JP2003316560A - ジョブ処理装置 - Google Patents

ジョブ処理装置

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JP2003316560A
JP2003316560A JP2002120249A JP2002120249A JP2003316560A JP 2003316560 A JP2003316560 A JP 2003316560A JP 2002120249 A JP2002120249 A JP 2002120249A JP 2002120249 A JP2002120249 A JP 2002120249A JP 2003316560 A JP2003316560 A JP 2003316560A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ジョブリストの更新を効率的に行う。 【解決手段】ジョブリストに登録されたファイル名をフ
ァイル名をキーとしてソートして記述した登録ファイル
インデックスと、ホットフォルダに格納されているドキ
ュメントファイルのファイル名をファイル名をキーとし
てソートして記述したカレントファイルインデックスを
作成する。登録ファイルインデックスに記述されたファ
イル名を記述順に、カレントファイルインデックスに記
述されたファイル名のうちの、前回の比較で登録ファイ
ルインデックスに記述されたファイル名と一致したファ
イル名以降のファイル名と順次比較する。両ファイル名
が一致したならば、カレントファイルインデックスに記
述されたファイル名のうちの、比較の結果が一致したフ
ァイル名を除く、今回の比較に用いた全てのファイル名
をジョブリストに追加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テム等においてジョブを処理する技術に関し、特に、ホ
ットフォルダに格納されたドキュメントファイルの印刷
をジョブとして登録し、これを処理する印刷制御システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステム等においてジョブ
を処理する技術としては、たとえば、特開2000−1
18095号公報に記載された、ホットフォルダに格納
されたファイルの印刷をジョブとして登録し、これを処
理する技術が知られている。
【0003】この技術は、定期的にホットフォルダへの
ドキュメントファイルの格納を監視し、新たにホットフ
ォルダに格納されたドキュメントファイルが検出された
ならば、検出されたドキュメントファイルの印刷ジョブ
をジョブリストに登録すると共に、ジョブリストに登録
された印刷ジョブを逐次実行することにより、ホットフ
ォルダに格納された各ドキュメントファイルの印刷を実
現するものである。
【0004】このような技術によれば、ユーザは、ドキ
ュメントファイルを印刷したいときに、そのドキュメン
トファイルをホットフォルダへ移動/格納するだけで、
その印刷を行うことができるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術は、定
期的に、ホットフォルダに新規に格納されたドキュメン
トファイルの印刷ジョブを登録するものである。したが
って、印刷ジョブの登録のためには、ホットフォルダに
格納されたドキュメントファイルのうち、どれが新規に
ホットフォルダに格納されたドキュメントファイルであ
り、どれが既に印刷ジョブを登録したドキュメントファ
イルであるのかの識別を行う必要がある。また、印刷ジ
ョブの実行前にホットフォルダから消去/移動されたド
キュメントファイルについては、そのドキュメントファ
イルについての印刷ジョブの登録をキャンセルする必要
がある。
【0006】そして、このために、ホットフォルダに格
納されたドキュメントファイルの数が増大するに従い、
定期的に行われる印刷ジョブ登録の処理の処理量が増大
し、システムリソースを多く消費してしまうという問題
が生じる。そこで、本発明は、ジョブの対象となるデー
タの存在に基づいて行うジョブ登録の処理を効率化する
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明は、前記課題達成のために、たとえば、ジョブリ
ストにジョブを登録し、前記ジョブリストに登録された
ジョブを実行するジョブ処理方法であって、間欠的に、
所定の条件を満たす各データについてのみ、当該データ
を処理するジョブがジョブリストに登録されるように当
該ジョブリストを更新するジョブリスト更新ステップ
と、前記ジョブリストに登録されたジョブを順次実行す
るジョブ実行ステップとを有し、前記ジョブリスト更新
ステップは、ジョブリストに登録されたジョブに対応す
るデータのデータ識別子を所定の基準に従ってソートし
て登録したジョブインデックスと、前記記憶領域に格納
されたデータのデータ識別子を前記基準に従ってソート
して登録したカレントインデックスとを作成するステッ
プと、ジョブインデックスに登録された各データ識別子
を、ジョブインデックスにカレントインデックスに最後
に登録されているデータ識別子と一致するデータ識別子
が存在する場合には先頭のデータ識別子から少なくとも
前記一致するデータ識別子まで、ジョブインデックスに
登録された順番に、順次着目データ識別子として選択
し、着目データ識別子を選択した各回について、カレン
トインデックスに登録されたデータ識別子のうち、今回
