JP2004031314A - 表示装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】デバイス基板と封止基板とを貼り合わせた際のシール樹脂の破裂を防止する。
【解決手段】表示装置の製造方法は、デバイス基板200と封止基板300とをシール樹脂400を介して貼り合わせて成るものにおいて、前記シール樹脂400の粘度が40000cp以上であることを特徴とするものであり、従来よりもシール樹脂の粘性を高めることで、デバイス基板200と封止基板300とを貼り合わせ、加熱処理した際のシール樹脂400の破裂を抑止できる。
【選択図】図1
【解決手段】表示装置の製造方法は、デバイス基板200と封止基板300とをシール樹脂400を介して貼り合わせて成るものにおいて、前記シール樹脂400の粘度が40000cp以上であることを特徴とするものであり、従来よりもシール樹脂の粘性を高めることで、デバイス基板200と封止基板300とを貼り合わせ、加熱処理した際のシール樹脂400の破裂を抑止できる。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自発光素子を備えた表示装置に関するものであり、特にエレクトロルミネッセンス素子及び薄膜トランジスタを備えた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、エレクトロルミネッセンス(Electro Luminescence:以下、「EL」と称する。)素子を用いたEL表示装置が、CRTやLCDに代わる表示装置として注目されており、例えば、そのEL素子を駆動させるスイッチング素子として薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下、「TFT」と称する。)を備えたEL表示装置の研究開発も進められている。
【0003】
上記EL表示装置は、例えば透明なガラス基板(以下、絶縁性基板)上にTFT及び有機EL素子が順に積層形成されている。
【0004】
この絶縁性基板上にゲート電極が形成され、その上にゲート絶縁膜及びp−Si膜から成る能動層が順に形成されている。
【0005】
その能動層には、ゲート電極上方のチャネルと、このチャネルを介してゲート電極の両側にソース・ドレイン領域が設けられている。
【0006】
そして、前記ゲート絶縁膜、能動層上の全面に層間絶縁膜が形成され、前記ドレイン領域に対応して設けたコンタクトホールにAl等の金属を充填してドレイン電極が形成されている。
【0007】
更に、全面に、例えば有機樹脂から成り表面を平坦にする平坦化絶縁膜が形成され、当該平坦化絶縁膜のソース領域に対応した位置にコンタクトホールが形成され、このコンタクトホールを介してソース領域とコンタクトしたITO(Indium Tin Oxide)から成るソース電極を兼ねた、EL素子の陽極が平坦化絶縁膜上に形成されている。
【0008】
そして、このITOから成る陽極上にホール輸送層が形成され、当該ホール輸送層上に発光層EL素子が形成され、当該発光層EL素子を被覆するように電子輸送層が形成され、その上に陰極が積層形成されている。
【0009】
ここで、上記EL素子が組み込まれた基板側を、以下デバイス基板と称して、従来のEL表示装置の封止状態を説明する。
【0010】
先ず、前記デバイス基板とガラス基板から成る封止基板とをディスペンサー装置等を用いて塗布される、例えばエポキシ樹脂等のシール樹脂を介して貼り合わせ、加熱硬化することで、デバイス基板と封止基板とを貼り合わせていた。
【0011】
このデバイス基板と封止基板とを貼り合わせる際の加熱処理時または加圧処理時において、前記EL表示装置内に封入しておいた不活性ガスが膨張する。そのときに、シール樹脂が破裂しないように、余分な不活性ガスを逃がすための逃げ道となる開口部をシール樹脂に設けておく必要があった。そのため、不活性ガスを封入した後で、当該開口部を塞いでいた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したように貼り合わせ後に開口部を塞いだ場合、EL表示装置内に水分等が混入する可能性があり、EL表示装置の特性劣化の原因となる。
【0013】
また、開口部を形成せずに貼り合わせを行った場合には、EL表示装置内外の圧力差により、シール樹脂が破裂する危険性もあった。
【0014】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題に鑑み本発明の表示装置の製造方法は、デバイス基板と封止基板とをシール樹脂を介して貼り合わせて成るものにおいて、前記シール樹脂の粘度が40000cp以上であることを特徴とするものである。
