JPH11227777A - 容 器 - Google Patents
容 器Info
- Publication number
- JPH11227777A JPH11227777A JP7114798A JP7114798A JPH11227777A JP H11227777 A JPH11227777 A JP H11227777A JP 7114798 A JP7114798 A JP 7114798A JP 7114798 A JP7114798 A JP 7114798A JP H11227777 A JPH11227777 A JP H11227777A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- adhesive
- adhesive member
- liquid
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、液体を入れた、或いは、入れる使
い捨ての容器の倒れや位置ずれや飛ばされることを防止
したものである。 【構成】 上記課題を解決するために、液体6を入れ
た、或いは、入れる使い捨ての容器において、少なくと
も底面部11と側面部12と口部13からなる容器本体
10の底面部11の略最下面部分111に粘着部材2を
具備している。これによって、容器1を固定しようとす
る皿や食卓などの容器を受ける物体5に粘着部材2によ
り貼り付け固定できるから、使用後の空となった容器1
が倒れたり、位置がずれたり、飛ばされたりすることを
防止することができる。
い捨ての容器の倒れや位置ずれや飛ばされることを防止
したものである。 【構成】 上記課題を解決するために、液体6を入れ
た、或いは、入れる使い捨ての容器において、少なくと
も底面部11と側面部12と口部13からなる容器本体
10の底面部11の略最下面部分111に粘着部材2を
具備している。これによって、容器1を固定しようとす
る皿や食卓などの容器を受ける物体5に粘着部材2によ
り貼り付け固定できるから、使用後の空となった容器1
が倒れたり、位置がずれたり、飛ばされたりすることを
防止することができる。
Description
【0001】[産業上の利用分野]本発明は、コーヒの
ミルクや砂糖液などの液体を入れたプラスチック材の容
器、或いは、牛乳やジュースや酒やビールなどの液体を
入れた紙材の容器や、アルミ材の容器、或いは、カップ
ラーメンなどの即席ラーメンを入れ使用時液体を入れる
紙材やプラスチック材の容器、或いは、ピクニックなど
に使用する液体類を入れるための紙材やプラスチック材
などの使い捨ての容器など、液体を入れた、或いは、入
れる使い捨ての容器に関するものである。
ミルクや砂糖液などの液体を入れたプラスチック材の容
器、或いは、牛乳やジュースや酒やビールなどの液体を
入れた紙材の容器や、アルミ材の容器、或いは、カップ
ラーメンなどの即席ラーメンを入れ使用時液体を入れる
紙材やプラスチック材の容器、或いは、ピクニックなど
に使用する液体類を入れるための紙材やプラスチック材
などの使い捨ての容器など、液体を入れた、或いは、入
れる使い捨ての容器に関するものである。
【0002】[従来の技術]従来の技術を図1を使用し
て説明する。従来のコーヒ用のミルクや砂糖液を入れた
ミニタイプの使い捨ての容器は、容器本体10がプラス
チック材で、蓋4はシート状で容器本体10の上部の端
部に接着され液体部材を密閉し収納している。しかし、
蓋4を開けミルクや砂糖液からなる液体6をコーヒーに
入れた後、使用済みとなった容器本体10は、図1に斜
視図で示すように、コーヒーカップの受け皿9に置かれ
たとき姿勢の安定性がないから倒れ、開けた蓋4の隙間
から使用の残りである液体6が洩れだし、受け皿9、或
いは、食卓を汚すという問題があった。
て説明する。従来のコーヒ用のミルクや砂糖液を入れた
ミニタイプの使い捨ての容器は、容器本体10がプラス
チック材で、蓋4はシート状で容器本体10の上部の端
部に接着され液体部材を密閉し収納している。しかし、
蓋4を開けミルクや砂糖液からなる液体6をコーヒーに
入れた後、使用済みとなった容器本体10は、図1に斜
視図で示すように、コーヒーカップの受け皿9に置かれ
たとき姿勢の安定性がないから倒れ、開けた蓋4の隙間
から使用の残りである液体6が洩れだし、受け皿9、或
いは、食卓を汚すという問題があった。
