JP2003313836A - ゲートバー不正曲げ検知装置 - Google Patents
ゲートバー不正曲げ検知装置Info
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Abstract
筒状のゲートバー(5)内に挿入されたスイッチアセン
ブリ取付部材(12)にスイッチアセンブリ(13,1
8)が取り付けられ、破損しない程度に不正に曲げられ
るゲートバー(5)の内面がスイッチアセンブリ(1
3,18)を動作させることにより、不正曲げが検知さ
れるようにする。
Description
れるゲートバー不正曲げ検知装置に関する。
7−277193号公報、特公平7−7057号公報
は、ゲートバーが折損した場合にその折損を検知して駐
車場監視員に報知する警報装置について開示するが、ゲ
ートバーが折損する前の段階で不正曲げを検知しゲート
バーの折損を未然に防止したいとの要請がある。
3−145603号公報は、ゲートバーが折損する前に
不正曲げを検知する技術について開示する。特開平11
−91572号公報の不正曲げ検知手段は、ゲートバー
保持腕にゲートバーを隙間があくように挿入し、この隙
間内に接点を設け、ゲートバーが不正に曲げられること
により接点が閉じると不正曲げの検知信号を出力するよ
うになっている。また、実開昭53−145603号公
報の不正曲げ検知手段は、ゲートバー保持腕にゲートバ
ーを囲む筒状接点を取り付けると共にこの筒状接点を外
周から囲む環状接点を取り付け、不正に曲げられたゲー
トバーが筒状接点を弾性変形させると接点が閉じて不正
曲げの検知信号を出力するようになっている。
2号公報の不正曲げ検知手段は、接点間に接触不良を起
こしやすく、接点の取り付け作業が面倒である。また、
ゲートバーの曲げにより接点の回りで応力が集中し、ゲ
ートバーが折れやすくなる。また、ゲートバー保持腕に
は、電源に接続するためのリード線を外部へ取り出す孔
を開けなければならず、その孔から雨水や塵埃等が侵入
し漏電等の故障を引き起こす原因となる。
げ検知手段によれば、接点間に接触不良を起こしやす
く、ゲートバーにより筒状接点が繰り返し曲げられる
と、筒状接点が欠損するおそれがある。
開昭53−145603号公報のいずれの不正曲げ検知
手段も、一定の不正曲げ荷重に対してのみ反応するの
で、例えば風や開閉動作等によるゲートバーの揺動によ
っても不正曲げとして検知されたり、グラスファイバ、
アルミニウム、プラスチック等ゲートバーの形成材料が
相違することなどによって曲げ変形の大きさが変ると不
正曲げが検知不能になったりする。
きるゲートバー不正曲げ検知装置を提供することを目的
とする。
め、請求項1に係る発明は、筒状のゲートバー(5)内
に挿入されたスイッチアセンブリ取付部材(12)にス
イッチアセンブリ(13,18)が取り付けられ、破損
しない程度に不正に曲げられるゲートバー(5)の内面
がスイッチアセンブリ(13,18)を動作させること
により、不正曲げが検知されるようにしたゲートバー不
正曲げ検知装置を採用する。
記載のゲートバー不正曲げ検知装置において、スイッチ
アセンブリ取付部材(12)が、ゲートバー保持腕
(6)にゲートバー(5)の長手方向に伸びる片持ち梁
のように固定されたゲートバー不正曲げ検知装置を採用
する。
は請求項2に記載のゲートバー不正曲げ検知装置におい
て、スイッチアセンブリ位置調整溝(16)がスイッチ
アセンブリ取付部材(12)にゲートバー(5)の長手
方向に伸びるように形成されたゲートバー不正曲げ検知
装置を採用する。
至請求項3のいずれかに記載のゲートバー不正曲げ検知
装置において、スイッチアセンブリ付替え穴(17)が
スイッチアセンブリ取付部材(12)にゲートバー
(5)の内面周方向に沿うよう複数個形成されたゲート
バー不正曲げ検知装置を採用する。
は請求項2に記載のゲートバー不正曲げ検知装置におい
て、テープ状のスイッチアセンブリ(18)がスイッチ
アセンブリ取付部材(12)の外周に巻回されたゲート
バー不正曲げ検知装置を採用する。
至請求項4のいずれかに記載のゲートバー不正曲げ検知
装置において、スイッチアセンブリ(13)がスイッチ
アセンブリ取付部材(12)の相対向する位置に取り付
けられたゲートバー不正曲げ検知装置を採用する。
至請求項4のいずれかに記載のゲートバー不正曲げ検知
装置において、スイッチアセンブリ(13)がスイッチ
