JP2003330108A - 前面投写型表示装置 - Google Patents

前面投写型表示装置

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JP2003330108A
JP2003330108A JP2002142139A JP2002142139A JP2003330108A JP 2003330108 A JP2003330108 A JP 2003330108A JP 2002142139 A JP2002142139 A JP 2002142139A JP 2002142139 A JP2002142139 A JP 2002142139A JP 2003330108 A JP2003330108 A JP 2003330108A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的安価で容易に設置できる前面投写型表示
装置であって、人が行動をする空間を占めることがな
く、大画面の映像を投写できる前面投写型表示装置を実
現することにある。 【解決手段】前面投写型表示装置1000は、映像表示
素子により形成した映像光を投写レンズにより拡大投写
するプロジェクタ部1100と、プロジェクタ部110
0により投写された映像光を表示するスクリーン部12
00と、プロジェクタ部1100とスクリーン部120
0とを接続する接続アーム部1300とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各画素を構成する
反射鏡の角度により光を制御する映像表示素子や液晶パ
ネルなどの映像表示素子により形成した映像光を、投写
レンズによりスクリーン上に拡大投写する前面投写型表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像表示素子により形成した映像
光を投写レンズによりスクリーン上に拡大投写する前面
投写型表示装置として、図17や図18に示すようなプ
ロジェクタとスクリーンが知られている。
【0003】図17は可搬式のプロジェクタ101とス
クリーン201の配置を示した側面からの概略図であ
る。図17においてプロジェクタ101は、液晶パネル
を映像表示素子とした可搬式のプロジェクタであり、そ
して、スクリーン201に適切に映像表示できる位置に
設置されて使用される。図17において、プロジェクタ
101は、机などの台の上に設置されている。また、ス
クリーン201は壁などに保持される構造となってい
る。
【0004】これにより、プロジェクタ101からスク
リーン201に映像光が投写され、視聴者は大画面の映
像を見ることができる。
【0005】また、図18は天井に吊り下げる方式のプ
ロジェクタ102とスクリーン202の配置を示した側
面からの概略図である。図18においてプロジェクタ1
02は、液晶パネルを映像表示素子とした天井に吊り下
げる方式のプロジェクタであり、そして、スクリーン2
02に適切に映像表示できる位置に設置され、天井に保
持されて使用される。また、スクリーン202は壁など
に保持される構造となっている。
【0006】これにより、プロジェクタ102からスク
リーン202に映像光が投写され、視聴者は大画面の映
像を見ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図17に示す
ようなプロジェクタ101とスクリーン201との関係
にある前面投写型表示装置では、プロジェクタ101が
可搬式であるため、投写場所を選べる反面、投写場所を
固定して使用する場合、人が行動をする空間をプロジェ
クタが占めてしまうため、人が行動をする空間がせまく
なるといった問題が起きる。また、使用時に合わせてプ
ロジェクタを設置したり片づけたりする場合、設置や片
づけにかかる時間が無駄となるといった問題が発生す
る。
【0008】一方、図18に示すようなプロジェクタ1
02とスクリーン202との関係にある前面投写型表示
装置では、プロジェクタ102を天井に吊り下げる方式
であるため、プロジェクタを使用するたびに設置し直す
必要もなく、人が行動をする空間をプロジェクタが占め
てしまうという問題はなくなる。しかし、天井にプロジ
ェクタを設置するため、取り付けのために天井を補強し
たり加工をしたりする必要がある。また、場合によって
は高い位置にプロジェクタがあるためプロジェクタに必
要な信号線や電線などのケーブル類を天井などの建築物
に通したりする工事が必要となる。したがって、プロジ
ェクタの設置が大掛かりで高価なものになりやすいとい
った問題が起きる。
【0009】そこで、本発明は、比較的安価で容易に設
置できる前面投写型表示装置であって、人が行動をする
空間を占めることがなく、大画面の映像を投写できる前
面投写型表示装置を実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の前面投写
型表示装置は、映像表示素子により形成した映像光を投
写レンズにより拡大投写するプロジェクタ部と、前記プ
ロジェクタ部により投写された映像光を表示するスクリ
ーン部と、前記プロジェクタ部と前記スクリーン部とを
接続する接続アーム部とを備え、前記プロジェクタ部
が、前記接続アーム部を介し、前記スクリーン部によっ
て保持されることを特徴とする。
【0011】このような構成によれば、映像光を拡大投
写するプロジェクタ部と映像光を表示するスクリーン部
とにより大画面の映像が実現される。このとき、接続ア
ーム部によりプロジェクタ部がスクリーン部に保持され
るため、例えばスクリーン部を壁などに固定すれば、プ
ロジェクタ部も固定され、結果としてプロジェクタ部を
設置するための構造物が他に必要なくなる。したがっ
て、天井など建築物の一部である構造物にプロジェクタ
部を保持させるよりも、プロジェクタ部の設置において
非常に容易で安価な構成となる。
【0012】また、接続アーム部を使って、プロジェク
タ部をスクリーン部に保持するため、人が行動をする空
間にプロジェクタ部が位置することを回避することがで
き、プロジェクタ部が人の行動をする空間を占めること
がない。したがって、空間を無駄なく利用することがで
きる。
【0013】さらに、接続アーム部によりプロジェクタ
部とスクリーン部とを接続することで信号線や電線など
のケーブル類の配線を容易に行うことができるようにな
るので、前面投写型表示装置内で構成部品を様々に配置
することが可能となる。したがって、例えば、プロジェ
クタ部に映像の投写に最低限必要な部分のみを残すこと
で映像を投写する機能に特化させたシンプルでコンパク
トなプロジェクタ部を実現したり、回路の配置やスピー
カーなどの部品の配置を機能に合わせて自由に移動する
ことで全体をシンプルで機能的に設計したりすることが
できる。
【0014】(2)上記(1)に記載の前面投写型表示
装置においては、前記接続アーム部が折り畳み可能であ
ることが好ましい。
【0015】このような構成によれば、前面投写型表示
装置を使用しない場合に、接続アーム部を折り畳むこと
によって、プロジェクタ部をコンパクトに収納すること
が可能となり、人が行動をする空間以外にも全体の空間
を広くすることができる。
【0016】(3)上記(1)に記載の前面投写型表示
装置においては、前記接続アーム部を折り畳むことによ
って、前記プロジェクタ部を前記スクリーン部に収納す
ることができることが好ましい。
【0017】このような構成によれば、前面投写型表示
装置を使用しない場合に、プロジェクタ部を収納するこ
とによって、プロジェクタ部を埃などから保護すること
が可能となる。また、前面投写型表示装置全体がさらに
コンパクトになるので人が行動をする空間以外に全体の
空間をさらに広くすることができる。
【0018】(4)上記(1)に記載の前面投写型表示
装置においては、プロジェクタ部内部の熱を排気するた
めの排気手段を更に備え、前記接続アーム部は、前記排
気手段が排気する空気を流すためのダクトの機能を有す
ることが好ましい。
【0019】このような構成によれば、前面投写型表示
装置が、排気手段を備えるため、効果的にプロジェクタ
部内部を冷却することが可能となる。また、接続アーム