【0003】また、野外において、牛乳やジュースやビ
ール、カップラーメンなどを飲食中や飲食したのち、中
の液体が少なくなって、或いは、ほぼ空になって、軽く
なった容器は風の力で倒されて残りの液が外に出たり、
飛ばされて容器自体が散らかったりするという問題があ
った。
ール、カップラーメンなどを飲食中や飲食したのち、中
の液体が少なくなって、或いは、ほぼ空になって、軽く
なった容器は風の力で倒されて残りの液が外に出たり、
飛ばされて容器自体が散らかったりするという問題があ
った。
【0004】或いは、使用前でも使い捨ての紙コップな
どは容器自体が軽く風で飛ばされ散らかり、使用しよう
とするとき大変不便であった。
どは容器自体が軽く風で飛ばされ散らかり、使用しよう
とするとき大変不便であった。
【0005】[発明が解決しようとする課題]本発明は
使用前や、使用中、使用後において、容器を皿などの食
器や、食卓やテーブルなどに安定した姿勢で固定でき、
容器が倒れて容器内の液体や使用の残りの液体が外に出
て周りのものを汚したり、容器自体が風で飛ばされ散ら
かることのなく、使いやすく便利で、衛生的で、しか
も、構造が簡単でコストの安価な液体を入れた、或い
は、入れる使い捨ての容器を提供するものである。
使用前や、使用中、使用後において、容器を皿などの食
器や、食卓やテーブルなどに安定した姿勢で固定でき、
容器が倒れて容器内の液体や使用の残りの液体が外に出
て周りのものを汚したり、容器自体が風で飛ばされ散ら
かることのなく、使いやすく便利で、衛生的で、しか
も、構造が簡単でコストの安価な液体を入れた、或い
は、入れる使い捨ての容器を提供するものである。
【0006】[課題を解決するための手段]本発明は、
上記課題を解決するために、液体6を入れた、或いは、
入れる使い捨ての容器において、少なくとも底面部11
と側面部12と口部13からなる容器本体10の底面部
11の略最下面部分111に粘着部材2を具備してい
る。これによって、容器1を固定しようとする皿や食卓
などの容器を受ける物体5に粘着部材2により貼り付け
固定できるから、使用後の空となった容器1が倒れた
り、位置がずれたり、飛ばされたりすることを防止する
ことができる。
上記課題を解決するために、液体6を入れた、或いは、
入れる使い捨ての容器において、少なくとも底面部11
と側面部12と口部13からなる容器本体10の底面部
11の略最下面部分111に粘着部材2を具備してい
る。これによって、容器1を固定しようとする皿や食卓
などの容器を受ける物体5に粘着部材2により貼り付け
固定できるから、使用後の空となった容器1が倒れた
り、位置がずれたり、飛ばされたりすることを防止する
ことができる。
【0007】あるいは、さらに、粘着剤21は弱い粘着
力を持つ材料とし半糊の粘着部材2とすることによっ
て、容器1を粘着部材2により貼り付け固定する力を小
さくし、使用後にごみとして廃棄する際に容器1を容器
を受ける物体5から剥がし易くすることもできる。
力を持つ材料とし半糊の粘着部材2とすることによっ
て、容器1を粘着部材2により貼り付け固定する力を小
さくし、使用後にごみとして廃棄する際に容器1を容器
を受ける物体5から剥がし易くすることもできる。
【0008】あるいは、粘着部材2の上にシール部材2
5を貼り付けることで、使用前には粘着部材2の粘着力
を無効化し、使用時にはシール部材35を剥がし粘着部
材2の粘着力を生かすようにして使いやすくしている。
5を貼り付けることで、使用前には粘着部材2の粘着力
を無効化し、使用時にはシール部材35を剥がし粘着部
材2の粘着力を生かすようにして使いやすくしている。
【0009】[作用]本発明の容器1は、液体6を入れ
た、或いは、入れる使い捨ての容器において、少なくと
も底面部11と側面部12と口部13からなる容器本体
10の底面部11の略最下面部分111に粘着部材2を
具備しているから、容器1を皿や食卓やテーブル容器な
どの容器を受ける物体5に置けば粘着部材2により容器
1は容器を受ける物体5に粘着し固定され、蓋4などの
開封による姿勢アンバランスによる倒れや、容器1自体
の軽さから中の液体6が少ないときの風の力による倒れ
や位置ずれ、飛ばされを防止することができる。すなわ
ち、粘着部材2という簡単な構成を底面部11の略最下
面部分111に具備するのみで使いやすく便利で、衛生
