JP2003325662A - 輸液バッグの弁体、及び、アダプタ - Google Patents

輸液バッグの弁体、及び、アダプタ

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JP2003325662A
JP2003325662A JP2002351404A JP2002351404A JP2003325662A JP 2003325662 A JP2003325662 A JP 2003325662A JP 2002351404 A JP2002351404 A JP 2002351404A JP 2002351404 A JP2002351404 A JP 2002351404A JP 2003325662 A JP2003325662 A JP 2003325662A
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valve
valve body
infusion bag
wall
seal
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Akitoshi Fukai
昭壽 深井
Takeshi Ikegami
毅 池上
Yoshihito Okui
禧仁 奥井
Toshiaki Takeuchi
俊明 竹内
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Original Assignee
Fukai Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、所要の耐力を備え、かつ、ロケット
針を挿入することが容易な弁体の提供、および、弁体に
挿入したときの固定安定性がよいアダプタの提供を目的
としている。 【解決手段】本発明に係る輸液バッグの弁体20は、弁本
体21の内部に遮断壁26が設けられており、その外部側に
シール弁22が装着されている。遮断壁26の外部側への撓
みをシール弁22で弾性的に支持することができ、これに
より弁体20の遮断壁26に輸液バッグ内の液体から圧力を
受けても、遮断壁26とシール弁22が協働して弁体20に所
要の耐力を生じさせることができる。シール弁22は、遮
断壁26の外部側に装着され、この輸液バッグの弁体20に
アダプタ10を挿入するときは、キャップ部材23の開口36
からシール弁22の弁孔32にアダプタ10の先端13を挿入
し、弁本体21の内部の遮断壁26を突き破って輸液バッグ
内にアダプタ10の先端を到達させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、点滴用の薬液や輸
血用の血液などが封入される輸液バッグの口部を封口す
る弁体に関するものである。また、その弁体に差し込ま
れるのに適したアダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の輸液バッグ100は、図13に示す
ように、点滴用の薬液や輸血用の血液などが封入される
ものである。輸液バッグ100の口部101は、栓体102で封
口されている。栓体102は、ゴム栓103と、輸液バッグ10
0の口部101に設けられたフランジ104に溶着され、前記
ゴム栓103を輸液バッグ100の口部101に固定するキャッ
プ部材105とからなる。
【0003】輸液バッグ100は、無菌室などで薬液が封
入された後、口部101に上記栓体102が取付けられて封口
されている。輸液バッグ100内の薬液の抽出は、キャッ
プ部材105の上部の開口106からゴム栓103に注射針やプ
ラスチック製のロケット針を突き刺して行われている。
【0004】ロケット針110は、図14に示すように、
先端111がロケット頭部状に縮径した中空の針軸からな
り、基端側に点滴セットなどの輸液配管のチューブ112
の装着部113があり、先端側の側周面に中空部に開口し
た穴114が形成されている。穴114は、周方向に2つ或い
は3つ程度等間隔に形成されている。ロケット針110の
中空部は薬液の流路115になる。ロケット針110は、基端
側に点滴セットなどのチューブ112を取付け、輸液バッ
グ100の栓体102のゴム栓103に突き刺して用いられる。
輸液バッグ100内の薬液は、ロケット針110の先端側に形
成された穴114からロケット針110内部の流路115を通っ
て、点滴セットなどの輸液配管のチューブ112に抽出さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】栓体102のゴム栓103に