アセンブリ取付部材(12)の上下及び前後に取り付け
られたゲートバー不正曲げ検知装置を採用する。
至請求項7のいずれかに記載のゲートバー不正曲げ検知
装置において、スイッチアセンブリ(13,18)のリ
ード線(14,24a,24b)を通す貫通孔(15)
がゲートバー保持腕(6)に穿設されたゲートバー不正
曲げ検知装置を採用する。
て図面を参照して説明する。
ト開閉装置は、例えば駐車場と一般道との間の通路1に
設けられる。
れた土台2上に配置され、その全体がケース3で覆われ
ている。ケース3からは駆動軸4が片持ち状に水平方向
に突出し、この駆動軸4に上下に回動動作をするゲート
バー保持腕6が固定され、ゲートバー保持腕6に通路1
を開閉するゲートバー5が固定されている。ゲート開閉
装置は、駆動軸4を回転させ、ゲートバー5を実線位置
に倒すことで通路1を遮断し、ゲートバー5を二点鎖線
位置に起立させることで通路1を開放する。
ータと、モータから減速機を介して駆動軸4へとトルク
を伝達する伝動機構とを備えている。この実施の形態で
は公知の駆動装置を利用するものとし、その詳細な説明
は省略する。
ゲートバー取付構造を備える。
プラスチック製の筒状のゲートバー5が被せられ、ゲー
トバー保持腕6の外面にゲートバー5の内面が密着せし
められることにより、ゲートバー保持腕6にゲートバー
5が固定される。
駆動軸4の軸方向と直角な方向に固定される。具体的に
は、駆動軸4の先端の側面にゲートバー保持腕6の保持
具7が固定され、この保持具7の先端にゲートバー保持
腕6が連結される。保持具7は中央の段差を介して両側
に固定ネジ7bと保持ネジ7cと夫々有する。保持具7
は、固定ネジ7bが駆動軸4の先端に穿設された横穴4
aに挿入され、段差面が駆動軸4の側面に当てられ、固
定ネジ7bの駆動軸4を貫通した箇所にワッシャ8及び
スプリングワッシャ9を介しナット10が螺着されるこ
とにより、駆動軸4に固定される。ゲートバー保持腕6
は、例えば鋼等の金属で出来たパイプで形成され、その
一端の内面には雌ネジ6bが形成され、この雌ネジ6b
を保持具7の保持ネジ7cに螺合させることにより、保
持具7に固定される。なお、この実施の形態では、ゲー
トバー保持腕6と保持具7とをそれぞれ別部材で構成し
たが、一体で構成してもよい。
強化プラスチック(FRP)で形成され、プリプレグシ
ートをマンドレルに巻装することにより製造されるが、
その他アルミニウム、プラスチック等の各種の材料で作
ることも可能である。ゲートバー5はゲートバー保持腕
6の外径に略等しい内径の円筒状内面を有した筒体であ
り、この内面がゲートバー保持腕6の外面に密接するよ
うにゲートバー保持腕6に被せられる。このようにゲー
トバー5とゲートバー保持腕6の平滑面同士が密着する
ことから、ゲートバー5はゲートバー保持腕6に抜け落
ちないように固定される。また、ゲートバー5はその端
面が駆動軸4の側面に当接することによりその軸方向上
での位置決めが行われる。
駆動軸4等の周囲は、必要に応じてハウジング11によ
り覆われる。
曲げによる折損を未然に防止するため、ゲートバー不正
曲げ検知装置を備える。
に示すように構成される。すなわち、筒状のゲートバー
5内に挿入されたスイッチアセンブリ取付部材12にス
イッチアセンブリ13が取り付けられ、破損しない程度
に不正に曲げられるゲートバー5の内面がスイッチアセ
ンブリ13を動作させることにより、不正曲げを検知す
るようになっている。ゲートバー5が破損しない程度に
不正に曲げられると、ゲートバー5の内面がスイッチア
センブリ13を動作させ、スイッチアセンブリ13は接
触不良を生じることなく作動状態となり、不正曲げ発生
の信号を出力する。
態ではマイクロスイッチ又はリミットスイッチであり、
図2に示すように、ゲートバー5の中空内に押しボタン
等のアクチュエータ13aが前側に来るように配置され
る。スイッチアセンブリ13としては、マイクロスイッ
チ等の有接点スイッチのほかに、リードスイッチ等の無
接点スイッチを用いることができる。無接点スイッチを
用いる場合は、このスイッチアセンブリ13に対向する
ようにゲートバー5の内面に磁性体が取り付けられる。
に示すように、筒状の棒材で形成され、ゲートバー保持
腕6に片持ち梁のように固定される。このゲートバー保
持腕6はゲートバー5の軸心上をその長手方向に伸び、
