JP2003322377A - レンジフード - Google Patents

レンジフード

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JP2003322377A
JP2003322377A JP2002124160A JP2002124160A JP2003322377A JP 2003322377 A JP2003322377 A JP 2003322377A JP 2002124160 A JP2002124160 A JP 2002124160A JP 2002124160 A JP2002124160 A JP 2002124160A JP 2003322377 A JP2003322377 A JP 2003322377A
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JP
Japan
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arc surface
panel
plate
range hood
front panel
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Pending
Application number
JP2002124160A
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English (en)
Inventor
Tomoyoshi Tsuda
与悦 津田
Takahiro Yoshida
孝宏 吉田
Daichi Maruoka
大地 丸岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストを抑えつつ、清掃作業性および
使い勝手が良く、且つ、蒸気や煙の捕捉性も向上できる
レンジフードを提供する。 【解決手段】 前面板2と、整流板3と、前面板2の
下方後端部からキッチンキャビネットKの後方上端部ま
でを接続するパネル部2bと、前面板2の上方前端部に
おいて前面板2および整流板3に向けて配置した照明具
4とを備え、前面板2は上方前端部から下方後端部にか
けて後方に膨らんだ円弧面部2aを形成するとともに吸
気口21を設けてあり、整流板3は前面板2の吸気口2
1より大きく、且つ、前面板2と略同一の曲率で後方に
膨らんだ円弧面部2aを形成し、吸気口21を覆って前
面板2と所定の間隔を設けて前面板2の前方に取り付け
てある。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、キッチンキャビネ
ットに設置して調理時に発生する蒸気や煙を排出するレ
ンジフードに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から知られているレンジフードとし
て例えば、蒸気や煙の発生源の上部または背部にフード
および吸気口を設けて蒸気や煙を吸引排出するようにし
たものが一般的であり、また、例えば特開昭59−44
539では蒸気や煙の発生源の背部に主吸気口を、上部
に副吸気口をといった風に吸気口を複数設けた構造が開
示されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のレンジフードでは、単に上部または背部にフードおよ
び吸気口を設けて蒸気や煙を吸引する構造の場合は吸引
する気流の分布が分散してしまうために蒸気や煙の捕捉
効率が悪いという問題があり、また、吸気口を複数設け
た構造では、複数の吸気口を設けるためにコストが高く
なるとともに、清掃も手数がかかるという問題があり、
これらの問題を解決することが従来の課題となってい
た。 【0004】 【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題に着目し
てなされたもので、製造コストを抑えつつ、清掃作業性
および使い勝手が良く、且つ、蒸気や煙の捕捉性も向上
できるレンジフードを提供することを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
るレンジフードは、前面板と、整流板と、前面板の上方
前端部に取り付けた照明具とを備え、前面板は、上方前
端部から下方後端部にかけて後方に膨らんだ円弧面部を
形成してあり、円弧面部の下方に連続配置してキッチン
キャビネットに接続するパネル部を有するとともに、円
弧面部に設けた吸気口を有しており、整流板は、吸気口
より大きく、且つ、前面板の円弧面部と略同一の曲率で
後方に膨らんだ円弧面を形成し、吸気口を覆って前面板
と所定の間隔を設けて前面板の円弧面部の前方に取り付
けてあり、照明具は、前面板の円弧面部および整流板に
