JP2003327022A - 車両用シートの駆動装置 - Google Patents

車両用シートの駆動装置

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JP2003327022A
JP2003327022A JP2002133973A JP2002133973A JP2003327022A JP 2003327022 A JP2003327022 A JP 2003327022A JP 2002133973 A JP2002133973 A JP 2002133973A JP 2002133973 A JP2002133973 A JP 2002133973A JP 2003327022 A JP2003327022 A JP 2003327022A
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turning
lock
seat
locking
slide
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JP2002133973A
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Masaki Hayashi
林  正樹
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Araco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回動作及びスライド動作の切り替えを行う
ことが出来、かつ、構造の簡素化が図られた車両シート
の駆動装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 駆動装置30は、座席21に対してスラ
イド動作を行わせるスライド機構40と、このスライド
機構40に対して台座51を介して接続され座席21に
旋回動作を行わせる旋回機構50とから構成されてお
り、座席21はスライド機構40によるスライド動作の
範囲内に設けられた旋回許容位置でのみ旋回動作が許容
されている。一方、台座51には係止部材71が設けら
れおり、この係止部材71は座席21が旋回許容位置に
ある時には、スライド機構40に設けられたスライド側
係止受け部45と、旋回機構50側に設けられたロック
部材65との間を往復移動することが出来る。そのた
め、係止部材71が選択的にスライド機構40若しくは
旋回機構50に係止することで、両動作の切り替えを行
うことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートに適
用された駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】室内でのスライド機構を備えた回転シー
トとして、特開平11−208326号公報に開示され
たものが知られている(図16参照)。このものは、室
外方向へのスライド動作を行うための横スライド機構
1、及び室内での旋回動作を行うための旋回機構5を設
けており、横スライド機構1にはロック手段2及びその
解除機構3が、旋回機構にはラッチとストライカとから
なるロック手段(図示せず)及びその解除機構6が設け
られている。
【0003】また、旋回機構5には横スライド機構1側
の解除機構3と連係する規制部材4が設けられている。
そのため、横スライド機構1は、解除機構3によってロ
ック解除操作をおこなっても、旋回動作中はロックが解
除されないように構成されている。一方、旋回機構5側
の解除機構6は横スライド機構1の固定側と可動側とに
分割して配されている。そのため、横スライド機構1と
同様に旋回機構5も、解除機構によってロック解除操作
をおこなっても、スライド動作中にはロックが解除され
ないように構成されている。このようにして、旋回動作
及びスライド動作の切り替えを行っており、例えば、旋
回動作中に誤ってスライド動作が行われると言った誤操
作を防止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構造によると、両
動作の切り替えを行うために、横スライド機構1におい
ては規制部材が専用部品として設けられ、旋回機構にお
いては解除機構が分割構成されており、かつ、これらを
連動させるための機構が必要となるため部品点数が多
く、また、構造も複雑化していた。そのため、低コスト
化の要請に応えることが出来ない状況にあった。本発明
は上記のような事情に基づいて完成されたものであっ
て、旋回動作及びスライド動作の切り替えを行うことが
出来、かつ、構造の簡素化が図られた車両用シートの駆
動装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、車両に対し当該車
両の長手方向に沿って取付けられた固定レールと、この
固定レールに対しスライド可能とされた可動レールとか
