JP2003317829A - フラットケーブルの接続装置、フラットケーブルの接続方法及びフラットケーブルの接続部 - Google Patents

フラットケーブルの接続装置、フラットケーブルの接続方法及びフラットケーブルの接続部

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JP2003317829A
JP2003317829A JP2002119072A JP2002119072A JP2003317829A JP 2003317829 A JP2003317829 A JP 2003317829A JP 2002119072 A JP2002119072 A JP 2002119072A JP 2002119072 A JP2002119072 A JP 2002119072A JP 2003317829 A JP2003317829 A JP 2003317829A
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flat cable
cut
flat
blade
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JP2002119072A
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Kenji Enomoto
憲嗣 榎本
Seiichi Ueno
静一 上野
Kazumasa Sakata
和正 坂田
Masaru Kamimura
賢 上村
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導通接続部の導通状態を維持して容易に刃部
を重ね合わせ部から外すことができるフラットケーブル
の接続装置を得る。 【解決手段】 先端に凸型刃部1を有する凸刃型2と、
この凸型刃部1が嵌まり合う凹型刃部3を先端に有する
凹刃型4とを用いて重ね合わせ部8をフラット導体の箇
所で剪断して、少なくとも2本の切れ目を重ね合わせ部
8に入れ、切れ目の間の重ね合わせ部分10aを切れ目
に交差する両側の重ね合わせ部分に対して段違いに隆起
させる。両刃型2,4によって形成される切れ目の切断
長さL1 と切れ目の間の重ね合わせ部分10aの隆起高
さhを一定としたとき、切断長さL1 と隆起高さhで形
成される隆起部分15の面積が最小となるような縦断正
面形状に重ね合わせ部8を剪断できるように凸型刃部1
の縦断正面形状を定める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器や自動車
の電気配線に使われるフラットケーブルの接続装置、フ
ラットケーブルの接続方法及びフラットケーブルの接続
部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気機器や自動車の電気配線にフラット
ケーブルが使われるようになってきている。フラットケ
ーブルの接続方法としては、フラットケーブルのフラッ
ト導体を突き刺して接続するピアス型接続子が使われて
いるが、より簡単な作業で接続できる、端子を用いない
圧抜き型の直接接続方法が考えられている。
【0003】即ち、フラットケーブルを重ねて接続する
圧抜き型の直接接続方法では、図3に示すように先端に
台形状の凸型刃部1を有する凸刃型2と、この凸型刃部
1が嵌まり合う凹型刃部3を先端に有する凹刃型4とを
用いて、図4乃至図8に示すようにフラット導体5a,
5bをフラット絶縁被覆6a,6bで被覆したフラット
ケーブル7A,7Bの重ね合わせ部8に、フラット導体
5a,5bの重なり箇所を加圧して2本の切れ目9a,
9bを入れ、且つ切れ目9a,9bの間の重ね合わせ部
分10aを切れ目9a,9bに交差する両側の重ね合わ
せ部分10bに対して重ね合わせ方向に段違いにして隆
起させ、隆起部分15を形成する。この隆起部分15で
は、切れ目9a,9bの長手方向の端部に、フラット導
体5a,5bが相互に接触した導通接続部11を形成し
ている。
【0004】このようなフラットケーブルの接続部で