向けて配置してある構成としている。 【0006】本発明に係わるレンジフードにおいて、レ
ンジフードの後方には強制吸気(排気)のためのレンジ
フードファンを設けてあり、また、レンジフードの側面
は全て密封してあるものとする。 【0007】 【発明の作用】本発明に係わるレンジフードにおいて、
前面板は、上方前端部から下方後端部にかけて後方に膨
らんだ円弧面部を形成し、円弧面部の下方に連続配置し
てキッチンキャビネットに接続するパネル部を有してお
り、且つ、整流板は前面板の円弧面部と略同一の曲率で
後方に膨らんだ円弧面を形成し、所定の隙間を設けて前
面板の円弧面部の前方に取り付けてあるので、キッチン
キャビネットを使用する人の手から前面板および整流板
までの距離がレンジフードの上方前端部から下方後端の
キッチンキャビネットとの接続部までのどの位置でもほ
ぼ一定になり、したがってレンジフードの隅々まで楽に
手が届くので掃除が非常に容易に行なえるという効果が
得られる。前面板の下方後端部に設けたパネル部は下端
をキッチンキャビネットの後方上端部に接続し、上端は
前面板の円弧面部に連続するように設けてあり、前面板
の円弧面部は上方前端部から下方後端部にかけて後方に
膨らんだ円弧面部を形成しているので、キッチンキャビ
ネットで発生した蒸気や油煙は前面板のパネル部および
円弧面部に沿って上昇することとなり、さらに、前面板
は円弧面部の所定位置に吸気口を設けてあり、整流板は
吸気口より大きく、且つ、吸気口を覆って前面板と所定
の間隔を設けて前面板の円弧面部の前方に取り付けてあ
るので、レンジフードファンによって吸気口から吸引さ
れるキッチンキャビネットからの発生蒸気や油煙の気流
は前面に吸気口を覆っている整流板があるために前面板
と整流板との間に所定の間隔で設けた隙間から高速の気
流となって吸引されることとなり、整流板が無い場合に
比較して蒸気や油煙の捕捉性が向上するという大きな効
果が得られる。また、照明具は前面板の上方前端部にお
いて前面板の円弧面部および整流板に向けて配置してあ
り、前面板の円弧面部および整流板を円弧面としてある
構成と相俟って、照明光は前面板および整流板の円弧面
によって反射されてより効率的な間接照明ができ、手元
が明るくなるのでキッチンキャビネットの使い勝手が良
いものとなる。また、本発明のレンジフードの吸気面は
前面板の円弧面部に吸気口を設け、その前面に整流板を
設けただけの簡単な構造なので製造コストも安価にでき
るという効果が得られる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。 【0009】図1〜図4は本発明に係わるレンジフード
の第一実施形態を示しており、図1はその側面図、図2
は正面図、図3は底面図を表している。図4は本実施形
態のレンジフード1をキッチンキャビネットKの後方上
端部および建物躯体壁Wに取り付けた状態を示してい
る。 【0010】第一実施形態のレンジフード1は、図1〜
図3に示す如く前方に前面板2と、整流板3と、前面板
2の上方前端部に取り付けた照明具4とを備え、前面板
2は、上方前端部から下方後端部にかけて後方に膨らん
だ円弧面部2aを形成するとともに、円弧面部2aの下
方に連続配置してキッチンキャビネットKに接続するパ
ネル部2bを有し、図4に示すように建物躯体壁Wに当
接して設置したキッチンキャビネットKの後方上端部に
パネル部2bの下端部を接続し、レンジフード1の後方
には建物躯体壁Wを貫通して、キッチンキャビネットK
の上方に発生した蒸気や油煙を前面板2に設けた吸気口
から吸気して屋内から屋外に排気するように設けたプロ
ペラファンタイプのレンジフードファンFを備えている
ものである。 【0011】前面板2はレンジフード1の上方前端部か
ら下方後端部にかけて後方に膨らんだ円弧面部2aを形
成するとともに円弧面部2aに吸気口21を設けてあ
り、吸気口21の前方には吸気口21より大きく、且
つ、前面板2の円弧面部2aと略同一の曲率で後方に膨
らんだ円弧面を形成し、吸気口21を覆って前面板2と
所定の間隔を設けて前面板2に取り付けた整流板3を設
けてある。 【0012】本発明のレンジフードは上記のように前面
板2の円弧面部2aおよび整流板3が図4に示す如く後
方に膨らんだ円弧面を形成しており、また、パネル部2
bは円弧面部2aの下方に連続配置してキッチンキャビ
ネットKに接続しているのでキッチンキャビネットKの
前に立つ人の手が前面板2の円弧面部2aおよびパネル
部2bと整流板3とのどの位置にも均等に届きやすく、
清掃がし易い構造となっている。 【0013】また、このようにキッチンキャビネットK
の後方上端部から前面板2の上方前端部までが連続した
形状となっており、且つ、整流板3が前面板2の円弧面