部が、排気手段の排気する空気を流すためのダクトの機
能を有するため、排気音や排気手段の機械音などの騒音
を軽減させることができる。したがって、騒音を抑え、
かつプロジェクタ部内部を効果的に冷却しながら、視聴
者に大画面映像を提供することができる。
【0020】(5)上記(1)に記載の前面投写型表示
装置においては、前記プロジェクタ部が、映像光となる
光を発生するランプと前記ランプを駆動するためのラン
プ駆動回路とを備え、当該前面投写型表示装置の外部か
ら前記ランプ駆動回路に供給される電気は、前記接続ア
ーム部の備える電線を伝わって送電されることが好まし
い。
【0021】このような構成によれば、前面投写型表示
装置の外部からランプ駆動回路に電気を供給する電線
が、接続アーム部を伝わり、まとまって配線されるた
め、一般に煩雑になり易い電線の接続において煩雑にな
ることがない。また、結果としてスクリーン部を通過し
て電線が配線されることになるため、スクリーン部に供
給される電源と共有化ができるという効果もある。
【0022】(6)上記(1)に記載の前面投写型表示
装置においては、前記プロジェクタ部は、映像光となる
光を発生するランプを備え、前記ランプを駆動するため
のランプ駆動回路は、前記スクリーン部に備え付けら
れ、前記ランプ駆動回路から前記ランプに供給される電
気は、前記接続アーム部の備える電線を伝わって送電さ
れることが好ましい。
【0023】このような構成によれば、スクリーン部が
ランプを駆動するためのランプ駆動回路を備えるため、
その分の重さとスペースがプロジェクタ部からなくな
り、プロジェクタ部が非常にコンパクトになるととも
に、プロジェクタ部を保持する接続アーム部の負担を軽
減することができる。
【0024】さらに、ランプ駆動回路とランプとを結ぶ
電線が接続アーム部を伝わり、まとまって配線されるた
め、電線の接続において煩雑になることがない。また、
結果としてスクリーン部を通過して電線が配線されるこ
とになるため、スクリーン部に供給される電源と共有化
ができるという効果がある。
【0025】(7)上記(1)に記載の前面投写型表示
装置においては、前記プロジェクタ部は、前記映像表示
素子を駆動する映像表示素子駆動回路と前記映像表示素
子駆動回路に対して映像信号を送信する映像信号送信回
路とを備え、当該前面投写型表示装置の外部から前記映
像信号送信回路に送信される映像信号は、前記接続アー
ム部の備える信号線を伝わって送信されることが好まし
い。
【0026】このような構成によれば、前面投写型表示
装置の外部から映像信号送信回路に映像信号を送る信号
線が、接続アーム部を伝わり、まとまって配線されるた
め、一般に煩雑になり易い信号線の接続において煩雑に
なることがない。
【0027】(8)上記(1)に記載の前面投写型表示
装置においては、前記プロジェクタ部は、前記映像表示
素子を駆動する映像表示素子駆動回路を備え、前記映像
表示素子駆動回路に対して映像信号を送信する映像信号
送信回路は、前記スクリーン部に備え付けられ、前記映
像信号送信回路から前記映像表示素子駆動回路に送信さ
れる映像信号は、前記接続アーム部の備える信号線を伝
わって送信されることが好ましい。
【0028】このような構成によれば、映像表示素子駆
動回路と映像表示素子とをプロジェクタ部において近づ
けて配置できるため、特に低電圧で駆動したり、外部か
らのノイズの影響を受けやすいアナログ信号で駆動した
りする映像表示素子においては、非常に効果的に外部か
らのノイズに対する悪影響を抑えることができる。
【0029】また、スクリーン部が、映像表示素子駆動
回路に対して映像信号を送る映像信号送信回路を備える
ため、その分の重さとスペースがプロジェクタ部からな
くなり、プロジェクタ部が非常にコンパクトになるとと
もに、プロジェクタ部を保持する接続アーム部の負担を
軽減することができる。
【0030】さらに、映像信号送信回路から映像表示素
子駆動回路に映像信号を送る信号線が、接続アーム部を
伝わり、まとまって配線されるため、信号線の接続にお
いて煩雑になることがない。
【0031】(9)上記(8)に記載の前面投写型表示
装置においては、前記映像信号送信回路と前記映像表示
素子駆動回路との間を伝わる映像信号は、ディジタル信
号であることが好ましい。
【0032】このような構成によれば、信号線が接続ア
ーム部を伝わって配線されるため、信号線を比較的長く
することで外部からのノイズが非常に入りやすい状態と
なるが、信号がディジタル信号であるため、非常に効果
的に外部からのノイズの悪影響を抑えることができる。
【0033】(10)上記(1)に記載の前面投写型表
示装置においては、前記スクリーン部は、前記映像表示
素子を駆動する映像表示素子駆動回路と前記映像表示素
子駆動回路に対して映像信号を送信する映像信号送信回
路とを備え、前記映像表示素子駆動回路から前記映像表
示素子に送信される映像信号は、前記接続アーム部の備
える信号線を伝わって送信されることが好ましい。
【0034】このような構成によれば、スクリーン部が
映像信号送信回路と映像表示素子駆動回路を備えるた
め、その分の重さとスペースがプロジェクタ部からなく
なり、プロジェクタ部が非常にコンパクトになるととも
に、プロジェクタ部を保持する接続アーム部の負担を軽
減することができる。
【0035】さらに、映像表示素子駆動回路と映像表示
素子とを結ぶ信号線が接続アーム部を伝わり、まとまっ
て配線されるため、信号線の接続において煩雑になるこ
とがない。
【0036】(11)上記(1)に記載の前面投写型表
示装置においては、前記スクリーン部はスピーカーを備
え、前記スピーカーに音源信号を送信する音源信号送信
回路は、前記スクリーン部に備え付けられていることが
好ましい。
【0037】このような構成によれば、スピーカーがス
クリーン部に配置されるため、映像の投写されるスクリ
ーン側より音声が流れることになる。したがって、視聴
者は、音と映像が一致して知覚できるため、違和感なく
映像と音を楽しむことができる。
【0038】また、プロジェクタ部に音源信号送信回路
を配置している場合に比べて、スピーカーの配置される
スクリーン側に音源信号送信回路があるため、信号の伝
送に無駄がない構成となる。
【0039】(12)上記(1)に記載の前面投写型表
示装置においては、前記プロジェクタ部はスピーカーを
備え、前記スピーカーに音源信号を送信する音源信号送
信回路は、前記スクリーン部に備え付けられ、前記音源
信号送信回路から前記スピーカーに送信される音源信号
は、前記接続アーム部の備える信号線を伝わって送信さ
れることが好ましい。
【0040】このような構成によれば、スピーカーの付
いたプロジェクタ部の配置を工夫することによって臨場
感のある音を視聴者に与えることができる。例えば、プ
ロジェクタ部をスクリーン上部に保持するように接続ア
ーム部で固定した場合、スピーカーは高い位置に配置さ
れるため、他のスピーカーとの組み合わせで、立体感の
ある音を再現することもできる。
【0041】また、スクリーン部が音源信号送信回路を
備えるため、その分の重さとスペースがプロジェクタ部
からなくなり、プロジェクタ部が非常にコンパクトにな
るとともに、プロジェクタ部を保持する接続アーム部の
負担を軽減することができる。
【0042】さらに、音源信号送信回路とスピーカーと
を結ぶ信号線が、接続アーム部を伝わり、まとまって配
線されるため、信号線の接続において煩雑になることが
ない。
【0043】(13)上記(1)に記載の前面投写型表
示装置においては、前記接続アーム部はスピーカーを備
え、前記スピーカーに音源信号を送信する音源信号送信
回路は、前記スクリーン部に備え付けられ、前記音源信
号送信回路から前記スピーカーに送信される音源信号
は、前記接続アーム部の備える信号線を伝わって送信さ
れることが好ましい。
【0044】このような構成によれば、スピーカーの付
いた接続アーム部の配置を工夫することによって臨場感
のある音を視聴者に与えることができる。例えば、プロ
ジェクタ部をスクリーン上部で保持するように接続アー
ム部で固定した場合、スピーカーは高い位置に配置され
るため、他のスピーカーとの組み合わせで、立体感のあ