その外周面とゲートバー5の内周面との間には嵌挿が可
能なだけの隙間が形成される。スイッチアセンブリ取付
部材12は、筒状のほか、板状、箱状等の所望の形状と
することができる。このようにスイッチアセンブリ取付
部材12がゲートバー保持腕6にゲートバー5の長手方
向に伸びる片持ち梁のように固定されたことから、ゲー
トバー5が不正曲げにより撓んでスイッチアセンブリ取
付部材12に当接しても、スイッチアセンブリ取付部材
12も同様に撓む。これにより、ゲートバー5の付け根
への応力集中が回避され、ゲートバー5の折損が防止さ
れる。
イッチアセンブリ取付部材12の先端部に取り付けられ
るが、ゲートバー5に破損を生じない程度の不正曲げ荷
重によりゲートバー5が撓む場合に、この撓んだゲート
バー5の内周面がスイッチアセンブリ13のアクチュエ
ータ13aに接触可能な位置に取り付けられる。また、
このスイッチアセンブリ13は、風や開閉動作等による
ゲートバー5の揺動によってはアクチュエータ13aが
動作しないような位置に配置される。また、図2に示す
ように、この実施の形態ではスイッチアセンブリ13
は、そのアクチュエータ13aがゲートバー5の前側を
向くように設置されることからゲートバー5の後方向へ
の不正曲げを検知するが、スイッチアセンブリ13をゲ
ートバー5の後側、上側、下側にもそれぞれセットすれ
ばゲートバー5の前方向、上下方向(図1参照)への不
正曲げも検知することができる。もちろん、スイッチア
センブリ13をゲートバー5の斜め方向にもセットしそ
れらの向きでの不正曲げを検知するようにしてもよい。
は、図2に示すように、スイッチアセンブリ13からス
イッチアセンブリ取付部材12の中空室内を後方へと伸
びる。ゲートバー保持腕6と一体化される保持具7に
は、その軸心上にて貫通孔15が穿設され、この貫通孔
15内をリード線14が通される。このゲートバー保持
腕6の後端から引き出されたリード線14は、ゲート開
閉装置の図示しない制御部の制御回路や電源にコネクタ
を介し結線される。このようにゲートバー5やゲートバ
ー保持腕6の側面にリード線14を通すための孔をあけ
る必要がないので、ゲートバー5等の内部への雨水、塵
埃等が侵入が防止される。
ついて説明する。
13は、ゲートバー5の曲げ許容範囲で作動するが風、
閉動作時の振れ等では作動しないような配置でスイッチ
アセンブリ取付部材12上にセットしておく。
とく、ケース3内のモータの駆動により駆動軸4が一方
向に所定角度(例えば90度)だけ回転すると、ゲート
バー5が実線で示した閉位置から二点鎖線で示した開位
置へと回転して車両等の通過を許容し、駆動軸4が逆方
向に所定角度(例えば−90度)だけ回転すると、ゲー
トバー5が二点鎖線で示した開位置から実線で示した閉
位置へと回転して車両等の通過を阻止する。
止状態にあるときに(ステップS1)、ゲートバー不正
曲げ検知装置がONにセットされる(ステップS2)。
に曲げられると、ゲートバー5の内周面がリミットスイ
ッチ等のスイッチアセンブリ13を作動させる。スイッ
チアセンブリ13は不正曲げの発生を検知し(ステップ
S3)、制御回路に警報信号を出力する(ステップ
S4)。
い警報器を動作させて警報を発生させ、駐車場監視員等
に通報する(ステップS5)。警報器は一定時間警報を
発した後に停止する(ステップS6)。
生すると直ちに駐車場監視員等に報知され、不正曲げの
発生原因が除去されるので、ゲートバー5の折損が未然
に防止される。
実施の形態2のゲート開閉装置では実施の形態1の場合
とは異なる制御手順が採用される。
ときに(ステップS1)、ゲートバー不正曲げ検知装置
がONにセットされる(ステップS2)。
に曲げられると、ゲートバー5の内周面がリミットスイ
ッチ等のスイッチアセンブリ13を作動させる。スイッ
チアセンブリ13は不正曲げの発生を検知し(ステップ
S3)、制御回路にゲートバー開信号を入力する(ステ
ップS4)。
開動作した後に図1中二点鎖線で示す位置に停止する
(ステップS5、ステップS6)。
ップS7)、図示しない警報器が警報を発して駐車場監
視員等に通報する(ステップS8)。警報器が一定時間
警報を発すると、制御回路は警報を停止させる(ステッ
プS9)。
ー5が閉動作し(ステップS10)、図1中実線で示す位
置に停止する(ステップS11)。
生すると駐車場監視員等に報知される前にゲートバー5
