JP2003322344A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2003322344A
JP2003322344A JP2003024550A JP2003024550A JP2003322344A JP 2003322344 A JP2003322344 A JP 2003322344A JP 2003024550 A JP2003024550 A JP 2003024550A JP 2003024550 A JP2003024550 A JP 2003024550A JP 2003322344 A JP2003322344 A JP 2003322344A
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temperature
signal
unit
correction
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JP2003024550A
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English (en)
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Takahiro Kanai
孝博 金井
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触式温度センサの精度を高めると共に、
バラツキ等を容易に補正できる加熱調理器を提供する。 【解決手段】 補正キー16と、非接触式温度センサに
より検知された調理物の温度及び周囲温度との差を算出
し、その差に基づく電圧を増幅する演算増幅回路13
と、演算増幅回路13の出力に基づいて電圧Vを出力す
る温度検出部8と、この電圧Vと温度変換部9により変
換された周囲温度tとに基づいて出力を算出し、この出
力と予め設定された基準電圧とに差があるとき、その差
分の電圧を補正値として不揮発性メモリ15内の標準デ
ータを補正し、データ補正後に電圧Vと周囲温度tとが
入力されたときは、これら入力値に基づいて出力を算出
し、かつ、その出力から補正標準データを基に調理物の
温度を判別する制御部14とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触式温度セン
サを備えた加熱調理器、特にその非接触式温度センサの
精度に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の非接触式温度センサは、赤外線が
入射する窓を設けたケースと、このケース内に配置され
た赤外線検知用サーミスタ及び温度補償用サーミスタ
と、これらサーミスタがそれぞれ密着固定された樹脂フ
ィルムと、樹脂フィルムを固定する枠体とを備え、赤外
線検知用サーミスタが前記の赤外線入射窓側に配置さ
れ、温度補償用サーミスタが赤外線の入射を遮蔽するよ
うに配置されている(例えば、特許文献1参照)。ま
た、従来の非接触式温度センサとして、断面形状が長方
形の筒状の保持体と、保持体の他端の開口部を覆うよう
に配置された樹脂フィルムと、樹脂フィルム上に配置さ
れた赤外線検知用サーミスタ及び温度補償用サーミスタ
と、樹脂フィルムを覆って保持体の他端の開口部を閉塞
する蓋部材とで構成されたものがある(例えば、特許文
献2参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平7−260579号公報(第4
頁、図2)
【特許文献2】特開平11−223555号公報(第4
頁−第5頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の非接触
式温度センサは、熱源との距離が比較的に近い機器、例
えばコピー機の黒体ローラ等の測定に使用されているた
め、赤外線の入射口が大きくても熱源からの赤外線のみ
を検知することができた。また、熱源の温度が約100
℃と比較的高く、赤外線検知用サーミスタの抵抗値変化
が大きい場合では、増幅回路を用いなくても熱源の温度
を算出することができた。
【0005】しかしながら、熱源との距離が遠くなった
場合では、熱源からの赤外線のみを検知するには赤外線
の入射口を狭くする必要があるが、抵抗値変化の小さな
赤外線検知用サーミスタを要し、出力を数百倍から数千
倍に増幅する増幅回路が必要となる。この結果、ブリッ
ジ回路を構成する赤外線検知用サーミスタ、温度補償用
サーミスタ及び各抵抗の抵抗値が微小ながらもバラツキ
が生じ、また、オペアンプのオフセット電圧も発生する
ので、熱源の真の温度を算出することができなくなり、
また、非接触式温度センサが機器内部に組み込まれてい
るため、簡単に調整をすることができなかった。
【0006】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、非接触式温度センサの精度を高めると共
