JP4744440B2 - 接続具 - Google Patents

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Description

本発明は、管体の接続・脱離に伴って流路を開・閉する弁機構を備えた接続具に関する。
輸液、輸血、栄養投与等に用いる医療用回路においては、複数の薬液や血液、流動食等の流体を持続的または一時的に流すため、回路の接続、脱離を行うことがある。そして、そのために回路の途中に接続具を取り付けていることは、よく知られている。
この接続具の代表的なものとしては、三方活栓がある。この三方活栓は、一つのオス型ルアーコネクタと、二つのメス型ルアーコネクタによって構成されており、ルアーコネクタの嵌合によって回路の接続をおこなう。しかしながら、この場合、脱離した時に流体通路となる部位が外気に露出しているため、菌汚染に弱いという欠点があった。特にメス側の接続部は、接続、脱離を繰り返して使用される事が多いため、外気に触れる頻度が高いという問題があった。
この為、メス側接続口の流体通路となる部分の外気暴露を抑えるためにメス側接続口に弁体を設けた接続具がある。この接続具では、弁体に針を穿刺したり、スリットを設けた弁体にオス型コネクタを挿入して流体通路を開通させるため、針やオス型コネクタの脱離後は再び弁体が閉じ、流体通路の外気暴露を抑えることができる。
しかし、これらの接続具は、弁体が一方のメス側接続口にしか取りつけられていない為、他方のメス側接続口からオス型コネクタを外すと、メス側接続口が大気暴露してしまうという問題があった。
また、これらの接続具は、メス側接続口の中に滞留部が生じ、薬液が全量流れにくい、滞留部によって菌が繁殖し易い環境となりがちである、などの欠点がある。また、使用前に接続具内を薬液等の流体で満たして使用するが、接続具内のエアーが抜きにくいという問題があった。
さらに、メス側接続口に針やオス型コネクタを脱着する時に、接続具内の内容量が変化しやすいという問題があった。例えばオス型コネクタを脱離した時に接続具内の内容量が増えると、接続具につながれた血管カテーテルから血液をカテーテル内に逆流させることとなり、血管カテーテルの閉鎖の原因となる。
本発明の目的は、管体の接続・脱離に伴なって流路が確実に開・閉して流路の汚染を防止することができるとともに、液体の滞留が生じにくい接続具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の接続具は、管体を接続可能なメス側接続口と、液体が通過する液体流通空間と、該液体流通空間に連通する管状のオス側接続部とを有するハウジングと、
弾性材料で構成され、中空部と、頂部から前記中空部に到達する頂部スリットとを有し、前記ハウジング内に収納される弁体と、
少なくともその頂部が前記中空部内に挿入され、前記ハウジング内で移動可能に設置されたピンと、
前記ピンをその軸方向に付勢する付勢部とを備え、
前記メス側接続口に管体が接続されていないとき、前記頂部スリットが閉じており、
前記メス側接続口に管体が接続されたとき、当該管体が前記弁体の頂部を押圧して前記弁体が圧縮されることにより、前記頂部スリットが広がり、前記管体内と前記中空部とが連通し、同時に前記ピンの頂部が押圧されて前記ピンが軸方向に移動し、前記中空部内と前記ピンとの隙間を拡大し、これにより、前記頂部スリットと、前記中空部と、前記液体流通空間とを介して、当該管体内と前記オス側接続部内とが連通することを特徴とする。
これにより、管体の接続・脱離に伴なって流路が確実に開・閉して流路の汚染を防止することができるとともに、液体の滞留が生じるのを防止することができる。
また、本発明の接続具では、管体が接続されていないとき、前記中空部は、そのほぼ全体が前記ピンにより埋められているのが好ましい。
これにより、弁体の中空部内に液体が滞留するのが防止される。
また、本発明の接続具では、前記液体流通空間を共用する2組の前記弁体、前記ピンおよび前記付勢部が設けられているのが好ましい。
これにより、液体が一方の弁体側から液体流通空間に流れ込む、または他方の弁体側から液体流通空間に流れ込んでも、当該液体は、液体流通空間を通過するため、液体の滞留を防止することができる。
また、本発明の接続具では、前記2組の弁体、ピンおよび付勢部は、それらの中心線が互いにねじれの位置にあるのが好ましい。
これにより、中心線同士が同一平面上で交わる場合と比べ、液体流通空間の容積を極めて小さくすることができる利点がある。
また、本発明の接続具では、前記ピンは、その外径が前記ピンの頂部に向って漸減するテーパ部を有するのが好ましい。
これにより、管体を接続した状態のメス側接続部から当該管体を離脱させた(抜去した)とき、ピンを弁体の中空部に容易かつ確実に挿入することができる。
また、本発明の接続具では、前記ピンの頂部には、軸方向に対し傾斜し、前記頂部スリットの長さ方向と平行な斜面が形成されているのが好ましい。
これにより、メス側接続部に管体が接続されたとき、ピンの頂部が頂部スリットに容易に入り込むことができ、よって、頂部スリットをより確実に開く(開口させる)ことができる。
また、本発明の接続具では、管体が接続されて、前記ピンの頂部が当該管体の開口部に当接したとき、前記ピンの頂部は、当該管体の開口部を塞がないような形状をなしているのが好ましい。