【0015】
また、前記シール樹脂の粘度が40000cp以上、170000cp未満であることを特徴とするものである。
【0016】
更に、前記デバイス基板と前記封止基板との間の空間には、不活性ガスが封止されていることを特徴とするものである。
【0017】
係る構成により、シール樹脂の粘性を高めることで、デバイス基板と封止基板とを貼り合わせ、加熱処理した際のシール樹脂の破裂を抑止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の表示装置の製造方法を有機EL表示装置に応用した場合について、以下に説明する。
【0019】
図2に本発明が適用される有機EL表示装置の表示画素付近を示す平面図を示し、図3(a)に図2中のA−A線に沿った断面図を示し、図3(b)に図2中のB−B線に沿った断面図を示す。
【0020】
図2及び図3に示すように、ゲート信号線51とドレイン信号線52とに囲まれた領域に表示画素110が形成されており、マトリクス状に配置されている。
【0021】
この表示画素110には、自発光素子である有機EL素子60と、この有機EL素子60に電流を供給するタイミングを制御するスイッチング用TFT30と、有機EL素子60に電流を供給する駆動用TFT40と、保持容量とが配置されている。なお、有機EL素子60は、第1の電極である陽極61と発光材料からなる発光素子層と、第2の電極である陰極65とから成っている。
【0022】
即ち、両信号線51,52の交点付近にはスイッチング用TFTである第1のTFT30が備えられており、そのTFT30のソース33sは保持容量電極線54との間で容量をなす容量電極55を兼ねるとともに、EL素子駆動用TFTである第2のTFT40のゲート41に接続されている。駆動用おり、第2のTFT40のソース43sは有機EL素子60の陽極61に接続され、他方のドレイン43dは有機EL素子60に供給される電流源である駆動電源線53に接続されている。
【0023】
また、ゲート信号線51と並行に保持容量電極線54が配置されている。この保持容量電極線54はクロム等から成っており、ゲート絶縁膜12を介してTFTのソース33sと接続された容量電極55との間で電荷を蓄積して容量を成している。この保持容量56は、第2の駆動用TFT40のゲート電極41に印加される電圧を保持するために設けられている。
【0024】
図3に示すように、有機EL表示装置は、ガラスや合成樹脂などから成る基板または導電性を有する基板あるいは半導体基板等の基板10上に、TFT及び有機EL素子を順に積層形成して成る。ただし、基板10として導電性を有する基板及び半導体基板を用いる場合には、これらの基板10上にSiO2やSiNなどの絶縁膜を形成した上にスイッチング用TFT30、駆動用TFT40第1、第2のTFT及び有機EL素子60を形成する。いずれのTFTともに、ゲート電極がゲート絶縁膜を介して能動層の上方にあるいわゆるトップゲート構造である。
【0025】
先ず、スイッチング用TFT30である第1のTFT30について説明する。
【0026】
図3(a)に示すように、石英ガラス、無アルカリガラス等からなる絶縁性基板10上に、非晶質シリコン膜(以下、「a−Si膜」と称する。)をCVD法等にて成膜し、そのa−Si膜にレーザ光を照射して溶融再結晶化させて多結晶シリコン膜(以下、「p−Si膜」と称する。)とし、これを能動層33とする。その上に、SiO2膜、SiN膜の単層あるいは積層体をゲート絶縁膜12として形成する。更にその上に、Cr、Moなどの高融点金属からなるゲート電極31を兼ねたゲート信号線51及びAlから成るドレイン信号線52を備えており、有機EL素子の駆動電源でありAlから成る駆動電源線53が配置されている。
【0027】
そして、ゲート絶縁膜12及び能動層33上の全面には、SiO2膜、SiN膜及びSiO2膜の順に積層された層間絶縁膜15が形成されており、ドレイン33dに対応して設けたコンタクトホールにAl等の金属を充填したドレイン電極36が設けられ、更に全面に有機樹脂から成り表面を平坦にする平坦化絶縁膜17が形成されている。
【0028】
