JP2003317886A - 電子部品用ソケット - Google Patents

電子部品用ソケット

Info

Publication number
JP2003317886A
JP2003317886A JP2002121296A JP2002121296A JP2003317886A JP 2003317886 A JP2003317886 A JP 2003317886A JP 2002121296 A JP2002121296 A JP 2002121296A JP 2002121296 A JP2002121296 A JP 2002121296A JP 2003317886 A JP2003317886 A JP 2003317886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
pedestal
socket
package
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002121296A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Kawamura
伸夫 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaichi Electronics Co Ltd
Original Assignee
Yamaichi Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaichi Electronics Co Ltd filed Critical Yamaichi Electronics Co Ltd
Priority to JP2002121296A priority Critical patent/JP2003317886A/ja
Publication of JP2003317886A publication Critical patent/JP2003317886A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトを可動台座で変位させるために、
反力ばねのスペースが縮小でき、外形寸法の縮小が可能
となり、ボード実装効率を向上してトータルコストを低
減することができる。 【解決手段】 電子部品が装着される台座と、該台座が
弾性支持されるソケット本体と、該ソケット本体に対し
て上下動可能に設けられた枠形のカバー部材と、前記台
座に装着された電子部品を保持する加圧機構とを有する
電子部品用ソケットにおいて、前記ソケット本体に複数
個のコンタクトが設置され、該コンタクトの先端部が前
記台座に係止可能に挿通されて弾性変位可能に設けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICパッケージ等
の半導体装置としての電子部品が用いられるソケットに
関するもので、特に、コンタクトを可動台座で変位させ
ることができる電子部品用ソケットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品としてのICパッケージ
等は、電子部品用ソケットの台座上に装着され、加圧機
構によって加圧されて保持されるようになった電子部品
用ソケットが知られている。
【0003】このような従来におけるICソケット等の
電子部品用ソケットの一例が図6乃至図8に示されてい
る。
【0004】図示されるように、従来のICソケット等
の電子部品用ソケット100は、例えばオープントップ
タイプのソケットで、固定側のソケット本体102と、
このソケット本体102に対して上下動可能に設けられ
た枠形のカバー部材103と、中央にパッケージ装着部
108を有してソケット本体102上に弾性支持された
可動の台座104と、台座104のパッケージ装着部1
08に装着されたICパッケージ等の電子部品110を
加圧して保持する加圧機構105と、電子部品110の
外部端子と接続されるコンタクト111とを有してい
る。さらにまた、このような従来の電子部品用ソケット
100において、ICパッケージ等の電子部品110を
加圧して保持する加圧機構105は、加圧レバー106
を有している。
【0005】このような従来の電子部品用ソケット10
0において、ソケット本体102は、ICパッケージ等
の電子部品110を装着するためのパッケージ装着部1
08を中央部分に形成する台座104がコイルスプリン
グのような適宜なばね部材116によって弾性支持され
ており、この台座104のほぼ中央部分に載置された電
子部品110の周辺部分を加圧して保持するために、回
動可能に枢支された加圧機構105の加圧レバー106
が、ソケット本体102にそれぞれ枢動可能に支持され
ると共に、台座104の4隅に電子部品110を正確に
位置決めするためのコーナーポスト等のような位置決め
部材112が設けられている。