に先行する回において着目データ識別子と一致したデー
タ識別子が存在する場合には今回に先行する直近の回に
おいて着目データ識別子と一致したデータ識別子より後
にカレントインデックスに登録されているデータ識別子
を、他の場合にはカレントインデックスに登録されてい
る各データ識別子を、少なくとも、今回の着目データ識
別子と一致するデータ識別子がカレントインデックスの
存在する場合には当該一致するデータ識別子まで、他の
場合には最後のデータ識別子まで、カレントインデック
スに登録された順番に順次検証データ識別子としなが
ら、今回の着目データ識別子と検証データ識別子とを比
較し、当該着目データ識別子と検証データ識別子が一致
した場合に、当該一致した検証データ識別子を除く他の
今回検証データ識別子とした各データ識別子のデータを
処理するジョブをジョブリストに追加し、当該着目デー
タ識別子と一致する検証データ識別子が存在しなかった
場合に、当該着目データ識別子としたデータ識別子のデ
ータのジョブをジョブリストから削除するステップとを
有することを特徴とするジョブ処理方法を提供する。
【0008】このようなジョブ処理方法によれば、以下
の実施形態において、その一例を詳細に説明するよう
に、ジョブに対応するファイルが前記記憶領域から削除
されていないかどうかを調べるために、ジョブリストに
登録されたジョブに対応するファイルのファイル識別子
のそれぞれについて、前記記憶領域に格納されたファイ
ルのファイル識別子のそれぞれと比較したり、新たにジ
ョブを生成すべきファイルが前記記憶領域に追加されて
いないかどうかを調べるために、前記記憶領域に格納さ
れたファイルのファイル識別子のそれぞれについて、ジ
ョブリストに登録された各ジョブに対応するファイルの
ファイル識別子のそれぞれと比較する場合に比べ、より
少ない比較回数で、前記記憶領域から削除されたファイ
ルに対応するジョブのファイル識別子や前記記憶領域に
新たに追加されたファイルのファイル識別子を算出する
ことができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1に、本実施形態に係るコンピュータシス
テムの構成を示す。図示するように本コンピュータシス
テムは、コンピュータ1とプリンタ2が接続されたシス
テムであり、コンピュータ1の上ではプリンタ2の印刷
動作を制御するプリンタドライバ111が組み込まれた
オペレーティングシステム11と、複数のアプリケーシ
ョン12〜14が稼働している。
【0010】また、これらアプリケーションのうち、ア
プリケーション12は、ドキュメントファイルの印刷処
理を行う印刷処理サーバであり、ジョブ実行制御部12
1とジョブ監視部122とを有する。また、他のアプリ
ケーションはたとえば、ドキュメントファイルを編集、
生成するアプリケーションなどである。
【0011】ここで、コンピュータ1は、ハードウエア
的には、CPUや、主記憶や、ハードディスク装置等の
外部記憶装置や、キーボードやポインティングデバイス
などの入力装置や、表示装置などを備えた、一般的な構
成を有するコンピュータ1であり。この場合、コンピュ
ータ1の以上の各部は、CPUが主記憶にロードされた
プログラムを実行することによりコンピュータに具現化
されるとして実現される。また、以上のコンピュータ1
の機能は、ネットワーク上に分散配置されたものであっ
てもかまわない。
【0012】以下、このようなコンピュータシステムに
おける印刷処理サーバ12の動作について説明する。図
2に示すように、印刷処理サーバ12は、オペレーティ
ングシステム11のファイルシステムが管理するディレ
クトリの一種であるホットフォルダに格納されたドキュ
メントファイルを印刷を行うものである。この印刷動作
は、大きく分けて、ジョブ監視部122によって定期的
に行われる、ホットフォルダのドキュメントファイル格
納状態に応じたジョブリストの登録ジョブの更新と、ジ
ョブ実行制御部121によるジョブリストの登録ジョブ
の逐次実行とよりなる。
【0013】ここで、ジョブ監視部122によってジョ
ブリストに登録される各ジョブは、ホットフォルダ内の
一つのドキュメントファイルの印刷を要求するものであ
り、ジョブ実行制御部121によるジョブリストの登録
ジョブの実行とは、そのジョブが要求するドキュメント
ファイルのプリンタ2による印刷を、オペレーティング
システム11とプリンタドライバ111を介して制御す
るものである。
【0014】さて、ジョブリストには、各ジョブの情報
として、当該ジョブが要求するドキュメントファイルの
ファイル名(Filename)と当該ジョブがジョブ
リストに登録された日時(Date)との組が登録され
る。一方、ジョブ監視部122は、このようなジョブリ
ストの登録ジョブの更新を、登録ファイルインデックス
とカレントファイルインデックスと呼ぶ、二つの変数テ
ーブルを用いながら行う。そして、登録ファイルインデ
ックスは、ファイル名(Filename)と削除フラ
グ(delete)の組が記述されるエントリを複数も
つことができ、カレントファイルインデックスはファイ
ル名(Filename)と新規フラグ(new)の組
が記述されるエントリを複数もつことができる。
【0015】以下、このジョブ監視部122の動作につ
いて説明する。図3に、ジョブ監視部122の行うジョ
ブリスト更新処理の手順を示す。図示するように、ジョ
ブ監視部122は、起動されると、まず、登録ファイル
インデックスを生成する(ステップ302)。すなわ
