JP2003312819A - ローラコンベア - Google Patents
ローラコンベアInfo
- Publication number
- JP2003312819A JP2003312819A JP2002119549A JP2002119549A JP2003312819A JP 2003312819 A JP2003312819 A JP 2003312819A JP 2002119549 A JP2002119549 A JP 2002119549A JP 2002119549 A JP2002119549 A JP 2002119549A JP 2003312819 A JP2003312819 A JP 2003312819A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller conveyor
- roller
- rollers
- contact
- slip plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ローラコンベア1に人が乗るとローラ12が回
転して転倒する危険性が高い。 【解決手段】ローラ12の間に滑り止め板13を取り付
けた。ドラム缶2の下面21はローラ12のみに支えら
れ、滑り止め板13に接触することはないが、人が乗る
と安全靴3の靴底31がたわんで滑り止め板13に接触
し、転倒が防止される。
転して転倒する危険性が高い。 【解決手段】ローラ12の間に滑り止め板13を取り付
けた。ドラム缶2の下面21はローラ12のみに支えら
れ、滑り止め板13に接触することはないが、人が乗る
と安全靴3の靴底31がたわんで滑り止め板13に接触
し、転倒が防止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重量物等を搬送す
るローラコンベアに関する。
るローラコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のローラコンベアは、例え
ば特開平9−136711号公報に記載されているよう
に、搬送方向に沿って1対の支持部材が所定の間隔を空
けて配置され、その支持部材に両端が支持された円筒状
であって回転自在の複数本のローラが所定のピッチで取
り付けられている。
ば特開平9−136711号公報に記載されているよう
に、搬送方向に沿って1対の支持部材が所定の間隔を空
けて配置され、その支持部材に両端が支持された円筒状
であって回転自在の複数本のローラが所定のピッチで取
り付けられている。
【0003】例えばドラム缶のような重量物を手作業で
搬送する作業は大きな力を要し重労働であるが、上述の
ようなローラコンベア上に重量物を載置すれば、ローラ
が回転するので小さな力で重量物を搬送方向に移動させ
ることができる。
搬送する作業は大きな力を要し重労働であるが、上述の
ようなローラコンベア上に重量物を載置すれば、ローラ
が回転するので小さな力で重量物を搬送方向に移動させ
ることができる。
【0004】台車に重量物を搬送することも考えられる
が、重量物の個数が多く、あるいは重量物の搬送経路が
決まっていれば、搬送経路に沿ってローラコンベアを敷
設し、ローラコンベア上を移動させる方が効率がよい。
が、重量物の個数が多く、あるいは重量物の搬送経路が
決まっていれば、搬送経路に沿ってローラコンベアを敷
設し、ローラコンベア上を移動させる方が効率がよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ローラコンベアを敷設
すると、作業者が移動する際ローラコンベアを超えて向
こう側に移動したい場合が生じる。ところが、ローラコ
ンベアのローラは回転するで、ローラコンベアのローラ
上に人が立つと必ず転倒し極めて危険である。
すると、作業者が移動する際ローラコンベアを超えて向
こう側に移動したい場合が生じる。ところが、ローラコ
ンベアのローラは回転するで、ローラコンベアのローラ
上に人が立つと必ず転倒し極めて危険である。
【0006】そのため作業場では作業者がローラコンベ
ア上に立つことは危険行為であるとして厳禁されてい
る。従って、業者がローラコンベアの向こう側に移動し
たい場合には、ローラコンベアが敷設されていない場所
まで大きく迂回しなければならない。また、ローラコン
ベアを長期間使用しない場合には、誤って人がローラコ
ンベア上に乗らないように、固定板で覆うなどの対策を
する必要がある。
ア上に立つことは危険行為であるとして厳禁されてい
る。従って、業者がローラコンベアの向こう側に移動し
たい場合には、ローラコンベアが敷設されていない場所
まで大きく迂回しなければならない。また、ローラコン
ベアを長期間使用しない場合には、誤って人がローラコ
ンベア上に乗らないように、固定板で覆うなどの対策を
する必要がある。
【0007】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、人
が乗っても転倒することのないローラコンベアを提供す
ることを課題とする。
が乗っても転倒することのないローラコンベアを提供す
ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によるローラコンベアは、所定の間隔を空けて
互いに平行に保持された回転自在のローラを備えたロー
ラコンベアにおいて、上記各ローラの相互間に、上面が
ローラの上端位置より下方に位置する滑り止め板を、ロ
ーラに接触しないように固定したことを特徴とする。
に本発明によるローラコンベアは、所定の間隔を空けて
互いに平行に保持された回転自在のローラを備えたロー
ラコンベアにおいて、上記各ローラの相互間に、上面が
ローラの上端位置より下方に位置する滑り止め板を、ロ
ーラに接触しないように固定したことを特徴とする。
【0009】滑り止め板の上面はローラの上端位置より
下方に位置しているので、重量物やその他の搬送物をロ
ーラコンベア上に載置した状態では、滑り止め板は搬送
物に接触することはなく、従来のローラコンベアと同様
にして搬送することができる。一方、作業者等の人がロ
ーラコンベア上に乗ると、靴底が湾曲しローラとローラ
との間では靴底の下面がローラの上端位置より下方に下
がる。そのため、靴底の一部が滑り止め板に接触する。
このように、靴底の一部が滑り止め板に接触すると靴底
が滑り止め板に対して滑らず、転倒が防止される。
下方に位置しているので、重量物やその他の搬送物をロ
ーラコンベア上に載置した状態では、滑り止め板は搬送
物に接触することはなく、従来のローラコンベアと同様
にして搬送することができる。一方、作業者等の人がロ
ーラコンベア上に乗ると、靴底が湾曲しローラとローラ
との間では靴底の下面がローラの上端位置より下方に下
がる。そのため、靴底の一部が滑り止め板に接触する。
このように、靴底の一部が滑り止め板に接触すると靴底
が滑り止め板に対して滑らず、転倒が防止される。
【0010】なお、ローラコンベアが、ローラを使用し
て重量物を移送する作業者が立つ地面と略同じ位置に設
置されている場合には作業者等がローラコンベアをまた
いで反対側に移動したい場合があり、その場合に誤って
ローラコンベア上に乗っても転倒することがない。
て重量物を移送する作業者が立つ地面と略同じ位置に設
置されている場合には作業者等がローラコンベアをまた
いで反対側に移動したい場合があり、その場合に誤って
ローラコンベア上に乗っても転倒することがない。
【0011】
【発明の実施の形態】図1および図2を参照して、1は
本発明によるローラコンベアである。このローラコンベ
ア1には左右1対の支持部材であるアングル材11が相
互に平行に配置されている。そして両端が各々左右のア
ングル材11に回転自在に取り付けられた円筒形状の複
数本のローラ12を有している。これらローラ12は各
々所定の間隔を空けて一定のピッチでアングル材11に
取り付けられている。そしてこのローラコンベア1は工
場等の床面GL上に設置されている。
本発明によるローラコンベアである。このローラコンベ
ア1には左右1対の支持部材であるアングル材11が相
互に平行に配置されている。そして両端が各々左右のア
ングル材11に回転自在に取り付けられた円筒形状の複
数本のローラ12を有している。これらローラ12は各
々所定の間隔を空けて一定のピッチでアングル材11に
取り付けられている。そしてこのローラコンベア1は工
場等の床面GL上に設置されている。
【0012】また、各ローラ12の間には滑り止め板1
3が、両アングル材11間に架設されている。この滑り
止め板13の上面の高さは、ローラ12の上端位置より
下方に位置するように設定されている。
3が、両アングル材11間に架設されている。この滑り
止め板13の上面の高さは、ローラ12の上端位置より
下方に位置するように設定されている。
【0013】従って、図2に示すように、搬送されるド
ラム缶2をローラコンベア1上に載せると、ドラム缶2
の下面は各ローラ12の上端に保持され、滑り止め板1
3にドラム缶2の底面21が接触することはない。その
ため、ドラム缶2を作業者が押せば従来のローラコンベ
アと同様に小さな力でドラム缶2をローラコンベア1に
沿って移動させることができる。
ラム缶2をローラコンベア1上に載せると、ドラム缶2
の下面は各ローラ12の上端に保持され、滑り止め板1
3にドラム缶2の底面21が接触することはない。その
ため、ドラム缶2を作業者が押せば従来のローラコンベ
アと同様に小さな力でドラム缶2をローラコンベア1に
沿って移動させることができる。
【0014】このローラコンベア1上に人が乗ると、安
全靴3の靴底31がたわんで、ローラ12だけではなく
靴底31の一部が滑り止め板13に接触する。滑り止め
板13は左右のアングル材11に固定されているので、
安全靴3がローラ12の回転によって移動しようとして
も、靴底31が滑り止め板13に対して滑らないので、
安全靴3がそのまま移動し続けるということがない。そ
のため、作業者がローラコンベア1上に不用意に乗って
も安全靴3が移動しないので、作業者が転倒することを
防止することができる。
全靴3の靴底31がたわんで、ローラ12だけではなく
靴底31の一部が滑り止め板13に接触する。滑り止め
板13は左右のアングル材11に固定されているので、
安全靴3がローラ12の回転によって移動しようとして
も、靴底31が滑り止め板13に対して滑らないので、
