JP2003311041A - 鋏 - Google Patents

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JP2003311041A
JP2003311041A JP2002157390A JP2002157390A JP2003311041A JP 2003311041 A JP2003311041 A JP 2003311041A JP 2002157390 A JP2002157390 A JP 2002157390A JP 2002157390 A JP2002157390 A JP 2002157390A JP 2003311041 A JP2003311041 A JP 2003311041A
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JP
Japan
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blade
scissors
handle
finger
scale
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Pending
Application number
JP2002157390A
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English (en)
Inventor
Kazuo Minami
和夫 南
Yusuke Ishizaki
祐輔 石崎
Nobuki Matsuzaki
伸樹 松崎
Hisashi Kayama
恒 香山
Miseishi Saito
未生子 斎藤
Yasushi Sasahara
康司 笹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to CN 03105018 priority patent/CN1439494A/zh
Priority to CN 03121482 priority patent/CN1461694A/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鋏Hを用いて容易に紙P等を所定の寸法分切断
することを目的とする。 【解決手段】一対の刃片31、32を有する鋏Hにおい
て、前記刃片31、32に刃縁31aに沿った目盛り部
4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィスや家庭等
で使用される文具である鋏に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば紙を端から3cmなどの一定
の長さ分切断しようとすると、まず、紙に定規と筆記具
を用いて切りたい箇所に印を付ける。そしてその後、そ
の印の箇所まで鋏を用いて紙を切断する。
【0003】また、通常鋏の柄部は、全体を同じ素材、
例えばプラスチック等の剛性の高い素材にて成形してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、切断する度に
印などを付ける作業は面倒であり、また、必要なときに
鉛筆や定規等がみつからずに不便な場合も多かった。
更に、書いた印を消しゴムなどで消さなくてはならず煩
わしい。
【0005】一方、鋏の柄部は、使用者が握持する際に
指が当たる接触面を有しているが、全体が堅い素材にて
構成されているため、使用感、つまり指の当たり感触が
悪いという不具合を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の問題を解決すべ
く、本発明は、一対の刃片を有する鋏において、前記刃
片に刃縁に沿った目盛り部を設けたことを特徴とする。
これにより、定規等を使用しなくても鋏を用いて容易に
紙等を所定の寸法分切断することができる。
【0007】更に、具体的な実施の対応としては、ゼロ
スタートの目盛り部であることが望ましい。
【0008】また、目盛り部を刃片に設けた凹部により
構成することで、容易に目盛り部を製造できると共に、
長期間消えにくいものとすることができる。
【0009】加えて、10ミリ間隔の目盛り部を設けて
おくことにより、見やすく扱いやすい目盛り部とするこ
とができる。
【0010】更に、目盛り部を使用者の握持側と反対側
の面部に設けることで、使用者から見やすい目盛り部と
することができる。
【0011】また、紙端と目盛りを合わせ易くするた
め、使用時に下方に位置する刃片に目盛り部を設けるこ
とが考えられる。
【0012】更に、使用者が柄部を握持する際に接触す
る接触面を有する鋏において、前記接触面を軟質材にて
構成することにより、使用者にとって指当たりのよい鋏
を提供することができる。
【0013】具体的な構成としては、接触面が、指掛環
の内周面や、柄部の基端部近傍外周面であることが望ま
しい。
【0014】また、軟質材をラバー素材で構成すること
で、更に使用感を向上させることができる。
【0015】加えて、柄部を、芯材と成る剛質材と、接