が一旦開かれるので、ゲートバー5の折損がより確実に
防止される。
すように、この実施の形態3では、スイッチアセンブリ
位置調整溝16がスイッチアセンブリ取付部材12にゲ
ートバー5の長手方向に伸びるように形成される。スイ
ッチアセンブリ13をこの溝16上で滑らせることによ
り、その設置場所をゲートバー5の長手方向に沿って変
更することができる。
をゲートバー5の長手方向で変えることで感度調整が可
能となり、例えば風や開閉動作等によるゲートバー5の
揺動では不正曲げとして検知されないようにすることが
できる。また、ゲートバー5が繊維強化プラスチック、
アルミニウム、プラスチック等の各種の材料で作られる
ことなどにより撓み量が変化しても、一定の感度を得る
ことができるようすることができる。
に、スイッチアセンブリ付替え穴17をスイッチアセン
ブリ取付部材12にゲートバー5の内面周方向に沿うよ
う複数個形成するようにしてもよい。スイッチアセンブ
リ13を取り付けるスイッチアセンブリ付替え穴17を
いずれかに変更することでスイッチアセンブリ13は不
正曲げの検知に適した位置に配置される。例えば、スイ
ッチアセンブリ取付部材12のねじ込み具合によりその
固定位置が周方向でバラついても、所望の位置にスイッ
チアセンブリ13を設置することができる。スイッチア
センブリ付替え穴17は図5に示すスイッチアセンブリ
位置調整溝16のようにゲートバー5の長手方向に伸び
る溝形に形成してもよく、その場合はスイッチアセンブ
リ13を周方向及び軸方向の双方で位置変更することが
できる。
(B)のようにスイッチアセンブリ取付部材12の周方
向上で相対向するごとく形成する場合は、二つのスイッ
チアセンブリ13,13を対向配置することでゲートバ
ー5の例えば上下方向又は前後方向での不正曲げを検知
することができる。また、スイッチアセンブリ付替え穴
17を図6(C)のようにスイッチアセンブリ取付部材
12の例えば上下及び前後に対向形成する場合は、四つ
のスイッチアセンブリ13,13,13,13を二方向
で対向配置することにより、ゲートバー5が上下両方向
及び前後両方向のいずれに屈曲しても不正曲げを検知す
ることができる。
ンブリ13をスイッチアセンブリ取付部材12の溝16
に沿って摺動させたり他のスイッチアセンブリ付替え穴
17に付け替えたりして、ゲートバー5の曲げ許容範囲
を決定し、当該位置にそのスイッチアセンブリ13をネ
ジ等により締め付け固定する。
の形態4では上記各種実施の形態におけるスイッチアセ
ンブリ13とは異なるスイッチアセンブリ18が使用さ
れる。
アセンブリ18がスイッチアセンブリ取付部材12の先
端部の外周に巻回される。このスイッチアセンブリ18
はゴムシート内に接点を埋設してなるもので、ゴムシー
トに押圧力がかかることにより接点が閉じるようになっ
ている。また、スイッチアセンブリ取付部材12の先端
部には、軸方向に延びる溝12aが形成されている。こ
の溝12aにリード線14を通してスイッチアセンブリ
取付部材12の内部に導いている。これにより、スイッ
チアセンブリ18のスイッチアセンブリ取付部材12へ
の取り付けが確実になるとともに、リード線14の屈曲
が少なくなり、断線のおそれが少なくなる。
トバー5の内部にその軸心を取り巻くように配置される
ことから、ゲートバー5の不正曲げが上下方向、前後方
向、斜め方向等各種方向に生じても、スイッチアセンブ
リ18が動作しゲートバー5の不正曲げを適正に検知す
る。
実施の形態5では、スイッチアセンブリ取付部材12の
中空内にスイッチアセンブリ13から伸びるリード線1
4と制御回路側のリード線19とを連結するためのソケ
ット20が取り付けられる。両リード線14,19は単
線化され、ソケット20は単線のリード線12,19同
士を連結するようになっている。リード線19はこのソ
ケット20の箇所で接続、分断が自在であり、スイッチ
取付部材12がゲートバー5の不正曲げ等により折損し
た場合は、リード線19をソケット20から抜き取るこ
とによりスイッチ取付部材12を新しいものと速やかに
取り替えることがきる。また、現場での組立作業も簡易
に行うことができる。
貫通穴15を遮蔽するためのシール材であるゴムワッシ
ャ、ゴムワッシャ及びリード線19を保持具7上に固定
するための固定ネジをそれぞれ示す。
実施の形態6では、スイッチアセンブリ取付部材12の
中空内にテープ状のスイッチアセンブリ18から伸びる
