JP2003320985A - 自転車 - Google Patents
自転車Info
- Publication number
- JP2003320985A JP2003320985A JP2002127892A JP2002127892A JP2003320985A JP 2003320985 A JP2003320985 A JP 2003320985A JP 2002127892 A JP2002127892 A JP 2002127892A JP 2002127892 A JP2002127892 A JP 2002127892A JP 2003320985 A JP2003320985 A JP 2003320985A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- rear wheel
- support frame
- bicycle
- wheel support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のギヤ・チェーン駆動方式のような問題
を生じることがない新規な駆動方式を有する自転車を提
供する。 【解決手段】 車体フレーム1に支持された前記後輪車
軸10の両端部から、後輪周方向において互いに略18
0°反対方向に延出する1対のアーム6a,6bと、基
端部が前記各アーム6a,6bの先端部に枢着され、先
端部が前輪側に延出する1対のペダルバー7a,7b
と、一端部が車体フレーム1に枢着され、他端部が前記
各ペダルバー7a,7bの途中に枢着された1対の吊持
アーム8a,8bと、前記各ペダルバー7a,7bの先
端部に設けられたペダル9a,9bとを備えた駆動機構
Aを有する。
を生じることがない新規な駆動方式を有する自転車を提
供する。 【解決手段】 車体フレーム1に支持された前記後輪車
軸10の両端部から、後輪周方向において互いに略18
0°反対方向に延出する1対のアーム6a,6bと、基
端部が前記各アーム6a,6bの先端部に枢着され、先
端部が前輪側に延出する1対のペダルバー7a,7b
と、一端部が車体フレーム1に枢着され、他端部が前記
各ペダルバー7a,7bの途中に枢着された1対の吊持
アーム8a,8bと、前記各ペダルバー7a,7bの先
端部に設けられたペダル9a,9bとを備えた駆動機構
Aを有する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は自転車に関するもの
である。
である。
【0002】
【従来の技術】従来の自転車は、ペダルを漕いだ動力
(回転力)を、ギヤとチェーンを介して後輪に伝える駆
動方式を採っている。この駆動方式は、変速機構を付加
することができる等の利点がある一方で、ギヤやチェー
ンを用いるため高価である、チェーンがギヤから脱落し
たりチェーンが破損する等の故障を生じやすい、運転者
の衣服などの一部がチェーンに巻き込まれる等のトラブ
ルを生じやすい、といった難点がある。
(回転力)を、ギヤとチェーンを介して後輪に伝える駆
動方式を採っている。この駆動方式は、変速機構を付加
することができる等の利点がある一方で、ギヤやチェー
ンを用いるため高価である、チェーンがギヤから脱落し
たりチェーンが破損する等の故障を生じやすい、運転者
の衣服などの一部がチェーンに巻き込まれる等のトラブ
ルを生じやすい、といった難点がある。
【0003】また、レジャー用等として持ち運びが容易
な折り畳み式の自転車が市販されているが、従来のこの
種の自転車も上述したようなギヤ・チェーンを利用した
駆動方式であるため、折り畳みの形態が制約され、例え
ば、車体フレームにヒンジを設けるなどして折り畳む程
度の形態がせいぜいであり、十分にコンパクト化できる
ものではなかった。
な折り畳み式の自転車が市販されているが、従来のこの
種の自転車も上述したようなギヤ・チェーンを利用した
駆動方式であるため、折り畳みの形態が制約され、例え
ば、車体フレームにヒンジを設けるなどして折り畳む程
度の形態がせいぜいであり、十分にコンパクト化できる
ものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、従来のギヤ・チェーン駆動方式のような問題を生
じることがない新規な駆動方式を有する自転車を提供す
ることにある。また、本発明の他の目的は、従来の自転
車に較べてよりコンパクトな形態に折り畳むことが可能
な自転車を提供することにある。さらに、本発明の他の
目的は、複数台を簡易に連結して複数人乗り用の自転車
とすることができる自転車を提供することにある。
的は、従来のギヤ・チェーン駆動方式のような問題を生
じることがない新規な駆動方式を有する自転車を提供す
ることにある。また、本発明の他の目的は、従来の自転
車に較べてよりコンパクトな形態に折り畳むことが可能
な自転車を提供することにある。さらに、本発明の他の
目的は、複数台を簡易に連結して複数人乗り用の自転車
とすることができる自転車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は以下の通りである。 [1] 車体フレーム1と、該車体フレーム1に取り付け
られる前輪2、後輪3、サドル4及びハンドル5を備
え、後輪車軸10が車体フレーム1に回転自在に支持さ
れた自転車であって、車体フレーム1に支持された前記
後輪車軸10の両端部から、後輪周方向において互いに
略180°反対方向に延出する1対のアーム6a,6b
