JP2003330645A - ホストベース印刷システム - Google Patents

ホストベース印刷システム

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JP2003330645A
JP2003330645A JP2002142249A JP2002142249A JP2003330645A JP 2003330645 A JP2003330645 A JP 2003330645A JP 2002142249 A JP2002142249 A JP 2002142249A JP 2002142249 A JP2002142249 A JP 2002142249A JP 2003330645 A JP2003330645 A JP 2003330645A
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Yukio Kanakubo
幸男 金窪
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホストベース印刷システムにおいて、RTF
で印刷に失敗し、用紙やトナーを無駄に消費することの
無い、印刷システムを実現すること。 【解決手段】 ホストベース印刷システムにおいては、
構成されているI/Fのデータ転送スピードによって
は、印刷を失敗することがある。特に印刷設定を高階
調、高解像度にした場合、I/Fのデータ転送スピード
が遅いと、ほぼ確実に印刷に失敗してしまう。ユーザは
印刷に成功するか失敗するかは、実際に印刷してみない
と分からないため手間もかかり、また用紙やトナーを無
駄にしてしまう問題があった。そこでI/Fのデータ転
送スピードを実測し、その値によって印刷設定画面に表
示する設定項目(色階調、ハーフトーン処理など)の選
択肢から印刷に失敗する確率の高いものを除外し、印刷
の失敗を未然に防ぐホストベース印刷システムを実現す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タなどの外部装置のアプリケーションソフト(ワープロ
など)で作成された印刷デーダを、ホストコンピュータ
上でビットマップ展開(レンダリング)し、そのビット
マッブデータを受信して印刷動作を行うプリンタからな
るホストベース印刷システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホストベース印刷システムでは、ホスト
から転送されたビットマップデータを受信すると、プリ
ンタのRAMに格納し、そのRAMからビットマップデ
ータをプリンタエンジンへビデオ信号として出力するの
が一般的である。ビットマップデータの転送を開始し、
ある程度プリンタのRAMに格納できたら、印刷を実行
しビデオデータの出力を開始させてしまい、その後はビ
ットマップデータを転送しながら、一方でビデオ出力も
行うことで、少ないRAM容量で印刷することも可能で
ある。また、ホストコンピュータでレンダリング(ビッ
トマップ展開)を行うため、プリンタには高性能CPU
を搭載する必要がないため、低コストで印刷システムを
提供することが可能である。
【0003】このような小容量のRAMしか搭載されて
いないホストベースプリンタの場合、ホストからプリン
タへのデータ転送速度が遅いと、印刷途中でプリンタへ
出力するビデオデータが無くなってしまい、印刷が失敗
して(途中で画像が切れて)しまうことがある。
【0004】特にカラーレーザプリンタのようなカラー
プリンタでは、1ピクセル(画素)単位毎に、複数の階
調/濃度(例えは256階調)を表現可能なものがあ
る。色階調が高いほど高画質な画像を印刷することが可
能となるが、その分ビットマップデータ量が増大するた
め、印刷失敗の可能性が高くなる。
【0005】従来のホストベース印刷システムでは、プ
リンタドライバの印刷設定画面に表示される印刷品位
(品質)に開わる各種設定項目(色階調、解像度、ティ
ザパターン、etc.)の選択肢は、いかなる場合でも
すべての選択肢が表示され、ユーザは自由に選択可能で
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホスト
ベース印刷システムにおいては、先に説明したように、
接続されているI/Fのデータ転送スピードによって
は、印刷を失敗することがある。特に印刷設定を高階
調、高解像度にした場合、I/Fのデータ転送スピード
が遅いと、ほぼ確実に印刷に失敗してしまう。ユーザ
は、印刷に成功するか失敗するかは、実際に印刷してみ
ないと分らないため手間もかかり、また用紙やトナーを
無駄にしてしまうという問題があった。
【0007】本発明は、上記従来例に鑑みて成されたも
ので、ホストベース印刷システムにおいて、I/Fのデ
ータ転送スピードを計測し、その値によって印刷設定画
面に表示する各設定項目の選択肢から印刷に失敗する確
率の高いものを除外し(グレイアウトし)、印刷の失敗
を未然に防ぐホストベース印刷システムを実現すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、ワープロなどのアプリケーションソフトで作成した
印刷データを、ホストコンピュータ側で多値データとし
てビットマップ展開し、そのビットマップデータをプリ
ンタへ転送し、印刷動作を行うホストベース印刷システ
ムにおいて、前記ホストコンピュータは、プリンタへ転
進レート計測用のダミーデータを送信する送信手段と、
