JP2003330976A - 境界データの内外判定方法とそのプログラム - Google Patents

境界データの内外判定方法とそのプログラム

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JP2003330976A JP2002142260A JP2002142260A JP2003330976A JP 2003330976 A JP2003330976 A JP 2003330976A JP 2002142260 A JP2002142260 A JP 2002142260A JP 2002142260 A JP2002142260 A JP 2002142260A JP 2003330976 A JP2003330976 A JP 2003330976A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 境界情報の不備に対して頑健であり境界情報
に不備があっても内外判定ができ、処理時間が短く高速
であり、計算機への実装が容易であり、異なる空間が一
つの空間に分類されてしまうおそれが少なく、多重空間
にたいしても適用可能である内外判定方法とそのプログ
ラムを提供する。 【解決手段】 対象物1の境界データからなる外部デー
タ12を入力する外部データ入力ステップ(A)と、外
部データを境界平面が直交する直方体セル13に分割す
るセル分割ステップ(B)と、分割された各セルを境界
データを含む境界セル13aと境界データを含まない非
境界セル13bとに区分するセル区分ステップ(C)
と、非境界セル13bを境界セル13aで仕切られた複
数の空間に区分する空間区分ステップ(D)とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次元又は3次元
の境界面の内側か外側かを判定する境界データの内外判
定方法とそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】研究開発・技術開発の現場において、C
AD(Computer AidedDesign)、
CAM(Computer Aided Manufa
cturing)、CAE(Computer Aid
ed Engineering)、CAT(Compu
ter Aided Testing)などが、それぞ
れ設計、加工、解析、試験のシミュレーション手段とし
て用いられている。また、連続的なシミュレーションで
あるC−Simulation(Coorporati
ve Simulation)、加工プロセスも考慮し
たA−CAM(Advanced CAM)、究極の精
度が出せるD−fabrication(Determ
inistic fabrication)なども、普
及しつつある。
【0003】上述した従来のシミュレーション手段で
は、対象物の境界面は重要な意味をもち、例えば、対象
物を境界で表現し、境界面の内部は一様に扱うようなこ
とが広く行われる。このような場合、2次元又は3次元
の境界面の内側か外側かを判定する内外判定方法が必要
となる。従来の内外判定方法としては、(1)光線交差
法、(2)境界追跡を用いた領域成長(拡張)法、
(3)画像処理におけるラスタ追跡、(4)多方向追
跡、(5)Curlessの方法、(6)八分木を使っ
たSzeliskiの方法やPulliの方法、特開平
9−81783号等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】(1)の領域成長(拡
張)法(Ray crossings method)
は、入力境界面がある場合にある点から発した光線(半
直線)と境界との交点が偶数か奇数かで、偶数だと光線
の視点は物体の外部、奇数だと物体の内部と判別するも
のである。かかる領域成長(拡張)法は、たとえば、"
Computational geometry in
C second edition"(J.O'Rou
rke,p.246,Cambridge Unive
rsity Press,1998.)に開示されてい
る。領域成長(拡張)法は、光線がたまたま境界と接す
る場合には、重根となるために本来2つあるはずの交点
が一つになってしまうため適用できず、境界情報に不備
(CADデータなどで異なるソフトウェアから読み込む
場合に表現の仕方の違いや、数値誤差の要因からデータ
の欠落が起こるがある)の場合にも適用できないという
問題があった。
【0005】(2)境界情報のみが与えられた画像処理
における境界追跡を用いた領域成長(拡張)法は、例え
ば、「ディジタル画像処理」(Rosenfeld &
Kak 長尾訳、近代科学社、pp.353〜35
7)に開示されているが、処理が全体に及ぶために遅く
なること、および表面情報に不備があると内外判定が正
しくできないなどの問題があった。
【0006】(3)画像処理におけるラスタ追跡は、同
「ディジタル画像処理」、p.334に開示されてお
り、X軸など座標軸に沿ってセルを走査しながら境界や
境界にはさまれる領域を追跡してゆく方法であるが、や
はり不備(閉曲面となっていない)のある境界情報を量
子化した画像とした場合には正しく内外判定ができな
い。
【0007】(4)これを回避する方法として多方向追
跡(同p.332)もあるが効率が低い。
【0008】(5)リバースエンジニアリング(測定点
群から表面情報を再構築する方法)の分野におけるCu
rlessの方法は、規則的に並んだ測定点と測定対象
に対する複数のカメラの方向などの外部的な情報を用い
て、距離に基づく陰関数を場全体で定義して、表面情報
を再構築する頑健な方法であり、"A volumet
ric method for building c
omplex models from range
images." (B.Curless and
M.Levoy,In Proceedings of
SIGGRAPH '96,pages 303-31
2,August 1996)に開示されている。しか
しCurlessの方法は、全てのセルにおける距離場
計算をしなくてはいけない点で、データ量と計算時間の
デメリットがある。またセルのサイズより薄い構造や鋭
角な面において距離関数が正しく計算できないなどの精
度上の問題も指摘されている。これは内外判定において
も誤判断を招くものである。
【0009】(6)八分木を使ったSzeliskiの
方法(R.Szeliski."Rapid octr
ee construction from imag
e sequences.")やPulliの方法("R
obust meshes from multipl
e range maps." K.Pulli,T.
