JP4082489B2 - 電気部品用ソケット - Google Patents

電気部品用ソケット Download PDF

Info

Publication number
JP4082489B2
JP4082489B2 JP2002120068A JP2002120068A JP4082489B2 JP 4082489 B2 JP4082489 B2 JP 4082489B2 JP 2002120068 A JP2002120068 A JP 2002120068A JP 2002120068 A JP2002120068 A JP 2002120068A JP 4082489 B2 JP4082489 B2 JP 4082489B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact pin
contact
socket
insulating
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002120068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003317889A (ja
Inventor
正美 福永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Enplas Corp
Original Assignee
Enplas Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Enplas Corp filed Critical Enplas Corp
Priority to JP2002120068A priority Critical patent/JP4082489B2/ja
Publication of JP2003317889A publication Critical patent/JP2003317889A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4082489B2 publication Critical patent/JP4082489B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体装置(以下「ICパッケージ」という)等の電気部品を着脱自在に収容する電気部品用ソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種の「電気部品用ソケット」としては、「電気部品」であるICパッケージを着脱自在に保持するICソケットがある。
【0003】
このICパッケージには、BGA(Ball Grid Array)タイプと称されるものがあり、これは方形のパッケージ本体の下面に球状端子としての多数の半田ボールが設けられている。
【0004】
また、ICソケットには、ソケット本体にコンタクトピンが圧入されて配設され、このコンタクトピンには、上端部にICパッケージの半田ボールに離接される接触部が形成されている。また、このソケット本体の上側には、フローティングプレートが配設され、このフローティングプレート上にICパッケージを収容し、このICパッケージを、ソケット本体に回動自在に設けられたカバーを閉じて押圧することにより、このICパッケージの半田ボールと、コンタクトピン接触部とを所定の接圧で接触させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のものにあっては、ソケット本体にコンタクトピンを圧入して配設するようにしているため、多数のコンタクトピンをそれぞれソケット本体に圧入するのが大変であると共に、圧入する場合に、コンタクトピンの圧入部分が直線的であれば、圧入可能であるが、屈曲している場合には圧入できず、ソケット本体に配置できるコンタクトピンの形状に制限があった。
【0006】
そこで、この発明は、コンタクトピンを圧入作業が必要なく容易に配設できる電気部品用ソケットを提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、略同一平面上に複数のコンタクトピンが所定のピッチで一列に配設されてコンタクトピン群が構成され、該コンタクトピン群が複数列平行に配列されると共に、該平行に配列されたコンタクトピン群の間に、絶縁部材が介在されることにより、前記複数のコンタクトピン群と複数の絶縁部材とが重ね合わされてソケット本体のベース部材とボディ部材との間にはめ込まれると共に、前記各絶縁部材がそれぞれ前記ベース部材及び前記ボディ部材に形成された前記各絶縁部材毎の位置決め部により位置決めされて配設され、前記各コンタクトピンの一端部に、電気部品の端子に接触される接触部が形成されて、該複数の接触部がマトリックス状に配列されたことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記絶縁部材として薄板絶縁部材及び絶縁板が設けられ、前記薄板絶縁部材の両面に前記コンタクトピン群を配設し、該コンタクトピン群を前記絶縁板で覆い、これらを複数重ね合わせたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の構成に加え、前記各コンタクトピンは、ICパッケージに接触される