らなるスライド機構と、前記可動レールが装着された台
座を介して取付けられるとともに、この台座に対して取
付けられた固定盤と、この固定盤に対し回動可能に取付
けられた可動盤とからなり、前記座席を旋回可能に支持
する旋回機構とを備えてなり、前記スライド機構による
スライド動作の範囲内に旋回許容位置が設けられ、か
つ、この旋回許容位置においてのみ前記旋回動作が許容
されるものであって、前記固定レール側にはスライド側
係止受け部材が、前記可動盤側には旋回側係止受け部材
がそれぞれ設けられる一方、前記台座には係止部材が移
動可能に取付けられるとともに、前記座席が前記車両の
進行方向を向き、かつ、前記旋回許容位置にあるときに
は、前記係止部材の移動方向の前・後に前記スライド側
係止受け部材、前記旋回側係止受け部材がそれぞれ位置
することで係止部材は両係止受け部材間を往復移動可能
とされ、この係止部材が、前記スライド機構側に変位し
た時には前記スライド側係止受け部材に対して係止若し
くは当接して前記座席のスライド動作を直接的あるいは
間接的に禁止するとともに、前記旋回機構側のロックを
解除して旋回動作を許容し、前記旋回機構側に変位した
時には、前記旋回側係止受け部材に対して係止若しくは
当接して座席の旋回動作を直接的あるいは間接的に禁止
するとともに、前記スライド機構側のロックを解除して
スライド動作を許容することで前記スライド動作・旋回
動作の切り替えを行う構成としたところに特徴を有す
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記可動盤には、前記座席が戻り方向への旋
回動作を経て前記車両の進行方向を向いたときに、凹凸
の嵌合によって前記係止部材と連係し、連係された係止
部材を旋回側係止受け部材と係止させる方向に付勢する
付勢手段が設けられているところに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のものにおいて、前記可動盤側には、前記座席が
スライド動作を経て前記旋回許容位置に移動したとき
に、前記付勢手段に抗して前記係止部材を前記スライド
機構側へ移動させて、当該係止部材と前記スライド側係
止受け部材とを係止させる操作部が設けられる一方、前
記固定レール側には、スライド動作中に前記操作部によ
る解除操作を直接的あるいは間接的に禁止するための保
持部が設けられているところに特徴を有する。
【0008】請求項4の発明は、請求項2又は請求項3
に記載のものにおいて、前記固定盤にはロック受け部材
が設けられるとともに、前記付勢手段は前記可動レール
に対して水平面内を回動可能に取付けられ、かつ前記ロ
ック受け部材に対し係止可能とされたロック部材と、こ
のロック部材をロック方向に付勢するばね材とから構成
され、前記座席が車体の進行方向を向いた時には、前記
ロック部材と前記ロック受け部材とが係止して前記座席
の旋回動作を禁止する一方、前記旋回許容位置において
前記操作部による解除操作が行われると、前記ロック受
け部材に対する前記ロック部材の係止解除がなされると
ともに、この係止解除動作と連動して、前記係止部材が
前記スライド機構側に変位し前記スライド側係止受け部
材に係止するところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>請求項1の
発明によれば、運転中など座席の旋回動作を行う必要が
ない場合には、係止部材は旋回側係止受け部材に係止し
ており、スライド側係止受け部材と係止解除された状態
にある。そのため、座席は旋回動作が禁止され、スライ
ド動作のみを行うことが出来る。この状態から座席の旋
回動作を行う場合には、まず、スライド機構によって座
席を旋回許容位置に移動させる。旋回許容位置において
は、旋回側係止受け部材とスライド側係止受け部材との
間を、係止部材が往復移動することが出来る配置となっ
ている。そのため、この位置で係止部材をスライド機構
側へ移動させてやれば、旋回側係止受け部材との係止を
解除し、今度はスライド側係止受け部材と係止する。こ
れにて、座席の旋回動作が許容されることとなる。ま
た、旋回動作中はスライド機構側は係止部材によってロ
ックされた状態にあるため誤ってスライド動作がなされ
ることがない。
【0010】このように、係止部材を両係止受け部材に
対し選択的に係止する構成としたことから、いずれか一
方の動作がなされている時には他方側の動作を禁止する
ことが出来る。そのため、このような動作を禁止するた
めの機構をスライド機構、旋回機構に個別に設ける場合
と比較して、構造の簡素化がなされ、かつ、構成する部
品点数も削減することが出来る。また、係止部材がスラ
イド動作及び旋回動作を間接的に禁止するものであって
もよい。ここで、間接的とは、スライド機構又は旋回機
構に専用のロック機構が設けられている場合に、係止部
材がロック機構の解除動作を規制することで間接的にス
ライド動作及び旋回動作を禁止するものである。
