JP2003313037A - 情報記録媒体用ガラス基板の多面取り装置及び同情報記録媒体用ガラス基板の製造方法 - Google Patents

情報記録媒体用ガラス基板の多面取り装置及び同情報記録媒体用ガラス基板の製造方法

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JP2003313037A
JP2003313037A JP2002116749A JP2002116749A JP2003313037A JP 2003313037 A JP2003313037 A JP 2003313037A JP 2002116749 A JP2002116749 A JP 2002116749A JP 2002116749 A JP2002116749 A JP 2002116749A JP 2003313037 A JP2003313037 A JP 2003313037A
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功 山田
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シート状のガラス素板を素板片に切断する工程
を省略して生産性を向上させることができる情報記録媒
体用ガラス基板の多面取り装置及び同情報記録媒体用ガ
ラス基板の製造方法を提供する。 【解決手段】情報記録媒体用ガラス基板の多面取り装置
11は、載置台12と、切筋形成部13と、切断部14
と、前記切筋形成部13及び切断部14を移動させる移
動手段とより主に構成されている。そして、この装置1
1は、切筋形成部13及び切断部14を移動手段により
ガラス素板Gの一面上に沿って移動させて円盤状をなす
基板素材gを、一枚のシート状をなすガラス素板Gの複
数箇所から製造するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばハードディ
スク等のような情報記録装置の磁気記録媒体である磁気
ディスクといった情報記録媒体に用いるための情報記録
媒体用ガラス基板を製造するための情報記録媒体用ガラ
ス基板の多面取り装置及び同情報記録媒体用ガラス基板
の製造方法に関するものである。詳しくは一枚のシート
状をなすガラス素板から複数個の円盤状をなす情報記録
媒体用ガラス基板を製造することができる情報記録媒体
用ガラス基板の多面取り装置及び同情報記録媒体用ガラ
ス基板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気ディスク、光磁気ディス
ク等の情報記録媒体用ガラス基板は、円盤状をなし、主
表面に磁性膜が形成され、情報記録媒体として使用され
ている。この情報記録媒体用ガラス基板は、シート状を
なすガラス素板から円盤加工、端面・面取加工、研磨加
工、化学強化処理、洗浄処理等の工程を経て製造され
る。
【0003】前記円盤加工はシート状をなすガラス素板
を格子状に切断して複数の平面四角形状をなす素板片を
形成する工程と、前記各素板片をガラスカッターによっ
て切断し、中心に円孔を有する円盤状のガラス基板に成
形する工程とより主に構成されている。そして、円盤加
工を行うガラス基板製造装置は、シート状のガラス素板
を格子状の素板片に切断する第1の切断装置と、各素板
片に円盤状のガラス基板に対応する切筋を形成する切筋
形成装置と、前記切筋を進行させて円盤状に切断する第
2の切断装置とより構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ガラス基板製造装置及び同製造装置を使用したガラス基
板の製造方法においては、シート状のガラス素板を素板
片に切断する工程と、その素板片を円盤状に切断する工
程との二度の切断工程を行わなければならない。従っ
て、円盤状のガラス素板の製造作業が非常に煩雑である
とともに、生産性が悪いという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来技術に存在する問題点
に着目してなされたものである。その目的とするところ
は、シート状のガラス素板を素板片に切断する工程を省
略して生産性を向上させることができる情報記録媒体用
ガラス基板の多面取り装置及び同情報記録媒体用ガラス
基板の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、中心に円孔を有する円
盤状をなす情報記録媒体用ガラス基板をシート状をなす
一枚のガラス素板から複数個製造するための情報記録媒
体用ガラス基板の多面取り装置であって、前記シート状
のガラス素板を載置する載置台と、同載置台上に載置さ
れたガラス素板の一面にガラスカッターを使用して円形
状をなす外周切筋及び同外周切筋よりも直径の小さな円
形状をなす内周切筋をそれぞれ形成する切筋形成部と、
前記シート状のガラス素板の一面を加熱装置を用いて加
熱し、外周切筋及び内周切筋をシート状のガラス素板の
他面に到達するまで進行させて外周切筋と内周切筋とに
囲まれた部分に円盤状の情報記録媒体用ガラス基板を切
断する切断部と、シート状のガラス素板に円盤状の情報
記録媒体用ガラス基板を複数個製造すべく前記切筋形成
部及び切断部をシート状のガラス素板の一面上の複数箇
所へ移動させる移動手段とを備えたことを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の情報記録媒体用ガラス基板の多面取り装置において、
前記切筋形成部は、基台及び同基台に対して対向して取
着された二つのガラスカッターよりなり、当該二つのガ
ラスカッターをシート状のガラス素板の一面にそれぞれ
押圧させながら切筋形成部を回転させ、同心円状の外周
切筋及び内周切筋を同時に形成するものであることを要
旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の情報記録媒体用ガラス基板の多面取り装
置において、前記切断部によりシート状のガラス素板に
切断された円盤状の情報記録媒体用ガラス基板を保持
し、当該円盤状の情報記録媒体用ガラス基板をシート状
のガラス素板から取り出して収納部に収納させる回収工
程を行う回収手段を備えていることを要旨とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求
