JP2003315904A - 光学機器 - Google Patents

光学機器

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JP2003315904A
JP2003315904A JP2002116565A JP2002116565A JP2003315904A JP 2003315904 A JP2003315904 A JP 2003315904A JP 2002116565 A JP2002116565 A JP 2002116565A JP 2002116565 A JP2002116565 A JP 2002116565A JP 2003315904 A JP2003315904 A JP 2003315904A
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camera
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JP2002116565A
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Masanobu Ueda
正信 上田
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学機器に補助グリップを取付ることによ
り、機能を妨げないようにできて操作性、携帯性を向上
できるようにする。 【解決手段】 小型縦型の光学機器本体10における一
方の側部に操作ボタン26を配置し、この光学機器本体
10における操作ボタン26を配置した側部から滑らか
に連なる状態で握り部材18が配置されるよう補助グリ
ップ14を取り付けて用いることにより、補助グリップ
14の握り部材18を片手で把持して小型縦型の光学機
器本体10が揺れ動かないように保持可能とし、この把
持している手の指を使って、光学機器本体10における
操作ボタン26を操作可能とし、この操作ボタン26を
操作する動作によって揺れ動いて不都合を生じないよう
にし、光学機器の使い勝手をより良好にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、補助グリップを
取付た状態で使用するのに好適である、カメラ等の手に
持って操作可能な光学機器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、手に持って操作可能な光学機器
として、いわゆる電子カメラ(デジタルカメラ)又はい
わゆる銀塩カメラ(フィルムカメラ)が広く使われてい
る。
【0003】このような手に持って操作可能な光学機器
である一眼レフの電子カメラでは、カメラ本体の電子化
によりカメラ本体の重量が重くなることがある。これと
共に、カメラ本体に、比較的大型のオートフォーカスレ
ンズ装置若しくはズームレンズ装置又は望遠系レンズ装
置を着脱可能に装着して使用する場合には、さらにカメ
ラの重量が重くなり、さらに重心がレンズ側に移って不
安定でより重く感じることがある。
【0004】このため従来では、登実第3009816
号公報に提案されているように、カメラにあるJIS規
格の三脚ネジ穴を利用してレンズ下部方向にL字形のグ
ラビテーショングリップを装着する。
【0005】そして使用者は、カメラの携帯時にグラビ
テーショングリップを把持して、カバン等を下げるよう
な姿勢で重量の重いカメラの重心付近を保持する事によ
り携帯する。また使用者は、カメラの撮影時にグラビテ
ーショングリップを左手でマイク等を持つような姿勢で
把持して重量の重いカメラの重心付近を保持する事によ
り、手ブレ防止を図る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、手に持って操作
可能な光学機器である電子カメラでは、例えば縦型にし
て小型軽量化を図ると共に、カメラ本体にストロボ装置
等を設置して多機能化したものの開発が急がれている。
【0007】このような小型縦型のカメラでは、レリー
ズボタン(いわゆるシャッタ)を小型縦型のカメラ本体
における天面部に配置すると、レリーズボタンを容易に
操作可能なようにしてカメラを手で支持したときに、レ