リード線14a,14bからなるリード線14と制御回
路側のリード線19a,19bからなるリード線19と
を連結するためのソケット25が取り付けられる。リー
ド線14,19はそれぞれ複数本に分離しており、ソケ
ット25は各リード線14a,14b,19a,19b
同士を連結するソケット口を有する。リード線19a,
19bはこのソケット25の箇所で接続、分断が自在で
あるから、実施の形態5の場合と同様に、スイッチ取付
部材12がゲートバー5の不正曲げ等により折損した場
合は、リード線19a,19bをソケット25から抜き
取りスイッチ取付部材12を直ちに交換することができ
る。
ートバー内に挿入されたスイッチアセンブリ取付部材に
スイッチアセンブリが取り付けられ、破損しない程度に
不正に曲げられるゲートバーの内面がスイッチアセンブ
リを動作させることにより、不正曲げが検知されるよう
にしたゲートバー不正曲げ検知装置であるから、ゲート
バーが破損しない程度に不正に曲げられると、ゲートバ
ーの内面がスイッチアセンブリを動作させ、スイッチア
センブリは接触不良を生じることなく作動状態となる。
従って、ゲートバーの不正曲げを的確に検知することが
できる。
記載のゲートバー不正曲げ検知装置において、スイッチ
アセンブリ取付部材が、ゲートバー保持腕にゲートバー
の長手方向に伸びる片持ち梁のように固定されたゲート
バー不正曲げ検知装置であるから、ゲートバーが不正曲
げにより撓んでスイッチアセンブリ取付部材に当接して
も、スイッチアセンブリ取付部材は片持ち梁状に伸びる
ことからスイッチアセンブリ取付部材も同様に撓み、従
ってゲートバーの付け根への応力集中が回避され、ゲー
トバーの折損が防止される。
は請求項2に記載のゲートバー不正曲げ検知装置におい
て、スイッチアセンブリ位置調整溝がスイッチアセンブ
リ取付部材にゲートバーの長手方向に伸びるように形成
されたゲートバー不正曲げ検知装置であるから、スイッ
チアセンブリの設置場所をゲートバーの長手方向に位置
変更可能である。従って、スイッチアセンブリの位置を
ゲートバーの長手方向で変えることで感度調整が可能と
なり、例えば風や開閉動作等によるゲートバーの揺動で
は不正曲げとして検知されないようにしたり、ゲートバ
ーが繊維強化プラスチック、アルミニウム、プラスチッ
ク等の各種の材料で作られることなどによる硬度の違い
によって曲げ変形の大きさが変っても一定の感度を得る
ことができるようにしたりすることができる。
至請求項3のいずれかに記載のゲートバー不正曲げ検知
装置において、スイッチアセンブリ付替え穴がスイッチ
アセンブリ取付部材にゲートバーの内面周方向に沿うよ
う複数個形成されたゲートバー不正曲げ検知装置である
から、スイッチアセンブリ取付部材の固定位置がその周
方向でバラついても、スイッチアセンブリを取り付ける
付替え穴を変更することでスイッチアセンブリを適正な
位置に配置することができる。
は請求項2に記載のゲートバー不正曲げ検知装置におい
て、テープ状のスイッチアセンブリがスイッチアセンブ
リ取付部材の外周に巻回されたゲートバー不正曲げ検知
装置であるから、ゲートバーの不正曲げが上下方向、前
後方向、斜め方向等各種方向に生じても、ゲートバーの
不正曲げを適正に検知することができる。
至請求項4のいずれかに記載のゲートバー不正曲げ検知
装置において、スイッチアセンブリがスイッチアセンブ
リ取付部材の相対向する位置に取り付けられたゲートバ
ー不正曲げ検知装置であるから、ゲートバーの両方向へ
の不正曲げを検知することができる。
至請求項4のいずれかに記載のゲートバー不正曲げ検知
装置において、スイッチアセンブリがスイッチアセンブ
リ取付部材の上下及び前後に取り付けられたゲートバー
不正曲げ検知装置であるから、ゲートバーが上下両方向
及び前後両方向のいずれに屈曲しても不正曲げを検知す
ることができる。
至請求項7のいずれかに記載のゲートバー不正曲げ検知
装置において、スイッチアセンブリのリード線を通す貫
通孔がゲートバー保持腕に穿設されたゲートバー不正曲
げ検知装置であるから、スイッチアセンブリのリード線
をゲートバー保持腕の貫通孔から引き出して外部の制御
回路や電源に接続することができる。従って、ゲートバ
ーの側面にリード線を通すための孔をあける必要がない
のでゲートバー内への雨水、塵埃等の侵入が防止され、
また、ゲートバーの外観の見栄えが向上する。