に、バラツキ等を容易に補正できる加熱調理器を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係る加熱
調理器は、調理物の温度を検知する非接触式温度センサ
と、非接触式温度センサにより検知された温度に基づい
て信号を生成し、その信号を増幅する信号処理部と、調
理物の各温度にそれぞれ対応して設定された複数の基準
信号が標準データとして保存された記憶部と、標準デー
タのうち予め設定された基準信号と信号処理部からの信
号とに差があるとき、その差分を補正値として記憶部内
の各基準信号をそれぞれ補正して補正標準データとする
データ補正部と、データ補正後に信号処理部からの信号
が入力されたとき、その検知信号から補正標準データを
基に調理物の温度を判別する調理温度判別部とを備えた
ものである。
【0008】(2)本発明に係る加熱調理器は、調理物
の温度を検知する非接触式温度センサと、非接触式温度
センサにより検知された温度に基づいて信号を生成し、
その信号を増幅する信号処理部と、調理物の各温度にそ
れぞれ対応して設定された複数の基準信号が標準データ
として保存された記憶部と、標準データのうち予め設定
された基準信号と信号処理部からの信号とに差があると
き、その差分を補正値とする補正値設定部と、補正値設
定後に信号処理部からの信号が入力されたとき、その検
知信号を補正値に基づいて補正し、かつ、その補正信号
から標準データを基に調理物の温度を判別する調理温度
判別部とを備えたものである。
【0009】(3)本発明に係る加熱調理器は、調理物
の温度を検知する非接触式温度センサと、非接触式温度
センサにより検知された温度に基づいて信号を生成し、
その信号を増幅する信号処理部と、調理物の各温度にそ
れぞれ対応して設定された複数の基準信号が標準データ
として保存された記憶部と、標準データのうち予め設定
された基準信号と信号処理部からの信号とに差があると
き、信号処理部の信号がその基準信号とほぼ同じになる
よう信号処理部の増幅度を補正する増幅補正部と、信号
処理部の増幅度補正後に信号処理部からの信号が入力さ
れたとき、その検知信号から標準データを基に調理物の
温度を判別する調理温度判別部とを備えたものである。
【0010】(4)本発明に係る加熱調理器は、調理物
の温度及び周囲温度をそれぞれ検知する非接触式温度セ
ンサと、調理物の温度に基づいて第1電圧を生成すると
共に、周囲温度に基づいて第2電圧を生成する信号生成
部と、信号生成部により生成された第1電圧と第2電圧
の差を算出し、その差分の電圧を増幅する増幅回路と、
第2電圧に基づいて周囲温度に変換する温度変換部と、
調理物の各温度にそれぞれ対応して設定された複数の基
準電圧が標準データとして保存された記憶部と、増幅回
路の出力電圧と温度変換部からの周囲温度とに基づいて
電圧を算出する電圧演算部と、標準データのうち予め設
定された基準電圧と電圧演算部により算出された電圧と
に差があるとき、その差分の電圧を補正値として記憶部
内の各基準電圧をそれぞれ補正して補正標準データとす
るデータ補正部と、データ補正後に電圧演算部により算
出された電圧を検知したとき、その検知電圧から補正標
準データを基に調理物の温度を判別する調理温度判別部
とを備えたものである。
【0011】(5)本発明に係る加熱調理器は、調理物
の温度及び周囲温度をそれぞれ検知する非接触式温度セ
ンサと、調理物の温度に基づいて第1電圧を生成すると
共に、周囲温度に基づいて第2電圧を生成する信号生成
部と、信号生成部により生成された第1電圧と第2電圧
の差を算出し、その差分の電圧を増幅する増幅回路と、
第2電圧に基づいて周囲温度に変換する温度変換部と、
調理物の各温度にそれぞれ対応して設定された複数の基
準電圧が標準データとして保存された記憶部と、増幅回
路の出力電圧と温度変換部からの周囲温度とに基づいて
電圧を算出する電圧演算部と、標準データのうち予め設
定された基準電圧と電圧演算部により算出された電圧と
に差があるとき、その差分の電圧を補正値とする補正値
設定部と、補正値設定後に電圧演算部により算出された
電圧を検知したとき、その検知電圧を補正値に基づいて
補正し、かつ、その補正電圧から標準データを基に調理
物の温度を判別する調理温度判別部とを備えたものであ
る。
【0012】(6)本発明に係る加熱調理器は、調理物
の温度及び周囲温度をそれぞれ検知する非接触式温度セ
ンサと、調理物の温度に基づいて第1電圧を生成すると
共に、周囲温度に基づいて第2電圧を生成する信号生成
部と、信号生成部により生成された第1電圧と第2電圧
の差を算出し、その差分の電圧を増幅する増幅回路と、
第2電圧に基づいて周囲温度に変換する温度変換部と、
調理物の各温度にそれぞれ対応して設定された複数の基
準電圧が標準データとして保存された記憶部と、増幅回
