JP2003314116A - 車両用ドアロック装置 - Google Patents

車両用ドアロック装置

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JP2003314116A
JP2003314116A JP2002118127A JP2002118127A JP2003314116A JP 2003314116 A JP2003314116 A JP 2003314116A JP 2002118127 A JP2002118127 A JP 2002118127A JP 2002118127 A JP2002118127 A JP 2002118127A JP 2003314116 A JP2003314116 A JP 2003314116A
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door lock
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base portion
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JP2002118127A
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Shigeru Hayakawa
早川  茂
Norio Kimoto
典夫 木本
Katsutoshi Fukunaga
勝稔 福永
Riyuujiro Akizuki
龍次郎 秋月
Yasuhiko Sono
靖彦 園
Atsushi Yamaguchi
敦司 山口
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用ドアロック装置の外装を形成するハウ
ジングの防水性を向上させること 【解決手段】 ハウジング10が、車両用ドアロック装
置11の一方側の外装を形成する外カバー20と、車両
用ドアロック装置11の他方側の外装を形成すると共に
外カバー20と接合する内カバー21と、外カバー20
に一体的に形成され外カバー20と内カバー21の接合
する部分を覆う防水カバー24とを備える構成としたこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ドアロック
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用ドアロック装置として
は、例えば、特開2002−38799号公報に示され
るものがある。この車両用ドアロック装置は、車両ドア
を車両ボデーに対して閉保持状態と開可能状態とに切替
えるラッチ機構を、開扉手段の操作により作動させるオ
ープニング部材と、オープニング部材による前記ラッチ
機構の作動が可能なアンロック状態若しくは不可能なロ
ック状態とを切替えるロッキング部材と、オープニング
部材および前記ロッキング部材とを被覆すると共に外装
を形成するハウジングとを備えるものである。
【0003】このハウジングは、車両用ドアロック装置
が雨水等によって被水されるのを防止すると共に、車両
盗難目的の車両用ドアロック装置への接触を防ぎ車両の
盗難防止性を向上させている。また、このハウジング
は、車両用ドアロック装置の車両外側の外装を形成する
第1カバーと車両室内側の外装を形成する第2カバーと
が、それぞれの外周にて接合する構成となっている。こ
の接合する部分からは、ハウジング内に水の浸入は起こ
らないものとなっているが、車両用ドアロック装置内に
はロッキング部材としての電動モータ等も配設されてお
り、その性能を確保する上でもハウジングの防水性を向
上させることは非常に有用なことである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車両用ドア
ロック装置の外装を形成するハウジングの防水性を向上
させることを技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にて講じられた技術的手段は、車両ドアを車両
ボデーに対して閉保持状態と開可能状態とに切替えるラ
ッチ機構を、開扉手段の操作により作動させるオープニ
ング部材と、該オープニング部材による前記ラッチ機構
の作動が可能なアンロック状態若しくは不可能なロック
状態とを切替えるロッキング部材と、少なくとも前記オ
ープニング部材および前記ロッキング部材とを被覆する
と共に外装を形成するハウジングとを備える車両用ドア
ロック装置であって、前記ハウジングが、前記車両用ド
アロック装置の一方側の外装を形成する第1カバーと、
前記車両用ドアロック装置の他方側の外装を形成すると
共に前記第1カバーと接合する第2カバーと、前記第1
カバーに一体的に形成され前記第1カバーと前記第2カ
バーの接合する部分を覆う第3カバーとを備える構成と
したことである。
【0006】この構成においては、ハウジングは、車両
用ドアロック装置の一方側の外装を形成する第1カバー
と、他方側の外装を形成する第2カバーに対して、それ
らの接合する部分を覆う第3カバーを備えているため、