接触部と、該接触部の下側に形成されたばね部と、プリント基板に装着されるリード部とを有し、前記絶縁板は、前記コンタクトピン群の前記ばね部を覆う上側絶縁板、前記コンタクトピン群の前記リード部の上側を覆う下側絶縁板であり、一方の面側に前記上側絶縁板が配置されると共に、他方の面側に下側絶縁板が配置された状態で、前記薄板絶縁部材複数重ね合わされていることを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一つに記載の構成に加え、前記コンタクトピン群は、隣接するコンタクトピンの接触部同士のピッチより、他端部側のリード部同士のピッチを広げたことを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一つに記載の構成に加え、前記コンタクトピン群は、前記コンタクトピン群の上下方向に沿う中心線より、前記リード部を1/4ピッチずらしたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
【0012】
図1乃至図40には、この発明の実施の形態を示す。
【0013】
まず構成を説明すると、図中符号11は、いわゆるクラムシェルタイプと称される「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、このICソケット11は、「電気部品」であるICパッケージ12の性能試験を行うために、このICパッケージ12の端子である半田ボール12bと、測定器(テスター)のプリント配線板(図示省略)との電気的接続を図るものである。
【0014】
このICパッケージ12は、例えば図9に示すように、いわゆるBGA(Ball Grid Array)タイプと称されるもので、方形のパッケージ本体12aの下面に多数の略球状の半田ボール12bが突出してマトリックス状に配列されている。
【0015】
このICソケット11は、大略すると、プリント基板P上に装着されるソケット本体13を有し、このソケット本体13には、各半田ボール12bに離接されるコンタクトピン15が配設されると共に、このソケット本体13の上側にICパッケージ12が収容されるフローティングプレート16が配設され、更に、このソケット本体13にカバー17及びセカンドカバー18が回動自在に配設されている。
【0016】
そのコンタクトピン15は、図3及び図5に示すように、一枚の導電性を有する板材がエッチングにより、略同一平面上に一列に多数形成されてコンタクトピン群Aが構成され、各コンタクトピン15は、上端部にICパッケージ12の半田ボール12bに接触される接触部15aが形成されると共に、下端部にプリント基板Pの回路孔Paに挿通されて半田付けされるリード部15bが形成され、更に、その接触部15aの下側には、弾性変形するばね部15cが形成されている。
【0017】
このコンタクトピン群Aの各コンタクトピン15は、図5に示すように、ばね部15cの下側で外側に向けて折り曲げられることにより、隣接する接触部15a同士のピッチP1より、隣接するリード部15b同士のピッチP2の方が広く形成されている。
【0018】
そして、これらコンタクトピン15は、図5に示すように、コンタクトピン群Aの上下方向に沿う中心線Oを中心として対称に配置され、この中心線Oを境として左右のばね部15cが逆向きに配置され、多数のリード部15bがその中心線Oに対して1/4ピッチずれている。
【0019】
このコンタクトピン群Aが複数平行に配列され、この間に「絶縁部材」である薄板絶縁部材21、上側絶縁板22及び下側絶縁板23が介在された状態で重ね合わせられ、これらの両側に「外壁」を構成する一対のサイドプレート24が配設され、ボルト27及びナット28で締め付けられることによりコンタクトピン組立体30が構成されている。
【0020】
詳しくは、このコンタクトピン群Aを薄板絶縁部材21の両側に配置することにより、隣接するコンタクトピン群Aのリード部15bは1/2ピッチずれ、多数のリード部15bが千鳥状に配置されている。この千鳥状に配置された多数のリード部15bが図40に示すプリント基板Pの回路孔Paに挿通されるようになっている。そして、この薄板絶縁部材21の両面側に配設されたコンタクトピン群Aは、上側絶縁板22及び下側絶縁板23により覆われている。
【0021】
その薄板絶縁部材21は、図10乃至図14に示すように、四角形の板状を呈し、ボルト止め用の挿通孔21aが2カ所形成されると共に、両面側に、コンタクトピン15の厚み分以上凹み、コンタクトピン群Aが配置される上側配置凹部21c及び下側配置凹部21dが形成されている。また、その上側配置凹部21cと下側配置凹部21dとの間に、各コンタクトピン15の間に挿入されて位置決めを行う位置決め凸部21eが形成されると共に、その下側配置凹部21dの下側にも、各コンタクトピン15の間に挿入されて位置決めを行う位置決め凸部21fが形成されている。
【0022】
この薄板絶縁部材21の一方の面側の下側配置凹部21dには、図10及び図13に示すように、上部側に、上側絶縁板22が嵌合される嵌合突起21gが3カ所形成され、又、他方の面側の下側配置凹部21dには、下部側に、図11及び図13に示すように、下側絶縁板23が嵌合される嵌合突起21hが3カ所形成されている。
【0023】