注射針を刺して使用すると、使用後の注射針は、病原菌
の汚染防止などのために、廃棄に十分な配慮を必要とす
る問題があり、注射針を使用する分だけコスト高になる
という問題があった。また、近年、注射針の誤射などの
問題があり、注射針の使用を少なくしたいとの要望があ
る。このため、注射針に代わるゴム栓103への挿入用の
器具として、上述したロケット針110が提案されてい
る。
【0006】しかし、従来の弁体102のゴム栓103は、輸
液バッグ100内の液体から圧力を受けても耐え得るよう
に、所要の厚さと剛性を備えている。このため、プラス
チック製のロケット針では突き刺しにくいものになって
いた。このため、実際の医療現場では、ゴム栓103への
挿入用の器具としては、プラスチック製のロケット針11
0よりも突き刺し易い注射針が使われていることが多
い。
【0007】また、ロケット針110は、注射針に代わ
り、輸液バッグ100の栓体102のゴム栓103などに突き刺
す器具として用いられているが、栓体102から脱落し易
いという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、従来の栓体に代わる輸
液バッグの封口手段を提供するものであり、輸液バッグ
の内圧に対して所要の耐力を備え、かつ、ロケット針を
挿入することが容易な弁体の提供することを目的として
いる。また、本発明は、斯かる弁体に挿入するのに好適
なアダプタを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の輸液バ
ッグの弁体は、輸液バッグの口部を封口する弁体におい
て、輸液バッグの口部に取付けた筒状の弁本体と、前記
弁本体内部を薬液側と外部側に遮断するように弁本体内
部に設けた遮断壁と、前記弁本体の前記遮断壁の外部側
に装着したシール弁と、前記弁本体に装着され、前記シ
ール弁を弁本体に固定するキャップ部材とを備えてい
る。なお、本明細書において「輸液バッグ」には、点滴
用の薬液を入れる「薬液バッグ」と輸血用の血液を入れ
る「血液バッグ」の両方が含まれている。
【0010】この輸液バッグの弁体は、弁本体内部に遮
断壁が設けられており、その外部側にシール弁が装着さ
れている。遮断壁の外部側への撓みをシール弁で弾性的
に支持することができ、これにより弁体に作用する輸液
バッグの内圧に対して、遮断壁とシール弁が協働して弁
体に所要の耐力を生じさせることができる。また、輸液
バッグの内圧に対して、遮断壁とシール弁が協働して所
要の耐力を生じさせるので、シール弁には従来のゴム栓
よりも柔らかい素材のゴムを採用することができる。こ
れにより、シール弁へのロケット針の挿入は、従来のゴ
ム栓に比べて非常に容易になる。
【0011】また、シール弁の薬液側に遮断壁があるの
で、シール弁と薬液が触れていない。このため、長期間
薬液を保存する場合でも、シール弁のゴムの成分が薬液
に溶出するようなことがなく衛生的であり、長期間、薬
液の品質を保つことができる。また、外部側からシール
弁を内部に押し込む力を受けてもシール弁は遮断壁に支
持されているから、シール弁が薬液の中に脱落するよう
なことがない。
【0012】なお、上述した請求項1に記載される輸液
バッグの弁体においては、図12(a)に示すように、中
央部分に凹部7が形成されたものでも良いし、また、図
12(b)に示すように、その中央部分に凹部が形成され
ていないシール弁6でも良い。また、後述するシール弁
のように、弁孔が形成されているものが望ましいが、弁
孔が形成されておらず、ロケット針やアダプタをシール
弁に突き刺して孔を開けるものでもよい。また、遮断壁
は、表面に凹凸のない平板状のものでもよい。
【0013】請求項2と請求項3に記載される輸液バッ
グの弁体は、請求項1に記載の輸液バッグの弁体におけ
るシール弁の好適な形態に関するものである。
【0014】請求項2に記載の輸液バッグの弁体は、請
求項1に記載の輸液バッグの弁体において、前記シール
弁が、中心部に直線状の弁孔を上下方向に貫通形成され
ており、前記シール弁の外径が前記弁本体の内径よりも
締代分だけ大径であるシール弁であって、前記弁本体に
圧入されることによって、前記弁孔に締付圧が発生し、
弁孔が密封されているものであることを特徴としてい
る。シール弁は、外径が前記弁本体の内径よりも締代分
だけ大径であることより、内径方向に圧縮した状態で弁
本体に圧入されている。この状態においては、シール弁