接合する部分へ、水が接近できないものとなっている。
よって、車両用ドアロック装置のハウジングの防水性は
向上したものとなっている。更に、本構成においては、
第3カバーが第1カバーに一体的に形成されていること
から、別部材として構成する場合と比較して部品点数が
少なく、組み付け性の観点においても好適なものとなっ
ている。
【0007】好ましくは、前記第1カバーが前記車両用
ドアロック装置の一方側に位置する第1基部および該第
1基部から前記車両用ドアロック装置の他方側に延在す
る第1連係部とを備え、前記第2カバーが前記車両用ド
アロック装置の他方側に位置する第2基部および該第2
基部から前記車両用ドアロック装置の一方側に延在する
第2連係部とを備え、前記第1連係部の端部が前記第2
連係部の端部と接合し、前記第3カバーが前記第1基部
から前記車両用ドアロック装置の他方側に延在すると共
に前記第3カバーの延在する長さが前記第1基部と前記
第2基部間の距離より大きく設定されている構成とする
と良い。
【0008】この構成では、車両用ドアロック装置を挟
んで第1基部と第2基部が配置されており、それぞれか
ら延在する第1連係部と第2連係部の端部が接合してい
る。そして、第3カバーが第1基部から第2基部よりも
他方側まで延在している。よって、第1連係部と第2連
係部の間の接合する部分に水が接近し難く、車両用ドア
ロック装置のハウジングの防水性が向上したものとな
る。
【0009】好ましくは、前記第3カバーが前記第1連
係部および前記第2連係部との間に隙間を備える構成と
すると良い。
【0010】この構成では、第3カバーが第1連係部お
よび第2連係部と接触していないため、第3カバーに付
着している水が、直接、第1連係部若しくは第2連係部
に伝わり難い構成となっている。つまり、第1連係部と
第2連係部の間の接合している部分に水が接近し難く、
車両用ドアロック装置のハウジングの防水性が向上した
ものとなる。
【0011】また、前記第1カバーが前記車両用ドアロ
ック装置の一方側に位置する第1基部を備え、前記第2
カバーが前記車両用ドアロック装置の他方側に位置する
第2基部を備え、前記第1基部若しくは前記第2基部の
何れか一方から他方側へ延在する連係部を形成されると
共に該連係部の端部が前記第1基部若しくは前記第2基
部の何れか他方と接合し、前記第3カバーが前記第1基
部から前記車両用ドアロック装置の他方側に延在すると
共に前記第3カバーの延在する長さが前記第1基部と前
記第2基部間の距離より大きく設定されている構成とし
ても良い。
【0012】この構成では、第1基部若しくは第2基部
の何れか一方から他方に延在する連係部により接合され
ている。そして、第3カバーが、第1基部から、第2基
部よりも他方側まで延在している。よって、接合する部
分に水が接近し難く、車両用ドアロック装置のハウジン
グの防水性が向上したものとなる。
【0013】好ましくは、前記第3カバーが前記連係部
との間に隙間を備える構成とすると良い。
【0014】この構成では、第3カバーが連係部と接触
していないため、第3カバーに付着している水が、直接
連係部に伝わり難い構成となっている。つまり、連係部
の端部に位置する接合部分に水が接近し難く、車両用ド
アロック装置のハウジングの防水性が向上したものとな
る。
【0015】好ましくは、前記第3カバーが傾斜部を備
える構成とすると良い。
【0016】この構成では、第3カバーに付着した水
が、傾斜部により流れ易い構造となっている。
【0017】好ましくは、前記第1ハウジングが車両外
側に位置すると共に前記第2ハウジングが車両室内側に
位置する構成とすると良い。
【0018】この構成では、車両外側に第1ハウジング
が位置し、そして第1ハウジングから第2カバー側へ第
3カバーが延在する構成となっている。よって、車両外
側からドア内に入り込む水を、第3カバーが確実に抑え
る構成となっている。従って、ハウジングの防水性は向
上したものとなる。
【0019】好ましくは、前記第1カバーと前記第2カ
バーが前記第1カバーおよび前記第2カバーの外周に沿
って接合しており、接合する部分に沿って溝が形成され
ている構成とすると良い。
【0020】この構成では、接合する部分に水が侵入し
た場合であっても、接合する部分に沿って、即ち第1カ
バーおよび第2カバーの外周に沿って水が流れる。よっ
てハウジング内には水が侵入し難い構成となっている。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1には、
ハウジング10(ハウジング)に外装が形成された車両
用ドアロック装置11(車両用ドアロック装置)が、車
両ドア12(車両ドア)に配設された状態を示してい
る。図1は、ドア11の厚方向を左右方向として示して
いる。車両用ドアロック装置11は、ドア11のアウタ
パネル11aとインナパネル11bの間に位置してお
り、図1示紙面奥行き方向にビス(図示無し)にて固定
されている。
【0022】車両用ドアロック装置11は、アウタパネ
ル11aに配設されたアウトサイドハンドル13(開扉
手段)若しくはインナトリム11cに配設されたインサ
イドハンドル(図示無し)(開扉手段)等の操作によっ
