JP2003317888A - 電気部品用ソケット - Google Patents

電気部品用ソケット

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトピンの接触部及びリード部を所定
の位置に配設できる電気部品用ソケットを提供する。 【解決手段】 同一平面上に複数のコンタクトピン15
が所定のピッチで一列に配設されてコンタクトピン群A
が構成され、コンタクトピン群Aが薄板絶縁部材21に
装着されて、これらが複数重ね合わされて配設されると
共に、重ね合わせられたコンタクトピン群Aと薄板絶縁
部材21との両側にサイドプレート24が配設され、こ
れらが重合わせ方向に沿うボルト27・ナット28で締
め付けられることにより、コンタクトピン組立体30が
構成され、締め付け時に、ボルト27・ナット28の締
付け量を規制することにより、薄板絶縁部材21が重合
わせ方向に所定量移動可能に設けられ、各絶縁部材21
及びサイドプレート24に形成された位置決め薄肉部2
1b,24bが、ソケット本体に形成された位置決め部
にて位置決めされることにより、各絶縁部材21及びサ
イドプレート24が所定のピッチで組み付けられるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置(以
下「ICパッケージ」という)等の電気部品を着脱自在
に保持する電気部品用ソケット、特に、その電気部品の
端子に接触するコンタクトピンの配設構造に改良が施さ
れた電気部品用ソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の「電気部品用ソケッ
ト」としては、「電気部品」であるICパッケージを着
脱自在に保持するICソケットがある。
【0003】このICパッケージには、BGA(Ball Gr
id Array)タイプと称されるものがあり、これは方形の
パッケージ本体の下面に球状端子としての多数の半田ボ
ールが設けられている。
【0004】また、ICソケットには、ソケット本体に
多数のコンタクトピンが配設され、このコンタクトピン
には、上端部にICパッケージの半田ボールに離接され
る接触部が形成されて、多数のコンタクトピン接触部が
マトリックス状に配列されている。
【0005】さらに、このコンタクトピンには、下端部
にリード部が形成され、このリード部がプリント基板の
回路孔に挿通されて半田付けされている。
【0006】そして、このソケット本体の上側には、フ
ローティングプレートが配設され、このフローティング
プレート上にICパッケージを収容し、このICパッケ
ージを、ソケット本体に回動自在に設けられたカバーを
閉じて押圧することにより、このICパッケージの半田
ボールと、コンタクトピン接触部とを所定の接圧で接触
させるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、マトリックス状に配置され
たコンタクトピン接触部が所定の位置に配置されていな
いと、半田ボールと良好な接触が行われないと共に、フ
ローティングプレート貫通孔の内壁にコンタクトピンが
強く当たり、半田ボールに対する接圧を確保するための
コンタクトピンの反発力が得られない虞があった。ま
た、コンタクトピンのリード部も所定の位置に配置され
ていないと、そのコンタクトピンのリード部をプリント
基板の回路孔に確実に挿入できない虞があった。
【0008】そこで、この発明は、コンタクトピンの接
触部及びリード部を所定の位置に配設できる電気部品用
ソケットを提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、同一平面上に複数のコ
ンタクトピンが所定のピッチで一列に配設されてコンタ
クトピン群が構成され、該コンタクトピン群が絶縁部材
に装着されて、これらが複数重ね合わされて配設される
と共に、該重ね合わせられたコンタクトピン群と絶縁部
材との両側にサイドプレートが配設され、これらが重合
わせ方向に沿うボルト・ナットで締め付けられることに
より、コンタクトピン組立体が構成され、該締め付け時
に、前記ボルト・ナットの締付け量を規制することによ
り、前記絶縁部材が前記重合わせ方向に所定量移動可能
に設けられ、更に、前記各絶縁部材及び前記サイドプレ
ートに形成された被位置決め部が、ソケット本体に形成
された位置決め部にて位置決めされることにより、前記
各絶縁部材及びサイドプレートが所定のピッチで組み付
けられるようにした電気部品用ソケットとしたことを特
徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加え、前記絶縁部材及び前記サイドプレート
は、四角形の板状を呈し、前記被位置決め部は、四角形
の各角部に形成され、断面が先細り形状に形成され、前
記ソケット本体の位置決め部は、前記被位置決め部が嵌
