JP2003320720A - カッター駆動機構 - Google Patents

カッター駆動機構

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JP2003320720A JP2002128908A JP2002128908A JP2003320720A JP 2003320720 A JP2003320720 A JP 2003320720A JP 2002128908 A JP2002128908 A JP 2002128908A JP 2002128908 A JP2002128908 A JP 2002128908A JP 2003320720 A JP2003320720 A JP 2003320720A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな駆動源を備えた小型プリンタに適し
た、カッター刃が搭載されたカッターキャリッジをヘッ
ドキャリッジを利用して移動させるカッター駆動機構を
提案すること。 【解決手段】 カッター駆動機構は、移動可能に支持さ
れている係合レバー41を用いてヘッドキャリッジ4と
カッターキャリッジ12の連結状態を形成し、この係合
レバー41とは別の弾性部材である板ばね43を用い
て、係合レバー41を初期位置に復帰させるようにして
いる。係合レバー41には、カッターキャリッジ12の
負荷に充分耐えるような強度、剛性を持たせ、板ばね4
3には連結状態の保持および係合レバー41を初期位置
に復帰させるために要する最低の弾性特性を持たせるだ
けでよい。確実な連結状態を形成できる、係合レバーを
板ばね43に逆らって移動させる際に作用する負荷も小
さいので、ヘッドキャリッジ駆動源として小型の駆動源
を備えている小型プリンタに搭載するのに適したカッタ
ー駆動機構を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタに搭載さ
れて記録媒体を横断する方向に移動して当該記録媒体を
切断するオートカッターの駆動機構に関するものであ
る。さらに詳しくは、本発明は、インクジェットヘッド
などの印字ヘッドが搭載されたヘッドキャリッジの往復
移動を利用することにより、専用の駆動源を必要とする
ことなく、カッター刃が搭載されたカッターキャリッジ
を移動させるように構成されたカッター駆動機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットヘッドやサーマルヘッド
などが搭載されたプリンタとしては、印刷後の記録媒体
を所定の長さに切断するためのオートカッターが搭載さ
れたものが知られている。オートカッターは、記録媒体
の排出路の下側位置において固定刃が記録媒体の幅方向
に所定長さに亘って取り付けられ、その上側には円盤状
のカッター刃が固定刃に沿って移動可能に取り付けられ
た構成となっている。
【0003】カッター刃を専用の動力源からの動力を用
いて移動させるようにすると、動力源およびその動力伝
達機構が必要となるので、小型化、コンパクト化および
低コスト化の要求の高いインクジェットプリンタなどに
は不向きである。
【0004】そこで、印字ヘッドが搭載されたヘッドキ
ャリッジを記録媒体の幅方向に往復移動させて印刷を行
うシリアル型のプリンタにおいては、ヘッドキャリッジ
の往復移動を利用して、カッター刃が搭載されたカッタ
ーキャリッジを往復移動させることが考えられる。この
ようにすれば、オートカッター専用の動力源、その駆動
力伝達機構を省略できるので好ましい。
【0005】ヘッドキャリッジの往復移動を利用してカ
ッターキャリッジを往復移動させるカッター駆動機構と
しては、特開平6−234251号公報に開示されたも
のが知られている。この公開公報に開示のカッター駆動
機構では、カッターキャリッジに板ばね製のピックアッ
プアームを取り付け、プリンタキャリッジ(ヘッドキャ
リッジ)にピックアップアームに係合可能なピックアッ
プフックを取り付け、これらの形状を適切に設定するこ
とにより、プリンタキャリッジの動きに応じて、カッタ
ーキャリッジを選択的にプリンタキャリッジに連結した
