JP2003325702A - スリーピースソリッドゴルフボール - Google Patents
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Abstract
打撃時に低スピン量化および高打出角化を達成すること
により優れた飛距離を有するスリーピースソリッドゴル
フボールを提供する。 【解決手段】 本発明は、センター(1)と該センター上
に形成された中間層(2)から構成されるコア(4)、およ
び該コア上に形成されたカバー(3)とから成り、かつ該
カバーの表面に多数のディンプルを形成したスリーピー
スソリッドゴルフボールにおいて、該センター(1)が、
直径10〜20mmおよびJIS‐A硬度による中心硬
度20〜90を有し、該中間層(2)がショアD硬度によ
る表面硬度50〜65を有し、該カバー(3)が、ショア
D硬度55〜70、曲げ剛性率280MPa以上および
厚さ0.5〜2.5mmを有することを特徴とするスリ
ーピースソリッドゴルフボールに関する。
Description
ッドゴルフボールに関する。更に詳しくは、本発明は、
良好な打球感を保持し、かつ打撃時に低スピン量化およ
び高打出角化を達成することにより優れた飛距離を有す
るスリーピースソリッドゴルフボールに関する。
ほとんどは、飛距離を重視する傾向が強く、そのため反
発性能が良好であり、スピン量の少ないソリッドゴルフ
ボールを好んで使用している。一方、プロゴルファーや
上級者ゴルファーの求める性能は第1にコントロール性
であり、次いでソフトで良好な打球感、飛行性能であ
る。このようにコントロール性を重視する点で、またソ
フトで良好な打球感を有するため、従来から糸巻きゴル
フボールが主流になっていた。しかしながら、スピンの
かかりやすい構造を有しているため、どのようなゴルフ
クラブを用いてもスピン量が大きく、飛行性能が劣ると
いう欠点があった。そこで、良好なコントロール性を保
持し、打球感および飛行性能を改善したソリッドゴルフ
ボールが数多く提案されてきた(特開平8‐33224
7号公報、特開平9‐313643号公報、特開平11
‐151320号公報等)。
と外核から成る2層構造コアとカバーから成るスリーピ
ースソリッドゴルフボールであって、内核の直径が25
〜37mmであり、内核のJIS‐C硬度による中心硬
度が60〜85であり、内核の中心から表面までの硬度
差が4以下であり、外核のJIS‐C硬度による表面硬
度が75〜90であり、カバーが曲げ剛性率1200〜
3600kg/cm2であるスリーピースソリッドゴル
フボールが開示されている。しかしながら、内核(セン
ター)の中心硬度が高いため、ミドルアイアンからドラ
イバーでの打撃時において十分な低スピン量化が達成で
きず十分な飛距離が得られていない。
とカバーの間に、熱可塑性樹脂から形成される中間層を
設けたスリーピースソリッドゴルフボールであって、コ
アのJIS‐C硬度による中心硬度が75以下であり、
コアの表面硬度が85以下であり、コアの表面硬度が中
心硬度より5〜25高く、中間層硬度がコア表面硬度よ
り10未満高く、カバー硬度が中間層硬度より高いスリ
ーピースソリッドゴルフボールが開示されている。しか
しながら、中間層が熱可塑性樹脂から成るため、反発性
が劣り、打球感が硬くて悪いという問題があった。
層コアと外層コアから成る2層構造コアとカバーから成
るスリーピースソリッドゴルフボールであって、内層コ
アが直径15〜22mmおよびショアD硬度40〜70
を有し、外層コアがJIS‐C硬度40〜75を有し、
コアの両層がゴム組成物にて形成され、カバーが厚さ
0.5〜3mmを有するスリーピースソリッドゴルフボ
ールが開示されている。しかしながら、内層コア(セン
ター)の硬度が高いため、ミドルアイアンからドライバ
ーでの打撃時において十分な低スピン量化が達成できず
十分な飛距離が得られていない。
くて大きいセンターを使用しているため、打撃時のゴル
フボールの変形量が小さくなって、スピン量が大きく打
出角が小さくて、十分な飛距離が得られていない。ま
た、打球感においても、飛距離の向上のため、硬いまた
は重い打球感となってしまい、十分とは言えないのが現
状である。
な従来のスリーピースソリッドゴルフボールの有する問
題点を解決し、良好な打球感を保持し、かつ打撃時に低
スピン量化および高打出角化を達成することにより優れ
た飛距離を有するスリーピースソリッドゴルフボールを
提供することを目的とする。
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、センターと中間層
とから構成される2層構造を有するコアおよびカバーか
ら成るスリーピースソリッドゴルフボールにおいて、セ
ンターの直径および中心硬度、中間層の表面硬度、並び
にカバーの硬度、曲げ剛性率および厚さを特定範囲内に
規定することによって、良好な打球感を保持し、かつ打
撃時に低スピン量化および高打出角化を達成することに