合される位置決め溝であることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の構成に加え、前記各絶縁部材及び前記サイドプ
レートにパイプが貫通され、該パイプに前記ボルトが挿
通されて、前記ナットに螺合されることにより、該組立
状態で、前記ボルト・ナットの締付け量を前記パイプに
て規制することにより、前記絶縁部材が前記重合わせ方
向に所定量移動可能に設けられたことを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
の何れか一つに記載の構成に加え、前記ソケット本体
は、前記コンタクトピン組立体を上下側から挟持するベ
ース部材とボディ部材とを有し、該ベース部材とボディ
部材とに、前記位置決め部が形成されたことを特徴とす
る。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
の何れか一つに記載の構成に加え、前記ソケット本体の
上側には、フローティングプレートが上下動自在に設け
られると共に、該フローティングプレートが付勢部材に
より上方に付勢され、該フローティングプレートには、
前記コンタクトピンの接触部が挿入される貫通孔が形成
されたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0015】図1乃至図40には、この発明の実施の形
態を示す。
【0016】まず構成を説明すると、図中符号11は、
いわゆるクラムシェルタイプと称される「電気部品用ソ
ケット」としてのICソケットで、このICソケット1
1は、「電気部品」であるICパッケージ12の性能試
験を行うために、このICパッケージ12の端子である
半田ボール12bと、測定器(テスター)のプリント配
線板(図示省略)との電気的接続を図るものである。
【0017】このICパッケージ12は、例えば図9に
示すように、いわゆるBGA(BallGrid Array)タイプ
と称されるもので、方形のパッケージ本体12aの下面
に多数の略球状の半田ボール12bが突出してマトリッ
クス状に配列されている。
【0018】このICソケット11は、大略すると、プ
リント基板P上に装着されるソケット本体13を有し、
このソケット本体13には、各半田ボール12bに離接
されるコンタクトピン15が配設されると共に、このソ
ケット本体13の上側にICパッケージ12が収容され
るフローティングプレート16が配設され、更に、この
ソケット本体13にカバー17及びセカンドカバー18
が回動自在に配設されている。
【0019】そのコンタクトピン15は、図3及び図5
に示すように、一枚の導電性を有する板材がエッチング
により、略同一平面上に一列に多数形成されてコンタク
トピン群Aが構成され、各コンタクトピン15は、上端
部にICパッケージ12の半田ボール12bに接触され
る接触部15aが形成されると共に、下端部にプリント
基板Pの回路孔Paに挿通されて半田付けされるリード
部15bが形成され、更に、その接触部15aの下側に
は、弾性変形するばね部15cが形成されている。
【0020】このコンタクトピン群Aの各コンタクトピ
ン15は、図5に示すように、ばね部15cの下側で外
側に向けて折り曲げられることにより、隣接する接触部
15a同士のピッチP1より、隣接するリード部15b
同士のピッチP2の方が広く形成されている。
【0021】そして、これらコンタクトピン15は、図
5に示すように、コンタクトピン群Aの上下方向に沿う
中心線Oを中心として対称に配置され、この中心線Oを
境として左右のばね部15cが逆向きに配置され、多数
のリード部15bがその中心線Oに対して1/4ピッチ
ずれている。
【0022】このコンタクトピン群Aが複数平行に配列
され、この間に「絶縁部材」である薄板絶縁部材21、
上側絶縁板22及び下側絶縁板23が介在された状態で
重ね合わせられ、これらの両側に「外壁」を構成する一
対のサイドプレート24が配設され、ボルト27及びナ
ット28で締め付けられることによりコンタクトピン組
立体30が構成されている。
【0023】詳しくは、このコンタクトピン群Aを薄板
絶縁部材21の両側に配置することにより、隣接するコ
ンタクトピン群Aのリード部15bは1/2ピッチず
れ、多数のリード部15bが千鳥状に配置されている。
この千鳥状に配置された多数のリード部15bが図40
に示すプリント基板Pの回路孔Paに挿通されるように
なっている。そして、この薄板絶縁部材21の両面側に
配設されたコンタクトピン群Aは、上側絶縁板22及び
下側絶縁板23により覆われている。
【0024】その薄板絶縁部材21は、図10乃至図1
4に示すように、四角形の板状を呈し、ボルト止め用の
挿通孔21aが2カ所形成されると共に、両面側に、コ
ンタクトピン15の厚み分以上凹み、コンタクトピン群
