JP2001077529A - 基板貼り合わせ装置及び基板貼り合わせ方法 - Google Patents

基板貼り合わせ装置及び基板貼り合わせ方法

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JP2001077529A
JP2001077529A JP25474499A JP25474499A JP2001077529A JP 2001077529 A JP2001077529 A JP 2001077529A JP 25474499 A JP25474499 A JP 25474499A JP 25474499 A JP25474499 A JP 25474499A JP 2001077529 A JP2001077529 A JP 2001077529A
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holding
suction hole
pin
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Akira Okita
彰 沖田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、保持手段と基板との間にパーティ
クルが挟まることを防止すると共に、保持手段と基板と
の貼り付きを防止する。 【解決手段】 減圧するための第1の吸引穴を有し、該
第1の吸引穴を通じて減圧することにより第1の基板を
保持する第1の保持手段と、減圧するための第2の吸引
穴を有し、該第2の吸引穴を通じて減圧することにより
第2の基板を保持する第2の保持手段とを備える基板貼
り合わせ装置において、前記第1又は第2の保持手段の
うち少なくとも1つは、該第1又は第2の保持手段と前
記第1の基板又は前記第2の基板との接する部分に複数
の凸部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板貼り合わせ装
置及び基板貼り合わせ方法に関し、回路基板又は対向基
板を保持する真空引きをするための吸引穴を備える保持
手段を備える基板貼り合わせ装置及び基板貼り合わせ方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶セルなどを備えた回路基板と
それに対向する対向基板とを貼り合わせる貼り合わせ装
置は、まず、対向基板と回路基板とのそれぞれを、装置
に備える保持手段により保持する。そして、対向基板と
回路基板との張り合わせ面に接着材等を塗布した後に、
対向基板と回路基板とを近づけてそれらを貼り合わせ
る。
【0003】対向基板と回路基板とのそれぞれを保持手
段により保持するには、たとえば、特開平08−304
836号公報に掲載されているように、貼り合わせ装置
に備える保持手段に真空の吸引穴を設け、保持手段と対
向基板等とを合わせて、その後、吸引穴を通じて外部の
真空装置により減圧する手法がある。
【0004】また、特開平09−243982号公報に
は、上記と同様に吸引穴を備え、さらに保持手段の基板
保持面に格子状の溝を設けている基板貼り合わせ装置が
掲載されている。このような溝を設けると、基板の一部
が欠けても、その破片がこの格子状の溝に落ちるため、
保持手段と基板との間に破片が挟まれず、ギャップの不
均一が緩和できるとされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、ギャッ
プ精度に対する要求が厳しくなり、基板の欠けた破片の
みならず、より小さなパーティクルが保持手段と基板と
の間に挟まれないようにする必要がある。そのために
は、単に保持手段に吸引穴を備えたり、基板保持面に格
子状の溝を設けるだけでは十分でない場合がある。
【0006】パーティクルが保持手段と基板との間に挟
まると、ギャップの均一性が高いセルを再現性よく作成
することが困難となる。また、ギャップの精度を向上さ
せるために基板と保持手段との双方の面精度も向上させ
る必要がある。
【0007】しかし、面精度を向上させると、基板と保
持手段との間で貼りつき現象が生じてしまい、貼り合わ
せをした後の基板を搬送することが困難となる場合があ
る。この現象は、基板と保持手段と間の接触面積が大き
いほど顕著に生じるようになり、単に格子状に溝を形成
するだけでは、この現象を防止することができない場合
がある。
【0008】そこで、本発明は、保持手段と基板との間
にパーティクルが挟まることを防止すると共に、保持手
段と基板との貼り付きを防止することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、減圧するための第1の吸引穴を有し、該
第1の吸引穴を通じて減圧することにより第1の基板を
保持する第1の保持手段と、減圧するための第2の吸引
穴を有し、該第2の吸引穴を通じて減圧することにより
第2の基板を保持する第2の保持手段とを備える基板貼
り合わせ装置において、前記第1又は第2の保持手段の
うち少なくとも1つは、該第1又は第2の保持手段と前
記第1の基板又は前記第2の基板との接する部分に複数
の凸部を形成する。
【0010】また、本発明は、減圧するための第1の吸
引穴を有する第1の保持手段に、該第1の吸引穴を通じ
