JP2003320673A - インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置

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JP2003320673A
JP2003320673A JP2002132487A JP2002132487A JP2003320673A JP 2003320673 A JP2003320673 A JP 2003320673A JP 2002132487 A JP2002132487 A JP 2002132487A JP 2002132487 A JP2002132487 A JP 2002132487A JP 2003320673 A JP2003320673 A JP 2003320673A
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ink
orifice plate
recording head
discharge port
groove
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Isao Kimura
勲 木村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクミストによる吐出方向の曲がりをでき
る限り防止し、ワイピング動作により生成する膜状のイ
ンクが吐出方向に与える影響を最小限に抑えることがで
きるインクジェット記録ヘッドを提供すること。 【構成】 インクが吐出される複数のインク吐出口
と、このインク吐出口に連通したオリフィス、それらの
オリフィス群を形成したオリフィスプレート及び液流路
と、この液流路の所定箇所にインクを吐出させるために
利用される吐出圧力発生素子とを備えたインクジェット
記録ヘッドにおいて、前記オリフィスプレートが吐出口
の周囲を取り巻く形状で吐出口とは分離した位置に、上
端が吐出口面と同じ高さでオリフィスプレートの板厚以
内の深さの溝を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事務機器、通信機
器、印刷機、映像機器等に一般に用いられるプリンタ、
ワープロ、複写機、ファクシミリに適用可能な、単色或
はカラー記録用のインクジェット記録ヘッド及びインク
ジェット記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、現在知られ
ている各種記録方式の中でも、記録時に騒音の発生が殆
どないノンインパクト記録方式であって、高速記録が可
能である等の点で注目される有効な記録方式として評価
され、広く一般に普及している。
【0003】このようなインクジェット記録装置におい
ては、インク滴の吐出方向は常に安定していることが好
ましいが、主たるインク滴に付随して発生するインクミ
ストと呼ばれる微小インク粒が発生すると、インク吐出
口周辺にインクの液溜まりが生成して吐出口を閉塞した
り、液溜まりに主たるインク滴が引き寄せられてインク
滴の吐出方向が曲がり、品質の良い記録が行えなくなる
という問題がある。
【0004】従来、このような問題を解決するために、
ワイパーと称する吐出口面のクリーニング部材を用い
て、吐出口面に付着したインクミストを拭き取る、又は
掻き取る動作を与えて印字品位の劣化を防止していた。
又、インク滴が付着しても容易に拭き取れるように吐出
口面を撥水処理する例もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図14は従来のインク
ジェット記録ヘッドの吐出口を形成したオリフィスプレ
ートの断面模式図であって、図14(1)はオリフィス
プレート30に形成された吐出口31を示し、記録して
いくとオリフィスプレートの吐出口面にはf,g,h,
iのようなインクミストが付着する。吐出口エッジに付
着したインク溜まりfはjで示したようにインク滴の一
部を引っ張り、インク主滴32の吐出方向を正規な方向
33から不正な吐出方向34へ曲げるため印字品位が劣
化する。
【0006】上記現象を抑制するために、図14(2)
に示したように、力Fで吐出口面を押すように配置され
たワイパーブレード35を吐出口面に沿ってWの方向に
動作させ、インクミストを拭き取る動作を行う。
【0007】インクミストはワイパーブレード35と吐
出口面に挟まれて36のような状態でワイパーブレード
の移動する下流側へ動く。ワイパーブレード35は下向
きの力Fにより、吐出口では吐出口面よりオリフィス内
へ侵入するが、吐出口と吐出口の間の部分は38のよう