Aが配置される上側配置凹部21c及び下側配置凹部2
1dが形成されている。また、その上側配置凹部21c
と下側配置凹部21dとの間に、各コンタクトピン15
の間に挿入されて位置決めを行う位置決め凸部21eが
形成されると共に、その下側配置凹部21dの下側に
も、各コンタクトピン15の間に挿入されて位置決めを
行う位置決め凸部21fが形成されている。
【0025】この薄板絶縁部材21の一方の面側の下側
配置凹部21dには、図10及び図13に示すように、
上部側に、上側絶縁板22が嵌合される嵌合突起21g
が3カ所形成され、又、他方の面側の下側配置凹部21
dには、下部側に、図11及び図13に示すように、下
側絶縁板23が嵌合される嵌合突起21hが3カ所形成
されている。
【0026】さらに、これら各薄板絶縁部材21には、
上側と下側の各4つの角部に「被位置決め部」としての
位置決め薄肉部21bが形成され、これら位置決め薄肉
部21bは、側方から見ると図12に示すように先細り
形状に形成されている。
【0027】また、上側絶縁板22は、図15に示すよ
うに、コンタクトピン群Aのばね部15cを覆うように
構成され、この上側絶縁板22に、小さな嵌合孔22b
が3カ所形成され、これら嵌合孔22bに薄板絶縁部材
21の一方の面側に形成された嵌合突起21gが嵌合さ
れることにより、上側絶縁板22が薄板絶縁部材21の
上側配置凹部21c及び下側配置凹部21d上部に、コ
ンタクトピン群Aを介在させた状態で配設されている。
勿論、ばね部15cが弾性変形するように、薄板絶縁部
材21と上側絶縁板22との間には隙間が設けられてい
る。
【0028】さらに、下側絶縁板23は、図16に示す
ように、細長い板状を呈し、コンタクトピン群Aのリー
ド部15bの上側を覆うように構成され、小さな嵌合孔
23bが3カ所形成され、これら嵌合孔23bに薄板絶
縁部材21の他方の面側に形成された嵌合突起21hが
嵌合されることにより、下側絶縁板23が薄板絶縁部材
21の下側配置凹部21dの下部側に、コンタクトピン
群Aを介在させた状態で、位置決め凸部21fを覆うよ
うに配設されている。
【0029】これらが図1及び図3等に示すように複数
重ね合わせられることにより、複数のコンタクトピン群
Aの各接触部15aがマトリックス状に配置され、リー
ド部15bが千鳥状に配置されている。
【0030】この重ね合わせ構造は、以下のように構成
されている。
【0031】すなわち、薄板絶縁部材21の両側にコン
タクトピン群Aが配置され、一方の面側に上側絶縁板2
2が、又、他方の面側に下側絶縁板23が配置されたも
のが、複数重ね合わされている。そして、これらが複数
重ね合わされた状態では、薄板絶縁部材21の一方の面
側に配置された上側絶縁板22の下側に、隣接する薄板
絶縁部材21に配置された下側絶縁板23が位置し、
又、薄板絶縁部材21の他方の面側に配置された下側絶
縁板23の上側に、隣接する薄板絶縁部材21に配置さ
れた上側絶縁板22が位置している。この重ね合わされ
たものの両側に一対、サイドプレート24が配設されて
いる。
【0032】このサイドプレート24は、図17乃至図
20に示すように、四角形の薄板絶縁部材21より厚い
板状に形成され、ボルト止め用の挿通孔24aが2カ所
形成されると共に、片面側(外面側)に上下方向に沿う
一対のガイド溝24bが形成されている。このガイド溝
24bの上側には、「係止部」としての係止突部24c
が形成され、又、この係止突部24cの下側には他の
「係止部」としての係止突部24dが形成されている。
また、このサイドプレート24には、上側と下側の各4
つの角部に位置決め薄肉部24fが形成され、これら位
置決め薄肉部24fは、側方から見ると図20に示すよ
うに先細り形状に形成されている。
【0033】そして、これらサイドプレート24及び薄
板絶縁部材21の挿通孔24a,21aに計2本のパイ
プ26が挿通され、これらパイプ26にボルト27が挿
通されてナット28に螺合されることにより、コンタク
トピン15や薄板絶縁部材21等が複数重ね合わされて
配設されるようになっている。このパイプ26により、
ボルト27の締付け量が規制され、各薄板絶縁部材21
はパイプ26の軸方向(重合わせ方向)に所定量(微少
量)動き得るように構成されている(図22参照)。
【0034】このようにして、コンタクトピン組立体3
0が構成されている。
【0035】そして、この上側にフローティングプレー
ト16が上下動自在に配置されている。このフローティ
ングプレート16は、図23乃至図25に示すように、
下方に向けて計4片の弾性爪16aが延長され、これら
弾性爪16aが、サイドプレート24に形成されたガイ
ド溝24bに挿入されて上下動自在に案内されると共
に、スプリング29によりこのフローティングプレート
16が上方に付勢されている(図8参照)。
【0036】このフローティングプレート16の最上昇
