JP2003320227A - 酢酸セルロース系半透膜 - Google Patents
酢酸セルロース系半透膜Info
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Abstract
ルロース系半透膜の提供。 【解決手段】 酢酸セルロースを含む膜材料からなる酢
酸セルロース系半透膜であって、膜材料となる酢酸セル
ロースが、全構成単位における2位、3位及び6位のア
セチル置換度の合計が2.70以上で、かつ6位のアセ
チル置換度が0.90以下のものである酢酸セルロース
系半透膜。
Description
の天然水域の水処理用として適した酢酸セルロース系半
透膜、それを用いた濾過運転方法に関する。
ルロース膜は、古くから海水淡水化用の非対称逆浸透膜
や血液透析膜として利用されており(例えば、特開昭5
4−88881号公報、特開昭61−185305号公
報、特開昭60−29763号公報、特開昭63−17
922号公報、特開平5−228208号公報、特開平
6−343842号公報)、その他、水処理用途に用い
られる酢酸セルロース中空糸膜が、特開平6−3438
42号公報、特開平8−108053号公報等に開示さ
れている。
沼水、海水等の天然水の浄化に用いた場合、原水中の微
生物によって膜が生分解することが問題となる。そこ
で、酢酸セルロース中空糸膜を用いた天然水の浄化にお
いては、通常、次亜塩素酸ナトリウムによる殺菌が常時
又は間欠的に行われ、膜の生分解を阻止する必要がある
が、その一方で、次亜塩素酸ナトリウムによる殺菌処理
によって、膜強度自体が低下していくという問題もあ
る。
を次亜塩素酸ナトリウム等の塩素系殺菌剤で殺菌処理し
た場合における膜強度の低下の問題を解決できる、次亜
塩素酸ナトリウム等の塩素系殺菌剤に対する耐久性が高
い酢酸セルロース系半透膜及びそれを用いた濾過運転方
法を提供することを課題とする。
ース系半透膜の次亜塩素酸ナトリウム等の塩素系殺菌剤
に対する耐久性を高めるべく研究した結果、酢酸セルロ
ース単位中の3つのOH基に置換するアセチル基の置換
度を特定範囲に調整することによって、塩素系殺菌剤に
対する耐久性を大幅に高められることを見出し、本発明
を完成した。
らなる酢酸セルロース系半透膜であって、膜材料となる
酢酸セルロースが、構成単位における2位、3位及び6
位のアセチル置換度の合計が2.70以上で、かつ6位
のアセチル置換度が0.90以下のものである酢酸セル
ロース系半透膜を提供する。
透膜を用いて水処理する濾過運転方法を提供する。
位、3位及び6位のアセチル置換度の合計が2.70以
上で、かつ6位のアセチル置換度が0.90以下のもの
である」とは、全ての構成単位が前記要件を満たすこと
を意味するものである。
ース構成単位1個当たりの置換された平均OH基数を意
味し、実施例で説明する13C−NMR法により求め
た。
は、酢酸セルロースを主成分とする膜材料からなるもの
であり、酢酸セルロースと他のセルロース誘導体との混
合物を膜材料として用いることもできるが、酢酸セルロ
ースの含有量が、原料基準で80重量%以上であること
が好ましく、90重量%以上であることがより好まし
い。他のセルロース誘導体としては、ブチル酸セルロー
ス等のセルロースエステル化合物、メチルセルロース、
エチルセルロース等のセルロースエーテル化合物を挙げ
ることができ、更にポリスルホン系ポリマー、ポリアク
リロニトリル系ポリマー、ポリアミド系ポリマー、ポリ
ビニルピロリドン、ポリビニルホルマール等を併用する
こともできる。
位における2位、3位及び6位のアセチル置換度の合計
が2.70以上、好ましくは2.80以上、より好まし
くは2.85以上で、かつ6位のアセチル置換度が0.
90以下、好ましくは0.88以下のものである。
構成単位における2位及び3位のアセチル置換度の合計
が1.92〜2.00のものが好ましく、1.96〜
1.99のものがより好ましく、1.97〜1.99の
ものが更に好ましい。
糸膜、平膜、管状膜等の所望の形態にすることができる
が、これらの中でも中空糸膜が特に好ましい。
透水性をバランスよく付与するため、外径は、好ましく
は200〜2000μm、より好ましくは500〜15
00μmで、内径は、好ましくは100〜1000μ
m、より好ましくは400〜1000であり、内表面と
外表面を除く膜内部に存在する空孔の平均孔径は、好ま
しくは0.5〜5μm、より好ましくは0.8〜3μm
である。
写真(1万倍)を膜内表面から膜外表面にわたり等間隔
に10箇所撮影し、各箇所の写真上の5μm四方内に見
られる孔の径を平均化し、この平均値を10箇所の撮影
部に対して平均化したものである。
すると、内部に孔径が10μm以上の空孔を有している
ものが好ましい。
0.001〜0.1μm、好ましくは0.005〜0.