次に、有機EL素子の駆動用TFTである第2のTFT40について説明する。図3(b)に示すように、石英ガラス、無アルカリガラス等からなる絶縁性基板1上に、a−Si膜にレーザ光を照射してこれを多結晶化してなる能動層43、ゲート絶縁膜12、及びCr、Moなどの高融点金属からなるゲート電極41が順に形成されており、その能動層43には、チャネル43cと、このチャネル43cの両側にソース43s及びドレイン43dが設けられている。そして、ゲート絶縁膜12及び能動層43上の全面に、SiO2膜、SiN膜及びSiO2膜の順に積層された層間絶縁膜15を形成し、ドレイン43dに対応して設けたコンタクトホールにAl等の金属を充填して駆動電源に接続された駆動電源線53が配置されている。更に全面に例えば有機樹脂から成り表面を平坦にする平坦化絶縁膜17を備えている。そして、その平坦化絶縁膜17のソース43sに対応した位置にコンタクトホールを形成し、このコンタクトホールを介してソース43sとコンタクトしたITOから成る透明電極、即ち有機EL素子の陽極61を平坦化絶縁膜17上に設けている。この陽極61は各表示画素ごとに島状に分離形成されている。
【0029】
有機EL素子60は、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明電極から成る陽極61、MTDATA(4,4−bis(3−methylphenylphenylamino)biphenyl)から成る第1ホール輸送層、TPD(4,4,4−tris(3−methylphenylphenylamino)
triphenylanine)からなる第2ホール輸送層から成るホール輸送層62、キナクリドン(Quinacridone)誘導体を含むBebq2(ビス(10−ヒドロキシベンゾ[h]キノリナト)ベリリウム)から成る発光層63、及びBebq2から成る電子輸送層64、マグネシウム・インジウム合金もしくはアルミニウム、もしくはアルミニウム合金から成る陰極65が、この順番で積層形成された構造である。
【0030】
有機EL素子60は、陽極61から注入されたホールと、陰極65から注入された電子とが発光層の内部で再結合し、発光層63を形成する有機分子を励起して励起子が生じる。この励起子が放射失活する過程で発光層63から光が放たれ、この光が透明な陽極61から透明絶縁性基板10を介して外部へ放出されて発光する。
【0031】
ここで、上記EL素子60が組み込まれた基板側を、以下デバイス基板200と称して説明を続ける。
【0032】
図1は、本発明のEL表示装置の封止状態を説明するための図である。図1の(a)は封止基板300にシール樹脂400が塗布された状態を示す斜視図であり、(b)はデバイス基板200と封止基板300とがシール樹脂400を介して貼り合わされた状態を示す断面図である。
【0033】
先ず、前記したEL素子60が組み込まれたデバイス基板200とガラス基板から成る封止基板300とを準備する。そして、封止基板300の周辺部に沿って、例えばエポキシ樹脂等のシール樹脂400をディスペンサー装置等を用いて塗布する。そして、シール樹脂400が塗布された封止基板300上にデバイス基板200を貼り合わせる。この時、デバイス基板200、シール樹脂400及び封止基板300によって囲まれた空間にはN2ガスのような不活性ガスが封入される。そして、シール樹脂400を、加熱硬化することで、デバイス基板200と封止基板300とを密着させ、当該EL素子60を樹脂封止することで、EL表示装置が完成する。つまり、EL素子60は、シール樹脂400によって囲まれ、封止された状態となる。
【0034】
ここで、前記デバイス基板200と前記封止基板300とをシール樹脂400を介して貼り合わせて成るEL表示装置において、シール樹脂400の塗布時の粘度が40000cp(センチポアーズ)以上に設定される。シール樹脂400の粘度は、粘性摩擦トルクを測定することで求めることができる。被測定物であるシール樹脂400は、測定装置の容器内に収納される。そして、シール樹脂400の中に浸した回転軸を回転させることで生じるトルクを測定する。そして、あらかじめ求められたトルクと粘度の関係から、シール樹脂400の粘度を知ることができる。
【0035】
従来の課題として不活性ガスの逃げ道となる開口部をシール樹脂400に形成しない状態で、デバイス基板と封止基板とを貼り合わせた場合に、シール樹脂が破裂する危険性が高かったが、本発明では樹脂封止する時のプロセスにおいて、シール樹脂400の粘度を規定することで、シール樹脂400が破裂することなく、樹脂封止を可能にしている。
【0036】
尚、シール樹脂400の粘度は、貼り合わせ時における表示装置内外の圧力差に耐え得るものであれば良く、本実施形態では当該シール樹脂の、塗布時の粘度の範囲として、より具体的には40000cp以上、170000cp未満となるように設定している。ここで、粘度の上限を170000cp未満としたのは、あまり粘性が高すぎると貼り合わせ時の押し付け(シール樹脂の押し潰し)がし難くなるためであり、通常用いられる押し付け装置よりも押し付け力の強い装置を用いればより高い粘性を有するシール樹脂400を取り扱うことも可能である。