より優れた飛距離を有するスリーピースソリッドゴルフ
ボールが得られることを見出し、本発明を完成するに至
った。
ー上に形成された中間層(2)から構成されるコア(4)、
および該コア上に形成されたカバー(3)とから成り、か
つ該カバーの表面に多数のディンプルを形成したスリー
ピースソリッドゴルフボールにおいて、該センター(1)
が、直径10〜20mmおよびJIS‐A硬度による中
心硬度20〜90を有し、該中間層(2)がショアD硬度
による表面硬度50〜65を有し、該カバー(3)が、シ
ョアD硬度55〜70、曲げ剛性率280MPa以上お
よび厚さ0.5〜2.5mmを有することを特徴とする
スリーピースソリッドゴルフボールに関する。
は、本発明のセンターより通常硬いセンターを使用して
おり、そのためセンターの直径が小さいと、更に中間層
としてセンターより硬い材料を使用する必要があり、得
られたゴルフボールが硬くなる。そのため、従来のスリ
ーピースゴルフボールにおいては、センターの直径は2
5〜41mmと大きいものであった。そのため、ミドル
アイアンからドライバーでの打撃時のゴルフボールの変
形量が小さく、スピン量が大きくて十分な飛距離が得ら
れていなかった。また、センター直径を小さくしたゴル
フボールも存在していたが、打撃時のヘッドスピードの
低いプレーヤーをターゲットとしていたため、低ヘッド
スピードでの打撃時の変形量が大きいものであった。従
って、中間層の硬度が低く、センターの中心硬度が高い
ためミドルアイアンからドライバーでの打撃時のスピン
量が大きくて飛距離が低下し、また中間層の硬度が低い
ため十分な反発性が得られず飛距離が低下したり、打球
感が反発感のない悪いものとなっていた。
らドライバーでの打撃時のスピン量の低下にはセンター
の中心から5〜10mm部分の硬度が寄与しているとい
う従来とは異なる観点に立ってスリーピースソリッドゴ
ルフボールの開発を進めてきた。その結果、センターの
直径を小さく硬度を低くすることにより、打撃時のスピ
ン量を低く抑え、打出角が高くなって、高飛距離を有す
るスリーピースソリッドゴルフボールを達成したもので
ある。
上記センター(1)および中間層(2)がポリブタジエンゴ
ム組成物の加硫成形物から形成され;上記センター(1)
がシリコーンゴム組成物の加硫成形物から形成され、か
つ上記中間層(2)がポリブタジエンゴム組成物の加硫成
形物から形成され;上記カバー(3)が、アイオノマー樹
脂を主成分とする基材樹脂から形成され;上記ディンプ
ルのボール表面積占有率が75%以上、ディンプル総数
が320個以下、ディンプルの最大直径がゴルフボール
直径の11〜18%である;ことが好ましい。
ルに関して、図1を参照して以下の通り説明する。図1
は本発明のスリーピースソリッドゴルフボールの1つの
態様の概略断面図である。本発明のスリーピースソリッ
ドゴルフボールは、センター(1)上に中間層(2)を被覆
してコア(4)を形成し、該コア(4)上にカバー(3)を形
成して得られる。本発明のゴルフボールのコア(4)、即
ちセンター(1)および中間層(2)の両者は基本的に、ゴ
ム組成物を金型内で加硫成形することによって得られ
る。
(1)は直径10〜20mmを有することを要件とする
が、好ましくは12〜19mm、より好ましくは14〜
16mmである。上記直径が10mmより小さいと、打
撃時のスピン量が大きくなって吹き上がる弾道となり、
飛距離が低下する。上記直径が20mmより大きいと、
得られるゴルフボールが軟らかくなり過ぎて所望の硬度
が得られなくなり、反発性が低下し、また打球感が反発
感のない悪いものとなる。
ター(1)がJIS‐A硬度による中心硬度20〜90を
有することを要件とするが、好ましくは25〜85、よ
り好ましくは30〜80、最も好ましくは35〜75で
ある。上記センター(1)の中心硬度が20より低いと、
センターの反発性が低下して、得られるゴルフボールの
反発性も低下して飛距離が低下する。上記中心硬度が9
0より高くなると、打撃時のスピン量を抑制する効果が
十分に得られなくなり、また打球感も硬くて悪いものと
なる。ここで、センター(1)の中心硬度とは、作製した
センターを2等分切断し、その切断面の中心点で測定し
た硬度を意味する。
ター(1)はJIS‐A硬度による表面硬度20〜95、
好ましくは25〜90、より好ましくは30〜85を有
することが望ましい。上記センター(1)の表面硬度が2
0より低くなると、センターの反発性が低くなり過ぎる
ため、得られるゴルフボールの反発性が低下して飛距離
が低下する。上記センター(1)の表面硬度が95より大
きくなると、硬くなり過ぎて打球感が悪くなるばかりで
なく、打撃時のスピン量を抑制する効果が十分に得られ
なくなる。ここで、センター(1)の表面硬度とは、セン
ターの表面で測定した硬度を意味する。
ター(1)に用いられる材料は、上記のような特性を満足
すれば特に限定されないが、ゴム組成物、例えばポリブ
タジエンゴム組成物、シリコーンゴム組成物等の加硫成
