JP2003327584A - 3−エピヒンバシン誘導体 - Google Patents

3−エピヒンバシン誘導体

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JP2003327584A
JP2003327584A JP2002134945A JP2002134945A JP2003327584A JP 2003327584 A JP2003327584 A JP 2003327584A JP 2002134945 A JP2002134945 A JP 2002134945A JP 2002134945 A JP2002134945 A JP 2002134945A JP 2003327584 A JP2003327584 A JP 2003327584A
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Japan
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substituted
lower alkyl
hydrogen atom
unsubstituted aralkyl
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Application number
JP2002134945A
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English (en)
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Masanori Takadoi
雅法 高土居
Atsuro Terajima
孜郎 寺島
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Kyorin Pharmaceutical Co Ltd
Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Kyorin Pharmaceutical Co Ltd
Sagami Chemical Research Institute
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ムスカリンM2受容体に対し強力かつ選択的な
拮抗作用を有するアルカロイドであるヒンバシンの、有
用な新規類縁体を提供する。 【解決手段】 下記一般式(1) で示される3-エピヒンバシン誘導体、それらの鏡像体、
ならびにそれらの酸付加塩類。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ムスカリンM2受容
体に対して強力かつ選択的な拮抗作用を示し、アルツハ
イマー症治療薬としての用途が期待されるヒンバシン
の、新規類縁体である3-エピヒンバシン誘導体およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒンバシンは、1956年に松科植物の一種
であるGalbulimima baccataから単離・構造決定された
ピペリジンアルカロイドであり、その構造的特徴として
は、熱力学的に安定なトランスデカリン環に5員環ラク
トンがシス配置で縮合する点、また4つの核間水素を含
む8つの不斉中心を有している点、更に3環性部位とピペ
リジン環がトランス二重結合を介して結合している点、
の3点を挙げることができる。
【0003】近年、アルツハイマー型痴呆症に代表され
る老人性痴呆症が社会的に大きな問題となっており、そ
の本質的治療薬が切望されている。そのアプローチのひ
とつとして、痴呆症患者における中枢のコリン作動性神
経の機能低下という現象から、いわゆる「コリン仮説」
に基づく治療薬の開発が活発に行われている。それらを
大別すると以下の4つに分けることができる。即ち、
(1)コリン取り込み阻害剤、(2)アセチルコリンエス
テラーゼ阻害剤、(3)コリンアセチルトランスフェラ
ーゼ合成賦活剤、(4)ムスカリン受容体に作用するも
の(ムスカリンM1アゴニストあるいはM2受容体のアンタ
ゴニスト)、である。ヒンバシンは、神経終末のアセチ
ルコリン放出を抑制する働きを持つと考えられるM2受容
体に対して、強力かつ選択的に阻害作用を示すことが最
近になって明らかとなり、抗痴呆薬としての可能性を見
出された。
【0004】このようにヒンバシンは、強力な活性と興