状態および連結が解除された非連結状態にできるように
している。
【0006】すなわち、プリンタキャリッジを、そのホ
ームポジションから印刷領域に向かう方向あるいはその
逆方向に向けて一方向に移動させる場合には、プリンタ
キャリッジ側のピックアップフックはカッターキャリッ
ジ側のピックアップアームを乗り越えて移動するので双
方の間には連結状態が形成されない。しかるに、プリン
タキャリッジをホームポジションに向けて移動させた後
に逆方向に移動させると、ピックアップアームにピック
アップフックが掛止した状態(連結状態)になり、カッ
ターキャリッジを移動させて記録媒体を切断することが
可能となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のカッター駆
動機構では、カッターキャリッジ側のピックアップアー
ムが板ばねから形成されており、その弾性変形によっ
て、プリンタキャリッジ側のピックアップフックを乗り
越えて移動し、また、上記のようにプリンタキャリッジ
の駆動形態を制御することによりピックアップフックに
掛止する。従って、板ばねからなるピックアップアーム
はプリンタキャリッジの移動をカッターキャリッジに伝
達する動力伝達部材として機能するので、カッターキャ
リッジに搭載されているカッター刃により記録媒体が切
断されている間においては切断時の負荷がそのままピッ
クアップアームに伝達される。
【0008】このように、ピックアップアームは、連結
状態では掛止状態が解除されることなく、しかも負荷に
耐えられるように充分な強度および剛性を備えたものと
されている。このため、プリンタキャリッジの駆動力が
大きくないと、ピックアップアームが弾性変形しながら
ピックアップフックを乗り越える際に作用する負荷に耐
えながら、円滑にプリンタキャリッジを移動させること
ができない。
【0009】従って、従来におけるプリンタキャリッジ
の移動を利用したカッターキャリッジの駆動機構は、大
型の駆動源によりプリンタキャリッジが駆動される大型
のプリンタの場合に適した大型で高価なものである。こ
のために、小型・コンパクト化および低コスト化の要求
の高い小型プリンタの場合には、小型の駆動源しか搭載
されていないので、大型でコストの高い従来のカッター
駆動機構を搭載することが困難である。
【0010】本発明の課題は、この点に鑑みて、小型で
低コストのシリアル型プリンタに搭載するのに適した、
ヘッドキャリッジの移動を利用してカッターキャリッジ
を移動させるカッター駆動機構を提案することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、印字ヘッドが搭載されたヘッドキャリ
ッジにより、カッター刃が搭載されたカッターキャリッ
ジを記録媒体を横切る方向に移動させるためのカーター
駆動機構において、前記カッターキャリッジおよび前記
ヘッドキャリッジのうちの一方に取り付けた第1係合部
および他方に取り付けた第2係合部を有し、前記第1係
合部は、前記第2係合部との連結状態および非連結状態
を形成するための係合レバーと、この係合レバーを前記
第2係合部の相対移動軌跡上に位置する初期位置および
当該相対移動軌跡から外れた位置の間を移動可能な状態
で支持している支持部と、前記係合レバーを前記初期位
置に戻すための弾性力を当該係合レバーに与えている弾
性部材とを備えていることを特徴としている。
【0012】本発明のカッター駆動機構では、移動可能
に支持されている係合レバーを用いてヘッドキャリッジ
とカッターキャリッジの連結状態を形成し、この係合レ
バーとは別の弾性部材を用いて、係合レバーを初期位置
に復帰させるようにしている。従って、係合レバーに
は、カッターキャリッジの負荷に充分耐えるような強
度、剛性を持たせ、弾性部材には係合レバーを初期位置
に復帰させるために要する最低の弾性特性を持たせるこ
とができる。この結果、確実な連結状態を形成できる。
また、非連結状態においては係合レバーを第2係合部か
ら退避させる際に作用する負荷が小さいので、ヘッドキ
ャリッジ駆動源として小型の駆動源を備えた小型プリン