リーズボタンにかけた以外の指が、例えばカメラ本体に
配置したストロボ装置の発光面にかかる状態となり易
い。
【0008】このようにストロボ装置の発光面に指がか
かって遮光された状態でストロボ装置を発光させると、
被写体に当たるストロボ光の光量が不足して適切な露光
条件で撮影することができなくなるという問題がある。
【0009】また、レリーズボタンを容易に操作可能な
状態でカメラを手で支持したときの一部の指がストロボ
装置の発光面にかからないようにするためにレリーズボ
タンをカメラ本体における側面部に配置すると、レリー
ズボタンを押す動作時にカメラのレンズの光軸に対して
横方向に働く力によっていわゆる手ブレ(シャッタが作
動している時にカメラが動いてしまって画像がはっきり
写らなかったときの現象)を起こしやすくなるという問
題がある。
【0010】そこで小型縦型のカメラでは、これに対し
て前述のような従来のグラビテーショングリップをその
まま装着して利用しようとすると、従来のグラビテーシ
ョングリップが比較的重量が重い光学機器であるカメラ
を使用者が手で持って操作し易くするよう構成されてい
ることから、かえって携帯に不便になったり、グラビテ
ーショングリップを利用してカメラを支持している片手
でカメラのレリーズボタンを押す操作を行うのが困難で
操作性が悪くなる。このように従来のグラビテーション
グリップでは、これを小型縦型のカメラ等の小型軽量で
手に持って操作可能な光学機器にそのまま装着して使用
するのに不向きであるという問題がある。
【0011】本発明は上記事実に鑑み、補助グリップを
取付て使用すると、光学機器の機能を妨げることを防止
できて操作性が向上し、携帯性を向上できる光学機器を
新たに提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の光学機器は、第
1に、一方の側部に操作ボタンを配置した小型縦型の光
学機器本体と、小型縦型の光学機器本体における操作ボ
タンを配置した側部から滑らかに連なる状態で握り部材
が配置されるようにして、光学機器本体に取り付けられ
る補助グリップと、の組み合わせを特徴とする。
【0013】上述のように構成することにより、小型縦
型の光学機器本体に補助グリップを取り付けて用いる場
合には、補助グリップの握り部材を片手で把持して小型
縦型の光学機器本体が揺れ動かないように確実に保持で
きる。よって、小型縦型の光学機器であっても、その機
能を的確に発揮させることができる。
【0014】また、補助グリップの握り部材を片手で把
持した状態で、この把持している手の指を使って、小型
縦型の光学機器本体における一方の側部に配置した操作
ボタンを操作可能にすることにより、小型縦型の光学機
器本体に設置した操作ボタンを操作する動作によって光
学機器本体が揺れ動いて不都合を生じないようにし、光
学機器の使い勝手をより良好にできる。
【0015】さらに、小型縦型の光学機器本体が小型縦
型であっても、握り部材を把持して小型縦型の光学機器
本体を保持できるので、光学機器本体を保持する動作に
よって小型縦型の光学機器本体に配置したレンズや光学
的な機能を有する機器に対して機能を損なわせることを
防止できる。
【0016】第2に、請求項1に記載の光学機器におい
て、小型縦型の光学機器本体は、縦80mm以下の縦長
な矩形状に形成されていることを特徴とする。
【0017】上述のように構成することにより、請求項
1に記載の光学機器における作用、効果に加えて、この
小型縦型の光学機器本体が、経験則上光学機器本体を手
で扱うときに扱い難くなる指標の大きさ以下であって
も、その使い勝手を良好にすることができる。
【0018】第3に、請求項1又は請求項2に記載の光
学機器において、小型縦型の光学機器本体の側部におけ
る、握り部材を把持した手の指で操作可能な位置に操作
ボタンを配置したことを特徴とする。
【0019】上述のように構成することにより、請求項
1又は請求項2に記載の光学機器における作用、効果に
加えて、握り部材を把持した手の指で、操作ボタンを操
作することが可能になるので、操作ボタンの操作が容易
になると共に、操作ボタンを操作した際に小型縦型の光
学機器本体が動いて、その機能上の障害を引き起こすこ