る音を再現することもできる。
【0045】また、スクリーン部が音源信号送信回路を
備えるため、その分の重さとスペースが接続アーム部か
らなくなり、プロジェクタ部が非常にコンパクトになる
とともに、プロジェクタ部を保持する接続アーム部の負
担を軽減することができる。
【0046】さらに、音源信号送信回路とスピーカーと
を結ぶ信号線が、接続アーム部を伝わり、まとまって配
線されるため、信号線の接続において煩雑になることが
ない。
【0047】(14)上記(1)に記載の前面投写型表
示装置においては、前記スクリーン部は、スピーカーに
音源信号を送信する音源信号送信回路を備え、当該前面
投写型表示装置は、前記音源信号送信回路から、当該前
面投写型表示装置とは別の位置に設置された前記スピー
カーに音源信号を送信することができることが好まし
い。
【0048】このような構成によれば、前面投写型表示
装置と別の位置に設置されたスピーカーの配置を工夫す
ることによって臨場感のある音を視聴者に与えることが
できる。
【0049】また、スクリーン部が音源信号送信回路を
備えるため、その分の重さとスペースがプロジェクタ部
からなくなり、プロジェクタ部が非常にコンパクトにな
るとともに、プロジェクタ部を保持する接続アーム部の
負担を軽減することができる。
【0050】(15)上記(1)に記載の前面投写型表
示装置においては、スクリーン面での位置指示入力情報
を取り込む入力装置を更に備え、前記位置指示入力情報
から変換された信号は、前記接続アーム部の備える信号
線によって前記プロジェクタ部もしくは前記スクリーン
部に送信され、前記位置指示入力情報によって当該前面
投写型表示装置を操作することが可能であることが好ま
しい。
【0051】このような構成によれば、スクリーン面で
の位置指示入力情報によって当該前面投写型表示装置を
操作することが可能であるため、例えば、スクリーン上
における指示棒などで、遠隔操作により情報処理装置上
でのアプリケーションを操作することなどが可能とな
る。その場合、位置指示入力情報を取り込む入力装置と
プロジェクタ部との間での信号の送信が必要となるが、
信号を送信する信号線は接続アーム部にまとまって設置
されるため、信号線の接続において煩雑になることがな
い。
【0052】さらに、スクリーン上における指示棒など
で映像と関連付けて遠隔操作を行う場合は、事前にスク
リーン面に投写される映像の表示画面とスクリーンの位
置関係のデータを入力する必要があるが、本発明の構成
によれば、接続アーム部でプロジェクタ部とスクリーン
部の相対的位置関係をほぼ固定できるので、スクリーン
面に投写される映像の表示画面とスクリーンの位置との
関係は変わらないことから、使用するたびにスクリーン
面に投写される映像の表示画面とスクリーンの位置関係
のデータを入力する必要がなくなる。
【0053】(16)上記(1)に記載の前面投写型表
示装置においては、当該前面投写型表示装置が、移動可
能な移動式保持手段に保持されることが好ましい。
【0054】このような構成によれば、プロジェクタ部
とスクリーン部とを接続する接続アーム部によってプロ
ジェクタ部がスクリーン部に保持されるため、スクリー
ン部を移動可能な移動式保持手段に保持させれば前面投
写型表示装置を移動して使うことが可能となる。また、
プロジェクタ部がすでにスクリーン部によって保持され
ているため、前面投写型表示装置を移動してもプロジェ
クタ部を使用するたびに設置し直す必要もない。
【0055】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて、本発明の
実施例について説明する。
【0056】(実施形態1)本発明における実施形態1
を図1から図6に基づいて述べる。
【0057】図1は、実施形態1に係る前面投写型表示
装置の斜視図である。図1に示されるように、前面投写
型表示装置1000は、映像表示素子により形成した映
像光を投写レンズにより拡大投写するプロジェクタ部1
100と、プロジェクタ部1100により投写された映
像光を表示するスクリーン部1200と、プロジェクタ
部1100とスクリーン部1200とを接続する接続ア
ーム部1300とを備えている。
【0058】まず、プロジェクタ部1100の構成につ
いて詳しく述べる。図2は、実施形態1に係るプロジェ
クタ部1100の内部を示した上視図である。プロジェ
クタ部1100は、図2の破線部で示されるように大き
く分けて2つの部分から構成され、一つは、投写レンズ
や表示素子やランプなどを備える光学系部分1110
で、もう一つは、映像処理回路や映像信号送信回路やラ
ンプ駆動回路などを備える回路系部分1120になる。
【0059】光学系部分1110において、映像光とな
る光を発生するランプ1111から射出された光は、光
学系手段の一例である光導波管1112内で選択反射特
性を有するミラー等により赤、緑、青の色光に分光され
て導かれる。そして、映像表示素子である3枚の液晶パ
ネル1113によって、それぞれの色光に対応して電気
光学変調を受けた後、色光合成プリズム1114によっ
て合成され、映像光として、短焦点で広角投写可能な投
写レンズ1115によって前方スクリーン上に拡大投写
される。
【0060】このとき、スクリーン面に対して映像光が
斜めに入射するが、投写レンズの配置とレンズの種類の
組み合わせにより、映像面がスクリーン上で台形に歪ん
で表示されないようにしている。なお、スクリーン上で
台形に歪まないようにする方法としては、これ以外に、
あらかじめ表示素子の映像を歪ませて補正する方法もあ
る。
【0061】また、回路系部分1120において、ラン
プ駆動回路1121は、ランプ1111を点灯して駆動
させるための電力を制御する回路で、映像信号送信回路
1122は、映像表示素子を駆動するための表示素子駆
動回路1116に対して映像信号を送信する回路とな
る。ここで、表示素子駆動回路1116は、液晶パネル
1113の有する電極接続用の端子を備えたフレキシブ
ル基板で液晶パネル1113と電気的に接続され、液晶
パネル1113の構造に合わせた映像信号を送ることに
よって液晶パネル1113を駆動させる。
【0062】なお、映像の色合いや画質などを処理する
映像処理回路は、回路系部分1120に含まれ、映像信
号送信回路1122に映像信号が送られてくる前に信号
の処理を行える順に配置されている。以降、映像処理回
路や説明に無い回路など、回路系部分として一括に扱え
るものについては、ランプ駆動回路1121や映像信号
送信回路1122に付属する回路の一部として説明を省
略する。
【0063】次に、スクリーン部1200の構成につい
て詳しく述べる。図3は、実施形態1に係る前面投写型
表示装置を側面から見た透視図である。スクリーン部1
200は、プロジェクタ部1100から投写される映像
光を表示するスクリーン1210と、箱型ケース122
0を備える。スクリーン1210は電動巻き取り式のス
クリーンで、巻き取り前は、図3(a)に示すように展
開され、巻き取り後は、図3(b)のように箱部122
0の内部に収納される。また、スクリーン1220を巻
き取るための電源は電気コンセント1221により外部
から供給される。そして、スクリーン部1200は壁に
固定され保持されている。
【0064】次に、接続アーム部1300の構成につい
て詳しく述べる。図4は、実施形態1に係る接続アーム
部1300の構造を示した概略図である。接続アーム部
1300は2本の棒状部材からなり、棒の一端をスクリ
ーン部1200の一部である箱型ケース1220に固定
し、もう一端をプロジェクタ部1100に固定してい
る。これにより、プロジェクタ部1100は、前記接続
アーム1300を介しスクリーン部1200によって保
持される。
【0065】さらに、接続アーム部1300は、図4
(a)に示すように回転できる支持部を複数備えるの
で、図4(b)に示すように折り畳みが可能である。そ
して、接続アーム部1300を折り畳むことにより、プ
ロジェクタ部1100は、スクリーン部1200の箱型
ケース1220内に収納され、前面投写型表示装置を使
用しない場合は、埃などから保護される。さらに、接続
アーム部1300は、不図示の電動モータにより折り畳
