JP2003325335A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2003325335A
JP2003325335A JP2002141849A JP2002141849A JP2003325335A JP 2003325335 A JP2003325335 A JP 2003325335A JP 2002141849 A JP2002141849 A JP 2002141849A JP 2002141849 A JP2002141849 A JP 2002141849A JP 2003325335 A JP2003325335 A JP 2003325335A
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JP
Japan
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rice
heating
inner pot
rice cooker
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JP2002141849A
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English (en)
Inventor
Shinichi Sato
慎一 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内鍋を加熱する加熱手段を炊飯制御手段によ
り制御して炊飯を制御する炊飯器において、ご飯の炊き
方内容を変更できるようにして、消費者のきめ細かな要
望に対応できるようにする。 【解決手段】 炊飯器本体内部に設置され調理物を入れ
る内鍋18を加熱手段19により加熱し、内鍋18内の
調理物温度を温度検知手段20により検知し、温度検知
手段20により検知した値と時間を計時する計時手段2
1により計測した時間を基に、炊飯制御手段22により
加熱手段19を制御して炊飯を制御する。炊飯制御手段
22の炊飯制御方法を記録手段23に記録し記録受取手
段25をインターネット等のコンピュータ通信に接続し
て記録内容を受け取り、記録変更手段26により記録手
段23が保持する内容を記録受取手段25が受け取った
内容に変更するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内鍋を加熱する加
熱手段を炊飯制御手段により制御して炊飯を制御する炊
飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、嗜好の多様化やお米の種類の増加
に伴い、より多種多様な炊飯器が求められている。
【0003】従来、この種の炊飯器は図11に示すよう
に構成していた、以下、図11に基づいて説明を行う。
【0004】図11に示すように、内鍋1は、内部に調
理物を入れ、加熱コイル2により、電磁誘導加熱(以
下、IHとする)される。商用電源3から交流が供給さ
れ、ダイオードブリッジ4によって整流され、平滑コン
デンサ5、共振コンデンサ6、スイッチング素子7、加
熱コイル2よりなるインバータ回路により、IHのため
の高周波電力を発生させる。
【0005】電力値の制御は電源電流を制御することに
より行っている。まず、カレントトランス8の1次側に
電源電流が入力される。そしてカレントトランス8の2
次側の出力値を抵抗等によって分圧、整流、平滑し、コ
ンパレータ9のプラス入力端子に入力する。コンパレー
タ9は前述の入力値をマイナス入力端子に入力している
所定電圧と比較し、入力値が所定電圧より小さければロ
ー出力、大きければハイ出力を行う。
【0006】IC10、IC11はコンパレータ9がロ
ー出力ならば、電源電流を大きくし、ハイ出力ならば電
源電流を小さくするように制御を行い、電源電流が一定
になるようIHの制御を行う。電源IC12は、半波整
流、平滑された交流から回路駆動用の電源を出力する。
電圧検知IC13は、電源立ち上がり時に電源IC12
により作る電圧がマイクロコンピュータ14の駆動可能
な電圧になるまで、マイクロコンピュータ14にリセッ
ト信号を送り、電源IC12の出力電圧がマイクロコン
ピュータ14の駆動可能電圧になると電圧検知IC13
はマイクロコンピュータ14のリセットを解除する。
【0007】サーミスタ15は、内鍋1内の調理物の温
度を検知し、サーミスタ15と抵抗の分圧をマイクロコ
ンピュータ14のAD入力に入力することにより、内鍋
1内の調理物の温度を検知する。マイクロコンピュータ