タであっても、ヘッドキャリッジを円滑に往復移動させ
ることができる。
【0013】ここで、前記支持部は、前記係合レバーを
直交する第1軸線および第2軸線回りに回転可能な状態
で支持している構成とすることができる。この場合に
は、前記弾性部材は、前記係合レバーを前記第1軸線回
りおよび前記第2軸線回りの各初期位置に戻すための弾
性力を当該係合レバーに与える構成のものとされる。
【0014】また、前記係合レバーは、前記第2軸線回
りに前記初期位置から所定量だけ回転した位置におい
て、第1方向に相対移動する前記第2係合部に掛止可能
とすれば、係合レバーを選択的に第2係合部に対して連
結状態および非連結状態にできる。よって、第1方向に
移動するヘッドキャリッジによって、選択的にカッター
キャリッジを駆動して、記録媒体の切断を行うことがで
きる。
【0015】この場合、第1方向に移動して記録媒体を
切断した後のカッターキャリッジを再び第2方向に移動
してその待機位置に戻すためには、前記第1係合部は、
更に、前記第1方向とは反対方向である第2方向に相対
移動する前記第2係合部に掛止可能な掛止部を備えた構
成のものとすればよい。
【0016】さらに、前記係合レバーは、前記支持部に
よって支持されている位置よりも前記第1方向に離れた
部位において、前記第1方向へ相対移動する前記第2係
合部により、前記初期位置から第1軸線を中心とする方
向に押される第1当接部と、前記第2方向へ相対移動す
る前記第2係合部により、前記初期位置から前記第2軸
線を中心とする方向に押される第2当接部と、前記第1
方向に相対移動する前記第2係合部に対して、前記第2
軸線回りの所定位置にある場合にのみ掛止可能なフック
と、前記第2係合部が前記第2方向に相対移動して前記
第2当接部を通過した後に前記フックを前記第2係合部
に掛止可能な位置に保持する保持部とを備えた構成のも
のとすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用したカッター駆動機構の一例を説明する。
【0018】図1は本例のカッター駆動機構が搭載され
ているシリアル型のインクジェットプリンタにおける主
要部分を示す斜視図である。インクジェットプリンタ1
は、装置フレーム2に各構成部品が搭載され、不図示の
ケースによって覆われた構成となっている。図において
は、装置フレーム2に搭載されたキャリッジモータ3
と、このモータ3によって駆動されるヘッドキャリッジ
4と、オートカッター5が表示されている。ヘッドキャ
リジ4は、その下面にインクジェットヘッド(図示せ
ず)が搭載されており、プリンタ幅方向に架け掛け渡し
たキャリッジガイド軸6に沿って往復移動可能となって
いる。このヘッドキャリッジ4の直下にはプラテン7が
水平に配置されており、この上面に沿って搬送される記
録紙に対してインクジェットヘッドにより印刷が施され
る。印刷後の記録紙はプリンタ前側の記録紙排出口8か
らプリンタ外部に排出される。
【0019】記録紙排出部8に配置されているオートカ
ッター5は、排出される記録紙を所定の長さ位置で切断
するためのものであり、下側に配置されたプリンタ幅方
向に延びている固定刃11と、カッターキャリッジ12
に搭載された円盤状のカッター刃13(図3参照)とを
備えている。カッターキャリッジ12は、ヘッドキャリ
ッジ4におけるプリンタ前面側の前端面4aに対向配置
され、ガイド軸14に沿ってプリンタ幅方向に往復移動
可能に支持されている。このカッターキャリッジ12
は、後述のように、ヘッドキャリッジ4の移動形態に応
じて、選択的に、当該ヘッドキャリッジ4に対して連結
状態および非連結状態に切り替わる。
【0020】連結状態が形成されると、ヘッドキャリッ
ジ4によってカッターキャリッジ12が図に示すプリン
タ幅方向の端の待機位置12Aから矢印Aで示す第1方
向に移動して、そこに搭載されているカッター刃13に
よって記録紙が切断される。また、第1方向Aに移動し
てプリンタ幅方向の他端まで移動したカッターキャリッ
ジ12は、矢印Bで示す第2方向に移動するヘッドキャ
リッジ4によって当該第2方向Bに移動して、その待機