と、基端部が前記各アーム6a,6bの先端部に枢着さ
れ、先端部が前輪側に延出する1対のペダルバー7a,
7bと、一端部が車体フレーム1に枢着され、他端部が
前記各ペダルバー7a,7bの途中に枢着された1対の
吊持アーム8a,8bと、前記各ペダルバー7a,7b
の先端部に設けられたペダル9a,9bとを備えた駆動
機構Aを有することを特徴とする自転車。
の本発明の特徴は以下の通りである。 [1] 車体フレーム1と、該車体フレーム1に取り付け
られる前輪2、後輪3、サドル4及びハンドル5を備
え、後輪車軸10が車体フレーム1に回転自在に支持さ
れた自転車であって、車体フレーム1に支持された前記
後輪車軸10の両端部から、後輪周方向において互いに
略180°反対方向に延出する1対のアーム6a,6b
と、基端部が前記各アーム6a,6bの先端部に枢着さ
れ、先端部が前輪側に延出する1対のペダルバー7a,
7bと、一端部が車体フレーム1に枢着され、他端部が
前記各ペダルバー7a,7bの途中に枢着された1対の
吊持アーム8a,8bと、前記各ペダルバー7a,7b
の先端部に設けられたペダル9a,9bとを備えた駆動
機構Aを有することを特徴とする自転車。
【0006】[2] 上記[1]の自転車において、車体
フレーム1が、下端部側に後輪3が回転自在に支持され
る伸縮可能な後輪支持フレーム11と、下端部側に前輪
2が回転自在に支持され、上端部側にハンドル5が設け
られる伸縮可能な前輪支持フレーム12と、一端部が前
記後輪支持フレーム11の上端部に枢着14され、他端
部が前記前輪支持フレーム12の途中に脱着可能に連結
される伸縮可能な連結フレーム13と、前記枢着部14
を介して回動可能な連結フレーム13と後輪支持フレー
ム11を所定の回動状態に保持するための係止手段15
とを備え、前記枢着部14の上部にサドル4が設けられ
ることを特徴とする自転車。
フレーム1が、下端部側に後輪3が回転自在に支持され
る伸縮可能な後輪支持フレーム11と、下端部側に前輪
2が回転自在に支持され、上端部側にハンドル5が設け
られる伸縮可能な前輪支持フレーム12と、一端部が前
記後輪支持フレーム11の上端部に枢着14され、他端
部が前記前輪支持フレーム12の途中に脱着可能に連結
される伸縮可能な連結フレーム13と、前記枢着部14
を介して回動可能な連結フレーム13と後輪支持フレー
ム11を所定の回動状態に保持するための係止手段15
とを備え、前記枢着部14の上部にサドル4が設けられ
ることを特徴とする自転車。
【0007】[3] 上記[1]の自転車において、車体
フレーム1が、下端部側に後輪3が回転自在に支持され
る後輪支持フレーム11と、下端部側に前輪2が回転自
在に支持され、上端部側にハンドル5が設けられる前輪
支持フレーム12と、一端部が前記後輪支持フレーム1
1の上端部に連結され、他端部が前記前輪支持フレーム
12の途中に脱着可能に連結される連結フレーム13と
を備え、前記前輪支持フレーム12の途中には、該フレ
ームを折り畳み可能とするヒンジ部16を設けるととも
に、後輪支持フレーム11に脱着可能に連結するための
コネクター部17を設け、前記後輪支持フレーム11の
途中には、前記連結フレーム13の他端部を脱着可能に
連結するためのコネクター部18と、前記前輪支持フレ
ーム12のコネクター部17を脱着可能に連結するため
のコネクター部19をそれぞれ設け、前輪支持フレーム
12を連結フレーム13から取り外し、該前輪支持フレ
ーム12をヒンジ部16を介して折り畳んだ状態で、そ
のコネクター部17を他の自転車の後輪支持フレーム1
1のコネクター部19に連結するとともに、前記連結フ
レーム13の他端部を他の自転車の後輪支持フレーム1
1のコネクター部18に連結することにより、複数台の
自転車を連結した複数人乗り用自転車を構成できるよう
にしたことを特徴とする自転車。
フレーム1が、下端部側に後輪3が回転自在に支持され
る後輪支持フレーム11と、下端部側に前輪2が回転自
在に支持され、上端部側にハンドル5が設けられる前輪
支持フレーム12と、一端部が前記後輪支持フレーム1
1の上端部に連結され、他端部が前記前輪支持フレーム
12の途中に脱着可能に連結される連結フレーム13と
を備え、前記前輪支持フレーム12の途中には、該フレ
ームを折り畳み可能とするヒンジ部16を設けるととも
に、後輪支持フレーム11に脱着可能に連結するための
コネクター部17を設け、前記後輪支持フレーム11の
途中には、前記連結フレーム13の他端部を脱着可能に
連結するためのコネクター部18と、前記前輪支持フレ
ーム12のコネクター部17を脱着可能に連結するため
のコネクター部19をそれぞれ設け、前輪支持フレーム
12を連結フレーム13から取り外し、該前輪支持フレ
ーム12をヒンジ部16を介して折り畳んだ状態で、そ
のコネクター部17を他の自転車の後輪支持フレーム1
1のコネクター部19に連結するとともに、前記連結フ
レーム13の他端部を他の自転車の後輪支持フレーム1
1のコネクター部18に連結することにより、複数台の
自転車を連結した複数人乗り用自転車を構成できるよう
にしたことを特徴とする自転車。
【0008】[4] 上記[3]の自転車において、後輪
支持フレーム11、前輪支持フレーム12及び連結フレ
ーム13が各々伸縮可能に構成されるとともに、連結フ
レーム13と後輪支持フレーム11の連結部が枢着部1
4で構成され、車体フレーム1が、前記枢着部14を介
して回動可能な連結フレーム13と後輪支持フレーム1
1を所定の回動状態に保持するための係止手段15を備