05μmの平均孔径をもつ緻密な膜表面を有しているこ
とが望ましい。前記平均孔径の範囲は、分画分子量に換
算すると3万〜150万、好ましくは5万〜50万に相
当する。
が前記した緻密な膜表面であるが、これらの中でも内外
表面が緻密な膜表面であるものが好ましい。
ば、セルロースをトリフェニルメチル化すると6位の水
酸基に選択的に導入されるため、トリフェニルメチル化
によりセルロース(又は低置換酢酸セルロース)の6位
を保護した後、アセチル化を行い、その後、脱トリフェ
ニルメチル化する方法が挙げられるが、特に限定される
ものではない。
は、例えば、酢酸セルロースをジメチルスルホキシド、
ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン等
の極性有機溶媒に溶解した製膜ドープ、或いはこの製膜
ドープにエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、グリセリン等の貧溶媒、又は塩化リチウム、塩化カ
リウム、硝酸リチウム等の金属塩等を添加した製膜ドー
プを相分離させる方法が挙げられる。相分離の方法は、
製膜ドープを水等の非有機溶媒に接触させる非有機溶媒
誘起相分離が挙げられるが、熱誘起相分離を用いてもよ
い。
河川水、地下水、湖沼水、海水等の天然水の浄化用に適
しているが、それら以外にも、工場、家庭等の各種排水
の処理にも適用することができる。
用いた濾過運転方法について説明するが、濾過運転方法
には特別なものはなく、例えば、外圧式の中空糸膜にし
た場合には、通常外圧式の中空糸膜を用いた場合に適用
される濾過運転条件を適用することができる。
濾過運転と同様にして透過水側から原水側に向けて定期
的に逆圧洗浄することが望ましく、その際には、濃度3
〜5mg/Lの次亜塩素酸ナトリウム水溶液により逆圧
洗浄することができる。
に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定さ
れるものではない。
無水酢酸260質量部及び酢酸400質量部を加え、4
0℃で40分間アセチル化を行った。その後、反応物を
大過剰の水により沈殿、洗浄、乾燥し、ジメチルスルホ
キシド(DMSO)1500質量部に溶解させた。これ
に、ヒドラジン1水和物27質量部とDMSO100質
量部の混合物を加え、50℃で5時間、部分加水分解を
行った。その後、反応物を大過剰の水により、沈殿、洗
浄、乾燥し、反応物(A)を得た。
リジン3000質量部に100℃で溶解し、これに塩化
トリフェニルメチル8.5質量部を加え、90℃で25
時間攪拌し、トリフェニルメチル化を行った。その後、
4−ジメチルアミノピリジン90質量部及び無水酢酸5
0質量部を加え、60℃で20時間攪拌して、アセチル
化を行った。
後、1000質量部のメタノールによる洗浄を3回行っ
た。反応物を乾燥後、クロロホルム3000質量部に溶
解した。これに30質量%臭化水素酸の酢酸溶液40質
量部を加え、25℃で5分間攪拌することにより、脱ト
リフェニルメチル化を行った。反応物を大過剰の水によ
り沈殿後、1000質量部のメタノールによる洗浄を3
回行い、乾燥することで、本発明の酢酸セルロースを得
た。
MSO83質量部を加え、90℃で溶解し、これを濾
過、脱泡して製膜ドープを得た。この製膜ドープを90
℃に加熱して、二重円筒管ノズルの外筒部に供給し、7
0℃の水を内筒部に供給し、空中を1秒間通過させた
後、75℃の水浴中を通過させて中空糸膜を得た。
13C−NMR法により求めた。次式にグルコース環の
各炭素位置を示した。
etal,Polymer.J.,17,1065(1985)に記載された方法で、
13C−NMRスペクトルの測定結果により決定した。
即ち、それぞれの置換度は各位の炭素シグナルのうち、
アセチル基で置換されているもののシグナルの面積割合
から計算した。また、全構成単位のアセチル置換度の合
計は、各位の置換度を合計した。
2位、3位及び6位のアセチル置換度の合計が2.84
で、かつ6位のアセチル置換度が0.86であった。