14は水晶発振子16を基に時間計測用のタイマを動作
させている。マイクロコンピュータ14はサーミスタ1
5からの入力を基に水晶発振子16によるタイマで時間
を計測して、IC10を制御することによってIHを制
御して内鍋1内の調理物の加熱を調整することで炊飯を
行っている。
【0008】マイクロコンピュータ14のこれらの動作
は、マイクロコンピュータ14内のROM17に書き込
まれたプログラムによって行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の炊飯
器では、ROM17内のプログラムは書き換えができ
ず、消費者のきめ細かな要望、例えば、「もっとご飯を
軟らかくしてほしい」「自分のところのお米にあった炊
き方で炊いてほしい」等にプログラム変更によって対応
することはできないという問題を有していた。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、ご飯の炊き方内容を変更できるようにして、消費者
のきめ細かな要望に対応できるようにすることを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、炊飯器本体内部に設置され調理物を入れる
内鍋を加熱手段により加熱し、内鍋内の調理物温度を温
度検知手段により検知し、温度検知手段により検知した
値と時間を計時する計時手段により計測した時間を基
に、炊飯制御手段により加熱手段を制御して炊飯を制御
し、炊飯制御手段の炊飯制御方法を記録手段に記録し記
録受取手段をインターネット等のコンピュータ通信に接
続して記録内容を受け取り、記録変更手段により記録手
段が保持する内容を記録受取手段が受け取った内容に変
更するよう構成したものである。
【0012】これにより、ご飯の炊き方内容を変更でき
て、消費者のきめ細かな要望に対応することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、炊飯器本体内部に設置され調理物を入れる内鍋と、
前記内鍋内の調理物温度を検知する温度検知手段と、時
間を計測する計時手段と、前記内鍋を加熱する加熱手段
と、前記温度検知手段により検知した値と前記計時手段
により計測した時間を基に前記加熱手段を制御して炊飯
を制御する炊飯制御手段と、前記炊飯制御手段の炊飯制
御方法を記録する記録手段と、インターネット等のコン
ピュータ通信に接続して記録内容を受け取る記録受取手
段と、前記記録手段が保持する内容を前記記録受取手段
が受け取った内容に変更する記録変更手段とを備えたも
のであり、コンピュータ通信から記録受取手段が炊飯の
炊き方の内容を受けとり、記録変更手段により記録手段
に記録されている炊飯の炊き方の内容を記録受取手段が
受け取った内容に変更して、次回の炊飯からは炊飯制御
手段は記録手段に記録されている変更された炊き方の内
容により炊飯を行うというように炊飯方法を変更するこ
とができ、消費者のきめ細かな要望に対応することがで
きる。
【0014】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、内鍋に調理物を入れて炊飯時の温
度上昇時間より加熱の強さを判断して、その結果より記
録受取手段がコンピュータ通信からどの記録を受け取る
かを選択する第1の記録選択手段を付加したものであ
り、第1の記録選択手段により炊飯中の温度上昇時間等
の情報からコンピュータ通信上の炊き方内容の内、最も
適当なものを自動的に選択することにより、炊飯器の製
造ばらつきや使用環境に対応したマイクロコンピュータ
プログラムに変更することができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、内鍋に水を入れて加熱して沸騰さ
せる加熱テストモードを有し、前記加熱テストモードに
おける水の温度上昇時間より加熱の強さを判断して、そ
の結果より記録受取手段がコンピュータ通信からどの記
録を受け取るかを選択する第2の記録選択手段を付加し
たものであり、第2の記録選択手段により加熱テストモ
ードにて水が沸騰するまでの温度上昇時間から、コンピ
ュータ通信上の炊き方内容の内、最も適当なものを自動
的に選択することにより、炊飯器の製造ばらつきや使用
環境に対応したマイクロコンピュータプログラムに変更
することができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、炊飯後にできあがったご飯のかた
さや水加減などの好みを入力する入力手段と、前記入力
