JP2014084206A - 搬送対象物方向変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構成が簡易で煩雑な操作を要することなく、且つ、作業員がその上に乗った状態で搬送対象物の方向を変換して移動させることを可能にする搬送対象物方向変換装置を提供すること。
【解決手段】 基台と、上記基台の上方に設置された足場と、上記基台と足場との間に配置されその一部が上記足場を貫通して上方に突出・配置され搬送対象物を回転させることによりその方向を変換して移動させる複数の転動機構と、を具備したものであり、上記足場に作業者が乗って、上記搬送対象物の方向変換作業を行うことができるもの。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば、コンベアによって搬送される搬送対象物の方向を変換する搬送対象物方向変換装置に係り、特に、人が乗った状態で作業を行うことができ、且つ、構成が簡易であって煩雑な操作無しに扱うことができるように工夫したものに関する。
従来の搬送対象物方向変換装置としては、例えば、特許文献1や特許文献2に示すような構成のものが存在している。
特許文献1に記載されたパレット方向変換装置は次のような構成になっている。まず、パレットを搬送するためのコンベアがあり、このコンベアの途中の所定の位置にはパレットの方向を変換するためのパレット方向変換装置が介挿されている。このパレット方向変換装置はベース板を備えており、このベース板には軸受を介して垂直なシャフトが回転可能に設けられている。このシャフトの上端にはテーブル部が固着されており、このテーブル部上にパレットが載置される。また、上記テーブル部の下面側にはローラが水平軸心回りに回転可能に設置されている。また、上記ベース板を昇降させる昇降駆動部が設けられている。
特許文献1に記載されたパレット方向変換装置は次のような作用を奏するものである。
例えば、コンベア上の所定の位置にワークが載置されたパレットが到達すると、昇降駆動部によりベース板が上昇される。このベース板の上昇により、上記パレットはテーブル部上に載置されるとともに、上記コンベアの上方に退避された状態となる。
次に、上記シャフトにより上記テーブル部ひいては上記パレットを所定の向きに回転させてその方向を変換する。その後上記昇降駆動部によって上記テーブル部が下降され、上記パレットは再び上記コンベア上に載置され、方向を変換された状態のまま搬送されていく。
なお、上記パレット方向変換装置を、例えば、互いに直交する向きに配置された2つのコンベアの間に配置し、上記2つのコンベア間において、上記パレットの方向を変換して受け渡すことも可能である。
また、特許文献2に記載されたパレット方向変換装置は次のような構成になっている。
このパレット方向変換装置は、下側に設置された昇降機構と、この昇降機構によって上下される回転機構とから構成されている。上記昇降機構は複数のシリンダと、この複数のシリンダによって支持されるシリンダ板とから構成されている。また、上記回転機構は上記シリンダ板上に設置されており、モータと、このモータによって回転される回転軸と、回転軸に固着された回転テーブルとから構成されている。
特許文献2に記載されたパレット方向変換装置は次のような作用を奏するものである。
例えば、コンベアの途中の所定位置の下側に、上記パレット方向変換装置が設置されている場合を想定する。上記コンベア上の所定の位置にワークが載置されたパレットが到達すると、昇降機構により回転機構が上昇される。それによって、上パレットは回転テーブル部上に載置されるとともに、上記パレット及びワークはコンベアの上方に退避された状態となる。
次に、上記回転機構により上記パレット及びワークを所定の向きに回転させてその方向を変換する。その後上記昇降機構によって上記回転機構が下降され、上記パレット及びワークは再び上記コンベア上に載置され、方向を変換された状態のまま搬送されていく。
なお、上記パレット方向変換装置を、例えば、互いに直交する向きに配置された2つのコンベアの間に配置し、上記2つのコンベア間において、上記パレット及びワークの方向を変換して受け渡すことも可能である。
しかし、前述した特許文献1や特許文献2に記載されたパレット方向変換装置は、何れもその構成が複雑で操作が煩雑であった。そこで、次に示すような簡略な構成の搬送対象物方向変換装置が提案されている。
この搬送対象物方向変換装置は、例えば、基台の上面に複数の転動体が設置された構成になっている。これらの転動体は、鉛直方向の回転軸と水平方向の回転軸の両方を中心に回転できるものであり、それによって、上記複数の転動体上に載置された搬送対象物を回転させてその方向を変換して移動させることができる構成になっている。