項3のいずれか一項に記載の情報記録媒体用ガラス基板
の多面取り装置において、前記載置台にはシート状のガ
ラス素板が切断部により内周切筋の内側が切断されるこ
とにより発生するガラス廃材を載置台の下側で回収すべ
く内周切筋に囲まれた領域より大きな回収孔が形成され
ていることを要旨とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求
項4のいずれか一項に記載の情報記録媒体用ガラス基板
の多面取り装置において、前記切筋形成部及び切断部は
一体ずつ設けられ、それら切筋形成部及び切断部によ
り、円盤状の情報記録媒体用ガラス基板を一個ずつ製造
することを要旨とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求
項4のいずれか一項に記載の情報記録媒体用ガラス基板
の多面取り装置において、前記切筋形成部及び切断部は
複数体ずつ設けられ、それら切筋形成部及び切断部によ
り、円盤状の情報記録媒体用ガラス基板を複数個同時に
製造することを要旨とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、中心に円孔を有
する円盤状をなす情報記録媒体用ガラス基板をシート状
をなす一枚のガラス素板から複数個製造するための情報
記録媒体用ガラス基板の製造方法であって、載置台上に
載置されたシート状のガラス素板の一面に円形状をなす
外周切筋及び同外周切筋よりも直径の小さな円形状をな
す内周切筋をそれぞれ形成する切筋形成工程と、前記シ
ート状のガラス素板の一面を加熱し、外周切筋及び内周
切筋をシート状のガラス素板の他面に到達するまで進行
させて外周切筋と内周切筋とに囲まれた部分に円盤状の
情報記録媒体用ガラス基板を切断する切断工程とよりな
り、前記切筋形成工程及び切断工程をシート状のガラス
素板の一面の複数箇所で行うことを要旨とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した情報記
録媒体用ガラス基板の多面取り装置及び同情報記録媒体
用ガラス基板の製造方法の実施形態を図1〜図5に従っ
て説明する。
【0014】まず、情報記録媒体用ガラス基板は、中心
に円孔を有した円盤状をなし、磁気ディスク、光磁気デ
ィスク、光ディスク等の情報記録媒体として用いられて
いる。このガラス基板を形成するガラス素板の材料とし
てはフロート法、ダウンドロー法、リドロー法又はプレ
ス法で製造されたソーダライムガラス、アルミノシリケ
ートガラス、ボロシリケートガラス、結晶化ガラス等が
挙げられる。そして、円盤状に成形された情報記録媒体
用ガラス基板の表面に磁性膜等を積層することにより、
情報記録媒体が構成されている。
【0015】図1に示すように、情報記録媒体用ガラス
基板の多面取り装置11(以下、単に装置11と記す)
は、載置台12と、切筋形成部13と、切断部14と、
前記切筋形成部13及び切断部14を移動させる移動手
段とより主に構成されている。そして、この装置11
は、図5に示すように、中心に円孔を有する円盤状をな
す情報記録媒体用ガラス基板としての基板素材gを、一
枚のシート状をなすガラス素板Gから多面取りして複数
個製造するものである。
【0016】前記載置台12は、平面視長方形状をなす
機台15上に固定され、図2に示すように、同載置台1
2上には厚さ1.0mmの平面長方形状をなすシート状
のガラス素板Gが載置固定されるようになっている。な
お、図1、図2及び図5において、載置台12の短辺に
沿った方向を縦方向とし、載置台12の長辺に沿った方
向を横方向とする。
【0017】図1に示すように、載置台12の上面に
は、円形状をなす回収孔12aが複数箇所に透設され、
各回収孔12aはそれぞれ載置台12を上下方向に貫通
している。そして、各回収孔12aはガラス素板Gから
円盤状の基板素材gを製造する際に、図4に示すよう
に、基板素材gの中心の円孔を形成するために生じた円
形状をなすガラス廃材が落下して通過可能に形成されて
いる。即ち、各回収孔12aの直径は円盤状の基板素材
gの中心の円孔の直径より大きく形成されている。回収
孔12a内に落下したガラス廃材は載置台12の下側か
ら回収される。
【0018】図1に示すように、各回収孔12aは載置
台12の縦方向に沿って一定間隔おきに6箇所に透設さ
れている。即ち、各回収孔12aは、載置台12の縦方
向に対して平行をなす直線Lに沿って延びるように載置
台12に直列的に透設されている。そして、載置台12
の縦方向へ延びる回収孔12aの列同士は、同列を通る
前記直線L同士が互いに平行をなすようになっている。
【0019】また、載置台12の横方向においては、各
回収孔12aは、載置台12の横方向に沿って回収孔1
2aの中心点を結んだ線が千鳥状(凹凸状)となるよう
にそれぞれ載置台12の横方向へ交互に位置ずれするよ
うに透設されている。具体的に、載置台12の縦方向に
隣接する回収孔12aの中心点同士を結んだ直線の中心
点を通り、載置台12の横方向に対して平行に延びる直
線上に載置台12の横方向へ隣接する回収孔12aが透
設されている。
【0020】載置台12の縦及び横方向に隣接する回収
孔12a同士の距離、即ち外周切筋K同士の距離は、シ
ート状のガラス素板Gに円盤状の基板素材gを製造した
場合、隣接する円盤状の基板素材gの外周縁同士の間に
所定の距離が形成されるように設定されている。即ち、
切筋形成部13及び切断部14を使用して円盤状の基板
素材gを製造した際、円盤状の基板素材gが除去されて
円孔となった位置からのひび割れ等を防止し、円盤状の
基板素材gの周縁の欠落を防止する最小の距離に設定さ
れている。
【0021】機台15において、前記載置台12の一つ
のコーナ部(図1では右下のコーナ部)を形成する長辺
及び短辺それぞれに沿った位置には、円柱状をなす凸部
16が長辺及び短辺それぞれに沿って二箇所ずつ突設さ
れている。これら凸部16は、載置台12の平面形状と
ほぼ同一形状をなすシート状のガラス素板Gを、載置台
12の側辺にシート状のガラス素板Gの側辺が沿うよう
に載置台12上に位置決めする機能を有する。なお、載
置台12に載置されたガラス素板Gを真空吸着装置(図
示せず)等の固定手段を使用して当該載置台12上面に
