JP2003322342A - カセット式ガスコンロ - Google Patents

カセット式ガスコンロ

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JP2003322342A
JP2003322342A JP2002129861A JP2002129861A JP2003322342A JP 2003322342 A JP2003322342 A JP 2003322342A JP 2002129861 A JP2002129861 A JP 2002129861A JP 2002129861 A JP2002129861 A JP 2002129861A JP 2003322342 A JP2003322342 A JP 2003322342A
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gas cylinder
gas stove
type gas
pan
cassette type
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JP2002129861A
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Yasuhiro Kanto
裕博 管東
Shinichi Urata
真一 浦田
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理部とガスボンベ収納部とを接近させて小
型化を図ったカセット式ガスコンロにおいて、使用者が
過大サイズの鍋を載せた場合でもガスボンベの温度の異
常上昇を防止することである。 【解決手段】 調理部2に設けた五徳5の各支持片6の
上端に標準鍋Aの鍋底に適合する鍋支持部7を設けると
ともに、各鍋支持部7の外側にこれより高く突き出した
規制凸部8を設け、かつ、ガスボンベ収納部3の上面1
3を断熱構造とした構成を採用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カセット式ガス
コンロに関するものであり、特にその小型化に適したも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】カセット式ガスコンロは、一般に、ケー
シングの上面にバーナーを設けるとともにそのバーナー
の周りに五徳を設けて調理部を構成し、その調理部の一
側部にガスボンベ収納部を設けた構成がとられる(実公
昭53−41115号公報、特許第3055539号公
報参照)。このようなガスコンロを小型化する方策の一
つは、調理部とガスボンベ収納部との距離をできるだけ
小さくすることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガスコ
ンロの調理部とガスボンベ収納部とがあまり接近する
と、調理部で使用される鍋やフライパン等の調理器具の
熱が、内部のガスボンベを加熱させることになる。この
場合、標準サイズの調理器具(以下、単に「標準鍋」と
いう。)であれば問題が生じないような基準で設計さ
れ、使用者にもそのような使用が奨励される。しかし、
使用者が万一標準鍋より大きい調理器具、即ち過大サイ
ズの調理器具を使用した場合は設計基準を超えるため、
その調理器具がガスボンベ収納部上に延び出し、内部の
ガスボンベの温度を異常に上昇させるおそれがある。
【0004】このような問題を解消するために、調理部
とガスボンベ収納部との間に熱遮蔽板を介在させること
が知られているが(前掲の実公昭53−41115号公
報参照)、調理の邪魔になったり、ふきこぼれが付着す
るなどして汚れ易く、却って小型化を妨げる問題があ
る。
【0005】そこで、この発明は調理部とガスボンベ収
納部を接近させてガスコンロの小型化を図った場合にお
いて、過大サイズの調理具が使用されたとしてもガスボ
ンベの温度が異常に上昇することのないカセット式ガス
コンロを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、ケーシングの上面にバーナーを設け
るとともにそのバーナーの周りに五徳を設けて調理部を
構成し、その調理部の一側部にガスボンベ収納部を設け
てなるカセット式ガスコンロにおいて、上記五徳の支持