上記搬送対象物方向変換装置は、例えば、相互に直交する方向に隣接・配置された2つのコンベア間に設置され、一方のコンベアから他方のコンベアへと上記搬送対象物を回転・移動させる際にも用いられるものである。
ちなみに、上記コンベアは幅方向の左右にそれぞれコンベアを備えていて、それら左右一対のコンベア間に作業者が歩行するための歩行路が設置された構成になっている。作業者は左右一対のコンベア上にコンテナを載置させた状態で上記歩行路上を歩行しながらコンテナを押して搬送していくものである。
特開平6−115684号公報 特開2005−67849号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
すなわち、基台の上面に複数の転動体を設置させた搬送対象物方向変換装置の場合には、特許文献1、特許文献2に記載されたパレット方向変換装置に比べて、その構成は大幅に簡略化されるとともに煩雑な操作も不要になる等、大きな利点があるが、上記複数の転動体がむき出しで設置されているため、作業者が基台上に乗って搬送対象物の方向変換作業を行うことができないという問題があった。
そのため、作業者は、コンベアの歩行路から上記搬送対象物方向変換装置が設置されている設置面に一旦降りて、搬送対象物の方向変換作業を行わなければならなかった。その結果、作業者は上記搬送対象物が載置されている位置より低い位置で方向変換作業を行わなければならず、方向変換作業を行い難くなってしまうという問題があった。コンベア上に背の高い搬送対象物や重量のある搬送対象物等が載っている場合に特に顕著であった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、構成が簡易で煩雑な操作を要することなく、且つ、作業員がその上に乗った状態で搬送対象物の方向を変換して移動させることを可能にする搬送対象物方向変換装置を提供することにある。
上記課題を解決するべく本願発明の請求項1による搬送対象物方向変換装置は、基台と、上記基台の上方に設置された足場と、上記基台と足場との間に配置されその一部が上記足場を貫通して上方に突出・配置され搬送対象物を回転させることによりその方向を変換して移動させる複数の転動機構と、を具備したことを特徴とするものである。
また、請求項2による搬送対象物方向変換装置は、請求項1記載の搬送対象物方向変換装置において、上記転動機構は転動体を鉛直方向の回転軸及び水平方向の回転軸を中心に回転可能に保持するものであることを特徴とするものである。
また、請求項3による搬送対象物方向変換装置は、請求項2記載の搬送対象物方向変換装置において、上記転動機構はキャスタであることを特徴とするものである。
また、請求項4による搬送対象物方向変換装置は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の搬送対象物方向変換装置において、上記足場の上面には滑り止めが設けられていることを特徴とするものである。
以上述べたように、本願発明の請求項1記載の搬送対象物方向変換装置は、基台と、上記基台の上方に設置された足場と、上記基台と足場との間に配置されその一部が上記足場を貫通して上方に突出・配置され搬送対象物を回転させることによりその方向を変換して移動させる複数の転動機構と、を具備したため、上記足場に作業者が乗って、上記搬送対象物の方向変換作業を行うことができる。特に、上記搬送対象物方向変換装置を2つのコンベア間に設置した場合においては、上記作業者は上記搬送対象物方向変換装置や上記2つのコンベアから降りることなく、上記搬送対象物の方向変換作業や移動作業を行うことができる。また、上記複数の転動機構に載置された搬送対象物の方向を容易に変えることができるとともに、上記搬送対象物を容易に移動させることができる。また、上記搬送対象物方向変換装置は、その構成が非常に簡易なものである。
また、請求項2記載の搬送対象物方向変換装置は、請求項1記載の搬送対象物方向変換装置において、上記転動機構は転動体を鉛直方向の回転軸及び水平方向の回転軸を中心に回転可能に保持するものであるため、2つの回転軸のみによって上記転動体を搬送対象物の方向変換と搬送に必要な方向に回転させることができ、上記搬送対象物方向変換装置をより簡易な構成のものとすることができる。
また、請求項3記載の搬送対象物方向変換装置は、請求項2記載の搬送対象物方向変換装置において、上記転動機構はキャスタであるため、容易に上記搬送対象物方向変換装置を構成することができる。