安全靴3がそのまま移動し続けるということがない。そ
のため、作業者がローラコンベア1上に不用意に乗って
も安全靴3が移動しないので、作業者が転倒することを
防止することができる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、ローラコンベアのローラ間に滑り止め板を設けたの
で、ローラコンベア上に作業者が不用意に乗っても靴底
が滑り止め板に接触して滑らず、作業者が転倒すること
を防止することができる。
は、ローラコンベアのローラ間に滑り止め板を設けたの
で、ローラコンベア上に作業者が不用意に乗っても靴底
が滑り止め板に接触して滑らず、作業者が転倒すること
を防止することができる。
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】靴底とローラコンベアとの関係を示す図
1 ローラコンベア
2 ドラム缶
3 安全靴
12 ローラ
13 滑り止め板
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 藤木 正之
富山県高岡市向野本町300 日本曹達株式
会社高岡工場内
Fターム(参考) 3F033 BB01 BB13 BC02
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の間隔を空けて互いに平行に保持
された回転自在のローラを備えたローラコンベアにおい
て、上記各ローラの相互間に、上面がローラの上端位置
より下方に位置する滑り止め板を、ローラに接触しない
ように固定したことを特徴とするローラコンベア。 - 【請求項2】 ローラを使用して重量物を移送する作
業者が立つ地面と略同じ位置に設置されたことを特徴と
する請求項1記載のローラコンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002119549A JP2003312819A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | ローラコンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002119549A JP2003312819A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | ローラコンベア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003312819A true JP2003312819A (ja) | 2003-11-06 |
Family
ID=29536074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002119549A Withdrawn JP2003312819A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | ローラコンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003312819A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014084206A (ja) * | 2012-10-24 | 2014-05-12 | Tsukasa Ueda | 搬送対象物方向変換装置 |
JP2014151996A (ja) * | 2013-02-07 | 2014-08-25 | Ihi Inspection & Instrumentation Co Ltd | X線検査用車両搬送装置 |
JP2016037348A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | 三甲株式会社 | 架橋部材 |
JP7477133B2 (ja) | 2019-09-25 | 2024-05-01 | 株式会社矢野特殊自動車 | 車両用荷台構造 |
-
2002
- 2002-04-22 JP JP2002119549A patent/JP2003312819A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014084206A (ja) * | 2012-10-24 | 2014-05-12 | Tsukasa Ueda | 搬送対象物方向変換装置 |
JP2014151996A (ja) * | 2013-02-07 | 2014-08-25 | Ihi Inspection & Instrumentation Co Ltd | X線検査用車両搬送装置 |
JP2016037348A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | 三甲株式会社 | 架橋部材 |
JP7477133B2 (ja) | 2019-09-25 | 2024-05-01 | 株式会社矢野特殊自動車 | 車両用荷台構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050705 |