【0037】
また、シール樹脂400の塗布時の粘度は、好ましくは、80000cp以上、150000cp未満であり、更に好ましくは100000cp以上、130000cp未満であることが好ましい。上述の通り、一方で、粘性があまり高すぎると貼り合わせ時の押し付けがし難くなり、シールによる両基板間の間隔(ギャップ)を均一に確保することが難しいという点がある。また、他方で、粘性が低すぎると塗布したシール樹脂が直線状に形成できず、シールの形状の維持が難しいという点がある。このように、シール樹脂400の粘度の高い低いは互いにトレードオフの関係にある。そこで、上述のようなシール樹脂の粘度にすることにより、粘度の高い場合と低い場合との長所をバランス良く採用することが可能となるのである。
【0038】
このように本発明では、デバイス基板200と封止基板300とを貼り合わせた時、シール樹脂400に不活性ガスの逃げ道となる開口部を形成しなくとも、EL表示装置内外の圧力差により、シール樹脂400が破裂することを抑止できる。そのため、開口部を設けておくことなく、不活性ガスを封入することができるので、不活性ガスの純度を低下させてしまうことがない。また、開口部を通して、EL表示装置内に水分等が混入するおそれがなく、EL表示装置の特性劣化の発生を抑止できる。
【0039】
更に、上記実施形態では、EL表示装置に本発明を適用した例を紹介したが、本発明はこれに限定されるものではなく、液晶表示装置等の各種表示装置に適用可能なものである。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、シール樹脂の粘性を規定することで、デバイス基板と封止基板とを貼り合わせ、加熱処理または加圧処理した際のシール樹脂の破裂を抑止できる。
【0041】
また、開口部を形成する必要がなくなるため、不活性ガスの純度を低下させることがないので、EL素子の特性劣化の発生を抑止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のデバイス基板と封止基板との貼り合わせ構造について説明するための図である。
【図2】本発明が適用されるEL表示装置の平面図である。
【図3】本発明が適用されるEL表示装置の断面図である。
【符号の説明】
200 デバイス基板
300 封止基板
400 シール樹脂
【発明の属する技術分野】
本発明は、自発光素子を備えた表示装置に関するものであり、特にエレクトロルミネッセンス素子及び薄膜トランジスタを備えた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、エレクトロルミネッセンス(Electro Luminescence:以下、「EL」と称する。)素子を用いたEL表示装置が、CRTやLCDに代わる表示装置として注目されており、例えば、そのEL素子を駆動させるスイッチング素子として薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下、「TFT」と称する。)を備えたEL表示装置の研究開発も進められている。
【0003】
上記EL表示装置は、例えば透明なガラス基板(以下、絶縁性基板)上にTFT及び有機EL素子が順に積層形成されている。
【0004】
この絶縁性基板上にゲート電極が形成され、その上にゲート絶縁膜及びp−Si膜から成る能動層が順に形成されている。
【0005】
その能動層には、ゲート電極上方のチャネルと、このチャネルを介してゲート電極の両側にソース・ドレイン領域が設けられている。
【0006】
そして、前記ゲート絶縁膜、能動層上の全面に層間絶縁膜が形成され、前記ドレイン領域に対応して設けたコンタクトホールにAl等の金属を充填してドレイン電極が形成されている。
【0007】
更に、全面に、例えば有機樹脂から成り表面を平坦にする平坦化絶縁膜が形成され、当該平坦化絶縁膜のソース領域に対応した位置にコンタクトホールが形成され、このコンタクトホールを介してソース領域とコンタクトしたITO(Indium Tin Oxide)から成るソース電極を兼ねた、EL素子の陽極が平坦化絶縁膜上に形成されている。
【0008】
そして、このITOから成る陽極上にホール輸送層が形成され、当該ホール輸送層上に発光層EL素子が形成され、当該発光層EL素子を被覆するように電子輸送層が形成され、その上に陰極が積層形成されている。
【0009】
ここで、上記EL素子が組み込まれた基板側を、以下デバイス基板と称して、従来のEL表示装置の封止状態を説明する。
【0010】