位置で、その弾性爪16aがガイド溝24b内の係止突
部24cに係止することにより、図4及び図8等に示す
ように、フローティングプレート16の上昇が規制され
るようになっている。
【0037】また、このフローティングプレート16に
は、コンタクトピン15の接触部15aが挿入される多
数の貫通孔16bがマトリックス状に形成されると共
に、このフローティングプレート16の上側には、これ
ら貫通孔16bが形成された範囲の周囲に、ICパッケ
ージ12の収容時の案内を行うガイド部材31が設けら
れている。
【0038】このガイド部材31は、図26及び図27
に示すように、四角形の枠形状を呈し、ICパッケージ
12の収容時に、ICパッケージ12を案内するガイド
部31aが各角部に形成されていると共に、フローティ
ングプレート16に嵌合されるボス部31bが下方に突
設されている。
【0039】さらに、コンタクトピン組立体30の下側
には、ロケーティングボード32が図1及び図4に示す
ように配設されている。このロケーティングボード32
には、上方に向けて弾性爪32aが計4カ所突設され、
これら弾性爪32aが、ガイド溝24bに上下動自在に
案内され、所定量下降した位置で、弾性爪32aがサイ
ドプレート24の係止突部24dに係止することによ
り、下降が規制されるようになっている。
【0040】また、このロケーティングボード32に
は、コンタクトピン15のリード部15bが挿通される
多数の貫通孔32bが千鳥状に形成されている。
【0041】そして、コンタクトピン組立体30がソケ
ット本体13の「外枠」としてのベース部材34とボデ
ィ部材35とにはめ込まれた状態で、配設されている。
【0042】そのベース部材34は、図1,図28及び
図29に示すように、四角形の枠形状に形成され、下側
開口34aの周囲に台座部34cが形成され、この台座
部34cにサイドプレート24の段差部24eが載置さ
れるようになっている。
【0043】また、ボディ部材35は、図1,図30乃
至図33に示すように、四角形の枠形状に形成され、上
側開口35aからフローティングプレート16が露出す
るように構成されている。
【0044】そして、そのベース部材34とボディ部材
35とをボルト36・ナット37で組み付けることによ
り、コンタクトピン15が配設された薄板絶縁部材21
やサイドプレート24等がそのベース部材34とボディ
部材35とで上下から挟持されるように構成されてい
る。
【0045】また、これらベース部材34には、図28
及び図29に示すように、薄板絶縁部材21及びサイド
プレート24の下側に形成された位置決め薄肉部21
b,24fが嵌合される「位置決め部」としての位置決
め溝34bが形成されている。さらに、ボディ部材35
には、図31及び図33に示すように、薄板絶縁部材2
1及びサイドプレート24の上側に形成された位置決め
薄肉部21b,24fが嵌合される「位置決め部」とし
ての位置決め溝35bが形成されている。そして、各薄
板絶縁部材21は、パイプ26を介してボルト27で締
め付けられているため、パイプ26の軸方向に所定量動
き得るように構成されていることから、これら位置決め
溝34b,35bに位置決め薄肉部21b,24fが誘
い込まれるようにして嵌合されることにより、各薄板絶
縁部材21及びサイドプレート24が所定の位置に所定
のピッチで位置決めされるようになっている。
【0046】さらに、そのボディ部材35には、図6及
び図7に示すように、軸39を介してカバー17及びセ
カンドカバー18が回動自在に設けられ、そのセカンド
カバー18によりフローティングプレート16上に収容
されたICパッケージ12が押圧されるようになってい
る。
【0047】そのカバー17は、図1,図34乃至図3
6に示すように、スプリング40により開く方向に付勢
され、このカバー17の先端部には、ラッチ部材41が
回動自在に設けられ、このラッチ部材41がボディ部材
35に係脱されるようになっている。このラッチ部材4
1は、スプリング42により、閉じる方向に付勢されて
いる。
【0048】また、セカンドカバー18は、図1,図3
7乃至図39に示すように、基端部側の長孔18aに軸
39が挿通されることにより、回動自在で、且つ、長孔
18aの長さ分、上下動自在となっていると共に、この
セカンドカバー18には、先端部側にICパッケージ1
2を押圧するカバー押圧部18bが形成され、スプリン
グ43により開く方向に付勢されている。
【0049】次に、作用について説明する。
【0050】予め、ICソケット11のコンタクトピン
15のリード部15bを、プリント基板Pの回路孔Pa
に挿通して半田付けすることにより、ICソケット11
をプリント基板P上に配設しておく。
【0051】この際、リード部15bを回路孔Paに挿
入するには、ロケーティングボード32の各貫通孔32