味深い化学構造の2点から世界的に注目される化合物で
あり、近年いくつかのグループから分子内ディールス・
アルダー反応を鍵反応とする全合成、ならびに誘導体合
成が報告されている(Kozikowskiら、全合成:a) J. A
m. Chem. Soc. 1995, 117, 9369-9370. b) J. Org. Che
m. 1997, 62, 5023-5033. 誘導体合成:a) Bioorg. Me
d. Chem. Lett. 1992, 2, 797-802. b) Bioorg. Med. C
hem. Lett. 1993, 3, 1247-1252. c) Bioorg. Med. Che
m. Lett. 1995, 5, 61-66.、Chackalamannilら、全合
成:a) J. Am. Chem. Soc. 1996, 118, 9812-9813. b)
J. Org. Chem. 1999, 64, 1932-1940. 誘導体合成:Bio
org. Med. Chem. Lett. 1999, 9, 901-906.など)。
【0005】また本発明者らにより、分子間ディールス
・アルダー反応を鍵反応とするヒンバシンの全合成が開
示されている(寺島ら、特開2000-229961、Takadoiら、
Tetrahedron Lett. 1999, 40, 3399-3402)。 当該特許はヒンバシンの合成に必要な製造中間体に関す
る請求である。従って、本発明に示すようなラクトン環
3位置換基がエピ化していることを特徴とするヒンバシ
ン類縁体の合成は未だ報告されておらず、そのムスカリ
ンM2サブタイプ受容体拮抗作用も明らかにされていな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、アル
ツハイマー症治療薬としての用途が期待される新規ヒン
バシン類縁体およびそれらの製造中間体を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を鑑み鋭意研究を重ねた結果、本発明の下記化合物が、
強力かつ極めてサブタイプ選択的なムスカリンM2受容体
拮抗作用を有することを見出し、またその製造において
製造中間体として極めて有用であることを見出し、本発
明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明は下記の一般式(1) (式中、R1は水素原子、低級アルキル基または置換もし
くは無置換のアラルキル基を表し、R2は水素原子、低級
アルキル基または置換もしくは無置換のアラルキル基を
表し、R3は水素原子、低級アルキル基または置換もしく
は無置換のアラルキル基を表し、R4およびR5は一体とな
って酸素原子を表すか、あるいはR4が水素原子を表し、
R5が水酸基、低級アルコキシ基、置換もしくは無置換の
アラルキルオキシ基、または低級アシルオキシ基を表
し、R6は水素原子、低級アルキル基、置換もしくは無置
換のアラルキル基またはアミノ基の保護基を表し、R7
低級アルキル基、または置換もしくは無置換のアラルキ
ル基を表し、R8は水素原子、低級アルキル基、または置
換もしくは無置換のアラルキル基を表す)で示される3-
エピヒンバシン誘導体、それらの鏡像体、ならびにそれ
らの酸付加塩類、ならびに下記一般式(1-1) (式中、R1は水素原子、低級アルキル基または置換もし
くは無置換のアラルキル基を表し、R2は水素原子、低級
アルキル基または置換もしくは無置換のアラルキル基を
表し、R3は水素原子、低級アルキル基または置換もしく
は無置換のアラルキル基を表し、R6は水素原子、低級ア
ルキル基、置換もしくは無置換のアラルキル基またはア
ミノ基の保護基を表し、R7は低級アルキル基、または置
換もしくは無置換のアラルキル基を表し、R8は水素原
子、低級アルキル基、または置換もしくは無置換のアラ
ルキル基を表す)で示される3-エピヒンバシン誘導体、
それらの鏡像体、ならびにそれらの酸付加塩類、ならび
に下記一般式(1-2) (式中、R1は水素原子、低級アルキル基または置換もし
くは無置換のアラルキル基を表し、R2は水素原子、低級
アルキル基または置換もしくは無置換のアラルキル基を
表し、R3は水素原子、低級アルキル基または置換もしく
は無置換のアラルキル基を表し、R6は水素原子、低級ア
ルキル基、置換もしくは無置換のアラルキル基またはア
ミノ基の保護基を表し、R7は低級アルキル基、または置
