JP2003310130A - 害虫捕獲器 - Google Patents

害虫捕獲器

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JP2003310130A
JP2003310130A JP2002122416A JP2002122416A JP2003310130A JP 2003310130 A JP2003310130 A JP 2003310130A JP 2002122416 A JP2002122416 A JP 2002122416A JP 2002122416 A JP2002122416 A JP 2002122416A JP 2003310130 A JP2003310130 A JP 2003310130A
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JP
Japan
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trap
opening
catching device
trap body
insect pest
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JP2002122416A
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English (en)
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Keiichi Endo
慶一 遠藤
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Ahresty Corp
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Ahresty Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 害虫にさほど近づかずとも捕獲することが
可能であると共に、捕獲した後に害虫ごと処理しやすい
任意所望の場所へ簡便に移動することができ、捕獲した
害虫を殺虫するべくスプレー式殺虫剤から捕獲器本体の
内部に殺虫剤を噴霧しても床面や壁面を始めとして周囲
を殺虫剤で汚染する恐れのない害虫捕獲器を提供するこ
と。 【解決手段】 底部が開放され且つ底面が平坦に形成さ
れた捕獲器本体1と、該捕獲器本体1に取り付けられる
柄2とから構成され、捕獲器本体の底部に当該捕獲器本
体の底部を開閉するための開閉手段3を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭等においてゴ
キブリなどの主に床面や壁面を這う害虫を捕獲し殺虫す
るのに適した害虫捕獲器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に近い技術として、特開平10−
191861号公報に開示されたものがある。この従来
の害虫捕獲器は、図4に示すごとく、略漏斗形状に形成
された捕獲器aを手で持って害虫の上から被せることに
より害虫を捕獲し、その状態を保持したまま、捕獲器a
に設けられた殺虫剤噴入口bにパイプcを介してスプレ
ー式殺虫剤Bの噴霧口B1を連結せしめ、スプレー式殺
虫剤Bの殺虫剤を捕獲器aの内部に噴霧することによ
り、捕獲器aの内部にいる害虫を殺虫する仕組みになっ
ている。そのために、素手で害虫を捕獲するのと同じく
らい害虫に近づかなければ害虫を捕獲することができな
いので害虫を捕獲すること自体が難しいと共に、捕獲し
た後にその状態を保持したままスプレー式殺虫剤の噴霧
口を連結させなければならないので、特に壁面で捕獲し
た場合にはスプレー式殺虫剤の噴霧口を連結させる作業
に苦労する。しかも、捕獲器で捕獲した害虫を殺虫する
べくスプレー式殺虫剤から捕獲器の内部に殺虫剤を噴霧
すると、害虫を捕獲した場所の床面や壁面が殺虫剤で汚
染されるので、払拭・洗浄などの後処理作業が大変であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の不具合に鑑みてなされたものであり、害虫にさほど
近づかずとも捕獲することが可能であると共に、捕獲し
た後に害虫ごと処理しやすい任意所望の場所へ簡便に移
動することができ、しかも、捕獲した害虫を殺虫するべ
くスプレー式殺虫剤から捕獲器本体の内部に殺虫剤を噴
霧しても床面や壁面を始めとして周囲を殺虫剤で汚染す
る恐れのない害虫捕獲器を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明の害虫捕獲器は、底部が開放され且つ底面が平坦に
形成された捕獲器本体と、該捕獲器本体に取り付けられ
る柄とから構成され、前記捕獲器本体の底部に当該捕獲
器本体の底部を開閉するための開閉手段を設けてなるこ
とを特徴としたものである(請求項1)。前記開閉手段
としては、前記捕獲器本体の底面に差し込み分離可能な
平板で形成されたもの(請求項2)や、前記捕獲器本体
の底部に一体的に組み込まれたシャッター構造をしたも
の(請求項3)、等が考えられるが、本発明はこれらの
開閉手段に限定されるものではない。また、前記捕獲器