ち、ジョブリストに格納されているファイル名を、ファ
イル名をソートキーとしてソートし、各ファイル名を、
ソート後の順番に従って、登録ファイルインデックス
に、そのファイル名を記述するエントリを作成して登録
する。ファイル名のソートは、たとえば、ファイル名
を、アルファベット順や文字コード順に並べるなどの手
法などにより行う。ただし、このようなソートキーは、
ある一定のルールにより一意にファイル名に順番づけを
行えるものであれば任意のキーによって良い。また、こ
こでは、登録ファイルインデックスに登録した各ファイ
ル名のエントリの削除フラグは、全てオフとする。
【0016】次に、ジョブ監視部122は、カレントフ
ァイルインデックスを作成する(ステップ304)。す
なわち、ホットフォルダに格納されているファイル名を
オペレーティングシステム11を介して入手し、入手し
たファイル名を、ファイル名をソートキーとしてソート
し、各ファイル名を、ソート後の順番に従って、カレン
トファイルファイルインデックスに、そのファイル名を
記述するエントリを作成して登録する。ファイル名のソ
ートは、前記登録ファイルインデックスと同じルールに
より行う。また、ここでは、カレントファイルインデッ
クスに登録した各ファイル名のエントリの新規フラグ
は、全てオフとする。
【0017】次に、登録ファイルインデックスに登録さ
れたファイル名の数をMAXj、カレントファイルイン
デックスに登録されたファイル名の数をMAXcとする
(ステップ306)。そして、着目登録ファイル番号j
を1に、比較ファイル番号cを1に、比較回数tを0に
初期化する(ステップ308)。
【0018】そして、登録ファイルインデックスのj番
目のファイル名とカレントファイルインデックスのc番
目のファイル名の比較を(ステップ310)、両者が一
致するか(ステップ312)、両者が一致しないままカ
レントファイルインデックスの最後(MAXc番目)の
ファイル名との比較が終了するまで(ステップ33
2)、比較ファイル番号cと、比較回数tを1増加しな
がら(ステップ340)行う。
【0019】そして、もし、両者が一致しないまま、カ
レントファイルインデックスの最後(MAXc番目)の
ファイル名との比較が終了したならば(ステップ33
2)、登録ファイルインデックスのj番目のファイル名
のエントリの削除フラグをオンに設定する(ステップ3
34)。そして、着目登録ファイル番号jが、登録ファ
イルインデックスのファイル名数MAXjと一致するか
どうかを調べ(ステップ336)、そうでなければ、着
目登録ファイル番号jを1増加し、比較ファイル番号c
をC−tとし、tを0とし(ステップ342)、ステッ
プ310に戻って、登録ファイルインデックスに次に登
録されたファイル名の処理を行う。
【0020】一方、着目登録ファイル番号jが、登録フ
ァイルインデックスのファイル名数MAXjと一致する
場合には(ステップ336)、カレントファイルインデ
ックスのC−t番目からMAXc番目までのファイル名
のエントリの新規フラグをオンに設定し(ステップ33
8)、ステップ324に進む。
【0021】さて、ステップ312において、登録ファ
イルインデックスのj番目のファイル名とカレントファ
イルインデックスのc番目のファイル名が一致した場合
には、次のように処理を行う。すなわち、比較回数tが
0かどうかを調べ(ステップ314)、0でなければ、
カレントファイルインデックスのc−t番目からc−1
番目までのファイル名のエントリの新規フラグをオンに
設定し(ステップ316)、ステップ318に進む。一
方、比較回数tが0であれば、そのままステップ318
に進む。
【0022】ステップ318では、比較ファイル番号c
がMAXcと一致するかどうかを調べ、一致すれば、登
録ファイルインデックスのj+1番目からMAXj番目
のファイル名のエントリの削除フラグをオンに設定し
(ステップ344)、ステップ324に進む。一方、比
較ファイル番号cがMAXcと一致しない場合には(ス
テップ318)、さらに着目登録ファイル番号jがMA
Xjと一致するかどうかを調べ(ステップ320)、一
致する場合には、カレントファイルインデックスのc+
1番目からMAXc番目のファイル名のエントリの新規
フラグをオンに設定し(ステップ322)、ステップ3
24に進む。そして、ステップ320で、着目登録ファ
イル番号jがMAXjと一致しなかった場合には、着目
登録ファイル番号jと比較ファイル番号cを1増加し、
tを0とし(ステップ346)、ステップ310に戻っ
て、登録ファイルインデックスに次に登録されたファイ
ル名の処理を行う。
【0023】さて、ステップ324では、登録ファイル
インデックスの削除フラグがオンに設定されているエン
トリのファイル名と一致するファイル名のエントリをジ
ョブリストから削除する。そして、ステップ326にお
いて、カレントファイルインデックスの新規フラグがオ
ンに設定されているエントリのファイル名を、順次、ジ
ョブリストにエントリを作成して追加し、各エントリの
日時に現在日時を設定する。
【0024】そして、タイマを設定し(ステップ32
8)、タイマがタイムアウトしたならば(ステップ33
0)、以上の処理を再度行う。すなわち、ステップ30
2〜ステップ326の処理は定期的に行われる。ここ
で、以上の処理によって、どのようにホットフォルダの
ドキュメントファイルの格納状態に応じてジョブリスト
の内容が更新されていくかを、その例によって説明す
る。いま、図4aに示すように、ステップ302で、そ