触面を構成する軟質材とから構成することにより、柄部
の強度を充分に確保しつつ指当たりの良いものとするこ
とが可能となる。
【0016】更に、柄部の基端部近傍外周面と指掛環の
内周面とを軟質材にて一体に構成することで、成形工程
を容易とすると共に外観の向上を図ることもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一実施形態を、
図面を参照して説明する。図1、図2に示すように、鋏
Hは、刃片31、32の基端側を柄部21、22の前端
側に挿入して構成した一対の第一鋏身11及び第二鋏身
12を、支軸5を中心に回動自在に結合されているもの
である。
【0018】第一鋏身11は、図1に示すように、使用
者が親指を挿入するための第一指掛環21aを有する第
一柄部21と、この第一柄部21に取り付けられる第一
刃片31とから構成される。
【0019】この第一柄部21は、主として熱可塑性樹
脂から成る剛質材の芯材からなり、親指との接触面であ
る第一指当たり部21b、つまり、第一指掛環21aの
内周部を弾性のある合成樹脂にて形成している。熱可塑
性樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリスチレン、
ポリプロピレンやアクリル酸系樹脂等が用いられる。ま
た、弾性のある合成樹脂としては、例えばラバー素材等
が用いられる。
【0020】第一刃片31は、鋏Hを用いて紙Pなどを
切る際に、紙Pの下方に挿入されるもので、その外側面
が使用時に使用者側に向いているものである。この第一
刃片31は、実際に紙Pなどを裁断する部位となる刃部
311と、この刃部311と連続して構成される基部3
12とからなり、主としてステンレスなどを素材として
成形される。
【0021】第二鋏身12は、図1に示すように、使用
者が中指及び薬指を挿入するための第二指掛環22aを
有する第二柄部22と、この第二柄部22に取り付けら
れる第二刃片32とから構成される。
【0022】この第二柄部22は、第一柄部21と同様
に、主として熱可塑性樹脂から成る剛性の芯材からな
り、中指及び薬指との接触面である第二指当たり部22
b、つまり、第二指掛環22aの内周部を、弾性のある
合成樹脂にて形成している。また、この第二指掛環22
aは、第一指掛環21aより大きく、鋏Hの長手方向に
細長い形状を成している。そして、更に鋏Hを握持する
際に、人差し指が当接する面、つまり、第二柄部22の
基端部外周面を凹ませて人差し指当たり部22cとし、
第二指当たり部22bと同様に弾性のある合成樹脂にて
成形している。素材としては、第一指当たり部21bと
同様の素材が用いられる。
【0023】第二刃片32は、鋏Hを用いて紙Pなどを
切る際に、紙Pの上方に位置するもので、その外側面が
反使用者側に向いているものである。この第二刃片32
は、第一刃片31と同様に、実際に紙Pなどを裁断する
部位となる刃部321と、この刃部321と連続して構
成される基部322とからなる。
【0024】そして、本実施の形態は、図1乃至4に示
すように、前記第一鋏身11を構成する第一刃片31
に、目盛り部4を設けて紙Pの端からの長さが分かるよ
うにしたものである。
【0025】詳述すると、図2に示すように、この目盛
り部4は、第一刃片31の先端を目盛り41の始点42
とするゼロスタートの目盛り部4である。複数の目盛り
41は、第一刃片31を凹ませて一体成形した半球状の
凹部であり、刃先31bから順に刃片基端部近傍まで1
0ミリピッチで設けられている。更に、この目盛り部4
は刃部311を避けた基部312に刃縁31aに沿って
平行に設けられている。
【0026】この目盛り部4が設けられる面は、握持側
と反対方向、つまり、右利き用の鋏Hの場合には左側面
に、左利き用の鋏Hの場合には、右側面に設けられる。
更に、使用する際に下方に位置する刃片に設けられる。
【0027】次ぎに、本実施形態における鋏Hを使用し
て紙Pを切断する際の動作について図1、図4を参照し
て説明する。
【0028】まず、第一刃片31と、第二刃片32との
間に紙Pを挟み込む。そして、例えば、図4に示すよう
に、紙端P1から3cmの所まで切り込みを入れる場合に
は、紙端P1と目盛り41の3つ目を合わせてその後、
切断する。
【0029】以上のように、一対の刃片31、32を有
する鋏Hにおいて、前記刃片31、32に刃縁32aに
沿った目盛り部4を設けたことにより、定規等を使用し
なくても鋏Hのみを用いて容易に紙P等を所定の寸法分
切断することができる。
【0030】更に、ゼロスタートの目盛り部4であるこ
とにより、容易に紙端P1と目盛り41を合わせること
ができる。
【0031】また、目盛り部4を刃片31、32に設け
た凹部により構成することにより、長期間消えることな
く残る目盛り部4とすることができ、また、容易に目盛
り41を作成できる。
【0032】加えて、10ミリ間隔の目盛り部4を設け
ておくことにより、例えばおおよその範囲で紙Pを切断
する際に、見やすく扱いやすい目盛り部4とすることが
できる。
【0033】更に、目盛り部4を使用者の握持側と反対
側の面部に設けることで、使用者から見やすい目盛り部
