JP2003314273A - 排気系におけるフレキシブルジョイント構造 - Google Patents
排気系におけるフレキシブルジョイント構造Info
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Abstract
シブルジョイントであって、排気管に加わる捩り、曲げ
などの応力の吸収緩和効率およびその振動吸収能率を高
め、またフレキシブルジョイントを構成する、フレキシ
ブルチューブとアウタブレードとの接触をインナプレー
トにより回避してそれらの摩耗を防止し、さらに、その
インナプレートのエッジによるアウタブレードの損傷を
防止するようにした。 【解決手段】 多数の凸条部Pが同じ高さに形成された
フレキシブルチューブ7と、その外周を覆うアウタブレ
ード8と、それらの端部間に設けられるインナプレート
9とを備え、インナプレート9は、最外端の凸条部Po
と対面するプレート部9aと、そのプレート部9aの外
側から最外端の凸条部Poより離れる方向に巻かれるル
ープ状部9cを有し、そのループ状部9cは、フレキシ
ブルチューブ7の凸条部P,Poよりも高く形成され
る。
Description
動車の車体前部に配置された走行用エンジンから車体の
後方へ伸びる排気系の途中に接続される、排気系におけ
るフレキシブルジョイント構造に関するものである。
行用のエンジンを、車体の前部に配置したものでは、該
エンジンの排気系は、車体の前部からその後方へ向けて
延長されていて、その全長が長いため、自動車の走行時
に発生する走行振動やエンジンの運転振動が排気系に均
等に伝わらずに、排気系を構成する排気管の一部に局部
的に、曲げ、捩り、剪断などの応力が加わり、これがそ
の排気管に亀裂などを発生させる原因となっていた。
のような亀裂の発生を防止するために、排気管の途中に
断面コルゲート状のフレキシブルチューブを接続し、こ
のフレキシブルチューブにより前記応力を吸収するよう
にし、またこのフレキシブルチューブが、自動車の走行
時に、タイヤなどにより撥ね飛ばされた飛石などが当た
って損傷するのを防止するためフレキシブルチューブの
外周を筒状のアウタブレードにより覆うようにし、さら
に、フレキシブルチューブの外端部外周面と、アウタブ
レードの外端部内周面との強く擦れ合う部分にインナプ
レートを介在して、それらの摩耗、亀裂などの発生を防
止するようにしている。
ものでは、図5に示すように、フレキシブルチューブと
アウタブレードとの擦れ合いを防止するための、インナ
プレートはフレキシブルチューブの外端の外周面と、ア
ウタブレードの外端の内周面との間に配置されていて、
フレキシブルチューブの最外端の凸条部を覆うように、
その凸条部側に向けて湾曲しているので、少なくとも最
外端の凸条部を、残りの凸条部よりも低く形成しなけれ
ばならなかった。
キシブルチューブでは、凸条部の高さを低くすると曲げ
および伸び方向の両方のバネ定数が高くなり、特に凸条
部の高さを低くする個所が、両端に近いほど曲げ方向の
バネ定数がより高くなる傾向となるので、前述のよう
に、フレキシブルチューブの最外端の凸条部を、残りの
凸条部よりも低く設定すれば、フレキシブルチューブ全
体の曲げおよび伸び方向のバネ定数が高くなり、その結
果、排気系の揺動による、曲げ、伸びなどの応力を吸収
するというフレキシブルジョイント本来の機能が損なわ
れるという問題がある。そして、かかる問題を解決する
には、凸条部の数、凸条部の高さの増加、フレキシブル
チューブの板厚の薄肉化などの対策が必要となり、フレ
キシブルジョイントのコストアップ、大型化を招くとい
う別の問題がある。
は、インナプレートの先端部のエッジがアウタブレード
の内周面に近接しているため、このエッジがアウタブレ
ードの内周面に干渉して、該アウタブレードを損傷する
虞れがあるという問題もある。
であり、前記フレキシブルチューブおよびインナプレー
トに改良を加えて、前記問題をすべて解決した、新規な
排気系におけるフレキシブルジョイント構造を提供する
ことを目的とするものである。
め、本請求項1記載の発明は、上流側排気管と、下流側
排気管とを接続する排気系におけるフレキシブルジョイ
ント構造であって、接続端部を残して多数の同じ高さ
の、凸条部と凹条部とを交互に有して断面コルゲート状
に形成されるフレキシブルチューブと、このフレキシブ
ルチューブの外周を覆うアウタブレードと、前記フレキ