的な容器1を実現している。
た、或いは、入れる使い捨ての容器において、少なくと
も底面部11と側面部12と口部13からなる容器本体
10の底面部11の略最下面部分111に粘着部材2を
具備しているから、容器1を皿や食卓やテーブル容器な
どの容器を受ける物体5に置けば粘着部材2により容器
1は容器を受ける物体5に粘着し固定され、蓋4などの
開封による姿勢アンバランスによる倒れや、容器1自体
の軽さから中の液体6が少ないときの風の力による倒れ
や位置ずれ、飛ばされを防止することができる。すなわ
ち、粘着部材2という簡単な構成を底面部11の略最下
面部分111に具備するのみで使いやすく便利で、衛生
的な容器1を実現している。
【0010】あるいは、さらに、粘着剤21は弱い粘着
力を持つ材料とし半糊の粘着部材2とすることによっ
て、容器1の粘着部材2による貼り付け固定する力を小
さくし、使用後にごみとして廃棄する際に皿や食卓やテ
ーブルなどの容器を受ける物体5から容器1を剥がし易
くしより使いやすくできるとともに、製品として重ねて
収納された容器1を1づつ取り出して利用するときに粘
着部材2の張り付きの力を小さくできるから剥がしやす
く便利である。
力を持つ材料とし半糊の粘着部材2とすることによっ
て、容器1の粘着部材2による貼り付け固定する力を小
さくし、使用後にごみとして廃棄する際に皿や食卓やテ
ーブルなどの容器を受ける物体5から容器1を剥がし易
くしより使いやすくできるとともに、製品として重ねて
収納された容器1を1づつ取り出して利用するときに粘
着部材2の張り付きの力を小さくできるから剥がしやす
く便利である。
【0011】あるいは、粘着部材2の上にシール部材2
5を貼り付けることで、使用前には粘着部材2の粘着力
を無効化し、使用時にはシール部材25を剥がし粘着部
材2の粘着力を生かすようにすれば、使用前での粘着部
材2の粘着剤21による粘着機能がかえって害をなす場
合において、例えば、液体6を入れた容器1が互いに張
り付き容器1の箱づめの障害になるなどの、害をなすと
き、その害を除去できる。
5を貼り付けることで、使用前には粘着部材2の粘着力
を無効化し、使用時にはシール部材25を剥がし粘着部
材2の粘着力を生かすようにすれば、使用前での粘着部
材2の粘着剤21による粘着機能がかえって害をなす場
合において、例えば、液体6を入れた容器1が互いに張
り付き容器1の箱づめの障害になるなどの、害をなすと
き、その害を除去できる。
【0012】
【実施例】図2、図3は本発明の第一の実施例を示す斜
視図、断面図である。ここで、図3では接着剤22や粘
着剤21は厚さを拡大して、かつ、容器を受ける物体5
に置かれた状態で図示されている。容器1はコーヒーや
紅茶等に入れるミルクなどの液体6をあらかじめ入れた
プラスチック材からなる容器で、液体6と容器1で製品
として販売される。容器1は、底面部11と側面部12
と口部13からなる容器本体10と、シール状の蓋4
と、蓋4を容器本体10の口部13に密着し容器1の内
部のミルクからなる液体6を密閉する密閉用接着部材7
とからなっている。底面部11の略最下面部分111に
は粘着部材2が具備されている。ここで、底面部11の
略最下面部分111の下とは容器1を正立したときの下
であり、略最下面部分111は表面がフラットな容器を
受ける物体5に置いたとき、容器を受ける物体5と接す
ることになる。蓋4には蓋4を剥がすときに手で摘み易
いように摘み部41を持っている。粘着部材2は底面部
11の略最下面部分111の表面に接着剤22を付着
し、その上に粘着剤21を付着させることにより粘着部
材2を構成している。
視図、断面図である。ここで、図3では接着剤22や粘
着剤21は厚さを拡大して、かつ、容器を受ける物体5
に置かれた状態で図示されている。容器1はコーヒーや
紅茶等に入れるミルクなどの液体6をあらかじめ入れた
プラスチック材からなる容器で、液体6と容器1で製品
として販売される。容器1は、底面部11と側面部12
と口部13からなる容器本体10と、シール状の蓋4
と、蓋4を容器本体10の口部13に密着し容器1の内
部のミルクからなる液体6を密閉する密閉用接着部材7
とからなっている。底面部11の略最下面部分111に
は粘着部材2が具備されている。ここで、底面部11の
略最下面部分111の下とは容器1を正立したときの下
であり、略最下面部分111は表面がフラットな容器を