【0011】<請求項2の発明>座席が戻り方向への旋
回動作を経て車体の進行方向を向いた後には、座席のシ
ートポジションを調整する操作がなされる場合が多いた
め、自動的に係止部材の切り替えが行われれば、すぐに
スライド動作を行うことが出来、操作性が向上する。こ
の点に関し請求項2の発明によれば、可動リング側に設
けられた付勢手段と台座に設けられた係止部材は、座席
の戻り方向の旋回動作をがなされている時には離間した
状態にあるが、旋回動作が完了したときには、凹凸の嵌
合によって連係する。すると、係止部材は付勢手段を介
して旋回機構側に付勢され、スライド機構側とのロック
を解除し旋回機構側と自動的に係止する。このように、
座席が戻り方向の旋回動作を経て車体の進行方向を向い
たときには係止部材の切り替えが自動的に行われるた
め、操作手順の簡素化を図ることが出来る。
【0012】<請求項3の発明>座席がスライド動作を
経て旋回許容位置に移動した場合には、その後、座席の
シートポジションを調整する操作がなされる場合と、車
外への旋回動作がなされる場合があるため、手動により
係止部材の切り替えが行われることが望ましい。この点
に関し請求項3の発明によれば、スライド動作を経て旋
回許容位置に至った時には、係止部材の切り替えは自動
ではなされず、旋回機構側の動作が禁止されスライド機
構側の動作が許容された状態にある。この状態から、旋
回動作を行うには、操作部によって手動により係止部材
の切り替えを行えばよい。また、座席のスライド動作中
に操作部によって解除操作がなされても、係止部材と旋
回側係止受け部材とのロックが解除されないような構造
となっている。すなわち、固定レール側には保持部が設
けられており、スライド動作中に操作部の解除操作を直
接的あるいは間接的に禁止するようになっている。
【0013】<請求項4の発明>請求項4の発明によれ
ば、ロック部材は、ロック受け部とともにロック機構を
構成しており、座席が車体の進行方向を向いた時には、
ロック部材とロック受け部材とが係止して旋回動作を禁
止するようになっている。このように、付勢手段(ロッ
ク部材とばね部材)が旋回機構のロック機構としての機
能を果たすことから、部品の共用化が図られ、構造も簡
素化される。また、旋回許容位置において操作部による
解除操作が行われると、ロック受け部材に対するロック
部材の係止解除がなされるとともに、この係止解除動作
と連動して、係止部材がスライド機構側に変位しスライ
ド側係止受け部材に係止する。かくして、旋回動作が許
容されスライド動作が禁止されることとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1ないし
図15によって説明する。図1は本実施形態に適用され
た普通自動車の運転席側半分を示すものであって、車室
内には運手席(本発明の車両用シートに相当する)2
0、及び後席シート12がフロアパネル11上に配置さ
れている。運転席20の側方にはドア開口部13が設け
られており、そこにはヒンジを介してドア14が開閉可
能に取付けられている。
【0015】さて、運転席20はシートバック22、シ
ートクッション23、ヘッドレスト24からなる座席2
1と、座席21に対して次の動作を行わせる駆動装置3
0とから構成されている。座席21は、図1に示す最前
進位置と、図2に示す位置であって、前記最前進位置か
ら後退した旋回許容位置との間でスライド動作が許容さ
れるとともに、図3に示すように旋回許容位置におい
て、室外方向への旋回動作を行うことが出来る。すなわ
ち、旋回許容位置でのみ旋回動作を行うことが出来る。
【0016】次に駆動装置30について説明する。駆動
装置30は座席21に上記したスライド動作を行わせる
スライド機構40と、旋回動作を行わせる旋回機構50
とから構成されている。スライド機構40は、図4、5
に示すように、略長方形状をなすベース板41を有して
いる。このベース板41はフロアパネル11に取付けら
れ、運転席20全体を支持するようになっている。そし
て、ベース板41の左右両側には、相対的なスライド動
作が可能とされた一対の可動・固定レール42、43が
車体の長手方向に沿って配されている。両レール42、
43の構造はベース板41の左右で同じ構造であるた
め、図中の右側レールについてのみ説明し左側のレール
(図中の奥側)については説明を省略する。
【0017】固定レール43はベース板41の右端部寄
りの位置に固定され、その内側に可動レール42が配さ
れている。この可動レール42はその上面側がブラケッ
トを介して平板状をなす台座51の裏面側に取付けらる
ようになっている。両レール42、43の対向面間には
摺動用のボールが配され、可動レール42のスライド動
作に伴って、台座51が車体の長手方向に移動する。ま
た、このスライド機構40には、スライドロック部が設
けられており、可動レール42を所定のピッチ(例え
ば、15mm)毎にロックさせるようになっている。具
