JP2003309994A - リニアコンプレッサ駆動装置 - Google Patents

リニアコンプレッサ駆動装置

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JP2003309994A
JP2003309994A JP2002110119A JP2002110119A JP2003309994A JP 2003309994 A JP2003309994 A JP 2003309994A JP 2002110119 A JP2002110119 A JP 2002110119A JP 2002110119 A JP2002110119 A JP 2002110119A JP 2003309994 A JP2003309994 A JP 2003309994A
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voltage
displacement amplitude
power supply
duty
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Kenichi Sakakibara
憲一 榊原
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高効率運転を実現して運転可変範囲を拡大
し、しかも構成の簡単化を実現する。 【解決手段】 交流変換回路部1と、リニアコンプレッ
サ2cおよび共振コンデンサCからなる共振回路2と、
リニアスケールなどからなる位置センサ3と、位置セン
サ3から出力される変位振幅および変位振幅指令を入力
としてデューティーを出力する変位振幅制御回路4と、
電源電圧極性、出力電流極性、およびデューティーを入
力としてPWM変調パターン決定部5とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はリニアコンプレッ
サを駆動するために特に好適な駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧縮機に対する高効率化の要求が高まる
中で、冷蔵庫、空調機等への適用を想定したリニア圧縮
機の検討がなされている。
【0003】このリニア圧縮機は、モータより直接的に
往復運動が得られるため、機械的効率に優れているだけ
でなく、一定の運転周波数においても、ストローク制御
により吐出量を可変させて能力制御できる特徴を有す
る。
【0004】さらに、モータとして適用されるリニア振
動アクチュエータにばね共振を用いることにより、圧
縮、膨張に必要な駆動力を不要とすることで入力電力が
低減でき、更なる効率向上が期待できる。
【0005】リニアモータを駆動するための従来の駆動
装置として、トライアックおよび共振コンデンサを用い
る簡易駆動装置が提案されている(特開2000−14
5632号公報参照)。
【0006】この駆動装置については、特開2000−
145632号公報において、数1に示す運動方程式、
数2に示す電圧方程式により動作が説明されており、数
2において駆動電圧を増加させると左辺の電流が増加
し、数1の左辺の変位が増加し、駆動電圧により変位が
制御可能であることが記載されている。
【0007】
【数1】
【0008】
【数2】
【0009】なお、M:質量、Kr:摩擦定数、Ks:ば
ね定数、Kf:推力定数、Ke:速度起電力定数、Fg
圧縮力、x:変位、L:インダクタンス、r:抵抗、C:
共振コンデンサ、V:駆動電圧、i:モータ電流
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の駆動装置におい
ては、位相制御により基本波電圧振幅を制御することに
よって、上述の動作を実現しているが、点狐角を遅らせ
ることにより制御を行っているため、図1に示すように
電源電圧に対して、基本波位相の遅れが発生する。ま
た、駆動電圧とモータ電流の位相を一致させるために、
共振コンデンサCが設けてあるが、制御変位が大きい場
合、駆動電圧の位相遅れにより、力率が大きく低下する
問題がある。
【0011】入力力率を85%前後とする場合、図1を
参照すれば、制御可能な電圧制御範囲は60%程度とな
り、位相制御角は90°程度が限界となる。
【0012】また、数1の運動方程式より、機械系の共
振周波数fは数3で表される。
【0013】
【数3】
【0014】なお、Km:共振ばね定数、Kg:ガスばね
定数 ここで、駆動電圧を下げることによりリニアコンプレッ
サの変位を小さくした場合には、例えば図2に示すよう
に、ガスばねが増加し、数3において、共振周波数が上
昇することになる。
【0015】また、図3は、数1、数2より得られる、
駆動電圧に対する入力電流の伝達特性を示す図であり、
共振周波数が上昇することにより、電流位相が遅れるこ
とが分かる。したがって、従来のリニアコンプレッサ駆
動装置においては、位相制御による駆動電圧の位相遅れ
のみならず、ガスばねによる電流位相の遅れが加わり、
入力力率が大きく低下するものと考えられる。
【0016】図4はこれまで述べた、位相制御によるリ
ニアコンプレッサ駆動時における力率低下の問題につい