位置に戻るようになっている。さらに、印刷動作状態な
どにおいては、カッターキャリッジ12はヘッドキャリ
ッジ4に対して非連結状態に保持される。
【0021】図2はヘッドキャリッジ4をプリンタ前側
から見た状態で示す斜視図であり、図3はカッターキャ
リッジ12をヘッドキャリッジ4の側(すなわち、プリ
ンタ後側)から見た状態で示す斜視図である。これらの
図を参照して、ヘッドキャリッジ4によってカッターキ
ャリッジ12を移動させるためのカッター駆動機構を説
明する。
【0022】まず、ヘッドキャリッジ4は、プラスチッ
ク成形品からなるヘッドキャリッジ本体4bを備え、こ
のヘッドキャリッジ本体4bのプリンタ前側の前端面4
aにおいて、プリンタ幅方向の第2方向B側の端に、カ
ッターキャリッジ12の側に連結可能なヘッド側係合部
30(第2係合部)が形成されている。
【0023】カッターキャリッジ12もプラスチック成
形品からなるカッターキャリッジ本体21を備え、この
カッターキャリッジ本体21の上端部分にはプリンタ幅
方向に延びるガイド穴22、33が形成され、これらの
穴にはカッターガイド軸14(図1参照)が通される。
また、カッターキャリッジ本体21には円盤状のカッタ
ー刃13がブレードホルダ24によって回転自在の状態
で取り付けられ、その略上半部分がブレードカバー25
によって覆われている。このカッターキャリッジ本体2
1におけるヘッドキャリッジ4に面している側におい
て、上下方向の中程に位置には、ヘッド側係合部30に
連結可能なカッター側係合部40(第1係合部)が取り
付けられている。
【0024】これらヘッド側係合部30およびカッター
側係合部40は、ヘッドキャリッジ4の移動形態に応じ
て、選択的に、連結状態および非連結状態に切り替わる
ようになっている。
【0025】カッター側係合部40は、連結状態および
非連結状態を形成するための係合レバー41と、この係
合レバー41を移動可能に支持しているにカッターキャ
リッジ本体21に形成したしている支持部42と、係合
レバー41を初期位置に戻すための弾性力を当該係合レ
バー41に与えている弾性部材である板ばね43とを備
えている。また、カッターキャリッジ本体21における
プリンタ幅方向の第1方向Aの端部に形成された掛止用
突起44を備えており、この掛止用突起44は、ヘッド
側係合部30の第2方向Bへの移動軌跡上に位置するよ
うに、ヘッド側係合部30の側に所定量突出している。
【0026】本例の係合レバー41は、第1方向Aに移
動するヘッドキャリッジ4のヘッド側係合部30に対す
る連結熱状態および非連結状態を形成するためのもので
ある。これに対して、掛止用突起44は、第2方向Bに
移動するヘッド側係合部30に掛止して、カッターキャ
リッジ12をその待機位置12A(図1参照)に戻すた
めのものである。また、支持部42は、係合レバー41
をヘッド側係合部30の移動軌跡上から退避させるため
に、当該係合レバー41の一端部41aをプリンタ上下
方向に延びる第1軸線Vおよびプリンタ前後方向に水平
に延びる第2軸線H回りに回転可能な状態で支持してい
る。従って、板ばね43は、係合レバー41を第1軸線
V回りおよび第2軸線H回りの初期位置に戻すための弾
性力を各方向から当該係合レバー41に与えるように構
成されている。
【0027】図4は係合レバー41を示す斜視図であ
り、図5はその上面図、裏面図および断面図である。こ
の図も参照して説明すると、係合レバー41は、プリン
タ幅方向に向けてほぼ水平に延びるプラスチック成形品
などからなる部品であり、その第2方向B側の端部41
aには第1軸線Vの方向に延びる軸孔51が形成されて
いる。この軸孔51は、その内周面が、上下方向の中程
部分が円形内周面部分52とされ、その上下の部分がプ
リンタ幅方向に長い長円形内周面53、54とされてい
る。カッターキャリッジ本体21の側には、第1軸線V
の方向に沿って下方に延びる支持部42を構成している
支軸42aが形成されている。この支軸42aは軸孔5
1の円形内周面部分52の内径寸法よりも僅かに小さな
外径寸法の円柱形状をしている。従って、係合レバー4
1は、この支軸42aを中心として、第1軸線V回りに