え、前記枢着部14の上部にサドル4が設けられること
を特徴とする自転車。[5] 上記[1]〜[4]のいずれ
かの自転車において、前輪2の直径が後輪3の直径の4
0〜60%であることを特徴とする自転車。
支持フレーム11、前輪支持フレーム12及び連結フレ
ーム13が各々伸縮可能に構成されるとともに、連結フ
レーム13と後輪支持フレーム11の連結部が枢着部1
4で構成され、車体フレーム1が、前記枢着部14を介
して回動可能な連結フレーム13と後輪支持フレーム1
1を所定の回動状態に保持するための係止手段15を備
え、前記枢着部14の上部にサドル4が設けられること
を特徴とする自転車。[5] 上記[1]〜[4]のいずれ
かの自転車において、前輪2の直径が後輪3の直径の4
0〜60%であることを特徴とする自転車。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明の自転車の一
実施形態を示すもので、図1は全体側面図、図2は駆動
機構部を部分的に示す側面図、図3は同じく駆動機構部
を部分的に示す部分断面正面図、図4は自転車を折り畳
んだ状態で示す全体側面図である。この自転車は、車体
フレーム1と、この車体フレーム1に取り付けられる前
輪2、後輪3、サドル4及びハンドル5を備えている。
また、前記車体フレーム1は、下端部側に後輪3が回転
自在に支持される後輪支持フレーム11と、下端部側に
前輪2が回転自在に支持され、上端部側にハンドル5が
設けられる前輪支持フレーム12と、一端部が前記後輪
支持フレーム11の上端部に連結され、他端部が前記前
輪支持フレーム12の長手方向の途中に連結される連結
フレーム13とを備えている。
実施形態を示すもので、図1は全体側面図、図2は駆動
機構部を部分的に示す側面図、図3は同じく駆動機構部
を部分的に示す部分断面正面図、図4は自転車を折り畳
んだ状態で示す全体側面図である。この自転車は、車体
フレーム1と、この車体フレーム1に取り付けられる前
輪2、後輪3、サドル4及びハンドル5を備えている。
また、前記車体フレーム1は、下端部側に後輪3が回転
自在に支持される後輪支持フレーム11と、下端部側に
前輪2が回転自在に支持され、上端部側にハンドル5が
設けられる前輪支持フレーム12と、一端部が前記後輪
支持フレーム11の上端部に連結され、他端部が前記前
輪支持フレーム12の長手方向の途中に連結される連結
フレーム13とを備えている。
【0010】まず、本発明の基本的な特徴部である駆動
機構Aについて説明する。図1〜図3において、10は
後輪2のハブ20に固定された後輪車軸、110は前記
後輪支持フレーム11の下端部に形成された車輪支持用
のブラケットであり、前記後輪車軸10は前記ブラケッ
ト110の両側に軸受21を介して回転自在に支持さ
れ、これにより後輪2は後輪支持フレーム11の下端部
に支持されている。前記駆動機構Aは、前記後輪車軸1
0の両端部に連設された1対のアーム6a,6bと、こ
の各アーム6a,6bに連結される1対のペダルバー7
a,7bと、この各ペダルバー7a,7bを後輪支持フ
レーム11に対して吊持する1対の吊持アーム8a,8
bと、前記各ペダルバー7a,7bの先端部に設けられ
るペダル9a,9bとからなっている。
機構Aについて説明する。図1〜図3において、10は
後輪2のハブ20に固定された後輪車軸、110は前記
後輪支持フレーム11の下端部に形成された車輪支持用
のブラケットであり、前記後輪車軸10は前記ブラケッ
ト110の両側に軸受21を介して回転自在に支持さ
れ、これにより後輪2は後輪支持フレーム11の下端部
に支持されている。前記駆動機構Aは、前記後輪車軸1
0の両端部に連設された1対のアーム6a,6bと、こ
の各アーム6a,6bに連結される1対のペダルバー7
a,7bと、この各ペダルバー7a,7bを後輪支持フ
レーム11に対して吊持する1対の吊持アーム8a,8
bと、前記各ペダルバー7a,7bの先端部に設けられ
るペダル9a,9bとからなっている。
【0011】前記1対のアーム6a,6bは、後輪支持
フレーム11のブラケット110の両側に突出した後輪
車軸の軸端部100から、後輪周方向において互いに1
80°反対方向に延出するようにして、後輪車軸10に
連設されている。前記ペダルバー7a,7bは、その基
端部が前記各アーム6a,6bの先端部に枢着22され
るとともに、先端部が前輪2側(方向)に延出してい
る。この各ペダルバー7a,7bは伸縮可能に構成され
ている。本実施形態では、各ペダルバー7a,7bを2
本の部材から構成し、一方の部材の一部を他方の部材内
にスライド可能に嵌挿することにより伸縮可能とすると
ともに、ネジ式などの締め付け具38で両部材を任意の
伸縮状態で固定(係止)できるようにしてある。
フレーム11のブラケット110の両側に突出した後輪
車軸の軸端部100から、後輪周方向において互いに1
80°反対方向に延出するようにして、後輪車軸10に
連設されている。前記ペダルバー7a,7bは、その基
端部が前記各アーム6a,6bの先端部に枢着22され
るとともに、先端部が前輪2側(方向)に延出してい
る。この各ペダルバー7a,7bは伸縮可能に構成され
ている。本実施形態では、各ペダルバー7a,7bを2
本の部材から構成し、一方の部材の一部を他方の部材内
にスライド可能に嵌挿することにより伸縮可能とすると
ともに、ネジ式などの締め付け具38で両部材を任意の
伸縮状態で固定(係止)できるようにしてある。
【0012】前記吊持アーム8a,8bは、その一端部