Duchamp,H.Hoppe,J.McDonal
d,L.hapiro,W.Stuetzle.Pro
ceedings of International
Conference on Recent Adv
ances in3-D Digital Imagi
ng and Modeling, May 199
7,pages 205-211.)も幾つか取得した
対象のレンジデータ(距離データ)と空間を八分木で分
割したセルとの関係を内部、外部、境界の3つに分類し
て境界を再構築する方法である。これらの方法では、投
影(projection)操作を各セルにおいて用い
ているために、処理が煩雑、時間がかかる、ひいては投
影操作における計算の不安定性の問題がある。
【0010】特開平9−81783号の「有限要素モデ
ル処理システム及びその方法」は、判定対象の分割要素
の面積と、該分割要素の各辺の節点と判定対象の節点と
を頂点とする各3角形の面積の和とが一致するかを判定
するものである。しかし、この方法は、境界情報に不備
がある場合に適用できないという問題があった。
【0011】本発明は上述した問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、境
界情報の不備に対して頑健であり境界情報に不備があっ
ても内外判定ができ、処理時間が短く高速であり、計算
機への実装が容易であり、異なる空間が一つの空間に分
類されてしまうおそれが少なく、多重空間にたいしても
適用可能である内外判定方法とそのプログラムを提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、対象物
の境界データからなる外部データ(12)を入力する外
部データ入力ステップ(A)と、前記外部データを境界
平面が直交する直方体セル(13)に分割するセル分割
ステップ(B)と、分割された各セルを境界データを含
む境界セル(13a)と境界データを含まない非境界セ
ル(13b)とに区分するセル区分ステップ(C)と、
前記非境界セル(13b)を境界セル(13a)で仕切
られた複数の空間に区分する空間区分ステップ(D)と
を有する、ことを特徴とする境界データの内外判定方法
が提供される。
【0013】また、本発明によれば、計算機を用いて、
対象物の境界データからなる外部データ(12)を入力
する外部データ入力ステップ(A)と、前記外部データ
を境界平面が直交する直方体セル(13)に分割するセ
ル分割ステップ(B)と、分割された各セルを境界デー
タを含む境界セル(13a)と境界データを含まない非
境界セル(13b)とに区分するセル区分ステップ
(C)と、前記非境界セル(13b)を境界セル(13
a)で仕切られた複数の空間に区分する空間区分ステッ
プ(D)とを実施するための境界データの内外判定プロ
グラムが提供される。
【0014】上記本発明の方法とそのプログラムによれ
ば、セル分割ステップ(B)ですべての外部データ(1
2)を境界平面が直交する直方体セル(13)に分割
し、セル区分ステップ(C)で分割された各セルを境界
セル(13a)と非境界セル(13b)とに区分するの
で、外部データ(12)は仮に境界情報の不備があって
も、必ず境界セル(13a)又は非境界セル(13b)
に区分される。また、直方体セル(13)は、元の境界
データに比べて大きいので、境界データの一部(例えば
1点)のみを含むものを境界セル(13a)とすること
により、境界データは必ず境界セル(13a)に含まれ
る。更に、データの欠落等、境界情報に不備があって
も、その欠落の大きさが非境界セル(13b)の大きさ
より小さい限り、欠落を含む境界データも必ず境界セル
(13a)に含まれる。したがって本発明の方法とその
プログラムは、境界情報の不備に対して頑健であり境界
情報に不備があっても内外判定ができる。
【0015】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
空間区分ステップ(D)は、空間番号kを初期設定する
初期設定ステップ(D1)と、前記直方体セル(13)
の全てを順に走査して空間番号kをラベル付けするラベ
ル付ステップ(D2)と、ラベル付けした空間番号kを
付け直すラベル修正ステップ(D3)とからなり、該ラ