水平方向に回転可能であると共に、第2軸線Hの回りに
所定角度範囲に亘り上下方向に回転可能である。
【0028】係合レバー41の他端部には、そのヘッド
キャリッジ4の側の側面61が所定量だけヘッドキャリ
ッジ側に突出した突出部分62が形成されている。この
突出部分62は、側面61の端部上側部分から細い幅で
突出している上側部分63と、この上側部分63の先端
から鋭角で下方に向かうに連れて第2方向Bに傾斜して
いる一定幅の傾斜部分64を備えている。この上側部分
63の側面63aと側面61との間には、第1方向Aに
向かうに連れてヘッドキャリッジ4の側に突出している
傾斜側面65が形成されている。また、傾斜部分64
は、その第1方向Aおよび第2方向Bの端がそれぞれ同
一方向に傾斜した先端傾斜面64aおよび裏面傾斜面6
4bによって規定されている。さらに、この裏面傾斜面
64bと、上側部分63の水平な下面部分63bとよっ
て、鋭角なフック66が規定されている。
【0029】ここで、傾斜側面65(第1当接部)は、
第1方向Aへ移動するヘッド側係合部30により第1軸
線Vを中心として、初期位置からヘッドキャリッジ4に
対して遠ざかる方向に押される面である。また、先端傾
斜面64a(第2当接触部)は、第2方向Bへ移動する
ヘッド側係合部30により第2軸線Hを中心として、初
期位置から上側に押される面である。さらに、フック6
6は、その上下方向の初期位置よりも一段上側に位置し
ている状態において、第1方向Aに移動するヘッド側係
合部30に掛止可能である。さらにまた、ヘッドキャリ
ッジ側に突出している突出部分62の下面部分63b
(保持部)は、フック66をヘッド側係合部30に掛止
可能な高さ位置に保持するための部分である。
【0030】一方、ヘッド側係合部30は、係合レバー
41におけるヘッドキャリジ側の側面61の近接位置ま
で突出しており、図2に示すように、その上端部分に
は、第1方向Aに向けて鋭角に突出したフック掛止部3
1が形成されている。このフック掛止部31はフック6
6と相補的な形状をしている。このフック掛止部31の
上端面32はカッターキャリッジ12の側に向けて幅広
となった形状をしており、この上端面32の第2方向B
の側の縁からは下方に傾斜した傾斜面33となってい
る。
【0031】ここで、ヘッド側係合部30におけるフッ
ク掛止部31のヘッドキャリッジ側の角34は、係合レ
バー41の傾斜側面65を水平方向に押すための部分と
して機能する。また、傾斜面33は、係合レバー41の
先端傾斜面64aを上方に押すための部分として機能す
る。さらに、上端面32は、係合レバー41の上側部分
63の下面63bを支持して、当該係合レバー41のフ
ック66がフック掛止部31に掛止可能な位置に保持す
るための部分として機能する。
【0032】次に、図6は、第1軸線Vおよび第2軸線
Vを中心として回転可能に支持されている係合レバー4
1に弾性力を付与している板ばね43の平面図、側面図
および端面図である。図3および図6を参照して説明す
ると、本例の板ばね43は、底板部分71と、この底板
部分71におけるヘッドキャリッジ側の側縁から上方に
直角に折れ曲がって延びている一定高さの側板部分72
と、底板部分71における第1方向Aの縁端から上方に
直角に折れ曲がって延びている一定高さの補強用端板部
分73を備えている。底板部分71は、補強用端板部分
73から他方の端に向けて一定の長さの広幅部分74が
形成されて、この先は、側板部分72の側に位置してい
る分岐部分75と、反対側に位置している分岐部分76
に分かれている。狭い幅の分岐部分76は、カッターキ
ャリッジ12に形成された板ばね取り付け部12aに水
平に取り付けられる取り付け部分である。広い幅の分岐
部分75は広幅部分74から下方に一段下がるように折
り曲げられている。この分岐部分75に連続している広
幅部分74の上面に、係合レバー41における軸孔51
が形成されている端部41aの下面が載っている。すな
わち、係合レバー41の軸孔形成側の端部41aは、カ
ッターキャリッジ本体21に形成した水平下面21a
と、板ばね43の広幅部分74の間に挟持された状態に
