JP2003311567A - Xyステージ装置 - Google Patents
Xyステージ装置Info
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- JP2003311567A JP2003311567A JP2002125225A JP2002125225A JP2003311567A JP 2003311567 A JP2003311567 A JP 2003311567A JP 2002125225 A JP2002125225 A JP 2002125225A JP 2002125225 A JP2002125225 A JP 2002125225A JP 2003311567 A JP2003311567 A JP 2003311567A
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Abstract
周辺部品を保護または隔離できるようなXYステージ装
置を提供する。 【解決手段】 ベース1上を第1の方向に直動自由であ
る2個1組の第1のステージ2と、これを駆動する第1
の駆動手段4と、ベース1上を第1の方向と垂直な第2
の方向に直動自由である2個1組の第2のステージ3
と、第2のステージ3を駆動する第2の駆動手段5で構
成するXYステージ装置において、2個1組の第1のス
テージ2同士は、第2の方向に直動自由な可動体10と
これを支持するレール8によってレール8の両端にて結
合されており、2個1組の第2のステージ3同士は、第
1の方向に直動自由な可動体11とこれを支持するレー
ル9によってレール9の両端にて結合されており、第2
の方向に直動自由な可動体10と第1の方向に直動自由
な可動体11を結合し、第1、第2両方向に位置決め可
能な第3のステージ13を構成する。
Description
測定機等、あるいはバーチャルリアリティの分野でのヒ
ューマンインターフェース装置における仮想的な感覚を
呈示する2次元感覚呈示装置等において、ワーク等を精
密位置決めするためのXYステージ装置に関するもので
ある。
ース上に第1のステージ(以下、Xステージと呼ぶ)が配
置され、Xステージ上にX方向に直行する方向にて、第
2のステージ(以下、Yステージと呼ぶ)が配置される構
造になっている。例えば、特開平6−254734号公
報では、XYステージ装置およびこれに用いるリニアモ
ータが記載されている。以下、従来のXYステージ装置
を、図に基づいて簡単に説明する。図5は従来技術にお
けるXYステージ装置を示す斜視図である。図5におい
て、2個1組の直動自由なXステージ2はベース1上に
平行に配置され、Xリニアモータ4で駆動される。Yリ
ニアモータ5は両側のXステージ2に支持され、Xステ
ージ2上に支持されたYステージ3を駆動している。こ
のような構成において、Xリニアモータ4およびYリニ
アモータ5にてXステージ2とYステージ3をそれぞれ
駆動することにより、XY方向の位置決めを行うことが
できる。
うな従来のXYステージ装置においては、次のような問
題があった。 (1)Yリニアモータ5はXステージ2上に搭載されてお
り、Xリニアモータ4の負荷はXステージ2とYリニア
モータ5の合計質量分となるため、Xリニアモータ4の
サイズを大きくする必要があり、必然的に装置全体のサ
イズも大きくなっている。 (2)従来のXYステージ装置では、ステージを支持する
手段である軸受等が外部空間に晒されており、軸受の摺
動を妨げる埃などが入りやすい構造となっている。 (3)従来のXYステージ装置を、バーチャルリアリティ
の分野でのヒューマンインターフェース装置における仮
想的な感覚を呈示する2次元感覚呈示装置として使用し
た場合には、軸受、リニアモータ等の周辺部品が剥き出
しであるため、ステージを手足で操作する際に危険であ
り、ヒューマンインターフェース装置としての外観もま
た著しく損ねている。本発明は、このような問題を解決
するためになされたもので、コンパクトで、かつリニア
モータや軸受等の周辺部品を保護または隔離できるよう
なXYステージ装置を提供することを目的とするもので
ある。
め、請求項1記載の本発明は、ベース上を第1の方向に
直動自由である2個1組の第1のステージと、これを駆
動する第1の駆動手段と、ベース上を前記第1の方向と
垂直な第2の方向に直動自由である2個1組の第2のス
テージと、前記第2のステージを駆動する第2の駆動手
段で構成するXYステージ装置において、2個1組の第
1のステージ同士は、第2の方向に直動自由な可動体と
これを支持するレールによってレールの両端にて結合さ
れており、2個1組の第2のステージ同士は、第1の方
向に直動自由な可動体とこれを支持するレールによって
レールの両端にて結合されており、前記第2の方向に直
動自由な可動体と第1の方向に直動自由な可動体を結合
し、第1、第2両方向に位置決め可能な第3のステージ
を構成するようにしたものである。また、請求項2に記
載の本発明は、前記第3のステージにワイヤまたはベル
トを取付け、前記第1のステージまたは第2のステージ
の両側に設置した1組の滑車またはプーリを介して、前
記第3のステージの上方に新しく設けた第4のステージ
に前記のワイヤまたはベルトを取付けることによって、
第1、第2両方向に位置決め可能とし、前記滑車または
プーリの移動範囲を開口部とした少なくとも1枚のプレ
ートで構成されたカバーを前記第3のステージと第4の
ステージとの間に挿入することによってステージ部、モ
ータ部、第3のステージと第4のステージを隔離するよ
うにしたものである。
いて説明する。 [第1の実施例]図1は本発明の第1の実施例における
XYステージ装置を示す平面図である。図1において、
第1の方向(X方向)に直動自由な2個1組の第1のス
テージであるXステージ2および第1の方向に直交する
第2の方向(Y方向)に直動自由な2個1組の第2のス
テージであるYステージ3が、LMガイド6,7によっ
て、ベース1に支持されている。Xステージ2、Yステ
ージ3はそれぞれXリニアモータ4、Yリニアモータ5
で駆動される。レール8,9と、このレールに支持され
る可動体10,11はそれぞれXステージ2、Yステー
ジ3の両側で、互いに干渉することなく且つ可動方向が
直交するように固定される。さらに、可動体10,11
は、取付部材12によって、互いに結合され、第3のス
テージであるXYステージ13を構成する。Xリニアモ
ータ4とYリニアモータ5で、Xステージ2、Yステー
ジ3を駆動することにより、XYステージ13はXY両
方向に位置決めされる。本実施例によれば、Xステージ
2、Yステージ3、Xリニアモータ4、Yリニアモータ
5をベース1上に配置することで、可動部を小型化、軽