換もしくは無置換のアラルキル基を表し、R8は水素原
子、低級アルキル基、または置換もしくは無置換のアラ
ルキル基を表し、R9は水素原子、低級アルキル基、置換
もしくは無置換のアラルキル基、または低級アシル基を
表す)で示される3-エピヒンバシン誘導体、それらの鏡
像体、ならびにそれらの酸付加塩類を提供する。さらに
本発明は下記一般式(2) (式中、R1は水素原子、低級アルキル基または置換もし
くは無置換のアラルキル基を表し、R2は水素原子、低級
アルキル基または置換もしくは無置換のアラルキル基を
表し、R3は水素原子、低級アルキル基または置換もしく
は無置換のアラルキル基を表し、R6は水素原子、低級ア
ルキル基、置換もしくは無置換のアラルキル基またはア
ミノ基の保護基を表し、R7は低級アルキル基、または置
換もしくは無置換のアラルキル基を表し、R8は水素原
子、低級アルキル基、または置換もしくは無置換のアラ
ルキル基を表す)で示されるヒンバシン誘導体の3位置
換基をエピ化し、下記一般式(1-1) (式中、R1は水素原子、低級アルキル基または置換もし
くは無置換のアラルキル基を表し、R2は水素原子、低級
アルキル基または置換もしくは無置換のアラルキル基を
表し、R3は水素原子、低級アルキル基または置換もしく
は無置換のアラルキル基を表し、R6は水素原子、低級ア
ルキル基、置換もしくは無置換のアラルキル基またはア
ミノ基の保護基を表し、R7は低級アルキル基、または置
換もしくは無置換のアラルキル基を表し、R8は水素原
子、低級アルキル基、または置換もしくは無置換のアラ
ルキル基を表す)で示される3-エピヒンバシン誘導体、
それらの鏡像体、ならびにそれらの酸付加塩類を製造す
る方法、ならびに下記一般式(1) (式中、R1は水素原子、低級アルキル基または置換もし
くは無置換のアラルキル基を表し、R2は水素原子、低級
アルキル基または置換もしくは無置換のアラルキル基を
表し、R3は水素原子、低級アルキル基または置換もしく
は無置換のアラルキル基を表し、R4およびR5は一体とな
って酸素原子を表すか、あるいはR4が水素原子を表し、
R5が水酸基、低級アルコキシ基、置換もしくは無置換の
アラルキルオキシ基、または低級アシルオキシ基を表
し、R6は水素原子、低級アルキル基、置換もしくは無置
換のアラルキル基またはアミノ基の保護基を表し、R7
低級アルキル基、または置換もしくは無置換のアラルキ
ル基を表し、R8は水素原子、低級アルキル基、または置
換もしくは無置換のアラルキル基を表す)で示される3-
エピヒンバシン誘導体、それらの鏡像体、ならびにそれ
らの酸付加塩類の一種以上を有効成分として含有するこ
とを特徴とする、ムスカリンM2サブタイプ受容体拮抗剤
を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において、「低級アルキ
ル」とは、メチル、エチル、1-メチルエチル、1,1-ジメ
チルエチル、プロピル、2-メチルプロピル等の直鎖もし
くは分岐した炭素数1〜6のものがあげられ、飽和、不飽
和を問わない。「アラルキル基」としては、ベンジル
基、1-フェニルエチル基等があげられ、置換基として
は、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原
子、シアノ基、ニトロ基等があげられる。「低級アルコ
キシ基」としては、メトキシ基、エトキシ基、1-メチル
エトキシ基、1,1-ジメチルエトキシ基、プロポキシ基、
2-メチルプロポキシ基等の直鎖もしくは分岐した炭素数
1〜6のものがあげられ、飽和、不飽和を問わない。「ア
ラルキルオキシ基」としては、ベンジルオキシ基、1-フ
ェニルエトキシ基等があげられ、置換基としては、低級
アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、シアノ
基、ニトロ基等があげられる。「低級アシルオキシ基」
とは、ホルミル基、アセトキシ基、プロピオニルオキシ
基、2,2-ジメチルプロピオニルオキシ基等の炭素数1〜5
のものがあげられる。「低級アシル基」とは、例えばア
セチル、プロピオニル等があげられる。「アミノ基の保
護基」とは、例えばアセチル、プロピオニルのような低
級アシル基、エトキシカルボニル、t-ブトキシカルボニ
ルのような低級アルコキシカルボニル基、ベンジル基等
があげられ、その導入および除去は文献記載の方法を適
宜採用して行うことができる(Green, T.W.; Wuts, P.
G.M. “Protective Groups in Organic Synthesis”, 2
nd Ed., Wiley Interscience Publication, John-Weile
y&Sons, New York, 1991, pp 14-118)。「酸付加塩」
とは、例えば塩酸、酢酸、硫酸等の無機酸類、及びクエ
ン酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、酒石酸等の有
機酸類のような、薬理的に許容できる塩である。本発明
中の好ましい化合物としては、(2R,6S)-tert-ブチル 2-
[2-(E)-[(3R,3aR,4R,4aS,8aR,9aS)-ドデカヒドロ-3-メ
チル-1-オキソナフフト[2,3-c]フラン-4-イル]エテニ
ル]-6-メチルピペリジン-1-カルボキシレートならびに
その鏡像体、(3R,3aR,4R,4aS,8aR,9aS)-デカヒドロ-3-
メチル-4-[2-(E)-[(2R,6S)-6-メチルピペリジン-2-イ
ル]エテニル]ナフト[2,3-c]フラン-1(3H)-オンならびに
その鏡像体、(3R,3aR,4R,4aS,8aR,9aS)-デカヒドロ-4-
[2-(E)-[(2R,6S)-1,6-ジメチルピペリジン-2-イル]エテ
ニル]-3-メチルナフト[2,3-c]フラン-1(3H)-オンならび
にその鏡像体などがあげられる。
【0010】本発明の一般式(1)で表される化合物群
は、前記一般式(2)で表される化合物を鍵中間体とし、
例えば下記の製造工程に従って製造することができる。
なお、図中一般式(2)で示される化合物は公知化合物で
あり、例えば(Tetrahedron Lett. 1999, 40, 3399-340
2.)など、また(J. Org. Chem. 1997, 62, 5023-503
3.)などに記載の方法に従って製造することができる。
【0011】(第一工程)本工程は、前記一般式(2a)
で表されるヒンバシン誘導体を適当な反応条件下ラクト
ン環をエピ化させ、前記一般式(1-1a)で表される3-エ
ピヒンバシン誘導体を製造するものである。「適当な反
応条件下」とは、例えば(Lansbury, P.T.; Vacca, J.
P. Tetrahedron, 1982, 38, 2797-2803.、Blay, G.; Ca
rdona, L.;Garcia, B.; Pedro, J.R.; Serrano, A. Tet
rahedron, 1992, 48, 5265-5272.)記載の方法に準じて
行うことができる。即ち、前記一般式(2a)で表される
ヒンバシン誘導体をメタノール溶媒中加熱条件下で水酸
化カリウムと反応させ、次いで溶媒を留去後、氷冷条件
下トリエチルアミン存在下で塩化メタンスルホニルを反
応させ、更に水酸化ナトリウムを加えて加熱することに
よって製造することができる。
【0012】(第二工程)本工程は、前記一般式(1-1
a)で表される1-オキソデカヒドロナフト[2,3-c]フラ
ン誘導体(R6がアミノ基の保護基を表す)のピペリジン
環1位の保護基を除去し、前記一般式(1-1b)で表され
る1-オキソデカヒドロナフト[2,3-c]フラン誘導体(R
6が水素原子を表す)を製造するものである。アミノ基
の保護基の除去法は、文献記載の方法を適宜採用して行
うことができる(Green, T.W.; Wuts, P.G.M. “Protec
tive Groups in Organic Synthesis”, 2nd Ed., Wiley
Interscience Publication, John-Weiley&Sons, New Y
ork, 1991, pp 14-118)。溶媒としては反応に関与しな
ければいかなるものも用いることができるが、例えば、
ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トル
エン、キシレン等の炭化水素系溶媒、ジクロロメタン、
1,2-ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハ
ロゲン化炭化水素系溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、1,4-ジオキサン等のエーテル系溶媒、メタ
ノール、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノー
ル、1-ブタノール、2-ブタノール、2-メチル-1-プロパ
ノール、2-メチル-2-プロパノール等のアルコール系溶
媒及びこれらと水の混合系溶媒あるいは無溶媒が好適に
用いられる。反応は-110℃から200℃で、円滑に進行す
る。
【0013】(第三工程)本工程は、前記第四工程で得
られた前記一般式(1-1b)(R6が水素原子を表す)で表
される化合物を還元的にアルキル化し、前記一般式(1-
1c)で表される1-オキソデカヒドロナフト[2,3-c]フ
ラン誘導体(R6が低級アルキル基または置換もしくは無
置換のアラルキル基を表す)を製造するものである。本
反応は、一般的な還元的アルキル化であり、相当するア
ルキルアルデヒド存在下シアノ水素化ホウ素ナトリウ
ム、水素化ホウ素ナトリウム等の還元剤を反応させて行
うことができる。溶媒としては反応に関与しなければい
かなるものも用いることができるが、例えば、ペンタ
ン、ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の炭化水素系溶媒、ジクロロメタン、1,2-ジ
クロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン
化炭化水素系溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、1,4-ジオキサン等のエーテル系溶媒、メタノー
ル、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、1-
ブタノール、2-ブタノール、2-メチル-1-プロパノー
ル、2-メチル-2-プロパノール等のアルコール系溶媒及
びこれらと水の混合系溶媒が好適に用いられる。反応は
-110℃から200℃で、円滑に進行する。
【0014】
【実施例】以下、実施例および参考例により本発明を詳
細に説明するが、本発明がこれらに限定されるものでな
いことはいうまでもない。
【0015】(実施例1) (2R,6S)-tert-ブチル 2-[2-(E)-[(3R,3aR,4R,4aS,8aR,9
aS)-ドデカヒドロ-3-メチル-1-オキソナフト[2,3-c]フ
ラン-4-イル]エテニル]-6-メチルピペリジン-1-カルボ
キシレート (2R,6S)-tert-ブチル 2-[2-(E)-[(3S,3aR,4R,4aS,8aR,9
aS)-ドデカヒドロ-3-メチル-1-オキソナフト[2,3-c]フ
ラン-4-イル]エテニル]-6-メチルピペリジン-1-カルボ
キシレート46.5 mg (0.11 mmol)のメタノール溶液1 mL
に、室温攪拌下粉末状の水酸化カリウムを7.26 mg (0.1
3 mmol)加えた。2時間70℃にて加熱攪拌後、溶媒を留去
し、乾燥した。残渣をTHFに懸濁し、トリエチルアミン1
50.4 μL (1.08 mmol)、次いで塩化メタンスルホニル8
3.5 μL (1.08 mmol)を加えて1時間攪拌した。反応混合
物に粉末状の水酸化ナトリウム21.6 mg (0.54 mmol)と
水0.50 mLを加えて50℃にて加熱攪拌した。冷後冷希ク
エン酸水溶液を加えて酸性化し、溶媒を留去した。残渣
に水10 mLを加えてエーテル抽出(3 mL × 3)した。有
機層を飽和食塩水洗浄 (3 mL)し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、ろ過し、溶媒を留去し、更にシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:
1)にて精製し、無色油状の表題化合物13.2 mg(収率28
%)、ならびに出発原料を9.60 mg得た(収率21%)。 [α]D 23 +88° (c0.12, CHCl3). 1H-NMR (400 MHz, CD
Cl3): δ 0.62-0.73 (m,1H), 0.83-1.30 (m, 6H), 1.24
(d, J = 6.4 Hz, 3H), 1.43-2.05 (m, 11H), 1.45 (s,
9H), 1.50 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 2.16-2.23 (m, 1H),
2.57 (dq, J =7.8, 6.5 Hz, 1H), 2.83 (dd, J = 15.
2, 8.3 Hz, 1H), 3.99-4.06 (m, 1H), 4.38-4.44 (m, 1
H), 4.71 (dq, J = 8.3, 6.9 Hz, 1H), 5.41 (ddd, J =
15.7, 9.3, 1.5 Hz, 1H), 5.59 (dd, J = 15.7, 4.9 H
z, 1H). 13C-NMR (100 MHz, CDCl 3): δ 13.4, 20.9,
21.9, 25.3, 26.2, 26.3, 26.4, 28.5, 28.5, 28.5, 3
1.8,33.0, 33.8, 39.8, 40.9, 41.8, 42.8, 45.3, 47.
1, 52.1, 79.0, 79.2, 128.9, 135.4, 155.0, 179.1.
IR (neat): 2930, 1770, 1690, 1390, 1180 cm-1. MS
(FAB) m/z: 432 (M++H), 375, 358, 332 (100). HRMS
(FAB) (m/z): Calcd.for C26H42NO4 (M++H): 432.3114.
Found, 432.3121.
【0016】(実施例2) (3R,3aR,4R,4aS,8aR,9aS)-デカヒドロ-3-メチル-4-[2-
(E)-[(2R,6S)-6-メチルピペリジン-2-イル]エテニル]ナ
フト[2,3-c]フラン-1(3H)-オン 実施例1の化合物13.2 mg (30.6 μmol)の塩化メチレン
溶液(1 mL)にトリフルオロ酢酸0.10 mLを加えて室温
下1時間攪拌した。溶媒を留去後残渣に冷希水酸化ナト
リウム水溶液5 mLを加えてアルカリ性とし、エーテル抽
出(3 mL × 3)した。有機層を飽和食塩水洗浄(3 mL)
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過し、溶媒を留
去し、無色油状の表題化合物9.40 mgを得た(収率93
%)。 [α]D 23 +46° (c0.63, CHCl3). 1H-NMR (400 MHz, CD
Cl3): δ 0.63-0.75 (m,1H), 0.82-0.91 (m, 1H), 0.99
-1.33 (m, 7H), 1.11 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 1.43-1.87
(m, 7H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.97 (ddd, J =
13.7, 6.9, 1.9Hz, 1H), 2.16-2.23 (m, 1H), 2.58 (d
q, J = 7.8, 6.6 Hz, 1H), 2.84 (dd, J= 15.2, 7.8 H
z, 1H), 3.05-3.13 (m, 1H), 3.54-3.61 (m, 1H), 4.72
(dq, J= 8.3, 6.9 Hz, 1H), 5.48 (ddd, J = 15.7, 8.
8, 1.1 Hz, 1H), 5.77 (ddd, J= 15.7, 6.4, 0.8 Hz, 1
H). 13C-NMR (100 MHz, CDCl3): δ 19.6, 21.3, 21.
8, 26.2, 26.4, 30.9, 31.9, 32.6, 33.0, 33.8, 39.8,
40.9, 41.7, 42.7, 45.4, 46.4, 52.9, 79.2, 129.7,
136.3, 179.1. IR (neat): 2930, 1770, 1450, 1200 c
m-1. MS (FAB) m/z: 332 (M++H) (100). HRMS (FAB)
(m/z): Calcd. forC21H34NO2 (M++H): 332.2590. Foun
d, 332.2617.
【0017】(実施例3) (3R,3aR,4R,4aS,8aR,9aS)-デカヒドロ-4-[2-(E)-[(2R,6
S)-1,6-ジメチルピペリジン-2-イル]エテニル]-3-メチ
ルナフト[2,3-c]フラン-1(3H)-オン 実施例2の化合物9.40 mg (28.4 μmol)のアセトニトリ
ル溶液(1 mL)に、室温攪拌下37%ホルムアルデヒド水
0.10 mL、次いでシアノ水素化ホウ素ナトリウム3.92 mg
(62.4 μmol)を加えて40分室温攪拌した。反応混合物
に酢酸を加えて中性とし、更に1時間攪拌後、冷希水酸
化ナトリウム水溶液10 mLを加えてアルカリ性として溶
媒を減圧留去した。残渣に水5 mLを加え、エーテル抽出
(3 mL × 3)した。有機層を飽和食塩水洗浄(3 mL)
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過、溶媒を留去
し、残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲルNH、
ヘキサン:酢酸エチル=2:1)にて精製し、無色油状の
表題化合物5.90 mgを得た(収率60%)。 [α]D 22 +77° (c0.59, CHCl3). 1H-NMR (400 MHz, CD
Cl3): δ 0.65-0.78 (m,1H), 1.00-1.33 (m, 6H), 1.00
(d, J = 6.4 Hz, 3H), 1.38-1.61 (m, 4H), 1.52 (d,
J = 6.8 Hz, 3H), 1.65-1.89 (m, 6H), 1.95-2.00 (m,
1H), 2.17-2.27(m, 1H), 2.23 (s, 3H), 2.58 (dq, J =
8.3, 6.7 Hz, 1H), 2.80-2.85 (m, 2H), 3.02-3.07
(m, 1H), 4.69 (dq, J = 8.3, 6.9 Hz, 1H), 5.49 (dd,
J = 15.2,9.3 Hz, 1H), 5.68 (dd, J = 15.2, 8.8 Hz,
1H). 13C-NMR (100 MHz, CDCl3): δ 14.4, 19.0, 2
1.9, 26.2, 26.5, 32.0, 33.0, 33.1, 33.3, 33.8, 39.
8, 40.9, 41.1, 41.8, 42.9, 45.6, 53.4, 61.3, 79.2,
131.4, 134.9, 179.1. IR(neat): 2930, 1770, 1450,
1180, 1040 cm-1. MS (FAB) m/z: 346 (M++H) (100).
HRMS (FAB) (m/z): Calcd. for C22H36NO2 (M++H): 3
46.2746. Found, 346.2738.
【0018】
【発明の効果】ムスカリンM1受容体への結合は、標本と
して大脳皮質を用い、3H-ピレンゼピンの特異的結合量
で評価した。ムスカリンM2受容体への結合は、標本とし
て脳幹と心臓を用い、3H-キヌクリジニルベンジレート
の特異的結合量で評価した。非特異的結合量は1 μmol/
Lアトロピンを用いて決定した。ラジオリガンドの濃度
は、3H-ピレンゼピンは1 nmol/L、3H-キヌクリジニルベ
ンジレートは0.5 nmol/Lとした。試験管に膜標品、ラジ
オリガンドをとり、50 mmol/Lリン酸緩衝液で全量1 mL
とした。非特異的結合量を求めるときには1 μmol/Lア
トロピンを、置換実験を行う時にはその被検化合物をそ
れぞれ加えた。各薬物等は50 mmol/Lリン酸緩衝液を用
いて希釈した。アッセイサンプルをよく攪拌した後、恒
温振とう器でインキュベートし、セルハーベスタを用い
てB/F分離を行った。フィルターはGF/Bを用いた。このB
/F分離を行うため、氷冷リン酸緩衝液5 mLで3回フィル
ターを洗浄した。フィルター上に捕集された放射活性
は、10 mL ACS-IIを用いてシンチレーションカウンター
で測定した。この結果、本発明化合物はM2受容体に対し
有意な結合性を示したことから、アルツハイマー症治療
薬としての用途が期待される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C063 AA01 BB03 CC76 DD10 EE01 4C086 AA01 AA02 AA03 AA04 BC21 GA02 GA12 MA01 MA04 NA14 ZA16 ZC42

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1) (式中、R1は水素原子、低級アルキル基または置換もし
    くは無置換のアラルキル基を表し、R2は水素原子、低級
    アルキル基または置換もしくは無置換のアラルキル基を
    表し、R3は水素原子、低級アルキル基または置換もしく
    は無置換のアラルキル基を表し、R4およびR5は一体とな
    って酸素原子を表すか、あるいはR4が水素原子を表し、
    R5が水酸基、低級アルコキシ基、置換もしくは無置換の
    アラルキルオキシ基、または低級アシルオキシ基を表
    し、R6は水素原子、低級アルキル基、置換もしくは無置
    換のアラルキル基またはアミノ基の保護基を表し、R7
    低級アルキル基、または置換もしくは無置換のアラルキ
    ル基を表し、R8は水素原子、低級アルキル基、または置
    換もしくは無置換のアラルキル基を表す)で示される3-
    エピヒンバシン誘導体、それらの鏡像体、ならびにそれ
    らの酸付加塩類。
  2. 【請求項2】 下記一般式(1-1) (式中、R1は水素原子、低級アルキル基または置換もし
    くは無置換のアラルキル基を表し、R2は水素原子、低級
    アルキル基または置換もしくは無置換のアラルキル基を
    表し、R3は水素原子、低級アルキル基または置換もしく
    は無置換のアラルキル基を表し、R6は水素原子、低級ア
    ルキル基、置換もしくは無置換のアラルキル基またはア
    ミノ基の保護基を表し、R7は低級アルキル基、または置
    換もしくは無置換のアラルキル基を表し、R8は水素原
    子、低級アルキル基、または置換もしくは無置換のアラ
    ルキル基を表す)で示される請求項1記載の3-エピヒン
    バシン誘導体、それらの鏡像体、ならびにそれらの酸付
    加塩類。
  3. 【請求項3】 下記一般式(1-2) (式中、R1は水素原子、低級アルキル基または置換もし
    くは無置換のアラルキル基を表し、R2は水素原子、低級
    アルキル基または置換もしくは無置換のアラルキル基を
    表し、R3は水素原子、低級アルキル基または置換もしく
    は無置換のアラルキル基を表し、R6は水素原子、低級ア
    ルキル基、置換もしくは無置換のアラルキル基またはア
    ミノ基の保護基を表し、R7は低級アルキル基、または置