みが可能で、その電源は、電気コンセント1221から
供給される電気であり、スクリーン部1200との電源
の共有化がされている。
【0066】なお、本発明の接続アーム部1300は、
基本的にプロジェクタ部1100をスクリーン部120
0に保持させるものを示すものであって、形状が棒状に
限らず板状や箱状のものでもよく、また、数量や折り畳
み方法も本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更が可能で
ある。
【0067】次に、接続アーム部1300の内部の構造
について詳しく説明する。図5は、前面投写型表示装置
を上方から見た透視図である。接続アーム部1300
は、内部が中空で、一方のアームには、ランプ駆動回路
1121に電気を供給する電線1310と、映像表示素
子駆動回路1116、映像信号送信回路1122に映像
信号を送る信号線1320とが収納され、まとまって配
線されている。なお、電線1310を伝わる電気は、電
気コンセント1221を介して前面投写型表示装置の外
部から供給される電気であり、スクリーン部1200と
の電源の共有化がされている。そして、信号線1320
を伝わる映像信号は、前面投写型表示装置の外部にある
ビデオデッキなどの外部映像機器から、スクリーン部1
200にある信号線等を介して入力されている。したが
って、前面投写型表示装置1000の外部からランプ駆
動回路1121に供給される電気は、接続アーム部の備
える電線1310を伝わって送電され、前面投写型表示
装置1000の外部から映像信号送信回路1122に送
信される映像信号は、前記接続アーム部の備える信号線
1310を伝わって送信される。
【0068】また、もう一方のアームは、プロジェクタ
部1100内部の熱を排気するための排気手段である冷
却ファン1330を備え、冷却ファン1330が排気す
る空気を流すためのダクトの機能を有している。そし
て、このアームの内側には振動を吸収する消音材が貼ら
れている。なお、冷却ファン1330は、プロジェクタ
部1100内部の熱を排気するものであれば、配置や種
類や数量等はこれに限らない。
【0069】以上により、実施形態1に係る前面投写型
表示装置1000においては、前面投写型表示装置を側
面から見た概略図である図6に示すように、映像光を拡
大投写するプロジェクタ部1100と映像光を表示する
スクリーン部1200とにより大画面の映像が実現でき
る。このとき、プロジェクタ部1100とスクリーン部
1200とを接続する接続アーム部1300により、プ
ロジェクタ部1100がスクリーン部1200に保持さ
れるため、結果としてプロジェクタ部1100を設置す
るための構造物が他に必要がなくなる。したがって、天
井など建築物の一部である構造物にプロジェクタ部11
00を保持させるよりもプロジェクタ部1100の設置
が非常に容易で安価な構成となる。
【0070】また、接続アーム部1300を使って、プ
ロジェクタ部1100をスクリーン部1200に保持す
るため、人が行動をする空間にプロジェクタ部1100
が位置することを回避することができ、プロジェクタ部
1100が視聴者の行動をする空間を占めることがな
い。したがって、空間を無駄なく利用することができ
る。
【0071】さらに、プロジェクタ部1100とスクリ
ーン部1200とが接続アーム部1300により接続さ
れているため、プロジェクタ部1100とスクリーン部
1200との信号の送受信等が容易な構造となる。
【0072】したがって、比較的安価で容易に設置でき
る前面投写型表示装置であって、人が行動をする空間を
占めることがなく、大画面の映像を投写できるとともに
信号線や電線などのケーブル類の接続において煩雑さが
ない前面投写型表示装置が実現できる。
【0073】(実施形態2)本発明における実施形態2
を図7と図8に基づいて述べる。ただし、以下に説明す
る本実施の形態において、前に説明した実施の形態と同
一の構成には、同一の符号を付し、共通する動作や作用
の説明については省略する。また、同一名称を付してい
る場合には、符号が相違しても機能はほとんど同一であ
るため基本的な説明は省略する。
【0074】図7は、実施形態2に係る前面投写型表示
装置を上方から見た透視図である。本実施の形態である
前面投写型表示装置2000は、映像処理回路や映像信
号送信回路やランプ駆動回路などを備える回路系部分
が、プロジェクタ部1100ではなく、スクリーン部1
200に取り付けられている点が先に説明した前面投写
型表示装置1000と異なる。
【0075】図7において、ランプ駆動回路2221や
映像信号送信回路2222などを備える回路系部分は、
スクリーン部1200の一部である箱型ケース1220
内部に備え付けられている。そして、ランプ1111と
ランプ駆動回路2221とを結ぶ電線2310と、映像
表示素子駆動回路1116と映像信号送信回路2222
とを結ぶ信号線2320は、接続アーム部1300内に
収納され、まとまって配線される。したがって、ランプ
駆動回路2221からランプ1111に供給される電気
は、接続アーム部1300の備える電線を伝わって送電
され、映像信号送信回路2222から映像表示素子駆動
回路1116に送信される映像信号は、接続アーム部1
300の備える信号線2320を伝わって送信される。
【0076】次に、実施形態2に係る前面投写型表示装
置の信号の流れについて詳しく述べる。図8は、実施形
態2に係る前面投写型表示装置の信号の流れを示した模
式図である。前面投写型表示装置2000は、映像表示
素子駆動回路1116と映像信号送信回路2222との
間に、映像信号をアナログ信号からディジタル信号に変
換するA/Dコンバータ2223と映像信号をディジタ
ル信号からアナログ信号に変換するD/Aコンバータ2
124とを備えている。そして、A/Dコンバータ22
23は、映像信号送信回路2222のなかに含まれ、D
/Aコンバータ2124は、映像表示素子駆動回路11
16のなかに含まれる。
【0077】これにより、映像信号送信回路2222か
ら送られるアナログの映像信号は、A/Dコンバータ2
223によりディジタル信号に変換され、信号線232
0により送られる。そして、信号線2320で送られた
信号は、D/Aコンバータ2124によりアナログ信号
に変換され、映像表示素子駆動回路1116を介して液
晶パネル1113に送られる。
【0078】よって、接続アーム部1300の長さだけ
信号線2320が長くなることで外部からのノイズの悪
影響を受けやすい構成となるが、接続アーム部1300
を伝わって送られる信号をディジタル信号とすること
で、外部からのノイズの悪影響を抑えている。
【0079】以上により、実施形態2に係る前面投写型
表示装置2000においては、スクリーン部1200
が、映像信号送信回路2222やランプ駆動回路222
1などを備えるため、その分の重さとスペースがプロジ
ェクタ部1100からなくなり、プロジェクタ部110
0が非常にコンパクトになるとともに、プロジェクタ部
1100を保持する接続アーム部1300の負担を軽減
することができる。
【0080】したがって、比較的安価で容易に設置でき
る前面投写型表示装置であって、人が行動をする空間を
占めることがなく、大画面の映像を投写できるととも
に、信号線や電線の接続における煩雑さを解消し、外部
からのノイズによる映像の悪化を抑えた前面投写型表示
装置が実現できる。
【0081】なお、本実施形態では、外部映像機器から
の信号がアナログ信号で、液晶パネル1113がアナロ
グ駆動する場合における信号の流れの構成についての一
例を述べたが、基本的に接続アーム部1300を伝わる
信号がディジタル信号であれば、このような構成に限定
するものではなく適宜変更が可能である。
【0082】(実施形態3)本発明における実施形態3
を図9に基づいて述べる。ただし、以下に説明する本実
施の形態において、前に説明した実施の形態と同一の構
成には、同一の符号を付し、共通する動作や作用の説明
については省略する。また、同一名称を付している場合
には、符号が相違しても機能はほとんど同一であるため
基本的な説明は省略する。
【0083】図9は、実施形態3に係る前面投写型表示