体的には、固定レール43の側面には平板状をなすスラ
イド側係止受け部材45が起立した向きに取付けられて
おり、その側面上には所定ピッチでロック孔45Aが複
数個設けられている。一方、可動レール42の上面には
ロックブラケット46が取付けられており、そこには、
図6に示すように、ロック孔45Aに対して順次係止可
能なロック歯48Aが形成されたロックレバー48が水
平面内を回動可能に取付けられている。このロックレバ
ー48はロックスプリング(図示せず)、及びワイヤー
82を介して後述する解除レバー80に接続されてい
る。そのため、ロックレバー48は、常には、ロックス
プリングによってロック方向に付勢されているが、解除
レバー80の操作によってロックの解除を行うことが出
来る。
【0018】次に旋回機構50について、図4、図5を
参照して説明する。本実施形態において旋回機構50
は、スライド部50Aと旋回部50Bとから構成されて
おり、直進動作と回動動作を複合的に行うようになって
いる。まず、スライド部50Aは、前記台座51の上方
に平板状をなす支持板55を設けている。台座51の上
面の中央部と奥側には、車両の長手方向に沿って旋回用
固定レール52が一対設けられる一方、支持板55の裏
面側には旋回用可動レール53が取付けられている。こ
の両旋回用レール52、53も前記したスライド機構4
0のレール42、43と同様に相対的なスライド動作が
可能とされている。そのため、両旋回用可動レール53
のスライド動作に伴って、支持板55が車両の長手方向
に移動する。
【0019】続いて、旋回部50Bは前記した支持板5
5の上方に、旋回台座61を設けている。旋回台座61
は平板状をなすメインプレート61A、断面がL字状を
なすサブプレート61B及び架設板61Cとから構成さ
れている。メインプレート61Aの前方にサブプレート
61Bが突出するようにして取付けられ、両サブプレー
ト61Bの先端部分を架設板61Cが架設しており、全
体として座席21を支持するようになっている。そし
て、メインプレート61Aにはアウタリング(本発明の
可動盤に相当する)56が、支持板55にはインナリン
グ(本発明の固定盤に相当する)57がそれぞれ取付け
られる。このアウタリング56はボールを介してインナ
リング57の外周に回動可能に取付けられ、これにて、
支持板55に対する旋回台座61の旋回動作が許容され
る。
【0020】また、この旋回部50Bには旋回ロック部
が設けられており、座席21が車両の進行方向を向いた
位置と、この位置からほぼ90°車外方向へ旋回した位
置とでロックし旋回動作の規制を行うようになってい
る。具体的に説明すると、図15に示すよう旋回台座6
1のメインプレート61Aには取付けプレート64がね
じ止めされている。この取付けプレート64の側面には
ヒンジ65Bを介してロック部材65が軸支されてお
り、ロック部材65はヒンジ65Bを中心として水平面
内を回動可能とされている。ロック部材65は、ロック
ピン66とこれを対向面間に挟み付けて支持するための
ホルダ65Aとから構成されており、ロックピン66の
端部は下方に延出している(図10参照)。
【0021】台座51にはロックピン66と係止可能な
ロック溝67Aを設けた第一のロック受け部材(本発明
のロック受け部材に相当する)67が設けられ、支持板
55には台座51側と同様にロックピン66と係止可能
なロック溝68Aを設けた第二のロック受け部材68が
設けられている。一方、前記ロック部材65と旋回台座
61との間にはロックスプリング(本発明のばね材に相
当する)69が掛止されており、これにてロック部材6
5はロック方向に付勢されることとなり、座席21が車
両の進行方向を向いたときには、ロックピン66が第一
のロック受け部材67のロック溝67Aと係止し、この
状態から車外方向へほぼ90°旋回したときには第二の
ロック受け部材68のロック溝68Aと係止して、旋回
動作の規制を行うようになっている。
【0022】続いて、上述したスライド部50Aによる
直進動作と旋回部50Bによる旋回動作とを連動させる
機構について説明する。アウタリング56にはカムピン
56Aが下向きに突出して取付けられている。一方、支
持板55にはアウタリング56と同心であって、カムピ
ン56Aと対応した位置に逃がし孔が設けられている。
更に、台座51における両旋回用固定レール52の間に
はカム溝51Aが設けられており、そこには、前記逃が
し孔55Aを挿通したカムピン56Aが差し込まれる。
このカム溝51Aは手前側の旋回用固定レール52の後
端寄り位置から奥側の旋回用固定レール52の中央部に
向けて形成され、カムピン56Aの回動動作に伴って、
支持板55、ひいては座席21を前進させるような形状
になっている。
【0023】次に旋回機構50とスライド機構40のロ
ックを解除する解除レバー(本発明の操作部に相当す
る)80について説明する。旋回台座61の側部にはブ