形物から成ることが望ましい。特に、軟質で反発性の高
いゴムが得られ易いことから、シリコーンゴム組成物が
好ましい。
組成物は、通常のソリッドコアに用いられるポリブタジ
エンゴムを主成分とするゴム組成物であってよく、ポリ
ブタジエンゴム100重量部に対して、共架橋剤3〜2
0重量部、好ましくは5〜18重量部、有機過酸化物
0.5〜5重量部、好ましくは0.7〜4重量部、およ
び充填材10〜30重量部、好ましくは12〜25重量
部等を含有する。
らソリッドゴルフボールに用いられている、シス‐1,
4‐結合少なくとも40%以上、好ましくは80%以上
を有するいわゆるハイシスポリブタジエンゴムが好まし
い。上記ポリブタジエンゴムには、所望により天然ゴ
ム、ポリイソプレンゴム、スチレンポリブタジエンゴ
ム、エチレン‐プロピレン‐ジエンゴム(EPDM)等
を配合してもよい。
ル酸またはメタクリル酸等のような炭素数3〜8のα,
β‐不飽和カルボン酸、またはその亜鉛、マグネシウム
等の一価または二価の金属塩;トリメチロールプロパン
トリメタクリレート等の官能性モノマー;或いはそれら
の混合物等が挙げられ、特に高い反発性を付与するアク
リル酸亜鉛が好適である。上記配合量が少なくなり過ぎ
ると、軟らかくなり過ぎて反発が悪くなり飛距離が低下
するとともに、カバーに軟らかい材料を使用しているた
め、ボールとしても軟らかくなり過ぎて打球感が悪いも
のとなる。また、上記配合量が多くなり過ぎると、硬く
なり過ぎて打球感が悪くなる。
例えばジクミルパーオキサイド、1,1‐ビス(t‐ブチ
ルパーオキシ)‐3,3,5‐トリメチルシクロヘキサ
ン、2,5‐ジメチル‐2,5‐ジ(t‐ブチルパーオキ
シ)ヘキサン、ジ‐t‐ブチルパーオキサイドが挙げら
れ、ジクミルパーオキサイドが好適である。上記配合量
が少なくなり過ぎると、軟らかくなり過ぎて反発が悪く
なり飛距離が低下する。また、上記配合量が多くなり過
ぎると、硬くなり過ぎて、打球感が悪くなる。
コアに通常配合されるものであればよく、例えば無機充
填材、具体的には、酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カル
シウム、酸化マグネシウム等が挙げられ、高比重金属充
填材、例えばタングステン粉末、モリブデン粉末等およ
びそれらの混合物が挙げられる。上記配合量が少なくな
り過ぎると、適正なゴルフボール重量にするために、カ
バーに多量の充填材を配合する必要があり、その結果、
ゴルフボールの反発性が低下する。上記配合量が多くな
り過ぎると、コアの重量が大きくなり、適正なボール重
量に調整することが困難となる。
要すれば、有機硫黄化合物老化防止剤以外に、その他ソ
リッドゴルフボールのコアの製造に通常使用し得る成分
を適宜配合してもよい。使用する場合、配合量は、基材
ゴム100重量部に対して、0.5〜5.0重量部、好
ましくは0.7〜4.0重量部である。
(1)は、前述のゴム組成物を均一に混合および混練し、
金型内で加熱プレスして加硫することにより得ることが
できる。この際の条件は特に限定されないが、通常は1
30〜180℃、圧力2.9〜9.8MPa、15〜6
0分間で行われる。
物は、シリコーン生ゴムに充填材、加硫剤等を均一に分
散させたものである。上記シリコーン生ゴムは、一般的
にはジメチルシロキサン単位[(CH3)2SiO]を
主成分とし、常温でやや流動性を有する無色の弾性体で
あり、1分子当たり平均103個のジオルガノシロキサ
ン単位から成り、平均分子量は約105〜106であ
る。上記シリコーン生ゴムは、ジメチルジクロロシラン
を加水分解して生ずる環状ジメチルシロキサンを酸また
はアルカリで加熱開環重合して製造することができ、例
えばジメチルシリコーン生ゴム、メチルビニルシリコー
ン生ゴム、メチルフェニルビニルシリコーン生ゴム等を
使用することができる。
シリコーン生ゴムの例として、例えば信越化学工業(株)
製の「KE‐76」、東芝シリコーン(株)製の「TS‐
959」、ダウ・コーニング(D.C.)社製の「Sil
astic 400」、「Silastic 401」、
ゼネラル・エレクトリック(G.E.)社製の「SE‐7
6」、ユニオン・カーバイド社(U.C.C.)製の「W
‐95」等が挙げられる。上記メチルビニルシリコーン
生ゴムの例として、例えば信越化学工業(株)製の「KE
‐77」、東芝シリコーン(株)製の「TS‐959
B」、東レシリコーン(株)製の「SH‐430」、ダウ
・コーニング(D.C.)社製の「Silastic 4
10」、「Silastic 430」、ゼネラル・エ
レクトリック(G.E.)社製の「SE‐31」、ユニオ
ン・カーバイド社(U.C.C.)製の「W‐96」等が
挙げられる。上記メチルフェニルビニルシリコーン生ゴ
ムの例として、例えば信越化学工業(株)製の「KE‐7
9」、ダウ・コーニング(D.C.)社製の「Silas
tic 440」、ゼネラル・エレクトリック(G.E.)