bにリード部15bが挿入された状態で、このロケーテ
ィングボード32を下方にスライドさせて、コンタクト
ピン組立体30に対して下方に離間させ、コンタクトピ
ン15のリード部15bの先端部(下端部)をこのロケ
ーティングボード32で位置決めする。この状態から、
各リード部15bの先端部を、プリント基板Pの各回路
孔Paに挿入し、コンタクトピン組立体30を下降させ
てロケーティングボード32をそのコンタクトピン組立
体30に対して相対的に移動させてコンタクトピン組立
体30に当接させることにより、各リード部15bを各
回路孔Paに所定量挿入する。その後、この各リード部
15bをプリント基板Pに半田付けする。
【0052】そして、ICパッケージ12を収容する場
合には、カバー17及びセカンドカバー18を開いた状
態で、自動機によりICパッケージ12を搬送して、フ
ローティングプレート16上に乗せる。この際には、I
Cパッケージ12は、ガイド部材31のガイド部31a
の傾斜面に案内されて、フローティングプレート16の
所定の位置に載置される。
【0053】この状態から、スプリング40,43の付
勢力に抗してカバー17を閉じて行くと、セカンドカバ
ー18も一緒に閉じられ、ラッチ部材41がボディ部材
35に係止されることにより、カバー17が完全に閉じ
られることとなる。
【0054】この際には、セカンドカバー18のカバー
押圧部18bにより、ICパッケージ12が押圧され、
フローティングプレート16がスプリング29の付勢力
に抗して下降され、コンタクトピン15の接触部15a
がICパッケージ12の半田ボール12bに接触され
る。この場合には、コンタクトピン15のばね部15c
が弾性変形されることにより、コンタクトピン15の接
触部15aとICパッケージ12の半田ボール12bと
所定の接圧で接触されることとなる。
【0055】これにより、ICパッケージ12がコンタ
クトピン15を介してプリント基板Pと電気的に接続さ
れて、バーンイン試験が行われることとなる。
【0056】次に、コンタクトピン組立体30の製造に
ついて説明する。
【0057】まず、導電性の板材をエッチングにより、
図5の(b)に示すように、多数のコンタクトピン15
が連結部15dを介して連結されて形成され、これを薄
板絶縁部材21にセットし、これらコンタクトピン15
を上側絶縁板22及び下側絶縁板23で覆う。この状態
で、コンタクトピン群Aの連結部15dをエッチングに
より、図5の(a)に示すように切断除去した後、薄板
絶縁部材21にコンタクトピン群A等が配設されたもの
を複数重ね合わせ、両側にサイドプレート24を配設し
た後、パイプ26を挿通してボルト27・ナット28に
て締結する。
【0058】このようなものにあっては、同一平面上に
複数のコンタクトピン15が所定のピッチで一列に配設
されてコンタクトピン群Aが構成され、このコンタクト
ピン群Aが複数平行に配設され、これら各コンタクトピ
ン群Aの間に、薄板絶縁部材21及び絶縁板22,23
が介在されることにより、複数のコンタクトピン群Aが
重ね合わされて配設され、多数の接触部15aがマトリ
ックス状に配列されている。してみれば、従来のように
各コンタクトピン15をそれぞれ圧入する必要が無く、
コンタクトピン15の配設作業を簡単に行うことができ
る。
【0059】また、コンタクトピン群Aは、隣接するコ
ンタクトピン15の接触部15a同士のピッチより、下
端部側のリード部15b同士のピッチの間隔を広げたた
め、ICパッケージ12の各半田ボール12bが挟ピッ
チ化されているものでも、コンタクトピン15のプリン
ト基板Pへの配設を容易に行うことができる。
【0060】しかも、このようにリード部15bのピッ
チを接触部15a側より広げるために、ばね部15cよ
り下側を外側に向けて折り曲げている場合でも、従来の
ように圧入する必要がないことから、コンタクトピン1
5の配設作業を簡単に行うことができる。
【0061】さらに、リード部15bを、コンタクトピ
ン群Aの中心線Oより1/4ピッチずらしたため、薄板
絶縁部材21の両側にコンタクトピン群Aを反対向きに
配設することにより、隣接して配設されたコンタクトピ
ン群Aの各リード部15bは1/2ピッチずらして千鳥
状に配列できる。してみれば、隣接するコンタクトピン
群Aのリード部15bの間隔を、マトリックス状に配置
したものより広げることができ、その分、プリント基板
Pへのリード部15bの装着を容易に行うことができ
る。
【0062】すなわち、図40の(b)に示すように、
プリント基板Pの多数の回路孔Paは、千鳥状に形成さ
れているため、隣接する回路孔Paの間隔がL1とな
る。これに対して、従来のようにマトリックス状に配置
された複数の挿通孔を「×」で表すと、隣接する挿通孔
の間隔はL2となる。してみれば、間隔L1の方が間隔
L2より長くなるため、プリント基板Pへのリード部1