の時点のジョブリストの内容に基づき登録ファイルイン
デックスにE、F、Jのファイル名のエントリが当該順
番で作成され、ステップ304で、その時点のホットフ
ォルダに格納されたドキュメントファイルに基づき、カ
レントファイルインデックスにA〜E、G〜Kのファイ
ル名のエントリが当該順番で作成された場合を例にと
る。
【0025】すなわち、この例は、前回のジョブリスト
の更新後に、ドキュメントファイルFがホットフォルダ
から削除され、かつ、前回のジョブリストの更新後に、
A〜D、G〜I、Kのドキュメントファイルがホットフ
ォルダに追加された場合についてのものである。
【0026】この場合、まず、登録ファイルインデック
スの最初のファイル名Eがj=1のファイル名として選
択され、ステップ310で、カレントファイルインデッ
クスの先頭(c=1)から登録順に(ステップ34
0)、カレントファイルインデックスに登録されたファ
イル名と比較されていく。
【0027】そして、c=5、t=4となった時点で、
登録ファイルインデックスの最初のファイル名Eと、カ
レントファイルインデックスの5番目のファイル名Eが
一致する(ステップ312)ので、ステップ316で、
カレントファイルインデックスのc−t=5−4=1番
目のファイル名Aのエントリからc−1=5−1=4番
目のファイル名Dまでのエントリの新規フラグがオンに
設定される。
【0028】すなわち、以上の処理では、カレントファ
イルインデックスに登録されたファイル名のうち、登録
ファイルインデックスに登録された最初のファイル名と
一致するファイル名より、前のファイル名は全て新規に
ホットフォルダに格納されたドキュメントフォルダのも
のであるので、その新規フラグをオンに設定する。
【0029】なお、比較回数tは、登録ファイルインデ
ックスのj番目のファイル名につき行われた、ファイル
名が一致しなかった比較の回数を表すようになってい
る。比較ファイル番号cは、登録ファイルインデックス
のj番目のファイル名と比較するファイル名のカレント
ファイルインデックス中の順番を表すようになってい
る。
【0030】次に、ステップ346でjが1増加されて
2、cが1増加されて6、t=0とされて、登録ファイ
ルインデックスの2番目のファイル名Fがj=2のファ
イル名として選択され、カレントファイルインデックス
のc(=6)番目のファイル名Gから登録順に(ステッ
プ340)、カレントファイルインデックスに登録され
たファイル名と比較されていく。なお、ここでcとjを
1増加するのは、増加前のcとjについて、登録ファイ
ルインデックスの先頭からj番目のファイル名まで対応
するドキュメントファイルがホットフォルダから削除さ
れていないかどうかが判定済みであり、カレントファイ
ルインデックスの先頭からc番目のファイル名まで対応
するドキュメントファイルがホットフォルダに新規に追
加されたものである判定済みであり、以降の処理では、
これら判定済みのファイル名は処理の対象から除外する
ためである。
【0031】さて、j=2では、登録ファイルインデッ
クスに登録されたファイル名Fのドキュメンファイルが
既にホットフォルダから削除されているので、ステップ
346の比較が一致することはなく、カレントファイル
インデックスのMAXc(=10)番目のファイル名K
との比較が終了する。この時点で、ファイル名が一致し
なかった比較回数を表す比較回数はt=4となってい
る。すると、ステップ332の判定に従って、ステップ
334へ処理が分岐され、登録ファイルインデックスの
j(=2)番目のファイル名Fのエントリの削除フラグ
がオンに設定される。
【0032】すなわち、登録ファイルインデックスに登
録されたファイル名のうち、カレントファイルインデッ
クスに登録された最後のファイル名まで比較しても一致
するファイル名が存在しないファイル名は、ホットフォ
ルダから削除された対応するドキュメントファイルのも
のであるので、削除フラグをオンに設定する。
【0033】そして、ステップ342で、jが1増加さ
れて3、cがc−t=10−4=5とされて6、t=0
とされて、登録ファイルインデックスの3番目のファイ
ル名Jがj=2のファイル名として選択され、カレント
ファイルインデックスのc(=6)番目のファイル名G
から登録順に(ステップ340)、カレントファイルイ
ンデックスに登録されたファイル名と比較されていく。
【0034】ここで、先程と異なり、cをc−tとする
のは、更新前のjとcについて、登録ファイルインデッ
クスのj番目のファイル名と一致するファイル名がカレ
ントファイルインデックスに登録されていなかったため
に、登録ファイルインデックスのj番目のファイル名と
の比較を開始したc−t番目のファイル名からc番目の
ファイル名まで、それが新規ホットフォルダに追加され
たドキュメントファイルであるかどうか判定できなかっ
たためである。
【0035】さて、登録ファイルインデックスの3番目
のファイル名Jは、c=9、t=3となった時点で、カ
レントファイルインデックスに9番目に登録されたファ
イル名Jと一致する。そこで、ステップ316で、カレ
ントファイルインデックスのc−t=9−3=6番目の
ファイル名Gのエントリからc−1=9−1=8番目の
ファイル名Iまでのエントリの新規フラグがオンに設定
される。
【0036】すなわち、カレントファイルインデックス
に登録されたファイル名のうち、カレントファイルイン
デックスのファイル名のうち、登録ファイルインデック