が後輪支持フレーム11に枢着23されるとともに、他
端部が前記各ペダルバー7a,7bの長手方向の途中に
枢着24 されている。前記ペダル9a,9bは、各ペ
ダルバー7a,7bの先端部に支持軸31を介して回転
自在に取付けられている。このペダル9a,9bは、ペ
ダルバー7a,7bの先端部に固定的に設けてもよい
が、後述するように、ペダル9a,9bはその下降時に
前輪側に円弧状に膨らむような軌跡をとるため、従来の
自転車と同様に、回転自在にした方が好ましい。
が後輪支持フレーム11に枢着23されるとともに、他
端部が前記各ペダルバー7a,7bの長手方向の途中に
枢着24 されている。前記ペダル9a,9bは、各ペ
ダルバー7a,7bの先端部に支持軸31を介して回転
自在に取付けられている。このペダル9a,9bは、ペ
ダルバー7a,7bの先端部に固定的に設けてもよい
が、後述するように、ペダル9a,9bはその下降時に
前輪側に円弧状に膨らむような軌跡をとるため、従来の
自転車と同様に、回転自在にした方が好ましい。
【0013】このような駆動機構Aによれば、サドル4
に跨った運転者が左右のペダル9a,9bを足で交互に
押し下げることにより、アーム6a,6b及びこれと一
体の後輪車軸10が図2中の矢印方向に回転し、後輪3
に回転駆動力が与えられる。図2はペダルバー7bの下
降途中、ペダルバー7aの上昇途中の状態を示してお
り、各ペダルバー7a,7bの先端のペダル9a,9b
は、下降時は前輪2側に円弧状に膨らむような軌跡をと
り、上昇時は略直線状の軌跡をとる。なお、アーム6
a,6bの長さが長くなり、アーム先端(枢着部22)
の回転半径が大きくなると、ペダル9a,9bの上下動
の幅が大きくなる。したがって、許容されるペダル9
a,9bの上下動の幅に応じて、アーム6a,6bの長
さを選択することが好ましい。
に跨った運転者が左右のペダル9a,9bを足で交互に
押し下げることにより、アーム6a,6b及びこれと一
体の後輪車軸10が図2中の矢印方向に回転し、後輪3
に回転駆動力が与えられる。図2はペダルバー7bの下
降途中、ペダルバー7aの上昇途中の状態を示してお
り、各ペダルバー7a,7bの先端のペダル9a,9b
は、下降時は前輪2側に円弧状に膨らむような軌跡をと
り、上昇時は略直線状の軌跡をとる。なお、アーム6
a,6bの長さが長くなり、アーム先端(枢着部22)
の回転半径が大きくなると、ペダル9a,9bの上下動
の幅が大きくなる。したがって、許容されるペダル9
a,9bの上下動の幅に応じて、アーム6a,6bの長
さを選択することが好ましい。
【0014】次に、その他の構成について説明するが、
本実施形態では、自転車をコンパクトに折り畳みできる
ようにし、且つ複数台を連結して複数人乗り用自転車を
構成できるような構造としてある。車体フレーム1を構
成する前記後輪支持フレーム11、前輪支持フレーム1
2及び連結フレーム13は、それぞれ伸縮可能に構成さ
れている。本実施形態では、各フレーム11〜13を2
本のフレーム材x,yから構成し、フレーム材xの一部
をパイプ状のフレーム材y内にスライド可能に嵌挿する
ことにより伸縮可能とするとともに、ネジ式などの締め
付け具30で両フレーム材x,yを任意の伸縮状態で固
定(係止)できるようにしてある。
本実施形態では、自転車をコンパクトに折り畳みできる
ようにし、且つ複数台を連結して複数人乗り用自転車を
構成できるような構造としてある。車体フレーム1を構
成する前記後輪支持フレーム11、前輪支持フレーム1
2及び連結フレーム13は、それぞれ伸縮可能に構成さ
れている。本実施形態では、各フレーム11〜13を2
本のフレーム材x,yから構成し、フレーム材xの一部
をパイプ状のフレーム材y内にスライド可能に嵌挿する
ことにより伸縮可能とするとともに、ネジ式などの締め
付け具30で両フレーム材x,yを任意の伸縮状態で固
定(係止)できるようにしてある。
【0015】前記後輪支持フレーム11と連結フレーム
13の連結部は枢着部14(ヒンジ部)としてあり、こ
の枢着部14には、後輪支持フレーム11と連結フレー
ム13を、それらの任意の回動状態で固定(保持)する
ための係止手段15が設けられている。この係止手段1
5は、一端が連結フレーム13に固定され、且つ他端側
が後輪支持フレーム11に貫設されたガイド孔25に挿
通された、長手方向が円弧状のスライド部材26と、後
輪支持フレーム11に設けられ、スライド部材26を締
め付け固定するためのネジ式などの締め付け具27とか
ら構成されている。また、前記枢着部14には、取付部
材28を介してサドル4が取付けられている。このサド
ル4を固定するために、枢着部14には前記取付部材2
8を締め付け固定するためのネジ式などの締め付け具2
9が設けられている。
13の連結部は枢着部14(ヒンジ部)としてあり、こ
の枢着部14には、後輪支持フレーム11と連結フレー
ム13を、それらの任意の回動状態で固定(保持)する
ための係止手段15が設けられている。この係止手段1
5は、一端が連結フレーム13に固定され、且つ他端側
が後輪支持フレーム11に貫設されたガイド孔25に挿
通された、長手方向が円弧状のスライド部材26と、後
輪支持フレーム11に設けられ、スライド部材26を締
め付け固定するためのネジ式などの締め付け具27とか
ら構成されている。また、前記枢着部14には、取付部
材28を介してサドル4が取付けられている。このサド
ル4を固定するために、枢着部14には前記取付部材2