塩素酸ナトリウム水溶液に対する耐久性を試験した。中
空糸膜を有効塩素濃度1000mg/Lの次亜塩素酸ナ
トリウム水溶液に浸漬し、浸漬された中空糸膜を経時的
にサンプリングして、この中空糸膜の引張破断点強度
(JIS K7113)を測定した。耐久性は、引張破
断点強度の低下率として引張破断点強度の変化の傾きか
ら求めた。即ち、この低下率が小さいほど耐久性が高い
ことを意味する。中空糸膜の引張破断点強度の低下率は
0.9g/時であった。
空糸膜(全構成単位における2位、3位及び6位のアセ
チル置換度の合計が2.90で、かつ6位のアセチル置
換度が0.93)を用い、同様にして次亜塩素酸ナトリ
ウム水溶液に対する耐久性を試験した。中空糸膜の引張
破断点強度の低下率は1.5g/時であった。
(有効膜面積0.5m2)により、下記の方法で揖保川
河川水の濾過試験を行った。
する外圧式のクロスフロー濾過(濾過圧力50kPa)
を行った。膜濾過水を用い、膜透過側から45分おきに
1分間の逆圧洗浄を行った。この際、逆圧洗浄水となる
膜濾過水には、次亜塩素酸ナトリウム水溶液を有効塩素
濃度が50mg/Lとなるように注入し、膜の耐塩素性
を測定した。その結果、約1年間の膜濾過運転の後も中
空糸膜が切断されることなく、安定した運転ができた。
素系殺菌剤に対する耐久性と生分解性され難いという性
質を有しており、特に天然水の濾過処理用として適して
いる。
9)
透水性をバランスよく付与するため、外径は、好ましく
は200〜2000μm、より好ましくは500〜15
00μmで、内径は、好ましくは100〜1000μ
m、より好ましくは400〜1000μmであり、内表
面と外表面を除く膜内部に存在する空孔の平均孔径は、
好ましくは0.5〜5μm、より好ましくは0.8〜3
μmである。
Claims (12)
- 【請求項1】 酢酸セルロースを含む膜材料からなる酢
酸セルロース系半透膜であって、膜材料となる酢酸セル
ロースが、全構成単位における2位、3位及び6位のア
セチル置換度の合計が2.70以上で、かつ6位のアセ
チル置換度が0.90以下のものである酢酸セルロース
系半透膜。 - 【請求項2】 膜材料となる酢酸セルロースが、全構成
単位における2位及び3位のアセチル置換度の合計が
1.92〜2.00のものである請求項1記載の酢酸セ
ルロース系半透膜。 - 【請求項3】 中空糸膜である請求項1又は2記載の酢
酸セルロース系半透膜。 - 【請求項4】 中空糸膜が、外径200〜2000μ
m、内径100〜1000μmで、内表面と外表面を除
く膜内部に存在する空孔の平均孔径が0.5〜5μmの
ものである請求項3記載の酢酸セルロース系半透膜。 - 【請求項5】 中空糸膜内部に孔径が10μm以上の空
孔を有している請求項3又は4記載の酢酸セルロース系
半透膜。 - 【請求項6】 中空糸膜の内表面及び外表面の少なくと
も一方に緻密層を有している請求項3〜5のいずれか1
記載の酢酸セルロース系半透膜。 - 【請求項7】 分画分子量が30,000〜1,50
0,000の限外濾過膜である請求項1〜6のいずれか
1記載の酢酸セルロース系半透膜。 - 【請求項8】 天然水の処理用である請求項1〜7のい
ずれか1記載の酢酸セルロース系半透膜。 - 【請求項9】 請求項1〜7のいずれか1記載の酢酸セ
ルロース系半透膜を用いて水処理する濾過運転方法。 - 【請求項10】 外圧式の中空糸膜モジュールを用いる
請求項9記載の濾過運転方法。 - 【請求項11】 濾過運転において、透過水を用いて酢
酸セルロース系半透膜の透過水側から原水側に向けて定
期的に逆圧洗浄する請求項9又は10記載の濾過運転方
法。 - 【請求項12】 濃度3〜5mg/Lの次亜塩素酸ナト
リウム水溶液により逆圧洗浄する請求項9、10又は1
1記載の濾過運転方法。
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2002
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