スに登録されたj番目のファイル名との比較を開始した
ファイル名から、当該j番目のファイル名と一致するフ
ァイル名の前のファイル名までの間のファイル名は全て
新規にホットフォルダに格納されたドキュメントフォル
ダのものであるので、その新規フラグをオンに設定す
る。
【0037】次に、この時、j=MAXj=3となるの
で、ステップ320により、処理はステップ322に分
岐され、カレントファイルインデックスのc+1=10
番目のファイル名Kのエントリ〜MAXc=10番目の
ファイル名Kのエントリまでのエントリの新規フラグが
オンに設定され、ステップ324へ処理が進む。すなわ
ち、カレントファイルインデックスのファイル名のう
ち、登録ファイルの最後のファイル名と一致したファイ
ル名より後のファイル名は、全て新規にホットフォルダ
に格納されたドキュメントフォルダのものであるので、
その新規フラグをオンに設定する。
【0038】さて、この時点では、以上の処理により登
録ファイルインデックスのファイル名Fのエントリの削
除フラグがオンに設定され、カレントファイルインデッ
クスのファイル名A〜D、G〜I、Kのエントリの新規
フラグがオンに設定されている。
【0039】したがって、ステップ324ではジョブリ
ストのファイル名Fのジョブが削除され、ステップ32
6ではファイル名A〜D、G〜I、Kのジョブがジョブ
リストに追加されることになる。次に、図4bに、他の
処理例を示す。この例では、ステップ302で、その時
点のジョブリストの内容に基づき登録ファイルインデッ
クスにE、H、J、Lのファイル名のエントリが当該順
番で作成され、ステップ304で、その時点のホットフ
ォルダに格納されたドキュメントファイルに基づき、カ
レントファイルインデックスにA〜E、G、Hのファイ
ル名のエントリが当該順番で作成された場合を例にと
る。
【0040】すなわち、この例は、前回のジョブリスト
の更新後に、ドキュメントファイルJとLがホットフォ
ルダから削除され、かつ、前回のジョブリストの更新後
に、A〜D、Gのドキュメントファイルがホットフォル
ダに追加された場合についてのものである。
【0041】この場合、図4aの例の場合と同様に、ま
ず、登録ファイルインデックスの最初のファイル名Eが
j=1のファイル名として選択され、ステップ310
で、カレントファイルインデックスの先頭(c=1)か
ら登録順に(ステップ340)、カレントファイルイン
デックスに登録されたファイル名と比較されていく。
【0042】そして、c=5、t=4となった時点で、
登録ファイルインデックスの最初のファイル名Eと、カ
レントファイルインデックスの5番目のファイル名Eが
一致する(ステップ312)ので、ステップ316で、
カレントファイルインデックスのc−t=5−4=1番
目のファイル名Aのエントリからc−1=5−1=4番
目のファイル名Dまでのエントリの新規フラグがオンに
設定される。
【0043】次に、ステップ346でjが1増加されて
2、cが1増加されて6、t=0とされて、登録ファイ
ルインデックスの2番目のファイル名Hがj=2のファ
イル名として選択され、カレントファイルインデックス
のc(=6)番目のファイル名Gから登録順に(ステッ
プ340)、カレントファイルインデックスに登録され
たファイル名と比較されていく。
【0044】そして、c=7、t=1となった時点で、
カレントファイルインデックスに7番目に登録されたフ
ァイル名Hと一致する。そこで、ステップ316で、カ
レントファイルインデックスのc−t=7−1=6番目
のファイル名Gのエントリからc−1=7−1=6番目
のファイル名Gまでのエントリの新規フラグがオンに設
定される。
【0045】次に、この時、c=MAXc=7となるの
で、ステップ318により、処理はステップ344に分
岐され、登録ファイルインデックスのj+1=3番目の
ファイル名Jのエントリ〜MAXj=4番目のファイル
名Lエントリまでのエントリの削除フラグがオンに設定
され、ステップ324へ処理が進む。
【0046】すなわち、登録ファイルインデックスに登
録されたファイル名のうち、カレントファイルインデッ
クスの最後のファイル名と一致するファイル名より後に
登録されたファイル名は、全てホットフォルダから削除
されたドキュメントファイルのものであるので、削除フ
ラグをオンに設定する。
【0047】さて、この時点では、以上の処理により登
録ファイルインデックスのファイル名J、Lのエントリ
の削除フラグがオンに設定され、カレントファイルイン
デックスのファイル名A〜D、Gのエントリの新規フラ
グがオンに設定されている。したがって、ステップ32
4ではジョブリストのファイル名J、Lのジョブが削除
され、ステップ326ではファイル名A〜D、Gのジョ
ブがジョブリストに追加されることになる。次に、図4
cに他の処理例を示す。すなわち、この例は、前回のジ
ョブリストの更新後に、ドキュメントファイルHがホッ
トフォルダから削除され、かつ、前回のジョブリストの
更新後に、A〜D、G、J、Kのドキュメントファイル
がホットフォルダに追加された場合についてのものであ
る。
【0048】この場合、図4aの例の場合と同様に、ま
ず、登録ファイルインデックスの最初のファイル名Eが
j=1のファイル名として選択され、ステップ310
で、カレントファイルインデックスの先頭(c=1)か
ら登録順に(ステップ340)、カレントファイルイン
デックスに登録されたファイル名と比較されていく。
【0049】そして、c=5、t=4となった時点で、
