JP2003329113A - 手動変速機の油潤滑機構 - Google Patents
手動変速機の油潤滑機構Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/042—Guidance of lubricant
- F16H57/0421—Guidance of lubricant on or within the casing, e.g. shields or baffles for collecting lubricant, tubes, pipes, grooves, channels or the like
- F16H57/0423—Lubricant guiding means mounted or supported on the casing, e.g. shields or baffles for collecting lubricant, tubes or pipes
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- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0493—Gearings with spur or bevel gears
- F16H57/0494—Gearings with spur or bevel gears with variable gear ratio or for reversing rotary motion
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Abstract
滑を充分確保するとともに、変速機のケーシング内の潤
滑油量を削減して、変速機の重量を大幅に軽量化するこ
とを課題とする。 【解決手段】手動変速機1のケーシング2上部に配置さ
れているストライキングロッド6の前部を短縮するとと
もに、該ストライキングロッド6の前方にオイルガータ
ー9を配置し、該オイルガーター9から潤滑油Oをギア
機構3に滴下せしめることによりギア機構3の潤滑を行
なう手動変速機1の油潤滑機構を提供する。
Description
の油潤滑機構に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、図3に示すように、手動変速機(1
A)のケーシング(2A)内にはアダプタープレート(4A)を介
してギア機構(3A)が組込まれており、ストライキングア
ーム(図示せず)を介してシフトレバー(図示せず)に
接続するストライキングロッド(6A)は、アダプタープレ
ート(4A)上部にスライド可能に貫通支持されているとと
もに、変速機(1A)のケーシング(2A)前側上部に支持され
ている。該ストライキングロッド(6A)の所定個所にはス
トライキングレバー(図示せず)が取付けられており、
該ストライキングレバーには、シフトフォーク(図示せ
ず)がそれぞれ取付けられた複数本のフォークロッド
(図示せず)が選択的に取付けられている。そして、手
動変速機(1A)のケーシング(2A)内には、ギア機構(3A)を
潤滑するための潤滑油Oが溜められており、溜められた
潤滑油Oによって副軸CSのギア機構は常に潤滑されて
おり、該潤滑油Oが副軸CSに設けられたギア機構(3A)
によって掻き上げられて主軸MSのギア機構(3A)に飛散
することにより、主軸MSのギア機構(3A)を潤滑してい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】近年、自動車の動力性
能向上や燃費低減を図るべく、変速機(1A)の軽量化が求
められてきており、潤滑油Oを削減することは変速機(1
A)の軽量化にとって非常に効果の大きい手段であるが、
上記従来の油潤滑機構では、主軸MSのギア機構(3A)を
潤滑する効率が低いため、変速機(1A)のケーシング(2A)
内の潤滑油Oを削減すると、ギア機構(3A)の潤滑、特に
主軸MSのギア機構(3A)の潤滑を確保するのが困難であ
るという問題があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、手動変速機(1) のケーシ
ング(2) 上部に配置されているストライキングロッド
(6) の前部を短縮するとともに、該ストライキングロッ
ド(6) の前方にオイルガーター(9) を配置し、該オイル
ガーター(9) から潤滑油Oをギア機構(3) に滴下せしめ
ることによりギア機構(3) の潤滑を行なう手動変速機
(1) の油潤滑機構を提供するものである。 【0005】 【作用】本発明では、ストライキングロッド(6) の前部
を短縮しているので、ストライキングロッド(6) の短縮
した長さの分だけ変速機(1) の重量を軽量化することが
出来る。また、短縮したストライキングロッド(6) の前
方にオイルガーター(9)を配置しているので、該オイル
ガーター(9) から潤滑油Oをギア機構(3) に滴下せしめ
て供給することにより、主軸MSのギア機構(3) を効率
よく潤滑することが出来るため、ギア機構(3) の潤滑、
特に主軸MSのギア機構(3) の潤滑を充分確保するとと
もに、変速機(1) のケーシング(2) 内の潤滑油量を削減
することが出来る。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明を図1および図2に示す一
実施例によって説明すれば、図1に示すように、手動変
速機(1) のケーシング(2) 内にはギア機構(3) が組込ま