さらに、これら各薄板絶縁部材21には、上側と下側の各4つの角部に「被位置決め部」としての位置決め薄肉部21bが形成され、これら位置決め薄肉部21bは、側方から見ると図12に示すように先細り形状に形成されている。
【0024】
また、上側絶縁板22は、図15に示すように、コンタクトピン群Aのばね部15cを覆うように構成され、この上側絶縁板22に、小さな嵌合孔22bが3カ所形成され、これら嵌合孔22bに薄板絶縁部材21の一方の面側に形成された嵌合突起21gが嵌合されることにより、上側絶縁板22が薄板絶縁部材21の上側配置凹部21c及び下側配置凹部21d上部に、コンタクトピン群Aを介在させた状態で配設されている。勿論、ばね部15cが弾性変形するように、薄板絶縁部材21と上側絶縁板22との間には隙間が設けられている。
【0025】
さらに、下側絶縁板23は、図16に示すように、細長い板状を呈し、コンタクトピン群Aのリード部15bの上側を覆うように構成され、小さな嵌合孔23bが3カ所形成され、これら嵌合孔23bに薄板絶縁部材21の他方の面側に形成された嵌合突起21hが嵌合されることにより、下側絶縁板23が薄板絶縁部材21の下側配置凹部21dの下部側に、コンタクトピン群Aを介在させた状態で、位置決め凸部21fを覆うように配設されている。
【0026】
これらが図1及び図3等に示すように複数重ね合わせられることにより、複数のコンタクトピン群Aの各接触部15aがマトリックス状に配置され、リード部15bが千鳥状に配置されている。
【0027】
この重ね合わせ構造は、以下のように構成されている。
【0028】
すなわち、薄板絶縁部材21の両側にコンタクトピン群Aが配置され、一方の面側に上側絶縁板22が、又、他方の面側に下側絶縁板23が配置されたものが、複数重ね合わされている。そして、これらが複数重ね合わされた状態では、薄板絶縁部材21の一方の面側に配置された上側絶縁板22の下側に、隣接する薄板絶縁部材21に配置された下側絶縁板23が位置し、又、薄板絶縁部材21の他方の面側に配置された下側絶縁板23の上側に、隣接する薄板絶縁部材21に配置された上側絶縁板22が位置している。この重ね合わされたものの両側に一対、サイドプレート24が配設されている。
【0029】
このサイドプレート24は、図17乃至図20に示すように、四角形の薄板絶縁部材21より厚い板状に形成され、ボルト止め用の挿通孔24aが2カ所形成されると共に、片面側(外面側)に上下方向に沿う一対のガイド溝24bが形成されている。このガイド溝24bの上側には、「係止部」としての係止突部24cが形成され、又、この係止突部24cの下側には他の「係止部」としての係止突部24dが形成されている。また、このサイドプレート24には、上側と下側の各4つの角部に位置決め薄肉部24fが形成され、これら位置決め薄肉部24fは、側方から見ると図20に示すように先細り形状に形成されている。
【0030】
そして、これらサイドプレート24及び薄板絶縁部材21の挿通孔24a,21aに計2本のパイプ26が挿通され、これらパイプ26にボルト27が挿通されてナット28に螺合されることにより、コンタクトピン15や薄板絶縁部材21等が複数重ね合わされて配設されるようになっている。このパイプ26により、ボルト27の締付け量が規制され、各薄板絶縁部材21はパイプ26の軸方向(重合わせ方向)に一定量(微少量)動き得るように構成されている(図22参照)。
【0031】
このようにして、コンタクトピン組立体30が構成されている。
【0032】
そして、この上側にフローティングプレート16が上下動自在に配置されている。このフローティングプレート16は、図23乃至図25に示すように、下方に向けて計4片の弾性爪16aが延長され、これら弾性爪16aが、サイドプレート24に形成されたガイド溝24bに挿入されて上下動自在に案内されると共に、スプリング29によりこのフローティングプレート16が上方に付勢されている(図8参照)。
【0033】
このフローティングプレート16の最上昇位置で、その弾性爪16aがガイド溝24b内の係止突部24cに係止することにより、図4及び図8等に示すように、フローティングプレート16の上昇が規制されるようになっている。
【0034】
また、このフローティングプレート16には、コンタクトピン15の接触部15aが挿入される多数の貫通孔16bがマトリックス状に形成されると共に、このフローティングプレート16の上側には、これら貫通孔16bが形成された範囲の周囲に、ICパッケージ12の収容時の案内を行うガイド部材31が設けられている。
【0035】
このガイド部材31は、図26及び図27に示すように、四角形の枠形状を呈し、ICパッケージ12の収容時に、ICパッケージ12を案内するガイド部31aが各角部に形成されていると共に、フローティングプレート16に嵌合されるボス部31bが下方に突設されている。
【0036】
さらに、コンタクトピン組立体30の下側には、ロケーティングボード32が図1及び図4に示すように配設されている。このロケーティングボード32には、上方に向けて弾性爪32aが計4カ所突設され、これら弾性爪32aが、ガイド溝24bに上下動自在に案内され、所定量下降した位置で、弾性爪32aがサイドプレート24の係止突部24dに係止することにより、下降が規制されるようになっている。
【0037】
また、このロケーティングボード32には、コンタクトピン15のリード部15bが挿通される多数の貫通孔32bが千鳥状に形成されている。