これにより、メス側接続部に管体が接続されたとき、ピンの頂部が頂部スリットに容易に入り込むことができ、よって、頂部スリットをより確実に開く(開口させる)ことができる。
また、本発明の接続具では、前記斜面が2つ設けられており、前記ピンの頂部における縦断面形状がほぼ三角形をなしているのが好ましい。
これにより、メス側接続部に管体が接続されたとき、開いた頂部スリットを介して、管体内と弁体の中空部とが連通し得る。
また、本発明の接続具では、前記ピンの頂部には、凹部が形成されているのが好ましい。
これにより、メス側接続部に管体が接続されたとき、開いた頂部スリットを介して、管体内と弁体の中空部とが連通し得る。
第1図は、本発明の接続具の第1実施形態を示す斜視図である。 第2図は、第1図中のA−A線断面図である。 第3図は、第1図中のB−B線断面図である。 第4図は、管体が接続具に接続された状態における第1図中のA−A線断面図である。 第5図は、管体が接続具に接続された状態における第1図中のB−B線断面図である。 第6図は、管体が接続具に接続された状態における第1図中のA−A線断面図である。 第7図は、管体が接続具に接続された状態における第1図中のA−A線断面図である。 第8図は、第1図に示す接続部が備える弁体の縦断面図(a)およびピンの斜視図(b)である。 第9図は、弁体の他の構成例を示す縦断面図(a)およびピンの他の構成例を示す斜視図(b)である。 第10図は、弁体の他の構成例を示す縦断面図(a)およびピンの他の構成例を示す斜視図(b)である。 第11図は、本発明の接続具の第2実施形態を示す斜視図である。 第12図は、第11図中のA−A線断面図である。 第13図は、第11図中のB−B線断面図である。 第14図は、本発明の接続具の第3実施形態を示す斜視図である。 第15図は、第14図中のA−A線断面図である。 第16図は、第14図中のB−B線断面図である。 第17図は、本発明の接続具の第4実施形態を示す縦断面図である。 第18図は、本発明の接続具の第5実施形態を示す縦断面図である。 第19図は、本発明の接続具の第5実施形態を示す縦断面図である。
以下、本発明の接続具を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
第1図は、本発明の接続具の第1実施形態を示す斜視図、第2図は、第1図中のA−A線断面図、第3図は、第1図中のB−B線断面図、第4図は、管体が接続具に接続された状態における第1図中のA−A線断面図、第5図は、管体が接続具に接続された状態における第1図中のB−B線断面図、第6図および第7図は、それぞれ、管体が接続具に接続された状態における第1図中のA−A線断面図、第8図は、第1図に示す接続部が備える弁体の縦断面図(a)およびピンの斜視図(b)である。
これらの図に示す接続具1Aは、例えば、輸液セット(輸血セット)、栄養セット、圧力モニタリングライン、人工肺回路、人工透析回路等のような、液体の流路接続を必要とする医療用具に組み込んで使用されるものである。
第1図に示すように、接続具1Aは、ハウジング3Aと、ハウジング3A内に収納される第1の弁体6aおよび第2の弁体6bとを備えている。
ハウジング3Aは、形状がほぼ立方体の本体35と、第1のキャップ36と、第2のキャップ37と、オス側接続部50とを有している。
第1のキャップ36は、その形状がほぼ筒状をなしており、その一端側に、管体を受け入れ可能な第1のメス側接続口30を有している。
第2のキャップ37は、その形状がほぼ筒状をなしており、その一端側に、管体を受け入れ可能な第2のメス側接続口31を有している。
第2図、第3図に示すように、第1のメス側接続口30(第1のキャップ36)および第2のメス側接続口31(第2のキャップ37)には、それぞれ、第1の弁体6aおよび第2の弁体6bが設けられている。また、第1のメス側接続口30および第2のメス側接続口31には、それぞれ、流路を構成する管体(例えばシリンジの先端突出部位や、それ自体独立したハブ、シース等)を挿入して接続可能になっている。
第1のメス側接続口30の中心線と、第2のメス側接続口31の中心線とは、ねじれの位置にあるとともに、ほぼ90°の角度をなしている。以下の説明では、第1のメス側接続口30の中心線に平行な方向を「Y軸方向」と言い、第2のメス側接続口31の中心線に平行な方向、すなわちY軸方向に垂直な方向を「X軸方向」と言う。
オス側接続部50は、内部に流路51が形成された管状の部材であり、その中心線がX軸方向になるように配置されている。このオス側接続部50は、先端に向かって外径が漸減するルアーテーパを構成している。オス側接続部50は、他の器具のメス側接続口(例えばカテーテルハブの基端開口など)に挿入・接続することができる。また、オス側接続部50の内部は、後述する液体流通空間38と連通している(第2図参照)。
このような接続具1Aは、複数個の接続具1Aを集め、各接続具1Aのオス側接続部50を他の接続具1Aの第2のメス側接続口31に挿入・接続することによって複数個の接続具1Aを連結した状態として使用することもできる。その際、第2のメス側接続口31とオス側接続部50とが平行かつ反対向きに設けられていることにより、複数個の接続具1Aを直線的に連結することができ、使用しやすい形に連結することができる。