の中心部の弁孔は、弾性的な締付力を受けて圧着密閉状
態になっており、これにより、シール弁の強固なシール
状態が確保されている。
【0015】ロケット針や後述する本発明に係るアダプ
タを、この輸液バッグの弁体に挿入するときには、シー
ル弁の中心部の圧着密閉状態にある弁孔に、ロケット針
やアダプタの先端を挿入し、弁孔の周囲を弾性変形させ
ながら、シール弁の弁孔に沿ってロケット針やアダプタ
を挿入することができる。これにより、ロケット針やア
ダプタのシール弁への挿入を容易にすることができる。
また、挿入されたロケット針やアダプタの外周面には、
シール弁の弁孔の内周面が圧着するので、薬液が外部に
漏れることはない。
【0016】請求項3に記載の輸液バッグの弁体は、請
求項1に記載の輸液バッグの弁体において、前記シール
弁1が、図11(a)(b)に示すように、中心部において、
外部側の面1aに第1の弁孔2が形成され、かつ、前記第
1の弁孔2に近接した位置において薬液側(遮断壁側)
の面1bに第2の弁孔3が形成されたものである。このシ
ール弁1の外径は、前記弁本体(図示省略)の内径より
も締代分だけ大径となっており、シール弁1は前記弁本
体に圧入されることによって、前記第1の弁孔2及び第
2の弁孔3に締付圧が発生し、第1の弁孔2及び第2の
弁孔3が密封されるようになっている。このシール弁1
を弁本体に圧入したときに、第1の弁孔2と第2の弁孔
3が密封される点の説明は、請求項2のシール弁と同じ
であるので省略する。
【0017】なお、このシール弁1の弁孔2、3は、そ
れぞれシール弁を上下に貫通しないように形成されてい
るが、後述する本発明に係るアダプタ10やロケット針で
弁孔2、3の近接部を引き裂くことによって、アダプタ
10やロケット針を弁孔2、3に沿って挿入することがで
きる。
【0018】このシール弁1に挿入されたアダプタ10
は、図11(c)に示すように、シール弁1の外部側と薬
液側(遮断壁側)において、それぞれ反対方向の挟持力
F1,F2を受ける。この挟持力F1,F2は、第1の弁孔2と
第2の弁孔3がシール弁1の外部側と薬液側(遮断壁
側)において、段違いに設けられていることにより発生
するものであり、請求項2のシール弁に挿入されたとき
に、アダプタ10がシール弁から受ける挟持力よりも大き
いと考えられる。このため、アダプタ10は、シール弁に
挿入された状態での固定安定性が増す。
【0019】請求項4に記載の輸液バッグの弁体は、請
求項1乃至3の何れかに記載の輸液バッグの弁体におい
て、前記遮断壁の中央部の肉厚が、その周縁部よりも薄
くなっていることを特徴としている。この遮断壁は、中
央部の肉厚がその周縁部よりも薄くなっているので、ロ
ケット針やアダプタを中央部に突き当てたときに破れ易
くなっている。なお、輸液バッグの内圧を受けて遮断壁
が外部側に変形するときは、シール弁により弾性的に支
持されるので、中央部の肉厚が薄くなっていても、輸液
バッグの内圧に対して、弁体に所要の耐力を確保するこ
とができる。
【0020】請求項5に記載の輸液バッグの弁体は、請
求項1乃至4の何れかに記載の輸液バッグの弁体におい
て、前記遮断壁の外部側(シール弁側)の面が、ロケッ
ト針の先端又は後述するアダプタの先端が嵌りこむ凹凸
断面形状になっていることを特徴としている。この輸液
バッグの弁体は、ロケット針又はアダプタを挿入したと
きに、ロケット針の先端又はアダプタの先端が遮断壁の
外部側(シール弁側)の面に凹凸形状に嵌りこみ、ロケ
ット針の先端又はアダプタの先端が嵌りこんだ凹凸形状
の角部に応力集中が生じるので、ロケット針やアダプタ
によって遮断壁が破れ易くなっている。
【0021】請求項6に記載の輸液バッグの弁体は、請
求項1乃至3の何れかに記載の輸液バッグの弁体におい
て、前記遮断壁の外部側の面にリブが設けられているこ
とを特徴としている。この遮断壁の外部側の面に設けた
リブは、弁本体の成形時に、遮断壁の部分に樹脂を供給
する供給流路となるので、遮断壁部分の成形加工性が良
くなる。
【0022】請求項7に記載の輸液バッグの弁体は、請
求項1乃至6の何れかに記載の輸液バッグの弁体におい
て、前記遮断壁が、弁本体の内周面に一体的成形された
ものであることを特徴としている。
【0023】請求項8に記載の輸液バッグの弁体は、請
求項1乃至6の何れかに記載の輸液バッグの弁体におい
て、前記遮断壁が、前記弁本体と別体で設けられた遮断
壁部材からなり、前記弁本体の内周面に内径側に向けて
突設された遮断壁設置部に、前記遮断壁部材が設置され