社製の「SE‐31」、ユニオン・カーバイド社(U.
C.C.)製の「W‐97」等が挙げられる。
た場合、引張強度が低い傾向にあるので、シリコーンゴ
ムの強度を向上するために充填材を使用することができ
る。充填材としては補強を目的とする補強性充填材と、
増量を目的とする非補強性充填材とが使用できる。但
し、いずれも耐熱性に優れ高温でシリコーンゴムに悪影
響を及ぼさないものを使用する必要がある。上記補強性
充填材の例として、例えば表面処理シリカ、高純度煙霧
シリカ、シリカエアロゲル、沈降性シリカ等が挙げられ
る。
土シリカ、沈降炭酸カルシウム、粉砕シリカ、石英粉
末、酸化チタン、酸化亜鉛等が挙げられる。
化物、脂肪酸アゾ化合物、放射線などによる方法がある
が、一般的には加硫剤としての有機過酸化物が使用され
ている。上記有機過酸化物としては、例えばベンゾイル
パーオキサイド、ビス(2,4‐ジクロロベンゾイル)パー
オキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジ‐t‐ブチル
パーオキサイド等が挙げられる。上記加硫剤の配合量
は、基材ゴム100重量部に対して0.2〜8.0重量
部が好ましく、0.2重量部未満では加硫が完全に行わ
れず硬度が低くて反発性が悪くなり、8.0重量部より
多いとセンターが硬くなり、その結果スピン量が高くな
って飛距離が低下する。
によって加硫を行う加熱加硫型であってもよく、また、
室温で放置させて加硫させる室温加硫型であってもよ
い。尚、室温加硫型としては、加硫剤がすでに配合され
ている状態でカートリッジやチューブに充填されてお
り、空気に触れると縮合反応により加硫するタイプであ
る一液型と、使用時に触媒を混合して加硫させる二液型
のものとを挙げることができる。
ジメチルシリコーンゴム、メチルビニルシリコーンゴ
ム、メチルフェニルビニルシリコーンゴムを使用するこ
とができるが、それらの共重合体を使用することも可能
である。尚、反発弾性が良いことからジメチルシリコー
ンゴムを主成分とし、これに少量のメチルビニルシロキ
サンが共重合した加熱加硫型シリコーンゴムを使用する
ことが好適である。また、ビニル基の含有量は、0.1
〜10モル%が好ましく、より好ましくは0.15から
0.8モル%である。
(BR)、エチレン‐プロピレン‐ジエンゴム(EPD
M)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、ア
クリロニトリルゴム、ポリノルボルネンゴム等を配合し
てもよい。上記加硫成形物において、上記シリコーンゴ
ムは基材ゴム100重量部に対して70重量部以上、好
ましくは80重量部以上で配合するのが好適である。シ
リコーンゴムの量が70重量部未満では、良好なスピン
保持率が得られなくなる。
を作製する場合には、シリコーンゴム100重量部に対
し、加硫剤0.5〜5重量部、および所望量の重量調整
剤をバンバリーミキサーまたはロール等により混練し、
150〜170℃で10〜20分間加硫成形して得る。
上記加硫剤および重量調整剤は、通常使用されているい
かなるものを用いてもよいが、重量調整剤としては、ソ
リッドセンターのゴム分率を高くして、低硬度を得るた
めに比重の大きいものが適しており、例えば、硫酸バリ
ウム、炭酸カルシウム、クレー系充填剤、シリカ系充填
剤等が挙げられる。
(2)を被覆してコア(4)を形成する。上記中間層(2)を
被覆する方法は、ゴルフボールの2層構造コアの形成に
使用されている一般に公知の方法を用いて形成すること
ができ、特に限定されるものではない。中間層用組成物
を均一に混合、混練し、上記センター上に同心円状に被
覆し、金型内で130〜180℃で10〜40分間加熱
プレスするか、または中間層用組成物を予め半球殻状の
ハーフシェルに成形し、それを2枚用いてセンター(1)
を包み、130〜180℃で10〜40分間加圧成形す
る方法が用いられる。
(2)は、厚さ8.5〜15.5mm、好ましくは9.0
〜15.0mm、より好ましくは9.5〜14.5mm
を有することが望ましい。上記中間層(2)の厚さが8.