ある。この水平下面21aから前述した支軸42aが下
方に突出して軸孔51に差し込まれている。
【0033】また、板ばね43の側板部分72は、係合
レバー41の側面61における軸孔51側の部分に形成
されている一段後退した板ばね当接面61aに当接して
いる。この側板部分72は、その底板部分71に対して
は広幅部分74にのみ連続しており、分岐部分75とは
分離しているので、広幅部分74の側を中心として水平
方向に弾性変形可能である。
【0034】従って、この形状の板ばね43における側
板部分72よって、係合レバー41はその第1軸線V回
りの移動が拘束され、当該軸線回りの初期位置に保持さ
れる。また、板ばね43における底板部分の広幅部分7
5によって、係合レバー41はその第2軸線H回りの移
動が拘束され、当該軸線回りの初期位置に保持される。
【0035】次に、図7〜図16を参照して、本例のカ
ッター駆動機構の動作を説明する。図7(a)には、ヘ
ッド側係合部30とカッター側係合部40における初期
状態でのプリンタ前後方向の位置関係を示してある。ま
た、図7(b)はそれらのプリンタ上下方向の位置関係
を示してある。初期状態においては、すなわち、ヘッド
キャリッジ4がホームポジションHに位置し、カッター
キャリッジ12がその待機位置12Aに位置している状
態においては、係合レバー41の軸孔位置にほぼ対峙す
る位置にヘッド側係合部30が位置しており、当該ヘッ
ド側係合部30の端面35がカッターキャリッジ12の
側の掛止用突起44に当たった状態にある。
【0036】まず、図7〜図11を参照して、ヘッドキ
ャリッジ4がそのホームポジションから第1方向Aに移
動する場合の動作を説明する。図7に示す初期状態の位
置からヘッドキャリッジ4が矢印A方向に移動すると、
図8に示すように、まず、ヘッド側係合部30の角32
が係合レバー41の傾斜側面65に当たる。この後は、
図9に示すように、ヘッドキャリッジ4の移動に伴っ
て、板ばね43の側板部分72のばね力に逆らって係合
レバー41が支軸42aを中心として第1軸線V回りに
ヘッドキャリッジ4から後退する方向に移動する。ヘッ
ド側係合部30が係合レバー41の傾斜側面65から突
出部分62の側面63aに乗り上げて、この突出部分6
2を乗り越えると、図10に示すように、板ばね43の
側板部分72のばね力によって係合レバー41は再び水
平方向の初期位置に復帰する。
【0037】次に、図10〜図15を参照して、図10
に示す位置からヘッドキャリッジ4を逆方向(第2方向
B)に移動させた場合の動作を説明する。図10に示す
位置からヘッドキャリッジ4を第2方向Bに移動する
と、図11に示すように、ヘッド側係合部30の傾斜面
33が係合レバー41の先端傾斜面64aに当たる。こ
れらは相補的な傾斜面であるので、図12、図13に示
すように、ヘッドキャリッジ4の移動に伴って、係合レ
バー41は板ばね43の底板部分のばね力に逆らって、
上方に向けて第2軸線H回りに押し上げられる。
【0038】係合レバー41の突出部分62がヘッド側
係合部30の傾斜面からその上端面に乗り上げ、この上
端面を乗り越えると、係合レバー41は図14に示すよ
うに、板ばね43の分岐部分75のばね力によって下方
に落ち込み、その突出部分62の下面部分63bがヘッ
ド側係合部30の上端面32に乗った状態になる。この
状態は、係合レバー41の先端部分(突出部分62)が
初期位置よりも一段高い位置にあり、フック66がヘッ
ド側係合部30のフック掛止部31に掛止可能な高さ位
置である。
【0039】この状態が形成された後に、更にヘッドキ
ャリッジ4を同一方向に移動させると、ヘッドキャリッ
ジ4のヘッド側係合部30の上端面32が係合レバー4
1の突出部分62の下面部分63bから外れる。この結
果、図15に示すように、係合レバー41は板ばね43
のばね力によって下方に一段下がり、その初期位置に復
帰する。よって、ヘッドキャリッジ4を、カッターキャ
リッジ側の係合レバー41に邪魔されることなく、その
ホームポジション(図7に示す位置)まで戻すことがで
きる。
【0040】ここで、図14に示す状態が形成された後