前記送信手段により、ダミーデータ送信にかかった時間
を計測する計測手段と、前記計測手段により計測した時
間とダミーデータのデータ量より、I/Fのデータ転送
スピードを計算する計算手段と、各印刷データに対する
各種印刷設定を行うための印刷設定画面を表示する表示
手段と、前記表示手段で表示される印刷設定画面には、
色階調を選択可能とする選択手段と、前記計測手段によ
り計測したI/Fのデータ転送スピードにより、印刷設
定画面に表示する設定可能な色階調の選択肢を変更する
手段とを有することを特徴とする。
【0009】本発明に係る第2の発明は、請求項1記載
のホストベース印刷システムにおいて、前記印刷設定画
画には、解像度を選択可能とする選択手段と、計測した
I/Fのデータ転送スピードにより、設定可能な解像度
の選択肢を変更する手段とを有することを特徴とする。
【0010】本発明の第3の発明は、請求項1に記載の
ホストベース印刷システムにおいて、その印刷設定画面
には、ディザパターンを選択可能とする選択手段と、計
測したI/Fのテーダ転送スピードにより、設定可能な
ティザパターンの選択肢を変更する手段とを表示するこ
とを特徴とする。
【0011】本発明の第4の発明は、請求頃1〜3のい
ずれかに記載のホストベース印刷システムにおいて、前
記プリンタに接続されているI/Fの種類に応じて各種
設定項目の選択肢を変更する手段を有することを特徴と
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図画にしたがって本発明
の実施形態を詳細に説明する。
【0013】〔第1実施形態〕 [レーザヒームブリンタの説明(図1)]本実施形態の
構成を説明する前に、本実施形態を適用するカラーレー
ザピームプリンタの構成を図1を参照して説明する。
【0014】図1において、711はスキャナであり、
画像信号を光信号に変換するレーザ出力部(不図示)、
多面体((例えば8面体)のボリゴンミラー712、こ
のミラー712を回転させるモータ(不図示)及びf/
θレンズ(結像レンス)713などを有する。714
は、レーザ光の光路を変更する反射ミラー、715は感
光ドラムである。レーザ出力部から出射したレーザ光は
ポリゴンミラー712の一側面で反射され、f/θレン
ズ713及び反射ミラー714を通って図示矢印方向に
回転している感尤ドラム715の面を線状に走査(ラス
タスキャン)する。これによって、原稿画像に対応した
静電潜像が感光ドラム715の表面に形成されることに
なる。また、717は一次帯電器、718は全面露光ラ
ンプ、723は転写されなかった残留トナーを回収する
クリーナ部、724は転写前帯電器であり、これらの部
材は感光ドラム715の周囲に配設されている。
【0015】726はレーザ露光によって、感光ドラム
715の表面に形成された静電潜像を現像する現像器ユ
ニットであり、以下に示す構成よりなる。731Y,7
31M,731C,731Kは感光ドラム715と接し
て直接現像を行う現像スリーブ、730Y、730M,
730C,730Kは予備トナーを保持しておくトナー
ホッパ、732は現像剤の移送を行うスクリューであっ
て、これらのスリーブ731Y〜731K、トナーホッ
パ730Y〜730K及びスクリュー732は現像器ユ
ニットの回転軸Pの周囲に配設されている。尚、前述し
た各構成要素の符号のY,M、C,Kは色を示してい
る。つまり、”Y”はイエロー,‘M”はマゼンタ,
C”はシアン,”K”はブラックである。
【0016】イエローのトナー像を形成する時には、図
1の位置でイエロートナー現像処理を行なう。また、マ
ゼンタのトナー像を形成する時は、現像器ユニット72
6を図1の軸のPを中心に回転して、感光ドラム715
にマゼンタ現像器内の現像スリーブ731Mが接する様
にする。シアン、ブラックの現像も同様に作動する。
【0017】また、716は、感光ドラム715上に形
成されたトナー像を用紙に転写する転写ドラムであり、
719は、転写ドラム716の移動位置を検出させるた
めのアクチュエータ板、720はこのアクチュエータ板
719と近接することにより転写ドラム716がホーム
ポジション位置に移動したのを検出するポジションセン
サ、725は転写ドラムクリーナ、727は紙押えロー
ラ,728は除電器、729は転写帯電器であり、これ
らの部材719,720,725,727,729は転
写ローラ716の周囲に配設されている。
【0018】一方、735,736は用紙(紙葉体)を
収納する給紙カセットであり、本実施形態では給紙カセ
ット735には、例えばA4サイズの用紙、給紙カセッ
ト736にはA3サイズの用紙が収納されているものと
する。737,738は、給紙カセット735,736
から用紙を給紙する給紙ローラ、739,740,74
1は給紙及び搬送のタイミングを取るタイミングローラ
であり、これらを経由して給紙搬送された用紙は紙ガイ
ド749に導かれて先端を後述のグリッパに担持されな
がら転写ドラム716に巻き付き、像形成過程に移行す
る。尚、給紙カセソト735,736のいずれを選択す
るかは、主制御部の指示により決定し、選択された給紙
ローラのみが回転する様になっている。
【0019】上記構成により、YMCK4色によるフル
カラー印刷を実現する。
【0020】[プリンタ制御系の説明(図2)]図2は
本発明の実施形態を示すホストベースプリンタ制御シス
テムの構成を説明するブロック図である。ここでは、力
ラーレーザビームプリンタ(図1)を例にして説明す