示す斜視図である。
トバー不正曲げ検知装置の要部を示す。
る処理手順を示すフローチャートである。
げ検知装置における処理手順を示すフローチャートであ
る。
用いるスイッチアセンブリ保持部材の平面図である。
(C)はそれぞれ変形例の断面図である。
げ検知装置を示す図2と同様な断面図である。
げ検知装置を示す図2と同様な断面図である。
げ検知装置を示す図2と同様な断面図である。
実施の形態5では、スイッチアセンブリ取付部材12の
中空内にスイッチアセンブリ13から伸びるリード線1
4と制御回路側のリード線19とを連結するためのソケ
ット20が取り付けられる。両リード線14,19は単
線化され、ソケット20は単線のリード線14,19同
士を連結するようになっている。リード線19はこのソ
ケット20の箇所で接続、分断が自在であり、スイッチ
取付部材12がゲートバー5の不正曲げ等により折損し
た場合は、リード線19をソケット20から抜き取るこ
とによりスイッチ取付部材12を新しいものと速やかに
取り替えることがきる。また、現場での組立作業も簡易
に行うことができる。
Claims (8)
- 【請求項1】 筒状のゲートバー内に挿入されたスイッ
チアセンブリ取付部材にスイッチアセンブリが取り付け
られ、破損しない程度に不正に曲げられるゲートバーの
内面がスイッチアセンブリを動作させることにより、不
正曲げが検知されるようにしたことを特徴とするゲート
バー不正曲げ検知装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のゲートバー不正曲げ検
知装置において、スイッチアセンブリ取付部材が、ゲー
トバー保持腕にゲートバーの長手方向に伸びる片持ち梁
のように固定されたことを特徴とするゲートバー不正曲
げ検知装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のゲートバ
ー不正曲げ検知装置において、スイッチアセンブリ位置
調整溝がスイッチアセンブリ取付部材にゲートバーの長
手方向に伸びるように形成されたことを特徴とするゲー
トバー不正曲げ検知装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
のゲートバー不正曲げ検知装置において、スイッチアセ
ンブリ付替え穴がスイッチアセンブリ取付部材にゲート
バーの内面周方向に沿うよう複数個形成されたことを特
徴とするゲートバー不正曲げ検知装置。 - 【請求項5】 請求項1又は請求項2に記載のゲートバ
ー不正曲げ検知装置において、テープ状のスイッチアセ
ンブリがスイッチアセンブリ取付部材の外周に巻回され
たことを特徴とするゲートバー不正曲げ検知装置。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
のゲートバー不正曲げ検知装置において、スイッチアセ
ンブリがスイッチアセンブリ取付部材の相対向する位置
に取り付けられたことを特徴とするゲートバー不正曲げ
検知装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
のゲートバー不正曲げ検知装置において、スイッチアセ
ンブリがスイッチアセンブリ取付部材の上下及び前後に
取り付けられたことを特徴とするゲートバー不正曲げ検
知装置。 - 【請求項8】 請求項2乃至請求項7のいずれかに記載
のゲートバー不正曲げ検知装置において、スイッチアセ
ンブリのリード線を通す貫通孔がゲートバー保持腕に穿
設されたことを特徴とするゲートバー不正曲げ検知装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002122892A JP3954429B2 (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | ゲートバー不正曲げ検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002122892A JP3954429B2 (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | ゲートバー不正曲げ検知装置 |
Publications (2)
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