JP2003313060A - 水硬性組成物用起泡剤 - Google Patents

水硬性組成物用起泡剤

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JP2003313060A JP2002118136A JP2002118136A JP2003313060A JP 2003313060 A JP2003313060 A JP 2003313060A JP 2002118136 A JP2002118136 A JP 2002118136A JP 2002118136 A JP2002118136 A JP 2002118136A JP 2003313060 A JP2003313060 A JP 2003313060A
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mortar
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Shuichi Fujita
修一 藤田
Fujio Yamato
富士桜 倭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水硬性物質との混合時にも安定な泡沫を形成
できる、軽量な水硬性組成物を製造するのに適した起泡
剤を提供する。 【解決手段】 炭素数8〜18の炭化水素基を有するアル
キルエーテル硫酸エステル塩と、炭素数8〜18のアルコ
ールとを、特定の重量比で含有する水硬性組成物起泡
剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、水硬性組成物用起
泡剤に関し、セメントや石膏等を水硬性物質としたペー
スト、スラリー、モルタル、コンクリート等の軽量化に
有効な起泡剤に関する。
【従来の技術】セメントや石膏を硬化剤とする水硬性組
成物に気泡を導入して軽量化することが行われている。
通常は、起泡剤水溶液を発泡させて得た泡沫と水硬性物
質とを混合することで軽量化された水硬性組成物が製造
される。このような目的に使用される起泡性として、蛋
白系や高級アルコールのエチレンオキサイド付加物の硫
酸エステル塩が提案されている。(特開平07−291761
号、特開平06−239676号)。
【発明が解決しようとする課題】しかしこれらの起泡剤
は、起泡力と泡沫自体の安定性に優れるものの、水硬性
物質を含有するペースト、スラリー、モルタル、コンク
リート等に混合される時点に於いては、泡沫が不安定と
なり、破泡が顕著になる。その結果、成形時の体積減少
と密度上昇を起こし、所定の硬化体密度が得られない。
又、軽量石膏ボードに於いても同様な現象を起たす事か
ら、泡沫を過剰に配合されているのが現状である。
【課題を解決するための手段】本発明は、下記一般式
(I)で表される化合物〔以下、化合物(I)という〕
と下記一般式(II)で表される化合物〔以下、化合物
(II)という〕とを、(I)/(II)=50/50〜95/5
の重量比で含有する水硬性組成物用起泡剤に関する。 R1O(AO)nSO3X (I) (式中、R1は炭素数8〜18の炭化水素基、AOは炭素数2
〜4のオキシアルキレン基、nは0.1〜8の数、Xは陽イ
オンを示す。) R2OH (II) (式中、R2は炭素数8〜18の炭化水素基を示す)また、
本発明は、上記本発明の水硬性組成物用起泡剤と水を用
いて製造された泡沫を、水硬性物質と混合する工程を有
する水硬性組成物の製造方法に関する。本発明の起泡剤
は、セメントや石膏を水硬性物質としたペースト、スラ
リー、モルタル、コンクリートとの混合に於いても破泡
性が小さく、安定な泡沫を形成することから、これら水
硬性組成物の軽量化に有効である。
【発明の実施の形態】化合物(I)のアルキルエーテル
硫酸エステル塩としては、ポリオキシアルキレンドデシ
ルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンラウ
リルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンセ
チルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンミ
リスチルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレ
ンパルミチルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアル
キレンステアリルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシ
アルキレンオレイルエーテル硫酸エステル塩等が一例と
して挙げられ、これらの混合物も使用することができ
る。式(I)中のnは平均付加モル数で0.1〜5が好まし
い。また、水への溶解性と起泡力の観点から、式(I)
中のR1の炭素数は10〜14、更に12〜14が好ましく、R1
アルキル基が好ましい。AOはオキシエチレン基が好まし
い。また、式(I)中のXは塩を形成する陽イオンであ
り、塩としてはアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、
アンモニウム塩、モノ、ジ、トリアルキルアンモニウム
塩が使用され、水溶性であれば限定しないが、ナトリウ
ム塩が好ましい。化合物(I)は、エマール20C、エマ
ール27C、エマール270J(いずれも花王(株)製)のよ
うな市販品を使用することもできる。化合物(II)の一
例を挙げれば、オクチルアルコール、ドデシルアルコー
ル、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ミリスチ
ルアルコール、パルミチルアルコール、オレイルアルコ
ール等の、天然アルコール、直鎖、分岐鎖、2級等の合
成アルコールが挙げられ、これらの1種以上の混合物で
も可能である。これらの中で、式(II)中のR2の炭素数
が10〜14、更に12〜14のものが、化合物(I)との併用
による泡沫安定化に優れ、好ましい。化合物(II)は、
カルコール2098、カルコール4098(いずれも花王(株)
製)、ドバノール23(三菱化学社製)のような市販品を
使用することもできる。本発明において、化合物(I)
と化合物(II)の重量比は、(I)/(II)=50/50〜
95/5であり、更に60/40〜90/10が、石膏類を水硬性
物質としたペースト、スラリー、モルタル、コンクリー
ト等の水硬性組成物との混合時の泡沫安定性に優れ、好
ましい。セメント、石膏類を水硬性物質としたペース
ト、スラリー、モルタル、コンクリート等の水硬性組成
物との混合時の泡沫安定性の点で、本発明の好ましい態
様は、一般式(I)中のR1が炭素数10〜14の炭化水素
基、特にアルキル基、且つnが1〜4の数である化合物
(I)と、一般式(II)中のR2が炭素数10〜14の炭化水
素基、特にアルキル基である化合物(II)の併用であ
り、更にこの場合、両者の重量比が(I)/(II)=60
/40〜90/10であるものが好ましい。本発明の起泡剤
は、化合物(I)を0.001〜95重量%、化合物(II)を
0.001〜50重量%含有するのが好ましく、特に化合物
(I)と化合物(II)を合計で0.001〜5重量%、更に
0.01〜3重量%、特に0.1〜1重量%の濃度(固形分換
算)で含有する水溶液として用いるのが好ましい。水硬
性組成物の製造方法は、このような起泡剤水溶液を発泡
させ、泡沫として水硬性物質を配合して配合・軽量化す
る方法が均一な気泡が連行する事から好ましいが、起泡
剤または起泡剤溶液として、直接セメントや石膏を水硬
性物質としたペースト、スラリー、モルタル、コンクリ
ートに練り込んでもよい。起泡剤を水硬性組成物に添加
する方法については限定するものではなく、また起泡剤
水溶液を泡沫化させる方法についても限定するものでは
ない。また本発明の起泡剤を用いた水硬性組成物として
は、セメント、石膏類又はこれらの混合物を含有するも
のが好適であり、例えば、軽量化セメントペースト、軽
量モルタル、軽量コンクリート、石膏ボード等が挙げら
れる。これら水硬性組成物の密度(見掛け密度)は0.5
〜2(g/cm3)であることが好ましい。本発明では、化合
物(I)、(II)の混合溶解性を高めるために、化合物
(II)以外のアルコール類を併用することができる。例
えば、エチルアルコール等の炭素数7以下の一価アルコ
ール、エチレングリコール等のグリコール、エチレング
リコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノ
イソブチルエーテル等のアルキレングリコールエーテル
が一例として挙げられる。また、その他の界面活性剤、
水溶性高分子、増粘剤等を併用することもできる。
【発明の効果】本発明の起泡剤により泡沫の安定化が顕
著となり、水硬性物質との混合時に空気量が低下するこ
となく、セメントや石膏を水硬性物質としたペースト、
スラリー、モルタル、コンクリートの軽量化が容易とな
る。
【実施例】実施例1 表1に示す化合物(I)と表2に示す化合物(II)とを
合計で0.5重量%(固形分換算)含有する水溶液をハン