固定してもよい。
【0022】前記載置台12の一方の長辺(図1では上
側の長辺)側には、載置台12上のガラス素板Gの長辺
に対して平行をなす方向へ直線状に延びる移動手段とし
ての第1ガイドレール17が設置されている。この第1
ガイドレール17には、前記切筋形成部13及び切断部
14が取付支持された直線状の第1支持枠18が移動手
段として取り付けられている。
【0023】この第1支持枠18は同第1支持枠18の
軸線が第1ガイドレール17の延びる方向に対して直交
するように第1ガイドレール17に取り付けられてい
る。即ち、第1支持枠18は載置台12上のガラス素板
Gの長辺に対して直交する方向へ直線状に延びている。
そして、前記第1支持枠18は図示しない移動機構によ
り第1ガイドレール17の延びる方向(図1の矢印A方
向)に沿って移動するように構成されている。
【0024】前記第1支持枠18には、一体の第1支持
部材19が、第1支持枠18の延びる方向(図1の矢印
B方向)に沿って移動可能に取り付けられ、その第1支
持部材19に前記切筋形成部13が取り付けられてい
る。前記切筋形成部13を具体的に説明すると、図3に
示すように、切筋形成部13は、第1支持部材19に回
転可能に設置された支軸20に取付固定されている。
【0025】切筋形成部13は、支軸20に固定された
皿状をなす本体部13aと、同本体部13aに固定部材
13bにより取り付けられた基台13cとから主に構成
され、基台13cの下面には二つのガラスカッター13
dが相対向すべく並列に取着されている。各ガラスカッ
ター13dはそれぞれ回転軸13e(図3では一点鎖線
に示す)により基台13cに回転可能に取り付けられて
いる。
【0026】前記基台13cの外縁よりに取り付けられ
たガラスカッター13dは、シート状のガラス素板Gに
円形状をなす外周切筋Kを形成するためのものである。
一方、基台13cの中央よりに取り付けられたガラスカ
ッター13dはシート状のガラス素板Gに円形状をなす
内周切筋Nを形成するためのものである。
【0027】前記各ガラスカッター13dは超硬合金又
はダイヤモンドにより形成され、ガラスカッター13d
の両端(図3では上下両端)の刃先同士を結んだ直線、
即ち稜線13fに対する左右の刃先角度が異なるように
形成されている。両ガラスカッター13dにおいて、前
記支軸20を回転中心として切筋形成部13を回転させ
たとき、その円の内側に位置する刃先角度は、外側に位
置する刃先角度より小さくなっている。
【0028】切筋形成部13を支軸20を回転中心とし
て回転させることにより、一対のガラスカッター13d
を回転させてシート状のガラス素板Gに同心円状をなす
外周切筋K及び内周切筋Nを形成することができる。な
お、内周切筋Nの内側が切断されることにより発生する
ガラス廃材を載置台12の下側で回収可能とするため回
収孔12aの大きさは内周切筋Nに囲まれた領域より大
きくなるように形成されている。
【0029】前記外周切筋Kはガラスカッター13dの
刃先角度の小さい側へ傾いて形成され、外周切筋Kによ
り形成された円形の中央側へ向かって外周切筋Kが延び
るように形成される。一方、前記内周切筋Nはガラスカ
ッター13dの刃先角度の小さい側へ傾いて形成され、
内周切筋Nにより形成された円形から離れる方へ向かっ
て内周切筋Nが延びるように形成される。
【0030】図1に示すように、前記第1支持枠18に
は、一体の第2支持部材21が、第1支持枠18の延び
る方向(矢印B方向)に沿って移動可能に取り付けら
れ、その第2支持部材21に前記切断部14が取り付け
られている。前記切断部14を具体的に説明すると、図
4に示すように、切断部14は金属又はセラミックス材
料により形成され、下部には円形状に形成された外周加
熱部14aと、同外周加熱部14aと同心円状をなす内
周加熱部14bとが設けられている。
【0031】また、切断部14には加熱装置14cが設
けられ、この加熱装置14cにより前記外周加熱部14
a及び内周加熱部14bが加熱されるように形成されて
いる。さらに、切断部14の中央部には、貫通孔14e
が切断部14を貫通して形成され、その切断部14内に
は前記内周加熱部14bの中央部を上下方向へ移動可能
な押圧部材14dが設けられている。この押圧部材14
dの上端には図示しない重りが取り付けられており、そ
の重りにより押圧部材14dを下方へ押圧するようにな
っている。
【0032】そして、前記外周切筋K及び内周切筋Nが
形成されたシート状のガラス素板Gの上面に、外周加熱
部14a及び内周加熱部14bが接触するように切断部
14を配置したとき、外周加熱部14aは外周切筋Kに
囲まれた領域の外側に接触するように形成されている。
【0033】さらに、外周加熱部14aにより外周切筋
Kに囲まれた領域の外側を加熱することができるように
形成されている。一方、内周加熱部14bは内周切筋N
に囲まれた領域の外側に接触するように形成され、内周
切筋Nに囲まれた領域の外側を加熱することができるよ
うに形成されている。また、切断部14のシート状のガ
ラス素板Gに対する接触状態において、前記押圧部材1
4dは内周切筋Nに囲まれた領域の中央部を下方へ押圧
可能に形成されている。
【0034】図1に示すように、上記切筋形成部13及
び切断部14は第1支持枠18に一体ずつ取り付けられ
ている。そして、第1支持枠18が第1ガイドレール1
7に沿って矢印A方向へ移動することにより、切筋形成
部13及び切断部14は載置台12上のシート状のガラ
ス素板Gの一面に沿ってガラス素板Gの長辺方向へ移動
可能に形成されている。さらに、切筋形成部13及び切
断部14は、前記第1支持部材19及び第2支持部材2
1が第1支持枠18に沿って矢印B方向へ移動すること
により、載置台12上のシート状のガラス素板Gの長辺
方向へ直交する短辺方向に沿って移動可能に形成されて
いる。
【0035】前記載置台12の他方の長辺(図1では下
側の長辺)側には、同長辺に沿って延びる一対のコンベ
ア22a、22bが設置されている。収納部の移動手段
としての一方のコンベア22aには、円盤状の基板素材
gを横置きに収納するための収納部としての略四角箱状
をなすストッカー23が一台載置されている。そして、
シート状のガラス素板Gの長辺方向に沿って円盤状の基