に薄い膜状にインクが残る。これはワイパーブレードの
エッジとオリフィスプレート表面はミクロに見れば凹凸
が存在し、微小インクが滞留できるスペースが存在する
こと、又、インク滴自身もオリフィスプレートに対して
濡れ性を持っているため、ワイパーブレードで拭き取っ
ても図14(3)に示した38のように薄い膜状に拡散
して、特に拭く方向の下流側に、インクが残る。膜状に
残ったインク38の部分はインクが付着していない吐出
口表面よりインクの濡れ性が高いため、次の吐出の時に
インク滴を曲げる要因となる。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、インクミストによる吐出方向
の曲がりをできる限り防止し、ワイピング動作により生
成する膜状のインクが吐出方向に与える影響を最小限に
抑えることができるインクジェット記録ヘッド及びイン
クジェット記録装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、インクが吐出される複数のインク吐出口
と、このインク吐出口に連通したオリフィス、それらの
オリフィス群を形成したオリフィスプレート及び液流路
と、この液流路の所定箇所にインクを吐出させるために
利用される吐出圧力発生素子とを備えたインクジェット
記録ヘッドにおいて、前記オリフィスプレートが吐出口
の周囲を取り巻く形状で吐出口とは分離した位置に、上
端が吐出口面と同じ高さでオリフィスプレートの板厚以
内の深さの溝を有することを特徴とする。
【0010】又、本発明は、インクが吐出される複数の
インク吐出口と、このインク吐出口に連通したオリフィ
ス、それらのオリフィス群を形成したオリフィスプレー
ト及び液流路と、この液流路の所定箇所にインクを吐出
させるために利用される吐出圧力発生素子とを備えたイ
ンクジェット記録ヘッドにおいて、吐出口と吐出口に連
通したオリフィスがオリフィスプレート上に一体形成さ
れ、吐出口面がその周囲のオリフィスプレート平面より
突出していることを特徴とする。
【0011】更に、本発明は、インクジェット記録ヘッ
ドの吐出口面を閉塞するための保護キャップとその保護
キャップに連通してインクを吸引できる機構とオリフィ
スプレート表面をワイピングする機構とを有するインク
ジェット記録装置において、前記保護キャップ内にイン
クを吐出した後にワイパーでワイピングすることを特徴
とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0013】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1を示し、オリフィスプレート1に形成したオリフィ
ス形状の吐出口3及びその周囲に削孔された溝2を有す
るインクジェット記録ヘッドの吐出部の斜視図である。
吐出口3の形状は図1においては円であるが、角形、星
形等、特に制約はない。又、オリフィスプレート1の吐
出口形成面S1は撥水処理しても良い。
【0014】図2は図1に示したオリフィスプレートの
A−A線断面図である。
【0015】図2において、d1は吐出口径、d2はオ
リフィス厚さ、d3は溝幅、d4は溝深さをそれぞれ示
す。図2ではオリフィスがテーパー形状としているが所
望の記録ヘッドの吐出特性を得るためにはストレート形
状でも良い。
【0016】図2において、d2は少なくともd1より
小さくし、d3の幅はワイパーブレードのエッジ部が溝
内へ侵入できるように設定すれば良い。d4の溝深さは
オリフィスプレートの厚さ以内で、ワイパーブレードで
オリフィスプレートをワイピングするまでの時間内に発
生するインクミストが全て貯留できる容量を持たせるよ
うに設計すれば良い。溝2の形成はオリフィスプレート
の材料がポリアミド、ポリイミド、ポリサルホン等のプ
ラスチックではエキシマレーザーで加工すると容易に形
成することができる。
【0017】図3−Aは図2に示した本実施の形態に係
るオリフィスプレート1を用いたインクジェット記録ヘ
ッドで記録動作を行い、オリフィスプレート上にインク
ミストa,b,c,d,eが付着した様子を示す。イン
クミストa,eは吐出口に一部が掛かっているが、従来
の記録ヘッドに比べ、幅の狭いオリフィスとしているた
め付着の絶対量が少なく、インク滴の吐出方向に与える
影響は極めて少ない。インクミストbは溝底部に付着し
たものでインク滴の吐出には何ら影響を及ぼさない。イ
ンクミストdもオリフィス壁面に付着したものでインク
滴の吐出には影響しない。インクミストcは吐出口間に
付着したもので、印字サイクル中に適宜ワイパー等で除
去する必要がある。
【0018】図3−Bはオリフィスプレート上に付着し
たインクミストa〜eをワイパーブレード4によりWの