5mmより小さいと得られるゴルフボールの反発性が低
下して飛距離が低下し、15.5mmより大きいと中間
層に硬い材料を用いているため打球感が硬くて悪いもの
となる。
(2)は、ショアD硬度による表面硬度50〜65を有す
ることを要件とするが、好ましくは52〜64、より好
ましくは54〜63、最も好ましくは56〜62であ
る。上記中間層(2)の表面硬度が50より低くなるとコ
アが軟らかくなり過ぎて適正なゴルフボール硬度が得ら
れなくなり、65より高くなると硬くなり過ぎて打球感
が悪くなるばかりでなく、打撃時のスピン量が増加して
飛距離が低下する。
(4)は直径37.5〜42.2mm、好ましくは3
7.7〜41.9mm、より好ましくは38.0〜4
1.5mmである。上記直径が37.5mmより小さい
と、ゴルフボール規格に適合した直径にするためにカバ
ーを厚くする必要があり、打球感が悪いものとなる。上
記直径が42.2mmより大きいと、得られるゴルフボ
ールの直径が大きくなり過ぎるため、飛行時の空気抵抗
が大きくなって飛距離が低下する。
が、初期荷重98Nを負荷した状態から終荷重1274
Nを負荷したときまでの変形量2.6〜3.8mm、好
ましくは2.8〜3.6mm、より好ましくは3.0〜
3.4mmを有することが望ましい。上記コア(4)の変
形量が2.6mmより小さいと打撃時の変形量が小さい
ため、スピン量が増えて飛距離が低下するばかりでな
く、打球感も硬くて悪くなる。3.8mmより大きいと
得られるゴルフボールの反発性が低下して飛距離が低下
するばかりでなく、耐久性も悪いものとなる。
層(2)に用いられる材料は、上記のような特性を満足す
れば特に限定されないが、上記コア(1)に用いたものと
同様のポリブタジエンゴムを主成分とするゴム組成物の
加硫成形物等から成ることが望ましい。上記中間層(2)
用のポリブタジエンゴム組成物は、ポリブタジエンゴム
100重量部に対して、共架橋剤30〜50重量部、好
ましくは32〜48重量部、有機過酸化物0.5〜5重
量部、好ましくは0.7〜4重量部、および充填材4〜
20重量部、好ましくは5〜18重量部等を含有する。
要すれば、有機硫黄化合物老化防止剤以外に、その他ソ
リッドゴルフボールのコアの製造に通常使用し得る成分
を適宜配合してもよい。使用する場合、配合量は、基材
ゴム100重量部に対して、0.5〜5.0重量部、好
ましくは0.7〜4.0重量部である。
(1)および中間層(2)がポリブタジエンゴム組成物から
形成されることが望ましく;更に、上記センター(1)が
シリコーンゴム組成物から形成され、かつ上記中間層
(2)がポリブタジエンゴム組成物から形成されることが
望ましい。
被覆する。本発明のゴルフボールでは、上記カバー(3)
は厚さ0.5〜2.5mm、好ましくは0.7〜2.0
mm、より好ましくは1.0〜1.8mmである。上記
厚さが0.5mmより小さいと、カバーを硬くする効果
が発揮されず、打撃時のスピン量が大きくなって飛距離
が低下するだけでなく、ショートアイアン等での打撃時
の打出角も小さくなって、その結果、落下角が小さくな
ってグリーンで止りにくくなりコントロール性が悪くな
る。上記厚さが2.5mmより大きいと、打球感が硬く
て悪いものとなる。
(3)がショアD硬度55〜70を有することを要件とす
るが、好ましくは58〜69、より好ましくは61〜6
8である。上記カバー硬度が55より低くなると、カバ
ーが軟らかくなり過ぎ、打撃時のスピン量が増加して吹
き上がる弾道となり飛距離が低下する。上記カバー硬度
が70より高いと、カバーが硬くなり過ぎ、打撃時の衝
撃が大きくて打球感が悪くなるばかりでなく、耐久性も
悪いものとなる。
曲げ剛性率280MPa以上を有することが望ましく、
280MPaより小さいとカバーでの反発性能が向上せ
ず、飛距離の向上が得られない。上記曲げ剛性率が大き
くなると硬くなって打球感が悪くなるため、上記カバー
(3)の曲げ剛性率は、好ましくは280〜600MP
a、より好ましくは300〜500MPaであることが
望ましい。
に通常ゴルフボールのカバーに用いられるアイオノマー
樹脂を主成分とする基材樹脂を含有するカバー用組成物
から形成される。上記アイオノマー樹脂としては、エチ
レンとα,β‐不飽和カルボン酸との共重合体中のカル
ボキシル基の少なくとも一部を金属イオンで中和したも
の、またはエチレンとα,β‐不飽和カルボン酸とα,β
‐不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体中のカル
ボキシル基の少なくとも一部を金属イオンで中和したも
のである。上記のα,β‐不飽和カルボン酸としては、
例えばアクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、マレイン
酸、クロトン酸等が挙げられ、特にアクリル酸とメタク
リル酸が好ましい。また、α,β‐不飽和カルボン酸エ
ステル金属塩としては、例えばアクリル酸、メタクリル
酸、フマル酸、マレイン酸等のメチル、エチル、プロピ
ル、n‐ブチル、イソブチルエステル等が用いられ、特
にアクリル酸エステルとメタクリル酸エステルが好まし
い。上記エチレンとα,β‐不飽和カルボン酸との共重
合体中や、エチレンとα,β‐不飽和カルボン酸とα,β