5bの装着を容易に行うことができる。
【0063】しかも、パイプ26を用いることにより、
ボルト27・ナット28の締め付け量を規制し、各薄板
絶縁部材21が密着固定されないようにしていると同時
に、薄板絶縁部材21及びサイドプレート24の位置決
め薄肉部21b,24fをベース部材34及びボディ部
材35の位置決め溝34b,35bに嵌合させるように
しているため、薄肉絶縁部材21及びサイドプレート2
4の間隔が締付け強さにより変化することなく、各薄肉
絶縁部材21及びサイドプレート24を所定のピッチに
配置できる。従って、その薄肉絶縁部材21に取り付け
られている各コンタクトピン群Aのコンタクトピン接触
部15a並びにコンタクトピンリード部15bを所定の
ピッチに配置できる。
【0064】その結果、コンタクトピン接触部15a
を、フローティングプレート16に形成された貫通孔1
6bのピッチと同等のピッチに矯正することで、コンタ
クトピン15が撓んだときに発生する反発力が安定す
る。すなわち、ピッチが矯正されていないと、フローテ
ィングプレート16の貫通孔16bの側面や薄板絶縁部
材21等の側面に、コンタクトピン15が必要以上の強
さで接触し、その接触摩擦により、ICパッケージ12
の半田ボール12bと電気的に接触させるために必要な
反発力が得られない。
【0065】また、プリント基板Pに半田付けで取り付
けられる構造のICソケット11では、上記のように各
リード部15bのピッチを矯正することで、プリント基
板Pの回路孔Paにコンタクトピン15のリード部15
bを確実に挿入できる。
【0066】さらに、位置決め薄肉部21b,24f
は、断面が先細り形状に形成され、位置決め溝34b,
35bに嵌合されるようになっているため、薄板絶縁部
材21等の位置決め時に位置決め薄肉部21b,24f
を位置決め溝34b,35bに嵌合させ易い。
【0067】さらにまた、パイプ26を設けるだけの簡
単な構造で、ボルト27・ナット28の締付け量を規制
することができる。
【0068】しかも、コンタクトピン組立体30をベー
ス部材34とボディ部材35とで挟持するだけで、簡単
に各薄板絶縁部材21及びサイドプレート24を所定の
ピッチに配置できる。
【0069】また、フローティングプレート16やロケ
ーティングボード32の弾性爪16a,32aは、サイ
ドプレート24に対して上下動自在で、所定の位置で係
止されるようになっており、これらの弾性爪16a,3
2aが枠体としてのガイド部材31及びボディ部材35
で覆われ、これらにより弾性爪16a,32aの係止突
部24c,24dからの外れを規制するようにしたた
め、ICソケット11をプリント基板Pに装着する際の
圧力負荷や組立・搬送時の外力、振動などによるフロー
ティングプレート16やロケーティングボード32の各
弾性爪16a,32aの、コンタクトピン組立体30か
らの離脱を防止できる。また、ベース部材34やボディ
部材35の装着前に、フローティングプレート16やロ
ケーティングボード32をコンタクトピン組立体30に
装着できるため、装着を簡単にできる。
【0070】さらに、サイドプレート24に形成された
同一のガイド溝24bに、フローティングプレート16
及びロケーティングボード32の各弾性爪16a,32
aを挿入することにより、各弾性爪16a, 32aを
ガイド溝24b内で円滑に上下動させることができると
共に、フローティングプレート16及びロケーティング
ボード32の各弾性爪16a, 32a毎にガイド溝2
4bを形成する必要なく、サイドプレート24等を簡単
に成形できる。
【0071】さらにまた、外枠をベース部材34とボデ
ィ部材35との2部品とすることで、コンタクトピン組
立体30の上下側からそれらベース部材34とボディ部
材35とを容易に組み付けることができる。
【0072】なお、上記実施の形態では、「電気部品用
ソケット」としてICソケット11に、この発明を適用
したが、これに限らず、他の装置にも適用できることは
勿論である。また、上記実施の形態では、クラムシェル
タイプのICソケットに、この発明を適用したが、これ
に限らず、いわゆるオープントップタイプのICソケッ
トにも適用することができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載の発明によれば、同一平面上に複数のコンタクトピン
が所定のピッチで一列に配設されてコンタクトピン群が
構成され、コンタクトピン群が絶縁部材に装着されて、
これらが複数重ね合わされて配設されると共に、重ね合
わせられたコンタクトピン群と絶縁部材との両側にサイ
ドプレートが配設され、これらが重合わせ方向に沿うボ
ルト・ナットで締め付けられることにより、コンタクト
ピン組立体が構成され、締め付け時に、ボルト・ナット
の締付け量を規制することにより、絶縁部材が重合わせ
方向に所定量移動可能に設けられ、更に、各絶縁部材及