【0038】
そして、コンタクトピン組立体30がソケット本体13の「外枠」としてのベース部材34とボディ部材35とにはめ込まれた状態で、配設されている。
【0039】
そのベース部材34は、図1,図28及び図29に示すように、四角形の枠形状に形成され、下側開口34aの周囲に台座部34cが形成され、この台座部34cにサイドプレート24の段差部24eが載置されるようになっている。
【0040】
また、ボディ部材35は、図1,図30乃至図33に示すように、四角形の枠形状に形成され、上側開口35aからフローティングプレート16が露出するように構成されている。
【0041】
そして、そのベース部材34とボディ部材35とをボルト36・ナット37で組み付けることにより、コンタクトピン15が配設された薄板絶縁部材21やサイドプレート24等がそのベース部材34とボディ部材35とで上下から挟持されるように構成されている。
【0042】
また、これらベース部材34には、図28及び図29に示すように、薄板絶縁部材21及びサイドプレート24の下側に形成された位置決め薄肉部21b,24fが嵌合される位置決め溝34bが形成されている。さらに、ボディ部材35には、図31及び図33に示すように、薄板絶縁部材21及びサイドプレート24の上側に形成された位置決め薄肉部21b,24fが嵌合される「位置決め部」としての位置決め溝35bが形成されている。そして、これら位置決め溝34b,35bに位置決め薄肉部21b,24fが嵌合されることにより、各薄板絶縁部材21及びサイドプレート24が所定の位置に所定のピッチで位置決めされるようになっている。
【0043】
さらに、そのボディ部材35には、図6及び図7に示すように、軸39を介してカバー17及びセカンドカバー18が回動自在に設けられ、そのセカンドカバー18によりフローティングプレート16上に収容されたICパッケージ12が押圧されるようになっている。
【0044】
そのカバー17は、図1,図34乃至図36に示すように、スプリング40により開く方向に付勢され、このカバー17の先端部には、ラッチ部材41が回動自在に設けられ、このラッチ部材41がボディ部材35に係脱されるようになっている。このラッチ部材41は、図示しないスプリングにより、閉じる方向に付勢されている。
【0045】
また、セカンドカバー18は、図1,図37乃至図39に示すように、基端部側の長孔18aに軸39が挿通されることにより、回動自在で、且つ、長孔18aの長さ分、上下動自在となっていると共に、このセカンドカバー18には、先端部側にICパッケージ12を押圧するカバー押圧部18bが形成され、スプリング43により開く方向に付勢されている。
【0046】
次に、作用について説明する。
【0047】
予め、ICソケット11のコンタクトピン15のリード部15bを、プリント基板Pの回路孔Paに挿通して半田付けすることにより、ICソケット11をプリント基板P上に配設しておく。
【0048】
この際、リード部15bを回路孔Paに挿入するには、ロケーティングボード32の各貫通孔32bにリード部15bが挿入された状態で、このロケーティングボード32を下方にスライドさせて、コンタクトピン組立体30に対して下方に離間させ、コンタクトピン15のリード部15bの先端部(下端部)をこのロケーティングボード32で位置決めする。この状態から、各リード部15bの先端部を、プリント基板Pの各回路孔Paに挿入し、コンタクトピン組立体30を下降させてロケーティングボード32をそのコンタクトピン組立体30に対して相対的に移動させてコンタクトピン組立体30に当接させることにより、各リード部15bを各回路孔Paに所定量挿入する。その後、この各リード部15bをプリント基板Pに半田付けする。
【0049】
そして、ICパッケージ12を収容する場合には、カバー17及びセカンドカバー18を開いた状態で、自動機によりICパッケージ12を搬送して、フローティングプレート16上に乗せる。この際には、ICパッケージ12は、ガイド部材31のガイド部31aの傾斜面に案内されて、フローティングプレート16の所定の位置に載置される。
【0050】
この状態から、スプリング40,43の付勢力に抗してカバー17を閉じて行くと、セカンドカバー18も一緒に閉じられ、ラッチ部材41がボディ部材35に係止されることにより、カバー17が完全に閉じられることとなる。
【0051】
この際には、セカンドカバー18のカバー押圧部18bにより、ICパッケージ12が押圧され、フローティングプレート16がスプリング29の付勢力に抗して下降され、コンタクトピン15の接触部15aがICパッケージ12の半田ボール12bに接触される。この場合には、コンタクトピン15のばね部15cが弾性変形されることにより、コンタクトピン15の接触部15aとICパッケージ12の半田ボール12bと所定の接圧で接触されることとなる。
【0052】
これにより、ICパッケージ12がコンタクトピン15を介してプリント基板Pと電気的に接続されて、バーンイン試験が行われることとなる。
【0053】
次に、コンタクトピン組立体30の製造について説明する。
【0054】