板素材gが製造されていくに従い、コンベア22aもガ
ラス素板Gの長辺方向に沿って移動してストッカー23
を移動させるようになっている。
【0036】他方のコンベア22bには、未使用の前記
ストッカー23が複数台載置されている。また、一対の
コンベア22a,22bの近傍位置には、他方のコンベ
ア22bに載置された未使用のストッカー23を把持し
て一方のコンベア22aへ移動させるためのアーム部2
4が設けられている。
【0037】他方のコンベア22bより外側には、載置
台12の長辺に沿って平行に延びる回収手段を構成する
第2ガイドレール25が設置されている。この第2ガイ
ドレール25には切断された円盤状の基板素材gをシー
ト状のガラス素板Gから回収するための回収手段を構成
する回収部26が取付支持された第2支持枠27が取り
付けられている。
【0038】回収手段を構成する第2支持枠27は、同
第2支持枠27の軸線が第2ガイドレール25の延びる
方向に対して直交するように取り付けられている。そし
て、前記第2支持枠27は図示しない移動機構により第
2ガイドレール25の延びる方向(矢印A方向)に沿っ
て移動するように構成されている。
【0039】前記回収部26には棒状をなすハンド部2
6aの基端部が取り付けられ、同ハンド部26aは基端
側を回動中心として回動可能に形成されている。また、
ハンド部26aには吸着部26bが2箇所に形成され、
円盤状の基板素材gの表面に吸着部26bを真空吸着さ
せて基板素材gを保持することができるように構成され
ている。
【0040】そして、第2支持枠27を第2ガイドレー
ル25に沿って移動させることにより、回収部26を前
記矢印A方向に沿って移動させ、載置台12上のシート
状のガラス素板Gの長辺方向に沿って移動させることが
できる。さらに、前記回収部26を第2支持枠27に沿
って移動させることにより、回収部26を前記矢印B方
向に沿って移動させ、載置台12上のシート状のガラス
素板Gの短辺方向に沿って移動させることができる。
【0041】上記構成の装置11を使用した円盤状の基
板素材gの製造方法は、シート状のガラス素板Gに外周
切筋K及び内周切筋Nを形成する切筋形成工程と、同切
筋形成工程後のガラス素板Gを円盤状に切断する切断工
程とより構成されている。
【0042】前記切筋形成工程は、前記切筋形成部13
を使用して載置台12上に載置されたシート状のガラス
素板Gの一面に外周切筋K及び内周切筋Nをそれぞれ形
成するものである。また、前記切断工程は、切断部14
により外周切筋K及び内周切筋Nをシート状のガラス素
板Gの他面に到達するまで進行させて外周切筋Kと内周
切筋Nとに囲まれた部分に円盤状の基板素材gを切断す
るものである。
【0043】また、前記切断工程後には、シート状のガ
ラス素板Gから円盤状の基板素材gを回収部26により
取り出し、さらにその円盤状の基板素材gをストッカー
23に収容する回収工程が行われる。
【0044】次に、上記装置11を使用してシート状の
ガラス素板Gから円盤状の基板素材gを製造する方法に
ついて作用とともに具体的に説明する。さて、図1に示
すように、装置11において、第1支持枠18が第1ガ
イドレール17の基端側(図1では左端側)に配置さ
れ、第2支持枠27が第2ガイドレール25の基端側
(図1では右端側)に配置されている。この配置状態に
おいて、シート状のガラス素板Gを載置台12上に載置
し、シート状のガラス素板の二辺を凸部16に当接させ
る。すると、載置台12の側辺にシート状のガラス素板
Gの側辺が沿うように載置台12上に位置決めされる。
【0045】次に、図2に示すように、第1支持枠18
を第1ガイドレール17の先端側(図2では右端側)へ
移動させる。次いで、切断部14を第1支持枠18に沿
って同第1支持枠18の先端側(図2では下端側)へ移
動させる。さらに、切筋形成部13を第1支持枠18に
沿って移動させ、シート状のガラス素板Gの一コーナ部
より若干内側へ入った位置へ配置させる。このとき、切
筋形成部13は載置台12の短辺に最も近い直線Lの下
端に位置する回収孔12a上に配置される。また、他方
のコンベア22bからアーム部24によりストッカー2
3を一方のコンベア22a上へ載置させる。さらに、コ
ンベア22aを移動させてストッカー23を第1支持枠
18の延長線上に位置させ、基板素材gが切断される位
置の近傍位置にストッカー23を位置させる。
【0046】続いて、図3に示すように、切筋形成部1
3をガラス素板G側へ移動させ、前記切筋形成工程が行
われる。まず、シート状のガラス素板Gの一面に一対の
ガラスカッター13dを接触、さらに押圧させる。この
とき、各ガラスカッター13dの稜線13fがシート状
のガラス素板Gの表面に対して垂直となるように押圧さ
せる。続けて、支軸20を中心に切筋形成部13を回転
させると、シート状のガラス素板Gの一面に同心円状の
外周切筋K及び内周切筋Nが同時に形成される。
【0047】次に、切筋形成部13が第1支持枠18に
沿って同第1支持枠18の基端側(図2では上側)へ移
動され、続けて、切断部14が切筋形成部13に追従し
て第1支持枠18に沿って移動される。
【0048】このとき、切筋形成部13は切筋形成工程
が行われた位置に対して載置台12の縦方向に隣接する
別の回収孔12a上に位置するように移動される。ま
た、切断部14は前記切筋形成工程が行われた回収孔1
2a上へ移動され、切断部14の押圧部材14dが回収
孔12aの真上に位置するように配置される。
【0049】次いで、図4に示すように、切筋形成工程
が行われた位置に切断部14が降下され、切断工程が行
われる。まず、加熱装置14cにより前記外周加熱部1
4a及び内周加熱部14bが加熱されるとともに、外周
加熱部14aにより外周切筋Kに囲まれた領域の外側が
加熱され、内周加熱部14bにより内周切筋Nに囲まれ
た領域の外側が加熱される。すると、シート状のガラス
素板Gの厚み方向に熱膨張差が生じ、シート状のガラス
素板Gが上方へ凸形状となるように熱変形される。そし
て、この熱変形により外周切筋K及び内周切筋Nがシー
ト状のガラス素板Gの他面に到達するまで進行される。
その結果、シート状のガラス素板Gに円盤状の基板素材
gが切断される。
【0050】次に、切断部14の押圧部材14dを下方
へ移動させ、内周切筋Nに囲まれた領域の中央部を下方