ていることを特徴としている。
【0024】請求項9に記載の輸液バッグの弁体は、請
求項8に記載の輸液バッグの弁体において、前記遮断壁
部材が外周縁に立設した端片部を有し、前記端片部を前
記弁本体の内周面に密着させて、弁本体の遮断壁設置部
に嵌め込まれていることを特徴としている。この弁体
は、遮断壁部材の外周縁に立設した端片部を弁本体の設
置部の内周面に密着させているので、ロケット針やアダ
プタを挿入したときに、遮断壁部材が輸液バッグ内に脱
落しないようになっている。
【0025】請求項10に記載のアダプタは、輸液バッ
グの口部を封口する弁体に差し込まれるアダプタにおい
て、先端が鋭角で鋭角面に流路が開口しており、かつ、
先端外周に返しが設けられているので、アダプタを弁体
に挿入したときの固定安定性が良い。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る輸液バッグの
弁体およびアダプタの実施の形態を図面に基づいて説明
する。
【0027】まず、本発明に係るアダプタを図面に基づ
いて説明する。本発明に係るアダプタは、後述する本発
明に係る輸液バッグの弁体に突き刺すのに好適なアダプ
タを提供するものである。
【0028】図1に示すアダプタ10は、基端側に輸液配
管などのチューブを装着する装着部11を有し、基端側か
ら先端側に至るように、内部に薬液が通る流路12が形成
されており、先端側が、後述する輸液バッグの弁体のシ
ール弁に挿入されるようになっている。アダプタ10の先
端側は、先細テーパ状になっており、その先端13が斜め
に切り落されたような鋭角な形状になっている。そし
て、アダプタ10の外周面には、シール弁に挿入された状
態から脱落するのを防止する返し14が設けられている。
図2に示すアダプタ10’は、返し14を先端側外周面の全
周に渡って設けたものである。
【0029】このアダプタ10、10’の流路は、細くする
ことなく先端の鋭角面に開口しているので、点滴などの
薬液の抽出に必要な流路12を確保することができる。ま
た、ロケット針110のように側周面に開口が形成されて
いないので、ロケット針110よりも折れ曲がりにくい構
造になっている。このため、ロケット針110に比べて、
後述する本発明に係る輸液バッグの弁体20のシール弁22
に挿入するのに必要な、所要の強度を確保することが容
易である。また、返し14が付いているので、シール弁22
に挿入すると抜け難い状態になる。これにより、シール
弁22に挿入した状態での固定安定性が良くなる。
【0030】本発明に係る輸液バッグの弁体20は、図3
に示すように、弁本体21と、シール弁22と、キャップ部
材23からなる。
【0031】弁本体21は、図5(c)に示すように、円筒
状の部材で、一端に輸液バッグの口部101のフランジ104
に溶着するためのフランジ24が形成されている。弁本体
21の外周にはキャップ部材23を装着するための係合溝25
が形成されている。
【0032】弁本体21の内部には、弁本体21の内部を薬
液側と外部側に遮断する遮断壁26が設けられている。遮
断壁26は、弁本体21の内周面から半径方向に延在してい
る。遮断壁26の周縁部26aはシール弁22を装着するとき
の設置面を構成するため、所定の厚さをもって形成され
ており、所要の剛性を備えている。遮断壁26の中央部26
bは、周縁部26aよりも肉厚が薄く、かつ、周縁部26aに
段差を設け、弁本体21の薬液側に形成されている。ま
た、遮断壁26の中央部26bは中心に向けて徐々に肉厚が
薄くなっており、特に、その中心付近はアダプタ10やロ
ケット針110によって破れ易くなっている。
【0033】さらに、この遮断壁26の中央部26bの外部
側(シール弁22側)の面26b1は、図6(a)(b)に示すよう
に、同心円状に山部27と谷部28を交互に形成した凹凸断
面で形成している。この凹凸断面は、図6(b)に示すよ
うに、上述したアダプタ10の先端が嵌りこむように、所
定の間隔をもって形成されている。アダプタ10を遮断壁
26の中央部26bに突き当てたときに、上述したアダプタ1
0の先端13が凹凸断面に嵌りこみ、凹凸断面の角部28aに
応力集中が生じるようになっており、遮断壁26が破れ易
くなっている。すなわち、この遮断壁26の中央部26b
は、中心が薄くなっていることと、外部側(シール弁22
側)の表面26b1の凹凸断面形状により、内側からの輸液
の液圧に対しては破れにくいが、外側からアダプタ10で
突き刺されたときには破れ易くなっている。
