JP2003328545A - 床パネル - Google Patents

床パネル

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JP2003328545A
JP2003328545A JP2002134338A JP2002134338A JP2003328545A JP 2003328545 A JP2003328545 A JP 2003328545A JP 2002134338 A JP2002134338 A JP 2002134338A JP 2002134338 A JP2002134338 A JP 2002134338A JP 2003328545 A JP2003328545 A JP 2003328545A
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JP
Japan
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floor panel
metal plate
thin metal
floor
medium
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Application number
JP2002134338A
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English (en)
Inventor
Hidetaka Murata
英孝 村田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暖房床の仕上げ材として使用される床パネル
であって、薄型でその表面硬度も十分で寸法変化の少な
い床パネルを提供することをその課題とする。 【解決手段】 本発明の床パネルは、薄肉金属板1の表
裏面のそれぞれに、中質繊維板2及び化粧単板3を順次
接着剤層を介して積層貼着したことを特徴とする。好ま
しくは、上記薄肉金属板1の表裏面のそれぞれの中質繊
維板2及び化粧単板3を、該薄肉金属板1を中心層とし
て対称的に積層貼着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暖房床に使用され
る床パネルに係り、さらに詳しくは、寸法変化や反りの
生じにくい床パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木質床パネルは温度や湿度といっ
た環境に変化があると床パネルの木質基材が水分の吸
収、放出を繰り返すので、その寸法安定性がよくなかっ
た。この寸法安定性の悪さは薄型床パネルにおいて特に
顕著であった。
【0003】従来、暖房床に使用される床パネルは暖房
効率を上げるため、薄型床パネルが採用される。具体的
には図3に示すように、厚さ3ミリ前後の薄物木質合板
4の表裏面に単板5、5を貼着した床パネルが暖房床の
仕上げ材として使用されることがあった。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】しかしながら、上記した従来の暖房床に使
用される床パネルは、表面の単板5の厚みが薄く、薄物
木質合板4は軟質であるのでその表面硬度が不十分であ
った。そこで表面硬度を上げるため薄物木質合板4に代
えて中質繊維板を採用する案も考えられるが、中質繊維
板は木質合板に比較して、暖房床の熱源により加熱され
たとき含水率の変化による寸法変化が大きく、この案の
床パネルは暖房床の仕上げ材としては不向きであった。
又、該床パネルの表面の単板5をアルミニウム等からな
る化粧金属板で形成することも考えられるがこの場合床
表面が傷つき易くかつ傷がよく目立つという欠点があっ
た。本発明は暖房床の仕上げ材として使用される床パネ
ルであって、薄型でその表面硬度も十分で寸法変化の少
ない床パネルを提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために考え出されたものであって、次のような技
術的手段を講じている。すなわち、本発明によれば薄肉
金属板の表裏面のそれぞれに、中質繊維板及び化粧単板
を順次接着剤層を介して積層貼着したことを特徴とする
床パネルが提供される。このようにすることによって、
床パネルに要求される表面硬度は中質繊維板で保障さ
れ、暖房床の熱源により中質繊維板が加熱されてその含
水率の変化で該中質繊維板が寸法変化をしようとしても
中心層である薄肉金属板が該寸法変化をよく阻止すると
いうものである。
【0006】請求項2記載の床パネルは、請求項1に記
載の床パネルにおいて、薄肉金属板の表裏面のそれぞれ
の中質繊維板及び化粧単板を、該薄肉金属板を中心層と
して対称的に積層貼着したことを特徴とする。このよう
にすることにより薄肉金属板の表裏面の強度及び水分の
吸収、放出状態が実質的に同一になり、暖房床の熱源に
より床パネルが加熱されても該床パネルは上下に反りに
くいのである。
【0007】請求項3記載の床パネルは、請求項1に記
載の床パネルにおいて、薄肉金属板がアルミニウムであ
ることを特徴とする。このようにすることにより軽量で
薄型の床パネルを構成できる。
【0008】請求項4記載の床パネルは、請求項1に記
載の床パネルにおいて、化粧単板が突板であることを特
徴とする。このようにすることにより反りにくく寸法変
化を起こしにくい床パネルを得ることができるととも
に、多様にデザインされた突板を自由に選択採用でき
る。
【0009】請求項5に記載の床パネルは、請求項2に
記載の床パネルにおいて、上記化粧単板3の引張強度を
中質繊維板2の引張強度よりも大きくしたことを特徴と
する。このようにすることにより、表裏面の化粧単板に
よって床パネルがいわゆるサンドイッチ構造となり、該
床パネルの曲げ強度が強く、床パネル全体が反りにくい
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について、図面を参照してより詳細に説明する。図1