装置を上方から見た透視図である。本実施の形態である
前面投写型表示装置3000は、映像表示素子駆動回路
がプロジェクタ部1100ではなく、スクリーン部12
00に取り付けられている点が先に説明した前面投写型
表示装置2000と大きく異なる。
【0084】図9において、映像表示素子駆動回路31
16は、スクリーン部1200の一部である箱型ケース
1220内部に備え付けられている。そして、映像表示
素子駆動回路3116と映像表示素子である液晶パネル
1113とを結ぶ信号線3320は、接続アーム部13
00内に収納され、まとまって配線される。したがっ
て、映像表示素子駆動回路3116から映像表示素子で
ある液晶パネル1113に送信される映像信号は、接続
アーム部1300の備える信号線3320を伝わって送
信される。
【0085】以上により、実施形態3に係る前面投写型
表示装置3000においては、スクリーン部1200が
映像信号送信回路2222と映像表示素子駆動回路31
16を備えるため、その分の重さとスペースがプロジェ
クタ部1100からなくなり、プロジェクタ部1100
が非常にコンパクトになるとともに、プロジェクタ部1
100を保持する接続アーム部1300の負担を軽減す
ることができる。さらに、映像表示素子駆動回路311
6と映像表示素子(液晶パネル1113)とを結ぶ信号
線3320が接続アーム部1300を伝わり、まとまっ
て配線されるため、信号線3320の接続において煩雑
になることがない。
【0086】したがって、比較的安価で容易に設置でき
る前面投写型表示装置であって、人が行動をする空間を
占めることがなく、大画面の映像を投写できるととも
に、信号線の接続における煩雑さを解消した前面投写型
表示装置が実現できる。
【0087】(実施形態4)本発明における実施形態4
を図10と図11に基づいて述べる。ただし、以下に説
明する本実施の形態において、前に説明した実施の形態
と同一の構成には、同一の符号を付し、共通する動作や
作用の説明については省略する。また、同一名称を付し
ている場合には、符号が相違しても機能はほとんど同一
であるため基本的な説明は省略する。
【0088】図10は、実施形態4に係る前面投写型表
示装置を側面から見た概略図である。本実施の形態であ
る前面投写型表示装置4000は、前面投写型表示装置
の各部にスピーカーが配置されている点が、先に説明し
た前面投写型表示装置2000と異なる。
【0089】図10において、スクリーン部1200の
一部であるスクリーン1210は、スピーカー4211
を備え、同じくスクリーン部1200の一部である箱型
ケース1220は、スピーカー4221を備えている。
また、プロジェクタ部1100は、スピーカー4101
を備え、接続アーム部1300は、スピーカー4301
を備えている。さらに、前面投写型表示装置4000と
別の位置には、スピーカー4401が設置されている。
【0090】次に、各スピーカーに音源信号を送る構成
について詳しく説明する。図11は、実施形態4に係る
前面投写型表示装置を上方から見た透視図である。な
お、図中において映像に関する回路および信号線につい
ては省略する。スピーカー4101,4211,422
1,4301,4401に音源信号を送る音源信号送信
回路4225は、スクリーン部1200の一部である箱
型ケース1220に備え付けられ、音源信号送信回路4
225に送られる音源信号は、映像信号と同じようにビ
デオデッキなどの外部映像機器から、スクリーン部12
00にある信号線等を介して入力されている。
【0091】そして、スピーカー4101,4301に
音源信号をおくる信号線4320と4321は、接続ア
ーム部1300を伝わり、まとまって配線されるので、
音源信号送信回路4225からスピーカー4101,4
301に送信される音源信号は、前記接続アーム部の備
える信号線4320を伝わって送信される。
【0092】また、スピーカー4401へ送信される音
源信号は、無線信号発信回路4226を介して、無線に
より音源信号送信回路4225から送られるので、前面
投写型表示装置4000は、音源信号送信回路4225
から、前面投写型表示装置4000とは別の位置に設置
されたスピーカー4401に音源信号を送信することが
できる。
【0093】以上により、実施形態4に係る前面投写型
表示装置4000においては、スクリーン1200部
が、音源信号送信回路4225を備えるため、その分の
重さとスペースがプロジェクタ部1100からなくな
り、プロジェクタ部1100が非常にコンパクトになる
とともに、プロジェクタ部1100を保持する接続アー
ム部1300の負担を軽減することができる。
【0094】また、スピーカー4211、4221がス
クリーン部1200に配置されるため、映像の投写され
るスクリーン側より音声が流れることになる。したがっ
て、視聴者は、音と映像が一致して知覚できるため、違
和感なく映像と音を楽しむことができる。さらに、スピ
ーカーを視聴者の前方と上方と空間内に立体的に配置す
ることから、臨場感のある音を視聴者に与えることがで
きる。
【0095】したがって、比較的安価で容易に設置でき
る前面投写型表示装置であって、人が行動をする空間を
占めることがなく、また臨場感のある音を提供しながら
大画面の映像を投写できるとともに、信号線の接続にお
ける煩雑さを解消した前面投写型表示装置が実現でき
る。
【0096】なお、スピーカーの配置は、上述で説明し
た構成に限らず、位置や個数の組み合わせなど適宜変更
が可能である。
【0097】(実施形態5)本発明における実施形態5
を図12と図13に基づいて述べる。ただし、以下に説
明する本実施の形態において、前に説明した実施の形態
と同一の構成には、同一の符号を付し、共通する動作や
作用の説明については省略する。また、同一名称を付し
ている場合には、符号が相違しても機能はほとんど同一
であるため基本的な説明は省略する。
【0098】図12は、実施形態5に係る前面投写型表
示装置の斜視図である。本実施の形態である前面投写型
表示装置5000は、スクリーン面での位置指示入力情
報を取り込む入力装置をスクリーン部1200が備える
点が、先に説明した前面投写型表示装置2000と異な
る。
【0099】図13において、指示棒5500は先端か
ら超音波を発生する指示棒で、スクリーン部1200の
端部には、指示棒5500から発生する超音波を取り込
む2つのマイクロフォン5230、5230が備え付け
てある。つまり、指示棒5500から発信する超音波が
位置指示入力情報となり、マイクロフォン5230がス
クリーン面での位置指示入力情報を取り込む入力装置と
なる。
【0100】このような構成で、例えば、指示棒550
0にしたがってスクリーン1210上に線や文字を表示
する場合を考える。図13に、位置指示入力情報を取り
込んで映像情報に反映させる装置構成の模式図を示す。
スクリーン部1200に備え付けられた発信回路524
1からの信号に応じて指示棒5500から発信された超
音波は、2つのマイクロフォン5230、5230で受
信される。そして、受信した信号は、スクリーン部12
00に備え付けられた受信回路5242を介して、演算
回路5243に送られ、スクリーン1210上の指示棒
位置の位置情報に変換される。ここで、位置情報は、超
音波発信回路からの信号の情報と2つのマイクロフォン
5230、5230が受けた超音波の信号差の情報から
算出される。
【0101】そして、変換された信号は、同じくスクリ
ーン部1200に備え付けられた制御回路5244によ
って映像を制御する映像信号情報の一部としてさらに変
換される。例えば、指示棒5500にしたがってスクリ
ーン1210上の映像画面に線や文字を表示するように
設定されていた場合、位置情報を使って、指定の位置に
線や文字の映像を反映させる信号への変換が制御回路5
244で行われることになる。
【0102】そして、さらに変換された信号は、映像信
号送信回路2222からプロジェクタ部1100にある
映像表示素子駆動回路1116に送られ、映像表示素子
である液晶パネル1113に伝わる。そして、最終的に
位置指示入力情報は映像に反映され、映像としてスクリ
ーン1210上に指示棒5500で線や文字を書いてい