8を締め付け固定するためのネジ式などの締め付け具2
9が設けられている。
【0016】前記前輪支持フレーム12の長手方向の途
中には、このフレームを折り畳み可能とするヒンジ部1
6が設けられている。すなわち、前輪支持フレーム12
を構成するフレーム材yは、上部部材120と前輪2を
支持する下部部材121とをヒンジ部16で連結するこ
とにより構成されている。そして、このヒンジ部16よ
りも下側の上部部材120の部分が、後述する後輪支持
フレーム11のコネクター部に脱着可能に連結するため
のコネクター部17を構成している。また、このコネク
ター部17を構成する上部部材120の部分と、これに
面した下部部材121の部分にはピン挿通孔32、32
´(図6参照)が形成され、これらピン挿通孔32、3
2´にピン33を脱着可能に嵌挿することにより、ヒン
ジ部16が固定されている。
中には、このフレームを折り畳み可能とするヒンジ部1
6が設けられている。すなわち、前輪支持フレーム12
を構成するフレーム材yは、上部部材120と前輪2を
支持する下部部材121とをヒンジ部16で連結するこ
とにより構成されている。そして、このヒンジ部16よ
りも下側の上部部材120の部分が、後述する後輪支持
フレーム11のコネクター部に脱着可能に連結するため
のコネクター部17を構成している。また、このコネク
ター部17を構成する上部部材120の部分と、これに
面した下部部材121の部分にはピン挿通孔32、32
´(図6参照)が形成され、これらピン挿通孔32、3
2´にピン33を脱着可能に嵌挿することにより、ヒン
ジ部16が固定されている。
【0017】また、前輪支持フレーム12の前記ヒンジ
部16よりも上方位置には、連結フレーム13の端部を
脱着可能に連結するためのコネクター部(図示せず)が
設けられている。本実施形態では、このコネクター部は
前輪支持フレーム本体に形成された嵌挿孔により構成さ
れ,この前輪支持フレーム12には、この嵌挿孔に嵌挿
された連結フレーム13の端部を締め付けて固定するた
めのネジ式などの締め付け具35が設けられている。
部16よりも上方位置には、連結フレーム13の端部を
脱着可能に連結するためのコネクター部(図示せず)が
設けられている。本実施形態では、このコネクター部は
前輪支持フレーム本体に形成された嵌挿孔により構成さ
れ,この前輪支持フレーム12には、この嵌挿孔に嵌挿
された連結フレーム13の端部を締め付けて固定するた
めのネジ式などの締め付け具35が設けられている。
【0018】前記後輪支持フレーム11の長手方向の途
中には、前記連結フレーム13の他端部を脱着可能に連
結するためのコネクター部18と、前記前輪支持フレー
ム12のコネクター部17を脱着可能に連結するための
コネクター部19がそれぞれ設けられている。前記コネ
クター18及びコネクター19は、連結フレーム13の
端部及び前輪支持フレーム12のコネクター部17を各
々嵌挿させるための短筒体により構成されるとともに、
これら各短筒体には、嵌挿された連結フレーム13の端
部及びコネクター部17を締め付け固定するためのネジ
式などの締め付け具36,37が設けられている。
中には、前記連結フレーム13の他端部を脱着可能に連
結するためのコネクター部18と、前記前輪支持フレー
ム12のコネクター部17を脱着可能に連結するための
コネクター部19がそれぞれ設けられている。前記コネ
クター18及びコネクター19は、連結フレーム13の
端部及び前輪支持フレーム12のコネクター部17を各
々嵌挿させるための短筒体により構成されるとともに、
これら各短筒体には、嵌挿された連結フレーム13の端
部及びコネクター部17を締め付け固定するためのネジ
式などの締め付け具36,37が設けられている。
【0019】前記前輪2と後輪3は、従来の自転車と同
様、タイヤ40が空気圧タイプ、ゴムなどによる中実タ
イプのいずれでもよい。また、スポーク41の構成も問
わない。前輪2と後輪3の径は特に限定しないが、自転
車をよりコンパクトに折り畳めるようにするためには、
前輪2の直径はなるべく小さい方が好ましい。一方、前
輪2の直径があまり小さいと凹凸のある路面では運転し
にくくなる。このため前輪2の直径は、後輪の直径の4
0〜60%程度とすることが適当である。なお、前輪2
の前輪支持フレーム12に対する支持構造は、従来の自
転車と同様の軸受を用いた構造等、任意のものでよい。
また、図示しないが、前輪2及び/又は後輪3には、従
来の自転車と同様のブレーキ機構を設けることが好まし
い。自転車を構成する各部品の材質は特に限定されない
が、主要な部品をアルミニウムで構成することにより、
自転車全体の軽量化を図ることができる。
様、タイヤ40が空気圧タイプ、ゴムなどによる中実タ
イプのいずれでもよい。また、スポーク41の構成も問
わない。前輪2と後輪3の径は特に限定しないが、自転
車をよりコンパクトに折り畳めるようにするためには、
前輪2の直径はなるべく小さい方が好ましい。一方、前
輪2の直径があまり小さいと凹凸のある路面では運転し
にくくなる。このため前輪2の直径は、後輪の直径の4
0〜60%程度とすることが適当である。なお、前輪2
の前輪支持フレーム12に対する支持構造は、従来の自
転車と同様の軸受を用いた構造等、任意のものでよい。
また、図示しないが、前輪2及び/又は後輪3には、従
来の自転車と同様のブレーキ機構を設けることが好まし
い。自転車を構成する各部品の材質は特に限定されない
が、主要な部品をアルミニウムで構成することにより、
