JP2003323978A - エレクトロルミネッセンス表示装置の製造方法 - Google Patents

エレクトロルミネッセンス表示装置の製造方法

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JP2003323978A
JP2003323978A JP2002127420A JP2002127420A JP2003323978A JP 2003323978 A JP2003323978 A JP 2003323978A JP 2002127420 A JP2002127420 A JP 2002127420A JP 2002127420 A JP2002127420 A JP 2002127420A JP 2003323978 A JP2003323978 A JP 2003323978A
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organic
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Hideki Matsuoka
英樹 松岡
Kaoru Horiguchi
薫 堀口
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】EL素子の封止構造において、シール樹脂の幅
のばらつきを抑止し、有機EL素子の形成部分に水分が
浸入することを防止する。EL素子が形成されたデバイ
ス基板の破損を防止する。 【解決手段】封止ガラス基板10は石英プレート30上
に載置され、デバイスガラス基板1は、吸着プレート2
0に吸着される。デバイスガラス基板1の主表面に形成
された有機EL表示デバイス2と封止ガラス基板10の
主表面に形成された乾燥剤層12が向き合うように配置
される。吸着プレート20の主表面には、シール樹脂1
3に吸着プレート20の荷重を加えるための凸部21が
設けられている。デバイスガラス基板1と封止ガラス基
板10との間が所定のギャップGとなるまで吸着プレー
ト20により荷重がかけられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレクトロルミネ
ッセンス表示装置の製造方法に関し、特に主面にエレク
トロルミネッセンス素子が形成された第1の基板と、前
記第1の基板を封止するための第2の基板と、を具備す
るエレクトロルミネッセンス表示装置を封止する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エレクトロルミネッセンス(Elec
tro Luminescence:以下、「EL」と称する。)素子
を用いたEL表示装置が、CRTやLCDに代わる表示
装置として注目されている。
【0003】有機EL表示パネルは、デバイスガラス基
板上に有機EL素子と有機EL素子を駆動するためのT
FTを含む画素が複数個マトリクス状に配置され、表示
領域を形成している。有機EL素子は水分に弱いという
特性を有するため、乾燥剤が塗布された金属キャップや
封止ガラス基板で上記ガラス基板に蓋をして水分の浸入
を防止する封止構造が提案されている。
【0004】封止ガラス基板を用いる封止構造の場合
は、有機EL素子が形成されたデバイスガラス基板と封
止ガラス基板とを、フラットなプレートで荷重を加え、
シール樹脂を用いて貼り合わせていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デバイ
スガラス基板の大型化に伴い、大面積のデバイスガラス
基板に均一な荷重を加えことは困難となり、緩衝材など
を用いて荷重を均一化する必要もなることから、貼り合
わせ工程において種々の問題が生じていた。例えば、シ
ール樹脂の幅にばらつきが生じ、その幅が狭い箇所や、
デバイスガラス基板と封止ガラス基板との間のギャップ
が大きい箇所が生じ、そのような箇所から水分が浸入す
るおそれがあった。
【0006】また、貼り合わせ工程においては、デバイ
スガラス基板に荷重が加えて封止ガラス基板と所定のギ
ャップとなるように調整しているが、この荷重のために
デバイスガラス基板がたわみ、破壊してしまうおそれが
あった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
に鑑みてなされたものであり、主面にエレクトロルミネ
ッセンス素子が形成された第1の基板と、前記第1の基
板を封止するための第2の基板と、を具備するエレクト
ロルミネッセンス表示装置の製造方法において、前記第
1の基板を吸着プレートに吸着させ、前記吸着プレート
