JP2003324205A - 光受信装置 - Google Patents

光受信装置

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JP2003324205A
JP2003324205A JP2002130310A JP2002130310A JP2003324205A JP 2003324205 A JP2003324205 A JP 2003324205A JP 2002130310 A JP2002130310 A JP 2002130310A JP 2002130310 A JP2002130310 A JP 2002130310A JP 2003324205 A JP2003324205 A JP 2003324205A
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JP2002130310A
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Takahiko Nakao
貴彦 中尾
Yukari Ushiyama
由香里 丑山
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Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
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    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • H01L2224/48135Connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受光面積が大きな受光素子を実装できると共
に、製造コストを抑えることができる光受信装置を提供
する。 【解決手段】 中央所定部が屈曲して片面同士が接着さ
れ、一方の面に受光素子搭載部を備えると共に、他方の
面に半導体素子搭載部を備え、かつ一方の面側と他方の
面側とを接続する所定の配線を備えた配線基板27,2
9と、受光素子搭載部に固着された受光素子24と、半
導体素子搭載部に固着されると共に、受光素子24の所
定部に配線を介して接続され、かつ受光素子24を制御
する半導体素子26とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光受信装置に係り、
さらに詳しくは、光通信などに用いられる光受信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光受信装置として、金属製のステ
ムの上にフォトダイオードなどの受光素子とその受光素
子の出力を増幅するプリアンプICとを配置したものが
ある。
【0003】図8は従来の光受信装置の一例を示す図で
ある。図8(a)及び(b)に示すように、従来の光受
信装置は円形状のステム100を備えている。そして、
ステム100上の端部には、プリアンプIC104が固
着され、またステム100上の中央部にはセラミックを
金属膜で挟んだ構造のサブマウント106を介してフォ
トダイオードからなる受光素子102が固着されてい
る。
【0004】さらに、ステム100の周縁部には金属製
の凹型のキャップ108が溶着されていると共に、キャ
ップ108の天井壁にはガラス板で覆われた光透過窓1
10が設けられている。このようにしてキャップ108
の凹部内に受光素子102やプリアンプIC104が気
密封止された状態で収容されている。
【0005】また、ステム100には、硬質ガラスなど
からなる2つの絶縁体窓100a,100bが設けられ
ている。その絶縁体窓100a,100bの中心部には
それぞれ信号出力用ピン114a及び電源用ピン114
bが挿通して設けられており、これらのピン114a,
114bはステム100に対して電気的に絶縁された状
態になっている。また、ステム100にはグランド用ピ
ン114cがステム100と一体的となって繋がって設
けられている。
【0006】プリアンプIC104は、その信号出力電
極がワイヤ116aを介して信号出力用ピン114aと
電気的に接続され、またその電源電極がワイヤ116b
を介して電源用ピン114bと電気的に接続されてい
る。また、プリアンプIC104は、その第1〜第3接
地電極がそれぞれワイヤ116c,116d,116e
を介してステム100に接続されてグランド用ピン11
4cに電気的に接続されている。
【0007】また、プリアンプIC104の電圧出力電
極は、ワイヤ116gを介してサブマウント106の上
面(金属膜)に接続されていて受光素子102のカソー
ド(裏面側)に電気的に接続されている。さらにサブマ
ウント106の上面(金属膜)はワイヤ116h介して
ステム100に接続されてグランド用ピン114cに接
続されている。
【0008】一方、受光素子102は、その露出面側の
信号出力電極がワイヤ116fを介してプリアンプIC
104の信号入力電極に接続されている。
【0009】従来の光受信装置は、例えばこのような構
成になっており、受光素子102は、そのカソード(裏
面)に逆バイアス電圧が印加された状態で、半導体レー
ザ装置などから放出される光を受けてこれを電流に変換
してプリアンプIC104に供給する。そして、プリア
ンプIC104はこの電流を増幅して信号出力用ピン1
14aに出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の光受信装置では、受光素子102やプリアンプ
IC104を所定規格の円形状のステム100上におけ
る信号出力用ピン114a及び電源用ピン114bを避
けた領域に実装する必要があるため、実装できる受光素
子の大きさがこれらのピン114a,114bの間隔に
よって制限される。このため、受光面積が大きい受光素
子を実装することが困難であり、ひいては光受信装置又
はそれを備えた光通信モジュールの設計の自由度が低く
なるという問題がある。
【0011】また、従来の光受信装置では、信号出力用
ピン114a及び電源用ピン114bの先端部がステム
100の上面から突出して設けられているため、プリア
ンプIC104の接続電極と信号出力用ピン114a又
は電源用ピン114bの先端部との間には比較的大きな
高低差が生じている。このため、プリアンプIC104
とこれらのピン114a,114bの先端部とをワイヤ
116a,116bで結線する際、通常のワイヤボンデ
ィング装置では対応できず、3次元結線対応の特別なワ
イヤボンディング装置を導入する必要があるため、設備
投資が膨大となって製造コストの上昇を招くという問題
がある。
【0012】本発明は以上の問題点を鑑みて創作された
ものであり、受光面積が大きな受光素子を実装できると
共に、製造コストを抑えることができる光受信装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は光受信装置に係り、中央所定部が屈曲して
片面同士が接着され、一方の面に受光素子搭載部を備え
ると共に、他方の面に半導体素子搭載部を備え、かつ前
記一方の面側と前記他方の面側とを接続する所定の配線
を備えた配線基板と、前記受光素子搭載部に固着された
受光素子と、前記半導体素子搭載部に固着されると共
に、前記受光素子の所定部に前記配線を介して接続さ
れ、かつ前記受光素子を制御する半導体素子とを有する
ことを特徴とする。
【0014】本発明で用いられる配線基板は、中央所定
部が屈曲して片面同士が接着されたものであって、一方
の面に受光素子搭載部を備え、他方の面に半導体素子搭
載部を備え、また一方の面側と他方の面側とを接続する
所定の配線を備えている。そして、受光素子搭載部に受
光素子(例えばフォトダイオード素子)が固着され、ま
た半導体素子搭載部に半導体素子(例えばプリアンプ素
子)が固着されている。このようにして、受光素子と半
導体素子は配線基板の配線で接続されて光受信装置の所
定の回路を構成するようになっている。
【0015】一つの好適な態様では、配線基板として
は、可撓性を有するフレキシブル基板と、該フレキシブ
ル基板上の両端側所定部にそれぞれ設けられた剛性が強
い第1リジッド基板及び第2リジッド基板とにより構成
された基板を用意し、この基板の中央部のフレキシブル
部を屈曲させることでその片面同士を接着させたものを
使用することができる。
【0016】この第1リジッド基板及び第2リジッド基
板が設けられたリジッド部にそれぞれスルーホールが形
成され、これらのリジッド基板の露出面にはスルーホー
ル内に接続された外層回路パターンが形成されている。
また、フレキシブル基板の両面にはスルーホール内に接
続された内層回路パターンが形成されている。
【0017】そして、一方の面となる第1リジッド基板
上に受光素子が固着され、また他方の面となる第2リジ
ッド基板上に半導体素子が固着され、受光素子と半導体
素子とが配線基板の外層回路パターン、スルーホール及
び内層回路パターンなどを介して電気的に接続されて所
定の回路を構成している。
【0018】あるいは、配線基板として、多層フレキシ
ブル基板の中央所定部が屈曲して片面同士が接着された
ものを使用してもよい。
【0019】一つの好適な態様では、受光素子及び半導
体素子が実装された配線基板は、受光素子が固着された
面がステム側になるようにして、半導体素子に接続され
た所定のランドがステムに設けられたの所定のピンに接
合される。さらに光透過窓を有するキャップがステムの
周縁部に設けられて、受光素子及び半導体素子が実装さ
れた配線基板が収容される。受光素子はこの光透過窓を
介して受光して電流を出力し、半導体素子がその出力を
増幅して外部回路に出力するようになっている。
【0020】このような構成にすることにより、ステム
の各ピンの間隔で規定される面積より大きな面積の受光
素子をステム上に実装できるようになるので、従来技術
より大きな受光面積を有する受光素子を容易に実装でき
るようになる。このため、光受信装置の設計の自由度を
高くできると共に、光受信装置が光通信モジュールとし
て実装される場合、光ファイバの径や各要素の配置など
の制限が緩和されるため、光通信モジュールの設計の自
由度をも高くすることができる。
【0021】また、ステムに設けられた各ピンのステム
の上面からの突出寸法を変更することにより、受光素子
と光透過窓との距離を所望の値に調整することができる
ようになるため、コスト上昇なしに光学系を容易に変更
することができる。
【0022】さらには、受光素子や半導体素子は、従来
技術と違って、ステムの上面から突出するピンの先端部
とワイヤで結線されるのではなく、配線基板上の所定の
ランドとワイヤで結線されるようにしたので、高低差が
小さい状態でワイヤボンディングを行うことができる。
従って、3次元結線用の特別なワイヤボンディング装置
を導入する必要がないため、製造コストが上昇するとい
った問題も解決される。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
を参照しながら説明する。
【0024】(第1の実施の形態)図1(a)は本発明
の第1実施形態の光受信装置に用いられるリジッドフレ
キシブル基板を示す断面図、図1(b)は同じく第1実
施形態で用いられるフレキシブル基板を示す断面図、図
2(a)は図1のリジッドフレキシブル基板に受光素子
及びプリアンプICが実装された光受信モジュールを示
す平面図、図2(b)及び(c)は受光素子とプリアン
プICとの電気接続の様子を示す模式図、図3は図2
(a)のリジッドフレキシブル基板のフレキシブル部を
屈曲させて受光素子実装基板とプリアンプ実装基板との
片面同士を接着させる様子を示す側面図である。
【0025】最初に、本発明の第1実施形態の光受信装
置に用いられる配線基板の一例について説明する。図1
(a)に示すように、本実施形態に用いられる配線基板
はリジッドフレキシブル基板1であって、第1、第2リ
ジッド部R1、R2とフレキシブル部Fとにより基本構
成されている。第1、第2リジッド部R1、R2とフレ
キシブル部Fとの全体部にわたってポリイミド又はポリ
エステルなどの樹脂フィルムからなるフレキシブル基板
10が設けられ、その両面には銅箔からなる所定の内層
回路パターン12a、12bがそれぞれ形成されてい
る。
【0026】このフレキシブル基板10の両面にはそれ
ぞれカバーレイフィルム14a,14bが貼着されてい
て、フレキシブル部Fの内層回路パターン12a,12
bが露出しないようにカバーされている。両面に設けら
れたカバーレイフィルム14a,14bのうちの第1、
第2リジッド部R1,R2上にはそれぞれ接着層16
a,16bが設けられており、この接着層16a,16
bを介してそれぞれ上側リジッド基板18a及び下側リ
ジッド基板18bが部分的に設けられている。さらに、
上側、下側リジッド板18a,18bの上にはそれぞれ
外層回路パターン20a,20bが形成されている。こ
れらのリジッド基板18a,18bは、ガラスエポキシ
樹脂などの樹脂又はアルミナなどのセラミックからな
る。
【0027】また、第1、第2リジッド部R1,R2に
おけるフレキシブル基板10及び上側、下側リジッド基
板18a,18bを含む積層体には、所定数のスルーホ
ール22a,22bがそれぞれ形成されており、このス
ルーホール22a,22bには銅(Cu)などからなる
スルーホールめっき層21a,21b(導電膜)がそれ
ぞれ形成されている。
【0028】そして、上側、下側リジッド基板18a,
18b上の外層回路パターン20a,20bとフレキシ
ブル基板10上の内層回路パターン12a,12bとが
スルーホール22a,22b内のスルーホールめっき層
21a,21bを介して電気的に接続されている。
【0029】なお、内層回路パターン12a,12bを
有するフレキシブル基板10は、全体の回路構成に応じ
て複数枚積層して使用してもよい。また、外部回路パタ
ーン20a,20bをそれぞれ有する上側、下側リジッ
ド基板18a,18bにおいても同様に複数枚積層して
使用してもよい。また、上側、下側リジッド基板18
a,18bのうち、下側リジッド基板18bを省略して
上側リジッド板18aのみが設けられた形態としてもよ
い。また、スルーホール22a,22bがCu膜で埋め
込まれた形態としてもよい。
【0030】以上のように、本実施形態で用いられるリ
ジッドフレキシブル基板1は、フレキシブル基板10と
上側、下側リジッド基板18a,18bとが1つに結合
されたものである。後で説明するように、第1、第2リ
ジッド部R1,R2の2つの上側リジッド基板18a
は、それぞれ受光素子搭載部及び半導体素子搭載部を備
えていて、この領域にそれぞれ受光素子及び半導体素子
が固着される。また、フレキシブル基板10は折り曲げ
可能な可撓性を有するため、そのフレキシブル部Fを折
り曲げて下側リジッド基板18b同士を絶縁された状態
で接着することにより配線基板の設置面積を半分程度に
することができる。
【0031】なお、上記したリジッドフレキシブル基板
1の代わりに、図1(b)に示すような多層フレキシブ
ル基板1aを用いてもよい。すなわち、多層フレキシブ
ル基板1aは、下側フレキシブル基板10aとその上に
貼着された中間フレキシブル基板10bとその上に貼着
された上側フレキシブル基板10cとにより基本構成さ
れている。これらのフレキシブル基板10a,10b,
10cは、ポリイミドやポリエステルなどの樹脂フィル
ムからなる。
【0032】そして、中間フレキシブル基板10bは、
その両面にそれぞれ内層回路パターン12a,12bが
形成され、また下側、上側フレキシブル基板10a,1
0cは、それらの露出面にそれぞれ外層回路パターン2
0b,20aが形成されている。
【0033】さらに、この多層フレキシブル基板1aの
一端部及び他端部(上記したリジッドフレキシブル基板
1の第1、第2リジッド部R1,R2に対応する部分)
には、それぞれ所定数のスルーホール22x,22yが
形成されている。これらのスルーホール22x,22y
にはCu膜からなるスルーホールめっき層21x,21
yがそれぞれ形成されていて外部回路パターン20a,
20bの一部に繋がっている。
【0034】そして、上記したリジッドフレキシブル基
板1と同様に、一端側の外層回路パターン20aと他端
側の外層回路パターン20aとは、スルーホールめっき
層21x,21yと内層回路パターン12a,12bを
介して電気的に接続されて所定の回路を構成することが
できるようになっている。また、フレキシブル基板1a
の中央部を折り曲げて下側フレキシブル基板10aの一
端側と他端側とを接着することにより配線基板の設置面
積を半分程度にすることができる。
【0035】なお、全体の回路構成に応じてフレキシブ
ル基板の積層枚数を増減させてもよいことはもちろんで
ある。また、第1フレキシブル基板10aの露出面側に
支持フィルムなどを貼着するなどして屈曲できる程度に
剛性を強くしてもよい。
【0036】次に、前述したリジッドフレキシブル基板
1に受光素子及びプリアンプICが実装された光受信モ
ジュールについて説明する。
【0037】図2(a)に示すように、リジッドフレキ
シブル基板1における第1リジッド部R1の上側リジッ
ド基板18aの受光素子搭載部には、フォトダイオード
(PD)からなる受光素子24が、そのアノード側の面
が露出し、そのカソード側の面が裏面になるようにして
金属ロウ材などを介してダイボンドされている。
【0038】そして、受光素子24のアノードに接続さ
れた出力電極24aと第1スルーホール22aに繋がる
出力用パッド23aとはワイヤ34aで結線されてい
る。また、受光素子24のカソード(裏面)は第3スル
ーホール22cのスルーホールめっき層に電気的に接続
されている。以下、受光素子24が実装された第1リジ
ッド部R1の構造体を受光素子実装基板27という。
【0039】一方、第2リジッド部R2の上側リジッド
基板18aの半導体素子搭載部には、プリアンプIC2
6(半導体素子)が金属ロウ材などを介してダイボンド
されている。プリアンプIC26の入力電極26aと第
2スルーホール22bに繋がる入力用パッド23bとが
ワイヤ34bで結線されている。プリアンプIC26に
おける受光素子24のカソード(裏面側)に接続される
電圧出力電極26bと第4スルーホール22dに繋がる
電圧出力用パッド23cとがワイヤ34cで結線されて
いる。
【0040】また、プリアンプIC26の電源電極26
cと電源(Vcc)用パッド23dとはワイヤ34dで
結線され、さらに電源(Vcc)用パッド23dは電源
(Vcc)用ランド25aに繋がっている。また、プリ
アンプIC26の信号出力電極26dと信号出力用パッ
ド23eとがワイヤ34eで結線され、さらに信号出力
用パッド23eは信号出力用ランド25bに繋がってい
る。
【0041】また、プリアンプIC26の2つのグラン
ド電極26e,26fとグランドパッド23fとがそれ
それワイヤ34f,34gで結線され、さらにグランド
パッド23fはグランド用ランド25cに繋がってい
る。以下、プリアンプIC26が実装された第2リジッ
ド部R2の構造体をプリアンプ実装基板29という。
【0042】電源(Vcc)用ランド25a、信号出力
用ランド25b及びグランド用ランド25cは、後で説
明するように、ステム上に先端部が突出する電源用ピ
ン、信号出力用ピン、グランド用ピンの先端部にそれぞ
れ電気的に接続されるものである。
【0043】このようにして、第1、第2リジッド部R
1,R2の上側リジッド基板18a上にそれぞれ受光素
子24及びプリンンプIC26が実装され、それらの所
定電極がワイヤを介して所定パッドに接続されている。
【0044】上記したワイヤを結線する際、受光素子2
4又はプリアンプIC26の各接続電極と各パッドとは
ボンディング面の高低差が極めて小さいため、通常の2
次元結線用のワイヤボンディング装置を用いてワイヤに
より結線することができる。従って、従来技術と違っ
て、3次元結線用の特別なワイヤボンディング装置を使
用する必要がないため、製造コストの上昇を招くといっ
た問題がない。
【0045】そして、受光素子24とプリアンプIC2
6とがリジッドフレキシブル基板1の外層回路パターン
20a、所定のスルーホール22a,22b及び内層回
路パターン12a,12bを介して電気的に接続されて
所定の回路を構成するようになっている。
【0046】すなわち、図2(b)に示すように、受光
素子24の出力電極24aは、出力用パッド23a、第
1スルーホール22a、フレキシブル基板10の上側の
内層回路パターン12aを介して第2スルーホール22
bに接続されていて、さらにプリアンプIC26用の信
号入力用パッド23bに接続されている。
【0047】つまり、受光素子24の出力電極24a
は、リジッドフレキシブル基板1内の所定配線を介して
プリアンプIC26の信号入力電極26aに接続されて
いることになる。
【0048】また、図2(c)に示すように、受光素子
24のカソード(裏面側)は、第3スルーホール22
c、フレキシブル基板10の下側の内層回路パターン1
2bを介して第4スルーホール22dに接続されてい
て、さらにプリアンプIC26用の電圧出力用パッド2
3cに接続されている。
【0049】つまり、受光素子24のカソード(裏面
側)はリジッドフレキシブル基板1内の所定配線を介し
てプリアンプIC26の電圧出力電極26bに接続され
ていることになる。
【0050】次に、図3(a)に示すように、図2
(a)に示す受光素子24とプリアンプIC26とが実
装されたリジッドフレキシブル基板1のフレキシブル部
Fを屈曲させて、受光素子実装基板27とプリアンプ実
装基板29の素子が実装されていない裏面同士を、接着
層16cを介して貼着する。
【0051】これにより、図3(b)に示すように、受
光素子実装基板27がプリアンプ実装基板29の上に積
層されて配置された光受信モジュール1a(光受信装
置)が得られる。この光受信モジュール1aでは、一方
の面に受光素子24が実装され、また他方の面にプリア
ンプIC26が実装されており、これらは前述したよう
にフレキシブル部Fを介して電気的に接続されて所定の
回路を構成している。
【0052】この光受信モジュール1aでは、図2
(a)の受光素子14及びプリアンプIC26が実装さ
れたリジッドフレキシブル基板1と比較して、その占有
面積が半分程度に縮小される。なお、受光素子実装基板
27とプリアンプ実装基板29を接着する際に、第1、
第2リジッド部R1,R2の下側リジッド基板18bの
外層回路パターン20b同士が電気的にショートする恐
れがある場合には、2つの実装基板27,29の間に接
着層16cの他に絶縁フィルムを設けるようにしてもよ
い。
【0053】次に、上記した光受信モジュール1aがス
テム40上に実装された構造体の説明を行う。図4
(a)は本発明の第1実施形態に係る光受信モジュール
がステム上に配置された様子を示す側面図、図4(b)
はステム上に配置される前の光受信モジュールの様子を
示す斜視図、図5は本発明の第1実施形態の光受信装置
を示す部分断面側面図である。
【0054】図4(a)に示すように、金属製の円形状
のステム40には、硬質ガラスなどからなる2つの絶縁
体窓41a,41bが設けられている。その絶縁体窓4
1a,41bの中心部にはそれぞれ電源用ピン42a及
び信号出力用ピン42bが挿通して設けられており、こ
れらのピン42a,42bはステム100に対して電気
的に絶縁された状態となっている。また、ステム40に
はグランド用ピン42cがステム40と一体的となって
繋がって設けられている。これらのピン42a〜42c
は、その先端部がステム40の上面から所定寸法突出し
た状態で設けられている。
【0055】図4(b)に示すように、図3(b)の光
受信モジュール1aを下方から斜視すると、前述したよ
うに、プリアンプ実装基板29には電源用ランド25
a、信号出力用ランド25b及びグランド用ランド25
cが形成されている。なお、図4(b)では、プリアン
プIC24などの他の要素は省略して描かれている。
【0056】次に、図4(a)に示すように、図4
(b)の光受信モジュール1aは、その電源ランド25
a、信号出力用ランド25b及びグランド用ランド25
cがそれぞれ上記したステム40に設けられた電源用ピ
ン42a、信号出力用ピン42b及びグランドピン42
cの先端部に対向するようにしてステム40上に配置さ
れ、導電性樹脂や半田ペーストなどの接合材層44を介
して電気的に接続される。
【0057】その後、図5に示すように、天井壁にガラ
ス板で覆われた光透過窓48が設けられた金属製の凹型
のキャップ46がステム40の周縁部に溶着される。こ
のようにしてキャップ46の凹部内に受光素子24やプ
リアンプIC26が気密封止された状態で収容される。
【0058】以上により、図5に示すように、本発明の
第1実施形態の光受信装置2が完成する。第1実施形態
の光受信装置2では、受光素子24は、そのカソード
(裏面側)にプリアンプIC26から逆バイアス電圧が
印加された状態で、半導体レーザ装置などから放出され
る光を受けてこれを電流に変換してプリアンプIC26
に供給する。そして、プリアンプIC26はこの電流を
増幅して信号出力用ピン42bに出力する。なお、図1
(b)に示す多層フレキシブル基板1aを用いても実質
的に同一機能の光受信装置が得られる。
【0059】以上説明したように、本実施形態の光受信
装置2に用いられるリジッドフレキシブル基板1は、中
央部のフレキシブル部Fとその両端側の第1、第2リジ
ッド部R1,R2により基本構成されている。その全体
にわたって内層回路パターン12a,12bを備えたフ
レキシブル基板10が配置され、またフレキシブル基板
10の一方面の両端側には外層回路パターン20a,2
0bそれぞれ備えた上側、下側リジッド板18a,18
bが貼着されている。
【0060】第1、第2リジッド部R1,R2には所定
数のスルーホール22a,22bが形成されており、第
1リジッド部R1と第2リジッド部R2とは、外層回路
パターン20a、スルーホール22a,22bや内層回
路パターン12a,12bなどを介して電気的に接続さ
れて所定の回路を構成できるようになっている。
【0061】そして、第1リジッド部R1の上側リジッ
ド基板18aの上に受光素子24が実装されて受光素子
実装基板27となり、また第2リジッド部R2の上側リ
ジッド基板18a上にプリアンプIC26が実装されて
プリアンプ実装基板29となる。
【0062】続いて、フレキシブル部Fのフレキシブル
基板10が屈曲されて、受光素子実装基板27とプリア
ンプ実装基板29との素子が形成されたいない面同士が
接着される。これにより、配線基板の一方の面に受光素
子24が実装され、また他方の面にプリアンプIC26
が実装された光受信モジュール1a(光受信装置)が得
られる。
【0063】その後、ステム40の上面から突出した所
定のピンとプリアンプ実装基板29の所定のランドとを
接合した後、光透過窓48を有するキャップをステム4
0の周縁部に溶着して光受信装置2が製造される。
【0064】このように、受光素子24及びプリアンプ
IC26は、それぞれ実装基板の上面及び下面に3次元
的に実装され、この実装基板に設けられた各ランド25
a〜25cがステム40の上面から突出した各ピン42
a〜42cの先端部に接合される。すなわち、従来技術
と違って、ステム40上の各ピン42a〜42cを避け
た位置に受光素子24やプリアンプIC26を配置する
ことを考慮する必要がない。従って、ステム40上の各
ピン42a〜42cの間隔で規定される面積より大きな
面積の受光素子24をステム上に実装できることになる
ため、従来技術より大きな受光面積を有する受光素子を
容易に実装できるようになる。
【0065】このため、光受信装置2の設計の自由度を
高くすることができると共に、光受信装置2が光通信モ
ジュールとして実装される場合、光ファイバの径や各要
素の配置などの制限が緩和されるため、光通信モジュー
ルの設計の自由度をも高くすることができる。
【0066】また、受光素子24及びプリアンプIC2
6は、実装基板に3次元的に実装されるようにしたた
め、ステム40上にプリアンプIC26の配置領域を特
別に確保する必要がないため、ステム40自体の外形寸
法を小さくすることも可能である。
【0067】また、図5において、各ピン42a〜42
cのステム10の上面からの突出寸法d1を変更するこ
とにより、受光素子24と光透過窓48との距離d2を
所望の値に調整することができるため、コスト上昇なし
に光学系を容易に変更することができる。なお、従来技
術では、受光素子24がステム40上に直接実装される
ため、受光素子24と光透過窓48との距離を変更する
ためには、キャップ46を別途設計して作成しなおす必
要があり、コスト上昇を招くことはいうまでもない。
【0068】さらには、本実施形態の光受信装置2で
は、受光素子24やプリアンプIC26は、電源用ピン
42a又は信号出力用ピン42bとはワイヤで結線され
ず、リジッド板18a上の各ランド25a〜25cとワ
イヤで結線されるようにしたので、高低差が小さい状態
でワイヤボンディングを行うことができる。つまり、従
来技術と違って、3次元結線用の特別なワイヤボンディ
ング装置を導入する必要がないため、製造コストの上昇
が抑制される。
【0069】(第2の実施の形態)図6(a)は本発明
の第2実施形態に係る光受信モジュールがステム上に配
置された様子を示す図、図6(b)は第2実施形態に係
るステム上に配置される前の光受信モジュールの様子を
示す斜視図、図6(c)は第2実施形態に係る受光素子
とプリアンプICの電気接続の様子を示す模式図、図7
は本発明の第2実施形態の光受信装置を示す部分断面側
面図である。図6及び図7において、図4及び図5と同
一要素には同一符号を付してその詳しい説明を省略す
る。
【0070】第1実施形態では、図4(b)に示すよう
に、受光素子実装基板27とプリアンプ実装基板29と
がそれらの周縁部が一致するようにして屈曲して接着さ
れた形態を例示している。
【0071】この場合、プリアンプ実装基板29の各ラ
ンド25a〜25cとステム40の各ピン42a〜42
cとを接合する際、プリアンプ実装基板29の周縁部が
各ピン42a〜42cにより上側に押圧された状態で接
合される。このため、特にリジッド基板18a,18b
の剛性が弱い場合やリジッド基板を用いないでフレキシ
ブル基板のみを使用する場合、プリアンプ実装基板29
の周縁部が受光素子実装基板27の周縁部を押し上げ、
その結果これらの周縁接合部が剥がれやすくなる場合が
想定される。
【0072】第2実施形態では、これを鑑み、ステム4
0に設けられた電源用ピン42aが、プリアンプ実装基
板29ではなく、受光素子実装基板27の受光素子24
が実装されていない面に接合されるようにする。
【0073】すなわち、図6(b)に示すように、第2
実施形態の光受信モジュール1bでは、第1実施形態の
図4(b)のプリアンプ実装基板29のうちの電源用ラ
ンド25a側の所定端部が存在せず、受光素子実装基板
27の受光素子24が実装されていない面の端部が露出
していてこの部分に電源用ランド25aが設けられてい
る。
【0074】そして、受光素子24とプリアンプIC2
6とは、第1実施形態の図2(b)及び(c)と同様に
配線により接続されていることに加え、図6(c)に示
すように、受光素子実装基板27に設けられた電源用ラ
ンド25aは、受光素子実装基板27内の第5スルーホ
ール22e、フレキシブル基板10の内部回路パターン
12b、プリアンプ実装基板29内の第6スルーホール
22f及び電源用パッド23dを介してプリアンプIC
26の電源電極26cに電気的に接続されている。
【0075】なお、電源用ピン42aの代わりに、信号
出力ピン42b又はグランド用ピン42cが、受光素子
実装基板27の受光素子24が実装されていない面に設
けられている形態としてもよい。このように、本実施形
態では、外層回路パターン、スルーホール及び内層回路
パターンなどを有する配線基板を使用するため、プリア
ンプIC26の各ランド25a〜25cをプリアンプ実
装基板29又は受光素子実装基板27のいずれかの所定
位置に配置することができる。
【0076】続いて、図6(a)に示すように、光受信
モジュール1bの電源用ランド25a、信号出力用ラン
ド25b及びグランド用ランド25cは、ステム40に
設けられた電源用ピン42a、信号出力用ピン42b及
びグランド用ピン42cにそれぞれ接合材層44を介し
て接合される。
【0077】第2実施形態では、電源用ランド25aが
受光素子実装基板27側に設けられるようにしたので、
ステム40に設けられた電源用ピン42aはプリアンプ
実装基板29の厚み分だけ他のピン42b,42cより
ステム40の上方に突出して設けられている。
【0078】その後、図7に示すように、ステム40の
周縁部に光透過窓48を有するキャップ部材46が溶着
されて第2実施形態の光受信装置2aが得られる。
【0079】以上のように、第2実施形態の光受信装置
2aでは、第1実施形態と同様な効果を奏すると共に、
ステム40に設けられた所定のピン(例えば電源用ピン
42a)が受光素子実装基板27に設けられたランドに
接合されるようにしたので、配線基板の剛性が弱い場合
においても、受光素子実装基板27とプリアンプ実装基
板29との周縁接合部の剥がれが防止される。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
配線基板は、中央所定部が屈曲して片面同士が接着され
たものであって、一方の面に受光素子搭載部を備えると
共に、他方の面に半導体素子搭載部を備え、かつ所定の
配線を備えている。この受光素子搭載部に受光素子が固
着され、また半導体素子搭載部に半導体素子が固着され
ている。そして、受光素子と半導体素子とは配線基板の
スルーホールや回路パターンなどを介して電気的に接続
されて所定の回路を構成している。
【0081】受光素子及び半導体素子が実装された配線
基板は、半導体素子が実装された面に設けられた接続用
ランドが、ステムに設けられたピンに電気的に接合さ
れ、さらにステムの周縁部には光透過窓を有するキャッ
プが設けられる。
【0082】このようにすることにより、ステム上の各
ピンを避けた位置に受光素子や半導体素子を配置するこ
とを考慮する必要がないことから、従来技術より大きな
受光面積を有する受光素子を容易に実装できるようにな
り、各種設計の自由度を高くすることができる。
【0083】また、各ピンのステムの上面からの突出寸
法を変更することにより、受光素子と光透過窓との距離
を所望の値に調整することができるようになるため、コ
スト上昇なしに光学系を容易に変更することができる。
【0084】さらには、半導体素子は、配線基板の所定
のランドとワイヤで結線されるようにしたので、高低差
が小さい状態でワイヤボンディングを行うことができ、
3次元結線用の特別なワイヤボンディング装置を導入す
る必要がないため、製造コストの上昇が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の第1実施形態の光受信装
置に用いられるリジッドフレキシブル基板を示す断面
図、図1(b)は同じく第1実施形態で用いられるフレ
キシブル基板を示す断面図である。
【図2】図2(a)は図1のリジッドフレキシブル基板
に受光素子及びプリアンプICが実装された光受信モジ
ュールを示す平面図、図2(b)及び(c)は受光素子
とプリアンプICの電気接続の様子を示す模式図であ
る。
【図3】図3は図2(a)のリジッドフレキシブル基板
のフレキシブル部を屈曲させて受光素子実装基板とプリ
アンプ実装基板との片面同士を接着させる様子を示す側
面図である。
【図4】図4(a)は本発明の第1実施形態に係る光受
信モジュールがステム上に配置された様子を示す側面
図、図4(b)はステム上に配置される前の光受信モジ
ュールの様子を示す斜視図である。
【図5】図5(a)は本発明の第1実施形態に係る光受
信装置を示す部分断面側面図である。
【図6】図6(a)は本発明の第2実施形態に係る光受
信モジュールがステム上に配置された様子を示す図、図
6(b)は第2実施形態に係るステム上に配置される前
の光受信モジュールの様子を示す斜視図、図6(c)は
第2実施形態に係る受光素子とプリアンプICの電気接
続の様子を示す模式図である。
【図7】図7は本発明の第2実施形態に係る光受信装置
を示す部分断面側面図である。
【図8】図8(a)は従来の光受信装置の一例を示す部
分切欠斜視図、図8(b)は図8(a)のステム上に受
光素子及びプリアンプICが配置された様子を示す平面
図である。
【符号の説明】
1…リジッドフレキシブル基板、1a…多層フレキシブ
ル基板、1a,1b…光受信モジュール、2,2a…光
受信装置、10,10a,10b,10c…フレキシブ
ル基板、12a,12b…内層回路パターン、14a,
14b…カバーレイフィルム、16a,16b…接着
層、18a…上側リジッド基板、18b…下側リジッド
基板、20a,20b…外層回路パターン、21a,2
1b,21x,21y…スルーホールめっき層、22a
〜22f,22x,22y…スルーホール、23a…出
力用パッド、23b…入力用パッド、23c…電圧出力
用パッド、23d…電源(Vcc)用パッド、23e…
信号出力用パッド、23f…グランド用パッド、25a
…電源用ランド、25b…信号出力用ランド、25c…
グランド用ランド、23f…24…受光素子、24a…
出力電極、26…プリアンプIC、26a…入力電極、
26b…電圧出力電極、26c…電源電極、26d…信
号出力電極、26e,26f…グランド電極、27…受
光素子実装基板、29…プリアンプ実装基板、34a〜
34f…ワイヤ、40…ステム、41a,41d…絶縁
体窓、42a…電源用ピン、42b…信号出力用ピン、
42c…グランド用ピン、44…接合材層、46…キャ
ップ、48…光透過窓。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央所定部が屈曲して片面同士が接着さ
    れ、一方の面に受光素子搭載部を備えると共に、他方の
    面に半導体素子搭載部を備え、かつ前記一方の面側と前
    記他方の面側とを接続する所定の配線を備えた配線基板
    と、 前記受光素子搭載部に固着された受光素子と、 前記半導体素子搭載部に固着されると共に、前記受光素
    子の所定部に前記配線を介して接続され、かつ前記受光
    素子を制御する半導体素子とを有することを特徴とする
    光受信装置。
  2. 【請求項2】 前記配線基板は、フレキシブル基板と該
    フレキシブル基板上の両端側所定部にそれぞれ設けられ
    た第1リジッド基板及び第2リジッド基板とにより構成
    された基板の中央部の前記フレキシブル基板が屈曲して
    片面同士が接着されたものであって、前記受光素子及び
    前記半導体素子がそれぞれ前記第1リジッド基板及び第
    2リジッド基板の上に固着されていることを特徴とする
    請求項1に記載の光受信装置。
  3. 【請求項3】 前記配線基板は、多層フレキシブル基板
    からなることを特徴とする特徴とする請求項1に記載の
    光受信装置。
  4. 【請求項4】 前記配線基板は、内部に導電膜を有する
    所定のスルーホールを有し、前記一方の面側と前記他方
    の面側とは、前記スルーホール内の導電膜を含む前記配
    線により接続されていることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか一項に記載の光受信装置。
  5. 【請求項5】 前記受光素子は、フォトダイオード素子
    であって、前記半導体素子は、前記フォトダイオード素
    子の出力を制御するプリアンプ素子であることを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光受信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記光受信装置は、ステムと、前記ステ
    ムに設けられた所定数のピンとをさらに有し、 前記配線基板の他方の面には、前記半導体素子の接続電
    極に接続された所定数のランドが設けられ、 前記受光素子及び半導体素子を備えた配線基板は、前記
    ランドが前記ピンに電気的に接合されて前記ステム上に
    配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れか一項に記載の光受信装置。
  7. 【請求項7】 前記配線基板は、一方の面側の基板の所
    定端部の裏側に他方の面側の基板が部分的に存在しない
    露出部を有し、該露出部には前記所定数のランドのうち
    少なくとも1つのランドが設けられ、 前記露出部に設けられたランドは、前記半導体素子と前
    記配線基板の配線を介して電気的に接続されていること
    を特徴する請求項6に記載の光受信装置。
  8. 【請求項8】 前記ランドは、前記半導体素子の所定の
    接続電極にそれぞれ接続された電源用ランド、信号出力
    用ランド及びグランド用ランドにより構成されることを
    特徴とする請求項6又は7に記載の光受信装置。
  9. 【請求項9】 前記ステムの周縁部に設けられると共
    に、前記受光素子及び前記半導体素子を備えた前記配線
    基板を収容し、かつ前記受光素子が受光するための光透
    過窓を備えたキャップ部材をさらに有することを特徴と
    する請求項6乃至8のいずれか一項に記載の光受信装
    置。
  10. 【請求項10】 前記フレキシブル基板は樹脂フィルム
    からなり、前記リジッド基板は樹脂又はセラミックから
    なることを特徴とする請求項2に記載の光受信装置。
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