へ押圧すると、内周切筋Nに囲まれた領域がシート状を
なすガラス素板Gから脱落し、そのガラス廃材は回収孔
12a内へ落下する。このとき、内周切筋Nはガラス素
板Gの一面側(図4では上面)から他面(図4では下
面)側へ向かうに従い拡がるように形成されているた
め、内周切筋Nに囲まれた領域を下方へ脱落させやす
い。なお、切断部14による切断工程が行われていると
き、切断部14に隣接する位置で切筋形成部13による
切筋形成工程が行われている。
【0051】次いで、切筋形成部13は切筋形成工程が
行われた位置に対して載置台12の縦方向に隣接する別
の回収孔12a上に位置するようにガラス素板Gの短辺
に沿った方向へ再度移動される。また、切断部14は切
断工程が行われた位置から別の切筋形成工程が行われた
回収孔12a上へガラス素板Gの短辺に沿った方向へ移
動される。
【0052】続けて、第2支持枠27を第2ガイドレー
ル25の先端側(図2では左側)へ移動させ、一番最初
に切筋形成工程及び切断工程が行われた位置に回収部2
6を配置させ、その回収部26により回収工程が行われ
る。即ち、吸着部26bを円盤状に切断された基板素材
gの一面に吸着させ、さらに、ハンド部26aを上方へ
回動させる。
【0053】すると、シート状のガラス素板Gから円盤
状の基板素材gが取り上げられる。このとき、図4に示
すように、外周切筋Kはガラス素板Gの他面側(図4で
は下面)から一面(図4では上面)側へ向かうに従い広
くなるように形成されているため、基板素材gをガラス
素板Gから取り上げやすくなっている。続けて、回収部
26がストッカー23上に位置するように、第2支持枠
27及び回収部26を移動させ、ハンド部26aを回動
させて円盤状の基板素材gをストッカー23内に収容さ
せる。
【0054】その結果、前記切筋形成工程及び切断工程
により円盤状の基板素材gがシート状のガラス素板Gか
ら製造され、さらに回収工程によりガラス素板Gから回
収され、基板素材gが得られる。
【0055】以下、上記と同様に切筋形成部13及び切
断部14が第1支持枠18に沿って移動され、上記切筋
形成工程及び切断工程がシート状のガラス素板Gの短辺
方向に沿って行われる。また、回収部26が第2支持枠
27に沿って移動され、回収工程がシート状のガラス素
板Gの短辺方向に沿って行われる。そして、切断部14
による切断工程が切断部14の進行方向における最後の
回収孔12a上で終了した後、第1支持枠18が第1ガ
イドレール17に沿って第1支持枠18の基端側へ移動
される。
【0056】このとき、第1支持枠18は切筋形成部1
3及び切断部14が、既に切筋形成工程及び切断工程が
行われた位置に対して、載置台12の横方向に隣接する
位置に透設された回収孔12a上に位置するように移動
される。さらに、回収部26による回収工程が回収部2
6の進行方向における最後の回収孔12a上で終了した
後、第2支持枠27が第2ガイドレール25に沿って移
動される。このときも、第2支持枠27は回収部26
が、既に切筋形成工程、切断工程及び回収工程が行われ
た位置に対して、載置台12の横方向に隣接する位置に
透設された回収孔12a上に位置するように移動され
る。
【0057】続けて、上記と同様に切断部14及び切筋
形成部13を第1支持枠18に沿って移動させ、さら
に、回収部26を第2支持枠27に沿って移動させ、切
筋形成工程、切断工程及び回収工程を行う。そして、上
記工程が繰り返されて、ガラス素板Gの短辺方向へ直列
的に基板素材gを製造していく作業を、ガラス素板Gの
長辺方向へ進めていく。その結果、ガラス素板Gには、
短辺方向へ複数個の基板素材gが製造され、長辺方向に
も複数個の基板素材gが製造される。
【0058】このとき、図5に示すように、回収孔12
aは載置台12の縦方向に対して直列的に透設され、載
置台12の横方向に沿って交互に位置ずれするように透
設されている。即ち、シート状のガラス素板Gの短辺方
向に延びる回収孔12aに沿って形成された内周切筋N
及び外周切筋Kは、回収孔12aの中心点、即ち外周切
筋Kの中心を通る直線L同士がそれぞれ平行をなすよう
に形成されている。また、直線L上で隣接する外周切筋
K同士の中心点を結んだ直線の中心点上を通り、ガラス
素板Gの長辺に対して平行に延びる直線上に、シート状
のガラス素板Gの長辺方向に隣接する外周切筋Kの中心
点が位置するように形成されている。
【0059】そのため、回収孔12a上に内周切筋N及
び外周切筋Kが形成されるように基板素材gが製造され
ることにより、ガラス素板Gの短辺方向へ隣接する基板
素材g同士の間にガラス素板Gの長辺方向へ隣接する基
板素材gが製造される。そのため、シート状のガラス素
板Gから円盤状の基板素材gが最も密に詰められた状態
で製造される。
【0060】そして、シート状のガラス素板Gの他方の
短辺と一方の長辺とにより形成されるコーナ部に最も近
い回収孔12a上から円盤状の基板素材gが取り上げら
れると、円盤状の基板素材gの製造作業が終了する。
【0061】上記実施形態の情報記録媒体用ガラス基板
の多面取り装置及び同情報記録媒体用ガラス基板の製造
方法によれば、以下のような効果を得ることができる。 (1)第1ガイドレール17及び第1支持枠18によ
り、切筋形成部13及び切断部14をシート状のガラス
素板G上を長辺方向及び短辺方向へ移動させることがで
きる。そのため、ガラス素板Gのある位置に円盤状の基
板素材gを形成した後、ガラス素板Gの別の位置へ切筋
形成部13及び切断部14を移動させることにより、シ
ート状のガラス素板Gから複数個の円盤状の基板素材g
を直接製造することができる。従って、シート状のガラ
ス素板Gを格子状に切断する工程を省略することがで
き、円盤状の基板素材gの製造作業の簡易化を図ること
ができるとともに、製造時間を短縮して生産性を向上さ
せることができる。
【0062】(2)切筋形成部13及び切断部14によ
りシート状のガラス素板G上で切筋形成工程及び切断工
程が行われて円盤状の基板素材gが製造される。そのた
め、シート状のガラス素板を格子状に切断する装置を省
略することができ、装置11の構成を簡易化してその製
造コストを抑えることができる。
【0063】(3)円盤状の基板素材gは切筋形成工程
時に周縁が欠落されない最小距離だけ離れた位置に隣接