びサイドプレートに形成された被位置決め部が、ソケッ
ト本体に形成された位置決め部にて位置決めされること
により、各絶縁部材及びサイドプレートが所定のピッチ
で組み付けられるようにしたため、コンタクトピンの接
触部を所定の位置に配置できることから、電気部品端子
との接触性やプリント回路基板への接続性を確保するこ
とができる。
【0074】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加え、絶縁部材及びサイドプレートは、四角形の板状
を呈し、被位置決め部は、四角形の各角部に形成され、
断面が先細り形状に形成され、ソケット本体の位置決め
部は、被位置決め部が嵌合される位置決め溝であるた
め、絶縁部材の位置決め時に被位置決め部を位置決め溝
に嵌合させ易い。
【0075】請求項3に記載の発明によれば、上記効果
に加え、各絶縁部材及びサイドプレートにパイプが貫通
され、このパイプにボルトが挿通されて、ナットに螺合
されることにより、この組立状態で、ボルト・ナットの
締付け量をパイプにて規制することにより、絶縁部材が
重合わせ方向に所定量移動可能に設けられたため、パイ
プを設けるだけの簡単な構造で、絶縁部材等を重合わせ
方向に所定量移動可能とすることができる。
【0076】請求項4に記載の発明によれば、上記効果
に加え、ソケット本体は、コンタクトピン組立体を、上
下側から挟持するベース部材とボディ部材とを有し、ベ
ース部材とボディ部材とに、位置決め部が形成されたた
め、ベース部材とボディ部材とでコンタクトピン組立体
を挟持するだけで、簡単に各絶縁部材及びサイドプレー
トを所定のピッチに配置できる。
【0077】請求項5に記載の発明によれば、上記効果
に加え、ソケット本体の上側には、フローティングプレ
ートが上下動自在に設けられると共に、このフローティ
ングプレートが付勢部材により上方に付勢され、このフ
ローティングプレートには、コンタクトピンの接触部が
挿入される貫通孔が形成されたため、貫通孔を有するフ
ローティングプレートを設けた場合でも、各コンタクト
ピンの接触部を貫通孔の所定位置に配置できることか
ら、この接触部が貫通孔の側壁に必要以上の強さで接触
することなく、コンタクトピンが撓んだときに発生する
反発力を安定させ、ひいては、電気部品端子に対する接
圧を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るICソケットの分
解斜視図である。
【図2】同実施の形態に係るICソケットの一部を破断
した状態の斜視図である。
【図3】同実施の形態に係るICソケットのコンタクト
ピン組立体の分解斜視図である。
【図4】同実施の形態に係るICソケットの一部を破断
した斜視図である。
【図5】同実施の形態に係るICソケットのコンタクト
ピン群を示す正面図である。
【図6】同実施の形態に係るICソケットのカバーを開
いた状態の平面図である。
【図7】同実施の形態に係る図6のA−A線に沿う断面
図である。
【図8】同実施の形態に係る図6のB−B線に沿う断面
図である。
【図9】ICパッケージを示す図で、(a)はICパッ
ケージの底面図、(b)は(a)の右側面図である。
【図10】同実施の形態に係るICソケットの薄板絶縁
部材の正面図である。
【図11】同実施の形態に係るICソケットの薄板絶縁
部材の背面図である。
【図12】同実施の形態に係るICソケットの薄板絶縁
部材の拡大右側面図である。
【図13】同実施の形態に係るICソケットの薄板絶縁
部材の図10のC−C線に沿う断面図である。
【図14】同実施の形態に係る図10のX部の拡大図で
ある。
【図15】同実施の形態に係るICソケットの上側絶縁
板を示す図で、(a)は正面図、(b)は底面図であ
る。
【図16】同実施の形態に係るICソケットの下側絶縁
板を示す図で、(a)は正面図、(b)は底面図であ
る。
【図17】同実施の形態に係るICソケットのサイドプ
レートの正面図である。
【図18】同実施の形態に係るICソケットのサイドプ
レートの背面図である。
【図19】同実施の形態に係るICソケットのサイドプ
レートの平面図である。
【図20】同実施の形態に係るICソケットのサイドプ
レートの右側面図である。
【図21】同実施の形態に係るICソケットのサイドプ
レートの図17のD−D線に沿う断面図である。
【図22】同実施の形態に係るICソケットのコンタク
トピン組立体をボルト止めした状態を示す側面図であ
る。
【図23】同実施の形態に係るICソケットのフローテ
ィングプレートの平面図である。
【図24】同実施の形態に係る図23のE−E線に沿う
断面図である。
【図25】同実施の形態に係る図23のF−F線に沿う
断面図である。
【図26】同実施の形態に係るICソケットのガイド部
材の平面図である。
【図27】同実施の形態に係る図26のG−G線に沿う
断面図である。