【0006】さらにまた、ソケット本体102には、カ
バー部材103を押上げるように配置されたコイルスプ
リングのような加圧用のばね部材109が設けられてお
り、ソケット本体102には、電子部品110としての
ICパッケージ等の半田ボールのような外部端子との接
続をなすための複数個のコンタクト111が設けられて
いる。
【0007】このようなコンタクト111は、図示され
るように、上端部111aが台座104に固着されてお
り、上端部111aから下方に十分な長さをもって彎曲
した弾性変形可能な可撓部分111bを有し、この可撓
部分111bから下方に延びる固定部111cにおいて
ソケット本体102に固着されて、かつ下方に突出し
て、基板(図示しない)またはテストボード等の接続端
子孔に対する差込形の端子部111dを有するように形
成されている。
【0008】このように構成された電子部品用ソケット
100において、台座104が下方に加圧された場合
に、コンタクト111が一緒に加圧されて彎曲されて変
形される。従って、コンタクト11の上端部111aの
上面が、ICパッケージ等の電子部品110の外部端子
と接触されるようになっている。また、台座104は、
下側に配置されたコイルスプリング等のばね部材116
によって弾性支持されると共に、下面がソケット本体1
02のストッパーとしての突出部118に突き当たって
止まるように形成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おけるこのような電子部品としてのICパッケージ等が
装着される電子部品用ソケットの、例えば、ランド・グ
リッド・アレイ・タイプのICパッケージ等の電子部品
用ソケットにおいては、加圧レバーによって台座上の電
子部品としてのICパッケージを加圧してICパッケー
ジを介してコンタクトを変位させているために、加圧機
構の加圧レバーにコンタクト接触力と同等以上の反力と
コイルばねのスペースとが必要であり、外形が制約され
る問題等が見られる。
【0010】従って、本発明の目的は、このような従来
における問題点を解決するために、コンタクトを可動台
座で変位させるために、反力ばねのスペースが縮小で
き、外形寸法の縮小が可能となり、ボード実装効率を向
上してトータルコストを低減することができる電子部品
用ソケットを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の電子部品用ソケットは、電子部品が装着
される台座と、該台座が弾性支持されるソケット本体
と、該ソケット本体に対して上下動可能に設けられた枠
形のカバー部材と、前記台座に装着された電子部品を保
持する加圧機構とを有する電子部品用ソケットにおい
て、前記ソケット本体に複数個のコンタクトが設置さ
れ、該コンタクトの先端部が前記台座に係止可能に挿通
されて弾性変位可能に設けられたことを特徴とする。
【0012】また、本発明の電子部品用ソケットは、前
記コンタクトが、前記台座に係止されるフランジ部が設
けられ、台座の加圧でフランジ部を介してコンタクトが
弾性変位されることを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の電子部品用ソケットは、
前記加圧機構の加圧レバーが、前記台座上の電子部品の
側辺部分を加圧して保持することを特徴とする。
【0014】さらにまた、本発明の電子部品用ソケット
は、前記加圧レバーが、ほぼ中央部分にて枢支され、外
端部分が前記カバー部材によって加圧され、内端部分の
加圧部が前記ICパッケージを加圧、保持するように構
成されていることを特徴とする。
【0015】本発明のその他の目的や特徴および利点
は、添付図面に示される本発明の実施形態についての以
下の詳細な説明から明らかである。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施例)図1乃至図5は、本発
明の電子部品用ソケットの一実施例を示す図で、図1は
本発明の電子部品用ソケットを示す平面図、図2は図1
の電子部品用ソケットの中央縦断面図で、図3乃至図5
は、本発明の電子部品用ソケットの作動状態を説明する
ための図で、図3は図2の電子部品用ソケットに電子部
品としてのICパッケージが装着されていないフリーな
状態での中央縦断面図で、図4は図2の電子部品用ソケ
ットに電子部品としてのICパッケージが装着される前
のカバー部材が押圧された状態での同様な中央縦断面
図、図5は図2の電子部品用ソケットに電子部品として
のICパッケージが装着された状態での同様な中央縦断
面図である。
【0017】図1および図2に示されるように、本発明
の電子部品用ソケット1は、オープントップタイプのソ
ケットであって、固定側のソケット本体2と、ソケット
本体2に対して上下動可能に設けられた枠形のカバー部
材3と、中央にパッケージ装着部8を有してソケット本
体2上に弾性支持された可動の台座4と、台座4のパッ
ケージ装着部8に装着されたICパッケージ等の電子部