4とすることができる。
【0034】また、使用時に下方に位置する第一刃片3
1に目盛り部4を設けることにより、紙端P1と目盛り
41を合わせ易くできる。
【0035】なお、本発明における構成は、以上説明し
たものに限定されないのは勿論である。例えば、本実施
形態おいては、目盛り41を凹部により設けているが、
着色して刃片に書き込んでも良い。更に、凸部により形
成しても良い。加えて、本実施形態においては、目盛り
41を刃片と一体に形成しているが、目盛り41を書い
たシール等を刃片に張り付けても良い。更に、目盛り部
4は、第一刃片31及び第二刃片32の双方に設けても
良く、また、片面ではなく左右両側面に設けても良い。
加えて、本実施形態では、目盛り部4を10ミリピッチ
としているが、他に5ミリピッチ、一ミリピッチとする
ことで細かい設定寸法で切断できるようにすることも考
えられる。また、この目盛り部4を簡易なメジャーとし
て利用しても良い。また、第二柄部22に設けた第二指
当たり部22bと人差し指当たり部22cとは、非連続
な面に構成されているが、両者を連続するように一体的
に形成しても良い。その他の構成も本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形が可能である。
【0036】以下、本発明の第二実施形態を、図面を参
照して説明する。図5乃至図7に示すように、鋏H0
は、刃片310、320の基端側を柄部210、220
の前端側に挿入して構成した一対の第一鋏身110及び
第二鋏身120を、支軸50を中心に回動自在に結合さ
れているものである。
【0037】第一鋏身110は、図5に示すように、使
用者が親指を挿入するための第一指掛環210aを有す
る第一柄部210と、この第一柄部210に取り付けら
れる第一刃片310とから構成される。
【0038】この第一柄部210は、主として熱可塑性
樹脂から成る剛質材である第一芯材210cからなり、
使用者が第一柄部210を握持した際に親指との接触面
となる第一指当たり部210b、つまり、第一指掛環2
10aの内周面を軟質材である弾性のある合成樹脂にて
形成している。熱可塑性樹脂としては、例えばポリエチ
レン、ポリスチレン、ポリプロピレンやアクリル酸系樹
脂等が用いられる。また、接触面は芯材より剛性の低い
軟質材であり、例えば弾性のある合成樹脂としてラバー
素材等が用いられる。
【0039】第一刃片310は、鋏H0を用いて紙P0
などを切る際に、紙P0の下方に挿入されるもので、そ
の外側面が使用時に使用者側に向いているものである。
この第一刃片310は、実際に紙P0などを裁断する部
位となる刃部3110と、この刃部3110と連続して
構成される基部3120とからなり、主としてステンレ
スなどを素材として成形される。
【0040】第二鋏身120は、図5に示すように、使
用者が中指及び薬指を挿入するための第二指掛環220
aを有する第二柄部220と、この第二柄部220に取
り付けられる第二刃片320とから構成される。
【0041】この第二柄部220は、第一柄部210と
同様に、主として熱可塑性樹脂から成る剛質材である第
二芯材220eからなり、使用者が第二柄部220を握
持した際に中指及び薬指との接触面となる第二指当たり
部220b、つまり、第二指掛環220aの内周部を、
弾性のある合成樹脂にて形成している。また、この第二
指掛環220aは、第一指掛環210aより大きく、鋏
H0の長手方向に細長い形状を成している。そして、更
に鋏H0の第二柄部220を握持する際に、人差し指が
当接する面、つまり、第二柄部220の基端部近傍の外
周面を人差し指当たり部220cとし、第二指当たり部
220bと一体に軟質材である弾性のある合成樹脂にて
成形している。素材としては、第一指当たり部210b
と同様の素材が用いられる。
【0042】第二刃片320は、鋏H0を用いて紙P0
などを切る際に、紙P0の上方に位置するもので、その
外側面が反使用者側に向いているものである。この第二
刃片320は、第一刃片310と同様に、実際に紙P0
などを裁断する部位となる刃部3210と、この刃部3
210と連続して構成される基部3220とからなる。
【0043】また、図5乃至7に示すように、前記第一
鋏身110を構成する第一刃片310に、目盛り部40
を設けて紙P0の端からの長さが分かるようにしてい
る。
【0044】詳述すると、図6に示すように、この目盛
り部40は、第一刃片310の先端を目盛り410の始
点420とするゼロスタートの目盛り部40である。複
数の目盛り410は、第一刃片310を凹ませて一体成
形した半球状の凹部であり、刃先310bから順に刃片
基端部近傍まで10ミリピッチで設けられている。更
に、この目盛り部40は刃部3110を避けた基部31
20に刃縁310aに沿って平行に設けられている。
【0045】この目盛り部40が設けられる面は、握持
側と反対方向、つまり、右利き用の鋏H0の場合には左
側面に、左利き用の鋏H0の場合には、右側面に設けら
れる。更に、使用する際に下方に位置する刃片に設けら
れる。
【0046】次ぎに、本実施形態における鋏H0を使用