‐不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体中のカル
ボキシル基の少なくとも一部を中和する金属イオンとし
ては、ナトリウム、カリウム、リチウム、マグネシウ
ム、カルシウム、亜鉛、バリウム、アルミニウム、錫、
ジルコニウム、カドミウムイオン等が挙げられるが、特
にナトリウム、亜鉛、リチウム、マグネシウムイオンが
反発性、耐久性等からよく用いられ好ましい。
それだけに限定されないが、ハイミラン(Hi‐mil
an)1555、1557、1605、1652、17
02、1705、1706、1707、1855、18
56(三井デュポンポリケミカル社製)、サーリン(Su
rlyn)8140、サーリン9120、サーリン89
45、サーリン9945、サーリンAD8511、サー
リンAD8512、サーリンAD8542(デュポン社
製)、アイオテック(Iotek)7010、8000
(エクソン(Exxon)社製)等を例示することができ
る。これらのアイオノマーは、上記例示のものをそれぞ
れ単独または2種以上の混合物として用いてもよい。
の例としては、上記のようなアイオノマー樹脂のみであ
ってもよいが、アイオノマー樹脂と熱可塑性エラストマ
ーやジエン系ブロック共重合体等の1種以上とを組合せ
て用いてもよい。上記熱可塑性エラストマーの具体例と
して、例えば東レ(株)から商品名「ペバックス」で市販
されている(例えば、「ペバックス2533」)ポリア
ミド系熱可塑性エラストマー、東レ・デュポン(株)から
商品名「ハイトレル」で市販されている(例えば、「ハ
イトレル3548」、「ハイトレル4047」)ポリエ
ステル系熱可塑性エラストマー、武田バーディシュ(株)
から商品名「エラストラン」で市販されている(例え
ば、「エラストランET880」)ポリウレタン系熱可
塑性エラストマー等が挙げられる。
ク共重合体または部分水添ブロック共重合体の共役ジエ
ン化合物に由来する二重結合を有するものである。その
基体となるブロック共重合体とは、少なくとも1種のビ
ニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックAと少な
くとも1種の共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロ
ックBとから成るブロック共重合体である。また、部分
水添ブロック共重合体とは、上記ブロック共重合体を水
素添加して得られるものである。ブロック共重合体を構
成するビニル芳香族化合物としては、例えばスチレン、
α‐メチルスチレン、ビニルトルエン、p‐t‐ブチル
スチレン、1,1‐ジフェニルスチレン等の中から1種
または2種以上を選択することができ、スチレンが好ま
しい。また、共役ジエン化合物としては、例えばブタジ
エン、イソプレン、1,3‐ペンタジエン、2,3‐ジメ
チル‐1,3‐ブタジエン等の中から1種または2種以
上を選択することができ、ブタジエン、イソプレンおよ
びこれらの組合せが好ましい。好ましいジエン系ブロッ
ク共重合体の例としては、エポキシ基を含有するポリブ
タジエンブロックを有するSBS(スチレン-ブタジエ
ン-スチレン)構造のブロック共重合体またはエポキシ
基を含有するポリイソプレンブロックを有するSIS
(スチレン-イソプレン-スチレン)構造のブロック共重
合体等が挙げられる。上記ジエン系ブロック共重合体の
具体例としては、例えばダイセル化学工業(株)から商品
名「エポフレンド」市販されているもの(例えば、「エ
ポフレンドA1010」)、(株)クラレから商品名「セ
プトン」で市販されているもの(例えば、「セプトンH
G‐252」等が挙げられる。
ロック共重合体等の配合量は、カバー用の基材樹脂10
0重量部に対して、1〜60重量部、好ましくは1〜3
5重量部である。1重量部より少ないとそれらを配合す
ることによる打球時の衝撃低下等の効果が不十分とな
り、60重量部より多いとカバーが軟らかくなり過ぎて
反発性が低下したり、またアイオノマーとの相溶性が悪
くなって耐久性が低下しやすくなる。
以外に必要に応じて、種々の添加剤、例えば二酸化チタ
ン等の顔料、分散剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、光安
定剤等を添加してもよい。
も、特に限定されるものではなく、通常のカバーを被覆
する方法で行うことができる。カバー用組成物を予め半
球殻状のハーフシェルに成形し、それを2枚用いてコア
を包み、130〜170℃で1〜5分間加圧成形する
か、または上記カバー用組成物を直接コア上に射出成形
してコアを包み込む方法が用いられる。
みを多数表面上に形成する。ここで、ディンプルの面積
は、無限遠からゴルフボールの中心を見た場合の、ディ
ンプルの輪郭に囲まれた面積(即ち、平面形状の面積)
である。円形ディンプルの場合は、以下の式: S=(d/2)2×π (式中、dはディンプル直径である)によって面積が算
出される。各ディンプルの面積Sの総和を、表面にディ
ンプルが存在しない真球体であると仮定した場合のゴル
フボール(仮想球)の表面積で除すことにより、ディン
プルのボール表面積占有率が算出される。
ルのボール表面積占有率は、75%以上、好ましくは7
8〜88%、より好ましくは80〜87%である。上記