第1の弁体6aおよび第2の弁体6bは、それぞれ、弾性材料で構成されている。この弾性材料としては、特に限定されないが、例えば、シリコーンゴムなどの各種ゴム材料や、ポリブタジエン、EVA、スチレン系エラストマー等の各種熱可塑性樹脂が挙げられる。なお、第1の弁体6aおよび第2の弁体6bは、それらの形状や作用がほぼ同一であるため、以下、第1の弁体6aについて代表的に説明する。
第3図、第8図(a)に示すように、第1の弁体6aは、中心線の方向がY軸方向に平行なほぼ円筒状の胴部62と、胴部62の一端側に形成された頂部(頭部)61とで構成されている。
胴部62の内部には、後述するピン4aの形状に対応した形状をなすピン挿入空間(中空部)65が形成されている。
また、胴部62の他端側には、胴部62の外径より拡径したフランジ621が形成されている。第1の弁体6aをハウジング3A内に設置(収納)する際、フランジ621が第1のキャップ36と本体35とに挟持される。これにより、第1の弁体6aをハウジング3A内に確実に(液密に)固定することができる(第3図参照)。
また、胴部62の外周面622のフランジ621側には、複数(本実施形態では、3つ)溝623が全周に沿って形成されている。これにより、第1の弁体6aがその軸方向(Y軸方向)に圧縮されたとき、胴部62がY軸方向に容易に弾性変形することができる(第5図参照)。
また、第1の弁体6a(胴部62)の頂部61側には、頂部61に向って外径が漸減するテーパ624が形成されている。これにより、第1のメス側接続口30に管体が接続されていないとき、テーパ624が第1のキャップ36の内面に当接して、頂部61(頂面611)が第1のメス側接続口30から突出するのを防止することができる、すなわち、Y軸方向における頂面611の高さを規制することができる(第3図参照)。
頂部61には、頂面611からピン挿入空間65まで到達する(貫通する)頂部スリット63が形成されている。なお、頂部スリット63は、第1の弁体6a(頂部61)が自然状態で閉じるように形成されていてもよいし、開くように形成されていてもよい。
第2図、第3図に示すように、接続具1Aは、第1の弁体6aのピン挿入空間65および第2の弁体6bのピン挿入空間65にそれぞれ位置する(挿入される)中実のピン4a、4bをさらに有している。また、ピン4a、4bは、それぞれ、ハウジング3A内で移動可能に設置されている。
第3図に示すように、第1のメス側接続口30にオスルアー(管体)100を接続していない状態(以下、「非接続状態」と言う)で、第1の弁体6aのピン挿入空間65は、そのほぼ全体がピン4aにより埋められている。これにより、ピン挿入空間65に液体が滞留するのが防止される。また、ピン4aは中空部を有さない中実な部材であるので、ピン4a内にも液体が滞留するのが防止される。
また、第2図に示すように、第2のメス側接続口31にオスルアー(管体)200を接続していない状態(以下、「非接続状態」と言う)においても同様に、第2の弁体6bのピン挿入空間65は、そのほぼ全体がピン4bにより埋められている。これにより、ピン挿入空間65に液体が滞留するのが防止される。また、ピン4bは中空部を有さない中実な部材であるので、ピン4b内にも液体が滞留するのが防止される。
なお、ピン4a、4bは、それらの形状や作用がほぼ同一であるため、以下、ピン4aについて代表的に説明する。
第3図、第8図(b)に示すように、ピン4aは、頂部41とテーパ部(胴部)42とを有している。
テーパ部42は、ピン4aの外径が頂部41に向って漸減する部位である。第5図に示すように、第1のメス側接続口30にオスルアー100が接続されて(以下、この状態を「接続状態」と言う)、ピン4aがY軸方向に移動すると、第1の弁体6aの胴部62の内側とテーパ部42との間に間隙651が確実に生じる。
また、接続状態では、頂部41が管体100の開口部102に当接するが、この頂部41は、管体100の開口部102を塞がないような形状をなしている。具体的には、頂部41において、Y軸方向(軸方向)に対し傾斜した2つの斜面411が形成されている。また、これら2つの斜面411は、頂部41における縦断面形状がほぼ三角形をなすように設けられている(例えば、第5図参照)。
頂部41がこのような形状をなしていることにより、接続状態において、頂部41(ピン4a)が頂部スリット63に容易に入り込むことができ、よって、頂部スリット63をより確実に開く(開口させる)ことができる。また、接続状態において、この開いた頂部スリット63を介して、オスルアー100の流路101と間隙651(ピン挿入空間65)とが連通する。
第2図、第3図に示すように、接続具1Aは、ピン4aおよび4bをそれぞれY軸方向およびX軸方向に付勢する付勢部2aおよび2bをさらに有している。なお、付勢部2a、2bは、それらの形状や作用がほぼ同一であるため、以下、付勢部2aについて代表的に説明する。
第3図に示すように、付勢部2aは、ピン4aのテーパ部42の底面421に当接する当接部(頭部)21と、当接部21の一端側に形成された胴部22とを有している。この付勢部2aは、ハウジング3Aの本体35内に形成された円柱状の空間351に収納されている。