自転車全体の軽量化を図ることができる。
【0020】次に、本実施形態の自転車の機能と使用方
法を説明する。この自転車は、サドル4に跨り、ハンド
ル5を握って、足でペダル9a、9bを交互に押し下げ
ることにより運転する。これにより、駆動機構Aを構成
するアーム6a,6b及びこれと一体の後輪車軸10が
図2中の矢印方向に回転し、後輪3に回転駆動力が与え
られる。枢着部14を介して後輪支持フレーム11と連
結フレーム13と回動させて互い方向に近づけ、必要に
応じて連結フレーム13の長さを縮小させることによ
り、車体長さを短くし、混雑した場所での使用の利便を
図ることができる。また、必要に応じて、ペダルバー7
a,7bを伸長させれば、より小さい力でペダル9a,
9bを漕ぐことができる。
法を説明する。この自転車は、サドル4に跨り、ハンド
ル5を握って、足でペダル9a、9bを交互に押し下げ
ることにより運転する。これにより、駆動機構Aを構成
するアーム6a,6b及びこれと一体の後輪車軸10が
図2中の矢印方向に回転し、後輪3に回転駆動力が与え
られる。枢着部14を介して後輪支持フレーム11と連
結フレーム13と回動させて互い方向に近づけ、必要に
応じて連結フレーム13の長さを縮小させることによ
り、車体長さを短くし、混雑した場所での使用の利便を
図ることができる。また、必要に応じて、ペダルバー7
a,7bを伸長させれば、より小さい力でペダル9a,
9bを漕ぐことができる。
【0021】図4は、本実施形態の自転車を折り畳んだ
状態を示している。自転車をこのような折り畳んだ状態
とするには、後輪支持フレーム11、前輪支持フレーム
12及び連結フレーム13の各締め付け具30を緩めて
各フレーム11〜13を縮小させるとともに、係止手段
15を解除して連結フレーム13と後輪支持フレーム1
1を互いの方向に回動させる。さらに、ペダルバー7
a,7bの締め付け具38を緩めてこれらを縮小させ
る。これが図4の状態である。
状態を示している。自転車をこのような折り畳んだ状態
とするには、後輪支持フレーム11、前輪支持フレーム
12及び連結フレーム13の各締め付け具30を緩めて
各フレーム11〜13を縮小させるとともに、係止手段
15を解除して連結フレーム13と後輪支持フレーム1
1を互いの方向に回動させる。さらに、ペダルバー7
a,7bの締め付け具38を緩めてこれらを縮小させ
る。これが図4の状態である。
【0022】次に、図5は、本実施形態の自転車を複数
台連結し、複数人乗り用の自転車を構成した状態を示し
ている。図5は3台の自転車を連結した例である。この
ような複数人乗り用の自転車を構成するには、1台の自
転車はそのままの状態で先頭車として用いるが、これ
に連結する2台目以降の自転車については、部品の一部
を取り外し、再装着する。
台連結し、複数人乗り用の自転車を構成した状態を示し
ている。図5は3台の自転車を連結した例である。この
ような複数人乗り用の自転車を構成するには、1台の自
転車はそのままの状態で先頭車として用いるが、これ
に連結する2台目以降の自転車については、部品の一部
を取り外し、再装着する。
【0023】以下、2台目の自転車を例に連結方法を
説明すると、まず、自転車について、前輪支持フレー
ム12を連結フレーム13から取り外し、図6に示すよ
うに、この前輪支持フレーム12をヒンジ部16を介し
て折り畳んだ状態で、そのコネクター部17を先頭(1
台目)の自転車の後輪支持フレーム11のコネクター
部19に連結する。さらに、自転車の連結フレーム1
3の他端部を自転車の後輪支持フレーム11のコネク
ター部18に連結する。この状態で、前輪2は前輪支持
フレーム12と連結フレーム13の間に挟まれて固定さ
れるとともに、自転車用のハンドル5も適正な位置に
収めることができる。これにより自転車に対する自転
車の連結を完了する。そして、3台目の自転車につ
いても、上記と同様の手順で自転車に対して連結し、
これによって3台の自転車を連結した複数人乗り用自転
車を構成できる。連結する自転車の台数は任意である。
説明すると、まず、自転車について、前輪支持フレー
ム12を連結フレーム13から取り外し、図6に示すよ
うに、この前輪支持フレーム12をヒンジ部16を介し
て折り畳んだ状態で、そのコネクター部17を先頭(1
台目)の自転車の後輪支持フレーム11のコネクター
部19に連結する。さらに、自転車の連結フレーム1
3の他端部を自転車の後輪支持フレーム11のコネク
ター部18に連結する。この状態で、前輪2は前輪支持
フレーム12と連結フレーム13の間に挟まれて固定さ
れるとともに、自転車用のハンドル5も適正な位置に
収めることができる。これにより自転車に対する自転
車の連結を完了する。そして、3台目の自転車につ
いても、上記と同様の手順で自転車に対して連結し、
これによって3台の自転車を連結した複数人乗り用自転
車を構成できる。連結する自転車の台数は任意である。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明の自転車は、そ
の駆動機構が、ペダルの上下動をリンク機構を介して回
転力に変え、後輪に回転駆動力を与えるものであるた
め、従来のギヤ・チェーン駆動方式のようなチェーンに
基因したトラブルを生じることがなく、また安価に製造
することができる。また、折り畳み式とする場合も、従
来のようなギア・チェーン駆動方式を採用することによ
る構造上の制約がないため、従来の自転車に較べてより
コンパクトな形態に折り畳むことができる。さらに、複