本体には、その内部にスプレー式殺虫剤から殺虫剤を噴
入させやすいように予め殺虫剤噴入口を設けたり(請求
項4)、前記柄を倒伏可能に連結し(請求項5)、更に
前記柄は、使用時には伸ばし不使用時には縮めて保管で
きるように伸縮自在に形成する(請求項6)、ことが好
ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な好適実施
例を図面を参照しながら詳細に説明するが、本発明は図
示実施例のものに限定されるものではなく、いろいろな
バリエーションが考えられる。
【0006】本発明に係る害虫捕獲器Aは、底部が開放
された捕獲器本体1と、その捕獲器本体1に取り付けら
れる柄2とから基本的に構成され、捕獲器本体1の底部
に当該捕獲器本体1の底部を開閉するための開閉手段3
が設けられる。
【0007】捕獲器本体1は、プラスチック材を用いた
樹脂成形または薄い金属板材を用いたプレス成形或いは
紙材を用いた圧搾成形等により、底部が開放され且つ底
面が平坦に形成された略逆椀形状に形成され、その上壁
部1aまたは側壁部1bに柄2が取り付けられる。この
捕獲器本体1は、その内部を視認し得るように、透明ま
たは半透明に形成することも考えられる。
【0008】また、捕獲器本体1の上壁部1aまたは側
壁部1bには、スプレー式殺虫剤Bの噴霧口B1を臨ま
せて殺虫剤を捕獲器本体1の内部に噴入させるための殺
虫剤噴入口11を設ける。この殺虫剤噴入口11は、開
口したままでも良いし開閉自在に形成しても良い。開口
したままに形成する場合には、捕獲した害虫が逃げ出さ
ない程度の開口径に形成することが望ましい。ちなみに
図示実施例では、殺虫剤噴入口11を捕獲器本体1の側
壁部1bに開口したままに形成してある。
【0009】柄2は、中空材または無垢の棒状材を用い
て所要の長さに形成してなり、捕獲器本体1の上壁部1
aまたは側壁部1bに取り付ける。この際、柄2を捕獲
器本体1に対して動かないように固定状に取付けても良
いが、倒伏可能に連結取り付けることが好ましい。柄2
を捕獲器本体1に対して倒伏可能に連結する場合、ユニ
バーサルジョイント(図示せず)を使用しても良いし、
図示実施例のごとく、捕獲器本体1の上壁部1aまたは
側壁部1bにブラケット12を起立させ、該ブラケット
12にピン13で倒伏可能に連結し取り付けるようにし
ても良い。
【0010】また、柄2は予め所定の長さに形成された
ものでも良いが、使用時には伸ばし不使用時には縮めて
保管できるように伸縮自在に形成することが好ましい。
柄2を伸縮自在に形成する場合、継ぎ竿式や振出し竿式
などその構造としてはいろいろ考えられる。ちなみに図
示実施例の柄2は、振出し竿式に形成されている。
【0011】捕獲器本体1の底部を開閉する開閉手段3
は、捕獲器本体1で捕獲した害虫が不用意に逃げ出さな
いようにすると同時に捕獲した害虫を殺虫するべくスプ
レー式殺虫剤から捕獲器本体1の内部に殺虫剤を噴霧し
たときに捕獲した場所の床面や壁面を汚染しないように
保護するためのものであり、捕獲器本体1の底面に差し
込み分離可能な平板で形成されたもの(図1参照)や、
捕獲器本体1の底部に一体的に組み込まれたシャッター
構造3(3’)をしたもの(図2参照)、等が考えられ
るが、本発明はこれらの開閉手段に限定されるものでは
ない。
【0012】すなわち、図1に示した実施例の開閉手段
3は、薄い金属製またはプラスチック製の平板で構成さ
れ、捕獲器本体1で害虫を捕獲した後に捕獲器本体1の
底面と床面や壁面との間に抜き差し分離可能に差し込む
ことにより、捕獲器本体1の底部を開閉するように形成
したものである。この開閉手段3の場合、単純に平板
(開閉手段)を手で持って開閉させるようにしても良い
し、平板(開閉手段)を捕獲器本体1の底部に予めスラ
イド自在に組付けるようにしても良いし、更には捕獲器
本体1の底部にスライド自在に組付けられた平板(開閉
手段)を電動モータ等を利用して開閉させるようにして
も良い。なお、平板(開閉手段3)を手で持って開閉さ
せる場合には、捕獲器本体1の底部に平板(開閉手段
3)の差し込み口14を形成したり、差し込み口14と
は反対側位置にストッパー15を設けると良い。
【0013】また、図2に示した実施例の開閉手段3
(3’)は、カメラの露光装置に使用されるような複数
枚の羽板3a…を組合わせてなるシャッター構造で構成
され、捕獲器本体1の外部に突設した操作摘み3dでも
って開閉するように形成したものである。なお、図示例
では開閉手段3(3’)を構成している羽板3aに殺虫
剤噴入口11を開口形成してあるが、他の実施例と同様
に捕獲器本体1の上壁部1aまたは側壁部1bに殺虫剤
噴入口11を形成するも任意である。
【0014】そして、図3に示した実施例の開閉手段3
(3”)は、捕獲器本体1の底部に口ひも3bで開閉す
る巾着のような袋部材3cを採り付け、口ひも3bを操
作することにより、捕獲器本体1の底部を開閉するよう
に形成したものである。
【0015】次に、本発明に係る害虫捕獲器Aの使用例
について説明する。床面や壁面等で害虫を見つけたら、
柄2を持って捕獲器本体1を害虫の上から被せて、害虫
を捕捉する。そして、そのままの状態で開閉手段3
(3’、3”)を使って捕獲器本体1の底部を閉塞し、