当接部21は、その外形が円柱状をなしている。また、当接部21は、その外径が空間351の内径とほぼ同等であるように形成されている。これにより、当接部21の外周面211と空間351を囲む内周面352とが密着することができ、よって、接続状態において、間隙651から空間351に流れ込んだ液体が空間351の奥側(胴部22側)へさらに流れ込むのを防止することができる(第5図参照)。従って、液体が流れるに際し、液体の滞留が生じるのを防止することができる。
胴部22は、蛇腹状をなした筒状体で構成されている。すなわち、胴部22は、大径リング部221と小径リング部222とがY軸方向に交互に配列された蛇腹状をなしている。このような胴部22は、ピン4aをY軸方向(ピン4aがピン挿入空間65に挿入される方向)に付勢する付勢手段として機能している。
また、この胴部22は、ピン4aがピン挿入空間65に向って移動するための付勢力の大半を担っているが、当接部21がその付勢力の一部を担っていてもよい。
また、付勢部2aおよび2bの構成材料としては、特に限定されないが、例えば、第1の弁体6aおよび第2の弁体6bで挙げたような材料を用いることができる。
第2図、第3図に示すように、ハウジング3Aの内部には、液体が通過する液体流通空間(内腔)38が形成されている。この液体流通空間38は、液体が流れるに際し、液体の滞留が可能な限り生じないような形状になっている。換言すれば、液体流通空間38は、液体がよどむ入り江のような個所を有さない形状になっている。
第1の弁体6a、ピン4aおよび付勢部2aと、第2の弁体6b、ピン4bおよび付勢部2bとは、それらの中心線同士がねじれの位置にある。これにより、これらの中心線同士が同一平面上で交わる場合と比べ、液体流通空間38の容積を極めて小さくすることができる利点がある。
また、第1の弁体6a、ピン4aおよび付勢部2aと、第2の弁体6b、ピン4bおよび付勢部2bとは、液体流通空間38を共用している、すなわち、それらの側部同士が液体流通空間38を介して連結されている。これにより、液が第1の弁体6a側から液体流通空間38に流れ込む、または第2の弁体6b側から液体流通空間38に流れ込んでも、液体が液体流通空間38を通過するため、液体が滞留するのを防止することができる。
非接続状態で、第1の弁体6aの頂部61は、第1のメス側接続口30内に挿入している(第3図参照)。第1のメス側接続口30の内径は、頂部61の自然状態における外径よりもやや小さくなっている。これにより、非接続状態のとき、頂部61が径方向から締め付けられ、頂部スリット63がより確実に閉鎖する。
また、非接続状態で、第2の弁体6bの頂部61は、第2のメス側接続口31内に挿入している(第2図参照)。第2のメス側接続口31の内径は、頂部61の自然状態における外径よりもやや小さくなっている。これにより、非接続状態のとき、頂部61が径方向から締め付けられ、頂部スリット63がより確実に閉鎖する。
次に、第1のメス側接続口30に例えば輸液セットなどのオスルアー100を接続したときの状態について、第5図、第6図および第7図に基づき、説明する。
第5図に示すように、第1のメス側接続口30にオスルアー100を接続する際には、ハウジング3Aを把持してオスルアー100の先端部を第1のメス側接続口30内に挿入していく。この操作を行うと、オスルアー100の先端面が第1の弁体6aの頂面611(頂部61)を押圧して、第1の弁体6aの胴部62が縮んでいく。また、これとともに、ピン4aの頂部41が押圧されて、このピン4aがY軸方向に移動していく。この移動により、第1の弁体6aに間隙651が生じ、この間隙651と液体流通空間38とがハウジング3Aの空間351を介して連通する。
また、このとき、付勢部2a(胴部22)が圧縮されるので、この圧縮された付勢部2aの付勢力により、ピン4aの頂部41が頂部スリット63に挿入してこれを押し広げる。そして、ピン4aの頂部41は、オスルアー100の開口部102に当接し、頂部スリット63をより確実に広げ、頂部スリット63とオスルアー100の流路101とを連通させる。
このような接続により、第5図、第6図(第7図)に示すように、オスルアー100内の流路101は、頂部スリット63と、第1の弁体6aのピン挿入空間65(間隙651)と、ハウジング3Aの空間351と、液体流通空間38とを介してオス側接続部50内の流路51と連通する。
前述したように、ピン4aがハウジング3A内で移動可能であることにより、ピン4aが頂部スリット63に入り込む長さが一定となる。これにより、第1の弁体6aの頂部スリット63の破損が防止され、この頂部スリット63の液密性が持続的に得られる。
なお、オスルアー100は、第1のメス側接続口30の内周部に嵌合して固定される。また、第1のメス側接続口30の外周部には、雄ネジが形成されており、オスルアー100をネジ式ロック110によってより確実に固定することができる。
第5図ないし第7図に示す接続状態においてオスルアー100の流路101から薬液等の液体を流すと、この液体は、頂部スリット63、第1の弁体6aのピン挿入空間65、ハウジング3Aの空間351、液体流通空間38、オス側接続部50内の流路51を順次通過して、オス側接続部50の開口52から流出する。このとき、第6図において最もよく分かるように、液体流通空間38に連通する空間353が閉鎖していることにより第2の弁体6b側へ液体が流れるのが防止されるとともに、液体流通空間38が滞留を生じさせない形状(入り江を有さない形状)になっているので、オスルアー100の流路101から流入した液体のほぼ全量が滞留することなくオス側接続部50へ流れる。オス側接続部50には、予めチューブ(図示せず)が接続されており、このチューブを介して、患者側へ液体を流すことができる。