路の出力電圧と温度変換部からの周囲温度とに基づいて
電圧を算出する電圧演算部と、標準データのうち予め設
定された基準電圧と電圧演算部により算出された電圧と
に差があるとき、電圧演算部の算出による電圧がその基
準電圧とほぼ同じになるよう増幅回路の増幅度を補正す
る増幅補正部と、増幅回路の増幅度補正後に電圧演算部
により算出された電圧を検知したとき、その検知電圧か
ら標準データ基に調理物の温度を判別する調理温度判別
部とを備えたものである。 (7)本発明に係る加熱調理器は、前記(1)又は
(4)の何れかにおいて、スイッチと、スイッチが操作
されたときに補正指令を送出する補正指令送出部とを備
え、データ補正部は、その補正指令が入力されたときに
記憶部内の標準データの補正を実行可能にする。
【0013】(8)本発明に係る加熱調理器は、前記
(2)又は(5)の何れかにおいて、スイッチと、スイ
ッチが操作されたときに補正指令を送出する補正指令送
出部とを備え、補正値設定部は、その補正指令が入力さ
れたときに補正値の設定を実行可能にする。
【0014】(9)本発明に係る加熱調理器は、前記
(1)〜(3)、(7)及び(8)の何れかにおいて、
標準データのうち予め設定された基準信号と信号処理部
からの信号との差を測定するとき、調理物を高精度が要
求される温度にする。
【0015】(10)本発明に係る加熱調理器は、前記
(4)〜(8)の何れかにおいて、標準データのうち予
め設定された基準電圧と電圧演算部により算出された電
圧との差を測定するとき、調理物を高精度が要求される
温度にする。
【0016】(11)本発明に係る加熱調理器は、前記
(9)又は(10)の何れかにおいて、調理物の温度を
10℃以下にする。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1を示す加熱調理器の非接触式温度センサの説
明図、図2は非接触式温度センサの制御ブロック図であ
る。
【0018】本実施の形態における非接触式温度センサ
の本体11は、図1に示すように内部に検知用サーミス
タ3と補償用サーミスタ4とを有し、赤外線の入射口1
2aから入射された赤外線を検知用サーミスタ3に導く
赤外線取込部12が形成されている。熱源である調理物
5からの赤外線6が角度θで入射されたときに、その赤
外線6が検知用サーミスタ3に到達するように赤外線取
込部12の深さ寸法と入射口12aの径が設定されてい
る。
【0019】図2に示す演算増幅回路13は、抵抗7a
及び検知用サーミスタ3の分圧による電圧V1(第1電
圧)と、抵抗7b及び補償用サーミスタ4の分圧による
電圧V2(第2電圧)との差を数百倍或いは数千倍に増
幅する。なお、検知用サーミスタ3及び補償用サーミス
タ4は同じ特性を有するサーミスタであり、各抵抗7
a、7bは同じ抵抗値からなっている。演算増幅回路1
3の出力側に挿入された温度検出部8は、演算増幅回路
13の出力から調理物5の温度に基づく電圧Vを出力す
るようになっている。
【0020】不揮発性メモリ15には、調理物5を加熱
したときの各温度にそれぞれ対応して設定された基準電
圧が標準データVo として保存されている。この標準デ
ータVo は、例えば、所定の周囲温度内(10℃〜30
℃)において、ブリッジ回路を構成する検知用サーミス
タ3、補償用サーミスタ4及び抵抗7a、7bの各抵抗
値にバラツキがなく、演算増幅回路13にオフセット電
圧が生じてない状態のときに得られたデータである。こ
の標準データVo は、図3のbに示すように調理物5の
温度が上昇するにつれ、後述する出力Vx が高くなる。
制御部14に接続された補正キー16は、例えば加熱調
理器本体の背面或いは底面(図示せず)の何れかに設け
られている。
【0021】前述した制御部14は、温度検出部8から
の電圧Vと温度変換部9により変換された周囲温度tを
入力し、これら入力値を所定の演算式(Vx =t・k+
V)に代入して出力Vx を算出する電圧演算部と、補正
キー16がオンされたときに補正指令を送出する補正指
令送出部と、この補正指令が入力されたとき、電圧演算
部により算出された出力Vx と標準データVo のうち予
め設定された基準電圧VB との差(VB −Vx )を演算
し、かつ、その差分の電圧ΔVを補正値として不揮発性
メモリ15内の標準データVo の各基準電圧をそれぞれ
補正し、これを補正標準データVr として不揮発性メモ
リ15に保存するデータ補正部と、標準データ補正後
に、電圧演算部により算出された出力Vx を検知したと
きは、その出力Vx から不揮発性メモリ15内の補正標
準データVr を基に調理物5の温度を判別する調理温度
判別部とを有している。
【0022】補正キー16の操作による標準データVo
の補正は、本加熱調理器を工場から出荷する前に行われ
るもので、ブリッジ回路を構成する検知用サーミスタ
3、補償用サーミスタ4及び抵抗7a、7bの各抵抗値
のバラツキと演算増幅回路13のオフセット電圧とによ