まず、導電性の板材をエッチングにより図5の(b)に示すように、多数のコンタクトピン15が連結部15dを介して連結されて形成され、これを薄板絶縁部材21にセットし、これらコンタクトピン15を上側絶縁板22及び下側絶縁板23で覆う。この状態で、コンタクトピン群Aの連結部15dを図5の(a)に示すように切断除去した後、薄板絶縁部材21にコンタクトピン群A等が配設されたものを複数重ね合わせ、両側にサイドプレート24を配設した後、パイプ26を挿通してボルト27・ナット28にて締結する。
【0055】
このようなものにあっては、同一平面上に複数のコンタクトピン15が所定のピッチで一列に配設されてコンタクトピン群Aが構成され、このコンタクトピン群Aが複数平行に配設され、これら各コンタクトピン群Aの間に、薄板絶縁部材21及び絶縁板22,23が介在されることにより、複数のコンタクトピン群Aが重ね合わされて配設され、多数の接触部15aがマトリックス状に配列されている。してみれば、従来のように各コンタクトピン15をそれぞれ圧入する必要が無く、コンタクトピン15の配設作業を簡単に行うことができる。
【0056】
また、コンタクトピン群Aは、隣接するコンタクトピン15の接触部15a同士のピッチより、下端部側のリード部15b同士のピッチの間隔を広げたため、ICパッケージ12の各半田ボール12bが挟ピッチ化されているものでも、コンタクトピン15のプリント基板Pへの配設を容易に行うことができる。
【0057】
しかも、このようにリード部15bのピッチを接触部15a側より広げるために、ばね部15cより下側を外側に向けて折り曲げている場合でも、従来のように圧入する必要がないことから、コンタクトピン15の配設作業を簡単に行うことができる。
【0058】
さらに、リード部15bを、コンタクトピン群Aの中心線Oより1/4ピッチずらしたため、薄板絶縁部材21の両側にコンタクトピン群Aを反対向きに配設することにより、隣接して配設されたコンタクトピン群Aの各リード部15bは1/2ピッチずらして千鳥状に配列できる。してみれば、隣接するコンタクトピン群Aのリード部15bの間隔を、マトリックス状に配置したものより広げることができ、その分、プリント基板Pへのリード部15bの装着を容易に行うことができる。
【0059】
すなわち、図40の(b)に示すように、プリント基板Pの多数の回路孔Paは、千鳥状に形成されているため、隣接する回路孔Paの間隔がL1となる。これに対して、従来のようにマトリックス状に配置された複数の挿通孔を「×」で表すと、隣接する挿通孔の間隔はL2となる。してみれば、間隔L1の方が間隔L2より長くなるため、プリント基板Pへのリード部15bの装着を容易に行うことができる。
【0060】
しかも、パイプ26を用いることにより、ボルト27・ナット28の締め付け量を規制し、各薄板絶縁部材21が密着固定されないようにしていると同時に、薄板絶縁部材21及びサイドプレート24の位置決め薄肉部21b,24fをベース部材34及びボディ部材35の位置決め溝34b,35bに嵌合させるようにしているため、薄肉絶縁部材21及びサイドプレート24の間隔が締付け強さにより変化することなく、各薄肉絶縁部材21及びサイドプレート24を所定のピッチに配置できる。従って、その薄肉絶縁部材21に取り付けられている各コンタクトピン群Aのコンタクトピン接触部15a並びにコンタクトピンリード部15bを所定のピッチに配置できる。
【0061】
その結果、コンタクトピン接触部15aを、フローティングプレート16に形成された貫通孔16bのピッチと同等のピッチに矯正することで、コンタクトピン15が撓んだときに発生する反発力が安定する。すなわち、ピッチが矯正されていないと、フローティングプレート16の貫通孔16bの側面や薄板絶縁部材21等の側面に、コンタクトピン15が必要以上の強さで接触し、その接触摩擦により、ICパッケージ12の半田ボール12bと電気的に接触させるために必要な反発力が得られない。
【0062】
また、プリント基板Pに半田付けで取り付けられる構造のICソケット11では、上記のように各リード部15bのピッチを矯正することで、プリント基板Pの回路孔Paにコンタクトピン15のリード部15bを確実に挿入できる。
【0063】
さらに、位置決め薄肉部21b,24fは、断面が先細り形状に形成され、位置決め溝34b,35bに嵌合されるようになっているため、薄板絶縁部材21等の位置決め時に位置決め薄肉部21b,24fを位置決め溝34b,35bに嵌合させ易い。
【0064】
さらにまた、パイプ26を設けるだけの簡単な構造で、ボルト27・ナット28の締付け量を規制することができる。
【0065】
しかも、コンタクトピン組立体30をベース部材34とボディ部材35とで挟持するだけで、簡単に各薄板絶縁部材21及びサイドプレート24を所定のピッチに配置できる。
【0066】
また、フローティングプレート16やロケーティングボード32の弾性爪16a,32aは、サイドプレート24に対して上下動自在で、所定の位置で係止されるようになっており、これらの弾性爪16a,32aが枠体としてのガイド部材31及びボディ部材35で覆われ、これらにより弾性爪16a,32aの係止突部24c,24dからの外れを規制するようにしたため、ICソケット11をプリント基板Pに装着する際の圧力負荷や組立・搬送時の外力、振動などによるフローティングプレート16やロケーティングボード32の各弾性爪16a,32aの、コンタクトピン組立体30からの離脱を防止できる。また、ベース部材34やボディ部材35の装着前に、フローティングプレート16やロケーティングボード32をコンタクトピン組立体30に装着できるため、装着を簡単にできる。