て、ドア11に配設されたラッチ機構(図示無し)を作
動させるものである。その結果、ドア11は車両ボデー
に対して、閉保持状態から開可能状態となり得る。車両
用ドアロック装置11の構成を説明すると、まず、車両
用ドアロック装置11は、アウトサイドハンドル13に
対してレバー14を介して連係される、オープンレバー
15を備えている。尚、オープンレバー15は、ケーブ
ル25や他のレバー(図示無し)を介してインサイドハ
ンドルにも連係されている。また、車両用ドアロック装
置11は、ハウジング10内に、オープンレバー15か
らラッチ機構までを機械的に連係するオープニング機構
(図示無し)(オープニング部材)を備えている。この
オープニング機構は、種々のリンクやレバーからなるも
のである。更に、車両用ドアロック装置11は、オープ
ンレバー15からラッチ機構までのオープニング機構に
よる連係の、接続状態と切断状態とを切替えるロッキン
グ機構(図示無し)(ロッキング部材)を備えている。
つまり、ロッキング機構は、オープニング機構によるラ
ッチ機構の作動が可能なアンロック状態と、不可能なロ
ック状態とを切替えるものである。ロッキング機構は、
種々のリンク等や、そのリンク等を作動させるためのモ
ータ等からなる。その他にも、車両用ドアロック装置1
1は、いわゆるチャイルドロック機構(図示無し)等を
備えている。
【0023】次に、図1乃至図4を基にして、ハウジン
グ10について説明する。図1に示す様に、ハウジング
10は、車両外側(車両幅方向外側)(一方側)に位置
して車両用ドアロック装置11の車両外側の外装を形成
する外カバー20(第1カバー)と、車両内側に位置し
て車両用ドアロック装置11の車両内側(車両幅方向室
内側)(他方側)の外装を形成する内カバー21(第2
カバー)を備えている。
【0024】図1および図2に示す様に、外カバー20
は、車両用ドアロック装置11の外側に位置して、ドア
11と略平行に位置する第1基部20a(第1基部)
と、第1基部20aの外周に沿って形成され、その外周
から、車両内側(内カバー21側)に所定量延在する第
1連係部20b(第1連係部)(図2示)を備えてい
る。尚、第1連係部20bの図2示下側には、ヒンジ部
20cを介してサブカバー20dが形成されている。サ
ブカバー部20dはヒンジ部20cを基準として第1連
係部20bに対して回動する構成となっている。そして
サブカバー部20dが、第1基部20aに対して閉じた
場合には、サブカバー部20dは、車両用ドアロック装
置11の車両内側の外装の一部を形成する構成となって
いる。
【0025】図1および図3に示す様に、内カバー21
は、車両用ドアロック装置11の内側に位置して、ドア
11と略平行に位置する第2基部21a(第2基部)
と、第2基部21aの外周に沿って形成され、その外周
から、車両外側(外カバー20側に所定量延在する第2
連係部21b(第2連係部)(図3示)を備えている。
【0026】図4に示す様に、第1連係部20bの車両
内側(図4示右側)の端部20eと、第2連係部21b
の車両外側(図4示左側)の端部21cは接合する構成
となっている。即ち、外カバー20と内カバー21は、
端部20eと端部21cにおいて接合している。この接
合は、外カバー20と内カバー21の外周に沿ってなさ
れており、また、この接合する部分には、端部20eお
よび端部21cに沿うように、溝部22(溝)が形成さ
れている。この溝部22に水が浸入した場合は、溝部2
2に沿って、即ち端部20e、21cに沿って水が流れ
る構成となっているため、ハウジング10内に水が浸入
しない構成となっている。尚、図3に示す様に、内カバ
ー21の第2連係部21bには、係止部23が形成され
ている。また、外カバー20の第1連係部20bには、
係止部23に対応する位置に、係止爪(図示無し)が形
成されている。この係止部23と係止爪との係止によ
り、端部20eと21c、即ち外カバー20と内カバー
21の接合が保持される構成となっている。
【0027】図2および図4に示す様に、外カバー20
には、第1基部20aから車両内側(図4示右側)に延
在する防水カバー24(第3カバー)が一体的に形成さ
れている。防水カバー24は、車両用ドアロック装置1
1の車両の上側(図2示上側)の略全体に渡って形成さ
れている。防水カバー24が第1基部20aから車両内
側へ延在する長さは、第1基部20aと第2基部21a
との間の距離(ハウジング10の車両幅方向の幅)より
大きく設定されている。即ち、防水カバー24の車両内
側の端部24aは、第2基部21aよりも、車両内側に
位置している。ここで、防水カバー24の図4示上側の
面は、山形状となっており、頂点部24bから、車両外
側と内側へ向って下るように、傾斜部24c(傾斜部)
が形成されている。よって、防水カバー24の上側面に
水がかかった場合は、車両の外側と内側へそれぞれ流れ
る。この場合、内側に流れた水が端部24aから図4示
下側へ落ちたとしても、前述の、端部24aが第2基部
21aよりも車両内側に位置する構造によって、内カバ
ー21には水が掛かり難いものとなっている。ひいて
は、端部20eと端部21cとの接合する部分には水が