て減圧することにより第1の基板を保持する工程と、減
圧するための第2の吸引穴を有する第2の保持手段に、
該第2の吸引穴を通じて減圧することにより第2の基板
を保持する工程と、前記保持した第1の基板と前記保持
した第2の基板との接着面に接着剤を塗布する工程と、
前記第1の基板と前記第2の基板とを前記接着剤を介し
て貼り合わせる工程とを備える基板貼り合わせ方法にお
いて、前記第1又は第2の保持手段のうち少なくとも1
つは、該第1又は第2の保持手段と前記第1の基板又は
前記第2の基板との接する部分に複数の凸部を形成す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は、本発明の
実施形態1の基板張り合わせ装置の断面図である。図1
に示すように、本実施形態の基板張り付け装置は、対向
基板102及び回路基板104を各々保持する石英ピン
チャック101及びセラミックピンチャック103を備
えている。石英ピンチャック101及びセラミックピン
チャック103は、各々吸引穴106及び107を有
し、これらはピン111を備える基板保持面と一体であ
る。
【0012】また、図1において、105はシール材等
の接着材であり、108及び110は、各々対向基板1
02及び回路基板104のシール外側領域を示してい
る。
【0013】図2は、図1の下面からの平面図である。
説明の都合上、シール外側領域110は図示していな
い。図2に示すように、本実施形態ではピン111をた
とえばデルタ状に互いに等間隔になるように形成してお
り、ピン111とピン111との間のピッチをaとして
いる。ピッチaの値は、主として対向基板102の材料
及び厚みや、ピン111と対向基板102との間のパー
ティクルの挟まりやすさ等を考慮して決定する。
【0014】一般に、ピッチaを大きくすると、ピン1
11と対向基板102との間にパーティクルが挟まる確
立は低くなるという利点はある。しかし、ピッチaを大
きくすると、ピン111とピン111との間で、対向基
板102等のタワミ量が大きくなるため、対向基板10
2と回路基板104とを重ね合わせるときに、セルギャ
ップが不均一になりやすいという欠点がある。
【0015】これらを考慮すると、具体的には、たとえ
ば対向基板102として1mm程度の厚さのガラス基板
を用いる場合には、ピッチaを1.0〜1.9mm程度
とすることが望ましい。
【0016】また、ピン111の先端部分の形状は、た
とえば4角形のような角形形状よりも、角のない円形状
であることが望ましい。なぜならば、本実施形態の基板
貼り合わせ装置は、吸引穴106等から減圧して対向基
板102を保持した後に、対向基板102と回路基板1
04とを重ね合わせ、その後にそれらを押圧するため、
ピン111の角部分を欠けにくくするためである。この
ことは特にピン111の材質をセラミック、石英などの
欠けやすいものとした場合には重要である。
【0017】また、ピン111の先端部分の径を小さく
するほど、ピン111と対向基板102等との接触面積
は小さくなるため、ピン111と対向基板102との間
にパーティクルが挟まる確立は低くなるという利点はあ
る。しかし、ピン111の先端部分の径を小さくすると
いうことは困難であり、また、対向基板102と回路基
板104とを押圧したときに、ピン111に大きな圧力
がかかるため、ピン111そのものや対向基板102等
とピン111とが接する部分が破壊しやすくなるという
欠点がある。
【0018】したがって、対向基板102の条件を上記
と同様とすると、ピン111の先端部分の径は、0.2
〜0.5mmの範囲にあることが望ましい。
【0019】ここで、ピン111の先端の径をRとする
と、径Rとピッチaとから、対向基板102とピン11
1との単位面積当たりの接触比率は、以下のように表す
ことができる。
【0020】
【数式1】 また、径Rを0.5mm、ピッチaを1.8mmとし
て、数式1より対向基板102とピン111との単位面
積当たりの接触比率を求めると、
【0021】
【数式2】 となり、ピン111と石英ピンチャック101との間
に、パーティクルが挟まる確率はわずか7%となる。こ
のように、ピン111と石英ピンチャック101との単
位面積当たりの接触比率をたとえば10%以下に抑える
ように径Rとピッチaとを決めることが望ましい。
【0022】ここで、本実施形態の貼り合わせ装置の石
英ピンチャック101等は、半導体のステッパーで用い
られているピンチャック構造と似ているが、ステッパー
は真空圧により半導体ウエハがたわまないだけのピン1
11の密度とサイズをコントロールすればよいのに対
し、貼り合わせ装置は真空圧のほかに均一セルを作成す
るための貼り合わせ時に圧力を必要とする点で異なる。
【0023】貼り合わせ時の圧力の大部分は、シール材
105及びシール外側領域108にかかる。そのため、
たとえば本実施形態の貼り合わせ装置により、液晶表示
装置を製造する場合を考えると、液晶セル作成時の加圧
力に対抗できる構造とする必要がある。
【0024】一般に、液晶セルの作成時には、セルギャ
ップを均一にするため、シール材105の塗布部分と画
像表示領域とにスペーサを用いることが多い。しかし、
画像表示領域に用いるスペーサの設置密度を高くする
