JP2003319861A - 粘着剤付き容器 - Google Patents
粘着剤付き容器Info
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- JP2003319861A JP2003319861A JP2002129448A JP2002129448A JP2003319861A JP 2003319861 A JP2003319861 A JP 2003319861A JP 2002129448 A JP2002129448 A JP 2002129448A JP 2002129448 A JP2002129448 A JP 2002129448A JP 2003319861 A JP2003319861 A JP 2003319861A
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- JP
- Japan
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- container
- adhesive
- tongue
- shaped protrusion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 紙あるいはプラスチック製の飲食用容器にお
いて、風で飛ばされたり、少しの衝撃で内容物がこぼれ
たりしないようにする。 【解決手段】 容器(1)の上部の一部分から突出したベ
ロ状突起(2)の一部に、あらかじめ粘着剤(3)を貼り付
けておき、使用の際には剥離紙(4)を取り除いて床面に
粘着させることにより、ベロ状突起(2)と一体になって
いる容器(1)を安定して固定することができる。また、
複数の容器を包装して保管する際に、粘着剤(3)が他の
容器内面に付着する恐れがなく衛生上安全である。
いて、風で飛ばされたり、少しの衝撃で内容物がこぼれ
たりしないようにする。 【解決手段】 容器(1)の上部の一部分から突出したベ
ロ状突起(2)の一部に、あらかじめ粘着剤(3)を貼り付
けておき、使用の際には剥離紙(4)を取り除いて床面に
粘着させることにより、ベロ状突起(2)と一体になって
いる容器(1)を安定して固定することができる。また、
複数の容器を包装して保管する際に、粘着剤(3)が他の
容器内面に付着する恐れがなく衛生上安全である。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲食する際に、主
に使い捨ての用途で用いられる飲食物を入れる容器に関
する。 【0002】 【従来の技術】この種の容器の材質には、紙又は軟質プ
ラスチックなどが用いられているが、軽量で安定性が劣
る。これに対して、硬質プラスチック、金属、陶磁器な
どの材質の容器は比較的重く安定性は良いが、使い捨て
の用途には向かない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】紙や軟質プラスチック
の容器は、軽量であるために風で飛ばされたり、少しの
衝撃で飲食物がこぼれるという問題点を有していた。ま
た、容器の底部に取り付けた粘着剤により容器を固定す
る方法が提案されているが、複数の容器を重ねて包装・
保管した場合、粘着剤が別の容器内面に付着する可能性
があり安全衛生の点で問題があった。本発明はこれらの
問題点を解決し、なおかつ使い捨てという用途を損なわ
ない容器を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、紙あるいはプラスチックを素材とするコッ
プ、皿あるいはボウル等の飲食用容器において、容器上
部の一部分から突出したベロ状突起と、ベロ状突起の一
部に貼り付けた粘着剤と、未使用時粘着剤が他に付着す
るのを防ぐ剥離紙とからなり、使用時容器を置いたとき
に粘着剤が床に接地するようにベロ状部分が折り曲げら
れることを特徴とする粘着剤付き容器である。 【0005】 【発明の実施の形態】使用時に容器(1)を床面(5)に置
いたとき、ベロ状突起(2)の粘着剤(3)を床面(5)に接
触させると、粘着剤(3)の粘着力によって容器(1)と一
体になったベロ状突起(2)が、床面(5)と粘着して固定
される。 【0006】 【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1、図2において、容器(1)は紙又は軟質プラスチック
などの軽量な材質で作られた、コップ、皿、ボウル等の
用途で用いられる飲食用容器である。容器(1)の上部か
ら一体となって突出するベロ状突起(2)があり、その一
部に粘着剤(3)が貼り付けられている。ベロ状突起(2)
には、粘着剤(3)を床面(5)に接地させるのを容易にす
るために、あらじめ折り曲げ線を付けておくなどする。
未使用時には図2に示すように、粘着剤(3)が他に粘着
しないよう剥離紙(4)を取り付けておく。容器使用時に
は図3に示すように剥離紙(4)を取り除き、粘着剤(3)
を床面(5)に粘着させることにより、ベロ状突起(2)と
一体になっている容器(1)を安定して固定できる。粘着
剤(3)に適度な材料を用いることにより、容器(1)を持
ち上げても床面(5)側に粘着剤(3)が残らず、ある程度
の繰り返し使用にも耐えられるようにすることが可能で
ある。また図4に示すように、複数の容器を重ねて包装
した場合も粘着剤(3)は容器外側にあるので、別の容器
の内面に粘着剤が付着する恐れがない。 【0007】 【発明の効果】本発明を用いることにより、紙やプラス
チック製の軽量な容器を使用しても、風で飛ばされた
り、少しの衝撃で飲食物がこぼれたりするのを防ぐこと
ができる。また、容器を重ねて包装した場合でも、粘着
剤は容器の外側にあるので、飲食物が直接触れる別の容
器の内面に粘着剤が付着する恐れがなく食品衛生上安全
である。さらに、このような容器は主に使い捨ての用途
に用いられるが、ベロ状突起および粘着剤を付加しただ
けのものなので、この用途を損なうことがない。
に使い捨ての用途で用いられる飲食物を入れる容器に関