先ず、前記デバイス基板とガラス基板から成る封止基板とをディスペンサー装置等を用いて塗布される、例えばエポキシ樹脂等のシール樹脂を介して貼り合わせ、加熱硬化することで、デバイス基板と封止基板とを貼り合わせていた。
【0011】
このデバイス基板と封止基板とを貼り合わせる際の加熱処理時または加圧処理時において、前記EL表示装置内に封入しておいた不活性ガスが膨張する。そのときに、シール樹脂が破裂しないように、余分な不活性ガスを逃がすための逃げ道となる開口部をシール樹脂に設けておく必要があった。そのため、不活性ガスを封入した後で、当該開口部を塞いでいた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したように貼り合わせ後に開口部を塞いだ場合、EL表示装置内に水分等が混入する可能性があり、EL表示装置の特性劣化の原因となる。
【0013】
また、開口部を形成せずに貼り合わせを行った場合には、EL表示装置内外の圧力差により、シール樹脂が破裂する危険性もあった。
【0014】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題に鑑み本発明の表示装置の製造方法は、デバイス基板と封止基板とをシール樹脂を介して貼り合わせて成るものにおいて、前記シール樹脂の粘度が40000cp以上であることを特徴とするものである。
【0015】
また、前記シール樹脂の粘度が40000cp以上、170000cp未満であることを特徴とするものである。
【0016】
更に、前記デバイス基板と前記封止基板との間の空間には、不活性ガスが封止されていることを特徴とするものである。
【0017】
係る構成により、シール樹脂の粘性を高めることで、デバイス基板と封止基板とを貼り合わせ、加熱処理した際のシール樹脂の破裂を抑止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の表示装置の製造方法を有機EL表示装置に応用した場合について、以下に説明する。
【0019】
図2に本発明が適用される有機EL表示装置の表示画素付近を示す平面図を示し、図3(a)に図2中のA−A線に沿った断面図を示し、図3(b)に図2中のB−B線に沿った断面図を示す。
【0020】
図2及び図3に示すように、ゲート信号線51とドレイン信号線52とに囲まれた領域に表示画素110が形成されており、マトリクス状に配置されている。
【0021】
この表示画素110には、自発光素子である有機EL素子60と、この有機EL素子60に電流を供給するタイミングを制御するスイッチング用TFT30と、有機EL素子60に電流を供給する駆動用TFT40と、保持容量とが配置されている。なお、有機EL素子60は、第1の電極である陽極61と発光材料からなる発光素子層と、第2の電極である陰極65とから成っている。
【0022】
即ち、両信号線51,52の交点付近にはスイッチング用TFTである第1のTFT30が備えられており、そのTFT30のソース33sは保持容量電極線54との間で容量をなす容量電極55を兼ねるとともに、EL素子駆動用TFTである第2のTFT40のゲート41に接続されている。駆動用おり、第2のTFT40のソース43sは有機EL素子60の陽極61に接続され、他方のドレイン43dは有機EL素子60に供給される電流源である駆動電源線53に接続されている。
【0023】
また、ゲート信号線51と並行に保持容量電極線54が配置されている。この保持容量電極線54はクロム等から成っており、ゲート絶縁膜12を介してTFTのソース33sと接続された容量電極55との間で電荷を蓄積して容量を成している。この保持容量56は、第2の駆動用TFT40のゲート電極41に印加される電圧を保持するために設けられている。
【0024】
図3に示すように、有機EL表示装置は、ガラスや合成樹脂などから成る基板または導電性を有する基板あるいは半導体基板等の基板10上に、TFT及び有機EL素子を順に積層形成して成る。ただし、基板10として導電性を有する基板及び半導体基板を用いる場合には、これらの基板10上にSiO2やSiNなどの絶縁膜を形成した上にスイッチング用TFT30、駆動用TFT40第1、第2のTFT及び有機EL素子60を形成する。いずれのTFTともに、ゲート電極がゲート絶縁膜を介して能動層の上方にあるいわゆるトップゲート構造である。
【0025】
先ず、スイッチング用TFT30である第1のTFT30について説明する。
【0026】