は本発明にかかる床パネルの断面図、図2は図1に示し
た床パネルの平面図である。図において、1はアルミニ
ウムからなる薄肉金属板であり、その板厚は0.15ミ
リである。該板厚は0.01ミリ乃至0.5ミリ程度で
もよい。この板厚が0.01ミリ以下になると暖房床の
熱を十分に拡散できなくなるとともにその強度が弱くな
り床パネルの寸法変化を阻止する力が小さくなるので、
通常は0.15ミリ以上の薄肉金属板1を用いる。薄肉
金属板1としてはアルミニウム板の他に、めっき鋼板や
冷延鋼板、チタン板、銅板及び各種合板を用いることが
できる。薄肉金属板1には公知の防食用表面処理を施す
ことができる。2は中質繊維板である。中質繊維板2は
薄肉金属板1の表裏面に接着剤層(図示せず)を介して
積層貼着される。更にそれぞれの該中質繊維板2、2の
表面に接着剤層(図示せず)を介して化粧単板3が順次
積層貼着される。化粧単板3は木材や集成木材を薄くス
ライスして製作する木目調のいわゆる突板である。化粧
単板3として、突板以外に、耐湿性、耐磨耗性の良好な
合成樹脂シート等から構成してもよい。上記薄肉金属板
1の表裏面のそれぞれの中質繊維板2及び化粧単板3
は、該薄肉金属板1を中心層として対称的に積層貼着し
ている。上記化粧単板3の引張強度は中質繊維板2の引
張強度よりも大きくしている。
【0011】上記床パネルは暖房床の仕上げ材として敷
設されるものであり、暖房装置(図示せず)からの熱エ
ネルギ−を室内に効率よく伝達するため、床パネルの厚
みをなるべく薄くし、熱伝達率の大きい材質を選択採用
することが好ましい。暖房装置から床パネルに伝わった
熱は床パネルの室内側の表面に伝わるが、このとき薄肉
金属板1の熱伝達率が大きいので、床パネルの表面温度
が迅速に均一化されるのである。
【0012】暖房装置からの熱は中質繊維板2、2に伝
わるので、その含水率が変化し、その結果該中質繊維板
2、2が伸縮しようとする。このとき各中質繊維板2、
2は薄肉金属板1に積層貼着されているから薄肉金属板
1がその寸法変化を阻止しようとするので、床パネルの
暖房熱による寸法変化が極力押さえられ、仕上げ材であ
る該床パネル間に隙間が生じにくいのである。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、薄肉金属板
1の表裏面のそれぞれに、中質繊維板2及び化粧単板3
を順次接着剤層を介して積層貼着したことを特徴とする
床パネルであるから、床パネルに要求される表面硬度を
中質繊維板で保障でき、暖房床の熱源により中質繊維板
2が加熱されてその含水率の変化で該中質繊維板2が寸
法変化をしようとしても中心層である薄肉金属板1が該
寸法変化をよく阻止することができるのである。従って
本発明は厚みの制約がある床パネル、即ち薄型仕上げ材
を製作する場合、特に有効である。
【0014】請求項2記載の床パネルは、薄肉金属板1
の表裏面のそれぞれの中質繊維板2及び化粧単板3を、
該薄肉金属板1を中心層として対称的に積層貼着したか
ら、請求項1に記載の床パネルの効果に加え、表裏面の
強度及び水分の吸収、放出状態が実質的に同一になり、
暖房床の熱源により床パネルが加熱されても該床パネル
は上下に反りにくいという効果がある。
【0015】請求項3記載の床パネルは、薄肉金属板1
がアルミニウムであるから、請求項1に記載の床パネル
の効果に加え、軽量で薄型の床パネルを構成できるとい
う効果がある。
【0016】請求項4記載の床パネルは、化粧単板3が
突板であるから、請求項1に記載の床パネルの効果に加
え、反りにくく寸法変化を起こしにくい床パネルを得る
ことができるとともに、多様にデザインされた突板を自
由に選択採用できる。
【0017】請求項5に記載の床パネルは、上記化粧単
板3の引張強度を中質繊維板2の引張強度よりも大きく
しているから、請求項2に記載の床パネルの効果に加
え、表裏面の化粧単板によって床パネルがいわゆるサン
ドイッチ構造となり、該床パネルの曲げ強度が強くな
り、床パネル全体が反りにくいのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる床パネルの断面図である。
【図2】本発明にかかる床パネルの平面図である。
【図3】従来例の床パネルの断面図である。
【符号の説明】
1 薄肉金属板 2 中質繊維板 3 化粧単板 4 薄物木質合板 5 単板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄肉金属板の表裏面のそれぞれに、中質
    繊維板及び化粧単板を順次接着剤層を介して積層貼着し
    たことを特徴とする床パネル。
  2. 【請求項2】 上記薄肉金属板の表裏面のそれぞれの中
    質繊維板及び化粧単板を、該薄肉金属板を中心層として
    対称的に積層貼着した請求項1記載の床パネル。
  3. 【請求項3】 上記薄肉金属板がアルミニウムである請
    求項1記載の床パネル。
  4. 【請求項4】 上記化粧単板が突板である請求項1記載
    の床パネル。
  5. 【請求項5】 上記化粧単板の引張強度を中質繊維板の
    引張強度よりも大きくした請求項2記載の床パネル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011151299A1 (de) * 2010-05-30 2011-12-08 Dieffenbacher Gmbh Verfahren und anlage zur herstellung einer mehrschichtigen werkstoffplatte und eine werkstoffplatte
GB2574639A (en) * 2018-06-13 2019-12-18 Nu Heat Uk Ltd Decking board for use with a panel for holding a fluid circulation pipe

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