は、隆起部分15の頂上付近では図7に示すようにフラ
ット導体5a,5bは相互に接触していないが、隆起部
分15の裾野付近では図8に示すようにフラット導体5
a,5bは相互に接触して導通接続部11を形成してい
る。
【0005】また、フラットケーブルの端部を突き合わ
せて接続する圧抜き型の直接接続方法では、図9乃至図
12に示すようにフラット導体5a1 ,5a2 、5b1
,5b2 をフラット絶縁被覆6a,6bで被覆したフ
ラットケーブル7A,7Bの端部を突き合わせて突き合
わせ部12を形成する。この突き合わせ部12に、対向
するフラット導体5a1 ,5b1 、フラット導体5a2
,5b2 に跨がって上下に板状導体13a,13bを
重ねて重ね合わせ部8を形成する。これら重ね合わせ部
8におけるフラットケーブル7A,7Bのフラット導体
5a1 ,5a2 、5b1 ,5b2 が存在する位置で、フ
ラットケーブル7A,7Bと板状導体13a,13bと
の重ね合わせ部8を図3に示す凸刃型2と凹刃型4とで
剪断し、少なくとも2本の切れ目9a,9bを重ね合わ
せ部8に入れ、且つこれら切れ目9a,9bの間の重ね
合わせ部分10aを切れ目9a,9bに交差する両側の
重ね合わせ部分10bに対して重ね合わせ方向に段違い
にして隆起部分15を形成する。この隆起部分15で
は、切れ目9a,9bの長手方向の端部に、フラット導
体5a1 と板状導体13aとが接触した導通接続部11
を形成している。これにより、フラット導体5b1 と板
状導体13aとが接触した導通接続部11を形成し、フ
ラット導体5a2 と板状導体13bとが接触した導通接
続部11を形成し、フラット導体5b2 と板状導体13
bとが接触した導通接続部11を形成する。その結果、
フラット導体5a1 とフラット導体5b1 とを、導通接
続部11と板状導体13aとを介して導通接続してい
る。また、フラット導体5a2 とフラット導体5b2 と
を、導通接続部11と板状導体13aとを介して導通接
続している。
【0006】このようなフラットケーブルの接続部で
は、隆起部分15の頂上付近では、図11に示すように
フラット導体5a1 と板状導体13aとは相互に接触し
ていないが、山形の裾野付近では、図12に示すように
フラット導体5a1 と板状導体13aが相互に接触して
導通接続部11を形成している。図示しないが同様にし
て、フラット導体5b1 と板状導体13aとが相互に接
触して導通接続部11を形成し、フラット導体5a2 と
板状導体13bとが相互に接触して導通接続部11を形
成している。
【0007】このような直接接続方法につき、図13及
び図14で改めて説明する。フラットケーブル7A,7
Bの突合わせ部12の上下に板状導体13a,13bを
重ねた厚さtの重ね合わせ部8に、凸型刃部1を有する
凸刃型2と、凹型刃部3を先端に有する凹刃型4とで切
れ目9a,9bを入れる。凸刃型2の凸型刃部1の縦断
正面形状は図15に示すように台形状であって、この凸
型刃部1で突出されて、切れ目9a,9bの間の重ね合
わせ部分10aが形成する隆起部15の隆起高さhは、
重ね合わせ部8の厚さt以上に隆起させるように凸型刃
部1と凹型刃部3とが設計されている。また、凸型刃部
1と凹型刃部3とで剪断される水平剪断長さ(切れ目9
a,9bの長さ)L1 は、隆起される切れ目9a,9b
の間の重ね合わせ部分10aの外部からの押圧強度や板
状導体13a,13bの寸法等から決定される。
【0008】また、図16に示すような他の接続例で
も、接続継ぎ手14を有する板状導体13をフラットケ
ーブル7でフラット導体5に対応する位置に重ねて重ね
合わせ部8を形成し、この重ね合わせ部8に前述した凸
刃型2と凹刃型4とで切れ目9a,9bを入れ、切れ目
9a,9bの間の重ね合わせ部分10aを隆起させ、隆
起部15を形成して接続する構造では、水平剪断長さ
(切れ目9a,9bの長さ)L1 は板状導体13の寸法
で決定される。
【0009】なお、図15では、台形状の凸型刃部1の
先端の水平長さはL2 となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