シブルチューブの最外端の凸条部と、前記アウタブレー
ドの端壁部間に設けられるインナプレートとを備え、前
記インナプレートは、前記アウタブレードとフレキシブ
ルチューブ間に挟持される接続端部と、この接続端部の
内側からフレキシブルチューブの最外端の凸条部の外側
面に対面するように径方向に伸びるプレート部と、その
プレート部の径方向外側より前記最外端の凸条部から離
れる方向にループ状に巻かれるループ状部とを有し、そ
のループ状部の高さが、前記フレキシブルチューブの凸
条部の高さよりも高く、アウタブレードとフレキシブル
チューブの間に環状の間隙を形成してなることを特徴と
しており、かかる特徴によれば、多数の凸条部と凹条部
を有するフレキシブルチューブは、その全長にわたり同
径に形成されてフレキシブルチューブの曲げ方向および
伸び方向のバネ定数が高くなることがなく、その上、フ
レキシブルチューブの多数の凸条部と凹条部は、アウタ
ブレードと接触することがないので、上流側および下流
側排気管にかかる捩り、曲げなどの応力の吸収緩和能率
およびその振動吸収能率を高めることができ、フレキシ
ブルチューブ自体の製作も容易になる。また、フレキシ
ブルチューブは、最外端の凸条部を、残りの凸条部と同
じ高さに形成したにも拘らず、インナプレートにより最
外端の凸条部とアウタブレードとの直接接触を回避した
ため、それらの接触部の摩耗を防止することができ、さ
らにインナプレートのループ状部は、最外端の凸条部に
対して離れる方向に湾曲していることにより、該インナ
プレートのエッジ部分が、アウタブレードの内面と干渉
することがなく、アウタブレードを損傷させることがな
い。
の発明は、前記請求項1記載のものにおいて、前記フレ
キシブルチューブの最外端の凸条部の外側面と、これと
対面するインナプレートのプレート状部との間に間隙を
形成したことを特徴としており、かかる特徴によれば、
前記請求項1記載の発明の奏する効果に加えて、前記間
隙の存在により、フレキシブルチューブの最外端の凸条
部が、インナプレート側にも変移することが可能である
ので、フレキシブルチューブのバネ定数の一層の低減化
を図ることができ、その振動吸収能率をより高めること
ができる。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
施例について説明する。
フレキシブルジョイント構造を、自動車用エンジンに実
施した場合であり、図1は、本発明フレキシブルジョイ
ント構造を自動車用エンジンの実施した場合の全体側面
図、図2は、図1の2−2線に沿うフレキシブルジョイ
ントの縦断側面図、図3は、図2のに仮想線囲い部分の
拡大図である。
は、その走行用エンジンEが横置き(そのクランク軸S
cが、自動車の前後方向と直交する方向)に搭載されて
いる。エンジンEの頭部前面に開口される吸気ポートに
は、吸気系Inが接続され、またその後面に開口される
排気ポートには、排気系Exが接続される。この排気系
Exは、前記排気ポートに一体に接続されるエキゾース
トマニホールドMeと、排気管Peとを備えている。前
記排気管Peは、自動車の床下を、前後方向に長く伸び
ていて上流側排気管1と、下流側排気管2とを備えてお
り、エキゾーストマニホールドMeと上流側排気管1と
の間に球面ジョイントJbが介在され、また、上流側排
気管1と下流側排気管2との間に、本発明にかかるフレ
キシブルジョイントJfが介在され、さらに下流側排気
管の途中には、触媒コンバータCaが介在されている。
触媒コンバータCaの下流側は、図示しない消音器を介
して大気に開口される。球面ジョイントJbのケーシン
グ部分は、ステー3を介して前記エンジンEの本体部分
に支持され、また下流側排気管2と触媒コンバータCa
との接続部は他のステー4を介して車体Bのクロスメン
バーに弾性支持されている。
流側排気管1の下流端と、下流側排気管2の上流端間に
は、本発明にかかるフレキシブルジョイントJfの前後
両端が溶接接続される。上流側排気管1の下流側と、下
流側排気管2の上流側はいずれも端部にいくにつれて段
階的に小径に形成されており、それらの最小径の、下流
端と上流端間は、可撓性のインナーパイプ5により気密
に連通接続されており、上流側排気管2を流れる排ガス
は、このインナーパイプ5を通って下流側排気管2へと
流れる。
状のパイプ素材5aを螺旋状に巻曲してカシメ止めし、