して紙P0を切断する際の動作について図5を参照して
説明する。
【0047】まず、第一刃片310と、第二刃片320
との間に紙Pを挟み込む。そして、例えば、図5に示す
ように、紙端P10から3cmの所まで切り込みを入れる
場合には、紙端P10と目盛り410の3つ目を合わせ
てその後、切断する。
【0048】以上のように、使用者が柄部210、22
0を握持する際に接触する接触面を有する鋏H0におい
て、接触面である第一指当たり部210b、第二指当た
り部220b、人差し指当たり部220cを軟質材で構
成することにより、使用者にとって指当たりのよい鋏H
0を提供することができる。
【0049】また、指掛環210a、220aの内周面
や、柄部220の基端部220d近傍外周面を軟質材と
することで、よく指の当たる箇所を接触感の良い軟質材
で効果的に覆うことができる。
【0050】また、軟質材をラバー素材で構成すること
で、更に使用感を向上させることができる。
【0051】加えて、柄部210、220を、剛質材か
ら成る芯材210c、220eと、接触面を構成する軟
質材とから構成することにより、柄部210、220の
強度を充分に確保しつつ指当たりの良い柄部210、2
20を実現することが可能となる。
【0052】更に、第二柄部220の基端部220d近
傍外周面と第二指掛環220の内周面とを軟質材にて一
体に構成することで、成形工程を容易とすると共に外観
の向上を図ることもできる。
【0053】なお、本発明における構成は、以上説明し
たものに限定されないのは勿論である。例えば、本実施
の形態においては、柄部を剛質材及び軟質材にて構成し
たが、軟質材のみにて構成しても良い。更に、第二実施
形態にて柄部の素材について詳述したが、第一実施形態
のように第二指当たり部22bと人差し指当たり部22
cとが連続していないものについても第二実施形態と同
様に第一芯材21c、および第二芯材22eを剛質材に
て構成し、第一指当たり部21b、第二指当たり部22
b、人差し指当たり部22cを軟質材であるラバー素材
にて構成しても良い。その他の構成も本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0054】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような構成で実
施され以下に記載されるような効果を奏する。
【0055】すなわち、本発明は、上述の問題を解決す
べく、一対の刃片を有する鋏において、前記刃片に刃縁
に沿った目盛り部を設けたことを特徴とする。これによ
り、定規等を使用しなくても鋏を用いて容易に紙等を所
定の寸法分切断することができる。
【0056】更に、ゼロスタートの目盛り部であること
により、容易に紙端と目盛りを合わせることができる。
【0057】また、目盛り部を刃片に設けた凹部により
構成することで、容易に目盛り部を製造できると共に、
長期間消えにくいものとすることができる。
【0058】加えて、10ミリ間隔の目盛り部を設けて
おくことにより、おおよその範囲で見やすく扱いやすい
目盛り部とすることができる。
【0059】更に、目盛り部を使用者の握持側と反対側
の面部に設けることで、使用者から見やすい目盛り部と
することができる。
【0060】また、使用時に下方に位置する刃片に目盛
り部を設けることにより、紙端と目盛りを合わせ易くで
きる。
【0061】更に、使用者が柄部を握持する際に接触す
る接触面を軟質材で構成することにより、使用者にとっ
て指当たりのよい鋏を提供することができる。
【0062】また、指掛環の内周面や、柄部の基端部近
傍外周面を軟質材とすることで、よく指の当たる箇所を
接触感の良い軟質材で効果的に覆うことができる。
【0063】加えて、軟質材をラバー素材で構成するこ
とで、更に使用感を向上させることができる。
【0064】更に、柄部を、剛質材から成る芯材と、接
触面を構成する軟質材とから構成することにより、柄部
の強度を充分に確保しつつ指当たりの良い柄部を実現す
ることが可能となる。
【0065】また、柄部の基端部近傍外周面と指掛環の
内周面とを軟質材にて一体に構成することで、成形工程
を容易とすると共に外観の向上を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態を示す斜視図。
【図2】同実施形態に係る鋏を閉じた状態を示す側面
図。
【図3】同実施形態に係る鋏を開いた状態を示す側面
図。
【図4】同実施形態に係る鋏を用いて紙を切断する様子
を表す側面図。
【図5】本発明の第二実施形態を示す斜視図。
【図6】同実施形態に係る鋏を閉じた状態を示す側面
図。
【図7】同実施形態に係る鋏を開いた状態を示す側面
図。
【符号の説明】