と、液晶パネルのコントラストや明るさを低下させ、画
質の劣化を招くことになるため、それを防止するには、
スペーサの設置密度を低くすることが求められる。
【0025】特に、液晶プロジェクションのように、拡
大投影するタイプの液晶セルは、スペーサの設置密度を
低くすることが好ましく、画像表示領域にスペーサを含
まない構造が好ましい。一方、シール材105の塗布部
分は、スペーサの設置密度の高低については問わないた
め、可能な限りその密度を高くすることができる。した
がって、シール材105の塗布領域のスペーサの設置密
度を高めると、そこに画像表示領域より高い荷重がかか
る。
【0026】すなわち、シール材105の塗布領域は、
対向基板102と回路基板104とを貼り合わせる際に
最も荷重がかかるため、この部分の強度は十分に高いこ
とが好ましい。従ってこの部分は前述のピンピッチaに
比べその密度が高いか、あるいは全面が接触面であるこ
とが好ましい。
【0027】また、シール材105として紫外線硬化
型、もしくは紫外線+熱硬化型の材料を使用する場合に
は、紫外線の透過効率を高めるために、シール材105
の塗布領域を鏡面とすることが好ましい。ピン111を
形成するために、ピン111の周囲を研磨等により除去
しても、除去した面を鏡面加工等することは困難である
ため、その部分で透過率が低下するからである。
【0028】なお、後述する図4(実施形態2)に示す
ように、単位面積当たりの接触比率を小さくするために
は、シール材105の塗布領域を鏡面とすることに優先
させて、シール材105の塗布領域をたとえば、島状に
してもよい。
【0029】図3は、図1の上面図であり、セラミック
ピンチャック103上に回路基板104が吸着により保
持されている様子を示している。ピン111は、千鳥状
に配置しており、ピン111とピン111の間のピッチ
c,dの大きさは、回路基板104の材料及び厚みによ
って決定される。具体的には、ピッチc,dは、1.0
〜1.9mm程度とすることが望ましい。なお、cとd
とは等しくてもそうでなくてもよい。また、Rは0.2
〜0.5mm程度とすることが望ましい。
【0030】また、本実施形態では、必ずしも必要なこ
とではないが、シール材外側領域110でも吸着をして
いる。これは、回路基板104の面積が対向基板102
よりも大きいために行うものである。すなわち、回路基
板104の面積が対向基板102よりも大きいと、回路
基板104上に塗布するシール材105の位置は、対向
基板102上のそれよりも内側になるため、シール材外
側領域110を吸着しないと吸着時に回路基板104の
外周に反りが生じる場合が想定されるので、それを防止
するためである。
【0031】本実施形態において、ピンチャックは、石
英ピンチャック101とセラミックピンチャック103
とを例に説明したが、ピンチャックの材質は、必ずしも
これらに限定されるものではなく、対向基板102、回
路基板104に合わせて選択してもよい。たとえば、双
方とも石英等の透明物質で形成してもよく、また双方と
もセラミック等で形成してもよい。また、導電性が求め
られる場合、熱伝導性が必要な場合はSUS304等の
金属を用いてもよい。
【0032】また、石英ピンチャック101、セラミッ
クピンチャック103の基板保持面のピン111の高さ
は、共にその平面性が良好なことが好ましいが、具体的
には、その平面性は使用する液晶材料にもよるが、複数
のピン111の各々の先端面の高さのばらつき(PV
(Peek to Valley)値)が1μm以内であることが好ま
しく、0.3μm以下ならばさらに好ましく、この数値
は少なければ少ない程よい。
【0033】また、対向基板102と回路基板104と
のそれぞれの平面性が高いほど、空セルのギャップ均一
性は向上する。したがって、対向基板102と石英ピン
チャック101との双方の面精度がよいことが要求され
る。
【0034】ここで、基板保持面にピン111を備えて
いない構造の貼り合わせ装置は、一般にピン111を備
えているものに比して、対向基板102と基板保持面と
の接触面積が多い。接触面積が多ければ、対向基板10
2とピン111とを貼り合わせたときに、こられが貼り
つきを起こし、剥がれなくなる場合がある。
【0035】そして、貼り付きを起こせば、吸引穴10
6を通じて対向基板102側へ空気を送ることにより、
逆圧をかけてもそれを解消することは困難である。なぜ
ならば、逆圧がかかる部分は、基板保持面に相当する部
分に限られるが、ピン111を備えていない構造の貼り
合わせ装置は、基板保持面に相当する部分の面積が小さ
いため、対向基板102に圧力がかかりにくいからであ
る。
【0036】それに対して、本実施形態の貼り合わせ装
置は、基板保持面にピン111を備えているため、ピン
111と対向基板102との接触面積が小さいため、そ
もそも貼りつき現象が生じにくい。また、そればかりで
なく、逆圧を印加した場合も対向基板102に圧力がか
かりやすいため、剥がすことが容易である。したがっ
て、対向基板102の搬送の信頼性が向上する。
【0037】(実施形態2)図4は、本実施形態の貼り
合わせ装置の平面図であり、図3に相当するものであ
る。本実施形態では、図4に示すようにピン111は、
格子状に配置している。また、シール材外部領域108