ベル付ステップ(D2)は、直前のセルと走査中のセル
が非境界セル(13b)である場合には走査セルに直前
セルと同じ空間番号kをラベル付けするステップ(E
1)と、走査セルが境界セル(13a)である場合には
走査セルに境界セルの空間番号をラベル付けするステッ
プ(E2)と、直前セルが境界セル(13a)であり走
査セルが非境界セル(13b)である場合には空間番号
kをk+1に更新しかつ走査セルに更新した空間番号k
をラベル付けするステップ(E3)とからなり、ラベル
修正ステップ(D3)は、隣接するセルの空間番号を比
較するステップ(F1)と、その最も小さい空間番号に
隣接するすべてのセルの空間番号kを付け直すステップ
(F2)とからなる。
【0016】この方法によれば、直方体セル(13)の
全てに対して、ラベル付ステップ(D2)とラベル修正
ステップ(D3)を1回ずつ行うだけで、すべての非境
界セル(13b)を境界セル(13a)で仕切られた複
数の空間に区分することができる。従って、セル数nが
大きい場合でも、処理時間はO(n)のオーダー(nに
比例)するのみであり、高速処理ができる。また、計算
手順がシンプルであり、プログラム化や計算機への実装
が簡単である。更に、境界セル(13a)で仕切られた
複数の空間には異なる空間番号kが付けられるので、異
なる空間が一つの空間に分類されてしまうおそれが少な
く、多重空間にたいしても適用可能である。
【0017】また、前記セル分割ステップ(B)におい
て、直方体セル(13)を外部データに含まれる境界面
を構成する境界形状要素が再構成できる十分な切断点が
得られるまで、八分木分割により再分割する、ことが好
ましい。また、前記セル分割ステップ(B)において、
ボクセルデータを同一の大きさの直方体セル(13)に
分割する、ことが好ましい。セル分割ステップ(B)に
おいて八分木分割することにより、V-CADデータに
適用することができる。また、等分割することにより、
通常のボクセルデータを扱うこともできる。
【0018】前記ラベル付ステップ(D2)は、X,
Y,Zの3方向に対して順に繰返し、或いは再帰的な処
理により、前記直方体セル(13)の全てを順に走査す
る。ボクセルデータの場合には、X,Y,Zの3方向に
対して順に繰返すことにより、V-CADデータの場合
には、再帰的な処理により、直方体セル(13)の全て
を順にもれなく走査することができる。
【0019】前記ラベル付ステップ(D2)とラベル修
正ステップ(D3)は、走査セル毎に順に行い、或い
は、ラベル付ステップ(D2)をすべてのセルに対して
行った後、ラベル修正ステップ(D3)を行うことが好
ましい。ラベル付ステップ(D2)とラベル修正ステッ
プ(D3)を、走査セル毎に順に行うことで、隣接する
すべてのセルの空間番号kを最も小さい空間番号に随時
付け直すことができ、空間番号kの最大値を小さくでき
る。また、ラベル付ステップ(D2)をすべてのセルに
対して行った後、ラベル修正ステップ(D3)を行うこ
とにより、ラベル修正の回数を少なくできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。
【0021】本発明の発明者等は、先に、「形状と物性
を統合した実体データの記憶方法」を創案し出願してい
る(特願2001-025023)。この方法は、形状
と物性を統合した実体データを小さい記憶容量で記憶す
ることができ、これにより、物体の形状・構造・物性情
報・履歴を一元的に管理し、設計から加工、組立、試
験、評価など一連の工程に関わるデータを同じデータで
管理することができ、CADとシミュレーションを一元
化することできる実体データの記憶方法に関するもので
ある。この方法によるデータを「V−CADデータ」と
呼び、このデータを用いた設計やシミュレーションを
「ボリュームCAD」又は「V−CAD」と呼ぶ。
【0022】本発明の境界データの内外判定方法は、V
−CADデータへ適用するのに特に適しているが、これ
に限定されず、通常のボクセルデータにも同様に適用す
ることができる。
【0023】初めに本発明における用語を説明する。入
力としての境界(表面)データがあるときにボクセルや
八分木のオクタントなどの3次元空間を分割する直方体
の表面およびその内部の領域を「セル(cell)」と