て、コンプレッサ負荷時、抵抗負荷時の各々における入
力力率の関係を示すことにより、明らかにする図であ
る。
【0017】両者の特性を比較することにより、コンプ
レッサばね定数の影響により、能力可変時に力率低下が
顕著となることが分かる。
【0018】ここでは、最大定格において制御位相0で
共振動作が可能となるよう、定数を設定しているが、電
源電圧変動を考慮すると、特に、電源電圧が低下した場
合、変位が小さくなり能力が低下するため、制御位相に
余裕を持つ必要がある。このため、製品ではさらに力率
を低下させて動作させる必要があり、通常、製品に要求
される85%程度の力率を確保するためには、能力可変
範囲が著しく狭くなってしまうという問題がある。
【0019】数3で示したガスばねの共振周波数の変化
については、図5に示すような、公知の単相インバータ
を用いて微小な周波数制御及び、振幅制御を行うことに
よって対応することが可能であるが、回路構成が複雑と
なるという新たな問題がある。
【0020】以上から分かるように、力率悪化は、位相
制御による、駆動電圧の位相遅れ、およびガスばねによ
る共振周波数の変動に起因している。
【0021】また、交流振幅のみを可変する装置とし
て、図6に示すように、双方向スイッチを用いて、降圧
チョッパを構成し、強制転流により降圧動作を行うよう
にした交流チョッパ回路が一般に知られている。
【0022】双方向スイッチとしては、位相制御を前提
とするトライアック等の自然転流素子が一般的である
が、消孤動作が不能であるため、ここでは適用すること
ができない。このため、インバータの強制転流に利用さ
れる、単方向素子であるIGBT等にて構成するために
は、図6のスイッチ部を単方向素子で置き換える必要が
あり、駆動電位が異なる他、ディスクリート構成を採ら
ざるを得ず、回路構成が複雑化するという問題が生じ
る。
【0023】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、高効率運転を実現して運転可変範囲を拡
大し、しかも構成の簡単化を実現することができるリニ
アコンプレッサ駆動装置を提供することを目的としてい
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1のリニアコンプ
レッサ駆動装置は、交流変換回路によりリニアコンプレ
ッサ駆動用のリニアモータおよび共振コンデンサに交流
電圧を供給するものであって、駆動電圧の位相遅れを抑
制すべく交流変換回路を制御する位相遅れ抑制手段を含
むものである。
【0025】請求項2のリニアコンプレッサ駆動装置
は、前記位相遅れ抑制手段として、位置センサの変位振
幅と変位振幅指令との偏差に基づいてデューティーを算
出する変位振幅制御手段と、電源電圧の極性および出力
電流の極性に基づいて交流変換回路の各スイッチを制御
する信号を出力する制御信号出力手段とを含むものを採
用するものである。
【0026】請求項3のリニアコンプレッサ駆動装置
は、前記位相遅れ抑制手段として、共振コンデンサの電
位、出力電圧、出力電流、および変位振幅指令を入力と
し、モータ機器定数を用いてデューティーを算出する変
位振幅制御手段と、電源電圧の極性および出力電流の極
性に基づいて交流変換回路の各スイッチを制御する信号
を出力する制御信号出力手段と、電源電圧およびデュー
ティーを入力として出力電圧を算出する出力電圧算出手
段とを含むものを採用するものである。
【0027】
【作用】請求項1のリニアコンプレッサ駆動装置であれ
ば、交流変換回路によりリニアコンプレッサ駆動用のリ
ニアモータおよび共振コンデンサに交流電圧を供給する
に当たって、位相遅れ抑制手段によって、駆動電圧の位
相遅れを抑制すべく交流変換回路を制御することができ
る。
【0028】したがって、インバータ汎用部品で主回路
を構成することができ、回路構成を簡単化することがで
き、しかも、リニアコンプレッサを高効率に運転するこ
とができるとともに、運転可変範囲を拡大することがで
きる。
【0029】請求項2のリニアコンプレッサ駆動装置で
あれば、前記位相遅れ抑制手段として、位置センサの変
位振幅と変位振幅指令との偏差に基づいてデューティー
を算出する変位振幅制御手段と、電源電圧の極性および
出力電流の極性に基づいて交流変換回路の各スイッチを
制御する信号を出力する制御信号出力手段とを含むもの
を採用するのであるから、電源電圧が変動した場合であ
っても、ガスばねにより決定される力率特性を維持する
ことができるほか、請求項1と同様の作用を達成するこ
とができる。
【0030】請求項3のリニアコンプレッサ駆動装置で
あれば、前記位相遅れ抑制手段として、共振コンデンサ
の電位、出力電圧、出力電流、および変位振幅指令を入
力とし、モータ機器定数を用いてデューティーを算出す
る変位振幅制御手段と、電源電圧の極性および出力電流
の極性に基づいて交流変換回路の各スイッチを制御する
信号を出力する制御信号出力手段と、電源電圧およびデ
ューティーを入力として出力電圧を算出する出力電圧算
出手段とを含むものを採用するのであるから、位置セン
サを不要とすることができ、しかも、電源電圧が変動し