で荷重をかけることにより前記第1の基板を前記第2の
基板にシール樹脂を介して貼り合わせる工程を有し、前
記吸着プレートの主面に、前記シール樹脂に吸着プレー
トの荷重を加えるための凸部が設けられていることを特
徴とする。
【0008】かかる構成によれば、第1の基板と第2の
基板とを貼り合わせる際に、シール樹脂の幅のばらつき
を抑止することができる。
【0009】また、上記構成に加えて、第2の基板には
その底部に乾燥剤が形成されたポケット部を有すること
を特徴とする。かかる構成によれば、ポケット部の底部
に乾燥剤を形成しているので、乾燥剤と有機EL素子と
の間隔を広く確保することができる。これにより、乾燥
剤が有機EL素子に接触して、有機EL素子に損傷を与
えることが防止される。
【0010】また、上記構成に加えて、前記吸着プレー
トの主面にポケット部に対向して凹部が設けられている
ことを特徴とする。ポケット部を設けたことで、ポケッ
ト部に対向する第1の基板部分が吸着プレートの荷重に
よって、たわみが生じ破損するおそれがある。この構成
によれば、吸着プレートに凹部を設けたことで、当該第
1の基板部分に吸着プレートの荷重がかからなくなるの
で、破損やたわみが生じるおそれがなくなる。
【0011】また、荷重が加わる基板面積も小さくなる
ことから、トータルの荷重圧を小さくできるため、基板
の大型化の上で利点がある。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照しながら詳細に説明する。まず、有機EL素
子が形成されたデバイスガラス基板と、このデバイスガ
ラス基板を封止するための封止基板について説明する。
【0013】図1に、デバイスガラス基板1の平面図を
示す。デバイスガラス基板1(マザーガラス基板)の主
表面には、複数の有機EL表示デバイス2が所定の間隔
を隔て、マトリクス状に配置されている。個々の有機E
Lデバイス2は、有機EL素子や有機EL素子駆動用の
TFT等から成る画素を複数個含み、1つの有機ELパ
ネルとして機能するものである。
【0014】図2に、封止ガラス基板10の平面図を示
す。封止ガラス基板10の主表面には、有機EL表示デ
バイス2の形成領域に対応するように凹部11(以下、
ポケット部11と呼ぶ)が形成されている。ポケット部
11は有機ELデバイス2より拡張された領域に形成さ
れている。ポケット部11は例えば、封止ガラス基板1
0の主表面をエッチング処理することで形成される。
【0015】そして、ポケット部11の底部には、水分
等の湿気を吸収するための乾燥剤層12が形成されてい
る。乾燥剤層12は、例えば、粉末状の酸化カルシウム
や酸化バリウム等、及び接着剤として樹脂を溶剤に溶か
した状態にして、ポケット部12の底部に塗布し、更に
UV照射や加熱処理を行うことで硬化させる。乾燥剤層
12は、表面積を増大させるために例えば、渦巻き状に
塗布するのが好ましいが、その形状は任意である。ポケ
ット部11の底部に乾燥剤層12を配置するのは、乾燥
剤層12と有機EL素子との間隔を広く確保し、乾燥剤
層が有機EL素子に接触して、有機EL素子に損傷を与
えるのを防止するためである。
【0016】また、ポケット部11の周囲の封止ガラス
基板10上には、エポキシ樹脂等から成るシール樹脂1
3が塗布されている。このシール樹脂13は、封止ガラ
ス基板10上に形成しないで、デバイスガラス基板1上
に形成されていてもよい。
【0017】次ぎに、図3及び図4を参照してデバイス
ガラス基板1と封止ガラス基板10とを貼り合わせる工
程を説明する。図3は、デバイスガラス基板1と封止ガ
ラス基板1を貼り合わせる直前の断面図、図4はデバイ
スガラス基板1と封止ガラス基板1を貼り合わせた状態
の部分断面図であり、1つの有機ELパネルとなる部分
を示している。
【0018】図3に示すように、Nガスのような不活
性ガス雰囲気中において、封止ガラス基板10は石英プ
レート30上に載置され、一方、デバイスガラス基板1
は、石英プレート30の上方に対向配置された金属製の
吸着プレート20に真空吸着される。すなわち、デバイ
スガラス基板1の主表面に形成された有機EL表示デバ
イス2と封止ガラス基板10の主表面に形成された乾燥
剤層12が向き合うように配置される。
【0019】そして、吸着プレート20の主表面には、
シール樹脂13に吸着プレート20の荷重を加えるため
の凸部21が設けられている。また、吸着プレート20
の主表面にポケット部11に対向して凹部22が設けら
れている。この凹部22は、ポケット部11より幅広に
形成されている。
【0020】そこで、不図示の移動機構により吸着プレ