るように表示される。このとき、映像信号送信回路22
22から映像表示素子駆動回路1116に伝わる信号、
つまり、位置指示入力情報から変換された信号は、接続
アーム部1300の備える信号線5320によって送信
される。
【0103】以上により、実施形態5に係る前面投写型
表示装置5000においては、スクリーン1210上に
おける指示棒5500などで、遠隔操作により情報処理
装置上でのアプリケーションを操作することなどが可能
となる。その場合、位置指示入力情報を処理して映像と
して投写するために、位置指示入力情報を取り込む入力
装置とプロジェクタ部1100との間で信号の送信が必
要となるが、信号を送信する信号線5320は接続アー
ム部1300にまとまって配線されるため、信号線の接
続において煩雑になることがない。
【0104】さらに、スクリーン1210上における指
示棒5500などで映像と関連付けて遠隔操作を行う場
合は、事前にスクリーン面に投写される映像の表示画面
とスクリーン1210の相対位置関係のデータを入力す
る必要があるが、本発明の構成によれば、接続アーム部
1300でプロジェクタ部1100とスクリーン部12
00の相対位置関係をほぼ固定することができ、スクリ
ーン面に投写される映像の表示画面とスクリーン121
0の相対位置関係は変わらないことから、使用するたび
にスクリーン面に投写される映像の表示画面とスクリー
ン1210の相対位置関係のデータを入力する必要がな
くなる。
【0105】したがって、比較的安価で容易に設置でき
る前面投写型表示装置であって、人が行動をする空間を
占めることがなく、大画面の映像を投写できるととも
に、信号線の接続における煩雑さを解消し、スクリーン
1210上における指示棒5500などで、遠隔操作に
より情報処理装置上でのアプリケーションを操作するこ
となどが容易に行える前面投写型表示装置が実現でき
る。
【0106】なお、本実施形態では、位置指示入力情報
及びスクリーン面での位置指示入力情報を取り込む入力
装置として超音波とマイクロフォンを用いる構成につい
て説明したが、この構成に限定するものではなく、位置
指示入力情報にレーザー光を用いたものや入力位置を検
出可能な感圧式のスクリーンにしたものでも良い。
【0107】また、位置指示入力情報から変換された信
号が、接続アーム部1300の備える信号線5320に
よって送信されるものであれば、情報の伝達の経路およ
び回路構成は図13に示すような構成に限らない。
【0108】さらに、本実施形態では、指示棒5500
にしたがってスクリーン1210上に線や文字を表示す
るといったように前面投写型表示装置にあるアプリケー
ションを操作する場合について述べたが、それ以外に
も、前面投写型表示装置に取り付けられたパソコンのよ
うな外部接続機器を、スクリーン1210上の映像と関
連付けて操作する場合についても、スクリーン1210
上での位置指示入力情報で前面投写型表示装置を介して
間接的に外部接続機器にあるアプリケーションを操作し
ているので、同様にスクリーン1210上での位置指示
入力情報で前面投写型表示装置を操作していることを意
味するものとする。
【0109】(実施形態6)本発明における実施形態6
を図14と図15に基づいて述べる。ただし、以下に説
明する本実施の形態において、前に説明した実施の形態
と同一の構成には、同一の符号を付し、共通する動作や
作用の説明については省略する。また、同一名称を付し
ている場合には、符号が相違しても機能はほとんど同一
であるため基本的な説明は省略する。
【0110】図14は、実施形態6に係る前面投写型表
示装置の斜視図である。本実施の形態である前面投写型
表示装置6000は、スクリーン面での位置指示入力情
報が光であり、スクリーン面での位置指示入力情報を取
り込む入力装置をプロジェクタ部1100が備える点
が、先に説明した前面投写型表示装置5000と大きく
異なる。
【0111】図14において、指示棒6500は、先端
から輝点を発光する指示棒で、プロジェクタ部1100
には、指示棒6500から発光する輝点を取り込むCC
Dカメラ6130が備え付けてある。つまり、指示棒6
500から発光する輝点が位置指示入力情報となり、C
CDカメラ6130がスクリーン面での位置指示入力情
報を取り込む入力装置となる。
【0112】このような構成で、例えば、指示棒650
0にしたがってスクリーン上1210に線や文字を表示
する場合を考える。図15に、位置指示入力情報を取り
込んで映像情報に反映させる装置構成の模式図を示す。
【0113】図15において、指示棒6500から発光
する輝点は、プロジェクタ部1100が備えるCCDカ
メラ6130に受信され、その信号は、同じくプロジェ
クタ部1100に備え付けられた受信回路6142を介
して、スクリーン部1200の備える演算回路6243
に送られスクリーン1210上の指示棒位置の位置情報
に変換される。ここで、位置情報は、CCDカメラ61
30が取り込んだスクリーン面での輝点の位置を示す画
像から算出されている。また、受信回路6142から演
算回路6243に伝わる信号、つまり、位置指示入力情
報から変換された信号は、接続アーム部1300の備え
る信号線6320によって送信されている。
【0114】そして、変換された信号は、同じくスクリ
ーン部1200に備え付けられた制御回路6244によ
って映像を制御する映像信号情報の一部としてさらに変
換される。例えば、指示棒6500にしたがってスクリ
ーン1210上の映像画面に線や文字を表示するように
設定されていた場合、位置情報を使って、指定の位置に
線や文字の映像を反映させる信号への変換が制御回路6
244で行われることになる。
【0115】そして、さらに変換された信号は、映像信
号送信回路2222からプロジェクタ部1100にある
映像表示素子駆動回路1116に送られ、映像表示素子
(液晶パネル1113)に伝わる。そして、最終的に位
置指示入力情報は映像に反映され、映像としてスクリー
ン1210上に指示棒6500で線や文字を書いている
ように表示される。このとき、映像信号送信回路222
2から映像表示素子駆動回路1116に伝わる信号、つ
まり、位置指示入力情報から変換された信号は、接続ア
ーム部1300が備える信号線6321によって送信さ
れる。
【0116】以上により、実施形態6に係る前面投写型
表示装置6000においては、スクリーン1210上に
おける指示棒6500などで、遠隔操作により情報処理
装置上でのアプリケーションを操作することなどが可能
となる。その場合、位置指示入力情報を処理して映像と
して投写するために、位置指示入力情報を取り込む入力
装置とプロジェクタ部1100との間で信号の送信が必
要となるが、信号を送信する信号線6320、6321
は接続アーム部1300にまとまって配線されるため、
信号線の接続において煩雑になることがない。
【0117】さらに、スクリーン1210上における指
示棒6500などで映像と関連付けて遠隔操作を行う場
合は、事前にスクリーン面に投写される映像の表示画面
とスクリーン1210の相対位置関係のデータを入力す
る必要があるが、本発明の構成によれば、接続アーム部
1300によってプロジェクタ部1100とスクリーン
部1200の相対的位置関係をほぼ固定することができ
るので、スクリーン面に投写される映像の表示画面とス
クリーン1210の相対位置関係は変わらないことか
ら、使用するたびにスクリーン面に投写される映像の表
示画面とスクリーンの相対位置関係のデータを入力する
必要がなくなる。
【0118】したがって、比較的安価で容易に設置でき
る前面投写型表示装置であって、人が行動をする空間を
占めることがなく、大画面の映像を投写できるととも
に、信号線の接続における煩雑さを解消し、スクリーン
1210上における指示棒6500などで、遠隔操作に
より情報処理装置上でのアプリケーションを操作するこ
となどが容易に行える前面投写型表示装置が実現でき
る。
【0119】なお、本実施形態では、位置指示入力情報
とスクリーン面での位置指示入力情報を取り込む入力装
置に輝点とCCDカメラ6130を用いる構成について
説明したが、この構成に限らず、輝点を赤外光にして、
CCDカメラ6130を赤外線用CCDカメラにするな