登録ファイルインデックスの最初のファイル名Eと、カ
レントファイルインデックスの5番目のファイル名Eが
一致する(ステップ312)ので、ステップ316で、
カレントファイルインデックスのc−t=5−4=1番
目のファイル名Aのエントリからc−1=5−1=4番
目のファイル名Dまでのエントリの新規フラグがオンに
設定される。
【0050】そして、次に、ステップ346でjが1増
加されて2、cが1増加されて6、t=0とされて、登
録ファイルインデックスの2番目のファイル名Hがj=
2のファイル名として選択され、カレントファイルイン
デックスのc(=6)番目のファイル名Gから登録順に
(ステップ340)、カレントファイルインデックスに
登録されたファイル名と比較されていく。
【0051】今回は、登録ファイルインデックスに登録
されたファイル名Hのドキュメンファイルが既にホット
フォルダから削除されているので、ステップ346の比
較が一致することはなく、カレントファイルインデック
スのMAXc(=8)番目のファイル名Kとの比較が終
了する。この時点で、ファイル名が一致しなかった比較
回数を表す比較回数はt=2となっている。すると、ス
テップ332の判定に従って、ステップ334へ処理が
分岐され、登録ファイルインデックスのj(=2)番目
のファイル名Hのエントリの削除フラグがオンに設定さ
れる。また、この場合は、j=MAXj=2となってい
るので、ステップ336の判定に従ってステップ338
に処理が分岐され、カレントファイルのc−t=8−2
=6番目のファイル名GのエントリからMAXc=8番
目のファイル名Kのエントリまでの各エントリの新規フ
ラグがオンに設定され、ステップ324に処理が進む。
【0052】すなわち、登録ファイルインデックスに登
録された最後のファイル名が、カレントファイルインデ
ックスの最後のファイル名と一致しなかった場合には、
カレントファイルインデックスのファイル名のうち、登
録ファイルインデックスに登録された最後のファイル名
との比較を開始したファイル名より以降のファイル名
は、全てホットフォルダに新規に格納されたドキュメン
トファイルのものであるので、新規フラグを設定する。
【0053】さて、この時点では、以上の処理により登
録ファイルインデックスのファイル名Hのエントリの削
除フラグがオンに設定され、カレントファイルインデッ
クスのファイル名A〜D、G〜Kのエントリの新規フラ
グがオンに設定されている。したがって、ステップ32
4ではジョブリストのファイル名Hのジョブが削除さ
れ、ステップ326ではファイル名A〜D、G〜Kのジ
ョブがジョブリストに追加されることになる。以上、ジ
ョブ監視部122の動作について説明した。次に、ジョ
ブ実行制御部121の動作について説明する。ジョブ実
行制御部121は、処理を開始すると、図5に示すジョ
ブ実行処理を行う。このジョブ実行処理では、図示する
ようにジョブリストにジョブが登録されているかどうか
を監視し(ステップ502)、ジョブが登録されていれ
ば、ジョブリストの先頭のジョブを取り出し、取り出し
たジョブのエントリに記述されているドキュメントファ
イルをホットフォルダから読み出して(ステップ50
4)、オペレーティングシステム11/プリンタドライ
バ111を介して、ドキュメントフォルダのプリンタ2
における印刷を制御する(ステップ506)。
【0054】そして、印刷が正常に終了したならば(ス
テップ508)、印刷を終了したジョブをジョブリスト
から削除し(ステップ510)、オペレーティングシス
テム11に要請し、印刷したドキュメントファイルを、
ホットフォルダから予め用意された処理済みフォルダに
移動する(ステップ512)。
【0055】以上、本発明の実施形態について説明し
た。ところで、以上では、ドキュメントファイルをジョ
ブで処理する対象として、ジョブをドキュメントファイ
ルを印刷するジョブとして説明したが、以上のジョブリ
ストの更新の処理は、任意のキーによりソートすること
ができるデータを対象として、任意の処理を行うジョブ
について同様に適用可能である。たとえば、メールフォ
ルダに格納されたメールデータを対象として、メール送
信を行うジョブや、その他のジョブのジョブリストの更
新に同様に適用可能である。また、ジョブの処理の対象
とするデータは、必ずしも一つのフォルダに格納された
ものとする必要はなく、任意の条件で選定されるデータ
をジョブの処理の対象とするようにして良い。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ジョブ
の対象となるデータの存在に基づいて行うジョブ登録の
処理を効率化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るコンピュータシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る印刷処理サーバ12と
ホットフォルダの関係を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係るジョブリスト更新処理
の手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態に係るジョブリスト更新処理
の具体例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係るジョブ実行処理の手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:コンピュータ、2:プリンタ、11:オペレーティ