る出力Vx と基準電圧VB との誤差電圧ΔVによって、
誤った調理物5の温度を判別しないようにするためであ
る。つまり、前述した各部品の特性によって生じる誤差
電圧ΔVを補正値として標準データVo をVr に書き換
えるようにしている。図3には標準データVo に誤差電
圧ΔVを加算して得られた補正標準データVr (c参
照)を示しているが、誤差電圧が−ΔVとなった場合に
は標準データVo より下方にシフトする補正標準データ
Vr となる。標準データ補正時の出力Vx は、調理物5
を高精度が要求される温度、例えば20℃の温度にした
ときの値であり、基準電圧VB は、前述したようにセン
サ側の抵抗値にバラツキがなく、演算増幅回路13のオ
フセット電圧が生じていないときの調理物温度20℃の
ときの電圧値である。
【0023】次に、標準データVo を書き換えるまでの
動作を図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、制御部13は、補正キー16がオンされたかどう
かを判別する(S1)。補正キー16がオフ状態のとき
は待機し、補正キー16のオンを検知したときは、温度
検出部8からの電圧Vを入力し(S2)、温度変換部9
により変換された周囲温度tを入力し(S3)、これら
入力値を所定の演算式(Vx =t・k+V)に代入して
出力Vx を算出する(S4)。そして、予め設定された
基準電圧VB からその出力Vx を減算し、誤差分の電圧
ΔVを算出する(S5)。その後、不揮発性メモリ15
から標準データVo を読み出して誤差電圧ΔVで補正し
(S6)、補正標準データVr として不揮発性メモリ1
5内の標準データVo と書き換える(S7)。その補正
標準データVr は、誤差電圧が+ΔVのときは標準デー
タVo に対して+ΔV分上方にシフトしたデータとな
り、また逆に誤差電圧が−ΔVのときは標準データVo
に対して−ΔV分下方にシフトしたデータとなる。
【0024】なお、図示していないが、補正標準データ
Vr への書き換えが終了した後、即ち、使用者が本加熱
調理器で調理物を加熱調理した場合、制御部13は、温
度検出部8からの電圧Vと温度変換部9により変換され
た周囲温度tとを入力して、これら電圧V及び周囲温度
tを前記演算式に代入して出力Vx を算出し、そして、
その出力Vx から不揮発性メモリ15内の標準データV
r を基に調理物5の温度を判別する。
【0025】以上のように実施の形態1によれば、ブリ
ッジ回路を構成する検知用サーミスタ3、補償用サーミ
スタ4及び抵抗7a、7bの各抵抗値のバラツキと、演
算増幅回路13のオフセット電圧とによる出力Vx と基
準電圧VB との誤差電圧ΔVを算出し、この誤差電圧Δ
Vに基づいて標準データVo を補正するようにしたの
で、ブリッジ回路に抵抗値の小さな部品や、数百倍或い
は数千倍の増幅度を有する演算増幅回路13を用いても
調理物5の温度を正確に検出することが可能になり、ま
た、補正キー16をオンするだけで前記の如く標準デー
タVo を補正するので、非接触式温度センサが加熱調理
器内に組み込まれていても容易に調整できる。
【0026】実施の形態2.図5は本発明の実施の形態
2に係る加熱調理器に設けられた非接触式温度センサの
制御ブロック図である。なお、図1及び図2で説明した
実施の形態1と同一又は相当部分には同じ符号を付し説
明を省略する。
【0027】実施の形態2においては、制御部14a
は、温度検出部8からの電圧Vと温度変換部9により変
換された周囲温度tを入力し、これら入力値を所定の演
算式(Vx =t・k+V)に代入して出力Vx を算出す
る電圧演算部と、補正キー16がオンされたときに補正
指令を送出する補正指令送出部と、この補正指令が入力
されたとき、電圧演算部により算出された出力Vx と予
め設定された基準電圧VB との差(VB −Vx )を演算
し、かつ、その差分の電圧ΔVを補正値Vdとして不揮
発性メモリ15に保存する補正値設定部と、この補正値
の設定後に、電圧演算部により算出された出力Vx を検
知したときは、その出力Vx を前記補正値に基づいて補
正し、かつ、その補正出力から不揮発性メモリ15内の
標準データVo を基に調理物5の温度を判別する調理温
度判別部とを有している。なお、不揮発性メモリ15に
は、実施の形態1と同様に標準データVo が保存されて
いる。
【0028】次に、補正値Vdを設定するまでの動作を
図6に示すフローチャートに基づいて説明する。まず、
制御部14aは、補正キー16がオンされたかどうかを
判別する(S11)。補正キー16がオフ状態のときは
待機し、補正キー16のオンを検知したときは、温度検
出部8からの電圧Vを入力し(S12)、温度変換部9
により変換された周囲温度tを入力し(S13)、これ
ら入力値を所定の演算式(Vx =t・k+V)に代入し
て出力Vx を算出する(S14)。そして、予め設定さ