ラケットが縦向きに取付けられており、そこには解除レ
バー80が垂直面内を回動可能に支持されている。この
解除レバー80には一対のワイヤー81、82が設けら
れており、一方側のワイヤー81が前記した旋回機構5
0のロック部材65に対して取付けられ、他方側のワイ
ヤ82ーがスライド機構40のロックレバー48に対し
て取付けられている。解除レバー80を下方(図4中の
M方向)に操作した時にはロック部材65が解除方向に
回動してロックピン66とロック溝67A、68Aとの
係止が解除され、上方(図4中のL方向)に操作した時
にはロックレバー48が解除方向に回動してロック歯4
8Aとロック孔45Aとの係止が解除される。
【0024】ところで、台座51には旋回機構50側と
スライド機構40側に選択的に係止することによって、
一方の動作がなされている間、他方側の動作を規制する
機構が設けられている。以下、この動作を切り替える機
構についてその構造について説明する。図5に示すよう
に、スライド側係止受け部材45の後端寄りの位置であ
って、上部側には後述する係止部材71に対して係止可
能な係止溝45Bが設けられるとともに、係止溝45B
と同じ高さ位置であってそれ以外の部分が係止部材71
に対する保持部45Cとされている。一方、台座51後
端寄りの位置であって、旋回用レール52、53を避け
た位置(図5の手前側)に、前記第一のロック受け部材
67が取付けられている。第一のロック受け部材67
は、側面に設けられたロック溝67Aが同図手前側のレ
ール42、43側に向いた姿勢で取付けられており、座
席21が旋回許容位置にあるときには、図12に示すよ
うに、第一のロック受け部材67のロック溝67Aとス
ライド側係止受け部材45の係止溝45Bとが車体の幅
方向(同図のW方向)で直線上に並んで位置している。
【0025】係止部材71は、図5に示すように、板材
よりなり、同図の右側から順にスライド機構40の係止
溝45Bと係止する第一の係止部72、台座51に対し
摺接する本体部73、ロックピン66と嵌合する第二の
係止部74が設けられている。本体部73と第一の係止
部72との間、或いは本体部73と第二の係止部74と
の間には段差が設けられており、本体部73に対して第
一の係止部72は低くなっているが、第二の係止部74
は立ち上がっており高くなっている。また、本体部73
には係止部材71の長手方向に長孔73Aが設けられて
おり、係止部材71はこの長孔73Aを挿通する取付け
ピン85によって台座51の裏面側にスライド可能に取
付けられ、両溝45B、67A間を直線的に移動して往
復することが出来る。係止部材71のうち第一の係止部
72は、台座51の裏面側、すなわちスライド機構40
側にあるが、第二の係止部74は台座51に設けられた
開口51Bを挿通して上面側、すなわち、旋回機構50
側に位置する。
【0026】この係止部材71がスライド機構40側に
変位した時には、第一の係止部72がスライド側係止受
け部材45の係止溝45Bに対して係止して座席21の
スライド動作を禁止する。一方、係止部材71が旋回機
構50側に変位した時には、ロック部材65と第一のロ
ック受け部材67とがロックして旋回動作が禁止される
とともに、第二の係止部74はロック状態にあるロック
部材65と係止して、旋回許容位置以外でなされるロッ
ク部材65のロック解除動作を規制する。尚、第一のロ
ック受け部材67に対してロックしたロック部材65が
本実施形態の旋回側係止受け部に相当するものである。
【0027】また、係止部材71は、座席21が戻り方
向への旋回動作を経て車体の進行方向を向いたときに、
スライド機構40側から旋回機構50側へ自動で切り替
わるようになっている。座席21が旋回動作の途中にあ
るときには、図8に示すようにロックピン66と第一の
ロック受け部材67とは離間した位置関係にあり、係止
部材71はスライド機構40側にあって、第一の係止部
72がスライド側係止受け部材45の係止溝45Bに係
止してスライド動作を禁止するようになっている。座席
21を戻り方向に回動させてゆくと、図12に示すよう
に、やがて、ロックピン66は第一のロック受け部材6
7の外周67Bに当接する。この外周はロックピンを係
止部材71に案内し、かつ、ロックスプリング69を伸
張させるような案内面67Bとなっており、ロックピン
66はロックスプリング69のばね力に抗して案内面6
7B上を移動してゆく。
【0028】一方、係止部材71の第二の係止部74に
は、ロックピン66と嵌合可能な凹部74Aが設けられ
ている。この凹部74Aの端縁は、係止部材71がスラ
イド機構40側に係止しているときに、案内面67Bと
連続するように形成されている。また、凹部74Aは係
止部材74の進行方向(図12中のW方向)では、ロッ
ク溝67Aと対応する位置に設けられており、係止部材
71が旋回機構50側に移動した時には凹部74Aとロ
ック溝67Aとがほぼ重なる関係となっている。座席2
1が車体の進行方向を向いた位置に復帰すると、ロック