及び図14に示すようなフラットケーブルの接続装置で
は、フラットケーブル7Aを板状導体13a,13bで
挟んだ重ね合わせ部8から凸型刃部1を外そうとする
と、凹型刃部3の内側面に矢印で示すような荷重がかか
り、各刃部1,3が重ね合わせ部8から外し難い問題点
があった。特に、この現象は、フラットケーブルを多層
に重ねたり、板状導体を重ねたりしたときに顕著で、無
理に刃部1,3を外すと、フラット導体相互或いはフラ
ット導体と板状導体が接触している導通接続部11の接
触面が外れて導通がとれなくなってしまう問題点があっ
た。
【0011】本発明の目的は、導通接続部の導通状態を
維持して容易に刃部を重ね合わせ部から外すことができ
るフラットケーブルの接続装置及びフラットケーブルの
接続方法を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、導通接続部の導通状
態が安定したフラットケーブルの接続部を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、先端に凸型刃
部を有する凸刃型と、この凸型刃部が嵌まり合う凹型刃
部を先端に有する凹刃型とを用いて、少なくとも1枚の
フラットケーブルを重ね合わせ構成要素としている重ね
合わせ部をフラット導体の箇所で剪断して、少なくとも
2本の切れ目を重ね合わせ部に入れ、切れ目の間の重ね
合わせ部分を切れ目に交差する両側の重ね合わせ部分に
対して段違いにして隆起させるフラットケーブルの接続
装置を対象とする。
【0014】本発明に係るフラットケーブルの接続装置
では、両刃型によって形成される切れ目の切断長さL1
と切れ目の間の重ね合わせ部分の隆起高さhを一定とし
たとき、切断長さL1 と隆起高さhで形成される隆起部
分の面積が最小となるような縦断正面形状に重ね合わせ
部を剪断できるように凸型刃部の縦断正面形状が定めら
れていることを特徴とする。
【0015】このように切断長さL1 と隆起高さhで形
成される隆起部分の面積が最小となるような縦断正面形
状に重ね合わせ部を剪断できるように凸型刃部の縦断正
面形状を定めると、この刃部が重ね合わせ部に接触する
面積が最小となり、剪断後に刃型を外す際の接触抵抗が
最小となり、導通接続部の導通状態を維持して刃型を外
すことができる。このため、導通接続部の導通状態が安
定したフラットケーブルの接続部を得ることができる。
【0016】この場合の凸型刃部は、その縦断正面形状
が先端を頂点とする二等辺三角形状であることが好まし
い。凸型刃部の形状がこのような縦断正面形状になって
いると、この凸型刃型により重ね合わせ部をバランスよ
く押圧することができる。
【0017】また本発明は、重ねられたフラットケーブ
ルの相互のフラット導体の重なり位置で、先端に凸型刃
部を有する凸刃型と、この凸型刃部が嵌まり合う凹型刃
部を先端に有する凹刃型とで、フラットケーブルの重ね
合わせ部を剪断して、少なくとも2本の切れ目を重ね合
わせ部に入れ、切れ目の間の重ね合わせ部分を切れ目に
交差する両側の重ね合わせ部分に対して重ね合わせ方向
に段違いにして隆起させ、切れ目の長手方向の端部に、
重ねられたフラットケーブルのフラット導体が接触した
導通接続部を形成した後に、両刃型を前記重ね合わせ部
から外すフラットケーブルの接続方法を対象とする。
【0018】本発明に係るフラットケーブルの接続方法
では、両刃型によって形成される切れ目の切断長さL1
と切れ目の間の重ね合わせ部分の隆起高さhを一定とし
たとき、切断長さL1 と隆起高さhで形成される隆起部
分の面積が最小となるような縦断正面形状の凸型刃部で
重ね合わせ部を剪断することを特徴とする。
【0019】このように切断長さL1 と隆起高さhで形
成される隆起部分の面積が最小となるような縦断正面形
状の凸型刃部で重ね合わせ部を剪断すると、この凸型刃
部が重ね合わせ部に接触する面積が最小となり、剪断後
に刃型を外す際の接触抵抗が最小となり、導通接続部の
導通状態を維持して刃型を外すことができる。このた
め、導通接続部の導通状態が安定したフラットケーブル
の接続部を得ることができる。
【0020】また本発明は、フラットケーブルに板状導