れた基準電圧VB からその出力Vx を減算し、誤差分の
電圧ΔVを算出する(S15)。そして、この電圧ΔV
を補正値Vdとして不揮発性メモリ15に保存する(S
16)。誤差電圧が−ΔVのときは補正値Vd が「負」
となるので、出力Vx はVx −Vd となり、また逆に誤
差電圧が+ΔVのときは補正値Vd が「正」となるの
で、出力Vx はVx +Vd となる。
【0029】なお、図示していないが、補正値Vdを不
揮発性メモリ15に保存した後に、使用者が本加熱調理
器で調理物を加熱調理した場合、制御部14aは、温度
検出部8からの電圧Vと温度変換部9により変換された
周囲温度tとを入力して、これら電圧V及び周囲温度t
を前記演算式に代入して出力Vx を算出する。そして、
不揮発性メモリ15から補正値Vdを読み込み、かつ、
その補正値Vdで出力Vx を補正する。その後は、補正
した出力から不揮発性メモリ15内の標準データVo を
基に調理物5の温度を判別する。
【0030】以上のように実施の形態2においては、非
接触式温度センサにより検出された調理物5の温度と周
囲温度とに基づいて得られる出力Vx を、工場出荷前に
設定された補正値Vd で補正するようにしたので、ブリ
ッジ回路に抵抗値の小さな部品や、数百倍或いは数千倍
の増幅度を有する演算増幅回路13を用いても調理物5
の温度を正確に検出することが可能になり、また、補正
キー15をオンするだけで前記の如く補正値Vd を設定
することができるので、非接触式温度センサが加熱調理
器内に組み込まれていてもその設定を容易にできる。
【0031】実施の形態3.図7は本発明の実施の形態
3に係る加熱調理器に設けられた非接触式温度センサの
制御ブロック図である。なお、図1及び図2で説明した
実施の形態1と同一又は相当部分には同じ符号を付し説
明を省略する。図中に示す増幅補正部17は、演算増幅
回路13に並列に接続された例えば可変抵抗器からなっ
ている。この増幅補正部17は、例えば加熱調理器本体
の背面又は底面の何れかに設けられたつまみ(図示せ
ず)に連動して抵抗値が可変し、演算増幅回路13の増
幅度(数百倍或いは数千倍)を補正する。
【0032】制御部14bは、温度検出部8からの電圧
Vと温度変換部9により変換された周囲温度tを入力
し、これら入力値を所定の演算式(Vx =t・k+V)
に代入して出力Vx を算出する電圧演算部と、電圧演算
部により算出された出力Vx を外部端子17を介して例
えば電圧測定器(図示せず)に出力する電圧出力部と、
演算増幅回路13の増幅度補正後に、電圧演算部により
算出された出力Vx が入力されたときは、その出力Vx
から不揮発性メモリ15内の標準データVo を基に調理
物5の温度を判別する調理温度判別部とを有している。
【0033】その不揮発性メモリ15に保存されている
標準データVo は、実施の形態1で述べたように、所定
の周囲温度内(10℃〜30℃)において、ブリッジ回
路を構成する検知用サーミスタ3、補償用サーミスタ4
及び抵抗7a、7bの各抵抗値にバラツキがなく、演算
増幅回路13のオフセット電圧が生じてない状態で、調
理物5を加熱したときの各温度にそれぞれ対応して設定
された基準電圧からなっている。つまり、調理物の各温
度における出力Vx の値である。
【0034】次に、演算増幅回路の増幅度を補正するま
での動作について図8を参照しながら説明する。図8は
調理物温度と出力Vx の相関による標準データVo 、及
びセンサ側の抵抗値のバラツキや演算増幅回路のオフセ
ット電圧による出力Vx の変化を示す図である。本加熱
調理器を工場から出荷する前に、まず、外部端子17に
電圧測定器(図示せず)を接続して電源を印加し、次い
で、調理物5を高精度が要求される例えば10℃の温度
まで加熱して、非接触式温度センサ11にてその調理物
温度及び周囲温度を検知して、温度検出部8からの電圧
Vと温度変換部9からの周囲温度tを制御部14bに入
力すると、その制御部14bは、これらの入力値を所定
の演算式(Vx =t・k+V)に代入して出力Vx を算
出し、外部端子17を介して電圧測定器に出力する。こ
の電圧測定器に表示された出力Vx が図8に示すように
Vx'で、調理物温度が10℃のときの基準電圧Vo'と誤
差を生じていた場合は、そのVx'が基準電圧Vo'とほぼ
同じになるように増幅補正部17の抵抗値をつまみで可
変して、演算増幅回路13の増幅度を変える。
【0035】このように実施の形態3においては、調理
物5を高精度が要求される温度にしたときに得られた出
力とその調理物温度における基準電圧とに差があった場
合、出力が基準電圧とほぼ同じなるように増幅補正部1
7の抵抗値を可変して、演算増幅回路13の増幅度を変
えるようにしたので、ブリッジ回路に抵抗値の小さな部
品や、数百倍或いは数千倍の増幅度を有する演算増幅回
路13を用いても調理物5の温度を正確に検出すること
が可能になるという効果がある。