受ける物体5に置いたとき、容器を受ける物体5と接す
ることになる。蓋4には蓋4を剥がすときに手で摘み易
いように摘み部41を持っている。粘着部材2は底面部
11の略最下面部分111の表面に接着剤22を付着
し、その上に粘着剤21を付着させることにより粘着部
材2を構成している。
【0013】使用時には摘み部41を摘み、蓋4を剥が
し、口部13を開け、液体6を必要量コーヒー等に入
れ、入れ終わったのちは、皿や食卓などの容器を受ける
物体5に容器1を底面部11の略最下面部分111の粘
着部材2により貼り付ける。そのときの態様の例を図4
に示す。図4は容器を受ける物体5に容器1を貼り付け
た状態を示す説明図である。容器を受ける物体5に容器
1の底面部11が粘着部材2により固定され、容器1は
正立し倒れることはないから、残りの液体6が容器1の
外に出ることを防止するし、貼り付けられた位置に固定
されるから後かたづけも楽になる。
し、口部13を開け、液体6を必要量コーヒー等に入
れ、入れ終わったのちは、皿や食卓などの容器を受ける
物体5に容器1を底面部11の略最下面部分111の粘
着部材2により貼り付ける。そのときの態様の例を図4
に示す。図4は容器を受ける物体5に容器1を貼り付け
た状態を示す説明図である。容器を受ける物体5に容器
1の底面部11が粘着部材2により固定され、容器1は
正立し倒れることはないから、残りの液体6が容器1の
外に出ることを防止するし、貼り付けられた位置に固定
されるから後かたづけも楽になる。
【0014】図5は紙パックなどの使い捨ての紙容器へ
本発明を適用した実施例を示す断面図である。容器1は
紙材からなり底面部11と側面部12と口部13と上面
部14からなる容器本体10とシール状の蓋4と、蓋4
を上面部14の口部13に密着し容器1の内部の液体6
を密閉する密閉用接着部材7からなり、容器1の底面部
11の略最下面部分111に粘着部材2を具備してい
る。このようにしても容器を受ける物体5に容器1の底
面部11が粘着部材2により固定されるから、第一の実
施例と同等の機能をもたせることができ、空の紙容器が
散らかることを防止できる。即ち、液体6を入れる紙
材、プラスチック材、アルミ材などの使い捨ての容器に
おいて、少なくとも底面部11と側面部12と口部13
からなる容器本体10の底面部11の略最下面部分11
1に粘着部材2を具備したことを特徴とする容器1とし
ている。また、この実施例では、粘着部材2の上にシー
ル部材25を貼り付けることで、使用前には粘着部材2
の粘着力を無効化し、使用時にはシール部材25を剥が
し粘着部材2の粘着力を生かすようにできるようにして
いる。
本発明を適用した実施例を示す断面図である。容器1は
紙材からなり底面部11と側面部12と口部13と上面
部14からなる容器本体10とシール状の蓋4と、蓋4
を上面部14の口部13に密着し容器1の内部の液体6
を密閉する密閉用接着部材7からなり、容器1の底面部
11の略最下面部分111に粘着部材2を具備してい
る。このようにしても容器を受ける物体5に容器1の底
面部11が粘着部材2により固定されるから、第一の実
施例と同等の機能をもたせることができ、空の紙容器が
散らかることを防止できる。即ち、液体6を入れる紙
材、プラスチック材、アルミ材などの使い捨ての容器に
おいて、少なくとも底面部11と側面部12と口部13
からなる容器本体10の底面部11の略最下面部分11
1に粘着部材2を具備したことを特徴とする容器1とし
ている。また、この実施例では、粘着部材2の上にシー
ル部材25を貼り付けることで、使用前には粘着部材2
の粘着力を無効化し、使用時にはシール部材25を剥が
し粘着部材2の粘着力を生かすようにできるようにして
いる。
【0015】図6はピクニックなどに使用する液体6を
入れる使い捨ての紙コップへ本発明を適用した実施例を
示す断面図である。ここでは、紙コップの容器1自体が
製品である。容器1は、紙材からなり底面部11と側面
部12と口部13からなる容器本体10からなり底面部
11の略最下面部分111に粘着部材2を具備してい
る。ここでは、略最下面部分111は底面部11の外周
縁に位置している。いずれの位置にあっても略最下面部
分111に粘着部材2を具備すれば、使用前や、使用後
の容器1の中がほぼ空のときにテーブルなどの容器を受
ける物体5に容器1の底面部11が粘着部材2により固