品10を加圧して保持する加圧機構5と、電子部品10
の外部端子と接続されるコンタクト11とを有してい
る。さらに、このような本発明の電子部品用ソケット1
において、ICパッケージ等の電子部品10を加圧して
保持する加圧機構5は、加圧レバー6を有し、この加圧
レバー6の先端部に加圧部7が設けられている。また、
これらソケット本体2とカバー部材3と台座4と加圧機
構5の加圧レバー6等は、例えば電気的に絶縁性の適宜
な合成樹脂材料から作られるのが好適である。
【0018】本発明のこのような電子部品用ソケット1
において、ソケット本体2は、ICパッケージ等の電子
部品10を装着するためのパッケージ装着部8を中央部
分に形成する台座4がコイルスプリングのような適宜な
ばね部材16によって弾性支持されており、この台座4
のほぼ中央部分に載置された電子部品10の周辺部分を
加圧して保持するために、回動可能に枢支された加圧機
構5の加圧レバー6が、ソケット本体2にそれぞれ枢動
可能に支持されると共に、台座4の4隅に電子部品10
を正確に位置決めするためのコーナーポスト部材のよう
な位置決め部材12が設けられている。また、このよう
な位置決め部材12は少なくとも1つを調節ねじを用い
て調節可能に設けるのが好適である。
【0019】さらにまた、ソケット本体2には、カバー
部材3を押上げるように配置されたコイルスプリングの
ような加圧用のばね部材9が設けられており、さらに、
ソケット本体2には、電子部品10としてのICパッケ
ージ等の半田ボールのような外部端子との接続をなすた
めの多数のコンタクト11が設けられている。
【0020】このようなコンタクト11は、図示される
ように、上端部11aが台座4の孔を貫通するように挿
通されており、上端部11aの上面より幾分下にて左右
横方向に突出したフランジ部14が設けられていて、台
座4が下方に加圧された場合に、コンタクト11の上端
部11aが僅かに上方に突出した時に、フランジ部14
が台座4の下面に係合するので、それ以後はコンタクト
11が一緒に加圧されて彎曲されて変位される。従っ
て、コンタクト11の上端部11aの上面が、ICパッ
ケージ等の電子部品10の外部端子と接触されるように
なっている。また、このようなフランジ部14は、台座
4の孔をスムーズに挿通するコンタクト11の上端部1
1aの止めとなるように台座4に係合するに十分な大き
さをなして居れば良く、隣り合うコンタクト11のフラ
ンジ部14が相互に干渉しないような大きさに形成され
る。
【0021】このようにコンタクト11は、上端部11
aから下方に十分な長さをもって彎曲した弾性変形可能
な可撓部分11bを有すると共に、この可撓部分11b
から下方に延びる固定部11cにおいてソケット本体2
の底部に固着され、かつ下方に突出していて、基板(図
示しない)またはテストボード等の接続端子孔に対する
差込形の端子部11dを有するように形成されている。
また、台座4は、下側に配置されたコイルスプリング等
のばね部材16によって弾性支持されると共に、下面が
ソケット本体2の突出部15に突き当たって止まるよう
にストッパーとして作用して台座4の移動量を一定にな
るように設定されている。なお、本発明の電子部品用ソ
ケット1の基板やテストボード等への取付けに際して
は、ソケット本体2の底面の位置決めピンが、基板等の
位置決め孔に差し込まれて位置決めされ、適宜なねじ等
を用いて取付けられるようになっている。
【0022】また、本実施例においては、電子部品10
としてのICパッケージにランド・グリッド・アレイ・
タイプのものや、ボール・グリッド・アレイ・タイプの
もの等が用いられるようになっているが、このようなI
Cパッケージのみに限定されるものではなく、他の同様
なタイプのICパッケージ等が使用できることは勿論で
ある。
【0023】カバー部材3は、枠形をなしていて、中央
に方形状または長方形状等の、ICパッケージ等の電子
部品10の外形状に対応した形状の開口部18が形成さ
れており、この開口部18を通ってICパッケージ等の
電子部品10を位置決め部材12に沿って台座4の上面
のパッケージ装着部8のところに装着できるようになっ
ている。さらにまた、台座4は、ほぼ方形状または長方
形状をなしており、カバー部材3の中央に配置されてい
て、上述したように複数個のばね部材16によって弾性
支持されるように構成されている。また、台座4の上面
中央のパッケージ装着部8の4隅には、位置決め部材1
2が設けられており、その1つが、例えば調節ねじによ
って取付け位置を調節することができるように形成され
るのが好適である。
【0024】また、カバー部材3の周囲の内側の中央部
分には、加圧機構5の加圧レバー6がそれぞれ枢支ピン
19を介して回動するように設けられており、さらに、
下側にはコイルスプリングのような加圧ばねとしての押
し上げ用のばね部材9が設けられていて、カバー部材3
をソケット本体2に対して弾性的に押し上げ支持してい