ングシステム、12:印刷処理サーバ、13〜14:ア
プリケーション、111:プリンタドライバ、121:
ジョブ実行制御部、122:ジョブ監視部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の記憶領域に格納された各ファイルを
    処理するためのジョブが登録されたジョブリストを記憶
    する記憶手段と、 間欠的に、前記記憶領域に格納されている各ファイルに
    ついてのみ、当該ファイルを処理するジョブが前記ジョ
    ブリストに登録されるように当該ジョブリストを更新す
    るジョブリスト更新手段と、 前記ジョブリストに登録されたジョブを順次実行するジ
    ョブ実行手段とを有し、 前記ジョブリスト更新手段は、 ジョブリストに登録されたジョブに対応するファイルの
    ファイル識別子を所定の基準に従ってソートして登録し
    たジョブインデックスと、前記記憶領域に格納されたフ
    ァイルのファイル識別子を前記基準に従ってソートして
    登録したカレントインデックスとを作成するソート手段
    と、 ジョブインデックスに登録されたファイル識別子を、ジ
    ョブインデックスにカレントインデックスに最後に登録
    されているファイル識別子と一致するファイル識別子が
    存在する場合には先頭のファイル識別子から少なくとも
    前記一致するファイル識別子まで、ジョブインデックス
    に登録された順番に、順次着目ファイル識別子として選
    択し、着目ファイル識別子を選択した各回について、カ
    レントインデックスに登録されたファイル識別子のう
    ち、今回に先行する回において着目ファイル識別子と一
    致したファイル識別子が存在する場合には今回に先行す
    る直近の回において着目ファイル識別子と一致したファ
    イル識別子より後にカレントインデックスに登録されて
    いる各ファイル識別子を、他の場合にはカレントインデ
    ックスに登録されている各ファイル識別子を、少なくと
    も、今回の着目ファイル識別子と一致するファイル識別
    子がカレントインデックスの存在する場合には当該一致
    するファイル識別子まで、他の場合には最後のファイル
    識別子まで、カレントインデックスに登録された順番に
    順次検証ファイル識別子としながら、今回の着目ファイ
    ル識別子と各検証ファイル識別子とを比較し、当該着目
    ファイル識別子と検証ファイル識別子が一致した場合
    に、当該一致した検証ファイル識別子を除く他の今回検
    証ファイル識別子とした各ファイル識別子のファイルを
    処理するジョブをジョブリストに追加し、当該着目ファ
    イル識別子と一致する検証ファイル識別子が存在しなか
    った場合に、当該着目ファイル識別子としたファイル識
    別子のファイルのジョブをジョブリストから削除するジ
    ョブ登録処理手段を有することを特徴とするジョブ処理
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のジョブ処理装置であって、 前記ジョブ登録処理手段は、 ジョブインデックスに最後に登録されたファイル識別子
    を着目ファイル識別子として選択した回について、当該
    着目ファイル識別子と検証ファイル識別子が一致し、か
    つ、当該一致した検証ファイル識別子としたファイル識
    別子より後にカレントインデックスに登録されているフ
    ァイル識別子が存在する場合には、当該存在するファイ
    ル識別子のファイルを処理するジョブをジョブリストに
    追加し、当該着目ファイル識別子と一致する検証ファイ
    ル識別子が存在しなかった場合に、当該着目ファイル識
    別子としたファイル識別子のファイルのジョブをジョブ
    リストから削除し、今回検証ファイル識別子とした各フ
    ァイル識別子のファイルを処理するジョブをジョブリス
    トに追加することを特徴とするジョブ処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のジョブ処理装置で
    あって、 前記ジョブ登録処理手段は、 カレントインデックスに最後に登録されたファイル識別
    子である検証ファイル識別子が着目ファイル識別子と一
    致し、当該着目ファイル識別子として選択されたファイ
    ル識別子より後にジョブインデックスに登録されたファ
    イル識別子が存在する場合には、当該存在するファイル
    識別子のファイルを処理するジョブをジョブリストから
    削除し、当該着目ファイル識別子として選択されたファ
    イル識別子より後にジョブインデックスに登録されたフ
    ァイル識別子を着目ファイル識別子として選択しないこ
    とを特徴とするジョブ処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3記載のジョブ処理装
    置であって、 前記記憶領域はフォルダであって、前記ファイル識別子
    はファイル名であって、前記ジョブは前記ファイルの処
    理としてファイルを印刷処理を行うものであることを特
    徴とするジョブ処理装置。
  5. 【請求項5】コンピュータシステムにおいてジョブリス