数台を簡易に連結して複数人乗り用の自転車を組み立て
ることができるため、レジャー用としても好適な自転車
である。
の駆動機構が、ペダルの上下動をリンク機構を介して回
転力に変え、後輪に回転駆動力を与えるものであるた
め、従来のギヤ・チェーン駆動方式のようなチェーンに
基因したトラブルを生じることがなく、また安価に製造
することができる。また、折り畳み式とする場合も、従
来のようなギア・チェーン駆動方式を採用することによ
る構造上の制約がないため、従来の自転車に較べてより
コンパクトな形態に折り畳むことができる。さらに、複
数台を簡易に連結して複数人乗り用の自転車を組み立て
ることができるため、レジャー用としても好適な自転車
である。
【図1】本発明の自転車の一実施形態を示す全体側面図
【図2】図1の実施形態における駆動機構部を部分的に
示す側面図
示す側面図
【図3】図1の実施形態における駆動機構部を部分的に
示す部分断面正面図
示す部分断面正面図
【図4】図1の実施形態の自転車を折り畳んだ状態で示
す全体側面図
す全体側面図
【図5】図1〜4に示す実施形態の自転車を複数台連結
した状態を示す側面図
した状態を示す側面図
【図6】複数台の自転車を連結する際の前輪支持フレー
ムの再装着方法を示す説明図
ムの再装着方法を示す説明図
1…車体フレーム、2…前輪、3…後輪、4…サドル、
5…ハンドル、6a,6b…アーム、7a,7b…ペダ
ルバー、8a,8b…吊持アーム、9a,9b…ペダ
ル、10…後輪車軸、11…後輪支持フレーム、12…
前輪支持フレーム、13…連結フレーム、14…枢着
部、15…係止手段、16…ヒンジ部、17,18,1
9…コネクター部、20…ハブ、21…軸受、22,2
3,24…枢着部、25…ガイド孔、26…スライド部
材、27,29,34,35,36,37,38…締め
付け具、28…取付け部材、31…支持軸、32,3
2′…ピン挿通孔、33…ピン、40…タイヤ、41…
スポーク、100…軸端部、110…ブラケット、12
0…上部部材、121…下部部材、x,y…フレーム
材、A…駆動機構
5…ハンドル、6a,6b…アーム、7a,7b…ペダ
ルバー、8a,8b…吊持アーム、9a,9b…ペダ
ル、10…後輪車軸、11…後輪支持フレーム、12…
前輪支持フレーム、13…連結フレーム、14…枢着
部、15…係止手段、16…ヒンジ部、17,18,1
9…コネクター部、20…ハブ、21…軸受、22,2
3,24…枢着部、25…ガイド孔、26…スライド部
材、27,29,34,35,36,37,38…締め
付け具、28…取付け部材、31…支持軸、32,3
2′…ピン挿通孔、33…ピン、40…タイヤ、41…
スポーク、100…軸端部、110…ブラケット、12
0…上部部材、121…下部部材、x,y…フレーム
材、A…駆動機構
Claims (5)
- 【請求項1】 車体フレーム1と、該車体フレーム1に
取り付けられる前輪2、後輪3、サドル4及びハンドル
5を備え、後輪車軸10が車体フレーム1に回転自在に
支持された自転車であって、 車体フレーム1に支持された前記後輪車軸10の両端部
から、後輪周方向において互いに略180°反対方向に
延出する1対のアーム6a,6bと、基端部が前記各ア
ーム6a,6bの先端部に枢着され、先端部が前輪側に
延出する1対のペダルバー7a,7bと、一端部が車体
フレーム1に枢着され、他端部が前記各ペダルバー7
a,7bの途中に枢着された1対の吊持アーム8a,8
bと、前記各ペダルバー7a,7bの先端部に設けられ
たペダル9a,9bとを備えた駆動機構Aを有すること
を特徴とする自転車。 - 【請求項2】 車体フレーム1が、下端部側に後輪3が
回転自在に支持される伸縮可能な後輪支持フレーム11
と、下端部側に前輪2が回転自在に支持され、上端部側
にハンドル5が設けられる伸縮可能な前輪支持フレーム
12と、一端部が前記後輪支持フレーム11の上端部に
枢着14され、他端部が前記前輪支持フレーム12の途
中に脱着可能に連結される伸縮可能な連結フレーム13
と、前記枢着部14を介して回動可能な連結フレーム1
3と後輪支持フレーム11を所定の回動状態に保持する
ための係止手段15とを備え、前記枢着部14の上部に
サドル4が設けられることを特徴とする請求項1に記載
の自転車。 - 【請求項3】 車体フレーム1が、下端部側に後輪3が
回転自在に支持される後輪支持フレーム11と、下端部
側に前輪2が回転自在に支持され、上端部側にハンドル
5が設けられる前輪支持フレーム12と、一端部が前記
後輪支持フレーム11の上端部に連結され、他端部が前
記前輪支持フレーム12の途中に脱着可能に連結される
連結フレーム13とを備え、 前記前輪支持フレーム12の途中には、該フレームを折
り畳み可能とするヒンジ部16を設けるとともに、後輪
支持フレーム11に脱着可能に連結するためのコネクタ
ー部17を設け、 前記後輪支持フレーム11の途中には、前記連結フレー
ム13の他端部を脱着可能に連結するためのコネクター
部18と、前記前輪支持フレーム12のコネクター部1
7を脱着可能に連結するためのコネクター部19をそれ
ぞれ設け、 前輪支持フレーム12を連結フレーム13から取り外
し、該前輪支持フレーム12をヒンジ部16を介して折
り畳んだ状態で、そのコネクター部17を他の自転車の
後輪支持フレーム11のコネクター部19に連結すると
ともに、前記連結フレーム13の他端部を他の自転車の
後輪支持フレーム11のコネクター部18に連結するこ
とにより、複数台の自転車を連結した複数人乗り用自転