図3(a)に示すように、石英ガラス、無アルカリガラス等からなる絶縁性基板10上に、非晶質シリコン膜(以下、「a−Si膜」と称する。)をCVD法等にて成膜し、そのa−Si膜にレーザ光を照射して溶融再結晶化させて多結晶シリコン膜(以下、「p−Si膜」と称する。)とし、これを能動層33とする。その上に、SiO2膜、SiN膜の単層あるいは積層体をゲート絶縁膜12として形成する。更にその上に、Cr、Moなどの高融点金属からなるゲート電極31を兼ねたゲート信号線51及びAlから成るドレイン信号線52を備えており、有機EL素子の駆動電源でありAlから成る駆動電源線53が配置されている。
【0027】
そして、ゲート絶縁膜12及び能動層33上の全面には、SiO2膜、SiN膜及びSiO2膜の順に積層された層間絶縁膜15が形成されており、ドレイン33dに対応して設けたコンタクトホールにAl等の金属を充填したドレイン電極36が設けられ、更に全面に有機樹脂から成り表面を平坦にする平坦化絶縁膜17が形成されている。
【0028】
次に、有機EL素子の駆動用TFTである第2のTFT40について説明する。図3(b)に示すように、石英ガラス、無アルカリガラス等からなる絶縁性基板1上に、a−Si膜にレーザ光を照射してこれを多結晶化してなる能動層43、ゲート絶縁膜12、及びCr、Moなどの高融点金属からなるゲート電極41が順に形成されており、その能動層43には、チャネル43cと、このチャネル43cの両側にソース43s及びドレイン43dが設けられている。そして、ゲート絶縁膜12及び能動層43上の全面に、SiO2膜、SiN膜及びSiO2膜の順に積層された層間絶縁膜15を形成し、ドレイン43dに対応して設けたコンタクトホールにAl等の金属を充填して駆動電源に接続された駆動電源線53が配置されている。更に全面に例えば有機樹脂から成り表面を平坦にする平坦化絶縁膜17を備えている。そして、その平坦化絶縁膜17のソース43sに対応した位置にコンタクトホールを形成し、このコンタクトホールを介してソース43sとコンタクトしたITOから成る透明電極、即ち有機EL素子の陽極61を平坦化絶縁膜17上に設けている。この陽極61は各表示画素ごとに島状に分離形成されている。
【0029】
有機EL素子60は、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明電極から成る陽極61、MTDATA(4,4−bis(3−methylphenylphenylamino)biphenyl)から成る第1ホール輸送層、TPD(4,4,4−tris(3−methylphenylphenylamino)
triphenylanine)からなる第2ホール輸送層から成るホール輸送層62、キナクリドン(Quinacridone)誘導体を含むBebq2(ビス(10−ヒドロキシベンゾ[h]キノリナト)ベリリウム)から成る発光層63、及びBebq2から成る電子輸送層64、マグネシウム・インジウム合金もしくはアルミニウム、もしくはアルミニウム合金から成る陰極65が、この順番で積層形成された構造である。
【0030】
有機EL素子60は、陽極61から注入されたホールと、陰極65から注入された電子とが発光層の内部で再結合し、発光層63を形成する有機分子を励起して励起子が生じる。この励起子が放射失活する過程で発光層63から光が放たれ、この光が透明な陽極61から透明絶縁性基板10を介して外部へ放出されて発光する。
【0031】
ここで、上記EL素子60が組み込まれた基板側を、以下デバイス基板200と称して説明を続ける。
【0032】
図1は、本発明のEL表示装置の封止状態を説明するための図である。図1の(a)は封止基板300にシール樹脂400が塗布された状態を示す斜視図であり、(b)はデバイス基板200と封止基板300とがシール樹脂400を介して貼り合わされた状態を示す断面図である。
【0033】
先ず、前記したEL素子60が組み込まれたデバイス基板200とガラス基板から成る封止基板300とを準備する。そして、封止基板300の周辺部に沿って、例えばエポキシ樹脂等のシール樹脂400をディスペンサー装置等を用いて塗布する。そして、シール樹脂400が塗布された封止基板300上にデバイス基板200を貼り合わせる。この時、デバイス基板200、シール樹脂400及び封止基板300によって囲まれた空間にはN2ガスのような不活性ガスが封入される。そして、シール樹脂400を、加熱硬化することで、デバイス基板200と封止基板300とを密着させ、当該EL素子60を樹脂封止することで、EL表示装置が完成する。つまり、EL素子60は、シール樹脂400によって囲まれ、封止された状態となる。
【0034】