よび、セルに対して表面の情報を保持させる場合のセル
を「境界セル(boundary cell)」、表面
の情報をもたないセルを「非境界セル(non-bou
ndary cell)」(特願2001-02502
3では「内部セル(inner cell)」)とよ
ぶ。対象としている3次元空間は有限の広がりを持つも
の(「ボリューム世界(volume world)」
または単に「世界(world)」と呼ぶ)とし、世界
は境界セルと非境界セルの2種類のうちどちらかで隙間
なく、かつセルの内部の広がりは重複なく覆われている
(胞複体(cell complex))。
【0024】言い換えると、境界セルはセルを構成する
セルの内部、およびセルの境界である面、稜、頂点のど
れかに入力境界データとの交点があるものであり、そう
でないものは全て非境界セルである。隣接するセルどう
しはその種類を問わずセル境界のみを共有している。2
次元多様体を境界としてもつ3次元の内部が詰まった物
体を「空間」と呼ぶ。それぞれの空間は互いに連結でな
い場合は異なる空間として認識される。したがって閉曲
面で表現される境界(表面)で囲まれた部分(点集合)
を指し、現実世界ではおなじ材質の物体を限定する単位
として用いる。逆に異なる空間を区別する境を「境界
(boundary:数学で用いられる境界と同じ定
義)」もしくは「表面」と呼ぶ。
【0025】図1は、本発明の境界データの内外判定方
法のフロー図である。この図に示すように、本発明の方
法は、外部データ入力ステップ(A)、セル分割ステッ
プ(B)、セル区分ステップ(C)、及び空間区分ステ
ップ(D)からなる。
【0026】外部データ入力ステップ(A)では、外部
データ取得ステップS1で取得した対象物1の境界デー
タからなる外部データ12を本発明の方法を記憶したコ
ンピュータ等に入力する。セル分割ステップ(B)で
は、外部データ12を境界平面が直交する直方体セル1
3に分割する。直方体セル13は直方体セルの他、立方
体セルでもよい。セル区分ステップ(C)では、分割さ
れた各セルを境界データを含む境界セル13aと境界デ
ータを含まない非境界セル13bとに区分する。空間区
分ステップ(D)では、非境界セル13bを境界セル1
3aで仕切られた複数の空間に区分する。
【0027】本発明の方法を、V−CADデータへ適用
する場合には、セル分割ステップ(B)において、直方
体セル13を外部データに含まれる境界面を構成する境
界形状要素が再構成できる十分な切断点が得られるま
で、八分木分割により再分割する。また、通常のボクセ
ルデータに適用する場合には、セル分割ステップ(B)
において、同一の大きさの直方体セル13に分割する。
【0028】図2は、図1の空間区分ステップ(D)の
フロー図である。この図に示すように、空間区分ステッ
プ(D)は、初期設定ステップ(D1)、ラベル付ステ
ップ(D2)及びラベル修正ステップ(D3)からな
る。初期設定ステップ(D1)では、空間番号kを初期
設定(k=1)する。ラベル付ステップ(D2)では、
直方体セル13の全てを順に走査して空間番号kをラベ
ル付けする。ラベル修正ステップ(D3)では、ラベル
付けした空間番号kを付け直す。
【0029】ラベル付ステップ(D2)は、通常のボク
セルデータに適用する場合には、X,Y,Zの3方向に
対して順に繰返す。また、V−CADデータへ適用する
場合には、再帰的な処理により、直方体セル13の全て
を順に走査する。
【0030】図2において、ラベル付ステップ(D2)
は、ステップ(E1)、ステップ(E2)及びステップ
(E3)からなる。ステップ(E1)において、直前の
セルと走査中のセルが非境界セル13bである場合には
走査セルに直前セルと同じ空間番号kをラベル付けす
る。ステップ(E2)において、走査セルが境界セル1
3aである場合には走査セルに境界セルの空間番号をラ
ベル付けする。ステップ(E3)において、直前セルが
境界セル13aであり、かつ走査セルが非境界セル13
bである場合には、空間番号kをk+1に更新し、かつ
走査セルに更新した空間番号kをラベル付けする。
【0031】また図2において、ラベル修正ステップ
(D3)は、隣接するセルの空間番号を比較するステッ
プ(F1)と、その最も小さい空間番号に隣接するすべ