片はその上端に標準鍋の鍋底に適合する鍋支持部を設け
るとともに、各鍋支持部の外側にこれより高く突き出し
た規制凸部を設け、かつ、上記ガスボンベ収納部の上面
を断熱構造とした構成を採用した。
【0007】上記の構成によると、過大サイズの調理器
を五徳上に載置するとその底面が必ず規制凸部上に載る
ので、ガスボンベ収納部上に延び出した調理器の底面と
ガスボンベ収納部の上面との間隔は、規制凸部の高さ分
だけ大きくなる。また、そのガスボンベ収納部の上面が
断熱構造であることと相まって、ガスボンベの異常な温
度上昇を防止することができる。
【0008】上記の断熱構造として、ガスボンベ収納部
の上面が真空二重構造である構成をとることができる。
このような断熱構造を採用すると、一層確実にガスボン
ベの温度上昇を防止することができる。
【0009】また、上記五徳の支持片を4ヶ所に設け、
そのうち1ケ所又は2ヶ所においては前記の規制凸部を省
略した構成を採ることもできる。この構成によると、過
大サイズの調理器具を載せた場合に、支持が不安定にな
って調理器具が傾くので、使用者に過大サイズであるこ
とを認識させることができる。
【0010】なお、上記ケーシングの下面に上記五徳の
各支持片に嵌合する脚部を設けた構成を採ると、所要数
のカセット式ガスコンロの安定したスタッキングが可能
となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、実
施形態のカセット式ガスコンロは扁平四角形のケーシン
グ1の上面約三分の二の範囲を調理部2とし、残りの三
分の一をガスボンベ収納部3としている。
【0012】上記の調理部2の中央部にバーナー4が設
置され、そのバーナー4の外側における4隅に五徳5の
支持片6がそれぞれ対角線上に設けられる。各支持片6
の上端面には、一定半径の円周内において標準鍋A(図
2(b)参照)の鍋底に適合する鍋支持部7が設けられ
る。そして、その鍋支持部7より外側においてこれより
高く突き出した規制凸部8が設けられる。
【0013】ガスボンベ収納部3は、内部に弁部9が設
けられ(図2(a)参照)、ガスボンベ11がこれに装
着されることにより、バーナー4に燃料ガスが供給され
る。また、ガスボンベ収納部3の外部には、ガス量の調
節つまみ12が設けられる。ガスボンベ収納部3の上面
13及び側面14は一体に構成され、側面14の下端が
ケーシング1に対しヒンジ16、16により開閉自在に
取付けられ、ガスボンベ11の着脱が容易にできるよう
になっている。また、調節つまみ12を設けた端面と対
向した面は開放面20となっている(図1、図2(a)
参照)。
【0014】上記の上面13は耐熱性の絶縁構造に構成
される。例えば、図3に示すように、金属板の外層17
と内層18の間を真空にした真空二重構造にすることが
できる。
【0015】なお、前記五徳5の各支持片6の位置に対
応して調理部2の下面には、脚部19a〜19dが設け
られる。脚部19a、19b、19cはケーシング1の
底面の3箇所のコーナー部にねじ止めされるが、脚部1
9dはケーシング1の底面を下方に押出して形成され
る。
【0016】上記の脚部19a、19bは調理部2の対
面に取付けられ、その具体的形状は図5に示すとおりで
ある。各脚部19a、19bは左右両側にねじ穴24、
24が設けられ、また、スタッキングのための嵌合凹部
21が設けられる。この凹部21の位置は、支持片6の
位置に対応して左右にずれている(図5(b)と同図
(c)参照)。また、各凹部21は、支持片6の鍋支持
部7と規制凸部8に応じて段差22が設けられる。
【0017】その他、図1及び図2において、符号23
は着火部を示す。
【0018】実施形態のカセット式ガスコンロは以上の
ようなものであり、通常は標準鍋Aのサイズをもった鍋
やフライパン等の調理器を五徳5の鍋支持部7に載置し
て、バーナー4に着火して調理を行う。この場合、標準
鍋Aのサイズの調理器を使用する場合は、その鍋底はガ
スボンベ11から必要距離だけ離れているので、ガスボ
ンベ11の温度が異常上昇することが防止される。
【0019】使用者が、万一過大サイズの調理器Bを使
用したとしても、調理器Bの底は規制凸部8の上に載る
ので、その規制凸部8の高さだけ離れた位置となる。ま
た、ガスボンベ収納部3の上面13は真空二重構造等の
断熱構造であるので、この点からもガスボンベ11の温
度上昇を防止することができる。