接近し難い構成となっており、ハウジング10の防水性
が良いものとなっている。また、防水カバー24は、第
1連係部20bと第2連係部21bとの間に、図4示上
下方向に所定の隙間dを備える構成となっている。よっ
て、端部24aまで流れてきた水が、直接第2連係部2
0bに伝って、端部20eと端部21cの接合する部分
まで浸延することがなくなる。よってハウジング10の
防水性が良いものとなっている。
【0028】以上の様に、防水カバー24によって、ハ
ウジング10の防水性が良いものとなっているが、防水
カバー24は外カバー20に一体的に形成されているた
め、別部材を配設する場合と比較して、部品点数が少な
く、組み付け性の観点においても、好適なものとなって
いる。また、本実施の形態では、防水カバー24を、外
カバー20に一体的に形成される構成としたが、内カバ
ー21に一体的に形成される構成としても良い。しか
し、ドア11内への水は、車両外側から入りやすいとこ
ろ、防水カバー24を外カバー20から延在させた方
が、防水カバー24と、第1連係部20bおよび第2連
係部21bとの間の隙間dを車両室外側に設けないもの
となるため、水の侵入を効率よく防ぐ構成となってい
る。
【0029】(第2の実施の形態)第2の実施の形態を
図5に示す。本実施の形態では、第2基部21aに、車
両外側に向って延在し第1基部20aと接合する連係部
25(連係部)が構成されている。本実施の形態におい
ては、防水カバー24が第1基部20aから延在し第2
基部21aよりも車両室内側まで延在している点や、防
水カバー24と連係部25との間に隙間dを備える点、
および傾斜部24cを備えている点などは、第1の実施
の形態と同様である。この実施の形態では、第1の実施
の形態と比較して、端部24aと、連係部25と第1基
部20aが接合する部分との距離が大きいため、よりハ
ウジング10の防水性は良いものとなっている。尚、連
係部25を第1基部20aから車両内側に向って延在し
第2基部21aと接合する構成としても良い。
【0030】
【発明の効果】本発明においては、車両用ドアロック装
置のハウジングが、第1カバーと第2カバーと、第1カ
バーと第2カバーが接合する部分を覆う第3カバーとを
備えているため、ハウジングの防水性が向上したものと
なっている。よって、車両用ドアロック装置の被水をよ
り確実に防ぐことができるため、被水による車両用ドア
ロック装置の性能低下を抑えることができる。さらに、
第3カバーが第1カバーに一体的に形成されていること
から、別部材として構成する場合と比較して部品点数が
少なく、組み付け性の観点においても好適なものとなっ
ている。
【0031】本発明においては、第3カバーが第1基部
から第2基部よりも他方側まで延在しているため、第1
連係部と第2連係部の間の接合する部分に水が接近し難
く、車両用ドアロック装置のハウジングの防水性が向上
したものとなる。
【0032】本発明においては、第3カバーが第1連係
部および第2連係部と接触していないため、第3カバー
に付着している水が、直接、第1連係部若しくは第2連
係部に伝わり難い構成となっている。つまり、第1連係
部と第2連係部の間の接合している部分に水が接近し難
く、車両用ドアロック装置のハウジングの防水性が向上
したものとなる。
【0033】本発明においては、第3カバーが、第1基
部から、第2基部よりも他方側まで延在しているため、
接合する部分に水が接近し難く、車両用ドアロック装置
のハウジングの防水性が向上したものとなる。
【0034】本発明においては、第3カバーが連係部と
接触していないため、第3カバーに付着している水が、
直接連係部に伝わり難い構成となっている。つまり、連
係部の端部に位置する接合部分に水が接近し難く、車両
用ドアロック装置のハウジングの防水性が向上したもの
となる。
【0035】本発明においては、車両外側に第1ハウジ
ングが位置し、そして第1ハウジングから第2カバー側
へ第3カバーが延在する構成となっている。よって、車
両外側からドア内に入り込む水を、第3カバーが確実に
抑える構成となっている。従って、ハウジングの防水性
は向上したものとなる。
【0036】本発明においては、接合する部分に水が侵
入した場合であっても、接合する部分に沿って、即ち第
1カバーおよび第2カバーの外周に沿って水が流れる。
よってハウジング内には水が侵入し難い構成となってい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両用ドアロック装置を車両ド
アに配設した状態を示す図である。
【図2】 本発明に係る車両用ドアロック装置の外装を
形成するハウジングの車両外側に位置するカバーの斜視
図である。
【図3】 本発明に係る車両用ドアロック装置の外装を
形成するハウジングの車両室内側に位置するカバーの斜
視図である。
【図4】 本発明に係る車両用ドアロック装置の第1の
実施の形態におけるカバーが接合する部分の断面図であ
る。
【図5】 本発明に係る車両用ドアロック装置の第2の