ボール表面積占有率が、75%未満では吹き上がる弾道
となり飛距離が低下する。また、上記ディンプルのボー
ル表面積占有率は、88%より大きくすることは設計上
困難である。
くは210〜320個、より好ましくは230〜316
個、最も好ましくは240〜312個であることが望ま
しい。上記ディンプル総数が320個より多いと、上記
ディンプルのボール表面積占有率を75%以上にする
と、個々のディンプルが所定の大きさにできなくなる。
また、上記ディンプル総数が210個より少ないと、上
記ディンプルのボール表面積占有率を75%以上に維持
することが設定上困難となる。
ル直径の11〜18%、好ましくは12〜17%、より
好ましくは13〜16%であることが望ましい。上記デ
ィンプルの最大直径が、ゴルフボール直径の11%より
小さいと個々のディンプルが発揮するディンプル効果が
十分に得られず、18%より大きいとゴルフボールの形
状が球体から逸脱し、飛行性能が劣るばかりでなく、パ
ターでの転がりに影響を及ぼす恐れがある。
m、好ましくは3.0〜7.0mmである。上記ディン
プルの直径が2.0mmより小さいと、ディンプル開口
部の面積が小さくなり過ぎてディンプル効果が十分に得
られなくなる。上記ディンプルの直径が8.0mmより
大きいと、ボール表面に配置する個数が少なくなってデ
ィンプル効果が十分に得られなくなる。形成されるディ
ンプルは、直径の異なる2種以上、好ましくは2〜5種
を有する。上記ディンプルがすべて同一直径を有する
と、飛行時のボールの周りの空気の流れを乱しにくく、
飛行性能が悪化する。尚、本明細書中でディンプルのボ
ール表面積占有率や直径とは、ゴルフボール表面での状
態を測定したものであり、カバー上に表面塗装されてい
る場合は塗装状態で測定したものである
価値を上げるために、通常ペイント仕上げ、マーキング
スタンプ等を施されて市場に投入される。本発明のゴル
フボールの直径は40〜45mm、好ましくは42〜4
4mmと設定される。米国ゴルフ協会(USGA)の規
格を満たす範囲で空気抵抗を低減するという観点から、
直径42.67〜42.80mmと設定されるのが好ま
しい。本発明のゴルフボールの重量は、44〜46g、
好ましくは45.00〜45.93gに設定される。
する。但し、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。
合、混練し、金型内で160℃で20分間加熱プレスす
ることにより球状のセンターを得た。得られたセンター
の重量、直径、中心硬度および表面硬度を測定し、その
結果を同表に示した。
混練し、上記(i)で作製したセンター上に同心円状に被
覆し、金型内で165℃で20分間加熱プレスすること
により、センター上に中間層を形成した2層構造の、直
径40.0mmおよび重量37.6gを有するコアを作
製した。得られた中間層の厚さおよび表面硬度を測定
し、その結果を同表並びに表3および表4に示した。
1」で市販のハイシスポリブタジエンゴム(シス‐1,
4‐ポリブタジエン含量=96%) (注2)信越化学工業(株)製のシリコーンコンパウンド (注3)信越化学工業(株)製のシリコーンコンパウンド (注4)信越化学工業(株)製のシリコーンコンパウンド (注5)信越化学工業(株)製の加硫促進剤
よりミキシングして、ペレット状のカバー用組成物を調
製した。押出条件は、スクリュー径45mm、スクリュ
ー回転数200rpm、スクリューL/D=35であ
り、配合物は押出機のダイの位置で160〜260℃に
加熱された。得られたカバー用組成物のショアD硬度と
曲げ剛性率とを測定し、その結果を同表に示した。
のナトリウムイオン中和エチレン‐メタクリル酸共重合
体系アイオノマー樹脂 (注7)三井デュポンポリケミカル(株)製の亜鉛イオン
中和エチレン‐メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹
脂 (注8)三井デュポンポリケミカル(株)製の亜鉛イオン
中和エチレン‐メタクリル酸‐アクリル酸エステル三元
共重合体系アイオノマー樹脂 (注9)デュポン社製の亜鉛イオン中和エチレン‐メタ
クリル酸共重合体系アイオノマー樹脂 (注10)デュポン社製のナトリウムイオン中和エチレ
ン‐メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂 (注11)デュポン社製のナトリウムイオン中和エチレ
ン‐メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂 (注12)デュポン社製の亜鉛イオン中和エチレン‐メ
タクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂 (注13)アトケム(ATOCHEM)社製のポリエーテ
ルアミド系熱可塑性エラストマー (注14)ダイセル化学工業(株)製のエポキシ基を含有
するポリブタジエンブロックを有するスチレン-ブタジ
エン-スチレン(SBS)構造のブロック共重合体
のカバー用組成物を、得られた2層コア上に直接射出成
形することによって、表面に表7に示すディンプルを有
し、厚さ1.4mmを有するカバー層を形成した。得ら
れたカバーの硬度を測定し、その結果を表3および表4