に、図16に示すように、ヘッドキャリッジ4を再び第
1方向Aに移動すると、ヘッド側係合部30のフック掛
止部は係合レバー41のフック66に掛止された状態に
なる。ここで、ヘッドキャリッジ4の移動方向に見た場
合に、フック66およびフック掛止部31は鋭角に折れ
曲がった相補的な形状をしており、係合レバー41には
板ばね43によって一段低い初期位置に向けて弾性力が
作用している。従って、双方の掛止状態、すなわちヘッ
ドキャリッジ4とカッターキャリッジ12の連結状態が
確実に保持される。
【0041】この後は、ヘッドキャリッジ4を第1方向
Aに移動すると、そこに連結されているカッターキャリ
ッジ12も同一方向に移動する。この結果、当該カッタ
ーキャリッジ12に搭載されているカッター刃が固定刃
に沿って移動して、排出口に位置している記録紙が切断
される。
【0042】この連結状態でヘッドキャリッジ4および
カッターキャリッジ12を第2方向Bの端まで移動させ
た後に、ヘッドキャリッジ4を逆方向(第1方向A)に
移動させると、ヘッド側係合部30の端面35がカッタ
ー側係合部40における掛止用突起44に当たり、カッ
ターキャリッジ12を引き連れて、図7に示すホームホ
ジションHに戻る。よって、カッターキャリッジ12も
その待機位置12Aに復帰する。
【0043】(その他の実施の形態)なお、上記の例で
は係合レバーおよび板ばねを備えた第1係合部をカッタ
ーキャリッジの側に搭載しているが、これをヘッドキャ
リッジの側に搭載し、カッターキャリッジの側に第2係
合部を搭載するようにすることもできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカッター
駆動機構においては、ヘッドキャリジとカッターキャリ
ッジを選択的に連結状態および非連結状態にするための
連結機構を、連結状態および連結解除状態を形成するた
めの係合レバーと、この係合レバーを初期位置に戻すた
めの弾性力を与えている弾性部材から構成している。
【0045】従って、係合レバーには、カッターキャリ
ッジの負荷に充分耐えるように充分な強度、剛性を持た
せることができ、同時に、弾性部材には係合レバーを初
期位置に復帰させるために要する最低の弾性特性を持た
せるよにすればよい。よって、本発明によれば、確実な
連結状態を形成できると共に、係合レバーを連結解除状
態にするために移動させる際に作用する負荷が小さいの
で、ヘッドキャリッジ駆動源として小型の駆動源を備え
ている小型プリンタであっても、ヘッドキャリッジを円
滑に往復移動させることができる。
【0046】このように、本発明によれば、小型プリン
タに搭載するのに適したカッター駆動機構を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したシリアル型のインクジェット
プリンタの主要部分の構成を示す概略斜視図である。
【図2】図1のヘッドキャリッジを示す斜視図である。
【図3】図1のカッターキャリッジを示す斜視図であ
る。
【図4】図3のカッターキャリッジにおける係合レバー
を示す斜視図である。
【図5】図4の係合レバーの平面図、裏面図および断面
図である。
【図6】図3のカッターキャリッジにおける板ばねを示
す斜視図である。
【図7】図1のインクジェットプリンタのオートカッタ
ーにおけるカッター駆動機構の動作を示す説明図であ
り、ヘッドキャリッジがホームポジションにある状態を
示すものである。
【図8】図7の状態からヘッドキャリッジが第1方向に
移動した後の状態を示す説明図である。
【図9】図8の状態からヘッドキャリッジが第1方向に
移動した後の状態を示す説明図である。
【図10】図9の状態からヘッドキャリッジが第1方向
に移動して係合レバーを乗り越えた後の状態を示す説明
図である。
【図11】図10の状態からヘッドキャリッジを第2方
向に移動した後の状態を示す説明図である。
【図12】図11の状態からヘッドキャリッジを更に第
2方向に移動した後の状態を示す説明図である。
【図13】図12の状態から更にヘッドキャリッジを第
2方向に移動した後の状態を示す説明図である。
【図14】図13の状態から更にヘッドキャリッジを第