定され、容器1は正立し倒れることはないから、残りの
液体6が容器1の外に出ることを防止するし、屋外の風
で飛ばされ散らかることも防止でき、貼り付けられた位
置に固定されるから使用に大変便利である。この実施例
は、容器本体10に上面部14が、また、容器1に蓋
4、密閉用接着部材7がない実施例であるが、これらが
なくとも、容器本体10や容器1は第一の実施例と同様
な効果を上げることができることを示している。即ち、
本発明は液体6を入れる紙材、プラスチック材、アルミ
材などの使い捨ての容器において、少なくとも底面部1
1と側面部12と口部13からなる容器本体10の底面
部11の略最下面部分111に粘着部材2を具備したこ
とを特徴とする容器1としている。
入れる使い捨ての紙コップへ本発明を適用した実施例を
示す断面図である。ここでは、紙コップの容器1自体が
製品である。容器1は、紙材からなり底面部11と側面
部12と口部13からなる容器本体10からなり底面部
11の略最下面部分111に粘着部材2を具備してい
る。ここでは、略最下面部分111は底面部11の外周
縁に位置している。いずれの位置にあっても略最下面部
分111に粘着部材2を具備すれば、使用前や、使用後
の容器1の中がほぼ空のときにテーブルなどの容器を受
ける物体5に容器1の底面部11が粘着部材2により固
定され、容器1は正立し倒れることはないから、残りの
液体6が容器1の外に出ることを防止するし、屋外の風
で飛ばされ散らかることも防止でき、貼り付けられた位
置に固定されるから使用に大変便利である。この実施例
は、容器本体10に上面部14が、また、容器1に蓋
4、密閉用接着部材7がない実施例であるが、これらが
なくとも、容器本体10や容器1は第一の実施例と同様
な効果を上げることができることを示している。即ち、
本発明は液体6を入れる紙材、プラスチック材、アルミ
材などの使い捨ての容器において、少なくとも底面部1
1と側面部12と口部13からなる容器本体10の底面
部11の略最下面部分111に粘着部材2を具備したこ
とを特徴とする容器1としている。
【0016】また、カップラーメンの容器においてもそ
のカップの底面部11の略最下面部分111に粘着部材
2を具備することによって、同等の効果を上げることは
いうまでもない。
のカップの底面部11の略最下面部分111に粘着部材
2を具備することによって、同等の効果を上げることは
いうまでもない。
【0017】また、ジュースやビールなどを入れた使い
捨てアルミ容器へ本発明を適用しても、容器1の底面部
11の略最下面部分111に粘着部材2を具備すれば第
一の実施例と同等の効果を上げることができ空の空き缶
が散らかることを防止できことはいうまでもない。
捨てアルミ容器へ本発明を適用しても、容器1の底面部
11の略最下面部分111に粘着部材2を具備すれば第
一の実施例と同等の効果を上げることができ空の空き缶
が散らかることを防止できことはいうまでもない。
【0018】また、本発明は底面部11と側面部12と
口部13をもつ使い捨ての容器であればどんなものでも
適用できることは言うまでもない。
口部13をもつ使い捨ての容器であればどんなものでも
適用できることは言うまでもない。
【0019】図7は粘着部材2の構成の他の実施例を示
すための、粘着部材2の近傍を拡大した断面図である。
粘着部材2は両面に粘着部32を持つ両面粘着シート3
を底面部11の略最下面部分111の表面に貼り付ける
ことにより粘着部材2を構成しており、両面粘着シート
3はプラスチックのシート部材31の両面に接着剤30
1を付着させその上に粘着剤302、303を付着して
構成されている。また、粘着剤303は粘着剤302よ
りも弱い粘着力を有する材料となっており、容器1の底
面部11の略最下面部分111には強く、容器を受ける
物体5には弱い粘着力で固定するようになっている。こ
の実施例では容器本体10にラベルを貼り付けるように
両面粘着シート3を略最下面部分111の表面に貼り付
けるのみで構成しているから、それだけ容器1の製造方
法の自由度を高めることができる。また、粘着剤303
は粘着剤302よりも弱い粘着力を有する材料となって
いるから、容器を受ける物体5に容器1を粘着部材2に
より張り付け固定した後、容器1を容器を受ける物体5
から取り外そうとすれば、弱い力で取り外すことができ
るという効果を上げることができる。