る。なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単体
の機器であっても、複数の機器からなるシステムてあっ
ても、LAN等のネットワークを介して処理が行われる
システムであっても本発明を適用できることは言うまで
もない。
【0021】図2において、3000はホストコンピュ
ータで、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文
書処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,
表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行する
CPU1を備え、システムバス4に接続される各デバイ
スをCPU1が総括的に制御する。
【0022】また、このROM3のプログラム用ROM
には、CPU1の制御プログラム等を記憶し、ROM3
のフォン卜用ROMには上記文書処理の際に使用するフ
オントデータ等を記憶し、ROM3のデータ用ROMは
上記文書処理等を行う際に使用する各種データを記憶す
る。
【0023】2はRAMで、CPU1の主メモリ,ワー
クエリア等として機能する。5はキーボードコントロー
ラ(KBC)で、キーボード9や不図示のポインティン
グデバイスからのキー入力を制御する。6はCRTコン
トローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CR
T)10の表示を制御する。7はメモリコントローラ
(MC)で、ブートプログラム,種々のアプリケーショ
ン、フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル等
を記憶するハードディスク(HD)、フレキシブルディ
スク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御す
る。8はプリンタコントローラ(PRTC)で、所定の
双方向性インタフェース(インタフェース)21を介し
てプリンタ1000に接続されて、プリンタコントロー
ラ部1001との通信制御処理を実行する。なお、CP
U1は、例えはRAM2上に設定された表示情報RAM
へのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理
を実行し、CRT10上でのWYSIWYGを可能とし
ている。また、CPU1は、CRT10上の不図示のマ
ウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録さ
れた種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行
する。
【0024】プリンタ1000において、12はプリン
タCPUで.ROM13のプログラム用ROMに記憶さ
れた制御プログラム等に基づいてシステムハス15に接
続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御
し、印刷部インタフェース16を介して接続される印刷
機構部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画
像信号を出力する。また、このROM13のプログラム
用ROMには、図4,図5のフローチャートで示される
ようなCPU12の制御プログラム等を記憶する。CP
U12は入力部18を介してホストコンピュータ300
0との通信処理が可能となっており、プリンタ内の情報
等をホストコンピュータ3000に通知可能に構成され
ている。19は、CPU12の主メモリ、ワークエリア
等として機能するRAMで、図示しない増設ポートに接
続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張する
ことができるように構成されている。なお、RAM19
は、ホストコンピュータ3000より受信した画像ビッ
トマップデータを格納しておくための描画メモリ、ビデ
オ信号ON/OFF情報格納領域、その他のワーク領域
等に用いられる。110は操作パネルで、操作のための
スイッチおよひLED表示器等が配されている。30は
メモリコントローラ(MC),31は外部メモリであ
る。
【0025】次に図3について説明する。図3は、図2
に示したホストコンピュータのCPU1とプリンタCP
U12における印刷機能の処理構成を説明するブロック
図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0026】図3において、3000は、例えばサーバ
またはクライアントとして機能するホストコンピュータ
であり、印刷データおよび制御コードからなる印刷情報
をプリンタ1000に出力するものである。
【0027】プリンタ1000は、機能的に大きく分け
てコントローラ部100、オペレーションパネル部11
0、印刷機構部17より構成されている。本実施形態で
はプリンタ1000として、具体的にはカラーレーザビ
ームプリンタ(以下カラーLBPと記述)を想定してい
る。尚、本発明を適用可能なプリンタはLBPに限られ
るものではなく、インクジェットプリンタ、サーマル
(熱転写)プリンタなど他のプリント方式のプリンタで
も良いことは言うまでもない。
【0028】プリンタ1000において、コントローラ
部100は、ホストコンピュータ3000との接続手段
であるところのインタフェース(I/F)部14、受信