た場合であっても、ガスばねにより決定される力率特性
を維持することができるほか、請求項1と同様の作用を
達成することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明のリニアコンプレッサ駆動装置の実施の態様を詳細
に説明する。
【0032】図7はこの発明のリニアコンプレッサ駆動
装置の一実施態様(主回路構成)を示す電気回路図であ
る。
【0033】ここでは、スナバ等の付加回路は省略して
おり、交流変換回路部1と、リニアモータr、Lおよび
共振コンデンサCからなる共振回路2とで構成されてい
る。
【0034】前記交流変換回路1は、LCフィルタ回路
1a、通常の全波インバータブリッジ1b、および半波
ダイオードブリッジ1cから構成されており、インバー
タ汎用部品にて構成できる。
【0035】次に、図7のリニアコンプレッサ駆動装置
の動作原理について説明する。
【0036】図8は、交流変換回路1の電流、電圧波
形、および各スイッチの動作モードを示す図であり、図
9から図12は、各動作モードにおける素子の通電状態
をそれぞれ示す図である。
【0037】交流チョッパは降圧形回路であるため、図
8の波形に示すように入力側では電流が不連続、出力側
では電圧が不連続となり、PWM制御により出力電圧が
降圧される。
【0038】動作モードは、電流位相により、電圧、電
流の極性が各々異なるI〜IVのモードからなる。
【0039】動作モードIでは、電源電圧と電流の極性
とが互いに異なるため、図8に示すようにスイッチS
1nがPWM変調されSダイオード部とともに負荷を
短絡し、オン状態にあるスイッチSと入力下側のダイ
オードとを通じて、電源に電力を回生する(図9参
照)。
【0040】動作モードIIでは、スイッチSがPW
M変調され入力上側のダイオードとともに負荷に電力を
供給し、オン状態にあるスイッチS2nとSダイオー
ド部とを通じて、還流動作を行う(図10参照)。
【0041】同様に、動作モードIIIでは、電源電圧
と電流との極性が互いに異なるため、スイッチS2n
PWM変調され、Sダイオード部とともに負荷を短絡
し、オン状態にあるスイッチSと入力上側のダイオー
ドとを通じて、電源に電力を回生する(図11参照)。
【0042】動作モードIVでは、スイッチSがPW
M変調され、入力下側のダイオードとともに負荷に電力
を供給し、オン状態にあるスイッチS1nとSダイオ
ード部とを通じて、還流動作を行う(図12参照)。
【0043】図13は、特開2000−145632号
公報の装置(従来装置)によりリニアコンプレッサを駆
動した場合、および図7の装置によりリニアコンプレッ
サを駆動した場合の力率特性を示す図である。なお、両
装置におけるばね定数を互いに等しく設定している。
【0044】図13から分かるように、前述のように、
機器力率の下限を0.85とした場合、従来装置では運
転可変範囲は80〜100%程度となる。一方、図7の
装置においては、駆動電圧位相が電源電圧位相と等しく
なるため、運転可変範囲が50〜100%となり、運転
可変範囲を30%程度広げることが可能となる。
【0045】また、PWMのデューティーにより電源電
圧に対応可能であるため、電源電圧が変動した場合にお
いてもガスばねにより決定される力率特性を維持するこ
とが可能である。
【0046】次に、出力制御装置を説明する。
【0047】図14は位置センサを用いたリニアコンプ
レッサ駆動装置の他の実施態様を示すブロック図であ
る。
【0048】この装置が図7の装置と異なる点は、リニ
アスケールなどからなる位置センサ3、位置センサ3か
ら出力される変位振幅および変位振幅指令を入力として
デューティーを出力する変位振幅制御回路4、電源電圧
極性、出力電流極性、およびデューティーを入力として
PWM変調パターン決定部5をさらに含む点である。な
お、6はシャント抵抗、2cはリニアコンプレッサであ
る。
【0049】この装置においては、位置センサ3の変位
振幅と変位振幅指令との偏差に基づいて、変位振幅制御
回路4によりPWMデューティーを決定し、PWM変調
パターン決定部5は、電源電圧および出力電流の各極性
に基づき、図8に示す動作モードに対応させて各スイッ
チの駆動のためのゲート信号を出力し、電圧振幅を決定
する。
【0050】また、図15は、出力電流、電源電圧検出
値、および等価回路定数を用いて数2の関係に基づいて
位置推定を行うリニアコンプレッサ駆動装置のさらに他
の実施態様を示すブロック図である。
【0051】この装置が図14の装置と異なる点は、変
位振幅制御回路4に代えて、コンデンサ電位、出力電
流、出力電圧、および変位振幅指令を入力としてデュー
ティーを出力する変位振幅制御回路4aを採用した点、
および電源電圧とデューティーとに基づいて出力電圧を
得る乗算部7をさらに含む点である。
【0052】数2を変形すると数4となる。
【0053】
【数4】 数4において、右辺の第1項である駆動電圧Vは電源電
圧、およびデューティーより得られる値であり、右辺の
第2項はモータ機器定数、電源電流、およびコンデンサ
電圧により求められる値である。また、左辺の速度起電
力についても既知であるから、得られる速度を積分する