とを防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の光学機器に関する実施の
形態について、以下に図面を参照しながら説明する。本
実施の形態に係わる光学機器は、図1乃至図4に示すよ
うに、小型縦型のカメラとして構成する。
【0021】この小型縦型のカメラ本体10は、経験則
上カメラ機器本体を手で扱うときに扱い難くなる指標の
大きさ以下と考えられる、縦(高さ)80mm以下の縦
長な矩形状に形成する。この小型縦型のカメラ本体10
には、その底部中央にJIS規格の三脚ネジ穴12を配
置する。この小型縦型のカメラ本体10は、その三脚ネ
ジ穴12に、三脚15の台部に設置した雄ねじ17を螺
挿することによって三脚15に固定し、撮影の作業を行
えるようにする。
【0022】これと共に、小型縦型のカメラ本体10に
は、その三脚ネジ穴12を利用して補助グリップ14を
装着する。この補助グリップ14は、小型縦型のカメラ
本体10底部に固定する支持板16の一端部に、握り部
材18の上端部を軸着した一体の部材(アタッチメン
ト)として構成する。
【0023】この補助グリップ14の支持板16は、小
型縦型のカメラ本体10の底部に適合した矩形の板状に
形成し、その中央部には、三脚ネジ穴12に螺挿可能な
雄ねじである取付ねじ20を、回動自在にかつ抜け落ち
ないように装着する。
【0024】さらに、支持板16には、その一端部にヒ
ンジ部22を設ける。このヒンジ部22には、軸ピン2
4を介して握り部材18の上端部を軸着する。これによ
り、補助グリップ14は、その支持板16と握り部材1
8とを軸着するヒンジ部22で回動して図1に示すよう
に鉤形(逆L字形)に開いた使用状態にし、又は支持板
16と握り部材18とを図2に示すように合わせるよう
に閉じた一文字状の収納状態にできるように構成する。
【0025】なお、補助グリップ14は、その使用状態
の姿勢と収納状態との姿勢をそれぞれ保持すると共に解
除可能なように、簡易ロック機構(クリック機構等)を
設ける。
【0026】また握り部材18には、使用者が片方の手
でしっかりと握って持ち易いようにするための凹凸を形
成する。
【0027】このように構成した補助グリップ14は、
その取付ねじ20を三脚ネジ穴12に螺挿して図4に示
すように小型縦型のカメラ本体10に一体に取付て使用
状態としたときに、カメラ本体10の一方の側部に、補
助グリップ14の握り部材18の外側部が滑らかに連な
るように構成する(例えば、面一となるように構成す
る)。
【0028】このように構成することにより、使用者
は、補助グリップ14の握り部材18を握ると、図4に
示すように、握り部材18を握った手の人差し指側がカ
メラ本体10の一方の側部に無理無く触る状態となる。
【0029】図1、図3及び図4に示すように、小型縦
型のカメラ本体10における、握り部材18を握った手
の人差し指側が触るカメラ本体10の一方の側部には、
握り部材18を握った手の人差し指が、操作し易い位置
に操作ボタンであるレリーズボタン(いわゆるシャッタ
ボタン)26を配置する。
【0030】この小型縦型のカメラ本体10における一
方の側部に設置する操作ボタンであるレリーズボタン2
6の配置位置は、図1、図3及び図4に実線で示すよう
に小型縦型のカメラ本体10の図で上部に配置しても良
いし、図1及び図3に想像線で示すように小型縦型のカ
メラ本体10の図で下部に配置しても良い。なお図示し
ないが、カメラ本体10の一方の側部における中間部に
設置しても良い。
【0031】また、このようにレリーズボタン26を小
型縦型のカメラ本体10の側部に配置する場合には、小
型縦型のカメラ本体10の天面に縦長の場所をとるレリ
ーズボタン26を配置する構成に比べて、小型縦型のカ
メラ本体10における縦方向(高さ方向)の長さを短く
構成することが可能になる。なお、このレリーズボタン
26は、その他種々の機能用の操作ボタンであっても良
い。
【0032】この図1、図3及び図4に図示する小型縦
型のカメラ本体10は、被写体像を表わす映像信号をデ
ィジタル画像データに変換しかつデータ圧縮したのちに
半導体メモリ(内蔵メモリ、例えば、カメラ内蔵のフラ
ッシュメモリ、または着脱自在なカード状メモリ)に記
憶するディジタル・スチル・カメラとして構成する。