【図28】同実施の形態に係るICソケットのベース部
材の平面図である。
【図29】同実施の形態に係る図28のH−H線に沿う
断面図である。
【図30】同実施の形態に係るICソケットのボディ部
材の平面図である。
【図31】同実施の形態に係る図30のI−I線に沿う
断面図である。
【図32】同実施の形態に係る図30のJ−J線に沿う
断面図である。
【図33】同実施の形態に係るICソケットのボディ部
材の底面図である。
【図34】同実施の形態に係るICソケットのカバーの
平面図である。
【図35】同実施の形態に係る図34のK−K線に沿う
断面図である。
【図36】同実施の形態に係るICソケットのカバーの
底面図である。
【図37】同実施の形態に係るICソケットのセカンド
カバーの平面図である。
【図38】同実施の形態に係る図37のL−L線に沿う
断面図である。
【図39】同実施の形態に係るICソケットのセカンド
カバーの底面図である。
【図40】同実施の形態に係るプリント基板の多数に回
路孔を示す平面図である。
【符号の説明】
11 ICソケット(電気部品用ソケット) 12 ICパッケージ(電気部品) 12a パッケージ本体 12b 半田ボール(端子) 13 ソケット本体 15 コンタクトピン 15a 接触部 15c ばね部 16 フローティングプレート 16a 弾性爪 16b 貫通孔 17 カバー 18 セカンドカバー 21 薄板絶縁部材(絶縁部材) 21b 位置決め薄肉部(被位置決め部) 22 上側絶縁板(絶縁部材) 23 下側絶縁板(絶縁部材) 24 サイドプレート 24f 位置決め薄肉部(被位置決め部) 24b ガイド溝 24c,24d 係止突部 26 パイプ 27 ボルト 28 ナット 32 ロケーティングボード 32a 弾性爪 34 ベース部材 34b 位置決め溝(位置決め部) 35 ボディ部材 35b 位置決め溝(位置決め部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一平面上に複数のコンタクトピンが所
    定のピッチで一列に配設されてコンタクトピン群が構成
    され、該コンタクトピン群が絶縁部材に装着されて、こ
    れらが複数重ね合わされて配設されると共に、該重ね合
    わせられたコンタクトピン群と絶縁部材との両側にサイ
    ドプレートが配設され、これらが重合わせ方向に沿うボ
    ルト・ナットで締め付けられることにより、コンタクト
    ピン組立体が構成され、該締め付け時に、前記ボルト・
    ナットの締付け量を規制することにより、前記絶縁部材
    が前記重合わせ方向に所定量移動可能に設けられ、更
    に、前記各絶縁部材及び前記サイドプレートに形成され
    た被位置決め部が、ソケット本体に形成された位置決め
    部にて位置決めされることにより、前記各絶縁部材及び
    サイドプレートが所定のピッチで組み付けられるように
    したことを特徴とする電気部品用ソケット。
  2. 【請求項2】 前記絶縁部材及び前記サイドプレート
    は、四角形の板状を呈し、前記被位置決め部は、四角形
    の各角部に形成され、断面が先細り形状に形成され、前
    記ソケット本体の位置決め部は、前記被位置決め部が嵌
    合される位置決め溝であることを特徴とする請求項1に
    記載の電気部品用ソケット。
  3. 【請求項3】 前記各絶縁部材及び前記サイドプレート
    にパイプが貫通され、該パイプに前記ボルトが挿通され
    て、前記ナットに螺合されることにより、該組立状態
    で、前記ボルト・ナットの締付け量を前記パイプにて規
    制することにより、前記絶縁部材が前記重合わせ方向に
    所定量移動可能に設けられたことを特徴とする請求項1
    又は2に記載の電気部品用ソケット。
  4. 【請求項4】 前記ソケット本体は、前記コンタクトピ
    ン組立体を上下側から挟持するベース部材とボディ部材
    とを有し、該ベース部材とボディ部材とに、前記位置決
    め部が形成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何
    れか一つに記載の電気部品用ソケット。
  5. 【請求項5】 前記ソケット本体の上側には、フローテ
    ィングプレートが上下動自在に設けられると共に、該フ
    ローティングプレートが付勢部材により上方に付勢さ
    れ、該フローティングプレートには、前記コンタクトピ
    ンの接触部が挿入される貫通孔が形成されたことを特徴
    とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の電気部品用
    ソケット。
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