すための、粘着部材2の近傍を拡大した断面図である。
粘着部材2は両面に粘着部32を持つ両面粘着シート3
を底面部11の略最下面部分111の表面に貼り付ける
ことにより粘着部材2を構成しており、両面粘着シート
3はプラスチックのシート部材31の両面に接着剤30
1を付着させその上に粘着剤302、303を付着して
構成されている。また、粘着剤303は粘着剤302よ
りも弱い粘着力を有する材料となっており、容器1の底
面部11の略最下面部分111には強く、容器を受ける
物体5には弱い粘着力で固定するようになっている。こ
の実施例では容器本体10にラベルを貼り付けるように
両面粘着シート3を略最下面部分111の表面に貼り付
けるのみで構成しているから、それだけ容器1の製造方
法の自由度を高めることができる。また、粘着剤303
は粘着剤302よりも弱い粘着力を有する材料となって
いるから、容器を受ける物体5に容器1を粘着部材2に
より張り付け固定した後、容器1を容器を受ける物体5
から取り外そうとすれば、弱い力で取り外すことができ
るという効果を上げることができる。
【0020】あるいは、第一の実施例においても、粘着
剤21は弱い粘着力を持つ材料とし半糊の粘着部材2と
することによって、容器1の粘着部材2による貼り付け
固定する力を小さくでき、容器1を弱い力で取り外すこ
とができることはいうまでもない。
剤21は弱い粘着力を持つ材料とし半糊の粘着部材2と
することによって、容器1の粘着部材2による貼り付け
固定する力を小さくでき、容器1を弱い力で取り外すこ
とができることはいうまでもない。
【0021】以上述べたように、本発明は、液体6を入
れた、或いは、入れる使い捨ての容器において、少なく
とも底面部11と側面部12と口部13からなる容器本
体10の底面部11の略最下面部分111に粘着部材2
を具備することによって、容器1を固定しようとする皿
や食卓などの容器を受ける物体5に粘着部材2により貼
り付け固定できるから、使用後の空となった容器1が倒
れたり、位置がずれたり、飛ばされたりすることを防止
することができる。
れた、或いは、入れる使い捨ての容器において、少なく
とも底面部11と側面部12と口部13からなる容器本
体10の底面部11の略最下面部分111に粘着部材2
を具備することによって、容器1を固定しようとする皿
や食卓などの容器を受ける物体5に粘着部材2により貼
り付け固定できるから、使用後の空となった容器1が倒
れたり、位置がずれたり、飛ばされたりすることを防止
することができる。
【0022】[発明の効果]このように、本発明は、液
体6を入れた、或いは、入れる使い捨ての容器におい
て、少なくとも底面部11と側面部12と口部13から
なる容器本体10の底面部11の略最下面部分111に
粘着部材2を具備しているから、容器1を皿や食卓やテ
ーブルなどの容器を受ける物体5に置けば粘着部材2に
より容器1は容器を受ける物体5に粘着し固定され、蓋
4などの開封による姿勢アンバランスからの倒れや、容
器1自体の軽さから中の液体6が少ないときの風の力に
よる倒れや位置ずれ、飛ばされを防止することができ
る。すなわち、粘着部材2という簡単な構成を底面部1
1の略最下面部分111に具備するのみで使いやすく便
利で、衛生的な容器1を実現している。
体6を入れた、或いは、入れる使い捨ての容器におい
て、少なくとも底面部11と側面部12と口部13から
なる容器本体10の底面部11の略最下面部分111に
粘着部材2を具備しているから、容器1を皿や食卓やテ
ーブルなどの容器を受ける物体5に置けば粘着部材2に
より容器1は容器を受ける物体5に粘着し固定され、蓋
4などの開封による姿勢アンバランスからの倒れや、容
器1自体の軽さから中の液体6が少ないときの風の力に
よる倒れや位置ずれ、飛ばされを防止することができ
る。すなわち、粘着部材2という簡単な構成を底面部1
1の略最下面部分111に具備するのみで使いやすく便
利で、衛生的な容器1を実現している。
【0023】あるいは、さらに、粘着剤21は弱い粘着
力を持つ材料とし半糊の粘着部材2とすることによっ
て、容器1の粘着部材2による貼り付け固定する力を小
さくし、使用後にごみとして廃棄する際に皿や食卓やテ
ーブルなどの容器を受ける物体5から容器1を剥がし易
さを向上しより使いやすくできるとともに、製品として
重ねて収納された容器1を1づつ取り出して利用すると