ドミキサーで泡立て、泡密度0.26g/cm3の泡沫を調製
し、表3の配合条件で目標密度0.8(g/cm3)のエアーモル
タルを作成し、泡沫の安定性を以下の方法で測定した。
化合物(I)、(II)の組み合わせ及び重量比は表4の
通りとした。結果を表4に示す。 <泡沫の安定性>表3の所定量の普通セメントと砂とを
モルタル混練容器に入れ、モルタルミキサーにて30秒攪
拌混合する。これに泡沫1571.7cm3(泡密度=0.26g/c
m3)を加え60秒間混練し、エアーモルタルを調製する。
内径80mm×高さ80mmの円筒コーンにモルタルを詰める。
モルタル用突き棒で上部を10回突き、上部をヘラでなら
す。円筒コーンを引き上げ、その広がり(フロー値mm)
を測定した。また、400cm3のモルタル用空気量測定容器
にモルタルを詰め、モルタル用突き棒で上部を10回突
き、上部をヘラでならした後、重量を測定する。更に15
分後の測定も同様に行った。その結果から、調製直後と
15分後のモルタル密度[重量(g)/容積(cm3)]を、それぞ
れ下記の式で求めた。 モルタル密度=(モルタル充填後の総重量−モルタル用
空気量測定容器重量)/(400cm3)。 得られたモルタル密度の値から、下記式より泡沫の安定
性を求め評価した。この評価は、当初製造された泡沫が
製造工程の後でどの程度維持されているかを評価したも
のであり、泡沫の安定性はこの数値が大きいほど良好で
あると判定される。更に、15分後のモルタルについて同
様に評価することで、モルタル中での泡沫の経時的な安
定性が判断できる。
【数1】
【表1】 (注) *1:アルキル組成は、炭素数8/炭素数10/炭素数
12/炭素数14=30/45/20/5(重量比)で
ある。 *2:アルキル組成は、炭素数8/炭素数10/炭素数
12=45/50/5(重量比)である。
【表2】
【表3】
【表4】 表4中、化合物(I)、(II)で2種を併用しているも
のは重量比である(以下同様)。 実施例2 表1に示す化合物(I)と表2に示す化合物(II)とを
合計で0.25重量%(固形分換算)含有する水溶液を調製
し、表5の発泡条件で泡沫を調製し、表6の配合に対す
る泡沫の安定性を以下の方法で測定した。化合物
(I)、(II)の組み合わせ及び重量比は表7の通りと
した。結果を表7に示す。 <泡沫の安定性>予め、発泡機にて泡沫600cm3(泡密度
=0.05g/cm3)を調製する。水570gに減水剤5gを溶解
させた水溶液を調製する。減水剤としては、ナフタレン
系減水剤「マイテイ150G」(花王(株)製)を(固形
分)使用した。前記泡沫、半水石膏(β型)及び前記水
溶液を、表6の所定量で混練し、5リットル容器に入
れ、ピンミキサーにて15秒混合し、石膏スラリーを調製
する。得られた石膏スラリーの一定容積当りの重量を測
定し、密度[重量(g)/容積(cm3)]を算出する。得られた
石膏スラリー密度の値から、下記式より泡沫の安定性を
求め評価した。この評価は、当初製造された泡沫が製造
工程の後でどの程度維持されているかを評価したもので
あり、泡沫の安定性はこの数値が大きいほど良好である
と判定される。
【数2】
【表5】
【表6】
【表7】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表される化合物と下
    記一般式(II)で表される化合物とを、(I)/(II)
    =50/50〜95/5の重量比で含有する水硬性組成物用起
    泡剤。 R1O(AO)nSO3X (I) (式中、R1は炭素数8〜18の炭化水素基、AOは炭素数2
    〜4のオキシアルキレン基、nは0.1〜8の数、Xは陽イ
    オンを示す。) R2OH (II) (式中、R2は炭素数8〜18の炭化水素基を示す)
  2. 【請求項2】 水硬性組成物が、セメント及び/又は石
    膏類を含有する請求項1記載の水硬性組成物用起泡剤。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の水硬性組成物用起
    泡剤と水を用いて製造された泡沫を、水硬性物質と混合
    する工程を有する水硬性組成物の製造方法。
  4. 【請求項4】 水硬性物質が、セメント及び/又は石膏
    である請求項3記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 水硬性組成物の密度が0.5〜2(g/cm3)で
    ある請求項5又は6記載の製造方法。
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