部2aに設けた吸気口21より大きく、吸気口21を所
定間隔をおいて覆うように設けてあるので、レンジフー
ドファンFによって吸引される空気は前面板2の円弧面
部2aに設けた吸気口21から吸い込まれるときに、そ
の周辺の円弧面部2a部分とその前方に所定間隔を置い
て設けた整流板3との間隙から高速の気流となって吸引
されることとなり、即ち、整流板3の周辺部には高速の
吸引気流が発生していることとなるので、キッチンキャ
ビネットKの上部に発生した蒸気や油煙はパネル部2b
および円弧面部2aに沿って上昇し、整流板3の周辺に
発生している高速の吸引気流に引かれて吸気口21内に
捕捉されることとなるので、発生蒸気や油煙の捕捉効率
も向上するものであり、従って従来と同等の蒸気や油煙
の捕捉効率で十分なケースでは従来より出力の小さいレ
ンジフードファンFを用いても十分な排気性能が得られ
るという効果も得られる。 【0014】さらに、照明具4は前面板2の上方前端部
において前面板2の円弧面部2aおよび整流板3に向け
て配置してあり、前面板2の円弧面部2aおよび整流板
3を円弧面としてあるので、照明具4からの照明光は前
面板2の円弧面部2aおよび整流板3の円弧面によって
キッチンキャビネットK側に反射されてキッチンキャビ
ネットK上により効率的な間接照明ができることとな
り、より快適な手元環境が得られるものである。 【0015】また、このように設けた前面板2および整
流板3等の構造は極めて単純な形状なので製造時の加工
・組立作業も極めて容易に行なえるものとなっている。 【0016】本発明は、上述した実施の形態に限らず、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であ
る。例えば、前面板2の円弧面部2aとパネル部2bと
は一体に成形したものでも良く、別体に設けたものであ
っても良い。前面板2の円弧面部2aおよび整流板3の
円弧面は真円曲面であっても良く、楕円曲面その他類似
の曲面であっても良い。強制吸気に用いるレンジフード
ファンFは例示したプロペラタイプに限られるものでは
なく、シロッコファンその他の方式のファンを利用する
ことができる。キッチンキャビネットKは台所用に限定
されるものではなく、例えば洗面洗髪化粧台など、その
他の蒸気発生源に適用することも可能である。吸気口2
1には浮遊物を除去するためのフィルターを設けてあっ
てもよい。 【0017】 【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の請求
項1に係わるレンジフードでは上記した構成としたか
ら、レンジフードの隅々まで楽に手が届くので掃除が非
常に容易に行なえ、また、キッチンキャビネットで発生
した蒸気や油煙の捕捉性が向上するという効果ととも
に、高い間接照明効果も得られ、さらにまた、構造が簡
単なので製造コストも安価にできるという大きな効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】第一実施形態のレンジフードの側面図である。 【図2】図1に示したレンジフードの正面図である。 【図3】図1に示したレンジフードの底面図である。 【図4】第一実施形態のレンジフードの取り付け状態を
示す説明図である。 【符号の説明】 1 レンジフード 2 前面板 2a 円弧面部 2b パネル部 21 吸気口 3 整流板 4 照明具 K キッチンキャビネット F レンジフードファン W 建物躯体壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B060 GA02 3L058 BH09 BH10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 前面板と、整流板と、前面板の上方前端
    部に取り付けた照明具とを備え、前面板は、上方前端部
    から下方後端部にかけて後方に膨らんだ円弧面部を形成
    してあり、円弧面部の下方に連続配置してキッチンキャ
    ビネットに接続するパネル部を有するとともに、円弧面
    部に設けた吸気口を有しており、整流板は、吸気口より
    大きく、且つ、前面板の円弧面部と略同一の曲率で後方
    に膨らんだ円弧面を形成し、吸気口を覆って前面板と所
    定の間隔を設けて前面板の円弧面部の前方に取り付けて
    あり、照明具は、前面板の円弧面部および整流板に向け
    て配置してあることを特徴とするレンジフード。
JP2002124160A 2002-04-25 2002-04-25 レンジフード Pending JP2003322377A (ja)

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