【0034】シール弁22は、図3に示すように、シリコ
ンゴムなどの弾性体で形成された略円板状の部材で、そ
の中央部は上下両側に、凹部31が形成されており、その
中心部に弁孔32が形成されている。シール弁22の外径は
弁本体21の内径よりも締代分だけ大径になっており、弁
本体21に装着されたときに、シール弁22は中心に向けて
圧縮された状態になる。すなわち、シール弁22は、図4
に示すように、弁本体21に圧入されることにより、シー
ル弁22の周囲に応力が生じ、シール弁22の内部にこの応
力を緩和させる作用と反発力が発生し、この応力を緩和
させる作用と反発力により、シール弁22の中心部の弁孔
32を締め付ける締付圧が発生して弁孔32が密封されてい
る。
【0035】なお、シール弁22の弁孔32は、スリット状
に切り込みを入れたものでも良いが、図5(b)に示すよ
うに、成形段階で外部側の面(図中下面)に直線状の溝
32aを形成しておき、溝32aから薬液側(遮断壁側)の面
(図中上面)に貫通した小穴33を形成しても良い。この
場合、小穴33は針などを突き刺して形成するとよい。こ
の図5(b)の形態によれば、シール弁22にアダプタ又は
ロケット針を挿入したときのシール性が向上する。ま
た、シール弁22の弁孔32は、図5(d)に示すように、成
形段階で薬液側の面(図中下面)に直線状の溝32a’を
形成しておき、溝32a’から外部側の面(図中上面)に
貫通した小穴33’を形成して良い。この場合もシール性
が向上する。
【0036】キャップ部材23は、図3及び図5(a)に示
すように、弁本体21の外部に装着可能な部材で、弁本体
21の外部側の開口を覆い、弁本体21に装着されたシール
弁22を固定する蓋部35を備えている。蓋部35の中央部35
aは内側に窪んでおり、その中心にはアダプタ10やロケ
ット針をシール弁22の弁孔32に挿入するための開口36が
形成されている。キャップ部材23の内周には、弁本体21
の係合溝25に係合する係合片12が突設されている。
【0037】本発明に係る輸液バッグの弁体20は、図3
に示すように、弁本体21にシール弁22を装着し、キャッ
プ部材23でシール弁22を固定したものであり、輸液バッ
グの口部101のフランジ104に溶着され、輸液バッグの口
部101を封口するものである。
【0038】この輸液バッグの弁体20にアダプタ10を挿
入するときは、キャップ部材23の開口36からシール弁22
の弁孔32にアダプタ10の先端13を挿入し、弁本体21の内
部の遮断壁26を突き破って輸液バッグ内にアダプタ10の
先端を到達させる。
【0039】このとき、シール弁22に弁孔32形成されて
いるので、アダプタ10は、弁孔32の周囲を弾性変形させ
ながら、シール弁22の弁孔32に挿入することができ、シ
ール弁22へのアダプタ10の挿入を容易にすることができ
る。また、シール弁22の弁孔32の内周面が挿入されたア
ダプタ10の外周面に圧着しているので、薬液が外部に漏
れることはない。また、弁本体21の内部の遮断壁26をア
ダプタ10で突き破るときも、アダプタ10の先端にシール
弁22が密着するので、アダプタ10が折れ曲がり難く、遮
断壁26を突き破り易い。
【0040】この輸液バッグの弁体20は、弁本体21の内
部に遮断壁26が設けられており、その外部側にシール弁
22が装着されている。遮断壁26の外部側への撓みをシー
ル弁22で弾性的に支持することができ、これにより弁体
20の遮断壁26に輸液バッグ内の圧力が作用しても、遮断
壁26とシール弁22が協働して弁体20に所要の耐力を生じ
させることができる。
【0041】また、シール弁22の薬液側に遮断壁26があ
るので、シール弁22と薬液が触れることがない。このた
め、シール弁22の成分が薬液に溶出するようなことがな
く衛生的であり、より長期間、薬液の品質を保つことが
できるようになっている。
【0042】また、遮断壁26の中央部26bは、周縁部26a
よりも肉厚が薄く、かつ、周縁部26aに段差を設け、弁
本体21の薬液側に形成されていることにより、図3に示
すように、シール弁22と遮断壁26との間に隙間sが形成
されている。この隙間sは、アダプタ10をシール弁22に
挿入したときに、シール弁22が内側に変形するのを許容
するものである。
【0043】また、外部からシール弁22を内部に押し込
む力を受けても、シール弁22は遮断壁26に支持されてい
るから、シール弁22が薬液の中に脱落することはない。
【0044】また、本発明に係る輸液バッグの弁体20
は、弁本体21、シール弁22、キャップ部材23の製造をそ