ど変更も可能である。
【0120】また、位置指示入力情報から変換された信
号が、接続アーム部1300が備える信号線6320、
6321によって送信されるものであれば、情報の伝達
の経路および回路構成は図15に示すような構成に限ら
ない。
【0121】さらに、本実施形態では、指示棒6500
にしたがってスクリーン1210上に線や文字を表示す
るといったように前面投写型表示装置にあるアプリケー
ションを操作する場合について述べたが、それ以外に
も、前面投写型表示装置に取り付けられたパソコンのよ
うな外部接続機器を、スクリーン1210上の映像と関
連付けて操作する場合についても、スクリーン1210
上での位置指示入力情報で前面投写型表示装置を介して
間接的に外部接続機器にあるアプリケーションを操作し
ているので、同様にスクリーン1210上での位置指示
入力情報で前面投写型表示装置を操作していることを意
味するものとする。
【0122】(実施形態7)本発明における実施形態7
を図16に基づいて述べる。ただし、以下に説明する本
実施の形態において、前に説明した実施の形態と同一の
構成には、同一の符号を付し、共通する動作や作用の説
明については省略する。また、同一名称を付している場
合には、符号が相違しても機能はほとんど同一であるた
め基本的な説明は省略する。
【0123】図16は実施形態7に係る前面投写型表示
装置7000を側面から見た外略図である。本実施の形
態では、前面投写型表示装置が壁のような固定したもの
に保持されるのではなく、移動可能な移動式保持手段に
保持される点が、先に説明した前面投写型表示装置と異
なる。
【0124】図16(a)において、前面投写型表示装
置7000は、移動可能な移動式保持手段7600に保
持される。移動可能な移動式保持手段7600は、金属
パイプなどをつなぎ合せた構造体で、床等に固定されて
いないため移動が可能である。
【0125】また、移動可能な移動式保持手段7600
は、図16(b)に示すように簡単に移動が可能となる
車輪7610がついたものであって良い。
【0126】なお、本実施形態においては、スクリーン
部1210と移動式保持手段7600が一体であったと
しても、前面投写型表示装置7000を移動可能な移動
式保持手段7600に取り付けたことを意味している。
また、移動可能なものに保持される構造であれば、例え
ば、ホワイトボードや自動車や掲示板などに本発明の前
面投写型表示装置を取り付けた場合も、前面投写型表示
装置を移動可能な移動式保持手段7600に取り付けた
ことを意味している。
【0127】以上により、実施形態7に係る前面投写型
表示装置7000においては、プロジェクタ部1100
とスクリーン部1200とを接続する接続アーム部13
00により、プロジェクタ部1100がスクリーン部1
200に保持されるため、スクリーン部1200を移動
可能な移動式保持手段7600に保持させ、固定するこ
とよって前面投写型表示装置7000を移動して使うこ
とが可能となる。また、プロジェクタ部1100がすで
にスクリーン部1200に保持されているため、前面投
写型表示装置7000を移動してもプロジェクタ部11
00を使用するたびに設置し直す必要がない。
【0128】したがって、比較的安価で容易に設置でき
る前面投写型表示装置であって、人が行動をする空間を
占めることがなく、大画面の映像を投写できるととも
に、場所を移動して使用できる前面投写型表示装置が実
現できる。
【0129】なお、いままで説明した各実施の形態で
は、表示素子として液晶パネル1113を用いた構成に
ついて説明したが、各画素を構成する反射鏡の角度によ
り光を制御する映像表示素子を用いたものや、ランプ等
を用いないで表示素子自体が発光するものなど、これら
に限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更が可能
である。
【0130】また、いままで説明した実施の形態のいく
つかでは前面投写型表示装置の外部にある外部機器から
信号が送られてくる構成について説明したが、外部映像
機器が前面投写型表示装置の内部にあっても、見かけ
上、一体になっているだけで機能としては分離して扱え
るので前面投写型表示装置の外部から信号が送られてく
ることと同じ扱いとする。
【0131】
【発明の効果】本発明の前面投写型表示装置は、発明の
実施の形態で説明したように映像表示素子により形成し
た映像光を投写レンズにより拡大投写するプロジェクタ
部と、プロジェクタ部により投写された映像光を表示す
るスクリーン部と、プロジェクタ部とスクリーン部とを
接続する接続アーム部とを備え、プロジェクタ部が、接
続アーム部を介し、スクリーン部によって保持される。
これにより、比較的安価で容易に設置できる前面投写型
表示装置であって、人が行動をする空間を占めることが
なく、大画面の映像を投写できる前面投写型表示装置を
実現することができる。
【0132】さらに、接続アーム部によりプロジェクタ
部とスクリーン部とを接続することで信号線や電線など
のケーブル類の配線を容易に行うことができるようにな
るので、前面投写型表示装置内で構成部品を様々に配置
することが可能となる。したがって、例えば、プロジェ
クタ部に映像の投写に最低限必要な部分のみを残すこと
で映像を投写する機能に特化させたシンプルでコンパク
トなプロジェクタ部を実現したり、回路の配置やスピー
カーなどの部品の配置を機能に合わせて自由に移動する
ことで全体をシンプルで機能的に設計したりすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る前面投写型表示装置
の斜視図。
【図2】本発明の実施形態1に係るプロジェクタ部の内
部を示した上視図。
【図3】本発明の実施形態1に係る前面投写型表示装置
を側面から見た透視図。
【図4】本発明の実施形態1に係る接続アーム部の構造
を示した概略図。
【図5】本発明の実施形態1に係る前面投写型表示装置
を上方から見た透視図。
【図6】本発明の実施形態1に係る前面投写型表示装置
を側面から見た概略図。
【図7】本発明の実施形態2に係る前面投写型表示装置
を上方から見た透視図。
【図8】本発明の実施形態2に係る前面投写型表示装置
の信号の流れを示した模式図。
【図9】本発明の実施形態3に係る前面投写型表示装置
を上方から見た透視図。
【図10】本発明の実施形態4に係る前面投写型表示装
置を側面から見た概略図。
【図11】本発明の実施形態4に係る前面投写型表示装
置を上方から見た透視図。
【図12】本発明の実施形態5に係る前面投写型表示装
置の斜視図。
【図13】本発明の実施形態5に係る位置指示入力情報
を取り込んで映像情報に反映させる装置構成の模式図。
【図14】本発明の実施形態6に係る前面投写型表示装
置の斜視図。
【図15】本発明の実施形態6に係る位置指示入力情報
を取り込んで映像情報に反映させる装置構成の模式図。
【図16】本発明の実施形態7に係る前面投写型表示装
置を側面から見た概略図。
【図17】従来の可搬式のプロジェクタとスクリーンの
配置を示した側面からの概略図。
【図18】従来の天井に吊り下げる方式のプロジェクタ
とスクリーンの配置を示した側面からの概略図。
【符号の説明】
101,102…プロジェクタ 201,202…スクリーン 1000,2000,3000,4000,5000,
6000,7000…前面投写型表示装置 1100…プロジェクタ部 1110…光学系部分 1111…ランプ 1112…光導波管 1113…液晶パネル 1114…光合成プリズム 1115…投写レンズ 1116,2116,3116…表示素子駆動回路 1120…回路系部分 1121,2221…ランプ駆動回路 1122,2222…映像信号送信回路 1200…スクリーン部 1210…スクリーン 1220…箱型ケース 1221…電気コンセント 1300…接続アーム部 1310,2310…電線 1320,2320,3320…信号線 1330…冷却ファン 2223…A/Dコンバータ 2124…D/Aコンバータ 4101,4211,4221,4301,4401…