その外周をパイプ材5bにより被覆して構成されるが、
このインナーパイプ5は従来公知のものであるので、そ
の詳細な説明を省略する。
かるフレキシブルジョイントJfの構造を詳細に説明す
るに、このフレキシブルジョイントJfは、フレキシブ
ルチューブ7と、その外周を覆うアウタブレード8と、
フレキシブルチューブ7の両端部外周面と、アウタブレ
ード8の両端部内周面間に設けられる前、後のインナプ
レート9,9と、アウタブレード8の前後両端部外周を
覆う前、後のエンドプレート10,10とより構成さ
れ、これらは何れもステンレス鋼板により構成される。
分を構成していて多数の凸条部P…と凹条部D…とを交
互に連続した縦断面コルゲート状をなして全長にわたり
同径に形成される筒状部7aと、この筒状部7aの最外
端の凸条部Poの基部から軸方向に延びる前後の円筒状
の接続端部(取付端部)7b,7bとより形成されてい
て、充分な可撓性を保有しており、各凸条部Pおよび各
凹条部Dの断面形状は、図3に明瞭に示すように、基端
部から先端部にいくにつれて漸次末広状に拡がり、それ
らの先端部は、それらの基部よりも幅広に形成されてい
る。そして左右最外端の凸条部Po,Poの基部は、フ
レキシブルチューブ7の両端接続部(取付部)7b,7
bに一体につながっている。
キシブルチューブ7のコルゲート状筒状部7aを覆う直
状の円筒部8aと、該円筒部8aの前、後両端より径方
向内方に屈曲される端壁部8b,8bと、該端壁部8
b,8bの内側から軸方向に延びる小径な円筒状の両端
の接続端部(取付部)8c,8cとより構成されてい
る。 さらに、前記インナプレート9は、前記アウタブ
レード8とフレキシブルチューブ7の接続端部8b,7
b間に挟持される接続端部9bと、この接続端部9bの
軸方向の内側からフレキシブルチューブ7の最外端の凸
条部Poの外側面に対面するように径方向に外側に延び
るプレート部9aと、そのプレート部9aの径方向外端
から前記最外端の凸条部Poから離れる方向にループ状
に巻かれるループ状部9cとを有し、そのループ状部9
cは、フレキシブルチューブ7の凸条部P,Poよりも
高く、すなわち径方向に大きく形成されており、これに
より、フレキシブルチューブ7のコルゲート状筒状部7
aを覆うアウタブレード8の直状の円筒部8a内周面
と、フレキシブルチューブ7のコルゲート状筒状部7a
の外周面間には、環状の間隙sが形成され、フレキシブ
ルジョイントJfが撓曲された際にもそれらが接触する
ことがないようにしている。
よび端壁部8bを含む前後の外端部は、前記エンドプレ
ート10により被覆されている。
ューブ7、インナプレート9およびアウタブレード8
の、接続端部7b,9bおよび8bは、順次に積層さ
れ、さらに、アウタブレード8の接続端部8bの外面に
エンドプレート10の接続端部が積層され、それらの両
端縁は、上流側排気管1の下流端部および下流側排気管
2の上流側端部外周に溶接結合される。
明する。
ガスはエキゾーストマニホールドMe、球面ジョイント
Jb、上流側排気管1、フレキシブルジョイントJf、
下流側排気管2、触媒コンバータCa、および図示しな
い消音器を通り、その間にHC、COなどの有害成分が
浄化され、排気音が消音されて大気に放出される。
に配設されて、その全体の長さが長いため、自動車の走
行時に発生する振動やエンジンEの運転振動が排気系全
体に均等に伝わらずに、上流側および下流側排気管1,
2に捩り方向や曲げ方向の応力が発生するが、この応力
を、前記フレキシブルジョイントJfにより吸収緩和す
ることができる。特にこの発明に従うこの実施例では、
フレキシブルチューブ7の多数の凸条部P…と凹条部D
…を有する筒状部7aは、その全長にわたり同径に形成
されて、具体的には、最外端の凸条部Poが残りの凸条
部Pよりも低くなる(前記従来のもの)ことがないの
で、フレキシブルチューブ7の曲げ方向および伸び方向
のバネ定数が高くなることがなく、その上、フレキシブ
ルチューブ7の筒状部7aは、アウタブレード8と接触
することがないので、上流側および下流側排気管1,2
にかかる捩り、曲げなどの応力の吸収緩和能率およびそ
の振動吸収能率を高めることができ、フレキシブルチュ
ーブ7自体の製作も容易になる。また、フレキシブルチ
ューブ7は、最外端の凸条部Poを、残りの凸条部Pを
同じ高さに形成したにも拘らず、インナプレート9によ
り最外端の凸条部Poとアウタブレード8との直接接触