捕獲器本体1の内部に害虫を捕獲する。こうなれば、柄
2を持って捕獲器本体1を自由に移動することができ、
捕獲した害虫を所望の場所に搬送することが可能とな
る。然る後、捕獲器本体1に形成された殺虫剤噴入口1
1に、スプレー式殺虫剤Bの噴霧口B1を臨ませて殺虫
剤を捕獲器本体1の内部に噴入することにより、捕獲し
た害虫を捕獲器本体1の内部で殺虫する。死んだ害虫
は、捕獲器本体1ごと屋外或いはゴミ箱等まで持ってゆ
き、開閉手段3(3’、3”)で捕獲器本体1の底部を
開放して捨てる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る害虫捕獲器は斯様に構成し
てなるので、柄を持って捕獲器本体を害虫の上から被せ
ることにより、害虫にさほど近づかずとも捕獲すること
が可能となると共に、捕獲した後に害虫ごと処理しやす
い任意所望の場所へ簡便に移動することができる。しか
も、害虫を捕獲した後に捕獲器本体1の底部は開閉手段
により閉塞されてしまうので、捕獲した害虫を殺虫する
べくスプレー式殺虫剤から捕獲器本体の内部に殺虫剤を
噴霧しても床面や壁面を始めとして周囲を殺虫剤で汚染
する恐れがなくなる。
【0017】また、請求項4に記載の害虫捕獲器によれ
ば、捕獲器本体に殺虫剤噴入口を設けてなるので、スプ
レー式殺虫剤の噴射口から捕獲器本体の内部に殺虫剤を
噴霧しやすくなる。
【0018】また、請求項5に記載の害虫捕獲器によれ
ば、柄を捕獲器本体に対して倒伏可能に連結取り付けて
なるので、捕獲器本体1の底面の向きが制約を受けるこ
とがなくなり、従って、床面始め壁面でも或いは天井等
にいる害虫でも容易に捕獲することが出来るようにな
る。しかも、柄を倒しても(柄が倒れても)、捕獲器本体
1の底面が床面から浮き上がるようなことがなくなり、
その結果、捕捉した害虫を不用意に逃がすようなことが
少なくなる。
【0019】また、請求項6に記載の害虫捕獲器によれ
ば、柄を伸縮自在に形成してなるので、使用時には害虫
を捕獲しやすい適宜な長さに伸ばして使用することがで
き、不使用時には縮めて収納性良く保管することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施を示す斜視図。
【図2】 本発明の第2実施を示し、(a)は斜視図で
あり、(b)は底面図。
【図3】 本発明の第3実施を示す斜視図。
【図4】 従来例を説明する模式図。
【符号の説明】
A:害虫捕獲器 B:スプレー式殺虫
剤 B1:噴射口 1:捕獲器本体 1a:上壁部 1b:側壁部 11:殺虫剤噴入口 12:ブラケット 13:ピン 14:差し込み口 15:ストッパー 2:柄 3、3’、3”:開閉
手段 3a:羽板 3b:口ひも 3c:袋部材 3d:操作摘み

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部が開放され且つ底面が平坦に形成
    された捕獲器本体と、該捕獲器本体に取り付けられる柄
    とから構成され、前記捕獲器本体の底部に当該捕獲器本
    体の底部を開閉するための開閉手段を設けてなることを
    特徴とする害虫捕獲器。
  2. 【請求項2】 前記開閉手段が、前記捕獲器本体の底
    面に差し込み分離可能な平板で形成されている請求項1
    記載の害虫捕獲器。
  3. 【請求項3】 前記開閉手段が、シャッター構造をし
    てなり前記捕獲器本体の底部に一体的に組み込まれてい
    る請求項1記載の害虫捕獲器。
  4. 【請求項4】 前記捕獲器本体に、殺虫剤噴入口を設
    けてなる請求項1記載の害虫捕獲器。
  5. 【請求項5】 前記柄が前記捕獲器本体に対して倒伏
    可能に連結されている請求項1記載の害虫捕獲器。
  6. 【請求項6】 前記柄が伸縮自在に形成されている請
    求項1記載の害虫捕獲器。
JP2002122416A 2002-04-24 2002-04-24 害虫捕獲器 Pending JP2003310130A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8935877B2 (en) * 2006-08-08 2015-01-20 Rudolf Götschi Apparatus for combatting or trapping nocturnal insects
JP2016101148A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 株式会社吉野工業所 捕虫手段付きの殺虫装置
US9648862B1 (en) * 2015-02-24 2017-05-16 Matthew Lievano Telescoping spider web removal brush
US10021872B2 (en) * 2015-10-29 2018-07-17 Ashok Biyani Combination duster and sprayer device
US11229198B2 (en) * 2018-03-06 2022-01-25 Donna L Schmidt Insect catching tool

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