体を重ねて形成した重ね合わせ部で、フラットケーブル
のフラット導体が存在する位置で、先端に凸型刃部を有
する凸刃型と、この凸型刃部が嵌まり合う凹型刃部を先
端に有する凹刃型とで、フラットケーブルと板状導体と
の重ね合わせ部を剪断して、少なくとも2本の切れ目を
重ね合わせ部に入れ、切れ目の間の重ね合わせ部分を切
れ目に交差する両側の重ね合わせ部分に対して重ね合わ
せ方向に段違いにし隆起させ、切れ目の長手方向の端部
に、フラット導体と板状導体とが接触した導通接続部を
形成した後に、両刃型を重ね合わせ部から外すフラット
ケーブルの接続方法を対象とする。
【0021】本発明に係るフラットケーブルの接続方法
では、両刃型によって形成される切れ目の切断長さL1
と切れ目の間の重ね合わせ部分の隆起高さhを一定とし
たとき、切断長さL1 と隆起高さhで形成される隆起部
分の面積が最小となるような縦断正面形状の凸型刃部で
重ね合わせ部を剪断することを特徴とする。
【0022】このように切断長さL1 と隆起高さhで形
成される隆起部分の面積が最小となるような縦断正面形
状の凸型刃部で重ね合わせ部を剪断すると、この凸型刃
部が重ね合わせ部に接触する面積が最小となり、剪断後
に刃型を外す際の接触抵抗が最小となり、導通接続部の
導通状態を維持して刃型を外すことができる。このた
め、導通接続部の導通状態が安定したフラットケーブル
の接続部を得ることができる。
【0023】これらのフラットケーブルの接続方法で
は、凸型刃部はその縦断正面形状が先端を頂点とする二
等辺三角形状であることが好ましい。このような縦断正
面形状になっていると、刃型により重ね合わせ部をバラ
ンスよく押圧することができる。
【0024】また本発明は、重ねられたフラットケーブ
ルの相互のフラット導体の重なり位置で、フラットケー
ブルの重ね合わせ部が剪断され、少なくとも2本の切れ
目が重ね合わせ部に入れられ、切れ目の間の重ね合わせ
部分が切れ目に交差する両側の重ね合わせ部分に対して
重ね合わせ方向に段違いにして隆起させられ、切れ目の
長手方向の端部に、重ねられたフラットケーブルのフラ
ット導体が相互に接触した導通接続部が形成されている
フラットケーブルの接続部を対象とする。
【0025】本発明に係るフラットケーブルの接続部で
は、切れ目の切断長さL1 と切れ目の間の重ね合わせ部
分の隆起高さhを一定としたとき、切断長さL1 と隆起
高さhで形成される隆起部分の面積が最小となるような
縦断正面形状に隆起部分の縦断正面形状がなっているこ
とを特徴とする。
【0026】このように切断長さL1 と隆起高さhで形
成される隆起部分の面積が最小となるような縦断正面形
状に隆起部分の縦断正面形状がなっていると、剪断後に
刃型を外す際の接触抵抗が最小となり、導通接続部の導
通状態を維持して刃型を外すことができ、導通接続部の
導通状態が安定したフラットケーブルの接続部を得るこ
とができる。
【0027】また本発明は、フラットケーブルに板状導
体を重ねて形成した重ね合わせ部で、且つフラットケー
ブルのフラット導体が存在する位置で、フラットケーブ
ルと板状導体との重ね合わせ部が剪断され、少なくとも
2本の切れ目が重ね合わせ部に入れられ、切れ目の間の
重ね合わせ部分が切れ目に交差する両側の重ね合わせ部
分に対して重ね合わせ方向に段違いにして隆起させら
れ、切れ目の長手方向の端部に、フラット導体と板状導
体とが接触した導通接続部が形成されているフラットケ
ーブルの接続部を対象とする。
【0028】本発明に係るフラットケーブルの接続部で
は、切れ目の切断長さと切れ目の間の重ね合わせ部分の
隆起高さを一定としたとき、切断長さL1 と隆起高さh
で形成される隆起部分の面積が最小となるような縦断正
面形状に隆起部分の縦断正面形状がなっていることを特
徴とする。
【0029】このように切断長さL1 と隆起高さhで形
成される隆起部分の面積が最小となるような縦断正面形
状に隆起部分の縦断正面形状がなっていると、剪断後に
刃型を外す際の接触抵抗が最小となり、導通接続部の導
通状態を維持して刃型を外すことができ、導通接続部の
導通状態が安定したフラットケーブルの接続部を得るこ
とができる。
【0030】これらのフラットケーブルの接続部では、
隆起部分の縦断正面形状が、先端を頂点とする二等辺三
角形状になっていることが好ましい。このような縦断正
面形状になっていると、導通接続部の導通状態が良好な
接続部を得ることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るフラットケー
ブルの接続装置、フラットケーブルの接続方法及びフラ
ットケーブルの接続部の実施の形態の一例を示した要部
縦断正面図、図2は図1で用いている凸型刃部の縦断正
面図である。
【0032】本例のフラットケーブルの接続装置は、前
述したと同様に、先端に凸型刃部1を有する凸刃型2
と、この凸型刃部1が嵌まり合う凹型刃部3を先端に有
する凹刃型4とを備えている。両刃型2,4によって形
成される切れ目9a,9bの切断長さL1 と、切れ目9
a,9bの間の少なくとも1枚のフラットケーブルを重
ね合わせ構成要素としている重ね合わせ部分10aの隆
起高さhを一定としたとき、切断長さL1 と隆起高さh
で形成される隆起部分15の面積が最小となるような縦
断正面形状に重ね合わせ部8を剪断できるように凸型刃
部1の縦断正面形状が定められている。この凸型刃部1
は、その縦断正面形状が先端を頂点とする二等辺三角形
状に形成されている。凹刃型4の凹型刃部3の窪み形状
も、二等辺三角形状に形成されている。
【0033】このようなフラットケーブルの接続装置
で、図5に示すようなフラットケーブル7A,7Bの重
ね合わせ部8や、図9に示すようなフラットケーブル7
A,7Bの突き合わせ部12に板状導体13a,13b
を重ねた重ね合わせ部8に、切れ目9a,9bを入れ、
これら切れ目9a,9bの間の重ね合わせ部分10aを
切れ目9a,9bに交差する両側の重ね合わせ部分10
bに対して重ね合わせ方向に段違いにして隆起部15を
形成し、切れ目9a,9bの長手方向の端部に、フラッ
トケーブル7A,7Bのフラット導体5a,5bが相互
に接触した導通接続部11や、フラットケーブル7A,
7Bのフラット導体5a,5bと板状導体13a,13
bとが接触した導通接続部11を形成する。この場合、
切れ目9a,9bの間の重ね合わせ部分10aがなす隆
起部分15の縦断正面形状は、両刃型2,4によって形
成される切断長さL1 と隆起高さhで形成される隆起部
分15の面積が最小となるような縦断正面形状、即ち三
角形状になっている。
【0034】このようにして導通接続部11を形成した
後、刃型2,4を重ね合わせ部8から外す。
【0035】この際に、刃型2,4を外すときの重ね合
わせ部8に対する引っ掛かり力をF、図13に示すよう
に重ね合わせ部8と刃部1,3側面の摩擦係数をμ、刃
部1,3側面にかかる全荷重をNとすると、 F=μN (1) の関係にある。
【0036】また、刃部1,3側面にかかる全荷重N
は、重ね合わせ部8が刃部1,3と触れている面積を
s、単位面積当たりの刃部1,3側面に働く力をfとす
ると、 N=sf (2) となる。
【0037】さらに、重ね合わせ部8が刃部1,3と触
れている面積sは、重ね合わせ部8の厚さをt、隆起部
15の頂点を含む2辺の長さの和をlとすると、 s=tl (3) の関係にある。(3)式を(2)式に代入し、Nを
(1)式に代入すれば、 F=μtlf (4) となる。ここで、摩擦係数μ、重ね合わせ部8の厚さ
t、単位面積当たりの刃型2,4側面に働く力fは一定
であるので、隆起部15の頂点を含む2辺の長さの和、
即ち図1における長さlをできるだけ短くすることによ
って、刃型2,4を外すときの重ね合わせ部分10aに
対する引っ掛かり力Fを小さくできることが判る。
【0038】従来の図13において、側面から見た隆起
部15の表面の長さlを最小にすることは、凹型刃部3
の側断面積s1 を最小にすることと相似であるので、図
15に示すような定められた水平剪断長さL1 と隆起高
さhにおいて、凹型刃部3の側断面積s1 、即ち (L1 +L2 )・h/2 を最小にするためには、図2に示すように、L2 =0、
つまり、 s2 =L1 ・h/2 のような三角形にすればよいことが判る。
【0039】実際には、凸型刃部1や凹型刃部3の縦断
正面の三角形は、これら刃部1,3の押圧時の力のバラ
ンスから二等辺三角形が望ましい。
【0040】また、凸型刃部1や凹型刃部3の縦断正面
形状が二等辺三角形になっていると、重ね合わせ部8が
これら刃部1,3でバランスよく押圧されて、導通接続
部11を良好に形成することができ、導通接続部11の
電気的接続状態が良好になる。
【0041】さらに、重ね合わせ部分10aに対する刃
部1,3の引っ掛かり力Fが小さくなり、剪断後に刃型
2,4を外す際の接触抵抗が最小となり、導通接続部1
1の導通状態を維持して刃型2,4を外すことができ
る。
【0042】また、上記例のフラットケーブルの接続装
置は、据え付け型の構造のものとして説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、刃型2,4をペン
チ状の工具の先端に設けたポータブル型の構造のもので
もよい。
【0043】さらに、本発明の三角形状の刃部2,4に
よって得られた接続構造と、導通接続部を維持するよう
に慎重に台形状の刃部2,4を外して得られた接続構造
とのものを用いて、接触抵抗の冷熱試験を行ったとこ
ろ、殆ど差が生じなかった。
【0044】
【発明の効果】本発明に係るフラットケーブルの接続装
置では、両刃型によって形成される切れ目の切断長さL
1 と切れ目の間の重ね合わせ部分の隆起高さhを一定と
したとき、切断長さL1 と隆起高さhで形成される隆起
部分の面積が最小となるような縦断正面形状に重ね合わ
せ部を剪断できるように凸型刃部の縦断正面形状を定め
るので、この凸型刃部が重ね合わせ部分に接触する面積
が最小となり、剪断後に刃型を外す際の接触抵抗が最小
となり、導通接続部の導通状態を維持して刃型を外すこ
とができる。このため、導通接続部の導通状態が安定し
たフラットケーブルの接続部を得ることができる。
【0045】この場合の凸型刃部の縦断正面形状が、先
端を頂点とする二等辺三角形状であると、刃型により重
ね合わせ部をバランスよく押圧することができる。
【0046】また、本発明に係るフラットケーブルの接
続方法では、両刃型によって形成される切れ目の切断長
さと切れ目の間の重ね合わせ部分の隆起高さを一定とし
たとき、切れ目の間の重ね合わせ部分の切れ目方向の長
さが最小となるような縦断正面形状の凸型刃部で重ね合
わせ部を剪断するので、この凸型刃部が重ね合わせ部に
接触する面積が最小となり、剪断後に刃型を外す際の接
触抵抗が最小となり、導通接続部の導通状態を維持して
刃型を外すことができる。このため、導通接続部の導通
状態が安定したフラットケーブルの接続部を得ることが
できる。
【0047】この場合の凸型刃部の縦断正面形状が、先
端を頂点とする二等辺三角形状であると、刃型により重
ね合わせ部をバランスよく押圧することができる。
【0048】また、本発明に係るフラットケーブルの接
続部では、切れ目の切断長さと切れ目の間の重ね合わせ
部分の隆起高さを一定としたとき、切れ目の間の重ね合
わせ部分の切れ目方向の長さが最小となるような縦断正
面形状に重ね合わせ部の縦断正面形状がなっているの
で、剪断後に刃型を外す際の接触抵抗が最小となり、導
通接続部の導通状態を維持して刃型を外すことができ、
導通接続部の導通状態が安定したフラットケーブルの接
続部を得ることができる。
【0049】この場合のフラットケーブルの接続部で
は、切れ目の間の重ね合わせ部分の縦断正面形状が、先
端を頂点とする二等辺三角形状になっていると、導通接
続部の導通状態が良好な接続部を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラットケーブルの接続装置、フ
ラットケーブルの接続方法及びフラットケーブルの接続
部の実施の形態の一例を示した要部縦断正面図である。
【図2】図1で用いている凸型刃部の縦断正面図であ
る。
【図3】従来のフラットケーブルの接続装置の要部斜視
図である。
【図4】従来のフラットケーブルの接続部の一例の斜視
図である。
【図5】図4に示すフラットケーブルの接続部の平面図