てのセルの空間番号kを付け直すステップ(F2)とか
らなる。
【0032】なお、ラベル付ステップ(D2)とラベル
修正ステップ(D3)は、走査セル毎に順に行っても良
く、或いは、ラベル付ステップ(D2)をすべてのセル
に対して行った後、ラベル修正ステップ(D3)を行っ
ても良い。
【0033】図3は、2次元におけるラベル付ステップ
(D2)の模式図であり、図4は、3次元におけるラベ
ル付ステップ(D2)の模式図である。図3及び図4を
参照して、本発明の方法を更に詳細に説明する。
【0034】入力データとして、空間の境界情報と世界
を分割するための最小の分解能を必要とする。境界情報
は、変換や計算の結果、部分的に情報の欠落しているよ
うなケースも許すものとする) 。外部から入力する外
部データ12は、多面体を表すポリゴンデータ、有限要
素法に用いる四面体又は六面体要素、3次元CAD又は
CGツールに用いる曲面データ、或いはその他の立体の
表面を部分的な平面や曲面で構成された情報で表現する
データである。外部データ12は、このようなデータの
ほかに、V−CAD独自のインターフェースにより人間
の入力により直接作成されたデータと、(2)測定機や
センサ、デジタイザなどの表面のデジタイズデータや、
CTスキャンやMRI、および一般的にVolumeレ
ンダリングに用いられているボクセルデータなどの内部
情報ももつVolumeデータであってもよい。
【0035】出力データは、空間ごとに異なるラベルが
つけられた2次元多様体の境界と最小の空間分解能以上
のサイズのセルからなるV-CADデータである。この
V-CADデータは、境界を直接的に持つセル(境界セ
ル)と持たないセル(非境界セル)で充填された全空間
を有する。
【0036】図2において、「ラベル」は空間を区別す
るための番号(空間番号)として用いている。また、予
めセルの種類(境界セルまたは内部セル)はセル区分ス
テップ(C)において判定されている。これは個々のセ
ルの内部(セルの境界も含む)と入力である境界情報と
の交わりがあるかどうかで簡単に判別できる。
【0037】(1)初期設定ステップ(D1)において
k=1にセットしておく。 (2)ボリューム世界の原点は必ず非境界セルとなるよ
うに世界を定義し、空間kを指定する。なお、原点は図
5における頂点LDB(最左下手前側)とするのがよ
い。 (3)以下、ボクセル版ではX,Y,Zの3方向に対し
てそれぞれループ(順に繰り返し)を走らせることによ
って全セルを走査する。八分木の場合は再帰的な処理
(階層的に深くなる)により、やはり全セルを順番に走
査する。
【0038】図3では、走査の方向を矢印で示し、境界
セル13aをハッチングで示し、各セルの空間番号kを
セル内に示している。また、図4では、セルの間隔を離
して示し、走査済みのセルを符号S、走査中のセル(走
査セル)を符号Pで示している。 (4)ステップ(E1)では、当該セルが境界セルにな
るまでは、すでにラベル付けされた隣接するセルのなか
から非境界セル13bがあればそれと同じ空間番号kを
セットする。ステップ(E2)では、境界セルには空間
0(境界を示すラベル)をセットする。ステップ(E
3) では、再び非境界セルが来た場合に、kをk+1
に更新し、新しい空間kをセットする。図3では、各境
界セル13aに空間番号0をセットし、各非境界セル1
3bに空間番号k、k+1、k+2、k+3をセットし
た状態を示している。
【0039】(5)ラベル付ステップ(D2)とラベル
修正ステップ(D3)を走査セル毎に順に行う場合に
は、既にラベル付けされた隣接するセルのなかから走査
中の非境界セルと異なるラベルを持つもの(番号jとす
る)があり次第、現在の空間番号をjにさかのぼってふ
りなおす。隣接するセルはボクセル版の場合は図5にお
けるL側9個とD側3個およびB側1個の計13個(2
6隣接の半分)が既知である。図3の例では、空間番号
k、k+1、k+2、k+3のうち、最も小さいふりな
おす。
【0040】(6)以下(3)〜(5)を繰り返して最
後まで行く。(もしくは現在のkとjをペアとして不具
合リストに追加する。 (7)ラベル付ステップ(D2)をすべてのセルに対し
て行った後、ラベル修正ステップ(D3)を行う場合に
は、最初から全数を走査し、リストにある空間番号のペ