【0033】この小型縦型のカメラ本体10における一
方の側部に前述したように設置したレリーズボタン26
は、いわゆる2段ストローク・タイプのものとして構成
する。
【0034】すなわちレリーズボタン26は、図示しな
い第1と第2のスイッチを有し、レリーズボタン26の
第1段階の押下で第1スイッチがオンとなり,このオン
信号に応答して撮影準備をするために合焦動作等の各種
動作が開始し、レリーズボタン26がさらに押し込まれ
て第2段階に達すると第2スイッチがオンとなり,この
オン信号に応答して撮影動作が開始されるよう構成す
る。
【0035】また、小型縦型のカメラ本体10の前面に
は,撮像レンズ装置28、ストロボ発光部30、図示し
ないが必要に応じて、ファインダ、測距窓等の遮光され
ると機能できないものが装着されている。
【0036】これら撮像レンズ装置28、ストロボ発光
部30等の遮光されると機能できないものは、図4に示
すように小型縦型のカメラ本体10の前面部における握
り部材18を握った手の各指が置かれ難い場所へ配置す
る。これにより、使用者が小型縦型のカメラ本体10を
保持するため握り部材18を把持した際に、撮像レンズ
装置28又はストロボ発光部30等の遮光されると機能
できないものが、手で隠されることが無いようにする。
【0037】この小型縦型のカメラ本体10の背面に
は、画像表示部(モニタ)32を設ける。この画像表示
部32は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)で構成
する。
【0038】また小型縦型のカメラ本体10の背面に
は、図示しないが、主電源スイッチ、テレ・ワイド設定
ボタン、ストロボ強制撮影設定ボタン、時刻設定ボタ
ン、再生モード設定ボタン、圧縮率設定ボタン等の各種
操作ボタンを配置する。
【0039】そして、画像表示部32は、図3に示すよ
うに小型縦型のカメラ本体10の背面部における握り部
材18を握った手の各指が置かれ難い、図に向かって上
部に配置する。これにより、使用者が小型縦型のカメラ
本体10を保持するため握り部材18を把持した際に、
画像表示部32が手で隠されることが無いようにでき
る。
【0040】また、小型縦型のカメラ本体10の背面に
配置する、図示しない主電源スイッチ、テレ・ワイド設
定ボタン、ストロボ強制撮影設定ボタン、時刻設定ボタ
ン、再生モード設定ボタン、圧縮率設定ボタン等の各種
操作ボタンは、それぞれ必要に応じて、小型縦型のカメ
ラ本体10における、握り部材18を握った手の例えば
親指又はその他の指が操作し易い位置に配置する。
【0041】この小型縦型のカメラ本体10では、撮像
レンズ装置28の後方に図示しないCCD(撮像素子)
を配設し、撮像レンズ装置28を通してCCDの受光面
に結像した被写体像を、CCDにおいて光電変換し、画
像信号として順次読み出すように構成する。
【0042】この画像信号は、信号処理部に伝達され
て、ゲイン調整、A/D変換、輝度/色差信号信号生
成、及びガンマ補正等の信号処理をされてから画像表示
部32に導かれる。そして、画像表示部32上に撮影画
像が表示される。
【0043】また、小型縦型のカメラ本体10は、自動
露出調整(AE)機能及びオートフォーカス(AF)機
能を具備しており、使用者が小型縦型のカメラ本体10
の撮像レンズ装置28を被写体に向けるだけで、最適な
露出調整及びピント合わせが自動的に行われるように構
成する。
【0044】そしてこのとき画像表示部32に映し出さ
れる画像(プレビュー動画)を見ながら構図を決定し、
レリーズボタン26を押圧すると、画像表示部32の画
像が静止(フリーズ)し、レリーズボタン26の押圧時
にCCDから読み出された画像信号が所定の処理を経て
内蔵メモリ、例えば、カメラ内蔵のフラッシュメモリ、
または着脱自在なカード状メモリ等の記録部に記録され
る。そして、かかる記録処理が完了すると、フリーズを
解除して動画又は間欠画表示のモードに戻る。
【0045】また、小型縦型のカメラ本体10は、再生
モードを有し、記録部に記録されている画像データを読
み出してその画像を画像表示部32上に表示したり、或
いは、図示しないパーソナルコンピュータ(パソコン)
等の外部機器から通信機能や入出力端子(不図示)を介