量化でき、装置全体をコンパクトにすることができる。 [第2の実施例]図2は本発明の第2の実施例における
XYステージ装置を示す分解斜視図、図3は図2におけ
るYステージ部の正断面図、図4は図2のXYステージ
装置の外観を示す斜視図である。第2の実施例のXYス
テージ装置を、図2、図3、および図4に基づいて説明
する。図2において、XYステージ13とXY上部ステ
ージ19は、Yステージ3の両側に設置された滑車1
6,17を通してワイヤ18で繋がれている。XY上部
ステージ19は滑車16,17に固定されたレール20
に支持されている。XY上部ステージ19はY方向に関
してはXYステージ13と同方向に移動し、X方向に関
してはXYステージ13と反対方向に移動する。カバー
21,22,23は、スペーサ14,15を介して図2
に示す方向から取付けられ、カバー21はワイヤの隙間
に差し込まれる。図3、図4に示すように、滑車16,
17の移動範囲である開口部24を除いては、リニアス
テージ、リニアモータ等の周辺部分は、カバー21,2
2,23によって完全に覆い隠される。本実施例によれ
ば、ステージ部、モータ部、XY可動部と上部可動体を
ワイヤ駆動により分離し、カバー21,22,23によ
ってその間を仕切るため、ステージ部、モータ部、XY
可動部の周辺部品を保護することができ、上部可動体と
干渉なく隔離することができる。なお、本実施例におい
ては、滑車16,17とワイヤ18は、Y方向に取付け
るようにしてもよい。また、滑車16,17とワイヤ1
8の代わりに、プーリとベルトを用いるようにしてもよ
い。
ような効果がある。 (1)請求項1記載のXYステージ装置によれば、Xステ
ージ、Yステージ、Xリニアモータ、Yリニアモータを
ベース上に配置することで、可動部を小型化、軽量化で
き、装置全体をコンパクトにすることができる。 (2)請求項2記載のXYステージ装置によれば、ステー
ジ部、モータ部、XY可動部と上部可動体をワイヤ駆動
により分離し、カバーによってその間を仕切るため、ス
テージ部、モータ部、XY可動部の周辺部品を保護する
ことができ、上部可動体と干渉なく隔離することができ
る。
装置を示す平面図である。
装置を示す分解斜視図である。
る。
である。
視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ベース上を第1の方向に直動自由である
2個1組の第1のステージと、これを駆動する第1の駆
動手段と、ベース上を前記第1の方向と垂直な第2の方
向に直動自由である2個1組の第2のステージと、前記
第2のステージを駆動する第2の駆動手段で構成するX
Yステージ装置において、2個1組の第1のステージ同
士は、第2の方向に直動自由な可動体とこれを支持する
レールによってレールの両端にて結合されており、2個
1組の第2のステージ同士は、第1の方向に直動自由な
可動体とこれを支持するレールによってレールの両端に
て結合されており、前記第2の方向に直動自由な可動体
と第1の方向に直動自由な可動体を結合し、第1、第2
両方向に位置決め可能な第3のステージを構成したこと
を特徴とするXYステージ装置。 - 【請求項2】 前記第3のステージにワイヤまたはベル
トを取付け、前記第1のステージまたは第2のステージ
の両側に設置した1組の滑車またはプーリを介して、前
記第3のステージの上方に新しく設けた第4のステージ
に前記のワイヤまたはベルトを取付けることによって、
第1、第2両方向に位置決め可能とし、前記滑車または
プーリの移動範囲を開口部とした少なくとも1枚のプレ
ートで構成されたカバーを前記第3のステージと第4の
ステージとの間に挿入することによってステージ部、モ
ータ部、第3のステージと第4のステージを隔離したこ
とを特徴とする請求項1に記載のXYステージ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002125225A JP4501099B2 (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | Xyステージ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002125225A JP4501099B2 (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | Xyステージ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003311567A true JP2003311567A (ja) | 2003-11-05 |
JP4501099B2 JP4501099B2 (ja) | 2010-07-14 |
Family
ID=29540004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002125225A Expired - Fee Related JP4501099B2 (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | Xyステージ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4501099B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103128557A (zh) * | 2011-11-24 | 2013-06-05 | 山东科技大学 | 一种安装机床导轨垂直度的控制方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6288528A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-23 | Omron Tateisi Electronics Co | Xyステ−ジ |
JPS63127841A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-31 | Toshiba Corp | X−yステ−ジ |
JPH01188242A (ja) * | 1988-01-22 | 1989-07-27 | Canon Inc | 移動案内装置 |
JPH05138469A (ja) * | 1991-09-23 | 1993-06-01 | Takeshi Yanagisawa | 2次元運動機構 |
-
2002
- 2002-04-26 JP JP2002125225A patent/JP4501099B2/ja not_active Expired - Fee Related
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