る。
【0025】従って、これら複数個の押し上げ用または
加圧用のばね部材9によってカバー部材3が弾性支持さ
れると共に、台座4がばね部材16によってソケット本
体2の上に弾性支持されており、カバー部材3が上下動
した場合でも、加圧レバー6が影響を受けることなくI
Cパッケージ10を好適に加圧して所要の接触圧力で保
持することができるように作用している。また、カバー
部材3が加圧レバー6を回動するために加圧する作動ピ
ン20が、加圧レバー6の外端側部に設けられており、
カバー部材3と加圧レバー6とを枢動可能に連結してい
る。
【0026】従って、カバー部材3の押圧によって作動
ピン20を介して加圧機構5の加圧レバー6を回動し
て、開放状態に作動することができるようになってお
り、加圧レバー6がICパッケージ10の加圧を停止し
て開放位置に回動することができ、ICパッケージ10
の装着や取り出しができるようになっている。
【0027】図示されるように、加圧機構5の加圧レバ
ー6は、両側のほぼ中央に外方に突出する枢支ピン19
が設けられていて、これら枢支ピン19を中心にして回
動可能にソケット本体2上に支持されており、外端部分
が作動ピン20を介してカバー部材3によって押圧さ
れ、内端部分の加圧部7がICパッケージ10の周辺部
分を加圧して保持することができるように形成されてい
る。
【0028】従って、このような加圧機構5の加圧レバ
ー6の加圧部7が、ICパッケージ等の電子部品10の
周辺部分を加圧して保持するように設けられており、カ
バー部材3の下方への押圧によって加圧レバー6が枢支
ピン19を中心にして回動されて、加圧レバー6の加圧
部7が電子部品10の周辺部分から離れて電子部品10
を開放するので、ICパッケージ等の電子部品10を取
り出すことができる。
【0029】次に、このように構成された本発明の電子
部品用ソケット1における作動状態に就いて説明する
に、図3は電子部品用ソケットに電子部品としてのIC
パッケージが装着されていないフリーな状態での図で、
図4は電子部品としてのICパッケージが装着される前
のカバー部材が押圧された状態での図、図5は電子部品
としてのICパッケージが装着された状態での図であ
る。
【0030】先ず、ICパッケージ等の電子部品10を
装着するためには、図3に示されるように、フリー状態
にある本発明の電子部品用ソケット1において、カバー
部材3が下方に押圧されて、作動ピン20を介して加圧
レバー6の外端部分が押されて、枢支ピン19の周りに
加圧レバー6が回動されるので、これによって加圧レバ
ー6の内端部分がパッケージ装着部8から上方へと離れ
て開放されて図4の状態になる。
【0031】従って、この加圧レバー6の開かれた図4
に示される開放状態において、ICパッケージ等の電子
部品10を上方から開口部18を通って内部に挿入して
台座4のパッケージ装着部8の上に装着すれば、ICパ
ッケージ等の電子部品10は、先ず、位置決め部材12
によって案内されてパッケージ装着部8に正確に装着さ
れる。
【0032】次いで、図5に示されるように、カバー部
材3の押圧を止めてカバー部材3を離してフリーな状態
にすると、カバー部材3は、押し上げ用のばね部材9に
よって上方に押上げられて、加圧レバー6が枢支ピン1
9周りに枢動されて、加圧部7がICパッケージ等の電
子部品10の周辺部分の上に置かれて電子部品用10を
加圧するようになるので、ICパッケージ等の電子部品
10を台座4のパッケージ装着部8にしっかりと加圧し
て保持するようになり、図示されるようにICパッケー
ジ等の電子部品10の半田ボール等の外部端子が、台座
4の平面上のコンタクト11の端子部11aとしっかり
と接触されるようになり、コンタクト11との接続が行
われる。
【0033】この場合に、ICパッケージ等の電子部品
10の厚さ等の、高さのバラツキがあってICパッケー
ジ等の電子部品10の高さが多少とも異なっている場合
でも、台座4をばね部材16によって下方から押し上げ
て弾性的に支持しているので、ICパッケージ等の電子
部品10の高さの多少のバラツキも吸収されて、高さが
幾分か異なるICパッケージ等の電子部品10でも良好
に装着することができる。
【0034】さらに、このようなばね部材16による台
座4の弾性支持によって、反力ばねや加圧ばねとしての
ばね部材9のスペースが縮小でき、電子部品用ソケット
1の幅や高さ等の全体の外形寸法の縮小が可能となっ
て、ボード実装効率を向上してトータルコストを低減す
ることができる。また、この時に、コンタクト11は先
端部11aが電子部品10の外部端子に対してしっかり
と接触されて良好に接続されると共に、台座4の孔を挿
通してフランジ部14が台座4の下面から僅かに離れた
状態にてばね部材16によって上方に押し上げられるよ
うに弾性支持されているので、余裕を持って電子部品1
0の外部端子とコンタクト11とが良好に接続されるよ
うになる。
【0035】さらにまた、本発明の電子部品用ソケット