【0067】
さらに、サイドプレート24に形成された同一のガイド溝24bに、フローティングプレート16及びロケーティングボード32の各弾性爪16a,32aを挿入することにより、各弾性爪16a, 32aをガイド溝24b内で円滑に上下動させることができると共に、フローティングプレート16及びロケーティングボード32の各弾性爪16a, 32a毎にガイド溝24bを形成する必要なく、サイドプレート24等を簡単に成形できる。
【0068】
さらにまた、外枠をベース部材34とボディ部材35との2部品とすることで、コンタクトピン組立体30の上下側からそれらベース部材34とボディ部材35とを容易に組み付けることができる。
【0069】
なお、上記実施の形態では、「電気部品用ソケット」としてICソケット11に、この発明を適用したが、これに限らず、他の装置にも適用できることは勿論である。また、上記実施の形態では、クラムシェルタイプのICソケットに、この発明を適用したが、これに限らず、いわゆるオープントップタイプのICソケットにも適用することができる。さらに、この実施の形態では、絶縁部材として薄板絶縁部材21を設け、この薄板絶縁部材21の両側にコンタクトピン群Aを配設し、このコンタクトピン群Aを絶縁板22,23で覆って、これらを重ね合わせているが、これに限らず、絶縁部材の片側にコンタクトピン群を配設してこれらを重ね合わせても良く、この場合には、絶縁板22,23を用いなくても良い。
【0070】
【発明の効果】
以上説明してきたように、各請求項に記載の発明によれば、略同一平面上に複数のコンタクトピンが所定のピッチで一列に配設されてコンタクトピン群が構成され、このコンタクトピン群が複数列平行に配列されると共に、平行に配列されたコンタクトピン群の間に、絶縁部材が介在されることにより、複数のコンタクトピン群と複数の絶縁部材とが重ね合わされて配設され、この各コンタクトピンの一端部に、電気部品の端子に接触される接触部が形成されて、複数の接触部がマトリックス状に配列されたため、多数のコンタクトピンを圧入する必要がないことから、コンタクトピンの配設作業を簡単に行うことができる。
【0071】
請求項4に記載の発明によれば、上記効果に加え、コンタクトピン群は、隣接するコンタクトピンの接触部同士のピッチより、下端部側のリード部同士のピッチの間隔を広げたため、電気部品の端子が挟ピッチ化されているものでも、コンタクトピンのプリント基板への配設を容易に行うことができる。また、かかるコンタクトピンは途中で屈曲されているが、このようなコンタクトピンでも圧入する必要がないため、容易に配設できる。
【0072】
請求項5に記載の発明によれば、上記効果に加え、コンタクトピン群は、コンタクトピン群の上下方向に沿う中心線より、リード部を1/4ピッチずらしたため、絶縁部材の両側にコンタクトピン群を互いに反対向きに配設することにより、両側に配列されたコンタクトピン群の各リード部は1/2ピッチずらして千鳥状に配列できることから、隣接するコンタクトピン群のリード部の間隔を、従来より広げることができ、その分、プリント基板へのリード部の装着を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るICソケットの分解斜視図である。
【図2】同実施の形態に係るICソケットの一部を破断した状態の斜視図である。
【図3】同実施の形態に係るICソケットのコンタクトピン組立体の分解斜視図である。
【図4】同実施の形態に係るICソケットの一部を破断した斜視図である。
【図5】同実施の形態に係るICソケットのコンタクトピン群を示す正面図である。
【図6】同実施の形態に係るICソケットのカバーを開いた状態の平面図である。
【図7】同実施の形態に係る図6のA−A線に沿う断面図である。
【図8】同実施の形態に係る図6のB−B線に沿う断面図である。
【図9】ICパッケージを示す図で、(a)はICパッケージの底面図、(b)は(a)の右側面図である。
【図10】同実施の形態に係るICソケットの薄板絶縁部材の正面図である。
【図11】同実施の形態に係るICソケットの薄板絶縁部材の背面図である。
【図12】同実施の形態に係るICソケットの薄板絶縁部材の拡大右側面図である。
【図13】同実施の形態に係るICソケットの薄板絶縁部材の図10のC−C線に沿う断面図である。
【図14】同実施の形態に係る図10のX部の拡大図である。
【図15】同実施の形態に係るICソケットの上側絶縁板を示す図で、(a)は正面図、(b)は底面図である。
【図16】同実施の形態に係るICソケットの下側絶縁板を示す図で、(a)は正面図、(b)は底面図である。
【図17】同実施の形態に係るICソケットのサイドプレートの正面図である。
【図18】同実施の形態に係るICソケットのサイドプレートの背面図である。
【図19】同実施の形態に係るICソケットのサイドプレートの平面図である。
【図20】同実施の形態に係るICソケットのサイドプレートの右側面図である。
【図21】同実施の形態に係るICソケットのサイドプレートの図17のD−D線に沿う断面図である。
【図22】同実施の形態に係るICソケットのコンタクトピン組立体をボルト止めした状態を示す側面図である。