【0036】なお、実施の形態3では、本加熱調理器を
工場から出荷する前に検査した出力が基準電圧と差があ
ったとき、その出力が基準電圧とほぼ同じになるように
増幅補正部17の抵抗値を手動操作で可変して演算増幅
回路13の増幅度を変えるようにしたが、出力と基準電
圧との差分に基づいて演算増幅回路13の増幅度を変え
るようにしてもよい。その場合、制御部14bからの制
御に基づいて抵抗値が変わるような増幅補正部を用い
る。
【0037】また、前述した実施の形態では、出力Vx
の調整を行うとき調理物温度を10℃或いは20℃にし
たことを述べたが、これに限定されることはなく、調理
物温度を0℃のときでもよい。この温度で出力Vx を調
整した場合、肉や魚などの調理物の解凍の仕上がり精度
を高めることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、標準データ
のうち予め設定された基準信号と信号処理部からの信号
とに差があるとき、その差分を補正値として記憶部内の
各基準信号をそれぞれ補正して補正標準データとし、デ
ータ補正後に信号処理部からの信号が入力されたとき
は、その入力信号から補正標準データを基に調理物の温
度を判別するようにしたので、信号処理部の部品にバラ
ツキがあったり、信号を数百倍或いは数千倍に増幅する
部品を用いても調理物の温度を正確に検出することが可
能になる。
【0039】本発明の請求項2によれば、標準データの
うち予め設定された基準信号と信号処理部からの信号と
に差があるときその差分を補正値とし、補正値設定後に
信号処理部からの信号が入力されたときは、その入力信
号を補正値に基づいて補正し、その補正信号から標準デ
ータを基に調理物の温度を判別するようにしたので、信
号処理部の部品にバラツキがあったり、信号を数百倍或
いは数千倍に増幅する部品を用いても調理物の温度を正
確に検出することが可能になる。
【0040】本発明の請求項3によれば、標準データの
うち予め設定された基準信号と信号処理部からの信号と
に差があるとき、その信号処理部の信号が基準信号とほ
ぼ同じになるよう信号処理部の増幅度を補正し、信号処
理部の増幅度補正後に信号処理部からの信号が入力され
たときは、その検知信号から標準データを基に調理物の
温度を判別するようにしたので、信号処理部の部品にバ
ラツキがあったり、信号を数百倍或いは数千倍に増幅す
る部品を用いても調理物の温度を正確に検出することが
可能になる。
【0041】本発明の請求項4によれば、標準データの
うち予め設定された基準電圧と電圧演算部により算出さ
れた電圧とに差があるとき、その差分の電圧を補正値と
して記憶部内の各基準電圧をそれぞれ補正して補正標準
データとし、データ補正後に電圧演算部により算出され
た電圧を検知したときは、その検知電圧から補正標準デ
ータを基に調理物の温度を判別するようにしたので、信
号生成部の部品にバラツキがあったり、信号を数百倍或
いは数千倍に増幅する増幅回路を用いても調理物の温度
を正確に検出することが可能になる。
【0042】本発明の請求項5によれば、標準データの
うち予め設定された基準電圧と電圧演算部により算出さ
れた電圧とに差があるとき、その差分の電圧を補正値と
し、補正値設定後に電圧演算部により算出された電圧を
検知したときは、その検知電圧を補正値に基づいて補正
し、その補正電圧から標準データを基に調理物の温度を
判別するようにしたので、信号生成部の部品にバラツキ
があったり、信号を数百倍或いは数千倍に増幅する増幅
回路を用いても調理物の温度を正確に検出することが可
能になる。
【0043】本発明の請求項6によれば、標準データの
うち予め設定された基準電圧と電圧演算部により算出さ
れた電圧とに差があるとき、その電圧演算部の算出によ
る電圧がその基準電圧とほぼ同じになるよう増幅回路の
増幅度を補正し、増幅回路の増幅度補正後に電圧演算部
により算出された電圧を検知したときは、その検知電圧
から標準データを基に調理物の温度を判別するようにし
たので、信号生成部の部品にバラツキがあったり、信号
を数百倍或いは数千倍に増幅する増幅回路を用いても調
理物の温度を正確に検出することが可能になる。
【0044】本発明の請求項7によれば、スイッチの操
作により補正指令が入力されると、記憶部のデータの補
正を実行可能にするデータ補正部を備えたので、非接触
式温度センサが加熱調理器内に組み込まれていても容易
に調整できる。
【0045】本発明の請求項8によれば、スイッチの操
作により補正指令が入力されると、補正値の設定を実行
可能にする補正値設定部を備えたので、非接触式温度セ
ンサが加熱調理器内に組み込まれていても容易に調整で
きる。
【0046】本発明の請求項9によれば、標準データの
うち予め設定された基準信号と信号処理部からの信号と
の差を測定するとき、調理物を高精度が要求される温度
にするようにしたので、非接触式温度センサの精度さら
に高めることができる。