きに粘着部材2の張り付きの力を小さくできるから剥が
しやすく便利である。
力を持つ材料とし半糊の粘着部材2とすることによっ
て、容器1の粘着部材2による貼り付け固定する力を小
さくし、使用後にごみとして廃棄する際に皿や食卓やテ
ーブルなどの容器を受ける物体5から容器1を剥がし易
さを向上しより使いやすくできるとともに、製品として
重ねて収納された容器1を1づつ取り出して利用すると
きに粘着部材2の張り付きの力を小さくできるから剥が
しやすく便利である。
【0024】あるいは、粘着部材2の上にシール部材2
5を貼り付けることで、使用前には粘着部材2の粘着力
を無効化し、使用時にはシール部材25を剥がし粘着部
材2の粘着力を生かすようにすれば、使用前での粘着部
材2の粘着剤21による粘着機能がかえって害をなす場
合において、例えば、液体6を入れた容器1が互いに張
り付き容器1の箱づめの障害になるなどの、害をなすと
き、その害を除去でき、使いやすくしている。
5を貼り付けることで、使用前には粘着部材2の粘着力
を無効化し、使用時にはシール部材25を剥がし粘着部
材2の粘着力を生かすようにすれば、使用前での粘着部
材2の粘着剤21による粘着機能がかえって害をなす場
合において、例えば、液体6を入れた容器1が互いに張
り付き容器1の箱づめの障害になるなどの、害をなすと
き、その害を除去でき、使いやすくしている。
【図1】従来の容器の使用の態様を示す斜視図である。
【図2】本発明の第一の実施例の容器1の斜視図であ
る。
る。
【図3】本発明の第一の実施例の底面部11の粘着部材
2の構成を示す一部を拡大した断面図である。
2の構成を示す一部を拡大した断面図である。
【図4】本発明の第一の実施例の使用の態様を示す説明
図である。
図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す断面図である。
1・・・・・・・・容器 10・・・・・・・容器本体 11・・・・・・・底面部 111・・・・・・略最下面部分 12・・・・・・・側面部 13・・・・・・・口部 2・・・・・・・・粘着部材 21・・・・・・・粘着剤 22・・・・・・・接着剤 3・・・・・・・・両面粘着シート 31・・・・・・・シート部材 32・・・・・・・粘着部 301・・・・・・接着剤 302・・・・・・粘着剤 303・・・・・・粘着剤 4・・・・・・・・蓋 41・・・・・・・摘み部 5・・・・・・・・容器を受ける物体 6・・・・・・・・液体 7・・・・・・・・密閉用接着部材 9・・・・・・・・受け皿
Claims (6)
- 【請求項1】液体(6)を入れた、或いは、入れる使い
捨ての容器において、少なくとも底面部(11)と側面
部(12)と口部(13)からなる容器本体(10)の
底面部(11)の略最下面部分(111)に粘着部材
(2)を具備することを特徴とする容器(1) - 【請求項2】底面部(11)の略最下面部分(111)
に接着剤(22)を付着し、その上に粘着剤(21)を
付着させることにより粘着部材(2)を構成することを
特徴とする[請求項1]記載の容器(1) - 【請求項3】粘着部材(2)は両面に粘着部(32)を
持つ両面粘着シート(3)を容器本体(10)の底面部
(11)の略最下面部分(111)に貼り付けることに
より粘着部材(2)を構成することを特徴とする[請求
項1]記載の容器(1) - 【請求項4】両面に粘着部(32)を持つ両面粘着シー
ト(3)は片面を他の面に比べ弱い粘着力をもつ粘着剤
とし、弱い粘着剤を粘着部材(2)の表面になるように
構成することを特徴とする[請求項3]記載の容器
(1) - 【請求項5】粘着剤(21)は弱い粘着力をもつ材料と
し半糊の粘着部材(2)とすることを特徴とする[請求
項1]記載の容器(1) - 【請求項6】粘着部材(2)の上にシール部材(25)
を貼り付けることを特徴とする[請求項1]記載の容器