【図23】同実施の形態に係るICソケットのフローティングプレートの平面図である。
【図24】同実施の形態に係る図23のE−E線に沿う断面図である。
【図25】同実施の形態に係る図23のF−F線に沿う断面図である。
【図26】同実施の形態に係るICソケットのガイド部材の平面図である。
【図27】同実施の形態に係る図26のG−G線に沿う断面図である。
【図28】同実施の形態に係るICソケットのベース部材の平面図である。
【図29】同実施の形態に係る図28のH−H線に沿う断面図である。
【図30】同実施の形態に係るICソケットのボディ部材の平面図である。
【図31】同実施の形態に係る図30のI−I線に沿う断面図である。
【図32】同実施の形態に係る図30のJ−J線に沿う断面図である。
【図33】同実施の形態に係るICソケットのボディ部材の底面図である。
【図34】同実施の形態に係るICソケットのカバーの平面図である。
【図35】同実施の形態に係る図34のK−K線に沿う断面図である。
【図36】同実施の形態に係るICソケットのカバーの底面図である。
【図37】同実施の形態に係るICソケットのセカンドカバーの平面図である。
【図38】同実施の形態に係る図37のL−L線に沿う断面図である。
【図39】同実施の形態に係るICソケットのセカンドカバーの底面図である。
【図40】同実施の形態に係るプリント基板の多数に回路孔を示す平面図である。
【符号の説明】
11 ICソケット(電気部品用ソケット)
12 ICパッケージ(電気部品)
12a パッケージ本体
12b 半田ボール(端子)
13 ソケット本体
15 コンタクトピン
15a 接触部
15b リード部
15c ばね部
16 フローティングプレート
16a 弾性爪
17 カバー
18 セカンドカバー
21 薄板絶縁部材(絶縁部材)
21b 位置決め薄肉部
22 上側絶縁板(絶縁部材)
23 下側絶縁板(絶縁部材)
24 サイドプレート
24b ガイド溝
24c,24d 係止突部
26 パイプ
27 ボルト
28 ナット
32 ロケーティングボード
32a 弾性爪
34 ベース部材
35 ボディ部材
O 中心線

Claims (5)

  1. 略同一平面上に複数のコンタクトピンが所定のピッチで一列に配設されてコンタクトピン群が構成され、該コンタクトピン群が複数列平行に配列されると共に、該平行に配列されたコンタクトピン群の間に、絶縁部材が介在されることにより、前記複数のコンタクトピン群と複数の絶縁部材とが重ね合わされてソケット本体のベース部材とボディ部材との間にはめ込まれると共に、前記各絶縁部材がそれぞれ前記ベース部材及び前記ボディ部材に形成された前記各絶縁部材毎の位置決め部により位置決めされて配設され、前記各コンタクトピンの一端部に、電気部品の端子に接触される接触部が形成されて、該複数の接触部がマトリックス状に配列されたことを特徴とする電気部品用ソケット。
  2. 前記絶縁部材として薄板絶縁部材及び絶縁板が設けられ、前記薄板絶縁部材の両面に前記コンタクトピン群を配設し、該コンタクトピン群を前記絶縁板で覆い、これらを複数重ね合わせたことを特徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケット。
  3. 前記各コンタクトピンは、ICパッケージに接触される接触部と、該接触部の下側に形成されたばね部と、プリント基板に装着されるリード部とを有し、
    前記絶縁板は、前記コンタクトピン群の前記ばね部を覆う上側絶縁板、前記コンタクトピン群の前記リード部の上側を覆う下側絶縁板であり、
    一方の面側に前記上側絶縁板が配置されると共に、他方の面側に下側絶縁板が配置された状態で、前記薄板絶縁部材複数重ね合わされていることを特徴とする請求項2に記載の電気部品用ソケット。
  4. 前記コンタクトピン群は、隣接する前記コンタクトピンの前記接触部同士のピッチより、他端部側の前記リード部同士のピッチを広げたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の電気部品用ソケット。
  5. 前記コンタクトピン群は、前記コンタクトピン群の上下方向に沿う中心線より、前記リード部を1/4ピッチずらしたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の電気部品用ソケット。
JP2002120068A 2002-04-23 2002-04-23 電気部品用ソケット Expired - Fee Related JP4082489B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002120068A JP4082489B2 (ja) 2002-04-23 2002-04-23 電気部品用ソケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002120068A JP4082489B2 (ja) 2002-04-23 2002-04-23 電気部品用ソケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003317889A JP2003317889A (ja) 2003-11-07
JP4082489B2 true JP4082489B2 (ja) 2008-04-30

Family