データ等を一時的に保持管理するための受信バッファ1
01、送信データ等を一時的に保持管理するための送信
バッファ102,印刷データの解析を司るコマンド解析
部104、印刷制御処理実行部105,画像処理解析実
行部(画像制御部)103、出力制御部107などより
構成されている。インタフェース(I/F)部14はホ
ストコンピュータ3000との印刷データの送受信を行
う通信手段である。このインタフェース(I/F)部1
4を通して受信した印刷データは、そのデータを一時的
に保持する記憶手段である受信バッファ101に遂次蓄
積され、必要に応じてコマンド解析部101または画像
制御部103によって読み出され処理される。コマンド
解析部104は、各印刷制御コマンド体系や印刷ジョブ
制御言語に準じた制御プログラムにより構成されてお
り、このコマンド解析部104で解析されたコマンド
は、ビットマップデータなどの画像データに関するもの
は、画像制御部103に指示を与えて処理し、給紙選択
やリセット命令などの描画以外のコマンドは、印刷制御
処理実行部105に指示を出し処理する。
【0029】画像制御部103ては、転送されてきた画
像データコマントデータからコマンド部分を外し、圧縮
されたイメージデータであれば、この画像制御部103
にて伸長処理が行われ、ヒデオ出力ハッファ106へ格
納する。この画像データ受信処理と印刷機横部(プリン
タエンジン)17へのヒデオ信号の出力の追いかけっ
こ、つまりバンディング制御によってビデオ出力バッフ
ァは管理されていてもよいし、十分なメモリがある場合
は、1ページ分が格納可能な領域をビデオ出力バッファ
として確保してもよい。
【0030】オペレーションパネル110は、プリンタ
の各種状態を設定・表示するためのものである。出力制
御部107は、ヒデオ出力バッファ106に格納されて
いる画像ビットマップデータをビデオ信号に変換処理
し、印刷機構部(プリンタエンジン)17へ転送する。
印刷機構部17は受け取ったビテオ信号を記録紙に永久
可視画像形成するための機構である。
【0031】以上プリンタ1000について説明した
が、次にホストコンピュータ3000の構成について説
明する。
【0032】ホストコンピュータ3000は、入力デバ
イスであるキーボート9やポインテイングデバイスであ
るマウス220と、表示デバイスであるディスプレイモ
ニタ10を合わせた−つのコンピュータシステムとして
構成されている。ホストコンピュータ3000は、Wi
ndows(登録商標)、UNIX(登録商標)、Ma
cOS等の基本OSの下で動作しているものとする。
【0033】ホストコンピュータ側について本発明に関
する機能的な部分にのみ着目して基本OS上での機能を
大きく分類すると、アプリケーションソフト201、基
本OSの一部であるグラフィックデバイスインタフェー
ス(以後、GDIと記す)202、そして本発明の印刷
設定画面表示部205を有するプリンタドライバ20
3、プリンタドライバの生成したデータを一時的に格納
するプリントスプーラ204と分けて考えることができ
る。
【0034】なお、基本OSによってこれらの名称や機
能的な枠組みは若干異なる場合があるが、本発明で言う
各技術的手段が実現できるモジュールであれは、それら
の名称や枠組みは本発明にとってあまり大きな問題では
ない。GDIやプリンタドライバと呼ばれるモジュール
は、Windows(登録商標)98やWindows
(登録商標)NT固有のものであり、他の基本OSにお
いては、たとえば、グラフィックカーネルやプリントフ
ィルタなどと呼ばれるモジュールで実現可能である。
【0035】同様にプリントスプーラ204において
も、プリントキューと呼ばれるモジュールに処理を組み
込むことによって実現可能である。
【0036】なお、一般的に、これらの構成要素からな
るホストコンピュータ3000は、図2で示したCPU
1、RAM2、ROM3、外部メモリ11などのハード
ウェアの下で、基本ソフトと呼ばれるソフトウェア(B
IOS)がその制御を司り、その基本ソフトの下で応
用、ソフトが動作するような構成になっている。
【0037】印刷設定画面表示部205を有するプリン
タドライバ203も、この応用ソフトの一つと位置付け
られるものである。また、アプリケーションソフト20
1は、例えば、ワープロや表計算などの基本ソフトウェ
ア上で動作する応用ソフトウェアを指すものである。ま
た、アプリケーションソフトは任意のタイミングで複数
起動(主メモリ容量により変動する)であり、それらを
アプリ206として図示してある。
【0038】次に、アプリケーション201として任意
のイメージ編集ソフトを使用した場合を例に取り説明す
る。
【0039】アプリケーション201で、イメージの編
集作業を中心に行い、そのイメージを印刷する時には、
マウス220などによってディスプレイモニタ10上に
表示される印刷メニューを選択して印刷を実行する。次
に、アプリケーション201は、基本OSの一部の機能
であるGDI202をコールする。このGDI202
は、画面表示や印刷出力などの表示デバイスや印刷テバ
イスを司る基本関数群であり、各社各様のアプリケーシ
ョンソフトウェアは、この基本関数群を利用すること
で、機種(ハードウェア)に依存する部分を意識するこ
となく、アプリケーションソフトウェアを動作させるこ
とが可能である。
【0040】次にGDI202では、それぞれの印刷装
置の機種に依存する情報を管理するプリンタドライバ2
03から印刷テバイス(この場合はプリンタ1000)