【0047】本発明の請求項10によれば、標準データ
のうち予め設定された基準電圧と電圧演算部により算出
された電圧との差を測定するとき、調理物を高精度が要
求される温度にするようにしたので、非接触式温度セン
サの精度さらに高めることができる。
【0048】本発明の請求項11によれば、標準データ
のうち予め設定された基準電圧と電圧演算部により算出
された電圧との差を測定するとき、調理物の温度を10
℃以下にするようにしたので、非接触式温度センサの精
度さらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す加熱調理器の非
接触式温度センサの説明図である。
【図2】 非接触式温度センサの制御ブロック図であ
る。
【図3】 標準データの説明図である。
【図4】 標準データVo を書き換えるまでの動作を示
すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器に設
けられた非接触式温度センサの制御ブロック図である。
【図6】 補正値Vdを設定するまでの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器に設
けられた非接触式温度センサの制御ブロック図である。
【図8】 調理物温度と出力Vx の相関による標準デー
タVo 、及びセンサ側の抵抗値のバラツキや演算増幅回
路のオフセット電圧による出力Vx の変化を示す図であ
る。
【符号の説明】
3 検知用サーミスタ、4 補償用サーミスタ、5 調
理物、6 赤外線、7a、7b 抵抗、8 温度検出
部、9 温度変換部、11 非接触式温度センサの本
体、12 赤外線取込部、12a 入射口、7a、7b
抵抗、13 演算増幅回路、14 制御部、15 不
揮発性メモリ、16 補正キー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G066 AC05 BA09 BB20 BC11 BC15 3L086 AA01 CB08 CB16 CC12 DA20 DA21 3L087 AA01 AA04 BB07 BB12 BC11 DA20 DA21

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理物の温度を検知する非接触式温度セ
    ンサと、 該非接触式温度センサにより検知された温度に基づいて
    信号を生成し、その信号を増幅する信号処理部と、 調理物の各温度にそれぞれ対応して設定された複数の基
    準信号が標準データとして保存された記憶部と、 前記標準データのうち予め設定された基準信号と前記信
    号処理部からの信号とに差があるとき、その差分を補正
    値として前記記憶部内の各基準信号をそれぞれ補正して
    補正標準データとするデータ補正部と、 データ補正後に前記信号処理部からの信号が入力された
    とき、その入力信号から前記補正標準データを基に調理
    物の温度を判別する調理温度判別部とを備えたことを特
    徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 調理物の温度を検知する非接触式温度セ
    ンサと、 該非接触式温度センサにより検知された温度に基づいて
    信号を生成し、その信号を増幅する信号処理部と、 調理物の各温度にそれぞれ対応して設定された複数の基
    準信号が標準データとして保存された記憶部と、 前記標準データのうち予め設定された基準信号と前記信
    号処理部からの信号とに差があるとき、その差分を補正
    値とする補正値設定部と、 補正値設定後に前記信号処理部からの信号が入力された
    とき、その入力信号を前記補正値に基づいて補正し、か
    つ、その補正信号から前記標準データを基に調理物の温
    度を判別する調理温度判別部とを備えたことを特徴とす
    る加熱調理器。
  3. 【請求項3】 調理物の温度を検知する非接触式温度セ
    ンサと、 該非接触式温度センサにより検知された温度に基づいて
    信号を生成し、その信号を増幅する信号処理部と、 調理物の各温度にそれぞれ対応して設定された複数の基
    準信号が標準データとして保存された記憶部と、 前記標準データのうち予め設定された基準信号と前記信
    号処理部からの信号とに差があるとき、当該信号処理部
    の信号がその基準信号とほぼ同じになるよう信号処理部
    の増幅度を補正する増幅補正部と、 前記信号処理部の増幅度補正後に当該信号処理部からの
    信号が入力されたとき、その検知信号から前記標準デー
    タを基に調理物の温度を判別する調理温度判別部とを備
    えたことを特徴とする加熱調理器。
  4. 【請求項4】 調理物の温度及び周囲温度をそれぞれ検
    知する非接触式温度センサと、 調理物の温度に基づいて第1電圧を生成すると共に、周