手段の入力より記録受取手段がコンピュータ通信からど
の記録を受け取るかを選択する第3の記録選択手段を付
加したものであり、第3の記録選択手段により記録手段
の炊き方の内容や入力手段の入力を基に、コンピュータ
通信上の炊き方内容の内、最も適当なものを自動的に選
択することによって、より消費者の好みにあったご飯の
炊き方に変更することができる。
【0017】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、室温を検知する室温検知手段と、
室温により記録受取手段がコンピュータ通信からどの記
録を受け取るかを選択する第4の記録選択手段を付加し
たものであり、第4の記録選択手段により記録手段の炊
き方の内容や室温を基に、コンピュータ通信上の炊き方
内容の内、最も適当なものを自動的に選択することによ
って、炊飯器周辺の室温に対応した炊き方に自動的に変
更することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0019】(実施例1)図1に示すように、内鍋18
は、内部に調理物を入れ、加熱手段19によって加熱さ
れる。内鍋18内の調理物の温度は温度検知手段20に
よって検知し、時間を計時手段21によって計測する。
炊飯制御手段22は記録手段23に記録されている炊き
方の内容に基づいて、温度検知手段20による調理物の
温度や計時手段21によって計測された時間を基に、加
熱手段19を制御して炊飯を行う。
【0020】使用者がコンピュータ通信24上で選んだ
炊き方内容を記録受取手段25が受け取り、記録変更手
段26により記録手段23に記録している炊き方内容を
記録受取手段25が受け取った炊き方内容に変更するよ
う構成している。
【0021】図2は具体回路図であり、図2において、
内鍋18は内部に調理物を入れ、加熱コイル28により
電磁誘導加熱される。商用電源29から交流が供給さ
れ、ダイオードブリッジ30によって整流される。平滑
コンデンサ31、共振コンデンサ32、スイッチング素
子33、加熱コイル28よりなるインバータ回路によ
り、IHのための高周波電力を発生させる。
【0022】電力値の制御は電源電流を制御することに
より行っている。まず、カレントトランス34の1次側
に電源電流が入力される。そして、カレントトランス8
の2次側の出力値を抵抗等によって分圧、整流、平滑を
行い、コンパレータ35のプラス入力端子に入力する。
コンパレータ35は前述の入力値をマイナス入力端子に
入力している所定電圧と比較し、入力値が所定電圧より
小さければロー出力、大きければハイ出力を行う。
【0023】IC36、IC37はコンパレータ35が
ロー出力ならば、電源電流を大きくし、ハイ出力ならば
電源電流を小さくするように制御を行い、電源電流が一
定になるようIHの制御を行う。電源IC38は、半波
整流、平滑された交流から回路駆動用電源を出力する。
【0024】電圧検知IC39は、電源立ち上がり時に
電源IC39が作る電圧がマイクロコンピュータ40の
駆動可能な電圧になるまで、マイクロコンピュータ40
にリセット信号を送り、電源IC12の出力電圧がマイ
クロコンピュータ14の駆動可能電圧になると電圧検知
IC39はマイクロコンピュータ40のリセットを解除
する。
【0025】サーミスタ41は、内鍋18内の調理物の
温度を検知し、サーミスタ41と抵抗の分圧をマイクロ
コンピュータ40のAD入力に入力することにより、内
鍋18内の調理物の温度を検知する。マイクロコンピュ
ータ40は水晶発振子42を基に時間計測用のタイマを
動作させている。マイクロコンピュータ40はサーミス
タ41からの入力を基に、水晶発振子42によるタイマ
で時間を計測して、IC36を制御することによってI
Hを制御して内鍋18内の調理物の加熱を調整すること
で炊飯を行っている。
【0026】マイクロコンピュータ40内に、電気的信
号によりプログラム内容の書き換え可能なEEPROM
43を内蔵しており、マイクロコンピュータ40はEE
PROM43に書き込まれたプログラムの内容に基づい
て炊飯制御を行っている。44はEEPROM書換I
C、45は通信制御ICである。
【0027】上記構成において動作を説明する。通信制
御IC45はコンピュータ(図示せず)に接続してお
り、コンピュータを通して、インターネット上のサイト
等で使用者が選択した炊き方内容の入ったマイクロコン
ピュータプログラムが通信制御IC45に送られてく
る。
【0028】通信制御IC45からEEPROM書換I
C44にマイクロコンピュータプログラムが通信されて