H・・・鋏 31・・・刃片(第一刃片) 32・・・刃片(第二刃片) 31a・・・刃縁 4・・・目盛り部 21・・・柄部(第一柄部) 21a・・・指掛環(第一指掛環) 21b・・・接触面(第一指当たり部) 21c・・・芯材(第二芯材) 22・・・柄部(第二柄部) 22a・・・指掛環(第二指掛環) 22b・・・接触面(第二指当たり部) 22c・・・接触面(人差し指当たり部) 22d・・・基端部 22e・・・芯材(第二芯材) H0・・・鋏 310・・・刃片(第一刃片) 320・・・刃片(第二刃片) 310a・・・刃縁 40・・・目盛り部 210・・・柄部(第一柄部) 210a・・・指掛環(第一指掛環) 210b・・・接触面(第一指当たり部) 210c・・・芯材(第二芯材) 220・・・柄部(第二柄部) 220a・・・指掛環(第二指掛環) 220b・・・接触面(第二指当たり部) 220c・・・接触面(人差し指当たり部) 220d・・・基端部 220e・・・芯材(第二芯材)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月10日(2002.7.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】明細書
【発明の名称】鋏
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィスや家庭等
で使用される文具である鋏に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば紙を端から3cmなどの一定
の長さ分切断しようとすると、まず、紙に定規と筆記具
を用いて切りたい箇所に印を付ける。そしてその後、そ
の印の箇所まで鋏を用いて紙を切断する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、切断する度に
印などを付ける作業は面倒であり、また、必要なときに
鉛筆や定規等がみつからずに不便な場合も多かった。
更に、書いた印を消しゴムなどで消さなくてはならず煩
わしい。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の問題を解決すべ
く、本発明は、一対の刃片を有する鋏において、前記刃
片に刃縁に沿った目盛り部を設けたことを特徴とする。
これにより、定規等を使用しなくても鋏を用いて容易に
紙等を所定の寸法分切断することができる。
【0005】更に、具体的な実施の対応としては、ゼロ
スタートの目盛り部であることが望ましい。
【0006】また、目盛り部を刃片に設けた凹部により
構成することで、容易に目盛り部を製造できると共に、
長期間消えにくいものとすることができる。
【0007】加えて、10ミリ間隔の目盛り部を設けて
おくことにより、見やすく扱いやすい目盛り部とするこ
とができる。
【0008】更に、目盛り部を使用者の握持側と反対側
の面部に設けることで、使用者から見やすい目盛り部と
することができる。
【0009】また、紙端と目盛りを合わせ易くするた
め、使用時に下方に位置する刃片に目盛り部を設けるこ
とが考えられる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一実施形態を、
図面を参照して説明する。図1、図2に示すように、鋏
Hは、刃片31、32の基端側を柄部21、22の前端
側に挿入して構成した一対の第一鋏身11及び第二鋏身
12を、支軸5を中心に回動自在に結合されているもの
である。
【0011】第一鋏身11は、図1に示すように、使用
者が親指を挿入するための第一指掛環21aを有する第
一柄部21と、この第一柄部21に取り付けられる第一
刃片31とから構成される。
【0012】この第一柄部21は、主として熱可塑性樹
脂から成る剛質材の芯材からなり、親指との接触面であ
る第一指当たり部21b、つまり、第一指掛環21aの
内周部を弾性のある合成樹脂にて形成している。熱可塑
性樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリスチレン、
ポリプロピレンやアクリル酸系樹脂等が用いられる。ま
た、弾性のある合成樹脂としては、例えばラバー素材等
が用いられる。
【0013】第一刃片31は、鋏Hを用いて紙Pなどを
切る際に、紙Pの下方に挿入されるもので、その外側面
が使用時に使用者側に向いているものである。この第一
刃片31は、実際に紙Pなどを裁断する部位となる刃部
311と、この刃部311と連続して構成される基部3
12とからなり、主としてステンレスなどを素材として
成形される。
【0014】第二鋏身12は、図1に示すように、使用
者が中指及び薬指を挿入するための第二指掛環22aを
有する第二柄部22と、この第二柄部22に取り付けら
れる第二刃片32とから構成される。
【0015】この第二柄部22は、第一柄部21と同様
に、主として熱可塑性樹脂から成る剛性の芯材からな
り、中指及び薬指との接触面である第二指当たり部22
b、つまり、第二指掛環22aの内周部を、弾性のある
合成樹脂にて形成している。また、この第二指掛環22
aは、第一指掛環21aより大きく、鋏Hの長手方向に
細長い形状を成している。そして、更に鋏Hを握持する
際に、人差し指が当接する面、つまり、第二柄部22の
基端部外周面を凹ませて人差し指当たり部22cとし、
第二指当たり部22bと同様に弾性のある合成樹脂にて
成形している。素材としては、第一指当たり部21bと
同様の素材が用いられる。