ート20を下降させる。そして、図4に示すように、デ
バイスガラス基板1と封止ガラス基板10との間が所定
のギャップGとなるまで、吸着プレート20により荷重
がかけられる。
【0021】ここで、吸着プレート20の主表面にポケ
ット部11に対向して凹部22が設けられているので、
吸着プレート20の荷重がシール樹脂13に均一にかけ
られる。これにより、シール樹脂13の幅Wのばらつき
が抑えられるので、シール樹脂13の幅Wが狭い部分か
ら水分が浸入するおそれがなくなる。
【0022】また、吸着プレート20の主表面にポケッ
ト部11に対向して凹部22が設けられているので、こ
の凹部22に対応したデバイスガラス基板1の部分には
吸着プレート20がかからない。これにより、デバイス
ガラス基板1のこの部分が下方にたわみ、破壊すること
が防止される。もし、この凹部22が設けられていない
と、デバイスガラス基板1にたわみを生じる。ポケット
部11が形成されているために、さらにたわみが大きく
なり、デバイスガラス基板1が割れたり、ひびが入る原
因となる。
【0023】また、凹部22の幅L1はポケット部11
の幅L2に比して大きいことが好ましい。これは、ポケ
ット部11上のデバイスガラス基板1に吸着プレート2
0の荷重がかからないようにするためである。
【0024】その後、石英プレート30の裏面に配置さ
れたからUV照射装置40によって、石英プレート30
及び封止ガラス基板10を通して、シール樹脂13にU
V照射が行われ、シール樹脂13が硬化することで、デ
バイスガラス基板1と封止ガラス基板10との接着がな
される。
【0025】なお、デバイスガラス基板1、封止ガラス
基板10の厚さは約0.7mm、ポケット部11の深さ
d1は約0.3mm、ギャップGは10μm〜20μ
m、凹部22の深さd2(凸部22の高さ)は0.5m
m〜1mmが好ましい。
【0026】このようにして、デバイスガラス基板1、
封止ガラス基板10とが貼り合わされ、デバイスガラス
基板1に形成された有機EL表示デバイス2は、外部か
らの水分の浸入から保護される。
【0027】その後、貼り合わされたデバイスガラス基
板1と封止ガラス基板10とは、個々の有機EL表示デ
バイス2毎に切断され、個々の有機ELパネルが作製さ
れる。
【0028】次に、有機EL表示デバイス2の画素の構
成例について説明する。
【0029】図5に有機EL表示デバイス2の画素を示
す平面図を示し、図6(a)に図5中のA−A線に沿っ
た断面図を示し、図6(b)に図5中のB−B線に沿っ
た断面図を示す。
【0030】図5及び図6に示すように、ゲート信号線
51とドレイン信号線52とに囲まれた領域に表示画素
115が形成されており、マトリクス状に配置されてい
る。
【0031】この表示画素115には、自発光素子であ
る有機EL素子60と、この有機EL素子60に電流を
供給するタイミングを制御するスイッチング用TFT3
0と、有機EL素子60に電流を供給する駆動用TFT
40と、保持容量とが配置されている。なお、有機EL
素子60は、第1の電極である陽極61と発光材料から
なる発光素子層と、第2の電極である陰極65とから成
っている。
【0032】即ち、両信号線51,52の交点付近には
スイッチング用TFTである第1のTFT30が備えら
れており、そのTFT30のソース33sは保持容量電
極線54との間で容量をなす容量電極55を兼ねるとと
もに、EL素子駆動用TFTである第2のTFT40の
ゲート41に接続されており、第2のTFTのソース4
3sは有機EL素子60の陽極61に接続され、他方の
ドレイン43dは有機EL素子60に供給される電流源
である駆動電源線53に接続されている。
【0033】また、ゲート信号線51と並行に保持容量
電極線54が配置されている。この保持容量電極線54
はクロム等から成っており、ゲート絶縁膜12を介して
TFTのソース33sと接続された容量電極55との間
で電荷を蓄積して容量を成している。この保持容量56
は、第2のTFT40のゲート電極41に印加される電
圧を保持するために設けられている。
【0034】図6に示すように、有機EL表示装置は、
ガラスや合成樹脂などから成る基板又は導電性を有する
基板あるいは半導体基板等の基板10上に、TFT及び
有機EL素子を順に積層形成して成る。ただし、基板1
0として導電性を有する基板及び半導体基板を用いる場
合には、これらの基板10上にSiO2やSiNなどの
絶縁膜を形成した上に第1、第2のTFT及び有機EL
素子を形成する。いずれのTFTともに、ゲート電極が
ゲート絶縁膜を介して能動層の上方にあるいわゆるトッ
プゲート構造である。