を島状に形成している。シール材外部領域108を島状
に形成することにより、単位面積当たりの接触比率を図
3に示したものより更に小さいものにすることができ
る。
【0038】なお、ピン111とピン111とのピッチ
a、b及びピン111の先端の径Rは、実施形態1と同
様に、対向基板102により定める。また、貼り合わせ
装置の回路基板104側は、図2と同様にしても、図4
と同様にしてもよい。
【0039】(実施形態3)図5は、本実施形態の基板
貼り合わせ装置及び対物レンズ202等の断面図であ
り、図1に相当するものである。図1に示すように、回
路基板104及び対向基板102は、各々アライメント
マーク205、204を備え、本実施形態の基板貼り合
わせ装置は、石英ピンチャック101の基板保持面の一
部に観測領域201を備えている。
【0040】観測領域201は、外部の図示しない光源
から出射され、対物レンズ202により集光された光束
203を、アライメントマーク205、204に照射さ
せるような構造としている。そして、光源の付近に備え
るCCDカメラ等により光束203がアライメントマー
ク205、204にきちんと照射されているか否かを検
出することにより、回路基板104及び対向基板102
の位置合わせを行う。
【0041】観測領域201を設ける理由は、基板保持
面がすりガラス状になるからである。すなわち、基板保
持面は、通常、特開平10−242255号公報に掲載
されているように、ショットブラス加工を施すか、ある
いは旋盤による切削などにより作成する。その際、基板
保持面はそれらの加工により鏡面を維持できなくなり、
したがって、基板保持面を介して回路基板104と対向
基板102とのアライメントを行うと、アライメントマ
ーク像が不鮮明になり、高精度でアライメントを行うこ
とは困難となるためである。
【0042】そのため、観測領域201は、少なくとも
アライメントマーク204、205より大きくし、アラ
イメント光学系の対物レンズ202の開口数をNA、対
向基板102の厚みをd、屈折率をn、アライメントマ
ーク204、205の大きさをaとしたときに観測領域
201は、少なくとも a+2d tan(sin-1(NA/n)) 以上の大きさを必要とする。
【0043】図6は、図5の下面からの平面図であり、
図2に相当するものである。本実施形態では、ピン11
1を格子状に形成しているが、たとえば千鳥状に形成し
てもよい。
【0044】貼り合わせ装置では対向基板102と回路
基板104との間にアライメントを必要とする場合があ
る。たとえば、対向基板102にクロム膜などからなる
BM(Black Matrix)膜を備えたり、マイクロレンズを
備えたり、カラーフィルターを備えたりする場合などで
ある。
【0045】この場合、図6に示すようにアライメント
に必要な光学系の対物レンズ202の光束203の光路
上に観測領域201を設けることにより高い精度でアラ
イメントを行うことができる。
【0046】また、逆に図7に示すようにアライメント
の光学系の光路上にアライメントマーク204、205
を観測するための観測穴207を設けてもよい。このさ
い、この穴は真空の導入口として利用することもでき
る。この穴の対向基板側の直径は前述とほぼ同様に a+2d tan(sin-1(NA)) 以上の大きさを必要とする。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、第1の
基板を保持する第1の保持手段と、第2の基板を保持す
る第2の保持手段とのうち少なくとも1つは、第1又は
2の保持手段と第1の基板又は第2の基板との接する部
分に複数のピンを形成する。したがって、保持手段と基
板との間にパーティクルが挟まることを防止すると共
に、保持手段と基板との貼り付きを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の基板貼り合わせ装置の断
面図である。
【図2】図1の下面図である。
【図3】図1の上面図である。
【図4】実施形態2の基板貼り合わせ装置の上面図であ
る。
【図5】実施形態3の基板貼り合わせ装置の断面図であ
る。
【図6】図5の下面図である。
【図7】実施形態3の基板貼り合わせ装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
101 石英ピンチャック 102 対向基板 103 セラミックピンチャック 104 回路基板 105 シール材 106,107 吸引穴 108 石英ピンチャック101側のシール外側領域 109 ピン加工を施した底面部分 110 セラミックピンチャック103側のシール外側
領域 201 観測領域 202 対物レンズ 203 光束 204 対向基板102に備えたアライメントマーク 205 回路基板104に備えたアライメントマーク 207 観測穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 FA04 FA16 FA30 HA01 MA17 MA20 2H089 NA38 NA48 NA60 QA12 QA14 TA01 5E344 AA01 AA22 BB02 BB06 BB07 CD01 DD14 EE21 EE23 5G435 AA17 BB12 EE33 FF00 KK05 KK10