に示す。次いで、表面にクリヤーペイントを塗装して、
直径42.8mmおよび重量45.3gを有するゴルフ
ボールを得た。得られたゴルフボールの飛行性能(ボー
ル初速、スピン量、打出角および飛距離)および打球感
を測定または評価し、その結果を同様に表5および表6
に示した。試験方法は以下の通り行った。
た。作製したセンターの表面で測定した硬度をセンター
の表面硬度とし、作製したセンターを2等分切断し、そ
の切断面の中心点で測定した硬度をセンターの中心硬度
とした。JIS‐A硬度はJIS K6301に規定さ
れるスプリング式硬度計A型を用いた。
面で測定したショアD硬度を中間層の表面硬度とした。
ショアD硬度は、ASTM‐D2240に規定されるス
プリング式硬度計ショアD型を用い、高分子計器(株)製
自動ゴム硬度計LA1型にて測定した。
成形シートを23℃で2週間保存後、そのシートを3枚
以上重ねて、測定したショアD硬度(スラブ硬度)をカ
バー硬度とした。ショアD硬度は、ASTM‐D224
0に規定されるスプリング式硬度計ショアD型を用い、
高分子計器(株)製自動ゴム硬度計LA1型にて測定し
た。
形シートを23℃で2週間保存後、JIS K7106
に準じて測定した。
ド製ウッド1番クラブ(住友ゴム工業(株)製のXXI
O、W#1、ドライバー、ロフト角11度、Rシャフ
ト)を取付け、ヘッドスピードを40m/秒に設定して
各ゴルフボールを打撃し、初速度、打ち出し直後のバッ
クスピン量(スピン量)、打出角および飛距離を測定し
た。飛距離としてトータル(停止点までの距離)を測定
した。測定は各ゴルフボールについて12回ずつ行い
(n=12)、その平均を算出して、各ゴルフボールの
結果とした。
ラブ(W#1、ドライバー)での実打テストを行い、打
撃時の衝撃の大きさを評価し、最も多い評価をそのゴル
フボールの結果とした。評価基準は以下の通りである。 評価基準 ○ … 打撃時の衝撃が小さくて打球感が良好である。 △ … 普通 × … 打撃時の衝撃が大きくて打球感が悪い。
ラブ(W#1、ドライバー)での実打テストを行い、打
撃時の反発感の良さを評価し、最も多い評価をそのゴル
フボールの結果とした。評価基準は以下の通りである。 評価基準 ○ … 打撃時の反発感があって打球感が良好である。 △ … 普通 × … 打撃時の反発感が弱くて、打球感が重くて悪い。
ゴルフボールは、比較例1〜3のゴルフボールに比較し
て、打球感が良好であり、かつドライバーでの打撃時に
スピン量が小さく打出角が大きくて飛距離に優れたスリ
ーピースソリッドゴルフボールであることがわかる。
センターの硬度が高いため、ドライバーでの打撃時のス
ピン量が大きく打出角が小さくて、飛距離が短くなって
おり、また打球感も衝撃が大きくて悪いものとなってい
る。
硬度が低いため、ドライバーでの打撃時のスピン量が大
きくボール初速も低くて飛距離が短くなっており、また
打球感も反発感がなく重くて悪いものとなっている。
剛性率が低く軟らかいため、ドライバーでの打撃時のス
ピン量が大きくて飛距離が短く、また打球感も反発感が
なく重くて悪いものとなっている。
ールは、センターと中間層とから構成される2層構造を
有するコアおよびカバーから成るスリーピースソリッド
ゴルフボールにおいて、センターの直径および中心硬
度、中間層の表面硬度、並びにカバーの硬度、曲げ剛性
率および厚さを特定範囲内に規定することによって、良
好な打球感を保持し、かつ打撃時に低スピン量化および
高打出角化を達成することにより飛距離を向上させ得た
ものである。
面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 センター(1)と該センター上に形成され
た中間層(2)から構成されるコア(4)、および該コア上
に形成されたカバー(3)とから成り、かつ該カバーの表
面に多数のディンプルを形成したスリーピースソリッド
ゴルフボールにおいて、 該センター(1)が、直径10〜20mmおよびJIS‐
A硬度による中心硬度20〜90を有し、 該中間層(2)がショアD硬度による表面硬度50〜65
を有し、 該カバー(3)が、ショアD硬度55〜70、曲げ剛性率
280MPa以上および厚さ0.5〜2.5mmを有す
ることを特徴とするスリーピースソリッドゴルフボー
ル。 - 【請求項2】 前記センター(1)および中間層(2)がポ
リブタジエンゴム組成物の加硫成形物から形成される請
求項1記載のスリーピースソリッドゴルフボール。 - 【請求項3】 前記センター(1)がシリコーンゴム組成
物の加硫成形物から形成され、かつ前記中間層(2)がポ
リブタジエンゴム組成物の加硫成形物から形成される請
求項1記載のスリーピースソリッドゴルフボール。 - 【請求項4】 前記カバー(3)が、アイオノマー樹脂を
主成分とする基材樹脂から形成される請求項1〜3のい
ずれか1項記載のスリーピースソリッドゴルフボール。 - 【請求項5】 前記ディンプルのボール表面積占有率が
75%以上、ディンプル総数が320個以下、ディンプ
ルの最大直径がゴルフボール直径の11〜18%である
請求項1〜4のいずれか1項記載のスリーピースソリッ
ドゴルフボール。
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