方向へクリーニング動作をしている模式図である。イン
クミストは小矢印のようにオリフィスプレート表面から
除去される。
【0019】<実施の形態2>図4は本発明の実施の形
態2を示し、一定間隔で形成された複数の吐出口7を有
するオリフィスプレート5に吐出口周囲の溝と、オリフ
ィスプレート5の外縁方向に向かって延びるU字形の断
面形状を有する溝6を形成したインクジェット記録ヘッ
ドの吐出部の斜視図である。実施の形態1と同様にオリ
フィスプレート5の吐出口形成面S1は撥水処理しても
良い。図5は図4に示したオリフィスプレートの平面図
であり、オリフィスプレート外縁に向かって延びる溝6
は、吐出口形成面をワイピングする方向Wの下流側に開
き角αを有するよう形成する。
【0020】尚、図5では吐出口基底部の輪郭線は省略
してある。図6は実施の形態2のオリフィスプレート表
面にインクミスト8が付着した様子を示す模式図であ
り、ワイパーブレード9はワイピング方向Wの向きに動
作する。
【0021】図7はワイピング動作中のインクミストの
状態を示す模式図であり、インクミスト10はU字形の
溝6の開き方向にワイパーブレードによって小矢印11
のように移動し、吐出口エッジに付着したインクミスト
や溝6の背部に付着したインクミストは溝6に捕集され
る。
【0022】<実施の形態3>図8は一定間隔P1で形
成された吐出口列14を有するオリフィスプレート12
が、吐出口周囲及びオリフィスプレート外縁方向に延び
る溝13と、溝13と交差するように形成した溝15と
を有するように形成されたインクジェット記録ヘッドの
吐出部の平面図である。図に記載の2つのノズル列は吐
出口間隔P1に対して、一方のノズル列が間隔P1の半
分のノズル間隔P2で千鳥配置されている。この構成で
は例えばP1を300dpiとすると千鳥配置のノズル
列の間隔P2は600dpiとなり、高密度ヘッドが形
成される。
【0023】溝15の役割は、単一ノズル列の場合より
インクミスト発生量が多い本実施の形態の記録ヘッドの
オリフィスプレートに付着したインクミストを、より効
果的に除去するためである。
【0024】溝15はワイピング方向と一致するような
方向に形成するとインクミストの除去が効果的に行え
る。
【0025】<実施の形態4>図9は実施の形態4を示
し、オリフィスプレート16上に湾曲した溝17を形成
した例である。溝の形状が吐出口18に対して曲線であ
るので、ワイピング動作を行った場合、実施の形態1〜
実施の形態3までのストレート形状の溝に比べ、ワイパ
ーブレードの移動(ワイピング方向はWの向き)に伴う
インクミストの移動が吐出口18からより遠ざかるよう
に作用するため、インクミストによるインク滴の曲がり
に対して耐性が強くなる。
【0026】<実施の形態5>図10は実施の形態5を
示し、インクが吐出される複数のインク吐出口41と、
このインク吐出口に連通したオリフィス42、それらの
オリフィス群を形成したオリフィスプレート40及び液
流路(不図示)と、この液流路の所定箇所にインクを吐
出させるために利用される吐出圧力発生素子(不図示)
とを備えたインクジェット記録ヘッドにおいて、(4吐
出口41と吐出口に連通したオリフィス42がオリフィ
スプレート40上に一体形成され、吐出口面がその周囲
のオリフィスプレート平面S1より突出するように形成
したインクジェット記録ヘッドの吐出部斜視図である。
【0027】オリフィス42がノズル状に形成されてい
るため、オリフィスプレート平面S1上に付着するイン
クミストによる吐出方向への悪影響が殆ど無くなり、更
に、ワイパーによるインクミストの拭き取り性が更に向
上したインクジェット記録ヘッドである。本実施の形態
に係るオリフィスプレートはレーザー加工で形成可能で
あるが、雌型を利用して樹脂等の射出成型で凸型を作成
し、オリフィス及び吐出口をレーザー加工法で形成する
と量産性が向上する。
【0028】図10の下部の図はオリフィスプレート4
0のB−B線断面図である。吐出口面41はオリフィス
プレート平面S1からd5の間隔を有して突出してい
る。
【0029】図11−Aは本実施の形態に係るオリフィ
スプレートにインクミストk、l、m、nが付着した状
態を示す断面模式図である。オリフィスプレート平面に
付着したインクミストl及びオリフィス側面に付着した
インクミストnはインクの吐出方向には全く影響を与え
ない。発生頻度は少ないが、吐出口面に付着したインク
ミストm(及びk)は、図11−Bに示すようにワイパ
ーブレード43(動作方向W)によって容易に除去でき
る。 (インクジェット記録用カートリッジ本体)図12はイ
ンクジェット記録用カートリッジ本体の斜視図であっ