ピン66は係止部材71の凹部74Aと嵌合(本発明の
凹凸の嵌合に相当)し、これにて、ロック部材65と係
止部材71が連係する。この位置では、ロックピン66
が第一ロック受け部材67のロック溝67Aの前方に臨
むため、ロック部材65はロックスプリング69による
付勢を受けて、係止部材71と共に旋回機構50側に変
位して、係止部材71は係止溝45Bとの係止を解除
し、ロックピン66とロック溝67Aが係止する。かく
して、スライド機構40と旋回機構50のロック切り替
えが、座席21が戻り方向への旋回動作を経て車体の進
行方向を向いたときには、自動で行われることとなる。
【0029】また、図14に示すように、台座51には
この係止部材71とともに抜け止め具としての支持片8
6が共締めされる。支持片86は、下向きのフランジを
設けており、そこには突起86Aが形成されている。一
方、係止部材71の本体部73には前記突起86Aと嵌
合可能な一対のスリット73B、73Cが設けられてい
る。そのため、係止部材71がスライド機構40側へ移
動してスライド側受け部材45と係止した時にはスリッ
ト73Bが突起86Aと嵌合し、係止部材71が旋回機
構50側へ移動した時にはスリット73Cが突起86A
と嵌合するようになっている。同図に示すように、取付
けのピン85を2個使用するのは、係止部材71の周り
止めを行うためである。
【0030】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用効果を具体的に説明する。室内において座席21
のシートポジションを調整する際には、解除レバー80
を上方(図4に示すL方向)に回動操作する。これによ
り、ワイヤー82を介して左右の両ロックレバー48が
ロック解除方向に回動し、ロック歯48Aとロック孔4
5Aとの係止が解除される。かくして、座席21を車両
前後方向にスライドさせることができる(図7参照)。
このときには、係止部材71と第一のロック受け部材6
7との位置関係が変わることはなく、第一のロック受け
部材67とロック部材65とが係止し、旋回動作が禁止
された状態でスライド動作がなされる。更に、スライド
動作中に解除レバー80による解除操作(図4に示すM
方向への操作)を行っても、旋回機構50のロックは解
除しないようになっている。すなわち、解除レバー80
を介して解除操作を行うと、係止部材71がスライド機
構40側へ移動しようとするが、スライド動作中は、図
13に示すように、係止部材71の第一の係止部72の
先端部分がスライド側係止受け部材45の側面(保持
部)45Cに当接するため、係止部材71のスライド機
構40側への移動が規制され、ひいては、ロック部材6
5の解除動作も規制される。従って、スライド動作中に
解除レバー80によって解除操作を行っても、旋回動作
がなされることはない。尚、係止部材71が旋回機構5
0のロックピン66と係止している時には、係止部材7
1のスリット73Cが支持片86の突起86Aと嵌合し
ている。
【0031】次に、座席21に着座している身障者等が
車椅子に乗り移る際の手順について説明する。まず、同
乗者が先に車両から降りて運転席20側のドア14を開
放し、ドア14の外部に車椅子(図示せず)を待機させ
ておく。そして、座席21のシートポジションが旋回許
容位置以外の場所にあるときには、座席21を旋回許容
位置に合わせる予備動作を行う。それには、前記したシ
ートポジションの調節を行う場合と同様にして解除レバ
ー80を上方(図4のL方向)へ回動させて、旋回許容
位置に向けて座席21を後退させる。座席21がスライ
ド動作を経て旋回許容位置に移動したときには、係止部
材71は前述したように旋回機構50側にあって、第二
の係止部74がロック状態にあるロック部材65に対し
て係止しているとともに、スライド側係止受け部材45
の係止溝45Bの前方に第一の係止部72が臨んでい
る。
【0032】上記予備動作に続いて、解除レバー80を
下向き(図4に示すM方向)に回動させて、ワイヤー8
1を介してロック部材65をロック解除方向へ回動させ
る。すると、ロック部材65を介して係止部材71がス
ライド機構40側へ移動し、今度は第一の係止部72が
係止溝45Bに対して係止してスライド動作を禁止す
る。この移動動作と共に、ロック部材65と第一のロッ
ク受け部材67とのロックが解除され旋回動作が許容さ
れる。かくして、この状態から、同乗者が、座席21を
ドア開口部13に向けて回動すると、台座51に設けら
れたカム溝51Aとアウタリング56に設けたカムピン
56Aの作用により、座席21は前進しつつ、回動して
ゆく。この時、座席21とともにロック部材65も回動
してゆき、座席21の回転角度がほぼ90°に達する
と、今度はロック部材65と第二のロック受け部材68
とが係止し、座席21は車外方向を向いた姿勢で保持さ
れる。この時、ドア開口部13の側方に車椅子を配して
おけば、円滑に乗り降りを行うことが出来る。尚、この