また、液体流通空間38のエアーを薬液等の液体で置換しようとする場合でも、液体流通空間38にエアーが残りにくく、エアーと液体との置換、すなわちプライミングをより確実に行うことができる。
第6図ないし第8図に示す接続状態からオスルアー100を取り外すと、第1の弁体6aは、胴部62の復元力(付勢力)によって、第1の弁体6aの頂部61が第1のメス側接続口30の内周部で締め込まれる位置まで回復する。これにより、頂部スリット63が閉鎖する。また、付勢部2aの復元力(付勢力)によって、ピン4aは、第1の弁体6aのピン挿入空間65のほぼ全体を埋める位置まで戻る。このように、接続具1Aは、第3図に示す非接続状態に戻る。
次に、第2のメス側接続口31に例えば輸液セットなどのオスルアー200を接続したときの状態について、第4図に基づいて説明する。
第4図に示すように、第2のメス側接続口31にオスルアー200を接続する際には、ハウジング3Aを把持してオスルアー200の先端部を第2のメス側接続口31内に挿入していく。この操作を行うと、オスルアー200の先端面が第2の弁体6bの頂面611(頂部61)を押圧して、第2の弁体6bの胴部62が縮んでいく。また、これとともに、ピン4bの頂部41が押圧されて、このピン4bがX軸方向に移動していく。この移動により、第2の弁体6bに間隙651が生じ、この間隙651と液体流通空間38とがハウジング3Aの空間353を介して連通する。
また、このとき、付勢部2b(胴部22)が圧縮されるので、この圧縮された付勢部2bの付勢力により、ピン4bの頂部41が頂部スリット63に挿入してこれを押し広げる。そして、ピン4bの頂部41は、オスルアー200の開口部202に当接し、頂部スリット63をより確実に広げ、頂部スリット63とオスルアー200の流路201とを連通させる。
このような接続により、第4図に示すように、オスルアー200内の流路201は、頂部スリット63と、第2の弁体6bのピン挿入空間65(間隙651)と、ハウジング3Aの空間353と、液体流通空間38とを介してオス側接続部50内の流路51と連通する。
前述したように、ピン4bがハウジング3A内で移動可能であることにより、ピン4bが頂部スリット63に入り込む長さが一定となる。これにより、第2の弁体6bの頂部スリット63の破損が防止され、この頂部スリット63の液密性が持続的に得られる。
なお、オスルアー200は、第2のメス側接続口31の内周部に嵌合して固定される。また、第2のメス側接続口31の外周部には、雄ネジが形成されており、オスルアー200をネジ式ロック210によってより確実に固定することができる。
このような接続状態においてオスルアー200の流路201から薬液等の液体を流すと、この液体は、頂部スリット63、第2の弁体6bのピン挿入空間65、ハウジング3Aの空間353、液体流通空間38、オス側接続部50内の流路51を順次通過して、オス側接続部50の開口52から流出する。このとき、液体流通空間38に連通する空間351が閉鎖していることにより第1の弁体6a側へ液体が流れるのが防止されるとともに、液体流通空間38が滞留を生じさせない形状(入り江を有さない形状)になっているので、オスルアー200の流路201から流入した液体のほぼ全量が滞留することなくオス側接続部50へ流れる。
このような接続状態からオスルアー200を取り外すと、第2の弁体6bは、胴部62の復元力(付勢力)によって、第2の弁体6bの頂部61が第2のメス側接続口31の内周部で締め込まれる位置まで回復する。これにより、頂部スリット63が閉鎖する。また、付勢部2bの復元力(付勢力)によって、ピン4bは、第2の弁体6bのピン挿入空間65のほぼ全体を埋める位置まで戻る。このように、接続具1Aは、第2図に示す非接続状態に戻る。
以上の説明では、第1のメス側接続口30、第2のメス側接続口31の一方にオスルアー100、200を接続した場合について説明したが、接続具1Aでは、第1のメス側接続口30、第2のメス側接続口31の両方に同時にオスルアー100、200を接続して用いることもできるのは言うまでもない(第7図参照)。
第1のメス側接続口30、第2のメス側接続口31の両方にオスルアー100、200を接続した場合、例えば、オスルアー100の流路101およびオスルアー200の流路201のそれぞれから互いに異なる液体を接続具1Aに流入させることができる。それぞれの流路101、201から流れ込んだ液体は、液体流通空間38で合流して、オス側接続部50の開口52から流出する。そして、例えば、オスルアー100から接続具1Aへの液体の流入が終了した後、オスルアー100を接続具1A(第1のメス側接続口30)から取り外した場合、第1の弁体6aのピン挿入空間65およびハウジング3Aの空間351内の液体がこれらの復元によって、オス側接続部50側へ押し出される。これにより、オスルアー100の液体が滞留するのが防止される。また、例えば、オスルアー200から接続具1Aへの液体の流入が終了した後、オスルアー200を接続具1A(第2のメス側接続口31)から取り外した場合も同様に、第2の弁体6bのピン挿入空間65およびハウジング3Aの空間353内の液体がこれらの復元によって、オス側接続部50側へ押し出される。これにより、オスルアー200の液体が滞留するのが防止される。