する。 【0002】 【従来の技術】この種の容器の材質には、紙又は軟質プ
ラスチックなどが用いられているが、軽量で安定性が劣
る。これに対して、硬質プラスチック、金属、陶磁器な
どの材質の容器は比較的重く安定性は良いが、使い捨て
の用途には向かない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】紙や軟質プラスチック
の容器は、軽量であるために風で飛ばされたり、少しの
衝撃で飲食物がこぼれるという問題点を有していた。ま
た、容器の底部に取り付けた粘着剤により容器を固定す
る方法が提案されているが、複数の容器を重ねて包装・
保管した場合、粘着剤が別の容器内面に付着する可能性
があり安全衛生の点で問題があった。本発明はこれらの
問題点を解決し、なおかつ使い捨てという用途を損なわ
ない容器を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、紙あるいはプラスチックを素材とするコッ
プ、皿あるいはボウル等の飲食用容器において、容器上
部の一部分から突出したベロ状突起と、ベロ状突起の一
部に貼り付けた粘着剤と、未使用時粘着剤が他に付着す
るのを防ぐ剥離紙とからなり、使用時容器を置いたとき
に粘着剤が床に接地するようにベロ状部分が折り曲げら
れることを特徴とする粘着剤付き容器である。 【0005】 【発明の実施の形態】使用時に容器(1)を床面(5)に置
いたとき、ベロ状突起(2)の粘着剤(3)を床面(5)に接
触させると、粘着剤(3)の粘着力によって容器(1)と一
体になったベロ状突起(2)が、床面(5)と粘着して固定
される。 【0006】 【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1、図2において、容器(1)は紙又は軟質プラスチック
などの軽量な材質で作られた、コップ、皿、ボウル等の
用途で用いられる飲食用容器である。容器(1)の上部か
ら一体となって突出するベロ状突起(2)があり、その一
部に粘着剤(3)が貼り付けられている。ベロ状突起(2)
には、粘着剤(3)を床面(5)に接地させるのを容易にす
るために、あらじめ折り曲げ線を付けておくなどする。
未使用時には図2に示すように、粘着剤(3)が他に粘着
しないよう剥離紙(4)を取り付けておく。容器使用時に
は図3に示すように剥離紙(4)を取り除き、粘着剤(3)
を床面(5)に粘着させることにより、ベロ状突起(2)と
一体になっている容器(1)を安定して固定できる。粘着
剤(3)に適度な材料を用いることにより、容器(1)を持
ち上げても床面(5)側に粘着剤(3)が残らず、ある程度
の繰り返し使用にも耐えられるようにすることが可能で
ある。また図4に示すように、複数の容器を重ねて包装
した場合も粘着剤(3)は容器外側にあるので、別の容器
の内面に粘着剤が付着する恐れがない。 【0007】 【発明の効果】本発明を用いることにより、紙やプラス
チック製の軽量な容器を使用しても、風で飛ばされた
り、少しの衝撃で飲食物がこぼれたりするのを防ぐこと
ができる。また、容器を重ねて包装した場合でも、粘着
剤は容器の外側にあるので、飲食物が直接触れる別の容
器の内面に粘着剤が付着する恐れがなく食品衛生上安全
である。さらに、このような容器は主に使い捨ての用途
に用いられるが、ベロ状突起および粘着剤を付加しただ
けのものなので、この用途を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の未使用時の一実施例を示す断面図であ
る。 【図3】本発明の使用時の一実施例を示す断面図であ
る。 【図4】本発明の包装時の一実施例を示す断面図であ
る。 【符号の説明】 1 容器 2 ベロ状突起 3 粘着剤 4 剥離紙 5 床面 6 飲食物
る。 【図3】本発明の使用時の一実施例を示す断面図であ
る。 【図4】本発明の包装時の一実施例を示す断面図であ
る。 【符号の説明】 1 容器 2 ベロ状突起 3 粘着剤 4 剥離紙 5 床面 6 飲食物
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】紙あるいはプラスチックを素材とするコッ
プ、皿あるいはボウル等の飲食用容器において、容器上
部の一部分から突出したベロ状突起と、ベロ状突起の一
部に貼り付けた粘着剤と、未使用時粘着剤が他に付着す
るのを防ぐ剥離紙とからなり、使用時容器を置いたとき
に粘着剤が床に接地するようにベロ状部分が折り曲げら
れることを特徴とする粘着剤付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002129448A JP2003319861A (ja) | 2002-05-01 | 2002-05-01 | 粘着剤付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002129448A JP2003319861A (ja) | 2002-05-01 | 2002-05-01 | 粘着剤付き容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003319861A true JP2003319861A (ja) | 2003-11-11 |
Family
ID=29542842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002129448A Pending JP2003319861A (ja) | 2002-05-01 | 2002-05-01 | 粘着剤付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003319861A (ja) |
-
2002
- 2002-05-01 JP JP2002129448A patent/JP2003319861A/ja active Pending
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