して製造されるため、シート状のガラス素板Gから円盤
状の基板素材gが最も密に詰められた状態で製造され
る。従って、格子状に切断した素板片の周縁より一定距
離だけ内側位置に円盤状のガラス素板を製造していた従
来と異なり、ガラス廃材の量を抑えることができるとと
もに、一枚のシート状のガラス素板Gに対する円盤状の
基板素材gの取得率を高めることができる。
【0064】(4)シート状のガラス素板Gの短辺方向
に沿って形成された外周切筋Kの中心を通る直線L同士
はそれぞれ平行をなしている。また、直線L上で隣接す
る外周切筋K同士の中心点を結んだ直線の中心点上を通
り、ガラス素板Gの長辺に対して平行に延びる直線上
に、シート状のガラス素板Gの長辺方向に隣接する外周
切筋Kの中心点が位置するように形成されている。その
ため、円盤状の基板素材g同士を所定の距離を隔てた位
置に詰めた状態で製造することができる。従って、シー
ト状のガラス素板Gを格子状の素板片に切断し、各素板
片から円盤状の情報記録媒体用ガラス基板を製造する場
合と比較して円盤状の基板素材gの取得率を向上させる
ことができる。
【0065】(5)切筋形成部13及び切断部14は、
ガラス素板Gの一面に沿ってガラス素板Gの長辺方向へ
延びる第1ガイドレール17に支持された第1支持枠1
8に支持されている。また、第1支持枠18はシート状
のガラス素板Gの短辺方向へ直線状に延びるように第1
ガイドレール17に取り付けられている。そのため、第
1ガイドレール17及び第1支持枠18により切筋形成
部13及び切断部14をシート状のガラス素板Gの長辺
方向及び短辺方向へ平行に移動させることができる。従
って、それら切筋形成部13及び切断部14によりシー
ト状のガラス素板Gの一面上に基板素材gを整列的に多
面取りして、基板素材gを最密取りすることができる。
【0066】(6)一方のコンベア22aによりストッ
カー23を、製造された円盤状の基板素材gに最も近い
位置に移動させることができる。従って、回収部26に
より回収された基板素材gをストッカー23に収容させ
るために第2ガイドレール25及び第2支持枠27を移
動させる距離を短くすることができ、基板素材gの回収
に要する時間を短くすることができる。
【0067】(7)切筋形成部13により外周切筋K及
び内周切筋Nを同時に形成することができる。従って、
外周切筋K及び内周切筋Nをそれぞれ別々に形成する場
合と比較して円盤状の基板素材gの切筋形成工程に要す
る時間を短縮することができ、ひいては円盤状の基板素
材gの製造時間を短縮することができる。また、外周切
筋Kを形成する装置と、内周切筋Nを形成する装置とを
別々に設ける場合と比較して装置11の構成を簡易化す
ることができる。
【0068】(8)また、切筋形成部13により外周切
筋K及び内周切筋Nを互いに同心円状をなすように形成
することができる。このため、外周切筋Kの中心と、内
周切筋Nの中心とをほぼ一致させることができ、外周の
中心と、内周の中心との位置ずれを抑制した高品質な基
板素材gを得ることができる。
【0069】(9)第2支持枠27及び第2ガイドレー
ル25により、回収部26をシート状のガラス素板Gの
長辺方向及び短辺方向それぞれに平行な方向へ移動させ
ることができる。従って、円盤状の基板素材gが製造さ
れる都度ガラス素板Gから回収することができ、円盤状
の基板素材gの回収作業の簡易化を図ることができる。
【0070】(10)内周切筋Nに囲まれた領域が押圧
部材14dにより押圧されて載置台12の回収孔12a
内へ円形状のガラス廃材を落下させることができる。従
って、回収孔12aが形成されず、円盤状の基板素材g
がガラス素板Gから回収された後、載置台12上にガラ
ス廃材が残存する場合と比較してガラス廃材を回収する
作業の簡易化を図ることができる。
【0071】(11)切筋形成部13、切断部14及び
回収部26をそれぞれシート状のガラス素板Gの所定位
置に移動させて円盤状の基板素材gを一個ずつ製造し
た。そのため、高品質な基板素材gを製造することがで
きる。
【0072】なお、上記実施形態は以下のように変更し
てもよい。 ・ 実施形態では、外周切筋Kの中心点を結んだ直線L
がガラス素板Gの短辺方向に平行をなすように外周切筋
Kを形成し、直線L上で隣接する外周切筋K同士の中心
点を結んだ直線の中心点上を、ガラス素板Gの長辺に対
して平行に延びる直線上が通るように外周切筋Kを形成
した。そして、シート状のガラス素板Gから基板素材g
を最密取りしたが、以下のように変更してもよい。ガラ
ス素板Gの短辺方向に沿って形成された各外周切筋Kの
中心点からガラス素板Gの長辺に対して平行に延びる直
線上に、ガラス素板Gの長辺方向へ形成される外周切筋
Kの中心点が位置するように切筋形成部13を移動させ
てもよい。さらには、外周切筋Kの中心点がガラス素板
Gの任意の位置に位置するように切筋形成部13を移動
させてもよい。
【0073】・ 実施形態では、製造される基板素材g
の位置に追従してストッカー23を一方のコンベア22
aにより移動させたが以下のように構成してもよい。ス
トッカー23を一定位置に固定し、第2支持枠27及び
第2ガイドレール25をそれぞれ移動させて回収部26
をストッカー23にまで移動させて回収作業を行っても
よい。又はコンベア22a、22bを省略してもよい。
【0074】・ 実施形態では、切筋形成部13、切断
部14及び回収部26をそれぞれシート状のガラス素板
Gの所定位置に移動させて円盤状の基板素材gを一個ず
つ製造したが、円盤状の基板素材gを複数個同時に製造
してもよい。例えば、図6に示すように、第1支持枠1
8に切筋形成部13を複数体として12体取り付ける。
さらに、第1ガイドレール17に対して別の支持枠30
を設け、その別の支持枠30に切断部14を12体取り
付ける。加えて、第2支持枠27に回収部26を12体
取り付ける。
【0075】なお、切筋形成部13、切断部14及び回
収部26はそれぞれ載置台12の回収孔12aに対応す
るように各基台に取り付けられている。そして、まず、
第1支持枠18を移動させて12体の切筋形成部13に
よりシート状のガラス素板Gに一度に12箇所に外周切
筋K及び内周切筋Nを形成して切筋形成工程を行う。次
に、別の支持枠30を移動させ、12体の切断部14を
12箇所に形成された外周切筋K及び内周切筋N上に移