ID=29536404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002120068A Expired - Fee Related JP4082489B2 (ja) 2002-04-23 2002-04-23 電気部品用ソケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4082489B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4082491B2 (ja) * 2002-04-24 2008-04-30 株式会社エンプラス 電気部品用ソケット
KR101923587B1 (ko) 2018-06-19 2018-11-29 주식회사 프로이천 핀 보드 조립체

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0266865A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Nec Corp コネクタの製造方法
JP2000150094A (ja) * 1998-11-13 2000-05-30 Furukawa Electric Co Ltd:The コンタクトピンの配列方法とicソケット
JP2001033517A (ja) * 1999-07-26 2001-02-09 Enplas Corp コンタクトピン、コンタクトピン組立体及び電気部品用ソケット
JP2001267024A (ja) * 2000-03-16 2001-09-28 Enplas Corp 拡張端子部品
JP2001326046A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Enplas Corp コンタクトピン集合体、コンタクトピン組立体及び電気部品用ソケット
JP4721580B2 (ja) * 2001-09-11 2011-07-13 株式会社センサータ・テクノロジーズジャパン ソケット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003317889A (ja) 2003-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6443784B1 (en) Contact and contact assembly using the same
US10630004B2 (en) Connection assisting member and circuit board assembly
US10483668B2 (en) Connector and circuit board assembly
US6287137B1 (en) Inspectable electrical connector for a PGA package
KR102430924B1 (ko) 커넥터 및 커넥터 조립체
JP4082489B2 (ja) 電気部品用ソケット
JP4082491B2 (ja) 電気部品用ソケット
JP4082490B2 (ja) 電気部品用ソケット
US7883339B2 (en) Socket connector configured with wafers having plurality of contacts assembled therein
JP4505342B2 (ja) 電気的接続装置
JP2003317845A (ja) コンタクトピン、コンタクトピンの成形方法、電気部品用ソケット及び電気部品用ソケットの製造方法
JP7265458B2 (ja) コネクタおよび接続方法
JP2774393B2 (ja) フレキシブル配線板を用いたツーピースコネクタ
US10797418B2 (en) Connector, circuit board assembly and connection structure
JPH08250243A (ja) プリント基板接続構造
KR100830697B1 (ko) 터미널플레이트 조립체
JP4249667B2 (ja) 電気部品用ソケット及びそれを用いた電気部品とケーブルの接続構造
JP4079214B2 (ja) 電気部品用ソケットの製造方法
US6296503B1 (en) Socket for an electric part
JP3991988B2 (ja) プリント基板接続構造
JP3923475B2 (ja) コネクタ
JP4885181B2 (ja) 電気接続部材
KR100279793B1 (ko) 전기부품용 소켓
JP2024037253A (ja) コネクタ及び電子基板
JP4420720B2 (ja) 電気部品用ソケット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070529

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4082489

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140222

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees