JP2003317567A - キーボード構造 - Google Patents

キーボード構造

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JP2003317567A
JP2003317567A JP2002123757A JP2002123757A JP2003317567A JP 2003317567 A JP2003317567 A JP 2003317567A JP 2002123757 A JP2002123757 A JP 2002123757A JP 2002123757 A JP2002123757 A JP 2002123757A JP 2003317567 A JP2003317567 A JP 2003317567A
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JP
Japan
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key top
key
locking
engaging
wall surfaces
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002123757A
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English (en)
Inventor
Takashi Fujimaki
孝志 藤巻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Power Tech Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Power Tech Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジング上に所定間隔に配置したカップゴ
ム上にキートップを載置させたキーボード構造において
は、各キートップ間の隙間から装置内に異物が入ってし
まうという問題があり、さらに、キートップを押下した
ときに、隣接しているキートップのフランジ間の隙間は
さらに大きな隙間となってしまい、その隙間を利用して
キートップを摘まみ上げて抜き取られてしまうという問
題がある。 【解決手段】 略四角形状の周囲から垂直な壁面を形成
し、その少なくとも相対向する2壁面の下端に嵌合爪を
設けてキートップを構成し、このキートップを係止する
ハウジング面に、係止爪を形成した係止片を一対対向さ
せた係止体を四角形の各一辺に位置するように4箇所に
設けて係止部を形成し、その係止部内にカップゴムを納
め、その係止部の内側となる係止片の係止爪に上記キー
トップの嵌合爪が係止するように嵌め、これによって係
止片がキートップを上下動可能に位置決め支持すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報装置等の各種
装置に使用されるキーボードの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のキーボードの1例の構造を以下に
図面を用いて説明する。図5は平面図、図6はキーの解
体斜視図、図7はキーボードの部分拡大断面図、図8は
作動状態の拡大断面図である。図において、21は上面
22が略四角形状をしたキートップであり、その各稜か
ら屋根状に傾斜したフランジ23が形成されている。
【0003】さらに、その内側には上端を上記上面22
の裏面に上端を固定した4面の摺動壁24があり、その
摺動壁24の相対向する2面の下端に外側に向けて係止
爪25が形成してある。26は略カップ状に形成してあ
るカップゴムであり、後述するハウジング上に配置し、
その上からキートップ21を載せることによりキートッ
プ21の作動時の弾性作用を形成する。
【0004】27はハウジングであり、その上面に、所
定間隔にその内側面28内に上記キートップ21の摺動
壁24が嵌まってその摺動面となる枠壁29が形成して
あり、その枠壁29によって摺動壁24を外側からガタ
ツキが生じないように位置決め支持する。さらに、枠壁
29の相対向する2面に支持孔30を設け、上記キート
ップ21の係止爪25を抜けないように係合支持すると
共にその支持孔30の高さの範囲内でキートップ21が
上下方向に移動できるようになっている。その移動の際
には、上記の如く、キートップ21の摺動壁24が内側
面に沿って移動することになる。
【0005】31はメンブレン、32は補強板である。
さらに、その組立において、各キートップ21のフラン
ジ23間およびカバー枠33との間には均一な隙間Sを
形成してキートップ21の作動時に互いに当接したりし
て作動の障害とならないようにしてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
したキーボードによると、各キートップ間の隙間から装
置内に異物が入ってしまうという問題がある。また、キ
ートップを押下したときに、図8に示す如く、隣接して
いるキートップのフランジ間の隙間は上記隙間Sよりさ
らに大きな隙間Dとなってしまい、その隙間を利用して
キートップを摘まみ上げて抜き取られてしまうという問
題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、ハウジ
ング上に所定間隔に配置したカップゴム上にキートップ
を載置させたキーボード構造において、略四角形状の周
囲から垂直な壁面を形成し、その少なくとも相対向する
2壁面の下端に嵌合爪を設けてキートップを構成し、こ
のキートップを係止するハウジング面に、係止爪を形成
した係止片を一対対向させた係止体を四角形の各一辺に
位置するように4箇所に設けて係止部を形成し、その係
止部内にカップゴムを納め、その係止部の内側となる係
止片の係止爪に上記キートップの嵌合爪が係止するよう
に嵌め、これによって係止片がキートップを上下動可能
に位置決め支持することを特徴とする。さらに、隣接す
るキートップがその壁面同志が接触する程度の間隔で配
置されていることを特徴とする。さらに、略四角形状の
上面の周囲に段差を設けてフランジを形成し、そのフラ
ンジ端から垂直な壁面を形成したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態例を図
面を用いて説明する。図1は平面図、図2はキーの解体
斜視図、図3はキーボードの部分拡大断面図、図4は作
動状態の部分拡大断面図である。図において、1はキー
トップであり、略四角形をした上面2の周囲に、多少の
段差を設けてフランジ3を形成し、その各フランジ3端
から垂直に壁面4が形成してある。さらにこれら各壁面
4もしくは相対向する2壁面(本実施の形態例では各壁
面)の下端に脚5を形成し、その下端に嵌合爪6が形成
してある。
【0009】なお、上記脚5は必ず形成されていなくて
はならないものではなく、壁面に直接嵌合爪6を形成し
た構造としてもよい。7は略カップ状に形成してあるカ
ップゴムであり、後述するハウジング上に配置し、その
上からキートップ1を載せることによりキートップ1の
作動時の弾性作用を形成する。
【0010】8はハウジングである。その上面に所定間
隔に、上端に係止爪91、92を形成した係止片10
1、102を対向させて一体とした係止体11を四角形
の各一辺の位置するように4箇所に配置して係止部12
を形成してある。なお、上記の係止片101、102は
一体に対向させた係止体11として説明したが、必ずし
も両係止片101、102が一体の構造としてなくても
よく、別体でもよい。
【0011】このように配置された係止部12の係止爪
91、92の内側の各係止爪91に上記キートップ1の
各脚5の嵌合爪6を脚5および/もしくは係止片101
の弾性を利用してそれぞれ係止させ、これによって各係
止片101に上記キートップ1が上下動可能に外側から
ガタツキが生じないように位置決め支持される。つぎ
に、四方のそれぞれ隣の係止部12にもキートップ1を
上記と同様に位置決め支持させるが、そのとき、そのキ
ートップ1の一箇所の脚5の嵌合爪6は、上記で残って
いる方つまり外側に位置する係止片102の係止爪92
に係止させることになる。
【0012】こうして配置されたキートップ1は、互い
に隣接するキートップ1の垂直の壁面4同志が対向配置
された状態となり、その対向間隔は互いに接触する程度
の隙間Hは、例えば0.1mm以下というような極めて
狭い間隔としてある。壁面4とカバー枠13との間の隙
間も同様である。したがって、互いの壁面4はその押下
作動時には隣接する壁面を摺動するように沿って移動す
ることになる。そのために、壁面4はシボ加工等のない
平滑面としておくとよい。
【0013】14はメンブレン、15は補強板である。
このような構造のキーボードによると、各キートップ1
は押下されると、脚5の嵌合爪6が係止片101、10
2の高さの範囲内で移動して作動する。その際に、図4
に示す如く、垂直の壁面4は隣接するキートップ1の垂
直の壁面4がガイドとなって沿って移動するために、キ
ートップ1のガタツキがほとんど生じない。
【0014】また、壁面4同志の間の隙間には変化がな
く、常に一定の極めて狭い間隔が保たれた状態となる。
したがって、その隙間からは装置内に異物が入りにく
く、しかも通常時は無論のこと作動状態にしても摘んで
取り外すことはできない。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によると、略
四角形状の周囲から垂直な壁面を形成し、その少なくと
も相対向する2壁面の下端に嵌合爪を設けてキートップ
を構成し、このキートップを係止するハウジング面に、
係止爪を形成した係止片を一対対向させた係止体を四角
形の各一辺に位置するように4箇所に設けて係止部を形
成し、その係止部内にカップゴムを設け、その係止部の
内側となる係止片の係止爪に上記キートップの嵌合爪が
係止するように嵌め、これによって係止片にキートップ
を上下動可能にガタツキが生じないように位置決め支持
されると共に互いに隣接するキートップの垂直の壁面同
志が極めて狭い間隔で対向した状態となっており、互い
の壁面はその押下作動時には隣接する壁面を摺動するよ
うに沿って移動可能にしたことにより、キートップを作
動させても壁面同志の間の隙間に変化がなく、常に一定
の極めて狭い間隔が保たれた状態であり、その隙間から
は装置内に異物が入りにくいという効果を有する。
【0016】さらに、キートップが押下作動しても隙間
には変化がないために、キートップを摘んで取り外すこ
とはできないという効果を有する。さらに、キートップ
が押下作動時にそれを囲む隣接するキートップの壁面に
よって支えられるためにキートップのガタツキがほとん
ど生じないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態例の平面図
【図2】キーの解体斜視図
【図3】キーボードの部分拡大断面図
【図4】作動状態の部分拡大断面図
【図5】従来例の平面図
【図6】キーの解体斜視図
【図7】キーボードの部分拡大断面図
【図8】作動状態の部分拡大断面図
【符号の簡単な説明】
1 キートップ 2 上面 3 フランジ 4 壁面 5 脚 6 嵌合爪 7 カップゴム 8 ハウジング 91、92 係止爪 101、102 係止片 11 係止体 12 係止部 13 カバー枠

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング上に所定間隔に配置したカッ
    プゴム上にキートップを載置させたキーボード構造にお
    いて、 略四角形状の上面の周囲から垂直な壁面を形成し、その
    少なくとも相対向する2壁面の下端に嵌合爪を設けてキ
    ートップを構成し、 このキートップを係止するハウジング面に、係止爪を形
    成した係止片を一対対向させた係止体を四角形の各一辺
    に位置するように4箇所に設けて係止部を形成し、その
    係止部内にカップゴムを納め、その係止部の内側となる
    係止片の係止爪に上記キートップの嵌合爪が係止するよ
    うに嵌め、これによって係止片がキートップを上下動可
    能に位置決め支持することを特徴とするキーボード構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、隣接するキートップ
    の壁面同志が接触する程度の間隔で配置されていること
    を特徴とするキーボード構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、略四角形状の上面の
    周囲に段差を設けてフランジを形成し、そのフランジ端
    から垂直な壁面を形成したことを特徴とするキーボード
    構造。
  4. 【請求項4】 請求項1において、2壁面の下端に脚を
    設け、その脚に嵌合爪を形成したことを特徴とするキー
    ボード構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007080550A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Seiko Instruments Inc キーボードスイッチ及び携帯電子機器
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