また、請求項4記載の搬送対象物方向変換装置は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の搬送対象物方向変換装置において、上記足場の上面には滑り止めが設けられているため、上記作業者が作業中に上記足場上で滑ってしまうことを防止でき、上記搬送対象物の方向変換作業をより安全に行うことができる。
本発明の一実施の形態を示す図で、本実施の形態による搬送対象物方向変換装置を使用した搬送設備の平面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図2(a)は本実施の形態による搬送対象物方向変換装置を使用した搬送設備の正面図、図2(b)は本実施の形態による搬送対象物方向変換装置を使用した搬送設備の背面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図3(a)は本実施の形態による搬送対象物方向変換装置を使用した搬送設備の右側面図、図3(b)は本実施の形態による搬送対象物方向変換装置を使用した搬送設備の左側面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、本実施の形態による搬送対象物方向変換装置の右側面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、本実施の形態による搬送対象物方向変換装置の底面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、本実施の形態による搬送対象物方向変換装置の転動機構としてのキャスタを拡大して示す正面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、本実施の形態による搬送対象物方向変換装置の使用状態を示す左側面図であり、図中手前側のコンベアを除去したものである。 本発明の一実施の形態を示す図で、本実施の形態による搬送対象物方向変換装置の使用状態を示す平面図である。
以下、図1〜図8を参照しながら、本願発明の一実施の形態を説明する。図1は搬送設備1の構成の一部を示す平面図であり、所定の方向(図1中左右方向)に指向されて設置されたコンベア3と、このコンベア3に直交する方向(図1中上下方向)に指向されて設置された別のコンベア5が設置されている。上記コンベア3と上記コンベア5との間に本実施の形態による搬送対象物方向変換装置7が設置されている。
上記コンベア3には、まず、図1〜図3に示すように、略コの字型の断面形状を成す長尺のローラ支持部材9がある。このローラ支持部材9は、2つを一組にして、底部9aを互いに向い合せた状態で平行に設置されている。また、上記コンベア3には、上記一対のローラ支持部材9、9が2組(左右に1組ずつ)設置されている。また、1つの組を構成する上記ローラ支持部材9、9間には複数のローラ11が回転可能に設置されている。また、左側のローラ支持部材9、9の組と右側のローラ支持部材9、9の間には歩行路13が設置されている。この歩行路13の上面には、図1に示すように、滑り止め13aが形成されている(いわゆる縞鋼板)。また、上記ローラ11は、上記歩行路13よりも若干上側に突出するように設置されている。これは、ローラ11上を搬送される搬送対象物と歩行路13との干渉を避けるためである。
また、上記ローラ支持部材9は、いわゆるアングル材からなる支持部材15と、横断面形状が中空四角形の材料からなる別の支持部材17によって支持されている。上記支持部材15は、図2や図3に示すように、上記搬送対象物方向変換装置7と上記コンベア3とを接続するものでもある。また、上記支持部材17には、設置面に設置される脚部19、19が備えられている。
なお、上記コンベア5も上記コンベア3と同様の構成を成すものであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
搬送対象物方向変換装置7は、図2〜図4に示すように、基台21と、この基台21の上方に設置された足場23と、上記基台21と足場23との間に配置されその一部が上記足場23を貫通して上方に突出・配置された複数の転動機構としてのキャスタ25とから構成されている。このキャスタ25は搬送対象物の方向変換、及び、移動を可能にするものである。
上記基台21は、例えば、図1〜図5に示すように、略五角形の横断面形状を有する中空箱状の部材であり、設置面に対してアングル材27、27、27、27を介して固定されている。
上記足場23は、図1に示すように、上記基台21の横断面形状と同様の横断面形状を成しており、下面側(図1中紙面垂直方向奥側)が全て開口された中空形状を成す部材である。また、上記足場23の上面には上記キャスタ25の位置に対応した複数の貫通孔29が穿孔されている。