れぞれ自動化することができ、また、弁本体21とシール
弁22とキャップ部材23の組み付けも自動化できるので、
安価に提供することが可能である。
【0045】以上、本発明の一実施形態に係る輸液バッ
グの弁体を説明したが、本発明に係る輸液バッグの弁体
は、上記の実施形態に限定されるものではない。
【0046】例えば、遮断壁26は、図7(a)(b)に示すよ
うに、放射状に山形の突起41が形成されているものでも
よい。この場合も、放射状の山形の突起41にアダプタ10
の先端13が突き当たって、突起41の基端角部41aに応力
集中が生じるので、アダプタ10によって遮断壁26が破れ
易くなる。なお、この山形の突起41は、輸液バッグの内
圧に対する遮断壁26の耐力を向上させる作用もある。
【0047】また、図8(a)(b)に示すように、外部側の
端面に同心円状の突起42を設けるとともに、直径方向に
延在するリブ43を設けても良い。この遮断壁26に設けら
れたリブ43は、弁本体21の成形時に、遮断壁26の部分に
樹脂を供給するための供給流路となるので、遮断壁26部
分の成形加工性を向上させることができる。
【0048】また、弁本体21’は、図9に示すように、
遮断壁26とシール弁22との間に隙間sがほとんど形成さ
れないものでもよい。なお、図中の24’はフランジを示
し、25’は、係合溝を示す。
【0049】また、図10は、遮断壁26を、弁本体21と
は別体の遮断壁部材54で構成した弁体の実施の形態であ
る。
【0050】この輸液バッグの弁体50は、図10(a)に
示すように、弁本体51と、シール弁52と、キャップ部材
53と、遮断壁部材54とからなる。
【0051】弁本体51の内周面には、遮断壁部材54を設
置するための遮断壁設置部51aが内径側に突設されてい
る。
【0052】遮断壁部材54は、弁本体51の内部に装着可
能な部材で、遮断壁部54aと、遮断壁部54aの外周縁にお
いて立設した端片部54bとで形成された略円形トレー状
の形状を備えている。
【0053】シール弁52は遮断壁部材54の上に設置され
ている。シール弁52の下部外周縁52aが遮断壁部材54の
外周縁に立設された端片部54bと緩衝しないように、シ
ール弁52の下部外周縁52aの外径は、遮断壁部材54の端
片部54bの厚さ分だけ小径に形成されている。なお、シ
ール弁52の中央部に弁孔56が形成されている点、及び、
シール弁52の上部外周縁52bの外径が、弁本体51の内径
よりも締代分だけ大径に形成されており、シール弁52が
弁本体51に圧入され、弁孔56が密封されている点は、上
記の実施の形態のシール弁22と同じである。またキャッ
プ部材53は、上記の実施の形態のキャップ部材23と同じ
である。
【0054】この輸液バッグの弁体50は、弁本体51の遮
断壁設置部51aに遮断壁部材54を設置し、遮断壁部材54
の上部にシール弁52を圧入し、弁本体51の上部にキャッ
プ部材53を取付けて、シール弁52を固定したものであ
る。遮断壁部材54は、外周縁に立設した端片部54bを弁
本体51の内周面に密着させて設置する。これにより、ア
ダプタ10を挿入するときに、遮断壁部材54が輸液バッグ
内に脱落しないようになっている。
【0055】この輸液バッグの弁体50は、上記の実施の
形態の輸液バッグの弁体50と同じ作用効果を備えてい
る。
【0056】また、図10(b)は、遮断壁部材54の変形
例であり、遮断壁部材54’のシール弁52側の面におい
て、中央部に山形の突起61が形成されており、遮断壁部
54aの中心を通る直径方向にリブ62が形成されている。
突起61はアダプタ10を遮断壁部材54’の遮断壁部54aに
突き刺したときに、突起61の基端角部61aに応力集中を
生じさせて、遮断壁部54aを破れ易くさせるためのもの
である。この遮断壁部54aに設けたリブ62は、成形時に
樹脂を供給する供給流路となるので、成形加工性を向上
させるものである。
【0057】
【発明の効果】請求項1に記載の輸液バッグの弁体は、
弁本体内部に遮断壁が設けられており、その外部側にシ
ール弁が装着されている。遮断壁の外部側への撓みをシ
ール弁で弾性的に支持することができ、これにより弁体
に作用する輸液バッグの内圧に対して、遮断壁とシール
弁が協働して弁体に所要の耐力を生じさせることができ
る。また、シール弁の薬液側に遮断壁があるので、シー
ル弁と薬液が触れることがない。このため、長期間薬液
を保存する場合でも、シール弁のゴムの成分が薬液に溶
出するようなことがなく衛生的であり、より長期間、薬