ここで、前記デバイス基板200と前記封止基板300とをシール樹脂400を介して貼り合わせて成るEL表示装置において、シール樹脂400の塗布時の粘度が40000cp(センチポアーズ)以上に設定される。シール樹脂400の粘度は、粘性摩擦トルクを測定することで求めることができる。被測定物であるシール樹脂400は、測定装置の容器内に収納される。そして、シール樹脂400の中に浸した回転軸を回転させることで生じるトルクを測定する。そして、あらかじめ求められたトルクと粘度の関係から、シール樹脂400の粘度を知ることができる。
【0035】
従来の課題として不活性ガスの逃げ道となる開口部をシール樹脂400に形成しない状態で、デバイス基板と封止基板とを貼り合わせた場合に、シール樹脂が破裂する危険性が高かったが、本発明では樹脂封止する時のプロセスにおいて、シール樹脂400の粘度を規定することで、シール樹脂400が破裂することなく、樹脂封止を可能にしている。
【0036】
尚、シール樹脂400の粘度は、貼り合わせ時における表示装置内外の圧力差に耐え得るものであれば良く、本実施形態では当該シール樹脂の、塗布時の粘度の範囲として、より具体的には40000cp以上、170000cp未満となるように設定している。ここで、粘度の上限を170000cp未満としたのは、あまり粘性が高すぎると貼り合わせ時の押し付け(シール樹脂の押し潰し)がし難くなるためであり、通常用いられる押し付け装置よりも押し付け力の強い装置を用いればより高い粘性を有するシール樹脂400を取り扱うことも可能である。
【0037】
また、シール樹脂400の塗布時の粘度は、好ましくは、80000cp以上、150000cp未満であり、更に好ましくは100000cp以上、130000cp未満であることが好ましい。上述の通り、一方で、粘性があまり高すぎると貼り合わせ時の押し付けがし難くなり、シールによる両基板間の間隔(ギャップ)を均一に確保することが難しいという点がある。また、他方で、粘性が低すぎると塗布したシール樹脂が直線状に形成できず、シールの形状の維持が難しいという点がある。このように、シール樹脂400の粘度の高い低いは互いにトレードオフの関係にある。そこで、上述のようなシール樹脂の粘度にすることにより、粘度の高い場合と低い場合との長所をバランス良く採用することが可能となるのである。
【0038】
このように本発明では、デバイス基板200と封止基板300とを貼り合わせた時、シール樹脂400に不活性ガスの逃げ道となる開口部を形成しなくとも、EL表示装置内外の圧力差により、シール樹脂400が破裂することを抑止できる。そのため、開口部を設けておくことなく、不活性ガスを封入することができるので、不活性ガスの純度を低下させてしまうことがない。また、開口部を通して、EL表示装置内に水分等が混入するおそれがなく、EL表示装置の特性劣化の発生を抑止できる。
【0039】
更に、上記実施形態では、EL表示装置に本発明を適用した例を紹介したが、本発明はこれに限定されるものではなく、液晶表示装置等の各種表示装置に適用可能なものである。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、シール樹脂の粘性を規定することで、デバイス基板と封止基板とを貼り合わせ、加熱処理または加圧処理した際のシール樹脂の破裂を抑止できる。
【0041】
また、開口部を形成する必要がなくなるため、不活性ガスの純度を低下させることがないので、EL素子の特性劣化の発生を抑止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のデバイス基板と封止基板との貼り合わせ構造について説明するための図である。
【図2】本発明が適用されるEL表示装置の平面図である。
【図3】本発明が適用されるEL表示装置の断面図である。
【符号の説明】
200 デバイス基板
300 封止基板
400 シール樹脂
Claims (3)
- エレクトロルミネッサンス素子が組み込まれたデバイス基板と、封止基板とを準備し、
前記封止基板上にその粘度が40000cp以上のシール樹脂を塗布する工程と、
前記デバイス基板と前記封止基板とを前記シール樹脂を介して貼り合わせる工程と、
その後前記シール樹脂を加熱硬化させる工程と、を有することを特徴とする表示装置の製造方法。 - 前記シール樹脂の塗布時の粘度が170000cp未満であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置の製造方法。
- 前記デバイス基板と前記封止基板との間の空間には、不活性ガスが封止されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置の製造方法。
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