【0016】第二刃片32は、鋏Hを用いて紙Pなどを
切る際に、紙Pの上方に位置するもので、その外側面が
反使用者側に向いているものである。この第二刃片32
は、第一刃片31と同様に、実際に紙Pなどを裁断する
部位となる刃部321と、この刃部321と連続して構
成される基部322とからなる。
【0017】そして、本実施の形態は、図1乃至4に示
すように、前記第一鋏身11を構成する第一刃片31
に、目盛り部4を設けて紙Pの端からの長さが分かるよ
うにしたものである。
【0018】詳述すると、図2に示すように、この目盛
り部4は、第一刃片31の先端を目盛り41の始点42
とするゼロスタートの目盛り部4である。複数の目盛り
41は、第一刃片31を凹ませて一体成形した半球状の
凹部であり、刃先31bから順に刃片基端部近傍まで1
0ミリピッチで設けられている。更に、この目盛り部4
は刃部311を避けた基部312に刃縁31aに沿って
平行に設けられている。
【0019】この目盛り部4が設けられる面は、握持側
と反対方向、つまり、右利き用の鋏Hの場合には左側面
に、左利き用の鋏Hの場合には、右側面に設けられる。
更に、使用する際に下方に位置する刃片に設けられる。
【0020】次ぎに、本実施形態における鋏Hを使用し
て紙Pを切断する際の動作について図1、図4を参照し
て説明する。
【0021】まず、第一刃片31と、第二刃片32との
間に紙Pを挟み込む。そして、例えば、図4に示すよう
に、紙端P1から3cmの所まで切り込みを入れる場合に
は、紙端P1と目盛り41の3つ目を合わせてその後、
切断する。
【0022】以上のように、一対の刃片31、32を有
する鋏Hにおいて、前記刃片31、32に刃縁32aに
沿った目盛り部4を設けたことにより、定規等を使用し
なくても鋏Hのみを用いて容易に紙P等を所定の寸法分
切断することができる。
【0023】更に、ゼロスタートの目盛り部4であるこ
とにより、容易に紙端P1と目盛り41を合わせること
ができる。
【0024】また、目盛り部4を刃片31、32に設け
た凹部により構成することにより、長期間消えることな
く残る目盛り部4とすることができ、また、容易に目盛
り41を作成できる。
【0025】加えて、10ミリ間隔の目盛り部4を設け
ておくことにより、例えばおおよその範囲で紙Pを切断
する際に、見やすく扱いやすい目盛り部4とすることが
できる。
【0026】更に、目盛り部4を使用者の握持側と反対
側の面部に設けることで、使用者から見やすい目盛り部
4とすることができる。
【0027】また、使用時に下方に位置する第一刃片3
1に目盛り部4を設けることにより、紙端P1と目盛り
41を合わせ易くできる。
【0028】なお、本発明における構成は、以上説明し
たものに限定されないのは勿論である。例えば、本実施
形態おいては、目盛り41を凹部により設けているが、
着色して刃片に書き込んでも良い。更に、凸部により形
成しても良い。加えて、本実施形態においては、目盛り
41を刃片と一体に形成しているが、目盛り41を書い
たシール等を刃片に張り付けても良い。更に、目盛り部
4は、第一刃片31及び第二刃片32の双方に設けても
良く、また、片面ではなく左右両側面に設けても良い。
加えて、本実施形態では、目盛り部4を10ミリピッチ
としているが、他に5ミリピッチ、一ミリピッチとする
ことで細かい設定寸法で切断できるようにすることも考
えられる。また、この目盛り部4を簡易なメジャーとし
て利用しても良い。また、第二柄部22に設けた第二指
当たり部22bと人差し指当たり部22cとは、非連続
な面に構成されているが、両者を連続するように一体的
に形成しても良い。その他の構成も本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形が可能である。
【0029】以下、本発明の第二実施形態を、図面を参
照して説明する。図5乃至図7に示すように、鋏H0
は、刃片310、320の基端側を柄部210、220
の前端側に挿入して構成した一対の第一鋏身110及び
第二鋏身120を、支軸50を中心に回動自在に結合さ
れているものである。
【0030】第一鋏身110は、図5に示すように、使
用者が親指を挿入するための第一指掛環210aを有す
る第一柄部210と、この第一柄部210に取り付けら
れる第一刃片310とから構成される。
【0031】この第一柄部210は、主として熱可塑性
樹脂から成る剛質材である第一芯材210cからなり、
使用者が第一柄部210を握持した際に親指との接触面
となる第一指当たり部210b、つまり、第一指掛環2
10aの内周面を軟質材である弾性のある合成樹脂にて
形成している。熱可塑性樹脂としては、例えばポリエチ
レン、ポリスチレン、ポリプロピレンやアクリル酸系樹
脂等が用いられる。また、接触面は芯材より剛性の低い
軟質材であり、例えば弾性のある合成樹脂としてラバー
素材等が用いられる。
【0032】第一刃片310は、鋏H0を用いて紙P0
などを切る際に、紙P0の下方に挿入されるもので、そ
の外側面が使用時に使用者側に向いているものである。
この第一刃片310は、実際に紙P0などを裁断する部