    囲温度に基づいて第2電圧を生成する信号生成部と、 該信号生成部により生成された第1電圧と第2電圧の差
    を算出し、その差分の電圧を増幅する増幅回路と、 前記第2電圧に基づいて周囲温度に変換する温度変換部
    と、 調理物の各温度にそれぞれ対応して設定された複数の基
    準電圧が標準データとして保存された記憶部と、 前記増幅回路の出力電圧と前記温度変換部からの周囲温
    度とに基づいて電圧を算出する電圧演算部と、 前記標準データのうち予め設定された基準電圧と前記電
    圧演算部により算出された電圧とに差があるとき、その
    差分の電圧を補正値として前記記憶部内の各基準電圧を
    それぞれ補正して補正標準データとするデータ補正部
    と、 データ補正後に前記電圧演算部により算出された電圧を
    検知したとき、その検知電圧から前記補正標準データを
    基に調理物の温度を判別する調理温度判別部とを備えた
    ことを特徴とする加熱調理器。
  5. 【請求項5】 調理物の温度及び周囲温度をそれぞれ検
    知する非接触式温度センサと、 調理物の温度に基づいて第1電圧を生成すると共に、周
    囲温度に基づいて第2電圧を生成する信号生成部と、 該信号生成部により生成された第1電圧と第2電圧の差
    を算出し、その差分の電圧を増幅する増幅回路と、 前記第2電圧に基づいて周囲温度に変換する温度変換部
    と、 調理物の各温度にそれぞれ対応して設定された複数の基
    準電圧が標準データとして保存された記憶部と、 前記増幅回路の出力電圧と前記温度変換部からの周囲温
    度とに基づいて電圧を算出する電圧演算部と、 前記標準データのうち予め設定された基準電圧と前記電
    圧演算部により算出された電圧とに差があるとき、その
    差分の電圧を補正値とする補正値設定部と、 補正値設定後に前記電圧演算部により算出された電圧を
    検知したとき、その検知電圧を前記補正値に基づいて補
    正し、かつ、その補正電圧から前記標準データを基に調
    理物の温度を判別する調理温度判別部とを備えたことを
    特徴とする加熱調理器。
  6. 【請求項6】 調理物の温度及び周囲温度をそれぞれ検
    知する非接触式温度センサと、 調理物の温度に基づいて第1電圧を生成すると共に、周
    囲温度に基づいて第2電圧を生成する信号生成部と、 該信号生成部により生成された第1電圧と第2電圧の差
    を算出し、その差分の電圧を増幅する増幅回路と、 前記第2電圧に基づいて周囲温度に変換する温度変換部
    と、 調理物の各温度にそれぞれ対応して設定された複数の基
    準電圧が標準データとして保存された記憶部と、 前記増幅回路の出力電圧と前記温度変換部からの周囲温
    度とに基づいて電圧を算出する電圧演算部と、 前記標準データのうち予め設定された基準電圧と前記電
    圧演算部により算出された電圧とに差があるとき、当該
    電圧演算部の算出による電圧がその基準電圧とほぼ同じ
    になるよう前記増幅回路の増幅度を補正する増幅補正部
    と、 前記増幅回路の増幅度補正後に前記電圧演算部により算
    出された電圧を検知したとき、その検知電圧から前記標
    準データを基に調理物の温度を判別する調理温度判別部
    とを備えたことを特徴とする加熱調理器。
  7. 【請求項7】 スイッチと、該スイッチが操作されたと
    きに補正指令を送出する補正指令送出部とを備え、前記
    データ補正部は、その補正指令が入力されたときに前記
    記憶部内の標準データの補正を実行可能にすることを特
    徴とする請求項1又は4の何れかに記載の加熱調理器。
  8. 【請求項8】 スイッチと、該スイッチが操作されたと
    きに補正指令を送出する補正指令送出部とを備え、前記
    補正値設定部は、その補正指令が入力されたときに補正
    値の設定を実行可能にすることを特徴とする請求項2又
    は5の何れかに記載の加熱調理器。
  9. 【請求項9】 前記標準データのうち予め設定された基
    準信号と前記信号処理部からの信号との差を測定すると
    き、調理物を高精度が要求される温度にすることを特徴
    とする請求項1〜3、7及び8の何れかに記載の加熱調
    理器。
  10. 【請求項10】 前記標準データのうち予め設定された
    基準電圧と前記電圧演算部により算出された電圧との差
    を測定するとき、調理物を高精度が要求される温度にす
    ることを特徴とする請求項4〜8の何れかに記載の加熱
    調理器。
  11. 【請求項11】 前記の調理物の温度を10℃以下にす
    ることを特徴とする請求項9又は10に記載の加熱調理
    器。
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