て、インクを収納した容器20とインク容器20と連通
して記録ヘッド23にインクを供給するためのヘッドホ
ルダー22及び記録ヘッド23に電力を供給するための
端子を備えたTABテープ21から成る。これまでに述
べた本発明のインクジェット記録ヘッドは23に装着さ
れる。 (インクジェット記録ヘッドのクリーニング動作)図1
3は図12に例示したインクジェット記録用カートリッ
ジを装着したインクジェット記録装置(不図示)に装備
され、インクジェット記録ヘッドの印字品位を最良の状
態に維持するためのクリーニング機構及びそのクリーニ
ング動作の説明図である。
【0030】図13(1)はインクジェット記録用カー
トリッジと記録ヘッドの吐出口面を閉塞するための保護
キャップ25及び保護キャップ25に連通してインクを
吸引できる機構に接続するためのチューブ26の概略図
である。インクジェット記録用カートリッジはインク容
器20と記録ヘッド23から構成され、印字動作により
インクミスト24が付着している。
【0031】図13(2)はインクミストが付着した状
態のインクジェット記録ヘッドと保護キャップが接合し
た状態を示し、インクミストが吐出口面に固着した場合
に、保護キャップ25内部にインクを吐出して図中27
のように保護キャップ内をインクで満たして固着物をイ
ンクで溶解する。インクで溶解した後、保護キャップは
記録ヘッドの吐出面より下降し、保護キャップ内のイン
クはチューブ26内部を吸引機構により移動する。
【0032】次に、記録ヘッドはインクジェット記録装
置に装備されているクリーニング機構のポジションへ移
動する。クリーニング機構は図13(3)に示すよう
に、ワイパーブレード28とワイパーブレードを動作さ
せる機構部29とから成る。クリーニングポジションに
移動したインクジェット記録用カートリッジはワイパー
ブレード28によって矢印点線の方向にその吐出口面が
ワイピングされる。ワイピング後記録を継続する場合は
そのまま記録ポジションに移動し、ワイピング後印字動
作を停止する場合は保護キャップが上昇して、記録ヘッ
ドの吐出口面をキャップで閉塞する。
【0033】又、印字中にワイピング動作をさせる場合
は(2)の工程を省略して(1)→(3)の順序で動作
させてワイピング後印字動作を再開させる。
【0034】以上のクリーニング動作により本発明のイ
ンクジェット記録ヘッドは常に最良の状態で記録を行う
ことが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるイン
クジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置にお
いては、吐出口の周囲にインクミストを捕集するための
溝を配置し、たとえ吐出口にインクミストが付着して
も、それによる吐出方向の曲がり等の悪影響は最小限に
抑えられる。更には、吐出口面をオリフィスプレート面
より突出させることでインクミストが吐出に悪影響を及
ぼす作用を殆ど無くすることが可能になる。
【0036】又、オリフィスプレート面、吐出口面に付
着し、固着したインクミストを保護キャップ内インクと
ワイピング動作により溶解除去することができる。
【0037】以上により、本発明の効果として、信頼性
の高い、常に良好な印字品位が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るインクジェット記
録ヘッドの吐出口形成面の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るオリフィスプレー
ト断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1におけるインクミスト付
着状態及びクリーニング動作模式図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係るインクジェット記
録ヘッドの吐出口形成面の斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係るオリフィスプレー
ト平面図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係るオリフィスプレー
ト上にインクミストが付着した状態である。
【図7】本発明の実施の形態2に係るオリフィスプレー
トのワイピング動作中の模式図である。
【図8】本発明の実施の形態3に係るインクジェット記
録ヘッドの吐出口形成面の平面図である。
【図9】本発明の実施の形態4に係るインクジェット記
録ヘッドの吐出口形成面の平面図である。
【図10】本発明の実施の形態5に係るインクジェット
記録ヘッドの吐出口形成面の斜視図及び部分断面図であ