アにふくまれるセルがあれば、番号の若い方にふりなお
す(空間番号の圧縮)。
【0041】上述した本発明の方法は、セル単位の処理
で、先に内部セルのみを頂点、稜、面隣接で辿れる範囲
を全て同じ空間とする方法であり、境界セルによって完
全に囲まれない限り同じ空間となる。したがって以下の
特徴がある。 (1)領域成長法による内外判定に比べて局所処理で済
むので頑健である、境界情報(surface)を使う
光線交差法と比べても境界情報に不備があっても内外判
定ができるので頑健である。 (2) 画像処理の境界追跡を用いる領域成長法に比べ
て高速である(セルの数をnとすると処理時間はO
(n)のオーダー)となる。 (3)実装が簡単である。 (4)安全側(異なる空間が混ざる(一つの空間)に分
類されてしまうことのない。 (5)局所的な情報を使って境界セルに囲まれるまで成
長するので多空間(多重空間)(境界セルとしては非多
様体的な接続)にたいしても適用可能である。
【0042】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図6から
図11は境界表現としてはかなり複雑な例題でソリッド
モデリングでは変換や数値誤差に弱い例題だが本方法に
より頑健に内外判定が処理されているのを示している。
【0043】図6は、入力データの画像であり、自動車
のバンパーのプレス金型をソリッドモデルで示してい
る。図7は、図6の入力データを変換したセルと境界デ
ータを示している。
【0044】図8は、図7の部分拡大図であり、細線で
囲まれたセルを境界データと同時に示している。図9
は、図7のある断面であり、楕円部分が境界データの欠
落部分である。この図から、セルの大きさに近い比較的
大きな欠落があっても、境界セルを認識できることがわ
かる。
【0045】図10は、図9の全体図に切断点を追加し
た図であり、本発明において、入力データとセルの稜と
の切断点をもんつ境界セルをセル区分ステップ(C)で
予め設定し、その他のセル(非境界セル13b)を優先
させてラベル付けをすることにより、内外判定がより頑
健に処理できることがわかる。図11は、図10と同様
の別の断面であり、横穴があって非連結でも頑健に処理
できることを示している。
【0046】
【発明の効果】上述した本発明の方法によれば、セル分
割ステップ(B)ですべての外部データ12を境界平面
が直交する直方体セル13に分割し、セル区分ステップ
(C)で分割された各セルを境界セル13aと非境界セ
ル13bとに区分するので、外部データ12は仮に境界
情報の不備があっても、必ず境界セル13a又は非境界
セル13bに区分される。
【0047】また、直方体セル13は、元の境界データ
に比べて大きいので、境界データの一部(例えば1点)
のみを含むものを境界セル13aとすることにより、境
界データは必ず境界セル13aに含まれる。更に、デー
タの欠落等、境界情報に不備があっても、その欠落の大
きさが非境界セル13bの大きさより小さい限り、欠落
を含む境界データも必ず境界セル13aに含まれる。
【0048】したがって本発明の方法とそのプログラム
は、境界情報の不備に対して頑健であり境界情報に不備
があっても内外判定ができ、処理時間が短く高速であ
り、計算機への実装が容易であり、異なる空間が一つの
空間に分類されてしまうおそれが少なく、多重空間にた
いしても適用可能である、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の境界データの内外判定方法のフロー図
である。
【図2】図1の空間区分ステップ(D)のフロー図であ
る。
【図3】2次元におけるラベル付ステップ(D2)の模
式図である。
【図4】3次元におけるラベル付ステップ(D2)の模
式図である。
【図5】境界データを含むセルの各部を示す図である。
【図6】ディスプレー上に表示した入力データの中間調
画像である。
【図7】入力データを変換したセルと境界データをディ
スプレー上に表示した中間調画像である。
【図8】細線で囲まれたセルと境界データをディスプレ
ー上に表示した中間調画像である。
【図9】境界データの欠落部分をディスプレー上に表示
した中間調画像である。
【図10】図9の全体図に切断点を追加しディスプレー
上に表示した中間調画像である。