1において、装着されているICパッケージ等の電子部
品10を取り出すためには、同様に、カバー部材3を押
圧して加圧機構5の加圧レバー6を回動して開放するこ
とができるので、装着されているICパッケージ等の電
子部品10を容易に取り出すことができるようになる。
【0036】このように構成された本発明の電子部品用
ソケットに依れば、電子部品が装着される台座と、該台
座が弾性支持されるソケット本体と、該ソケット本体に
対して上下動可能に設けられた枠形のカバー部材と、前
記台座に装着された電子部品を保持する加圧機構とを有
し、前記ソケット本体に設置された複数個のコンタクト
の先端部が前記台座に挿通されると共に、先端部に設け
られたフランジ部によって係止可能に形成され、かつ弾
性変位可能に設けられているので、台座を弾性支持し、
コンタクトを可動台座で変位させることができるため
に、反力ばねのスペースが縮小でき、かつ外形寸法の縮
小が可能となって、横方向および縦方向の寸法を約20
〜30%縮小することができ、かつ高さ方向の寸法を約
20〜30%縮小することができ、これによってボード
実装効率を向上してトータルコストを低減することがで
きる等の効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の電子部品用ソケ
ットは、電子部品が装着される台座と、該台座が弾性支
持されるソケット本体と、該ソケット本体に対して上下
動可能に設けられた枠形のカバー部材と、前記台座に装
着された電子部品を保持する加圧機構とを有する電子部
品用ソケットにおいて、前記ソケット本体に複数個のコ
ンタクトが設置され、該コンタクトの先端部が前記台座
に係止可能に挿通されて弾性変位可能に設けられるの
で、電子部品をしっかりと加圧して一定の接触加圧力を
保持することができると共に、コンタクトを可動台座で
変位させるために、反力ばねのスペースが縮小でき、外
形寸法の縮小が可能となり、ボード実装効率を向上して
トータルコストを低減することができる。
【0038】本発明の請求項2記載の電子部品用ソケッ
トは、前記コンタクトが、前記台座に係止されるフラン
ジ部が設けられ、台座の加圧でフランジ部を介してコン
タクトが弾性変位されるので、コンタクトを可動台座で
変位させるために、反力ばねのスペースが縮小でき、外
形寸法の縮小が可能となり、ボード実装効率を向上して
トータルコストを低減することができる。
【0039】本発明の請求項3記載の電子部品用ソケッ
トは、前記加圧機構の加圧レバーが、前記台座上の電子
部品の側辺部分を加圧して保持するので、電子部品をし
っかりと加圧して一定の接触加圧力を保持することがで
きる。
【0040】本発明の請求項4記載の電子部品用ソケッ
トは、前記加圧レバーが、ほぼ中央部分にて枢支され、
外端部分が前記カバー部材によって加圧され、内端部分
の加圧部が前記電子部品を加圧、保持するように構成さ
れているので、コンタクトを可動台座で変位させるため
に、反力ばねのスペースが縮小でき、外形寸法の縮小が
可能となり、ボード実装効率を向上してトータルコスト
を低減することができるし、簡単かつ容易に電子部品を
開放して取り出すことができると共に、電子部品をしっ
かりと加圧して一定の接触加圧力を保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品用ソケットの一実施例を示す
平面図である。
【図2】図1における本発明の電子部品用ソケットの中
央縦断面図である。
【図3】図1における本発明の電子部品用ソケットのフ
リー状態時の中央縦断面図である。
【図4】図1における本発明の電子部品用ソケットの電
子部品装着前の中央縦断面図である。
【図5】図1における本発明の電子部品用ソケットの電
子部品装着時の中央縦断面図である。
【図6】従来の電子部品用ソケットとしてのICソケッ
トの平面図である。
【図7】図6の従来のICソケットの中央縦断面正面図
である。
【図8】図6の従来のICソケットの中央縦断面側面図
である。
【符号の説明】
1 電子部品用ソケット 2 ソケット本体 3 カバー部材 4 台座 5 加圧機構 6 加圧レバー 7 加圧部 8 パッケージ装着部 9 ばね部材 10 電子部品 11 コンタクト 12 位置決め部材 14 フランジ部 15 突出部 16 ばね部材 18 開口部 19 枢支ピン 20 作動ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品が装着される台座と、該台座が
    弾性支持されるソケット本体と、該ソケット本体に対し
    て上下動可能に設けられた枠形のカバー部材と、前記台
    座に装着された電子部品を保持する加圧機構とを有する
    電子部品用ソケットにおいて、 前記ソケット本体に複数個のコンタクトが設置され、該
    コンタクトの先端部が前記台座に係止可能に挿通されて
    弾性変位可能に設けられたことを特徴とする電子部品用