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減圧するための第1の吸引穴を有し、該
    第1の吸引穴を通じて減圧することにより第1の基板を
    保持する第1の保持手段と、減圧するための第2の吸引
    穴を有し、該第2の吸引穴を通じて減圧することにより
    第2の基板を保持する第2の保持手段とを備える基板貼
    り合わせ装置において、 前記第1又は第2の保持手段のうち少なくとも1つは、
    該第1又は第2の保持手段と前記第1の基板又は前記第
    2の基板との接する部分に複数の凸部を形成することを
    特徴とする基板貼り合わせ装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の凸部は、互いに等間隔に形成
    され、 前記複数の凸部と前記第1の基板又は前記第2の基板と
    の接する面の面積は、前記第1の基板又は前記第2の基
    板の前記第1又は第2の保持手段側の面の面積の10%
    未満であることを特徴とする請求項1の基板貼り合わせ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の凸部は、デルタ状になるよう
    に形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の基
    板貼り合わせ装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の凸部の間隔は、1.9mm以
    下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の基板貼り合わせ装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の凸部の各々の先端面は、直径
    を0.2mm〜0.5mmとした円形状であることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の基板貼り
    合わせ装置。
  6. 【請求項6】 前記第1又は第2の保持手段のうち前記
    保持した第1の又は第2の基板上の接着材料が塗布され
    る部分に対応する部分には、前記凸部を形成しないこと
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の基板
    貼り合わせ装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の凸部の各々の先端面の高さの
    ばらつきは、1μm以内であることを特徴とする請求項
    1〜6のいずれか1項に記載の基板貼り合わせ装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の基板及び前記第2の基板は、
    アライメントマークを有し、 前記第1又は第2の保持手段の少なくとも一方に、前記
    アライメントマークの各々により位置合わせするための
    観測領域を備えることを特徴とする請求項1〜7のいず
    れか1項に記載の基板貼り合わせ装置。
  9. 【請求項9】 前記観測領域は、貫通した穴であること
    を特徴とする請求項8に記載の基板貼り合わせ装置。
  10. 【請求項10】 前記第1又は第2の保持手段の厚みを
    d、前記第1又は第2の保持手段の光屈折率をn、前記
    アライメントマークの各々のサイズをa、前記アライメ
    ントマークの各々を観測するための対物レンズの開口数
    をNAとしたとき、 前記観測領域の大きさを a+2d tan(sin-1(NA/n)) 以上とすることを特徴とする請求項8又は9に記載の基
    板貼り合わせ装置。
  11. 【請求項11】 前記観測領域の対物レンズ側の大きさ
    を a+2d tan(sin-1(NA)) 以上とすることを特徴とする請求項9又は10に記載の
    基板貼り合わせ装置。
  12. 【請求項12】 前記複数の凸部は、ショットブラス加
    工により形成することを特徴とする請求項1〜11のい
    ずれか1項に記載の基板貼り合わせ装置。
  13. 【請求項13】 減圧するための第1の吸引穴を有する
    第1の保持手段に、該第1の吸引穴を通じて減圧するこ
    とにより第1の基板を保持する工程と、減圧するための
    第2の吸引穴を有する第2の保持手段に、該第2の吸引
    穴を通じて減圧することにより第2の基板を保持する工
    程と、前記保持した第1の基板と前記保持した第2の基
    板との接着面に接着剤を塗布する工程と、前記第1の基
    板と前記第2の基板とを前記接着剤を介して貼り合わせ
    る工程とを備える基板貼り合わせ方法において、 前記第1又は第2の保持手段のうち少なくとも1つは、
    該第1又は第2の保持手段と前記第1の基板又は前記第
    2の基板との接する部分に複数の凸部を形成することを
    特徴とする基板貼り合わせ方法。
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