車を構成できるようにしたことを特徴とする請求項1に
記載の自転車。 - 【請求項4】 後輪支持フレーム11、前輪支持フレー
ム12及び連結フレーム13が各々伸縮可能に構成され
るとともに、連結フレーム13と後輪支持フレーム11
の連結部が枢着部14で構成され、車体フレーム1が、
前記枢着部14を介して回動可能な連結フレーム13と
後輪支持フレーム11を所定の回動状態に保持するため
の係止手段15を備え、前記枢着部14の上部にサドル
4が設けられることを特徴とする請求項3に記載の自転
車。 - 【請求項5】 前輪2の直径が後輪3の直径の40〜6
0%であることを特徴とする請求項1、2、3又は4に
記載の自転車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002127892A JP2003320985A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 自転車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002127892A JP2003320985A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 自転車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003320985A true JP2003320985A (ja) | 2003-11-11 |
Family
ID=29541818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002127892A Pending JP2003320985A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 自転車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003320985A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009012743A (ja) * | 2007-06-04 | 2009-01-22 | Hisao Yamaguchi | 自転車 |
CN102107710A (zh) * | 2011-02-23 | 2011-06-29 | 叶作拾 | 后置主动轮增大自行车传动力距的脚踏传动机构 |
CN102267525A (zh) * | 2010-05-05 | 2011-12-07 | 李武强 | 一种便携式代步车 |
RU2494910C1 (ru) * | 2012-04-16 | 2013-10-10 | Сергей Николаевич Лукьянов | Складной велосипед с линейным педалированием |
RU2513178C2 (ru) * | 2012-05-22 | 2014-04-20 | Евгений Сергеевич Попов | Велосипед-педальник |
KR101785808B1 (ko) * | 2015-12-14 | 2017-10-17 | 한밭대학교 산학협력단 | 동력에너지를 이용한 접이식 자전거 |
CN110562377A (zh) * | 2019-10-12 | 2019-12-13 | 廖伟华 | 一种载人式通用变形机器人 |
JP2021084618A (ja) * | 2019-11-25 | 2021-06-03 | 茂樹 多田 | 自転車の駆動装置 |
-
2002
- 2002-04-30 JP JP2002127892A patent/JP2003320985A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009012743A (ja) * | 2007-06-04 | 2009-01-22 | Hisao Yamaguchi | 自転車 |
CN102267525A (zh) * | 2010-05-05 | 2011-12-07 | 李武强 | 一种便携式代步车 |
CN102107710A (zh) * | 2011-02-23 | 2011-06-29 | 叶作拾 | 后置主动轮增大自行车传动力距的脚踏传动机构 |
RU2494910C1 (ru) * | 2012-04-16 | 2013-10-10 | Сергей Николаевич Лукьянов | Складной велосипед с линейным педалированием |
RU2513178C2 (ru) * | 2012-05-22 | 2014-04-20 | Евгений Сергеевич Попов | Велосипед-педальник |
KR101785808B1 (ko) * | 2015-12-14 | 2017-10-17 | 한밭대학교 산학협력단 | 동력에너지를 이용한 접이식 자전거 |
CN110562377A (zh) * | 2019-10-12 | 2019-12-13 | 廖伟华 | 一种载人式通用变形机器人 |
JP2021084618A (ja) * | 2019-11-25 | 2021-06-03 | 茂樹 多田 | 自転車の駆動装置 |
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