して画像データを受入し、その画像を画像表示部32
(モニタ)上に表示可能に構成する。
【0046】次に、上述のように構成された本実施の形
態に係る小型縦型のカメラ本体10に補助グリップ14
を取付るものの作用及び使用方法について説明する。
【0047】このカメラ本体10は、縦(高さ)80m
m以下の小型縦型に構成されており、その底部にJIS
規格の三脚ネジ穴12が配置されている。
【0048】このような小型縦型のカメラ本体10は、
これを携帯する場合に、補助グリップ14を利用すると
便利である。このため、小型縦型のカメラ本体10の三
脚ネジ穴12に補助グリップ14の取付ねじ20を螺挿
することにより、容易に補助グリップ14を取り付けて
使用する。
【0049】補助グリップ14を取り付けた小型縦型の
カメラ本体10を携行する場合には、図4に示すよう
に、補助グリップ14を開いた状態とし、使用者が片手
で握り部材18だけを把持して持ち歩くことができる。
よって使用者は、棒状の握り部材18を握るという持ち
易い状態で取り扱える。
【0050】また、使用者が補助グリップ14を取り付
けた小型縦型のカメラ本体10に取り付けた補助グリッ
プ14を手に持って携行する場合には、撮像レンズ装置
28等の部分に手が触れて指紋が付いて汚れないように
できる。
【0051】また、補助グリップ14を取り付けた小型
縦型のカメラ本体10を収納し、又は鞄やポケット等に
入れて持ち運ぶときには、小型縦型のカメラ本体10か
ら補助グリップ14を取り外し、補助グリップ14を図
2に示すように折り畳んで小さくした状態にして、それ
ぞれコンパクトな状態で持ち運ぶことができる。
【0052】さらに、補助グリップ14を取り付けたま
まの小型縦型のカメラ本体10を収納し、又は鞄やポケ
ット等に入れて持ち運ぶときには、小型縦型のカメラ本
体10の底部に補助グリップ14を図2に示すように折
り畳んで小さくした状態にして、コンパクトな状態で取
り扱うことができる。
【0053】補助グリップ14を取り付けた小型縦型の
カメラ本体10で撮影を行う場合には、使用者(撮影
者)は、片手(図4では右手)で握り部材18を握り、
例えば人差し指又は親指等を使ってレリーズボタン26
を押す操作を行うことにより、撮影する。この撮影操作
の際には、使用者が握り部材18を握ってしっかりと小
型縦型のカメラ本体10を微動だにしないように安定し
て保持できるので、手ブレを起こさないようにできる。
【0054】また、握り部材18が小型縦型のカメラ本
体10のレリーズボタン26を設けた側面に面一で連続
しているので、握り部材18を握った手の人差し指又は
親指等をレリーズボタン26側へ容易に伸ばして、楽な
姿勢で操作ができる。
【0055】さらに、使用者は、握り部材18の部分を
握って小型縦型のカメラ本体10を保持するので、小型
縦型のカメラ本体10のストロボ発光部30を不用意に
指で覆ってしまい、撮影した画像が露光不足になる等の
不都合を有効に防止できる。
【0056】これと共に、手で画像表示部32を覆い隠
すこともないので、使用者は、片手で小型縦型のカメラ
本体10の握り部材18を保持し、撮影時に画像表示部
32を見て構図の全体を確認しながら適切なタイミング
でレリーズボタン26を押す操作を行えるので、迅速に
撮影を行ったり、気軽に撮影を楽しむことができる。
【0057】また、小型縦型のカメラ本体10は、それ
補助グリップ14を取り付けない単体の状態で使用する
こともできる。
【0058】なお、小型縦型のカメラ本体10は、いか
なる種類のカメラ,例えばフィルムを光化学的に感光し
て被写体像をフィルムに固定する通常の銀塩カメラ,固
体電子撮像素子(たとえばCCD)を用い,この固体電
子撮像素子から出力される被写体像を表わす映像信号を
磁気的または電子的に固定する(フロッピィ・ディスク
に記録するまたはメモリに記憶する)スチル・ビデオ・
カメラであってもよい。
【0059】
【発明の効果】本発明の光学機器は、第1に、一方の側
部に操作ボタンを配置した小型縦型の光学機器本体と、
小型縦型の光学機器本体における操作ボタンを配置した
側部から滑らかに連なる状態で握り部材が配置されるよ
うにして、光学機器本体に取り付けられる補助グリップ
と、を組み合わせて用いるものである。