【図11】横穴がある図10と同様の別の断面をディス
プレー上に表示した中間調画像である。
【符号の説明】
12 外部データ、13 セル、13a 境界セル、1
3b 非境界セル、14 V−CADデータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物の境界データからなる外部データ
    (12)を入力する外部データ入力ステップ(A)と、
    前記外部データを境界平面が直交する直方体セル(1
    3)に分割するセル分割ステップ(B)と、分割された
    各セルを境界データを含む境界セル(13a)と境界デ
    ータを含まない非境界セル(13b)とに区分するセル
    区分ステップ(C)と、前記非境界セル(13b)を境
    界セル(13a)で仕切られた複数の空間に区分する空
    間区分ステップ(D)とを有する、ことを特徴とする境
    界データの内外判定方法。
  2. 【請求項2】 前記空間区分ステップ(D)は、空間番
    号kを初期設定する初期設定ステップ(D1)と、前記
    直方体セル(13)の全てを順に走査して空間番号kを
    ラベル付けするラベル付ステップ(D2)と、ラベル付
    けした空間番号kを付け直すラベル修正ステップ(D
    3)とからなり、 該ラベル付ステップ(D2)は、直前のセルと走査中の
    セルが非境界セル(13b)である場合には走査セルに
    直前セルと同じ空間番号kをラベル付けするステップ
    (E1)と、走査セルが境界セル(13a)である場合
    には走査セルに境界セルの空間番号をラベル付けするス
    テップ(E2)と、直前セルが境界セル(13a)であ
    り走査セルが非境界セル(13b)である場合には空間
    番号kをk+1に更新しかつ走査セルに更新した空間番
    号kをラベル付けするステップ(E3)とからなり、 ラベル修正ステップ(D3)は、隣接するセルの空間番
    号を比較するステップ(F1)と、その最も小さい空間
    番号に隣接するすべてのセルの空間番号kを付け直すス
    テップ(F2)とからなる、ことを特徴とする請求項1
    に記載の境界データの内外判定方法。
  3. 【請求項3】 前記セル分割ステップ(B)において、
    直方体セル(13)を外部データに含まれる境界面を構
    成する境界形状要素が再構成できる十分な切断点が得ら
    れるまで、八分木分割により再分割する、ことを特徴と
    する請求項1に記載の境界データの内外判定方法。
  4. 【請求項4】 前記セル分割ステップ(B)において、
    ボクセルデータを同一の大きさの直方体セル(13)に
    分割する、ことを特徴とする請求項1に記載の境界デー
    タの内外判定方法。
  5. 【請求項5】 前記ラベル付ステップ(D2)は、X,
    Y,Zの3方向に対して順に繰返し、或いは再帰的な処
    理により、前記直方体セル(13)の全てを順に走査す
    る、ことを特徴とする請求項2に記載の境界データの内
    外判定方法。
  6. 【請求項6】 前記ラベル付ステップ(D2)とラベル
    修正ステップ(D3)は、走査セル毎に順に行い、或い
    は、ラベル付ステップ(D2)をすべてのセルに対して
    行った後、ラベル修正ステップ(D3)を行う、ことを
    特徴とする請求項2に記載の境界データの内外判定方
    法。
  7. 【請求項7】 計算機を用いて、対象物の境界データか
    らなる外部データ(12)を入力する外部データ入力ス
    テップ(A)と、前記外部データを境界平面が直交する
    直方体セル(13)に分割するセル分割ステップ(B)
    と、分割された各セルを境界データを含む境界セル(1
    3a)と境界データを含まない非境界セル(13b)と
    に区分するセル区分ステップ(C)と、前記非境界セル
    (13b)を境界セル(13a)で仕切られた複数の空
    間に区分する空間区分ステップ(D)とを実施するため
    の境界データの内外判定プログラム。
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