動させ、切断部14により一度に12箇所に切断工程を
行う。
【0076】すると、シート状のガラス素板Gに12個
の円盤状の基板素材gが一度に製造される。続けて、第
2ガイドレール25を移動させ、12体の回収部26を
12箇所に形成された円盤状の基板素材g上に移動さ
せ、回収部26により一度に12個の円盤状の基板素材
gを回収する。さらに、回収された12個の基板素材g
をストッカー23内に同時に収容させる。
【0077】従って、円盤状の基板素材gを一度に大量
に製造することができ、その製造作業をより効率よく行
うことができる。なお、切筋形成部13、切断部14及
び回収部26の数は任意に変更することができ、シート
状のガラス素板Gの大きさ、載置台12の大きさ、回収
孔12aの数等に合わせて適宜変更される。
【0078】・ 実施形態では、載置台12に回収孔1
2aを形成し、回収孔12a内に内周切筋Nの内側のガ
ラス廃材を落下させたが、回収孔12aを省略して、円
盤状の基板素材gが回収された後、載置台12上にガラ
ス廃材として残存させてもよい。
【0079】・ 実施形態では、製造された円盤状の基
板素材gを回収部26により回収させたが、第2ガイド
レール25、回収部26及び第2支持枠27を省略して
手作業により円盤状の基板素材gの回収作業を行っても
よい。
【0080】・ 実施形態では、切筋形成部13を回転
させることにより外周切筋K及び内周切筋Nを同時に形
成したが、これに限らず外周切筋Kを形成する工程と、
内周切筋Nを形成する工程との2つの工程に分けて形成
してもよい。また、このように外周切筋K及び内周切筋
Nを形成する工程を2つの工程で行う場合、その形成順
序は、最初に外周切筋Kで次に内周切筋Nの順序、及び
最初に内周切筋Nで次に外周切筋Kの順序のいずれであ
ってもよい。
【0081】・ 実施形態では、切断部14に外周加熱
部14a及び内周加熱部14bを一体的に設けたが、切
断部14に内周加熱部14bのみを設けてもよい。そし
て、第1支持枠18に外周加熱部14aのみを別体で設
けてもよい。
【0082】次に上記実施形態から把握できる技術的思
想について以下に追記する。 (1)前記シート状のガラス素板から取り出された円盤
状のガラス基板を収容する収納部を備え、当該収納部を
円盤状の情報記録媒体用ガラス基板が製造されていく方
向に追従して移動させる移動手段を備えたことを特徴と
する請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の情報記
録媒体用ガラス基板の多面取り装置。このように構成し
た場合、収納部が一定位置に固定され、製造された円盤
状の情報記録媒体用ガラス基板を収納部まで運搬させる
場合と比較して円盤状の情報記録媒体用ガラス基板の運
搬距離を短くすることができ、回収に要する時間を短く
することができる。
【0083】(2)前記切筋形成部及び切断部は、ガラ
ス素板の一面に沿って一方向へ延びる移動手段としての
ガイドレールに支持された移動手段としての支持枠に支
持され、当該支持枠がガイドレールに直交する方向へ直
線状に延びるべく前記ガイドレールに取り付けられるこ
とにより、前記支持枠をガイドレールに沿って移動させ
ると、切筋形成部及び切断部をガラス素板の一面に沿っ
て一方向へ直線状に移動させることができ、切筋形成部
及び切断部を支持枠に沿って移動させることにより、切
筋形成部及び切断部をガラス素板の一方向に対して直交
する方向へ直線状に移動させることができることを特徴
とする請求項1〜請求項6及び前記技術的思想(1)の
いずれか一項に記載の情報記録媒体用ガラス基板の多面
取り装置。このように構成した場合、切筋形成部及び切
断部をガラス素板の一面上に整列的に移動させることが
でき、円盤状の情報記録媒体用ガラス基板をシート状の
ガラス素板から効率よく製造することができる。
【0084】(3)前記シート状のガラス素板は平面四
角形状をなし、同ガラス素板の一辺の延びる方向に沿っ
て一定間隔おきに外周切筋が形成され、前記一辺方向に
沿って形成された外周切筋の中心を通る直線同士は、前
記一辺方向に沿って互いに平行をなすとともに、前記一
辺方向に隣接する外周切筋の中心点上を通り、前記一辺
方向と直交する方向に平行に延びる直線上に、前記直交
方向に隣接する外周切筋の中心点が位置するように形成
して情報記録媒体用ガラス基板を最密取りすることを特
徴とする請求項1〜請求項6及び前記技術的思想(1)
及び(2)のいずれか一項に記載の記載の情報記録媒体
用ガラス基板の多面取り装置。このように構成した場
合、円盤状の情報記録媒体用ガラス基板同士を所定の距
離を隔てた位置に詰めた状態で製造することができる。
そのため、シート状のガラス素板を格子状の素板片に切
断し、各素板片から円盤状の情報記録媒体用ガラス基板
を製造する場合と比較して円盤状の情報記録媒体用ガラ
ス基板の取得率を向上させることができる。
【0085】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1に記載
の発明によれば、シート状のガラス素板を素板片に切断
する工程を省略して生産性を向上させることができる。
【0086】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、外周切筋及び内周切筋をそ
れぞれ別々に形成する場合と比較して切筋を形成するの
に要する時間を短縮することができ、ひいては円盤状の
情報記録媒体用ガラス基板の製造時間を短縮することが
できる。
【0087】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加え、円盤状の情報
記録媒体用ガラス基板の回収作業の簡易化を図ることが
できる。
【0088】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項3のいずれか一項に記載の発明の効果に加え、
回収孔が形成されず、円盤状の情報記録媒体用ガラス基
板が回収された後、ガラス廃材が載置台上に残存する場
合と比較してガラス廃材を回収する作業の簡易化を図る
ことができる。
【0089】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項4のいずれか一項に記載の発明の効果に加え、