の持つ描画能力や印刷解像度などの情報を取り込み、ア
プリケーションソフト201からコールされたAPI関
数を処理し、その処理内容に応じてプリンタドライバが
GDI202に対して提供する関数をコールする。この
関数はあらかじめ決められたインタフェース(Devi
ce Driver lnterface、通称DD
I)になっており、プリンタトライバの作成者はこのイ
ンタフェースから実際の印刷装置へのデータ変換を中心
にプリンタドライバを作成することとなる。
【0041】プリンタドライバ203は、GDI202
より受け取ったDDI情報と、それ自身が持つグラフィ
カルユーザインタフェース(GUI)によって設定され
た印刷環境設定をもとに、印刷データ(画像ビットマッ
プテータ)生成処理207と、プリンタ制御コマンド生
成処理208を行いプリントスプーラ204に対して送
出される。さらにこれらのデータは、プリントスプーラ
204を経由し、さらにホストコンピュータ3000の
接続手段であるI/F部20を経てプリンタ1000へ
送出されることになる。
【0042】ここで、ホストベースプリンタにおける印
刷成功/失敗の仕組みを説明する。
【0043】外部装置で作成されたビットマップデータ
は、画像が複雑でかつビットマップ展開する際の解像
度、色階調が高い程、そのデータ量が増大する。通常、
ビットマップデータは転送時間を短縮するためデータ圧
縮が施され、データ量を小さくした上でプリンタヘ転送
する。それでも、圧縮方法によっては写真画像などで6
00dpi64階調、A4サイズで数十Mバイトにも達
してしまう。ここで、「外部装置とプリンタ間の入出力
I/Fの転送速度>コントローラと印刷機構部間のエン
ジンビデオI/Fの転送速度」であれば、いくらデータ
量が多くても印刷は必ず成功する。また「外部装置とプ
リンタ間の入出力I/Fの転送速度<コントローラと印
刷機構部間のエンジンビデオI/Fの転送速度」であっ
ても、ビデオ出力バッファ106の容量が十分にあれ
ば、すべてのビットマップデータをビデオ出力バッファ
に溜め込んでから、エンジンビデオI/Fを通して印刷
機構部へ転送すればよい。しかし、エンジンの印刷スピ
ードが速くなると、「外部装置とプリンタ間の入出力I
/Fの転送速度> コントローラと印刷機構部間のエン
ジンビデオI/Fの転送速度」にすることは難しく、十
分なメモリを搭載することもコストが高くなるため難し
い。
【0044】そのため、ある程度のヒデオ出力バッファ
(RAM)を搭載し、外部装置から転送されたビットマ
ップデータをそこに格納していき,ビデオ出力バッファ
がフルになった所で、印刷を開始する。
【0045】印刷が開始されるとエンジンビデオI/F
を通してビデオ出力バッファに蓄えられているビットマ
ップデータが印刷機構部へ転送されていく。つまり、印
刷の開始後は、ビデオ出力バッファ中のデータが印刷機
横部へ出力され、一力では外部装置からデータがビデオ
出力バッファに入力されていくことになる。ここで、
「外部装置とプリンタ間の入出力I/Fの転送速度<コ
ントローラと印刷機構部間のエンジンビデオI/Fの転
送速度」であれば、ビデオ出力バッファ中のデータは徐
々に減少していくことになる。このビデオ出力バッファ
中のデータが0になる前に、外部装置からビットマップ
データがすべて転送されてしまえば、印刷は成功する
が、外部装置にまだビットマップデータが残っているの
に、ビデオ出力バッファ中のデータが0になってしまっ
た場合、その時点で印刷画像が切れてしまい、印刷に失
敗することとなる。
【0046】[ホストコンピュータの動作の説明]図4
は、ホストコンピュータとプリンタの両方の電源がON
された時(通信が可能となった時)、本実施形態のホス
トコンピュータにおける印刷設定画面表示部205(図
3)の制御手順を示すフローチャートで、このプログラ
ムはROM3に記憶されており、CPU1の制御の下に
実行される。
【0047】本実施形態では、ホストコンピュータとプ
リンタの両方の電源がONされた時(通信が可能となっ
た時)に、印刷設定画面表示部205においてプリンタ
へのデータ転送スピードの計測と、印刷設定項目に表示
する選択肢の決定を行う。ホストコンピュータの電源が
ONされ、プリンタドライバが起動されると、ステップ
S11でプリンタの電源がONされているか(プリンタ
と通信可能か)確認する。電源がOFFである場合はO
Nされ通信が可能となるまで待つ。電源がONされ通信
が可能となった場合、ステップS12へ進みデータ転送
時間計測用のタイマをスタートさせる。そしてステップ
S13でダミーデータをプリンタへ転送する。ダミーデ
ータは一種のコマンドとしてインプリメントしておき、
プリンタは受信しても何もせすに捨てるような仕組みを
作っておけばよい。次にステップS14でダミーデータ
転送が終了するのを待ち、転送が終了した場合ステップ
S15へ進み時間計測のタイマを停止させる。そして、
ステップSl6で計測された時間と、転送したダミーデ
ータのサイズからホストコンピュータからプリンタへの
データ転送スピードを計算する。
【0048】次にステップS17で、先に計算したデー
タ転送スピードと閾値Aを比較して、データ転送スピー
ドの方が大きければステップS19へ進み、色階調の選
択肢を1bit(2階調)、2bit(4階調)、4b
it(16階調)、8bit(256階調)に決定す
る。この場合、実際の印刷時に印刷設定画面を表示させ
ると、図5に示したようにすべての色階調が選択可能な