液の品質を保つことができる。また、外部側からシール
弁を内部に押し込む力を受けてもシール弁は遮断壁に支
持されているから、シール弁が薬液の中に脱落するよう
なことがない。
【0058】請求項2に記載の輸液バッグの弁体は、ロ
ケット針や本発明に係るアダプタを、この輸液バッグの
弁体に挿入するときには、シール弁の中心部の弁孔にむ
けて、ロケット針やアダプタの先端を挿入し、弁孔の周
囲を弾性変形させながら、シール弁の弁孔にロケット針
やアダプタを挿入することができる。これにより、ロケ
ット針やアダプタのシール弁への挿入を容易にすること
ができる。また、挿入されたロケット針やアダプタの外
周面には、シール弁の弁孔の内周面が圧着しているの
で、薬液が外部に漏れることはない。
【0059】請求項3に記載の輸液バッグの弁体は、シ
ール弁の外部側に設けた第1の弁孔と薬液側(遮断壁
側)に設けた第2の弁孔を中央部の近接した位置に設け
ているので、シール弁に挿入されたアダプタが、シール
弁の外部側と薬液側(遮断壁側)において、半径方向に
反対方向の挟持力を受けるので、アダプタがシール弁か
ら受ける力が大きい。このため、挿入されたアダプタの
固定安定性が増す。
【0060】請求項4に記載の輸液バッグの弁体は、遮
断壁の中央部の肉厚が、その周縁部よりも薄くなってい
るので、ロケット針やアダプタを遮断壁の中央部に突き
当てたときに、遮断壁の中央部が破れ易くなっている。
【0061】請求項5に記載の輸液バッグの弁体は、前
記遮断壁の外部側(シール弁側)の面が、ロケット針の
先端又はアダプタの先端が嵌りこむ凹凸断面形状になっ
ているので、ロケット針やアダプタを遮断壁に突き当て
たときに、ロケット針の先端又はアダプタの先端が凹凸
形状の角部に嵌りこみ、凹凸形状の基端角部に応力集中
が生じるので、遮断壁が破れ易くなる。
【0062】請求項6に記載の輸液バッグの弁体は、遮
断壁にリブが設けられているので、輸液バッグの内圧に
対する耐力が向上する。
【0063】請求項7に記載の輸液バッグの弁体は、遮
断壁が、弁本体の内周面に一体的成形されたものであ
り、請求項8に記載の輸液バッグの弁体は、遮断壁が、
前記弁本体と別体で設けられた遮断壁部材からなり、前
記弁本体の内周面に内径側に向けて突設された遮断壁設
置部に、前記遮断壁部材が設置されたものである。これ
らも請求項1と同様の作用効果が得られる。
【0064】請求項9に記載の輸液バッグの弁体は、遮
断壁部材の外周縁に立設した端片部を弁本体の内周面に
密着させているので、ロケット針やアダプタを挿入した
ときに、遮断壁部材が輸液バッグ内に脱落しないように
なっている。
【0065】請求項10に記載のアダプタは、先端が鋭
角で鋭角面に流路が開口しているので、流路を細くする
ことなく、先端を鋭角にすることができ、点滴など薬液
の抽出に必要な流路を確保することができるとともに、
ロケット針のように側周面に開口が形成されていないの
で、所要の強度を確保することが容易である。また、先
端外周に返しがついているので、輸液バッグの弁体のシ
ール弁に挿入した状態からの脱落が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るアダプタの断面図で
ある。
【図2】 アダプタの変形例を示す断面図である。
【図3】 本発明の実施形態に係る輸液バッグの弁体の
断面図である。
【図4】 本発明の実施形態に係る輸液バッグの弁体の
使用状態を示す図である。
【図5】 輸液バッグの弁体の分解断面図であり、(a)
はキャップ部材、(b)はシール弁、(c)は弁本体、(d)は
シール弁の変形例である。
【図6】 (a)は本発明の遮断壁の平面図であり、(b)は
遮断壁中央部の断面図である。
【図7】 (a)は本発明の弁本体の遮断壁の変形例を示
す平面図であり、(b)は遮断壁中央部の断面図である。
【図8】 (a)は遮断壁の変形例を示す平面図であり、
(b)はその断面図である。
【図9】 弁本体の変形例を示す断面図である。
【図10】 (a)は本発明の他の実施の形態に係る輸液
バッグの弁体の断面図であり、(b)は遮断壁部材の変形
例を示す断面図である。
【図11】 (a)〜(c)はシール弁の変形例を示す図であ
り、(a)は断面図、(b)は斜視図、(c)はアダプタを挿入
した状態を示す断面図である。
【図12】 (a)と(b)はシール弁の変形例を示す断面図
である。
【図13】 輸液バッグを示す断面図である。
【図14】 ロケット針を示す断面図である。
【符号の説明】