くると、EEPROM書換IC44はマイクロコンピュ
ータ40にリセット信号を送ることによりリセットし、
その上でマイクロコンピュータ40に信号を送り、EE
PROM書換モードにした上で、EEPROM43にプ
ログラムを通信して、EEPROM43上のマイクロコ
ンピュータプログラムを書き換える。
【0029】書き換え後、EEPROM書換IC44は
再びマイクロコンピュータ40をリセットして、EEP
ROM書換モードを解除し、マイクロコンピュータ40
は書き換えられたプログラムで動作可能になる。
【0030】これにより、消費者のきめ細かな要望に対
応して炊飯方法を変更することができる。
【0031】(実施例2)図3に示すように、第1の記
録選択手段46は、内鍋18に調理物を入れて炊飯時の
温度上昇時間より加熱の強さを判断して、その結果より
記録受取手段25がコンピュータ通信24からどの記録
を受け取るかを選択するものであり、上記実施例1に付
加している。
【0032】すなわち、まず、使用者がご飯の量による
加熱ばらつきをなくすため決められた所定の量のご飯を
炊飯し、炊飯終了後、第1の記録選択手段46が記録手
段23からその炊飯の制御内容を受け取り、温度検知手
段20や計時手段21から炊飯中の温度上昇時間等の情
報を受け取って、第1の記録選択手段46はそれらの情
報を照らし合わせて、加熱の際の温度上昇時間等から炊
飯器の製造ばらつきや使用環境による加熱強さのばらつ
き等を判断する。
【0033】そして、コンピュータ通信24上にある様
々な炊き方内容の内、最も適当なものを自動的に選択
し、記録受取手段25を使用してコンピュータ通信24
上で選択した炊き方内容を受け取り、記録変更手段26
で記録手段23の内容を書き換えることによって、炊飯
器の製造ばらつきや商用電源の状況、使用環境による火
力のばらつき等を加味した最も適当な炊飯方法が選択で
きる。
【0034】図4は、具体回路図であり、図4におい
て、第2のマイクロコンピュータ47は、サーミスタ4
1と抵抗の分圧値をAD入力を入力することにより、調
理物の温度情報を入力し、マイクロコンピュータ40か
らEEPROM43上のプログラム内容や温度上昇時間
等の情報を入力する。
【0035】これらの情報を基に、第2のマイクロコン
ピュータ47は最善の炊き方のマイクロコンピュータプ
ログラムを選択して、通信制御IC45に指示する。通
信制御IC45は指示されたプログラムをコンピュータ
通信上から取り出してきて、EEPROM書換IC43
に送り、EEPROM43のそのマイクロコンピュータ
プログラムの内容に書き換える。
【0036】(実施例3)図5に示すように、第2の記
録選択手段48は、内鍋18に水を入れて加熱して沸騰
させる加熱テストモードにおける水の温度上昇時間より
加熱の強さを判断して、その結果より記録受取手段25
がコンピュータ通信24からどの記録を受け取るかを選
択するものであり、上記実施例1に付加している。
【0037】すなわち、加熱テストモード終了後、第2
の記録選択手段48は温度検知手段20や計時手段21
から受け取った加熱の際の温度上昇時間から炊飯器の製
造ばらつきや使用環境による加熱強さのばらつきを判断
し、記録手段23内の炊き方の内容を加味して、コンピ
ュータ通信24上にある様々な炊き方内容の内、最も適
当なものを自動的に選択し、記録受取手段25を使用し
てコンピュータ通信24上で選択した炊き方内容を受け
取り、記録変更手段26で記録手段23の内容を書き換
えることによって、炊飯器の製造ばらつきや使用環境に
よる加熱強さのばらつきを加味した最も適当な炊飯方法
が選択できる。
【0038】図6は、具体回路図であり、図6におい
て、第3のマイクロコンピュータ49は、サーミスタ4
1と抵抗の分圧値をAD入力に入力することにより調理
物の温度情報を入力し、マイクロコンピュータ40から
温度上昇時間等の情報を入力する。
【0039】第3のマイクロコンピュータ49はこれら
の情報より炊飯器の製造ばらつきや使用環境による加熱
強さのばらつきを判断し、ROM43のマイクロコンピ
ュータプログラム内容を加味して最善の炊き方のマイク
ロコンピュータプログラムを選択して、通信制御IC4
5に指示する。通信制御IC45は指示されたプログラ
ムをコンピュータ通信上から取り出してきて、EEPR
OM書換IC43に送り、EEPROM43のそのマイ
クロコンピュータプログラムの内容に書き換える。
【0040】(実施例4)図7に示すように、入力手段
51は、炊飯後にできあがったご飯のかたさや水加減な
どの好みを入力するもので、第3の記録選択手段50は