位となる刃部3110と、この刃部3110と連続して
構成される基部3120とからなり、主としてステンレ
スなどを素材として成形される。
【0033】第二鋏身120は、図5に示すように、使
用者が中指及び薬指を挿入するための第二指掛環220
aを有する第二柄部220と、この第二柄部220に取
り付けられる第二刃片320とから構成される。
【0034】この第二柄部220は、第一柄部210と
同様に、主として熱可塑性樹脂から成る剛質材である第
二芯材220eからなり、使用者が第二柄部220を握
持した際に中指及び薬指との接触面となる第二指当たり
部220b、つまり、第二指掛環220aの内周部を、
弾性のある合成樹脂にて形成している。また、この第二
指掛環220aは、第一指掛環210aより大きく、鋏
H0の長手方向に細長い形状を成している。そして、更
に鋏H0の第二柄部220を握持する際に、人差し指が
当接する面、つまり、第二柄部220の基端部近傍の外
周面を人差し指当たり部220cとし、第二指当たり部
220bと一体に軟質材である弾性のある合成樹脂にて
成形している。素材としては、第一指当たり部210b
と同様の素材が用いられる。
【0035】第二刃片320は、鋏H0を用いて紙P0
などを切る際に、紙P0の上方に位置するもので、その
外側面が反使用者側に向いているものである。この第二
刃片320は、第一刃片310と同様に、実際に紙P0
などを裁断する部位となる刃部3210と、この刃部3
210と連続して構成される基部3220とからなる。
【0036】また、図5乃至7に示すように、前記第一
鋏身110を構成する第一刃片310に、目盛り部40
を設けて紙P0の端からの長さが分かるようにしてい
る。
【0037】詳述すると、図6に示すように、この目盛
り部40は、第一刃片310の先端を目盛り410の始
点420とするゼロスタートの目盛り部40である。複
数の目盛り410は、第一刃片310を凹ませて一体成
形した半球状の凹部であり、刃先310bから順に刃片
基端部近傍まで10ミリピッチで設けられている。更
に、この目盛り部40は刃部3110を避けた基部31
20に刃縁310aに沿って平行に設けられている。
【0038】この目盛り部40が設けられる面は、握持
側と反対方向、つまり、右利き用の鋏H0の場合には左
側面に、左利き用の鋏H0の場合には、右側面に設けら
れる。更に、使用する際に下方に位置する刃片に設けら
れる。
【0039】次ぎに、本実施形態における鋏H0を使用
して紙P0を切断する際の動作について図5を参照して
説明する。
【0040】まず、第一刃片310と、第二刃片320
との間に紙Pを挟み込む。そして、例えば、図5に示す
ように、紙端P10から3cmの所まで切り込みを入れる
場合には、紙端P10と目盛り410の3つ目を合わせ
てその後、切断する。
【0041】以上のように、使用者が柄部210、22
0を握持する際に接触する接触面を有する鋏H0におい
て、接触面である第一指当たり部210b、第二指当た
り部220b、人差し指当たり部220cを軟質材で構
成することにより、使用者にとって指当たりのよい鋏H
0を提供することができる。
【0042】また、指掛環210a、220aの内周面
や、柄部220の基端部220d近傍外周面を軟質材と
することで、よく指の当たる箇所を接触感の良い軟質材
で効果的に覆うことができる。
【0043】また、軟質材をラバー素材で構成すること
で、更に使用感を向上させることができる。
【0044】加えて、柄部210、220を、剛質材か
ら成る芯材210c、220eと、接触面を構成する軟
質材とから構成することにより、柄部210、220の
強度を充分に確保しつつ指当たりの良い柄部210、2
20を実現することが可能となる。
【0045】更に、第二柄部220の基端部220d近
傍外周面と第二指掛環220の内周面とを軟質材にて一
体に構成することで、成形工程を容易とすると共に外観
の向上を図ることもできる。
【0046】なお、本発明における構成は、以上説明し
たものに限定されないのは勿論である。例えば、本実施
の形態においては、柄部を剛質材及び軟質材にて構成し
たが、軟質材のみにて構成しても良い。更に、第二実施
形態にて柄部の素材について詳述したが、第一実施形態
のように第二指当たり部22bと人差し指当たり部22
cとが連続していないものについても第二実施形態と同
様に第一芯材21c、および第二芯材22eを剛質材に
て構成し、第一指当たり部21b、第二指当たり部22
b、人差し指当たり部22cを軟質材であるラバー素材
にて構成しても良い。その他の構成も本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような構成で実
施され以下に記載されるような効果を奏する。
【0048】すなわち、本発明は、上述の問題を解決す
べく、一対の刃片を有する鋏において、前記刃片に刃縁
に沿った目盛り部を設けたことを特徴とする。これによ
り、定規等を使用しなくても鋏を用いて容易に紙等を所
定の寸法分切断することができる。
【0049】更に、ゼロスタートの目盛り部であること