高品質な情報記録媒体用ガラス基板を製造することがで
きる。
【0090】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項4のいずれか一項に記載の発明の効果に加え、
円盤状の情報記録媒体用ガラス基板を一度に複数個製造
することができ、その製造作業をより効率よく行うこと
ができる。
【0091】請求項7に記載の発明によれば、シート状
のガラス素板を素板片に切断する工程を省略して生産性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報記録媒体用ガラス基板の多面取り装置を模
式的に示す平面図。
【図2】切筋形成部及び切断部を移動させた状態を模式
的に示す平面図。
【図3】切筋形成部による切筋形成工程を示す断面図。
【図4】切断部による切断工程を示す断面図。
【図5】情報記録媒体用ガラス基板の製造状況を模式的
に示す平面図。
【図6】情報記録媒体用ガラス基板の多面取り装置を模
式的に示す平面図。
【符号の説明】
G…ガラス素板、g…情報記録媒体用ガラス基板として
の基板素材、K…外周切筋、N…内周切筋、11…情報
記録媒体用ガラス基板の多面取り装置、12…載置台、
12a…回収孔、13…切筋形成部、13c…基台、1
3d…ガラスカッター、14…切断部、14c…加熱装
置、17…移動手段としての第1ガイドレール、18…
移動手段としての第1支持枠、23…収納部としてのス
トッカー、25…回収手段としての第2ガイドレール、
26…回収手段としての回収部、27…回収手段として
の第2支持枠。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 11/105 546 G11B 11/105 546D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心に円孔を有する円盤状をなす情報記録
    媒体用ガラス基板をシート状をなす一枚のガラス素板か
    ら複数個製造するための情報記録媒体用ガラス基板の多
    面取り装置であって、 前記シート状のガラス素板を載置する載置台と、 同載置台上に載置されたガラス素板の一面にガラスカッ
    ターを使用して円形状をなす外周切筋及び同外周切筋よ
    りも直径の小さな円形状をなす内周切筋をそれぞれ形成
    する切筋形成部と、 前記シート状のガラス素板の一面を加熱装置を用いて加
    熱し、外周切筋及び内周切筋をシート状のガラス素板の
    他面に到達するまで進行させて外周切筋と内周切筋とに
    囲まれた部分に円盤状の情報記録媒体用ガラス基板を切
    断する切断部と、 シート状のガラス素板に円盤状の情報記録媒体用ガラス
    基板を複数個製造すべく前記切筋形成部及び切断部をシ
    ート状のガラス素板の一面上の複数箇所へ移動させる移
    動手段とを備えたことを特徴とする情報記録媒体用ガラ
    ス基板の多面取り装置。
  2. 【請求項2】前記切筋形成部は、基台及び同基台に対し
    て対向して取着された二つのガラスカッターよりなり、
    当該二つのガラスカッターをシート状のガラス素板の一
    面にそれぞれ押圧させながら切筋形成部を回転させ、同
    心円状の外周切筋及び内周切筋を同時に形成するもので
    あることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体用
    ガラス基板の多面取り装置。
  3. 【請求項3】前記切断部によりシート状のガラス素板に
    切断された円盤状の情報記録媒体用ガラス基板を保持
    し、当該円盤状の情報記録媒体用ガラス基板をシート状
    のガラス素板から取り出して収納部に収納させる回収工
    程を行う回収手段を備えていることを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の情報記録媒体用ガラス基板の多
    面取り装置。
  4. 【請求項4】前記載置台にはシート状のガラス素板が切
    断部により内周切筋の内側が切断されることにより発生
    するガラス廃材を載置台の下側で回収すべく内周切筋に
    囲まれた領域より大きな回収孔が形成されていることを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の
    情報記録媒体用ガラス基板の多面取り装置。
  5. 【請求項5】前記切筋形成部及び切断部は一体ずつ設け
    られ、それら切筋形成部及び切断部により、円盤状の情
    報記録媒体用ガラス基板を一個ずつ製造することを特徴
    とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の情報
    記録媒体用ガラス基板の多面取り装置。
  6. 【請求項6】前記切筋形成部及び切断部は複数体ずつ設
    けられ、それら切筋形成部及び切断部により、円盤状の
    情報記録媒体用ガラス基板を複数個同時に製造すること
    を特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載
    の情報記録媒体用ガラス基板の多面取り装置。
  7. 【請求項7】中心に円孔を有する円盤状をなす情報記録
    媒体用ガラス基板をシート状をなす一枚のガラス素板か
    ら複数個製造するための情報記録媒体用ガラス基板の製
    造方法であって、載置台上に載置されたシート状のガラ
    ス素板の一面に円形状をなす外周切筋及び同外周切筋よ
    りも直径の小さな円形状をなす内周切筋をそれぞれ形成
    する切筋形成工程と、前記シート状のガラス素板の一面
    を加熱し、外周切筋及び内周切筋をシート状のガラス素
    板の他面に到達するまで進行させて外周切筋と内周切筋
    とに囲まれた部分に円盤状の情報記録媒体用ガラス基板
    を切断する切断工程とよりなり、前記切筋形成工程及び
    切断工程をシート状のガラス素板の一面の複数箇所で行
    うことを特徴とする情報記録媒体用ガラス基板の製造方
    法。
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