上記キャスタ25は、図6に示すように、上記基台21に固着された基部35と、この基部35に対して鉛直方向(図6中上下方向)の回転軸36に回転可能に取り付けられた転動体支持部材37と、この転動体支持部材37に対して水平方向の回転軸38(図6中紙面垂直方向の面に平行な向きの軸)に回転可能に取り付けられた転動体としてのローラ39とから構成されている。すなわち、このローラ39は、鉛直方向(図6中上下方向)の回転軸と水平方向の回転軸(上記転動体支持部材37の回転によって任意の方向に回転される図6中紙面垂直方向の面に平行な向きの軸)の両方に対して回転可能な構成になっている。
また、図4に示すように、上記ローラ39は上記貫通孔29を貫通し、その一部が上記足場23の上側に突出・配置されている。上記ローラ39の上記足場23の上側への突出量は、後述する方向変換作業の際、作業者43が作業する上で支障がない程度の大きさとなっている。具体的には、本実施の形態の場合においては、例えば、図4や図7に示すように、上記ローラ39の直径(図4中上下方向の大きさ)の一割程度の部分が上記足場23の上側(図4中上側)に突出・配置されている。また、上記貫通孔29の大きさは、上記ローラ39が上記足場23に干渉せずに回転可能となる必要最小限の大きさとなっている。
また、上記キャスタ25は、図1に示すように、8列(縦)・8行(横)で設置されている。図1中左端の1列目から6列目までは8個のキャスタ25が設置されている。また、左端から7列目は7個のキャスタ25が設置されていて、左端から8列目の最終列には6個のキャスタ25が設置されている。
また、図1に示すように、上記足場23の上面(図1中紙面垂直方向手前側の面)には滑り止め30が形成されている(いわゆる縞鋼板)。また、上記足場23には、例えば、図2や図4に示すように、下側(図4中下側)に突出・形成された複数の支持部31があり、これら支持部31の下端面(図4中下側の面)が上記基台21の上面(図4中上側の面)に当接されている。また、上記複数の支持部31のうちの一部の支持部31は、上記基台21に対していわゆるアングル材からなる固定部材33を介して固定されている。
次に、本実施の形態による搬送対象物方向変換装置7の作用について、図1〜図3、図7、及び、図8を参照しながら説明する。
なお、本実施の形態では、搬送対象物41を搬送する場合を例に挙げて説明する。搬送対象物41は、パレット42と、このパレット42上に積層・配置された複数枚のシート材44とから構成されている。
まず、前述したように、上記搬送対象物方向変換装置7、コンベア3、5は、図1〜図3に示すように設置され、搬送設備1の一部が構成されている。この搬送設備1を用いた搬送対象物41の搬送は以下のようにして行われる。
例えば、図8に示すように、コンベア3側から搬送対象物41が作業者43によって搬送されてくる場合を想定する。
上記搬送対象物41は、作業者43によって押されながら、上記コンベア3上を搬送対象物方向変換装置7側(図8中右側)へと搬送されてくる。その際、上記搬送対象物41は上記複数のローラ11の転動によってコンベア3上を移動される。また、上記作業者43は上記コンベア3の歩行路13に乗って、上記搬送対象物41の搬送作業を行う。
そして、上記搬送対象物41が上記搬送対象物方向変換装置7上に到達すると、上記搬送対象物41は上記搬送対象物方向変換装置7の複数のキャスタ25のローラ39によって支持されることになる。そして、作業者43は、上記搬送対象物41の方向を90゜だけ変換する。このとき作業者43は、図7に示すように、足場23上に乗って、上記搬送対象物41の方向変換作業を行うことができる。
次に、上記搬送対象物41をコンベア5側へと移動させる。そして、上記搬送対象物41は上記コンベア5上を複数のローラ11の転動によって反搬送対象物方向変換装置7側(図8中上側)へと移動される。
上記搬送設備1を用いた搬送対象物41の搬送はこのようにして行われる。
次に、本実施の形態による搬送対象物方向変換装置7の効果について説明する。
まず、上記搬送対象物方向変換装置7には足場23が設置されており、作業者43は、この足場23上に乗って上記搬送対象物41の方向変換及び移動の作業を行うことができるので、作業性を大幅に向上させることができる。特に、上記作業者43は上記搬送対象物方向変換装置7やコンベア3、5から降りることなく、前述した一連の上記搬送対象物41の移動作業や方向変換作業を行うことができる。