2方向に移動した後の状態を示す説明図である。
【図15】図14の状態からヘッドキャリッジを第2方
向に移動して、係合レバーを乗り越えた後の状態を示す
説明図である。
【図16】図14の状態からヘッドキャリッジを第1方
向に移動して、係合レバーとの連結状態が形成された状
態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 4 ヘッドキャリッジ H ヘッドキャリッジのホームポジション 5 オートカッター 11 固定刃 12 カッターキャリッジ 12A カッターキャリッジの待機位置 13 カッター刃 21 カッターキャリッジ本体 30 ヘッド側係合部 31 フック掛止部 32 上端面 33 傾斜面 34 角 35 端面 40 カッター側係合部 41 係合レバー 42 支持部 42a 支軸 43 板ばね 44 掛止用突起 51 軸孔 61 側面 62 突出部分 63a 側面 64a 先端傾斜面 65 傾斜側面 66 フック 71 底板部分 72 側板部分 75 底板部分の分岐部分 A 第1方向 B 第2方向 V 第1軸線 H 第2軸線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドが搭載されたヘッドキャリッ
    ジにより、カッター刃が搭載されたカッターキャリッジ
    を記録媒体を横切る方向に移動させるためのカーター駆
    動機構において、 前記カッターキャリッジおよび前記ヘッドキャリッジの
    うちの一方に取り付けた第1係合部および他方に取り付
    けた第2係合部を有し、 前記第1係合部は、前記第2係合部との連結状態および
    非連結状態を形成するための係合レバーと、この係合レ
    バーを前記第2係合部の相対移動軌跡上に位置する初期
    位置および当該相対移動軌跡から外れた位置の間を移動
    可能な状態で支持している支持部と、前記係合レバーを
    前記初期位置に戻すための弾性力を当該係合レバーに与
    えている弾性部材とを備えていることを特徴とするカッ
    ター駆動機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記支持部は、前記係合レバーを直交する第1軸線およ
    び第2軸線回りに回転可能な状態で支持しており、 前記弾性部材は、前記係合レバーを前記第1軸線回りお
    よび前記第2軸線回りの各初期位置に戻すための弾性力
    を当該係合レバーに与えていることを特徴とするカッタ
    ー駆動機構。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記係合レバーは、前記第2軸線回りに前記初期位置か
    ら所定量だけ回転した位置において、第1方向に相対移
    動する前記第2係合部に掛止可能であり、 前記第1係合部は、更に、前記第1方向とは反対方向で
    ある第2方向に相対移動する前記第2係合部に掛止可能
    な掛止部を備えていることを特徴とするカッター駆動機
    構。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記係合レバーは、前記支持部によって支持されている
    位置よりも前記第1方向に離れた部位において、 前記第1方向へ相対移動する前記第2係合部により、前
    記初期位置から第1軸線を中心とする方向に押される第
    1当接部と、 前記第2方向へ相対移動する前記第2係合部により、前
    記初期位置から前記第2軸線を中心とする方向に押され
    る第2当接部と、 前記第1方向に相対移動する前記第2係合部に対して、
    前記第2軸線回りの所定位置にある場合にのみ掛止可能
    なフックと、 前記第2係合部が前記第2方向に相対移動して前記第2
    当接部を通過した後に前記フックを前記第2係合部に掛
    止可能な位置に保持する保持部と、を備えていることを
    特徴とするカッター駆動機構。
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