装置用基板。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の半導体装置用基板に
    おいて、 前記回路に実装される発信回路と復調回路とを分離的に
    配置したことを特徴とする半導体装置用基板。
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