    ソケット。
  2. 【請求項2】 前記コンタクトは、前記台座に係止され
    るフランジ部が設けられ、台座の加圧でフランジ部を介
    してコンタクトが弾性変位されることを特徴とする請求
    項1記載の電子部品用ソケット。
  3. 【請求項3】 前記加圧機構の加圧レバーが、前記台座
    上の電子部品の側辺部分を加圧して保持することを特徴
    とする請求項1記載の電子部品用ソケット。
  4. 【請求項4】 前記加圧レバーは、ほぼ中央部分にて枢
    支され、外端部分が前記カバー部材によって加圧され、
    内端部分の加圧部が前記電子部品を加圧、保持するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項3記載の電子
    部品用ソケット。
JP2002121296A 2002-04-23 2002-04-23 電子部品用ソケット Pending JP2003317886A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002121296A JP2003317886A (ja) 2002-04-23 2002-04-23 電子部品用ソケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002121296A JP2003317886A (ja) 2002-04-23 2002-04-23 電子部品用ソケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003317886A true JP2003317886A (ja) 2003-11-07

Family

ID=29537271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002121296A Pending JP2003317886A (ja) 2002-04-23 2002-04-23 電子部品用ソケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003317886A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005166270A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Enplas Corp 電気部品用ソケット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005166270A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Enplas Corp 電気部品用ソケット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4133141B2 (ja) 電気部品用ソケット
JP4721582B2 (ja) ソケット
KR101466425B1 (ko) 소켓
KR20100126130A (ko) 범용 테스트 소켓 및 이를 이용한 반도체 패키지 테스트 장치
US20080261457A1 (en) Socket for Electronic Devices
US9368889B2 (en) Socket for reducing size and operating force
JP2006294308A (ja) 電気部品用ソケット
US6644981B2 (en) Socket for electrical parts having horizontal guide portion
JP3739626B2 (ja) 電気部品用ソケット
JP2006127936A (ja) 電気部品用ソケット
JP2012069460A (ja) 電気部品用ソケット
TWI613869B (zh) 半導體裝置檢查用插座裝置
JP3801713B2 (ja) 電気部品用ソケット
JP2003317886A (ja) 電子部品用ソケット
JP2004063107A (ja) Icソケット
US6814602B1 (en) Test connector with leaf springs
JP2004228042A (ja) 電気部品用ソケット
JP3942936B2 (ja) 電気部品用ソケット
JP2003217776A (ja) Icソケット
CN112335140B (zh) 电气部件用插座
JP2003133022A (ja) Icソケット
JP3934007B2 (ja) Icソケット用位置決め板
JP2005174670A (ja) オープントップ型icソケット
JP2003332010A (ja) Icソケット
WO2001013422A1 (en) Apparatus and method for protecting electronic assembly contacts