【0035】まず、スイッチング用TFTである第1の
TFT30について説明する。
【0036】図6(a)に示すように、石英ガラス、無
アルカリガラス等からなる絶縁性基板10上に、非晶質
シリコン膜(以下、「a−Si膜」と称する。)をCV
D法等にて成膜し、そのa−Si膜にレーザ光を照射し
て溶融再結晶化させて多結晶シリコン膜(以下、「p−
Si膜」と称する。)とし、これを能動層33とする。
その上に、SiO2膜、SiN膜の単層あるいは積層体
をゲート絶縁膜32として形成する。更にその上に、C
r、Moなどの高融点金属からなるゲート電極31を兼
ねたゲート信号線51及びAlから成るドレイン信号線
52を備えており、有機EL素子の駆動電源でありAl
から成る駆動電源線53が配置されている。
【0037】そして、ゲート絶縁膜32及び能動層33
上の全面には、SiO2膜、SiN膜及びSiO2膜の順
に積層された層間絶縁膜15が形成されており、ドレイ
ン33dに対応して設けたコンタクトホールにAl等の
金属を充填したドレイン電極36が設けられ、更に全面
に有機樹脂から成り表面を平坦にする平坦化絶縁膜17
が形成されている。
【0038】次に、有機EL素子の駆動用TFTである
第2のTFT40について説明する。図6(b)に示す
ように、石英ガラス、無アルカリガラス等からなる絶縁
性基板10上に、a−Si膜にレーザ光を照射して多結
晶化してなる能動層43、ゲート絶縁膜12、及びC
r、Moなどの高融点金属からなるゲート電極41が順
に形成されており、その能動層43には、チャネル43
cと、このチャネル43cの両側にソース43s及びド
レイン43dが設けられている。そして、ゲート絶縁膜
12及び能動層43上の全面に、SiO2膜、SiN膜
及びSiO2膜の順に積層された層間絶縁膜15を形成
し、ドレイン43dに対応して設けたコンタクトホール
にAl等の金属を充填して駆動電源に接続された駆動電
源線53が配置されている。更に全面に例えば有機樹脂
から成り表面を平坦にする平坦化絶縁膜17を備えてい
る。そして、その平坦化絶縁膜17のソース43sに対
応した位置にコンタクトホールを形成し、このコンタク
トホールを介してソース43sとコンタクトしたITO
から成る透明電極、即ち有機EL素子の陽極61を平坦
化絶縁膜17上に設けている。この陽極61は各表示画
素ごとに島状に分離形成されている。
【0039】有機EL素子60は、ITO(Indium Tin
Oxide)等の透明電極から成る陽極61、MTDATA
(4,4-bis(3-methylphenylphenylamino)biphenyl)から
成る第1ホール輸送層、TPD(4,4,4-tris(3-methylp
henylphenylamino)triphenylanine)からなる第2ホー
ル輸送層から成るホール輸送層62、キナクリドン(Qu
inacridone)誘導体を含むBebq2(10-ベンゾ〔h〕
キノリノール−ベリリウム錯体)から成る発光層63、
及びBebq2から成る電子輸送層64、マグネシウム
・インジウム合金もしくはアルミニウム、もしくはアル
ミニウム合金から成る陰極65が、この順番で積層形成
された構造である。
【0040】なお、平坦化絶縁膜17上にはさらに第2
の平坦化絶縁膜66が形成されている。そして、陽極6
1上については、第2の平坦化絶縁膜66が除去された
構造としている。
【0041】有機EL素子60は、陽極61から注入さ
れたホールと、陰極65から注入された電子とが発光層
の内部で再結合し、発光層を形成する有機分子を励起し
て励起子が生じる。この励起子が放射失活する過程で発
光層から光が放たれ、この光が透明な陽極61から透明
絶縁基板を介して外部へ放出されて発光する。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、有機EL素子が形成さ
れたデバイス基板と、このデバイス基板を封止するため
の封止基板を貼り合わせる際に、シール樹脂の幅のばら
つきを抑止し、有機EL素子の形成部分に水分が浸入す
ることを防止することができる。
【0043】また、ポケット部の底部に乾燥剤を形成し
ているので、乾燥剤と有機EL素子との間隔を広く確保
することができる。これにより、乾燥剤が有機EL素子
に接触して、有機EL素子に損傷を与えることが防止さ
れる。
【0044】さらに、デバイス基板を吸着する吸着プレ
ートの主面にポケット部に対向して凹部が設けられてい
るので、デバイス基板が破損するおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデバイスガラス基板1