である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】図5のB−B線断面図である。
【図8】図5のC−C線断面図である。
【図9】従来のフラットケーブルの接続部の他の例の平
面図である。
【図10】図9のD−D線断面図である。
【図11】図9のE−E線断面図である。
【図12】図9のF−F線断面図である。
【図13】従来のフラットケーブルの接続装置の要部縦
断正面図である。
【図14】図13のG−G線断面図である。
【図15】従来のフラットケーブルの接続装置の凸型刃
部の縦断正面図である。
【図16】従来のフラットケーブルの接続部の他の例の
斜視図である。
【符号の説明】
1 凸型刃部 2 凸刃型 3 凹型刃部 4 凹刃型 5a,5b,5a1 ,5a2 ,5b1 ,5b2 フラッ
ト導体 6a,6b フラット絶縁被覆 7A,7B フラットケーブル 8 重ね合わせ部 9a,9b 切れ目 10a 重ね合わせ部分 10b 切れ目に交差する両側の重ね合わせ部分 11 導通接続部 12 突き合わせ部 13a,13b 板状導体 14 接続継ぎ手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 和正 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 上村 賢 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 5E077 BB05 BB38 CC06 DD06 DD11 HH07 JJ15 JJ30 5G311 CB01 CF01 5G355 AA08 BA01 BA11 CA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に凸型刃部を有する凸刃型と、この
    凸型刃部が嵌まり合う凹型刃部を先端に有する凹刃型と
    を用いて、少なくとも1枚のフラットケーブルを重ね合
    わせ構成要素としている重ね合わせ部をフラット導体の
    箇所で剪断して、少なくとも2本の切れ目を前記重ね合
    わせ部に入れ、前記切れ目の間の前記重ね合わせ部分を
    前記切れ目に交差する両側の前記重ね合わせ部分に対し
    て段違いにして隆起させるフラットケーブルの接続装置
    において、 前記両刃型によって形成される前記切れ目の切断長さL
    1 と前記切れ目の間の前記重ね合わせ部分の隆起高さh
    を一定としたとき、前記切断長さL1 と前記隆起高さh
    で形成される隆起部分の面積が最小となるような縦断正
    面形状に前記重ね合わせ部を剪断できるように前記凸型
    刃部の縦断正面形状が定められていることを特徴とする
    フラットケーブルの接続装置。
  2. 【請求項2】 前記凸型刃部はその縦断正面形状が先端
    を頂点とする二等辺三角形状を成している請求項1に記
    載のフラットケーブルの接続装置。
  3. 【請求項3】 重ねられたフラットケーブルの相互のフ
    ラット導体の重なり位置で、先端に凸型刃部を有する凸
    刃型と、この凸型刃部が嵌まり合う凹型刃部を先端に有
    する凹刃型とで、前記フラットケーブルの重ね合わせ部
    を剪断して、少なくとも2本の切れ目を前記重ね合わせ
    部に入れ、前記切れ目の間の重ね合わせ部分を前記切れ
    目に交差する両側の重ね合わせ部分に対して重ね合わせ
    方向に段違いにして隆起させ、前記切れ目の長手方向の
    端部に、重ねられた前記フラットケーブルの前記フラッ
    ト導体が接触した導通接続部を形成した後に、前記両刃
    型を前記重ね合わせ部から外すフラットケーブルの接続
    方法において、 前記両刃型によって形成される前記切れ目の切断長さL
    1 と前記切れ目の間の重ね合わせ部分の隆起高さhを一
    定としたとき、前記切断長さL1 と前記隆起高さhで形
    成される隆起部分の面積が最小となるような縦断正面形
    状の前記凸型刃部で前記重ね合わせ部を剪断することを