入力手段51の入力より記録受取手段25がコンピュー
タ通信24からどの記録を受け取るかを選択するもので
あり、上記実施例1に付加している。
【0041】すなわち、炊飯終了後、第3の記録選択手
段50が記録手段23からその炊飯の制御内容を受け取
り、入力手段51より炊きあがったご飯の好みが入力さ
れる。第3の記録選択手段50は記録手段23内の炊き
方内容と入力手段51から入力されたご飯の好みを照ら
し合わせてコンピュータ通信24上にある様々な炊き方
内容の内、最も適当なものを自動的に選択し、記録受取
手段25を使用してコンピュータ通信24上で選択した
炊き方内容を受け取り、記録変更手段26で記録手段2
3の内容を書き換えることによって使用者の好みにあっ
た炊飯方法が選択できる。
【0042】図8は、具体回路図であり、図8におい
て、第4のマイクロコンピュータ52は、マイクロコン
ピュータ40からEEPROM43上のプログラム内容
を入力する。また、ご飯がかたすぎると使用者が感じた
場合はご飯を軟らかくしてほしいとスイッチ53が押さ
れ、逆にご飯がやわららかすぎると使用者が感じた場合
はご飯をかたくしたいとスイッチ54が押される。
【0043】EEPROM43の内容とスイッチ53、
スイッチ54からの入力を基に、第4のマイクロコンピ
ュータ52は最善の炊き方のマイクロコンピュータプロ
グラムを選択して、通信制御IC45に指示する。通信
制御IC45は指示されたプログラムをコンピュータ通
信上から取り出してきて、EEPROM書換IC43に
送り、EEPROM43のそのマイクロコンピュータプ
ログラムの内容に書き換える。
【0044】(実施例5)図9に示すように、室温検知
手段56は室温を検知するもので、第4の記録選択手段
55は、室温検知手段56により検知した室温により記
録受取手段25がコンピュータ通信24からどの記録を
受け取るかを選択するものであり、上記実施例1に付加
している。
【0045】すなわち、炊飯前に第4の記録選択手段5
5により記録手段23からその炊飯の制御内容が入力さ
れ、また、室温検知手段56から室温が入力される。第
4の記録選択手段55は記録手段23内の炊き方内容と
現在の室温を照らし合わせて、コンピュータ通信24上
にある様々な炊き方内容の内、最も適当なものを自動的
に選択し、記録受取手段25を使用してコンピュータ通
信24上で選択した炊き方内容を受け取り、記録変更手
段26で記録手段23の内容を書き換えることによっ
て、炊飯器周辺の室温に対応した炊き方に自動的に変更
できる。
【0046】図10は、具体回路図であり、図10にお
いて、第4のマイクロコンピュータ57は、室温を検知
すめように炊飯器本体に設置したサーミスタ58と抵抗
の分圧値をAD入力に入力することにより室温を入力す
る。第5のマイクロコンピュータ57はROM43のマ
イクロコンピュータプログラム内容と室温より最善の炊
き方のマイクロコンピュータプログラムを選択して、通
信制御IC45に指示する。
【0047】通信制御IC45は指示されたプログラム
をコンピュータ通信上から取り出してきて、EEPRO
M書換IC43に送り、EEPROM43のそのマイク
ロコンピュータプログラムの内容に書き換える。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、炊飯器本体内部に設置され調理物を入れ
る内鍋と、前記内鍋内の調理物温度を検知する温度検知
手段と、時間を計測する計時手段と、前記内鍋を加熱す
る加熱手段と、前記温度検知手段により検知した値と前
記計時手段により計測した時間を基に前記加熱手段を制
御して炊飯を制御する炊飯制御手段と、前記炊飯制御手
段の炊飯制御方法を記録する記録手段と、インターネッ
ト等のコンピュータ通信に接続して記録内容を受け取る
記録受取手段と、前記記録手段が保持する内容を前記記
録受取手段が受け取った内容に変更する記録変更手段と
を備えたから、インターネットなどのコンピュータ通信
を利用して、容易に炊飯器内の炊飯方法を好みの炊き方
に変更することができ、消費者のきめ細かな要望に対応
できる炊飯器を得ることができる。
【0049】また、請求項2に記載の発明によれば、内
鍋に調理物を入れて炊飯時の温度上昇時間より加熱の強
さを判断して、その結果より記録受取手段がコンピュー
タ通信からどの記録を受け取るかを選択する第1の記録
選択手段を付加したから、炊飯時の温度変化より自動的
に最も適当なものを選択することにより、炊飯器の製造
ばらつきや電源状況による火力のばらつき等があっても
最も適当な炊き方を選択することができ、いかなる状況