    換もしくは無置換のアラルキル基を表し、R8は水素原
    子、低級アルキル基、または置換もしくは無置換のアラ
    ルキル基を表し、R9は水素原子、低級アルキル基、置換
    もしくは無置換のアラルキル基、または低級アシル基を
    表す)で示される請求項1記載の3-エピヒンバシン誘導
    体、それらの鏡像体、ならびにそれらの酸付加塩類。
  4. 【請求項4】 下記一般式(2) (式中、R1は水素原子、低級アルキル基または置換もし
    くは無置換のアラルキル基を表し、R2は水素原子、低級
    アルキル基または置換もしくは無置換のアラルキル基を
    表し、R3は水素原子、低級アルキル基または置換もしく
    は無置換のアラルキル基を表し、R6は水素原子、低級ア
    ルキル基、置換もしくは無置換のアラルキル基またはア
    ミノ基の保護基を表し、R7は低級アルキル基、または置
    換もしくは無置換のアラルキル基を表し、R8は水素原
    子、低級アルキル基、または置換もしくは無置換のアラ
    ルキル基を表す)で示されるヒンバシン誘導体の3位置
    換基をエピ化し、下記一般式(1-1) (式中、R1は水素原子、低級アルキル基または置換もし
    くは無置換のアラルキル基を表し、R2は水素原子、低級
    アルキル基または置換もしくは無置換のアラルキル基を
    表し、R3は水素原子、低級アルキル基または置換もしく
    は無置換のアラルキル基を表し、R6は水素原子、低級ア
    ルキル基、置換もしくは無置換のアラルキル基またはア
    ミノ基の保護基を表し、R7は低級アルキル基、または置
    換もしくは無置換のアラルキル基を表し、R8は水素原
    子、低級アルキル基、または置換もしくは無置換のアラ
    ルキル基を表す)で示される3-エピヒンバシン誘導体、
    それらの鏡像体、ならびにそれらの酸付加塩類を製造す
    る方法。
  5. 【請求項5】 (2R,6S)-tert-ブチル 2-[2-(E)-[(3R,3a
    R,4R,4aS,8aR,9aS)-ドデカヒドロ-3-メチル-1-オキソナ
    フフト[2,3-c]フラン-4-イル]エテニル]-6-メチルピペ
    リジン-1-カルボキシレートならびにその鏡像体であ
    る、請求項1記載の化合物。
  6. 【請求項6】 (3R,3aR,4R,4aS,8aR,9aS)-デカヒドロ-3
    -メチル-4-[2-(E)-[(2R,6S)-6-メチルピペリジン-2-イ
    ル]エテニル]ナフト[2,3-c]フラン-1(3H)-オンならびに
    その鏡像体である、請求項1記載の化合物。
  7. 【請求項7】 (3R,3aR,4R,4aS,8aR,9aS)-デカヒドロ-4
    -[2-(E)-[(2R,6S)-1,6-ジメチルピペリジン-2-イル]エ
    テニル]-3-メチルナフト[2,3-c]フラン-1(3H)-オンなら
    びにその鏡像体である、請求項1記載の化合物。
  8. 【請求項8】 下記一般式(1) (式中、R1は水素原子、低級アルキル基または置換もし
    くは無置換のアラルキル基を表し、R2は水素原子、低級
    アルキル基または置換もしくは無置換のアラルキル基を
    表し、R3は水素原子、低級アルキル基または置換もしく
    は無置換のアラルキル基を表し、R4およびR5は一体とな
    って酸素原子を表すか、あるいはR4が水素原子を表し、
    R5が水酸基、低級アルコキシ基、置換もしくは無置換の
    アラルキルオキシ基、または低級アシルオキシ基を表
    し、R6は水素原子、低級アルキル基、置換もしくは無置
    換のアラルキル基またはアミノ基の保護基を表し、R7
    低級アルキル基、または置換もしくは無置換のアラルキ
    ル基を表し、R8は水素原子、低級アルキル基、または置
    換もしくは無置換のアラルキル基を表す)で示される3-
    エピヒンバシン誘導体、それらの鏡像体、ならびにそれ
    らの酸付加塩類の一種以上を有効成分として含有するこ
    とを特徴とする、ムスカリンM2サブタイプ受容体拮抗
    剤。
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