以上説明したような接続具1Aにおいては、オスルアー100、200を接続した際に流路51内の液体が開口52から押し出されたり(ポジフロー)、逆にオスルアー100、200を抜去した際に開口52から流路51内に液体を吸い込んだり(バックフロー)するのを防止することができ、これらによる弊害を防止することができる。
また、ハウジング3Aおよびピン4a、4bの材質としては、特に限定されないが、適度な硬さを有するものが好ましく、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネートなどの各種高分子材料が好ましい。
また、本実施形態では、2つのメス側接続口を有する構成について説明したが、本発明の接続具は、3つ以上のメス側接続口を有するものであってもよい。
<第2実施形態>
第11図は、本発明の接続具の第2実施形態を示す斜視図、第12図は、第11図中のA−A線断面図、第13図は、第11図中のB−B線断面図である。
以下、これらの図を参照して本発明の接続具の第2実施形態について説明するが、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、ハウジングの構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
第11図に示すように、接続具1Bは、ハウジング3Bと、ハウジング3B内に収納される第1の弁体6aとを備えている。
ハウジング3Bは、形状がほぼ円柱状の本体35Bと、第1のキャップ36と、第1のオス側接続部50aと、第2のオス側接続部50bとを有している。
第12図に示すように、第1のオス側接続部50aと、第2のオス側接続部50bとは、液体流通空間38を介して連通しており、それらの中心線がほぼ一致するように形成されている。すなわち、第1のオス側接続部50aと、第2のオス側接続部50bとは、第1のオス側接続部50aの流路51aと、液体流通空間38と、第2のオス側接続部50bの流路51bで構成された空間32の形状がほぼ円柱状をなすように形成されている。また、空間32の中心軸と、ハウジング3Bの空間351の中心軸とは、互いにねじれの位置関係にある(第12図、第13図参照)。
このような構成の接続具1Bは、液体が流通する流路(チューブ300)の途中に設けて用いることができる(第11図参照)。これにより、接続具1Bは、チューブ300の途中に設置される混注口として機能することができる。
このとき、第1のオス側接続部50aは、例えば輸液セットのローラクレンメやピン針などが接続されているチューブ300の上流側(第11図中、右側)に位置し、第2のオス側接続部50bは、例えばオスルアーなどが接続されているチューブ300の下流側(第11図中、左側)に位置している。すわなち、第1のオス側接続部50aが上流側のチューブ300に接続され、第2のオス側接続部50bが下流側のチューブ300に接続されている。
このように、接続具1Bをチューブ300の途中に設けて、この接続具1Bにオスルアー100を接続することにより、頂部スリット63、ピン挿入空間65、空間351および液体流通空間38を介して、チューブ300に液体を注入し、またはチューブ300から液体を取り出すことができる(第13図参照)。
なお、第1のオス側接続部50aおよび第2のオス側接続部50bは、それぞれがルアーテーパ(オスルアー)を構成しているのに限定されず、例えば、これらの一方に、第1のメス側接続口30(第1のキャップ36)のような開口(メスルアー)を設けてもよい。
また、本実施形態では、1つのメス側接続口と、2つのオス側接続部とを有する構成について説明したが、本発明の接続具は、1つのメス側接続口と、1つのオス側接続部とを有するものであってもよい。
<第3実施形態>
第14図は、本発明の接続具の第3実施形態を示す斜視図、第15図は、第14図中のA−A線断面図、第16図は、第14図のB−B線断面図である。
以下、これらの図を参照して本発明の接続具の第3実施形態について説明するが、前述した第2実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、ハウジングの形状が異なること以外は前記第2実施形態と同様である。
第15図、第16図に示すように、接続具1Cでは、空間32の中心軸と、ハウジング3Bの空間351の中心軸とが互いにほぼ直交している。
非接続状態のとき、チューブ300を通過する液体は、内周面352と当接部21(胴部22)との隙間(空間351)を通過することができる。
また、接続状態のとき、管体100からの液体は、接続具1Cを介して、チューブ300中の液体に混流することができる。
<第4実施形態>
第17図は、本発明の接続具の第4実施形態を示す縦断面図である。
以下、この図を参照して本発明の接続具の第4実施形態について説明するが、前述した第2実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、付勢部の形状が異なること以外は前記第2実施形態と同様である。
接続具1Dの付勢部2は、当接部(頭部)21と、当接部21の外径より拡径している胴部23とを有している。
付勢部2の内部は、中空となっており、胴部23の肩部231の肉厚は、胴部23の他箇所の肉厚よりも薄くなっている。これにより、肩部231が変形し易くなり、接続状態のとき、肩部231が変形して当接部21が胴部23側へ容易に移動することができ、よって、液体が接続具1Dの内部を通過することができる。
また、付勢部2は、胴部23の下端部233においてハウジング3Bに液密に固定されている。
また、胴部23の外周面232は、ハウジング3Bの内周面352に当接(密着)している。この当接状態は、接続状態においても維持され、液体が空間351の胴部23側へ流れ込むのを防止することができる。
<第5実施形態>
第18図および第19図は、それぞれ、本発明の接続具の第5実施形態を示す縦断面図である。
以下、これらの図を参照して本発明の接続具の第5実施形態について説明するが、前述した第2実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、付勢部の形状が異なること以外は前記第2実施形態と同様である。
接続具1Eの付勢部2’は、その形状がブロック状をなしている。この付勢部2’には、それを貫通する中空部24が形成されている(第18図参照)。このような形状の付勢部2’は、中空部24が空間32(液体流通空間38)に連通するようにハウジング3B内に設けられている(第19図照)。
接続状態では、付勢部2’の頂部26がピン4aに押圧されて、付勢部2’の側部25が中空部24側(第19図中の矢印方向)へ屈曲するように変形する(第18図中の二点鎖線)。これにより、空間351、すわなち、付勢部2’の上側(第18図中)の空間を介して第1の弁体6aのピン挿入空間65と液体流通空間38とが連通し、液体が接続具1Eの内部を通過することができる。
また、空間351の形状が付勢部2’の形状に対応しているため、付勢部2’がハウジング3B(空間351)内で移動するのが防止される。これにより、付勢部2’をハウジング3B(空間351)内で固定するのを省略することができる。
さて、第1の弁体(ピン挿入空間)およびピンは、それぞれ、第8図(a)および(b)に示すような形状をなしているのに限定されない。ここでは、第1の弁体およびピンの他の構成例について説明する。第9図および第10図は、それぞれ、弁体の他の構成例を示す縦断面図(a)およびピンの他の構成例を示す斜視図(b)である。以下、これらの図を参照して第1の弁体およびピンの各構成例について説明するが、前述した第1の弁体6aおよびピン4aとの相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
[構成例1]
第9図(b)に示すピン4cは、頂部41における斜面411の形成数が異なる以外は前記ピン4aと同様である。
ピン4cの頂部41には、Y軸方向(軸方向)に対し傾斜した1つの斜面411と、頂面413が形成されている。これにより、接続状態において、頂部スリット63を介して、オスルアー100の流路101と間隙651(ピン挿入空間65)とを連通させることができる。
第9図(a)に示す第1の弁体6cは、ピン挿入空間65cの形状が異なる以外は前記第1の弁体6aと同様である。
このピン挿入空間65cは、ピン4cの形状に対応した形状をなしている。すなわち、ピン挿入空間65cは、斜面411に対応した斜面652と、頂面413に対応した平面653と、テーパ部42に対応したテーパ面(内周面)654とで囲まれている。これにより、非接続状態で、ピン挿入空間65cのほぼ全体をピン4cにより埋めることができる。
また、第1の弁体6cのスリット63は、斜面652と平面653との境界に平行に形成されている。
これにより、接続状態で、斜面411とオスルアー100の先端との頂部61の斜面652付近の挟持力が、頂面413とオスルアー100の先端との頂部61の平面653付近の挟持力より弱いため、頂部61の斜面652付近が変形し易くなり、ピン4cによって、スリット63をより確実に開くことができる。
[構成例2]
第10図(b)に示すピン4dは、頂部41の形状が異なる以外は前記ピン4aと同様である。
ピン4dの頂部41には、ピン4aとほぼ同様の2つの斜面411と、頂面413と、凹部412とが形成されている。この凹部412は、2つの斜面411をまたぐように、頂面413に形成されている。ピン4dの頂部41がこのような形状をなしていることにより、接続状態において、頂部スリット63を介して、オスルアー100の流路101と間隙651(ピン挿入空間65d)とを連通させることができる。
第10図(a)に示す第1の弁体6dは、ピン挿入空間65dの形状が異なる以外は前記第1の弁体6aと同様である。
このピン挿入空間65dは、ピン4dの形状に対応した形状をなしている。すなわち、ピン挿入空間65dは、斜面411に対応した斜面652と、頂面413に対応した平面653と、テーパ部42に対応したテーパ面(内周面)654と、凹部412に対応した凸面654とで囲まれている。これにより、非接続状態で、ピン挿入空間65dのほぼ全体をピン4dにより埋めることができる。また、接続状態で、頂面413とオスルアー100の先端とで頂部61の平面653付近が挟持されて、ピン4dが移動する。また、頂部61の斜面652および凸面654付近が挟持される力が弱いため変形し易く、接続状態で、ピン4dによって、スリット63をより確実に開くことができる。