でもおいしく炊くことができる便利な炊飯器を得ること
ができる。
【0050】また、請求項3に記載の発明によれば、内
鍋に水を入れて加熱して沸騰させる加熱テストモードを
有し、前記加熱テストモードにおける水の温度上昇時間
より加熱の強さを判断して、その結果より記録受取手段
がコンピュータ通信からどの記録を受け取るかを選択す
る第2の記録選択手段を付加したから、水の沸騰時温度
変化により自動的に最も適当なものを選択することによ
り、炊飯器の製造ばらつき等による火力のばらつき等が
あっても最も適当な炊き方を選択することができ、いか
なる状況でもおいしく炊くことができる便利な炊飯器を
得ることができる。
【0051】また、請求項4に記載の発明によれば、炊
飯後にできあがったご飯のかたさや水加減などの好みを
入力する入力手段と、前記入力手段の入力より記録受取
手段がコンピュータ通信からどの記録を受け取るかを選
択する第3の記録選択手段を付加したから、炊きあがっ
たご飯の食味の好みを入力することによって、より好み
にあったご飯の炊き方に変更できることにより、消費者
個々人にとって最もおいしい炊き方が実現できる便利な
炊飯器を得ることができる。
【0052】また、請求項5に記載の発明によれば、室
温を検知する室温検知手段と、室温により記録受取手段
がコンピュータ通信からどの記録を受け取るかを選択す
る第4の記録選択手段を付加したから、炊飯器周辺の室
温に対応した炊き方に自動的に変更できることにより、
夏でも冬でもその季節にあったおいしいご飯を炊くこと
ができる便利な炊飯器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の炊飯器のブロック図
【図2】同炊飯器の一部ブロック化した回路図
【図3】本発明の第2の実施例の炊飯器のブロック図
【図4】同炊飯器の一部ブロック化した回路図
【図5】本発明の第3の実施例の炊飯器のブロック図
【図6】同炊飯器の一部ブロック化した回路図
【図7】本発明の第4の実施例の炊飯器のブロック図
【図8】同炊飯器の一部ブロック化した回路図
【図9】本発明の第5の実施例の炊飯器のブロック図
【図10】同炊飯器の一部ブロック化した回路図
【図11】従来の炊飯器の一部ブロック化した回路図
【符号の説明】
18 内鍋 19 加熱手段 20 温度検知手段 21 計時手段 22 炊飯制御手段 23 記録手段 24 コンピュータ通信 25 記録受取手段 26 記録変更手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯器本体内部に設置され調理物を入れ
    る内鍋と、前記内鍋内の調理物温度を検知する温度検知
    手段と、時間を計測する計時手段と、前記内鍋を加熱す
    る加熱手段と、前記温度検知手段により検知した値と前
    記計時手段により計測した時間を基に前記加熱手段を制
    御して炊飯を制御する炊飯制御手段と、前記炊飯制御手
    段の炊飯制御方法を記録する記録手段と、インターネッ
    ト等のコンピュータ通信に接続して記録内容を受け取る
    記録受取手段と、前記記録手段が保持する内容を前記記
    録受取手段が受け取った内容に変更する記録変更手段と
    を備えた炊飯器。
  2. 【請求項2】 内鍋に調理物を入れて炊飯時の温度上昇
    時間より加熱の強さを判断して、その結果より記録受取
    手段がコンピュータ通信からどの記録を受け取るかを選
    択する第1の記録選択手段を付加した請求項1記載の炊
    飯器。
  3. 【請求項3】 内鍋に水を入れて加熱して沸騰させる加
    熱テストモードを有し、前記加熱テストモードにおける
    水の温度上昇時間より加熱の強さを判断して、その結果
    より記録受取手段がコンピュータ通信からどの記録を受
    け取るかを選択する第2の記録選択手段を付加した請求
    項1記載の炊飯器。
  4. 【請求項4】 炊飯後にできあがったご飯のかたさや水
    加減などの好みを入力する入力手段と、前記入力手段の
    入力より記録受取手段がコンピュータ通信からどの記録
    を受け取るかを選択する第3の記録選択手段を付加した
    請求項1記載の炊飯器。
  5. 【請求項5】 室温を検知する室温検知手段と、室温に
    より記録受取手段がコンピュータ通信からどの記録を受
    け取るかを選択する第4の記録選択手段を付加した請求
    項1記載の炊飯器。
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