により、容易に紙端と目盛りを合わせることができる。
【0050】また、目盛り部を刃片に設けた凹部により
構成することで、容易に目盛り部を製造できると共に、
長期間消えにくいものとすることができる。
【0051】加えて、10ミリ間隔の目盛り部を設けて
おくことにより、おおよその範囲で見やすく扱いやすい
目盛り部とすることができる。
【0052】更に、目盛り部を使用者の握持側と反対側
の面部に設けることで、使用者から見やすい目盛り部と
することができる。
【0053】また、使用時に下方に位置する刃片に目盛
り部を設けることにより、紙端と目盛りを合わせ易くで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態を示す斜視図。
【図2】同実施形態に係る鋏を閉じた状態を示す側面
図。
【図3】同実施形態に係る鋏を開いた状態を示す側面
図。
【図4】同実施形態に係る鋏を用いて紙を切断する様子
を表す側面図。
【図5】本発明の第二実施形態を示す斜視図。
【図6】同実施形態に係る鋏を閉じた状態を示す側面
図。
【図7】同実施形態に係る鋏を開いた状態を示す側面
図。
【符号の説明】 H・・・鋏 31・・・刃片(第一刃片) 32・・・刃片(第二刃片) 31a・・・刃縁 4・・・目盛り部 21・・・柄部(第一柄部) 21a・・・指掛環(第一指掛環) 21b・・・接触面(第一指当たり部) 21c・・・芯材(第二芯材) 22・・・柄部(第二柄部) 22a・・・指掛環(第二指掛環) 22b・・・接触面(第二指当たり部) 22c・・・接触面(人差し指当たり部) 22d・・・基端部 22e・・・芯材(第二芯材) H0・・・鋏 310・・・刃片(第一刃片) 320・・・刃片(第二刃片) 310a・・・刃縁 40・・・目盛り部 210・・・柄部(第一柄部) 210a・・・指掛環(第一指掛環) 210b・・・接触面(第一指当たり部) 210c・・・芯材(第二芯材) 220・・・柄部(第二柄部) 220a・・・指掛環(第二指掛環) 220b・・・接触面(第二指当たり部) 220c・・・接触面(人差し指当たり部) 220d・・・基端部 220e・・・芯材(第二芯材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松崎 伸樹 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内 (72)発明者 香山 恒 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内 (72)発明者 斎藤 未生子 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内 (72)発明者 笹原 康司 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内 Fターム(参考) 3C065 AA03 AA23 GA02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の刃片を有する鋏において、 前記刃片に、刃縁に沿った目盛り部を設けたことを特徴
    とする鋏。
  2. 【請求項2】目盛り部が、ゼロスタートの目盛り部であ
    ることを特徴とする請求項1記載の鋏。
  3. 【請求項3】目盛り部を、刃片に設けた凹部により構成
    したことを特徴とする請求項1または2記載の鋏。
  4. 【請求項4】目盛り部が、10ミリ間隔であることを特
    徴とする請求項1乃至3記載の鋏。
  5. 【請求項5】目盛り部が、使用者の握持側と反対側の面
    部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4記
    載の鋏。
  6. 【請求項6】目盛り部が、使用時に下方に位置する刃片
    に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5記載
    の鋏。
  7. 【請求項7】使用者が柄部を握持する際に接触する接触
    面を有する鋏において、 前記接触面を軟質材にて構成していることを特徴とする
    鋏。
  8. 【請求項8】接触面が、指掛環の内周面であることを特
    徴とする請求項7記載の鋏。
  9. 【請求項9】接触面が、柄部の基端部近傍外周面である
    ことを特徴とする請求項7または8記載の鋏。
  10. 【請求項10】軟質材が、ラバー素材であることを特徴
    とする請求項7乃至9記載の鋏。
  11. 【請求項11】柄部を、芯材と成る剛質材と、接触面を
    構成する軟質材とから構成したことを特徴とする請求項
    7乃至10記載の鋏。
  12. 【請求項12】柄部の基端部近傍外周面と指掛環の内周
    面とを軟質材にて一体に構成したことを特徴とする請求
    項7乃至11記載の鋏。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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