【0020】図6は、この発明に係るカセット式ガスコ
ンロを上下にスタッキングした状態を示す。この場合
は、下段の五徳5の2ヶ所の支持片6の鍋支持部7に、
これと対応した上段の脚部19a、19bの凹部21が
嵌合される。また、他の2ケ所の支持片6においては、
その規制凸部8が直接上段のケーシング1の底面を受け
る。下段の2ヶ所の支持片6の規制凸部8と上段の脚部
19a、19bの凹部21の嵌合により、ずれ動きが防
止され安定よくスタッキングされる。
【0021】なお、前記五徳5の全ての支持片6に規制
凸部8を設けることなく、対角方向の2ヶ所のものにつ
いて規制凸部8を省略したり、4ケ所のうち3ケ所の支
持片6について規制凸部8を省略する(1ケ所にのみ規
制凸部8を設ける。)ことにより、過大サイズの調理器
Bを搭載した場合に、図7(a)(b)に示すように、
過大サイズの調理器Bが傾斜する。これにより、使用者
に過大サイズの調理器Bであることを認識させることが
できる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明は、調理部とガ
スボンベ収納部とを接近させて小型化を図ったカセット
式ガスコンロにおいて、使用者が標準鍋より大きい過大
サイズの調理器具を調理部に載せた場合でも、ガスボン
ベとの距離が大きく、またガスボンベ収納部の断熱構造
と相まって、ガスボンベの温度の異常上昇を防止し、安
全に使用することができる。
【0023】上記のガスボンベ収納部の断熱構造とし
て、真空二重構造を用いると、ガスボンベの温度上昇を
一層確実に防止することができる。
【0024】なお、五徳の支持片を4ヶ所に設け、その
うち1ヶ所又は2ヶ所においては前記の規制凸部を省略
した構成をとると、過大サイズの調理器具の場合はこれ
が傾くことにより、その事実を使用者に自覚させるの
で、誤使用を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の斜視図
【図2】(a)同上の平面図 (b)同上の正面図
【図3】同上の一部断面図
【図4】(a)同上のスタッキング状態の一部正面図 (b)(a)図の側面図
【図5】(a)脚部19aの斜視図 (b)(a)図の平面図 (c)脚部19bの斜視図 (d)(c)図の平面図
【図6】同上のスタッキング状態の正面図
【図7】(a)同上の変形例の使用状態の一部正面図 (b)同上の他の変形例の使用状態の一部正面図
【符号の説明】
1 ケーシング 2 調理部 3 ガスボンベ収納部 4 バーナー 5 五徳 6 支持片 7 鍋支持部 8 規制凸部 9 弁部 11 ガスボンベ 12 調節つまみ 13 上面 14 側面 15 端面 16 ヒンジ 17 外層 18 内層 19a〜19d 脚部 20 開放面 21 凹部 22 段差 23 着火部 24 ねじ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの上面にバーナーを設けると
    ともにそのバーナーの周りに五徳を設けて調理部を構成
    し、その調理部の一側部にガスボンベ収納部を設けてな
    るカセット式ガスコンロにおいて、上記五徳の支持片は
    その上端に標準鍋の鍋底に適合する鍋支持部を設けると
    ともに、各鍋支持部の外側にこれより高く突き出した規
    制凸部を設け、かつ、上記ガスボンベ収納部の上面を断
    熱構造としたことを特徴とするカセット式ガスコンロ。
  2. 【請求項2】 上記断熱構造が真空二重構造であること
    を特徴とする請求項1に記載のカセット式ガスコンロ。
  3. 【請求項3】 上記五徳の支持片を4ヶ所に設け、その
    うち1ケ所又は2ヶ所においては前記の規制凸部を省略し
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載のカセット式
    ガスコンロ。
  4. 【請求項4】 上記ケーシングの下面に上記五徳の各支
    持片に嵌合する脚部を設けたことを特徴とする請求項1
    から3のいずれかに記載のカセット式ガスコンロ。
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Cited By (3)

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