印刷設定画面を表示する。ただし、図においては8bi
t(256階調)を高詣調1,4bit(16階調)を
高階調2,2bit(4階調)を標準1,1bit(2
階調)を標準2,というような選択肢にした。このよう
に、色階調の選択肢は具体的な数字で表さなくてもよい
のは言うまでも無い。一方、閾値Aより小さい場合は、
ステップS18でデータ転送スピードと閾値Bを比較す
る。データ転送スピードの方が大きければステップS1
10へ進み、色階調の選択肢を1bit(2階調)、2
bit(4階調)、4bit(16階調)の3種類に決
定する。この時、印刷実行時に表示させる印刷設定画面
は、図6に示したように、8bit(256階調)をグ
レイアウトさせて表示させたり、また図7のように色階
調の選択肢から8bit(256階調)を完全に隠して
(除外して)しまったりすれば良い。要はユーザが8b
it(256階調)を選択できないようにしてしまう。
そして、閾値Bより小さい場合はステップS111へ進
み、色階調の選択肢を1bit(2階調)、2bit
(4階調)の2種類に決定する。そして、同様に印刷設
定画面は、図8に示すように、8bitと4bitを選
択できないようにする。
【0049】データ転送スピートA,Bについては、そ
れぞれの色階調によって任意の値に定めるものであっ
て、実験的に印刷評価を行うことで求めてもよいし、デ
ータ転送スピードと各色階調で生成されるビットマップ
サイズとの兼ね合いから計算で求めてもよく、特にこれ
に限定されるものてはない。また、本実施形態では4種
類の色階調をサポートしているとしたが、これも限定さ
れるものてはなく、複数の色階調をサポートしていれば
よい。以上が、第1実施形態においてホストコンピュー
タとプリンタが共に電源ONされ通信が可能となった時
に実行される初期化ロジックの説明である。
【0050】以上、従来のホストベース印刷システムで
は、I/Fのデータ転送スピードに関わらず、ユーザは
サポートしているすべての色階調を選択することが可能
であった。そのため、実際に接続されているI/Fのデ
ータ転送スピードが遅いにも関わらす、高階調を選択し
て印刷に失敗し、資源(用紙,トナー,電力,etc)
を浪費(無駄に)してしまうという問題があった。
【0051】しかし、本実施形態で説明したところによ
ると、本ホストベース印刷システムは、複数の色階調を
サポートし、初期化時にI/Fのデータ転送スピートを
計側し、そのデータ転送スピードを基に印刷に失敗する
と考えられる色階調を、印刷設定画面の選択肢から外し
ておくことにより、印刷の失敗を極力避けることを可能
とし、資源を無駄にしない効果がある。
【0052】〔第2実施形態〕第1実施形態では、I/
Fのデータ転送スピードにより、印刷設定画面に表示す
る色階調の選択肢を変えていた。ここでは、第2実施形
態として、I/Fの転送スピードにより、印刷設定画面
に表示する印刷データの解像度を変えることとする。色
階調と同様、解像度も高くするほど、生成されるビット
マップデータのサイズは大きくなるため、ホストベース
印刷システムでは印刷に失敗する可能性か高くなる。
【0053】図9は、第1実施形態の図4と同様、ホス
トコンピュータとプリンタの両方の電源がONされた時
(通信が可能となった時)、本実施形態のホストコンピ
ュータにおける印刷設定画面表示部205(図3)の制
御手順を示すフローチャートで、このプログラムはRO
M3に記憶されており、CPU1の制御の下に実行され
る。
【0054】ステップS21〜ステップS26は、第1
実施形態の図4におけるステップS11〜ステップS1
6と全く同じであるので説明を省略する。ステップS2
7で、先に計算したデータ転送スピードと閾値Aを比較
して、データ転送スピードの方が大きければステップS
29へ進み、解像度の選択肢をl50dpi、300d
pi、600dpi、1200dpiに決定する。この
場合、実際の印刷時に印刷設定画面を表示させると、図
5に示したようにすべての解像度が選択可能な印刷設定
画面を表示する。一方、閾値Aより小さい場合は、ステ
ップS28でデータ転送スピードと閾値Bを比較する。
データ転送スピードの方が大きければステップS210
へ進み、解像度の選択肢をl50dpi、300dp
i、600dpiの3種類に決定する。この時、印刷実
行時に表示させる印刷設定画面は、図6に示したよう
に、l200dpiをグレイアウトさせて表示させた
り、または図7のように解像度の選択肢から1200d
piを完全に隠して(除外して)しまったりすれば良
い。要はユーザが1200dpiを選択できないように
してしまう。そして、閾値Bより小さい場合はステップ
S211へ進み、解像度の選択肢をl50dpi、30
0dplの2種類に決定する。そして、同様に印刷設定
画面は、図8に示したように、1200dpiと600
dpiを選択できないようにする。
【0055】データ転送スピートA,Bについては、そ
れぞれの解像度によって任意の値に定めるものであっ
て、実験的に印刷評価を行うことで求めてもよいし、デ
ータ転送スピードと各解像度で生成されるビットマップ
サイズとの兼ね合いから計算で求めてもよく、特にこれ
に限定されるものではない。また、本実施形態では4種
類の解像度をサポートしているとしたが、これも限定さ
れるものではなく、複数の解像度をサポートしていれば
よい。以上が、第2実施形態においてホストコンピュー
タとプリンタが共に電源ONされ通信が可能となった時
に実行される初期化ロジックの説明である。