実施の形態におけるカバーが接合する部分の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ハウジング 11 車両用ドアロック装置 13 アウトサイドハンドル(開扉手段) 20 外カバー(第1カバー) 20a 第1基部 20b 第1連係部 20e 端部 21 内カバー(第2カバー) 21a 第2基部 21b 第2連係部 21c 端部 22 溝部(溝) 24 防水カバー(第3カバー) 24c 傾斜部 25 連係部 d 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋月 龍次郎 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 園 靖彦 愛知県幡豆郡吉良町大字友国字池上70番地 6 アイシン機工株式会社内 (72)発明者 山口 敦司 愛知県幡豆郡吉良町大字友国字池上70番地 6 アイシン機工株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA21 HH01 JJ10 KK01 LL01 PP02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ドアを車両ボデーに対して閉保持状
    態と開可能状態とに切替えるラッチ機構を、開扉手段の
    操作により作動させるオープニング部材と、 該オープニング部材による前記ラッチ機構の作動が可能
    なアンロック状態若しくは不可能なロック状態とを切替
    えるロッキング部材と、 少なくとも前記オープニング部材および前記ロッキング
    部材とを被覆すると共に外装を形成するハウジングとを
    備える車両用ドアロック装置であって、 前記ハウジングが、前記車両用ドアロック装置の一方側
    の外装を形成する第1カバーと、前記車両用ドアロック
    装置の他方側の外装を形成すると共に前記第1カバーと
    接合する第2カバーと、前記第1カバーに一体的に形成
    され前記第1カバーと前記第2カバーの接合する部分を
    覆う第3カバーとを備えることを特徴とする車両用ドア
    ロック装置。
  2. 【請求項2】 前記第1カバーが前記車両用ドアロック
    装置の一方側に位置する第1基部および該第1基部から
    前記車両用ドアロック装置の他方側に延在する第1連係
    部とを備え、 前記第2カバーが前記車両用ドアロック装置の他方側に
    位置する第2基部および該第2基部から前記車両用ドア
    ロック装置の一方側に延在する第2連係部とを備え、 前記第1連係部の端部が前記第2連係部の端部と接合
    し、 前記第3カバーが前記第1基部から前記車両用ドアロッ
    ク装置の他方側に延在すると共に前記第3カバーの延在
    する長さが前記第1基部と前記第2基部間の距離より大
    きく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の
    車両用ドアロック装置。
  3. 【請求項3】 前記第3カバーが前記第1連係部および
    前記第2連係部との間に隙間を備えることを特徴とする
    請求項2に記載の車両用ドアロック装置。
  4. 【請求項4】 前記第1カバーが前記車両用ドアロック
    装置の一方側に位置する第1基部を備え、 前記第2カバーが前記車両用ドアロック装置の他方側に
    位置する第2基部を備え、 前記第1基部若しくは前記第2基部の何れか一方から他
    方側へ延在する連係部を形成されると共に該連係部の端
    部が前記第1基部若しくは前記第2基部の何れか他方と
    接合し、 前記第3カバーが前記第1基部から前記車両用ドアロッ
    ク装置の他方側に延在すると共に前記第3カバーの延在
    する長さが前記第1基部と前記第2基部間の距離より大
    きく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の
    車両用ドアロック装置。
  5. 【請求項5】 前記第3カバーが前記連係部との間に隙
    間を備えることを特徴とする請求項4に記載の車両用ド
    アロック装置。
  6. 【請求項6】 前記第3カバーが傾斜部を備えることを
    特徴とする請求項1乃至5何れかに記載の車両用ドアロ
    ック装置。
  7. 【請求項7】 前記第1ハウジングが車両外側に位置す
    ると共に前記第2ハウジングが車両室内側に位置するこ
    とを特徴とする請求項1乃至6何れかに記載の車両用ド
    アロック装置。
  8. 【請求項8】 前記第1カバーと前記第2カバーが前記
    第1カバーおよび前記第2カバーの外周に沿って接合し
    ており、接合する部分に沿って溝が形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の車両用ドアロック装置。
JP2002118127A 2002-04-19 2002-04-19 車両用ドアロック装置 Pending JP2003314116A (ja)

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