れており、該ケーシング(2) の後側にはアダプタープレ
ート(4) が取付けられており、該ケーシング(2) の前側
にはフロントカバー(5) が取付けられている。そして、
該ケーシング(2) 内には、該ギア機構(3) を潤滑するた
めの潤滑油Oが溜められている。 【0007】該アダプタープレート(4) 上部の所定位置
にはストライキングロッド(6) がスライド可能に貫通支
持されており、該ストライキングロッド(6) の前部は短
縮されている。更に、該ストライキングロッド(6) の所
定個所にはストライキングレバー(7) が取付けられてお
り、該ストライキングレバー(7) には、シフトフォーク
(図示せず)がそれぞれ取付けられた複数本のフォーク
ロッド(8) が取付けられている。なお、該変速機(1) に
おいてシフト操作を行なう場合には、該ストライキング
レバー(7) によって複数本のフォークロッド(8) のうち
の一つをセレクトしてシフト操作を行なう。 【0008】該ケーシング(2) 内の上部において、ギア
機構(3) の直上であって該ストライキングロッド(6) の
前方にはオイルガーター(9) が配置されており(図1参
照)、図2に示すように、該オイルガーター(9) の前端
部と後端部には係合爪(10)がそれぞれ設けられており、
該オイルガーター(9) の所定部分には複数個の滴下孔(1
1)が設けられている。変速機(1) のケーシング(2) に該
オイルガーター(9) を取付ける場合には、ケーシング
(2) に設けられた係合孔(12)に該オイルガーター(9) の
係合爪(10)を係合させて固定する。 【0009】ギア機構(3) の潤滑を行なう場合には、副
軸CSに設けられたギアの回転力によって掻き上げられ
た潤滑油Oがオイルガーター(9) に一旦溜り、溜まった
潤滑油Oを該オイルガーター(9) の滴下孔(11)からギア
機構(3) に滴下せしめることによりギア機構(3) 、特に
主軸MSのギア機構(3) を潤滑する。 【0010】このように、潤滑油Oを該オイルガーター
(9) からギア機構(3) に滴下せしめて供給することによ
り、主軸MSのギア機構(3) を効率よく潤滑することが
出来るため、ギア機構(3) の潤滑、特に主軸MSのギア
機構(3) の潤滑を充分確保するとともに、変速機(1) の
ケーシング(2) 内の潤滑油量を削減することが出来、変
速機(1) の重量を大幅に軽量化することが可能となる。 【0011】本実施例以外、オイルポンプ(図示せず)
を用いてオイルガーター(9) に潤滑油Oを供給し、供給
された潤滑油Oを該オイルガーター(9) の滴下孔(11)か
らギア機構(3) に滴下せしめることによりギア機構(3)
を潤滑してもよい。 【0012】 【発明の効果】本発明では、潤滑油をオイルガーターか
らギア機構に滴下せしめて供給することにより、主軸の
ギア機構を効率よく潤滑することが出来る。したがっ
て、ギア機構、特に主軸のギア機構の潤滑を充分確保す
るとともに、変速機のケーシング内の潤滑油量を削減す
ることが出来、変速機の重量を大幅に軽量化することが
可能となる。
図である。 【図3】従来例の手動変速機の概略断面図である。 【符号の説明】 1 手動変速機 2 ケーシング 3 ギア機構 6 ストライキングロッド 7 ストライキングレバー 8 フォークロッド 9 オイルガーター
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】手動変速機のケーシング上部に配置されて
いるストライキングロッドの前部を短縮するとともに、
該ストライキングロッドの前方にオイルガーターを配置
し、該オイルガーターから潤滑油をギア機構に滴下せし
めることによりギア機構の潤滑を行なうことを特徴とす
る手動変速機の油潤滑機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002139787A JP2003329113A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | 手動変速機の油潤滑機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002139787A JP2003329113A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | 手動変速機の油潤滑機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003329113A true JP2003329113A (ja) | 2003-11-19 |
Family
ID=29700829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002139787A Pending JP2003329113A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | 手動変速機の油潤滑機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003329113A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-05-15 JP JP2002139787A patent/JP2003329113A/ja active Pending
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