    特徴とするフラットケーブルの接続方法。
  4. 【請求項4】 フラットケーブルに板状導体を重ねて形
    成した重ね合わせ部で、前記フラットケーブルのフラッ
    ト導体が存在する位置で、先端に凸型刃部を有する凸刃
    型と、この凸型刃部が嵌まり合う凹型刃部を先端に有す
    る凹刃型とで、前記フラットケーブルと前記板状導体と
    の重ね合わせ部を剪断して、少なくとも2本の切れ目を
    前記重ね合わせ部に入れ、前記切れ目の間の重ね合わせ
    部分を前記切れ目に交差する両側の重ね合わせ部分に対
    して重ね合わせ方向に段違いにして隆起させ、前記切れ
    目の長手方向の端部に、前記フラット導体と前記板状導
    体とが接触した導通接続部を形成した後に、前記両刃型
    を前記重ね合わせ部から外すフラットケーブルの接続方
    法において、 前記両刃型によって形成される前記切れ目の切断長さL
    1 と前記切れ目の間の重ね合わせ部分の隆起高さhを一
    定としたとき、前記切断長さL1 と前記隆起高さhで形
    成される隆起部分の面積が最小となるような縦断正面形
    状の前記凸型刃部で前記重ね合わせ部を剪断することを
    特徴とするフラットケーブルの接続方法。
  5. 【請求項5】 前記凸型刃部はその縦断正面形状が先端
    を頂点とする二等辺三角形状を成している請求項3また
    は4に記載のフラットケーブルの接続方法。
  6. 【請求項6】 重ねられたフラットケーブルの相互のフ
    ラット導体の重なり位置で、前記フラットケーブルの重
    ね合わせ部が剪断され、少なくとも2本の切れ目が前記
    重ね合わせ部に入れられ、前記切れ目の間の重ね合わせ
    部分が前記切れ目に交差する両側の重ね合わせ部分に対
    して重ね合わせ方向に段違いにして隆起させられ、前記
    切れ目の長手方向の端部に、重ねられた前記フラットケ
    ーブルの前記フラット導体が相互に接触した導通接続部
    が形成されているフラットケーブルの接続部において、 前記切れ目の切断長さL1 と前記切れ目の間の重ね合わ
    せ部分の隆起高さhを一定としたとき、前記切断長さL
    1 と前記隆起高さhで形成される隆起部分の面積が最小
    となるような縦断正面形状に前記隆起部分の縦断正面形
    状がなっていることを特徴とするフラットケーブルの接
    続部。
  7. 【請求項7】 フラットケーブルに板状導体を重ねて形
    成した重ね合わせ部で、且つ前記フラットケーブルのフ
    ラット導体が存在する位置で、前記フラットケーブルと
    前記板状導体との重ね合わせ部が剪断され、少なくとも
    2本の切れ目が前記重ね合わせ部に入れられ、前記切れ
    目の間の重ね合わせ部分が前記切れ目に交差する両側の
    重ね合わせ部分に対して重ね合わせ方向に段違いにして
    隆起させられ、前記切れ目の長手方向の端部に、前記フ
    ラット導体と前記板状導体とが接触した導通接続部が形
    成されているフラットケーブルの接続部において、 前記切れ目の切断長さと前記切れ目の間の重ね合わせ部
    分の隆起高さを一定としたとき、前記切断長さL1 と前
    記隆起高さhで形成される隆起部分の面積が最小となる
    ような縦断正面形状に前記隆起部分の縦断正面形状がな
    っていることを特徴とするフラットケーブルの接続部。
  8. 【請求項8】 前記隆起部分の縦断正面形状が、先端を
    頂点とする二等辺三角形状になっていることを特徴とす
    るに請求項6または7に記載のフラットケーブルの接続
    部。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7201602B2 (en) 2005-06-03 2007-04-10 Yazaki Corporation Terminal fitting for surface mounting
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