旋回動作中に、係止部材71は支持片86によって抜け
止め、及びガタ止めされている。すなわち、支持片86
の突起86Aが係止部材71のスリット73Bに嵌合
し、係止部材71の抜止が図られている。又、支持片8
6はばね材により構成されており係止部材71のガタ止
めも同時に行うことが出来る。
【0033】続いて、身障者が再び車体に対し乗り込む
場合には、座席21を車両の進行方向を向いた姿勢に戻
す操作を行う。この時にも、再び、解除レバー80を下
側に操作して、ロック部材65と第二のロック受け部材
68との係止を解除して戻り方向への旋回動作を行う。
座席21が戻り方向の旋回動作の途中にあるときには、
係止部材71とスライド側係止受け部材45との位置関
係が変わることがなく、係止部材71はスライド機構4
0側にあって第一の係止部72が係止溝45Bに係止し
てスライド動作を禁止するようになっている。また、図
8に示すように、旋回動作中は、ロックピン66と第一
のロック受け部材67とは離間した位置関係にあるが、
戻り方向への回動が進むと、図12に示すように、ロッ
クピン66は第一のロック受け部材67の外周67Bに
当接する。この外周はロックピンを66を係止部材71
に案内するための案内面67Bとなっており、ロックピ
ン66はロックスプリング69を伸張させつつ案内面6
7B上を移動してゆく。
【0034】座席21が車体の進行方向を向いたときに
は、ロックピン66と係止部材71の凹部74Aとが凹
凸嵌合するとともに、第一のロック受け部材67のロッ
ク溝67Aの前方にロックピン66が臨む。そのため、
ロック部材65はロックスプリング69による付勢を受
けて、係止部材71と共に旋回機構50側に変位して、
係止部材71は係止溝45Bとの係止を解除(スライド
動作を許容)し、ロックピン66はロック溝67Aと係
止する(旋回動作を禁止)。かくして、座席21が戻り
方向への旋回動作を経て車体の進行方向を向いたときに
は、スライド機構40と旋回機構50とのロックの切り
替えが自動で行われることとなる。
【0035】このように、本実施形態によれば、係止部
材71をスライド機構40側、あるいは、旋回機構50
側に選択的に係止する構成としたことから、いずれか一
方の動作がなされている時には他方側の動作を禁止する
ことが出来る。そのため、このような動作を禁止するた
めの機構をスライド機構40、旋回機構50に個別に設
ける場合と比較して構造の簡素化がなされ、かつ、構成
する部品点数も削減することが出来る。
【0036】また、座席21が戻り方向の旋回動作を経
て車体の進行方向を向いたときには、前記したように、
係止部材71の切り替えが自動的になされて、係止部材
71が旋回機構50側からスライド機構40側へ変位た
め、旋回動作が禁止されスライド動作が許容されること
となる。そのため、直ちに、スライド操作に移行するこ
とが出来、操作性が向上する。
【0037】一方、座席21がスライド動作を経て旋回
許容位置に移動した場合には、係止部材71はそのまま
旋回機構50側にロックした状態にあって、切り替えが
自動的にはなされないようになっている。これは、スラ
イド動作を経て旋回許容位置に移動した場合には、その
後、座席21のシートポジションを調整する操作がなさ
れる場合と、車外への旋回動作がなされる場合があるた
めである。更にまた、ロック部材65は旋回機構50の
ロック機構としての機能と、係止部材71を自動的に切
り替えるための付勢手段としての機能とを併せ持つ構成
としたことから、部品の共用化が図られ、構造も簡素化
される。
【0038】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
【0039】(1)本実施形態では、係止部材71をス
ライド機構40と旋回機構50との間を直線移動により
往復させたが、揺動させて往復させてもよい。
【0040】(2)本実施形態では、旋回機構50側に
ロック部材65とロック受け部材67、68からなる専
用のロック機構を設けたが、専用のロック機構を設け
ず、例えば、アウタリング56に対し係止受け部を設け
て、これに直接係止部材71を係止することで旋回動作
を規制してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における運転席の平面図
【図2】旋回許容位置にある運転席の平面図
【図3】旋回途中にある運転席の平面図
【図4】車両用シートの分解斜視図
【図5】その一部拡大斜視図
【図6】座席が旋回許容位置にある状態を示す駆動装置
の平面図
【図7】座席がスライド動作途中にある状態を示す駆動
装置の平面図
【図8】座席が旋回許容位置にあって、旋回動作を行っ
ている状態を示す駆動装置の平面図
【図9】座席が戻り方向の旋回動作を行って、車体の進
行方向を向いた状態を示す駆動装置の平面図
【図10】図9のA−A線断面図
【図11】駆動装置の側面図
【図12】係止部材がスライド機構側に係止した状態を