を回避したため、それらの接触部の摩耗を防止すること
ができ、さらにインナプレート9のループ状部9cは、
最外端の凸条部Poに対して離れる方向に湾曲している
ことにより、該インナプレート9のエッジ部分が、アウ
タブレード8の内面と干渉することがなく、アウタブレ
ード8を損傷させることがない。
例について説明する。
イントの一部の断面図であり、図中前記第1実施例と同
じ要素には、同じ符号が付される。
において、フレキシブルチューブ7の最外端の凸条部P
oの外側面と、インナプレート9の径方向に延びるプレ
ート状部9aとの間に、環状の間隙dを形成した場合で
あり、その他の構成は前記第1実施例のものと同じであ
る。
記間隙dの存在により、フレキシブルチューブ7の筒状
部7aの最外端の凸条部Poが、インナプレート9側に
も変移することが可能であり、これにより、フレキシブ
ルチューブ7のバネ定数の一層の低減化を図ることがで
き、その振動吸収能率をより高めることができる。
が、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。
よれば、フレキシブルチューブの多数の凸条部と凹条部
を有するフレキシブルチューブは、その全長にわたり同
径に形成されるので、フレキシブルチューブの曲げ方向
および伸び方向のバネ定数が高くなることがなく、その
上、フレキシブルチューブの凸条部と凹条部は、アウタ
ブレードと接触することがないので、上流側および下流
側排気管にかかる捩り、曲げなどの応力の吸収緩和能率
およびその振動吸収能率を高めることができ、フレキシ
ブルチューブ自体の製作も容易になる。また、フレキシ
ブルチューブは、最外端の凸条部を、残りの凸条部と同
じ高さに形成したにも拘らず、インナプレートにより最
外端の凸条部とアウタブレードとの直接接触を回避した
ため、それらの接触部の摩耗を防止することができ、さ
らにインナプレートのループ状部は、最外端の凸条部に
対して離れる方向に湾曲していることにより、該インナ
プレートのエッジ部分が、アウタブレードの内面と干渉
することがなく、アウタブレードを損傷させることがな
い。
記請求項1記載の発明の効果に加えて、フレキシブルチ
ューブの最外端の凸条部の外側面と、これと対面するイ
ンナプレートのプレート状部との間に間隙を形成したこ
とにより、フレキシブルチューブの最外端の凸条部が、
インナプレート側にも変移することが可能となり、フレ
キシブルチューブのバネ定数の一層の低減化を図ること
ができ、その振動吸収能率をより高めることができる。
エンジンに実施した場合の全体側面図(第1実施例)
の縦断側面図
(第2実施例)
面図
Claims (2)
- 【請求項1】 上流側排気管(1)と、下流側排気管
(2)とを接続する排気系におけるフレキシブルジョイ
ント構造であって、 接続端部(7b)を残して多数の同じ高さの、凸条部
(P)と凹条部(D)とを交互に有して断面コルゲート
状に形成されるフレキシブルチューブ(7)と、このフ
レキシブルチューブ(7)の外周を覆うアウタブレード
(8)と、前記フレキシブルチューブ(7)の最外端の
凸条部(Po)と、前記アウタブレード(8)の端壁部
(8b)間に設けられるインナプレート(9)とを備
え、 前記インナプレート(9)は、前記アウタブレード
(8)とフレキシブルチューブ(7)間に挟持される接
続端部(9b)と、この接続端部(9b)の内側からフ
レキシブルチューブ(7)の最外端の凸条部(Po)の
外側面に対面するように径方向に伸びるプレート部(9
a)と、そのプレート部(9a)の径方向外側より前記
最外端の凸条部(Po)から離れる方向にループ状に巻
かれるループ状部(9c)とを有し、そのループ状部
(9c)の高さが、前記フレキシブルチューブ(7)の
凸条部(P,Po)の高さよりも高く、アウタブレード
(8)とフレキシブルチューブ(7)の間に環状の間隙
(s)を形成してなることを特徴とする、排気系におけ
るフレキシブルジョイント構造。 - 【請求項2】 前記フレキシブルチューブ(7)の最外
端の凸条部(Po)の外側面と、これと対面するインナ
プレート(9)のプレート状部(9c)との間に間隙
(d)を形成したことを特徴とする、前記請求項1記載
の排気系におけるフレキシブルジョイント構造。
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