    トにジョブを登録し、前記ジョブリストに登録されたジ
    ョブを実行するジョブ処理方法であって、 間欠的に、所定の条件を満たす各データについてのみ、
    当該データを処理するジョブがジョブリストに登録され
    るように当該ジョブリストを更新するジョブリスト更新
    ステップと、 前記ジョブリストに登録されたジョブを順次実行するジ
    ョブ実行ステップとを有し、 前記ジョブリスト更新ステップは、 ジョブリストに登録されたジョブに対応するデータのデ
    ータ識別子を所定の基準に従ってソートして登録したジ
    ョブインデックスと、前記記憶領域に格納されたデータ
    のデータ識別子を前記基準に従ってソートして登録した
    カレントインデックスとを作成するステップと、 ジョブインデックスに登録された各データ識別子を、ジ
    ョブインデックスにカレントインデックスに最後に登録
    されているデータ識別子と一致するデータ識別子が存在
    する場合には先頭のデータ識別子から少なくとも前記一
    致するデータ識別子まで、ジョブインデックスに登録さ
    れた順番に、順次着目データ識別子として選択し、着目
    データ識別子を選択した各回について、カレントインデ
    ックスに登録されたデータ識別子のうち、今回に先行す
    る回において着目データ識別子と一致したデータ識別子
    が存在する場合には今回に先行する直近の回において着
    目データ識別子と一致したデータ識別子より後にカレン
    トインデックスに登録されているデータ識別子を、他の
    場合にはカレントインデックスに登録されている各デー
    タ識別子を、少なくとも、今回の着目データ識別子と一
    致するデータ識別子がカレントインデックスの存在する
    場合には当該一致するデータ識別子まで、他の場合には
    最後のデータ識別子まで、カレントインデックスに登録
    された順番に順次検証データ識別子としながら、今回の
    着目データ識別子と検証データ識別子とを比較し、当該
    着目データ識別子と検証データ識別子が一致した場合
    に、当該一致した検証データ識別子を除く他の今回検証
    データ識別子とした各データ識別子のデータを処理する
    ジョブをジョブリストに追加し、当該着目データ識別子
    と一致する検証データ識別子が存在しなかった場合に、
    当該着目データ識別子としたデータ識別子のデータのジ
    ョブをジョブリストから削除するステップとを有するこ
    とを特徴とするジョブ処理方法。
  6. 【請求項6】コンピュータによって読み取られ実行され
    るコンピュータプログラムであって、 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータに間
    欠的に、前記コンピュータ上の所定の条件を満たす各デ
    ータについてのみ、当該データを処理するジョブがジョ
    ブリストに登録されるように当該ジョブリストを更新す
    るジョブリスト更新ステップと、 前記ジョブリストに登録されたジョブを順次実行するジ
    ョブ実行ステップとを実行させ、 前記ジョブリスト更新ステップは、 ジョブリストに登録されたジョブに対応するデータのデ
    ータ識別子を所定の基準に従ってソートして登録したジ
    ョブインデックスと、前記記憶領域に格納されたデータ
    のデータ識別子を前記基準に従ってソートして登録した
    カレントインデックスとを作成するステップと、 ジョブインデックスに登録された各データ識別子を、ジ
    ョブインデックスにカレントインデックスに最後に登録
    されているデータ識別子と一致するデータ識別子が存在
    する場合には先頭のデータ識別子から少なくとも前記一
    致するデータ識別子まで、ジョブインデックスに登録さ
    れた順番に、順次着目データ識別子として選択し、着目
    データ識別子を選択した各回について、カレントインデ
    ックスに登録されたデータ識別子のうち、今回に先行す
    る回において着目データ識別子と一致したデータ識別子
    が存在する場合には今回に先行する直近の回において着
    目データ識別子と一致したデータ識別子より後にカレン
    トインデックスに登録されているデータ識別子を、他の
    場合にはカレントインデックスに登録されている各デー
    タ識別子を、少なくとも、今回の着目データ識別子と一
    致するデータ識別子がカレントインデックスの存在する
    場合には当該一致するデータ識別子まで、他の場合には
    最後のデータ識別子まで、カレントインデックスに登録
    された順番に順次検証データ識別子としながら、今回の
    着目データ識別子と各検証データ識別子とを比較し、当
    該着目データ識別子と検証データ識別子が一致した場合
    に、当該一致した検証データ識別子を除く他の今回検証
    データ識別子とした各データ識別子のデータを処理する
    ジョブをジョブリストに追加し、当該着目データ識別子
    と一致する検証データ識別子が存在しなかった場合に、
    当該着目データ識別子としたデータ識別子のデータのジ
    ョブをジョブリストから削除するステップとを有するこ
    とを特徴とするコンピュータプログラム。
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