【0060】これにより、小型縦型の光学機器本体に補
助グリップを取り付けて用いる場合には、補助グリップ
の握り部材を片手で把持して小型縦型の光学機器本体が
揺れ動かないように確実に保持できる。よって、小型縦
型の光学機器であっても、その機能を的確に発揮させる
ことができるという効果がある。また、補助グリップの
握り部材を片手で把持した状態で、この把持している手
の指を使って、小型縦型の光学機器本体における一方の
側部に配置した操作ボタンを操作可能にすることによ
り、小型縦型の光学機器本体に設置した操作ボタンを操
作する動作によって光学機器本体が揺れ動いて不都合を
生じないようにし、光学機器の使い勝手をより良好にで
きるという効果がある。さらに、小型縦型の光学機器本
体が小型縦型であっても、握り部材を把持して小型縦型
の光学機器本体を保持できるので、光学機器本体を保持
する動作によって小型縦型の光学機器本体に配置したレ
ンズや光学的な機能を有する機器に対して機能を損なわ
せることを防止できるという効果がある。
【0061】第2に、小型縦型の光学機器本体は、縦8
0mm以下の縦長な矩形状に形成する。
【0062】これにより、この小型縦型の光学機器本体
が、経験則上光学機器本体を手で扱うときに扱い難くな
る指標の大きさ以下であっても、その使い勝手を良好に
することができるという効果がある。
【0063】第3に、小型縦型の光学機器本体の側部に
おける、握り部材を把持した手の指で操作可能な位置に
操作ボタンを配置して構成する。
【0064】これにより、握り部材を把持した手の指
で、操作ボタンを操作することが可能になるので、操作
ボタンの操作が容易になると共に、操作ボタンを操作し
た際に小型縦型の光学機器本体が動いて、その機能上の
障害を引き起こすことを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光学機器に関する実施の形態に係る
小型縦型のカメラ本体と、これに取り付け可能な補助グ
リップ及び三脚を示す概略斜視図である。
【図2】 本発明の光学機器に関する実施の形態に係る
小型縦型のカメラ本体に取り付け可能な補助グリップを
取り出して収納状態にした所を示す概略斜視図である。
【図3】 本発明の光学機器に関する実施の形態に係る
小型縦型のカメラ本体を取り出してモニタを設けた背面
を示す概略斜視図である。
【図4】 本発明の光学機器に関する実施の形態に係る
小型縦型のカメラ本体に補助グリップを取り付けて使用
している状態を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
10 小型縦型のカメラ本体 12 三脚ネジ穴 14 補助グリップ 16 支持板 18 握り部材 22 ヒンジ部 26 レリーズボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の側部に操作ボタンを配置した小型
    縦型の光学機器本体と、 前記小型縦型の光学機器本体における前記操作ボタンを
    配置した側部から滑らかに連なる状態で握り部材が配置
    されるようにして、前記光学機器本体に取り付けられる
    補助グリップと、 の組み合わせを特徴とする光学機器。
  2. 【請求項2】 前記小型縦型の光学機器本体は、縦80
    mm以下の縦長な矩形状に形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の光学機器。
  3. 【請求項3】 前記小型縦型の光学機器本体の側部にお
    ける、前記握り部材を把持した手の指で操作可能な位置
    に前記操作ボタンを配置したことを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の光学機器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015022687A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 菊一 西 タブレット端末用ハンドルとホルダー。

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