【0056】従来のホストベース印刷システムでは、I
/Fのデータ転送スピードに関わらず、ユーザはサポー
トしているすべての解像度を選択することが可能であっ
た。そのため、実際に接続されているI/Fのデータ転
送スピードが遅いにも関わらず、高解像度を選択して印
刷に失敗し、資源(用紙,トナー,電力,etc)を浪
費(無駄に)してしまうという問題があった。
【0057】しかし、第2本実施形態では、本ホストベ
ース印刷システムは複数の解像度をサポートし、初期化
時にI/Fのデータ転送スピードを計測し、そのデータ
転送スピードを基に印刷に失敗すると考えられる解像度
を、印刷設定画面の選択肢から外しておくことにより、
印刷の失敗を極力避けることを可能とし、資源を無駄に
させない効果がある。
【0058】〔第3実施形態〕第3実施形態として、I
/Fの転送スピードにより、印刷設定画面に表示するハ
ーフトーン処理方法を変える実施形態について説明す
る。
【0059】色階調と同様、ハーフトーンの処理方法に
より、生成されるビットマップデータのサイズは異なっ
てくるため、これもホストベース印刷システムで印刷に
失敗する要因の一つと考えられる。
【0060】図10は、第1実施形態の図4と同様、ホ
ストコンピュータとプリンタの両方の電源がONされた
時(通信が可能となった時)、本実施形態のホストコン
ピュータにおける印刷設定画面表示部205(図3)の
制御手順を示すフローチャートで、このプログラムはR
OM3に記憶されており、CPU1の制御の下に実行さ
れる。
【0061】なお、ステップS31〜ステップS36
は、第1実施形態の図4におけるステップS11〜ステ
ップS16と全く同じであるので説明を省略する。ステ
ップS37で、先に計算したデータ転送スピードと閾値
Aを比較して、データ転送スピードの方が大きければス
テップS39へ進み、ハーフトーンの選択肢を「誤差拡
散」、「ディザパターン1」、「ディザパターン2」、
「ディザパターン3」に決定する。この場合、実際の印
刷時に印刷設定画面を表示させると、図5に示したよう
にすべてのハーフトーンが選択可能な印刷設定画面を表
示する。一方、閾値Aより小さい場合は、ステップS3
8でデータ転送スピードと閾値Bを比較する。データ転
送スピードの方が大きければステップS310へ進み、
ハーフトーンの選択肢を「ディザパダーン1」、「ディ
ザパターン2」、「ディザパターン3」の3種類に決定
する。この時、印刷実行時に表示される印刷設定画面
は、図6に示したように、「誤差拡散」をグレイアウト
させて表示させたり、また図7のようにハーフトーンの
選択肢から「誤差拡散」を完全に隠して(除外して)し
まったりすれば良い。要はユーザが「誤差拡散」を選択
できないようにしてしまう。そして、閾値Bより小さい
場合はステップS311へ進み、ハーフトーンの選択肢
を「ディザパターン2」、「ディザパターン3」の2種
類に決定する。
【0062】そして、同様に印刷設定画面は、図8に示
したように、「誤差拡散」と「ディザパターン1」を選
択できないようにする。
【0063】データ転送スピードA,Bについては、そ
れぞれのハーフトーン処理によって任意の値に定めるも
のであって、実験的に印刷評価を行うことで求めてもよ
いし、データ転送スピードと各ハーフトーン処理で生成
されるビットマップサイズとの兼ね合いから計算で求め
てもよく、特にこれに限定されるものではない。また、
本実施形態では4種類のハーフトーン処理をサポートし
ているとしたが、これも限定されるものではなく、複数
のハーフトーン処理をサポートしていればよい。以上
が、第3実施形態においてホストコンピュータとプリン
タが共に電源ONされ通信が可能となった時に実行され
る初期化ロジックの説明である。
【0064】以上、従来のホストベース印刷システムで
は、I/Fのデータ転送スピードに関わらず、ユーザは
サポートしているすべてのハーフトーン処理を選択する
ことが可能であった。そのため、実際に接続されている
I/Fのデータ転送スピードが遅いにも関わらす、生成
されるビットマップデータサイズが大きくなる処理を選
択して印刷に失敗し、資源(用紙,トナー,電力,et
c)を浪費(無駄に)してしまうという問題があった。
【0065】しかし、本実施形態では、本ホストベース
印刷システムは複数のハーフトーン処理をサポートし、
初期化時にI/Fのデータ転送スピードを計測し、その
データ転送又ビートを基に印刷に失敗すると考えられる
ハーフトーン処理を、印刷設定画面の選択肢から外して
おくことにより、印刷の失敗を極力避けることを可能と
し、資源を無駄にさせない効果がある。
【0066】〔第4実施形態〕第1〜第3実施形態で
は、ホストコンピュータとプリンタ間のデータ転送スピ
ードを実際にダミーデータを送信して計測し、その値を
基に成功する可能性のある色階調、解像度、ハーフトー
ン処理の選択肢を決定してきた。ここでは、第4実施形
態として、ダミーデータを送信してデータ転送スピード
を実測するのではなく、接続されているI/Fの種類に
より各印刷設定の選択肢を決定する。例えば、第1実施
形態で説明した色階調の選択肢を決定する場合、ホスト
コンピュータとプリンタが接続されているI/FがRS
232Cのような低速なものである場合は、1bit,
2bitの2種類だけ、今後登場してくるであろうUS
B2.0のような高速なものである場合は、1bit,
2bit,4bit,8bit,つまりすべての選択肢
を表示する。また、その中間であるパラレル(セントロ
ニクス)I/FやUSB11のようなものである場合