る。
【図11】本発明の実施の形態5におけるインクミスト
付着状態及びクリーニング動作模式図である。
【図12】インクジェット記録用カートリッジ本体の斜
視図である。
【図13】インクジェット記録装置に装備されたクリー
ニング機構及びそのクリーニング動作の説明図である。
【図14】従来例の(1)インクジェット記録ヘッドの
吐出口を形成したオリフィスプレートの断面図及び
(2)インクミストが付着した面のクリーニング状態
図、(3)オリフィスプレート表面に残留したインクミ
ストの平面状態図である。
【符号の説明】
1,5,12,16,30,40 オリフィスプレート 2,6,13,15,17 溝 3,7,18,31,41 吐出口 4,9,28,35,43 ワイパーブレード 8,10,24,36 インクミスト 14 吐出口列 20 インク収納容器 21 TABテープ 22 ヘッドホルダー 23 インクジェット記録
ヘッド 25 保護キャップ 26 チューブ 27 保護キャップ内に吐
出されたインク 29 ワイパーブレードを
動作させる機構 32 インク主滴 33 インク主滴の正規な
吐出方向 34 インク主滴の不正な
吐出方向 37 オリフィス内へ侵入
したワイパーブレードのエッジ 38 膜状に拡散したイン
クミスト 42 オリフィス F ワイパーブレードを
押す力 S1 オリフィスプレート
表面 W ワイパーブレードの
動作方向

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクが吐出される複数のインク吐出口
    と、このインク吐出口に連通したオリフィス、それらの
    オリフィス群を形成したオリフィスプレート及び液流路
    と、この液流路の所定箇所にインクを吐出させるために
    利用される吐出圧力発生素子とを備えたインクジェット
    記録ヘッドにおいて、 前記オリフィスプレートが吐出口の周囲を取り巻く形状
    で吐出口とは分離した位置に、上端が吐出口面と同じ高
    さでオリフィスプレートの板厚以内の深さの溝を有する
    ことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記オリフィスプレートが、吐出口周囲
    の溝と、オリフィスプレート外縁方向に延びる溝とを有
    することを特徴とする請求項1記載のインクジェット記
    録ヘッド。
  3. 【請求項3】 オリフィスプレート外縁に向かって延び
    る溝が、吐出口形成面をワイピングする方向の下流側に
    向かって開いた形状であることを特徴とする請求項2記
    載のインクジェット記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 一定間隔で形成された複数の吐出口列を
    有するオリフィスプレートが、吐出口周囲の溝と、オリ
    フィスプレート外縁方向に延びる溝とその溝に交差する
    ように形成された溝とを有することを特徴とする請求項
    2記載のインクジェット記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記オリフィスプレートの吐出口形成面
    が撥水処理されていることを特徴とする請求項1〜4の
    何れかに記載のインクジェット記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 インクが吐出される複数のインク吐出口
    と、このインク吐出口に連通したオリフィス、それらの
    オリフィス群を形成したオリフィスプレート及び液流路
    と、この液流路の所定箇所にインクを吐出させるために
    利用される吐出圧力発生素子とを備えたインクジェット
    記録ヘッドにおいて、 吐出口と吐出口に連通したオリフィスがオリフィスプレ
    ート上に一体形成され、吐出口面がその周囲のオリフィ
    スプレート平面より突出していることを特徴とするイン
    クジェット記録ヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6記載のインクジェット記録
    ヘッドの吐出口面を閉塞するための保護キャップとその
    保護キャップに連通してインクを吸引できる機構とオリ
    フィスプレート表面をワイピングする機構とを有するイ
    ンクジェット記録装置において、 前記保護キャップ内にインクを吐出した後にワイパーで
    ワイピングすることを特徴とするインクジェット記録装
    置。
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