10、10’ アダプタ 11 装着部 12 流路 13 アダプタの先端 14 返し 20 輸液バッグの弁体 21 弁本体 22 シール弁 23 キャップ部材 24 フランジ 25 係合溝 26 遮断壁 26a 遮断壁の周縁部 26b 遮断壁の中央部 27 山部 28 谷部 28a 凹凸断面の角部 31 凹部 32 弁孔 35 蓋部 35a 蓋部の中央部 36 開口 41 放射状の山形の突起 41a 突起の基端角部 42 同心円状の突起 43 リブ 50 輸液バッグの弁体 51 弁本体 52 シール弁 53 キャップ部材 54 遮断壁部材 51a 遮断壁設置部 54a 遮断壁部 54b 端片部 100 輸液バッグ 101 輸液バッグの口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥井 禧仁 大阪府箕面市白島1丁目1番16号 フカイ 工業株式会社内 (72)発明者 竹内 俊明 大阪府箕面市白島1丁目1番16号 フカイ 工業株式会社内 Fターム(参考) 4C066 GG07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輸液バッグの口部を封口する弁体におい
    て、 前記輸液バッグの口部に取付けた筒状の弁本体と、 前記弁本体内部を薬液側と外部側に遮断するように、弁
    本体内部に設けた遮断壁と、 前記弁本体の前記遮断壁の外部側に装着したシール弁
    と、 前記弁本体に装着され、前記シール弁を弁本体に固定す
    るキャップ部材とを備える輸液バッグの弁体。
  2. 【請求項2】前記シール弁が、中心部に直線状の弁孔を
    上下方向に貫通形成されており、前記シール弁の外径が
    前記弁本体の内径よりも締代分だけ大径であるシール弁
    であって、前記弁本体に圧入することによって、前記弁
    孔に締付圧が発生し、弁孔が密封されるものであること
    を特徴とする請求項1に記載の輸液バッグの弁体。
  3. 【請求項3】前記シール弁は、外径が前記弁本体の内径
    よりも締代分だけ大径であり、かつ、その中心部におい
    て、外部側の面に第1の弁孔を形成し、かつ、前記第1
    の弁孔に近接した位置において薬液側の面に第2の弁孔
    を形成したものであって、前記弁本体に圧入することに
    よって、前記第1の弁孔及び第2の弁孔に締付圧が発生
    し、第1の弁孔及び第2の弁孔が密封されるものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の輸液バッグの弁体。
  4. 【請求項4】前記遮断壁の中央部の肉厚が、その周縁部
    よりも薄くなっていることを特徴とする請求項1乃至3
    の何れかに記載の輸液バッグの弁体。
  5. 【請求項5】 前記遮断壁の外部側(シール弁側)の面
    が、ロケット針の先端又は後述するアダプタの先端が嵌
    りこむ凹凸断面形状になっていることを特徴とする請求
    項1乃至4の何れかに記載の輸液バッグの弁体。
  6. 【請求項6】前記遮断壁の外部側の面に、リブが設けら
    れていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記
    載の輸液バッグの弁体。
  7. 【請求項7】前記遮断壁が、弁本体の内周面に一体的成
    形したものであることを特徴とする請求項1乃至6の何
    れかに記載の輸液バッグの弁体。
  8. 【請求項8】前記遮断壁が、前記弁本体と別体で設けた
    遮断壁部材からなり、 前記弁本体の内周面に内径側に向けて突設した遮断壁設
    置部に、前記遮断壁部材を設置したものであることを特
    徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の輸液バッグの
    弁体。
  9. 【請求項9】前記遮断壁部材が外周縁に立設した端片部
    を有し、前記端片部を前記弁本体の内周面に密着させ
    て、弁本体の遮断壁設置部に嵌め込まれていることを特
    徴とする請求項8に記載の輸液バッグの弁体。
  10. 【請求項10】輸液バッグの口部を封口する弁体に差し
    込まれるアダプタにおいて、 先端が鋭角で、その鋭角面に流路が開口しており、か
    つ、先端外周に返しが設けられていることを特徴とする
    アダプタ。
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