スピーカー 4225…音源信号送信回路 4226…無線信号発信機 4320,4321…信号線 5230…マイクロフォン 5241・・・発信回路 5242,6142…受信回路 5243,6243…演算回路 5244,6244…制御回路 5320,6320,6321…信号線 5500,6500…指示棒 6130…CCDカメラ 7600…移動式保持手段 7610…車輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 EA12 HA05 HA06 HA28 MA20 2H089 HA40 QA11 TA07 TA18 UA05 2K103 AA01 AA05 AA11 AA16 CA01 CA10 CA50 CA60 CA62 DA08 DA19

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像表示素子により形成した映像光を投
    写レンズにより拡大投写するプロジェクタ部と、前記プ
    ロジェクタ部により投写された映像光を表示するスクリ
    ーン部と、前記プロジェクタ部と前記スクリーン部とを
    接続する接続アーム部とを備え、 前記プロジェクタ部は、前記接続アーム部を介し、前記
    スクリーン部によって保持されることを特徴とする前面
    投写型表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の前面投写型表示装置に
    おいて、前記接続アーム部は折り畳み可能であることを
    特徴とする前面投写型表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の前面投写型表示装置に
    おいて、前記接続アーム部を折り畳むことによって、前
    記プロジェクタ部を前記スクリーン部に収納することが
    できることを特徴とする前面投写型表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の前面投写型表示装置に
    おいて、プロジェクタ部内部の熱を排気するための排気
    手段を更に備え、前記接続アーム部は、前記排気手段が
    排気する空気を流すためのダクトの機能を有することを
    特徴とする前面投写型表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の前面投写型表示装置に
    おいて、前記プロジェクタ部は、映像光となる光を発生
    するランプと前記ランプを駆動するためのランプ駆動回
    路とを備え、 当該前面投写型表示装置の外部から前記ランプ駆動回路
    に供給される電気は、前記接続アーム部の備える電線を
    伝わって送電されることを特徴とする前面投写型表示装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の前面投写型表示装置に
    おいて、前記プロジェクタ部は、映像光となる光を発生
    するランプを備え、前記ランプを駆動するためのランプ
    駆動回路は、前記スクリーン部に備え付けられ、 前記ランプ駆動回路から前記ランプに供給される電気
    は、前記接続アーム部の備える電線を伝わって送電され
    ることを特徴とする前面投写型表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の前面投写型表示装置に
    おいて、前記プロジェクタ部は、前記映像表示素子を駆
    動する映像表示素子駆動回路と前記映像表示素子駆動回
    路に対して映像信号を送信する映像信号送信回路とを備
    え、 当該前面投写型表示装置の外部から前記映像信号送信回
    路に送信される映像信号は、前記接続アーム部の備える
    信号線を伝わって送信されることを特徴とする前面投写
    型表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の前面投写型表示装置に
    おいて、前記プロジェクタ部は、前記映像表示素子を駆
    動する映像表示素子駆動回路を備え、前記映像表示素子
    駆動回路に対して映像信号を送信する映像信号送信回路
    は、前記スクリーン部に備え付けられ、 前記映像信号送信回路から前記映像表示素子駆動回路に
    送信される映像信号は、前記接続アーム部の備える信号
    線を伝わって送信されることを特徴とする前面投写型表
    示装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の前面投写型表示装置に
    おいて、前記映像信号送信回路と前記映像表示素子駆動
    回路との間を伝わる映像信号は、ディジタル信号である
    ことを特徴とする前面投写型表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の前面投写型表示装置
    において、前記スクリーン部は、前記映像表示素子を駆
    動する映像表示素子駆動回路と前記映像表示素子駆動回
    路に対して映像信号を送信する映像信号送信回路とを備
    え、 前記映像表示素子駆動回路から前記映像表示素子に送信
    される映像信号は、前記接続アーム部の備える信号線を
    伝わって送信されることを特徴とする前面投写型表示装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の前面投写型表示装置
    において、前記スクリーン部はスピーカーを備え、前記
    スピーカーに音源信号を送信する音源信号送信回路は、
    前記スクリーン部に備え付けられていることを特徴とす
    る前面投写型表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の前面投写型表示装置
    において、前記プロジェクタ部はスピーカーを備え、前
    記スピーカーに音源信号を送信する音源信号送信回路
    は、前記スクリーン部に備え付けられ、 前記音源信号送信回路から前記スピーカーに送信される
    音源信号は、前記接続アーム部の備える信号線を伝わっ
    て送信されることを特徴とする前面投写型表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の前面投写型表示装置
    において、前記接続アーム部はスピーカーを備え、前記
    スピーカーに音源信号を送信する音源信号送信回路は、
    前記スクリーン部に備え付けられ、 前記音源信号送信回路から前記スピーカーに送信される
    音源信号は、前記接続アーム部の備える信号線を伝わっ
    て送信されることを特徴とする前面投写型表示装置。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の前面投写型表示装置
    において、前記スクリーン部は、スピーカーに音源信号
    を送信する音源信号送信回路を備え、当該前面投写型表
    示装置は、前記音源信号送信回路から、当該前面投写型
    表示装置とは別の位置に設置された前記スピーカーに音
    源信号を送信することができることを特徴とする前面投
    写型表示装置。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の前面投写型表示装置
    において、スクリーン面での位置指示入力情報を取り込
    む入力装置を更に備え、 前記位置指示入力情報から変換された信号は、前記接続
    アーム部の備える信号線によって前記プロジェクタ部も
    しくは前記スクリーン部に送信され、前記位置指示入力
    情報によって当該前面投写型表示装置を操作することが
    可能であることを特徴とする前面投写型表示装置。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の前面投写型表示装置
    において、当該前面投写型表示装置は、移動可能な移動
    式保持手段に保持されることを特徴とする前面投写型表
    示装置。
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