は、1bit,2bit,4bitの3種類を選択肢と
して表示する。どの種類のI/Fにどの色階調を選択可
能にするかは、規定されるものではなく、いかなる方法
で割り当てを行ってもよい。
【0067】以上、本実施形態によれば、ダミーデータ
を送信してデータ転送速度を実測すること無しに、I/
Fの種類からデータ転送速度を予測しそれに対応した各
印刷設定の選択肢を決定することにより、より簡単に印
刷の失敗を極力避けることを可能とし、資源を無駄にさ
せない効果がある。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1〜第
4の発明によれば、I/Fのデータ転送スピードを計測
し、その値によって印刷設定画面に表示する各設定項目
選択肢から印刷に失敗する確立の高いものを除外してお
きことにより、印刷の失敗を極力避けることができ、し
たがって資源の無駄をなくすことができる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるカラーレーザビーム
プリンタ(LBP)の内部構造を示す断面図である。
【図2】図1のLBPを含むプリンタ制御システムの構
成を示すブロック図である。
【図3】図2におけるホストコンピュータの制御部とプ
リンタの制御部におけるデータ圧縮処理部の処理構成を
説明するブロック図である。
【図4】本発明の第1実施形態のデータ処理を説明する
フローチャートである。
【図5】本発明における印刷設定画面の一例を示す図で
ある。
【図6】本発明における印刷設定画面の一例を示す図で
ある。
【図7】本発明における印刷設定画面の一例を示す図で
ある。
【図8】本発明における印刷設定画面の一例を示す図で
ある。
【図9】本発明の第2実施形態のデータ処理を説明する
フローチャートである。
【図10】本発明の第3実施形態のデータ処理を説明す
るフローチャートである。
【符号の説明】
1000 プリンタ 3000 ホストコンピュータ 1 CPU 2 RAM 3 ROM 12 プリンタCPU 13 ROM 19 RAM 110 オペレーションパネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワープロなどのアプリケーションソフト
    で作成した印刷データを、ホストコンピュータ側で多値
    データとしてビットマップ展開し、そのビットマップデ
    ータをプリンタへ転送し、印刷動作を行うホストベース
    印刷システムにおいて、 前記ホストコンピュータは、プリンタへ転進レート計測
    用のダミーデータを送信する送信手段と、 前記送信手段により、ダミーデータ送信にかかった時間
    を計測する計測手段と、 前記計測手段により計測した時間とダミーデータのデー
    タ量より、I/Fのデータ転送スピードを計算する計算
    手段と、 各印刷データに対する各種印刷設定を行うための印刷設
    定画面を表示する表示手段と、 前記表示手段で表示される印刷設定画面には、色階調を
    選択可能とする選択手段と、 前記計測手段により計測したI/Fのデータ転送スピー
    ドにより、印刷設定画面に表示する設定可能な色階調の
    選択肢を変更する手段と、を有することを特徴とするホ
    ストベース印刷システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のホストベース印刷システ
    ムにおいて、 前記印刷設定画画には、解像度を選択可能とする選択手
    段と、 計測したI/Fのデータ転送スピードにより、設定可能
    な解像度の選択肢を変更する手段と、 を有することを特徴とするホストベース印刷システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のホストベース印刷シス
    テムにおいて、 その印刷設定画面には、ディザパターンを選択可能とす
    る選択手段と、 計測したI/Fのテーダ転送スピードにより、設定可能
    なティザパターンの選択肢を変更する手段と、 を表示することを特徴とするホストベース印刷システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求頃1〜3のいずれかに記載のホスト
    ベース印刷システムにおいて、前記プリンタに接続され
    ているI/Fの種類に応じて各種設定項目の選択肢を変
    更する手段を有することを特徴とするホストベース印刷
    システム。
JP2002142249A 2002-05-17 2002-05-17 ホストベース印刷システム Pending JP2003330645A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006048296A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、印刷方法、印刷プログラム、印刷情報生成プログラム及び記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006048296A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、印刷方法、印刷プログラム、印刷情報生成プログラム及び記録媒体

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