の平面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る封止ガラス基板20の
平面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るデバイスガラス基板1
と封止ガラス基板1を貼り合わせる直前の状態を示す断
面図である。
【図4】本発明の実施形態に係るデバイスガラス基板1
と封止ガラス基板1を貼り合わせた状態の部分断面図で
ある。
【図5】有機EL表示デバイス2の画素を示す平面図で
ある。
【図6】有機EL表示デバイス2の画素を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 デバイスガラス基板 2 有機EL表示デバイス 10 封止ガラス基板 11 ポケット部 12 乾燥剤層 13 シール樹脂 20 吸着プレート 21 凸部 22 凹部 30 石英プレート 40 UV照射装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主面にエレクトロルミネッセンス素子が
    形成された第1の基板と、前記第1の基板を封止するた
    めの第2の基板と、を具備するエレクトロルミネッセン
    ス表示装置の製造方法において、 前記第1の基板を吸着プレートに吸着させ、前記吸着プ
    レートで荷重をかけることにより前記第1の基板を前記
    第2の基板にシール樹脂を介して貼り合わせる工程を有
    し、前記吸着プレートの主面に、前記シール樹脂に吸着
    プレートの荷重を加えるための凸部が設けられているこ
    とを特徴とするエレクトロルミネッセンス表示装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の基板にはその底部に乾燥剤が
    形成されたポケット部を有することを特徴とする請求項
    1記載のエレクトロルミネッセンス表示装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記吸着プレートの主面にポケット部に
    対向して凹部が設けられていることを特徴とする請求項
    2記載のエレクトロルミネッセンス表示装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記吸着プレートの主面に設けられた凹
    部は、前記ポケット部より幅広に形成されていることを
    特徴とする請求項3記載のエレクトロルミネッセンス表
    示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 主面にエレクトロルミネッセンス素子が
    形成された第1の基板と、前記エレクトロルミネッセン
    ス素子が形成された領域に対向して、その主面に乾燥剤
    層が設けられた第2の基板と、を具備するエレクトロル
    ミネッセンス表示装置の製造方法において、 前記第2の基板を基板載置プレート上に載置し、前記第
    1の基板を前記基板載置用プレート上に設置された吸着
    プレートに吸着させ、更に、前記第1の基板と前記第2
    の基板とを対向させた状態で、前記吸着プレートで荷重
    をかけることにより前記第1の基板を前記第2の基板に
    シール樹脂層を介して貼り合わせる工程を有し、前記吸
    着プレートの主面に、前記シール樹脂に前記吸着プレー
    トの荷重を加えるための凸部が設けられていることを特
    徴とするエレクトロルミネッセンス表示装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記乾燥剤層は前記第2の基板に設けら
    れたポケット部に形成されることを特徴とする請求項5
    記載のエレクトロルミネッセンス表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記吸着プレートの主面にはポケット部
    に対向して凹部が設けられていることを特徴とする請求
    項6記載のエレクトロルミネッセンス表示装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記吸着プレートの主面に設けられた凹
    部は、前記第2の基板に設けられたポケット部より幅広
    に形成されていることを特徴とする請求項7記載のエレ
    クトロルミネッセンス表示装置の製造方法。
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