ちなみに、従来の場合には、搬送対象物方向変換装置上での搬送対象物の移動作業や方向変換作業を行う際には、作業者は一旦コンベアから上記搬送対象物方向変換装置が設置された設置面に降りて、上記搬送対象物の移動作業や方向変換作業を下側から行う必要があった。
また、上記キャスタ25のローラ39は、上記搬送対象物41の移動及び方向変換に必要な部分だけが上記足場23の上方に突出されており、そのほとんどの部分が上記足場23の下側に隠れているため、上記搬送対象物41の円滑な移動及び方向変換を担保しつつ、上記作業者43が上記転動機構25に足を引っ掛けて転倒する等の事故を防止することができる。
また、上記足場23には滑り止め30が形成されており、これによって上記作業者43が作業中に足を滑らせて転倒する等の事故を防止することができる。
また、上記搬送対象物方向変換装置7は、基台21、足場23と、ローラ39が含まれるキャスタ25のみからなるため、簡易な構成によって上記搬送対象物41の容易な移動及び方向変換を実現できるものである。
また、上記搬送対象物方向変換装置7には、ローラ39が鉛直方向の回転軸(図8中紙面垂直方向の軸)及び水平方向の回転軸(転動体支持部材37の回転によって任意の方向に回転される図8中の紙面に平行な向きの軸)に対して回転可能であるため、2つの回転軸のみによって上記ローラ39を搬送対象物41の方向変換と搬送に必要な方向に回転させることができ、上記搬送対象物方向変換装置7を簡易な構成のものとすることができる。
また、このようなローラ29によって、上記搬送対象物方向変換装置7上での搬送対象物41の移動及び方向変換において発生する抵抗を大幅に低減させることができ、上記搬送対象物41の移動及び方向変換を容易に行うことができる。
また、上記キャスタ25としては既製品が使用できるため、容易に上記搬送対象物方向変換装置7を構成することができる。
なお、本発明は前記一実施の形態に限定されるものではない。
例えば、前記一実施の形態の場合には、転動体としてローラを使用したが、これを球体とすることも考えられる。
また、転動機構を、例えば、基台に設置された球面凹嵌部と、この球面凹嵌部に回転可能に嵌合・配置された球体とから構成することも考えられる。
また、前記一実施の形態の場合は、互いに直交する向きに配置された2つのコンベア間に搬送対象物方向変換装置を設置したが、上記2つのコンベア間の角度も様々な場合が考えられる。
また、直線上に配置された2つのコンベア間に搬送対象物方向変換装置を設置し、搬送対象物の搬送方向は変更せずにその向きのみを変更する場合も考えられる。
また、各部材の形状、寸法については様々な場合が考えられる。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
本発明は、例えば、複数のコンベア間において搬送対象物の方向を変換する搬送対象物方向変換装置に係り、特に、人が乗った状態で作業を行うことができ、且つ、構成が簡易であって複雑な操作無しに扱うことができるように工夫したものに関し、例えば、工場内の搬送設備に用いられる搬送対象物方向変換装置に好適である。
7 搬送対象物方向変換装置
21 基台
23 足場
25 キャスタ(転動機構)
30 滑り止め
39 ローラ(転動体)
41 搬送対象物
42 コンテナ
44 シート

Claims (4)

  1. 基台と、
    上記基台の上方に設置された足場と、
    上記基台と足場との間に配置されその一部が上記足場を貫通して上方に突出・配置され搬送対象物を回転させることによりその方向を変換して移動させる複数の転動機構と、
    を具備したことを特徴とする搬送対象物方向変換装置。
  2. 請求項1記載の搬送対象物方向変換装置において、
    上記転動機構は転動体を鉛直方向の回転軸及び水平方向の回転軸を中心に回転可能に保持するものであることを特徴とする搬送対象物方向変換装置。
  3. 請求項2記載の搬送対象物方向変換装置において、
    上記転動機構はキャスタであることを特徴とする搬送対象物方向変換装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の搬送対象物方向変換装置において、
    上記足場の上面には滑り止めが設けられていることを特徴とする搬送対象物方向変換装置。
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JP2014114135A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Jatco Ltd 搬送物の方向転換装置

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