示す平面図
【図13】係止部材が旋回機構側に係止した状態を示す
平面図
【図14】係止部材の組み付け構造を示す斜視図
【図15】ロック部材の組み付け構造を示す平面図
【図16】従来例の平面図
【符号の説明】
20…運転席(車両用シート) 21…座席 30…駆動装置 40…スライド機構 42…可動レール 43…固定レール 45…スライド側係止受け部材 50…旋回機構 51…台座 56…インナリング(固定盤) 57…アウタリング(可動盤) 65…ロック部材(旋回側係止受け部材) 67…第一のロック受け部材(ロック受け部材) 71…係止部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に対し当該車両の長手方向に沿って
    取付けられた固定レールと、この固定レールに対しスラ
    イド可能とされた可動レールとからなるスライド機構
    と、 前記可動レールが装着された台座を介して取付けられる
    とともに、この台座に対して取付けられた固定盤と、こ
    の固定盤に対し回動可能に取付けられた可動盤とからな
    り、前記座席を旋回可能に支持する旋回機構とを備えて
    なり、 前記スライド機構によるスライド動作の範囲内に旋回許
    容位置が設けられ、かつ、この旋回許容位置においての
    み前記旋回動作が許容されるものであって、 前記固定レール側にはスライド側係止受け部材が、前記
    可動盤側には旋回側係止受け部材がそれぞれ設けられる
    一方、 前記台座には係止部材が移動可能に取付けられるととも
    に、前記座席が前記車両の進行方向を向き、かつ、前記
    旋回許容位置にあるときには、前記係止部材の移動方向
    の前・後に前記スライド側係止受け部材、前記旋回側係
    止受け部材がそれぞれ位置することで係止部材は両係止
    受け部材間を往復移動可能とされ、 この係止部材が、前記スライド機構側に変位した時には
    前記スライド側係止受け部材に対して係止若しくは当接
    して前記座席のスライド動作を直接的あるいは間接的に
    禁止するとともに、前記旋回機構側のロックを解除して
    旋回動作を許容し、 前記旋回機構側に変位した時には、前記旋回側係止受け
    部材に対して係止若しくは当接して座席の旋回動作を直
    接的あるいは間接的に禁止するとともに、前記スライド
    機構側のロックを解除してスライド動作を許容すること
    で前記スライド動作・旋回動作の切り替えを行うことを
    特徴とする車両用シートの駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記可動盤には、前記座席が戻り方向へ
    の旋回動作を経て前記車両の進行方向を向いたときに、
    凹凸の嵌合によって前記係止部材と連係し、連係された
    係止部材を旋回側係止受け部材と係止させる方向に付勢
    する付勢手段が設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の車両用シートの駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記可動盤側には、前記座席がスライド
    動作を経て前記旋回許容位置に移動したときに、前記付
    勢手段に抗して前記係止部材を前記スライド機構側へ移
    動させて、当該係止部材と前記スライド側係止受け部材
    とを係止させる操作部が設けられる一方、 前記固定レール側には、スライド動作中に前記操作部に
    よる解除操作を直接的あるいは間接的に禁止するための
    保持部が設けられていることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の車両用シートの駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記固定盤にはロック受け部材が設けら
    れるとともに、 前記付勢手段は、 前記可動レールに対して水平面内を回動可能に取付けら
    れ、かつ前記ロック受け部材に対し係止可能とされたロ
    ック部材と、 このロック部材をロック方向に付勢するばね材とから構
    成され、前記座席が車体の進行方向を向いた時には、前
    記ロック部材と前記ロック受け部材とが係止して前記座
    席の旋回動作を禁止するとともに、 前記旋回許容位置において前記操作部による解除操作が
    行われると、前記ロック受け部材に対する前記ロック部
    材の係止解除がなされ、この係止解除動作と連動して、
    前記係止部材が前記スライド機構側に変位し前記スライ
    ド側係止受け部材に係止することを特徴とする請求項2
    又は請求項3記載の車両用シートの駆動装置。
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