(1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7114798A JPH11227777A (ja) | 1998-02-15 | 1998-02-15 | 容 器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7114798A JPH11227777A (ja) | 1998-02-15 | 1998-02-15 | 容 器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11227777A true JPH11227777A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=13452209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7114798A Pending JPH11227777A (ja) | 1998-02-15 | 1998-02-15 | 容 器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11227777A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2441819A (en) * | 2006-09-13 | 2008-03-19 | Petfast Ltd | Adhesive base for container, especially a disposable pet food container |
EP2100819A1 (en) * | 2008-03-12 | 2009-09-16 | Petfast Limited | Base for container |
GB2470791A (en) * | 2008-06-10 | 2010-12-08 | Ines Catherine Ascott | A removable double-sided adhesive anchor for temporarily securing an object in place |
WO2015002689A1 (en) | 2013-06-10 | 2015-01-08 | Intenze Products | Disposable container |
-
1998
- 1998-02-15 JP JP7114798A patent/JPH11227777A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2441819A (en) * | 2006-09-13 | 2008-03-19 | Petfast Ltd | Adhesive base for container, especially a disposable pet food container |
EP2100819A1 (en) * | 2008-03-12 | 2009-09-16 | Petfast Limited | Base for container |
GB2470791A (en) * | 2008-06-10 | 2010-12-08 | Ines Catherine Ascott | A removable double-sided adhesive anchor for temporarily securing an object in place |
GB2470791B (en) * | 2008-06-10 | 2011-06-08 | Ines Catherine Ascott | A removable double-sided adhesive anchor for temporarily securing an object in place |
WO2015002689A1 (en) | 2013-06-10 | 2015-01-08 | Intenze Products | Disposable container |
EP3007595A4 (en) * | 2013-06-10 | 2017-01-11 | Intenze Products | Disposable container |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040902 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060727 |
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Effective date: 20060808 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061212 |