以上、本発明の接続具を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、接続具を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、ピンは、その長さとピン挿入空間の長さとがほぼ同等であるように形成されているのに限定されず、ピンの長さがピン挿入空間の長さより長くなるように形成されていてもよい。
また、各実施形態の付勢部としては、図示の構成のものであるのに限定されず、例えば、圧縮コイルバネ等で構成されていてもよい。
また、ピンと付勢部とは、それぞれ別部材として形成されているのに限定されず、例えば、一体的に形成されていてもよい。これにより、接続具を構成する部品点数を少なくすることができ、接続具を組立てる際の組立工数を削減することができる。
また、ピンと付勢部とが一体的に形成された場合、構成材料は、特に限定されないが、適度な硬さと復元性とを有する材料であるのが好ましい。この構成材料としては、例えば、硬質のシリコーンゴムなどの各種ゴム材料が挙げられる。
また、オス側接続部は、ルアーテーパを構成(形成)しているのに限定されず、例えば、第1のメス側接続口および第2のメス側接続口のような雄ネジを有するように形成されていてもよい。
本発明の接続具は、管体を接続可能なメス側接続口と、液体が通過する液体流通空間と、該液体流通空間に連通する管状のオス側接続部とを有するハウジングと、弾性材料で構成され、中空部と、頂部から前記中空部に到達する頂部スリットとを有し、前記ハウジング内に収納される弁体と、少なくともその頂部が前記中空部内に挿入され、前記ハウジング内で移動可能に設置されたピンと、前記ピンをその軸方向に付勢する付勢部とを備え、前記メス側接続口に管体が接続されていないとき、前記頂部スリットが閉じており、前記メス側接続口に管体が接続されたとき、当該管体が前記弁体の頂部を押圧して前記弁体が圧縮されることにより、前記頂部スリットが広がり、前記管体内と前記中空部とが連通し、同時に前記ピンの頂部が押圧されて前記ピンが軸方向に移動し、前記中空部内と前記ピンとの隙間を拡大し、これにより、前記頂部スリットと、前記中空部と、前記液体流通空間とを介して、当該管体内と前記オス側接続部内とが連通する。そのため、管体の接続・脱離に伴なって流路が確実に開・閉するので、流路の汚染を防止することができる。また、接続具の内部で液体が滞留する個所が生じるのを防止することができる。したがって、産業上の利用可能性を有する。

Claims (9)

  1. 管体を接続可能なメス側接続口と、液体が通過する液体流通空間と、該液体流通空間に連通する管状のオス側接続部とを有するハウジングと、
    弾性材料で構成され、中空部と、頂部から前記中空部に到達する頂部スリットとを有し、前記ハウジング内に収納される弁体と、
    少なくともその頂部が前記中空部内に挿入され、前記ハウジング内で移動可能に設置されたピンと、
    前記ピンをその軸方向に付勢する付勢部とを備え、
    前記メス側接続口に管体が接続されていないとき、前記頂部スリットが閉じており、
    前記メス側接続口に管体が接続されたとき、当該管体が前記弁体の頂部を押圧して前記弁体が圧縮されることにより、前記頂部スリットが広がり、前記管体内と前記中空部とが連通し、同時に前記ピンの頂部が押圧されて前記ピンが軸方向に移動し、前記中空部内と前記ピンとの隙間を拡大し、これにより、前記頂部スリットと、前記中空部と、前記液体流通空間とを介して、当該管体内と前記オス側接続部内とが連通することを特徴とする接続具。
  2. 管体が接続されていないとき、前記中空部は、そのほぼ全体が前記ピンにより埋められている請求の範囲第1項に記載の接続具。
  3. 前記液体流通空間を共用する2組の前記弁体、前記ピンおよび前記付勢部が設けられている請求の範囲第1項または第2項に記載の接続具。
  4. 前記2組の弁体、ピンおよび付勢部は、それらの中心線が互いにねじれの位置にある請求の範囲第3項に記載の接続具。
  5. 前記ピンは、その外径が前記ピンの頂部に向って漸減するテーパ部を有する請求の範囲第1項または第2項に記載の接続具。
  6. 前記ピンの頂部には、軸方向に対し傾斜し、前記頂部スリットの長さ方向と平行な斜面が形成されている請求の範囲第1項または第2項に記載の接続具。
  7. 管体が接続されて、前記ピンの頂部が当該管体の開口部に当接したとき、前記ピンの頂部は、当該管体の開口部を塞がないような形状をなしている請求の範囲第1項または第2項に記載の接続具。
  8. 前記斜面が2つ設けられており、前記ピンの頂部における縦断面形状がほぼ三角形をなしている請求の範囲第6項に記載の接続具。
  9. 前記ピンの頂部には、凹部が形成されている請求の範囲第6項に記載の接続具。
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