ことにより、変位が推定できる。したがって、図15の
変位振幅制御回路4aにより以上の推定演算を行ない、
変位振幅指令との偏差により所要のデューティーを出力
する。ここで、PWM変調パターン決定部5の動作は図
14の場合と同様である。
【0054】次いで、従来装置による電源高調波発生量
と図14または図15の装置による電源高調波発生量と
を対比する。
【0055】図16は、従来装置による位相制御時の入
力波形、および電流高調波解析結果を示す図であり、図
17は、図14または図15の装置による入力波形、お
よび電流高調波解析結果を示す図である。なお、電源電
圧:173V、入力電力:600W、従来装置の点弧
角:40°、図14または図15の装置のデューティ
ー:0.94である。
【0056】従来装置による位相制御時においては、電
流が点弧角により遮断されるため、図16に示すよう
に、高調波電流発生量が大きく3、5、7次が顕著に表
れている。一方、図14または図15のにおいては、入
力電流は不連続であるが、LCフィルタにより十分平滑
化されているので、電流リプルは少なく正弦波状であ
る。この結果、高調波電流発生量を著しく低減できてい
る。
【0057】ここでは、1シリンダ圧縮機による、推力
の非対杯性のために、両者ともに、偶数次が表れている
が、発生量は僅かである。
【0058】したがって、以下の効果を奏する。
【0059】簡単な駆動装置でリニアモータを高力率に
運転することができる。
【0060】電源電圧の変動に拘わらず、一定の入力力
率を得ることができる。
【0061】インバータ汎用モジュール部品にて、交流
チョッパ回路を用いた駆動回路を実現することができ
る。
【0062】交流直接変換方式を採用しているので、直
流部を無くすることができ、寿命部品である大容量電解
コンデンサを不要にでき、長寿命、低コストを実現でき
る。
【0063】電源を直接高周波にてスイッチングするた
め、位相制御を行う従来装置に比較して、電源高調波の
発生量を低減することができる。
【0064】
【発明の効果】請求項1の発明は、インバータ汎用部品
で主回路を構成することができ、回路構成を簡単化する
ことができ、しかも、リニアコンプレッサを高効率に運
転することができるとともに、運転可変範囲を拡大する
ことができるという特有の効果を奏する。
【0065】請求項2の発明は、電源電圧が変動した場
合であっても、ガスばねにより決定される力率特性を維
持することができるほか、請求項1と同様の効果を奏す
る。
【0066】請求項3の発明は、位置センサを不要とす
ることができ、しかも、電源電圧が変動した場合であっ
ても、ガスばねにより決定される力率特性を維持するこ
とができるほか、請求項1と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】位相制御時における基本波電圧、力率、および
基本波電圧位相を示す図である。
【図2】制御変位とガスばね定数、駆動電圧との関係を
示す図である。
【図3】共振周波数が60Hzである場合における、駆
動電圧に対する電流の伝達特性を示す図である。
【図4】圧縮機負荷時、抵抗負荷時における位相制御の
力率特性の一例を示す図である。
【図5】従来のリニアコンプレッサ駆動装置の一例を示
す電気回路図である。
【図6】従来の交流チョッパー回路を示す電気回路図で
ある。
【図7】この発明のリニアコンプレッサ駆動装置の主回
路構成を示す電気回路図である。
【図8】図7のリニアコンプレッサ駆動装置の電流、電
圧波形、各スイッチの動作モードを説明する図である。
【図9】動作モードIの動作を説明する図である。
【図10】動作モードIIの動作を説明する図である。
【図11】動作モードIIIの動作を説明する図であ
る。
【図12】動作モードIVの動作を説明する図である。
【図13】従来の装置、図7の装置によりリニアコンプ
レッサを駆動した場合における力率特性を示す図であ
る。
【図14】この発明のリニアコンプレッサ駆動装置の主
回路を制御する構成の一例を示す図である。
【図15】この発明のリニアコンプレッサ駆動装置の主
回路を制御する構成の他の例を示す図である。
【図16】位相制御時の入力波形、および電流高調波解
析結果を示す図である。
【図17】図14または図15のリニアコンプレッサ駆
動装置による制御時の入力波形、および電流高調波解析
結果を示す図である。
【符号の説明】
1b 全波インバータブリッジ 2c リニアコンプレッサ 3 位置センサ 4、4a 変位振幅制御回路 5 PWM変調パターン決定部 7 乗算部 C 共振コンデンサ r、L リニアモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H045 BA12 DA07 DA08 3H076 AA01 BB32 CC98 5H540 AA10 EE05 EE08 FA12 FC02 FC03 5H750 AA10 BA01 BA05 CC02 CC06 DD26 EE04 FF02 FF07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流変換回路(1)によりリニアコンプ
    レッサ駆動用のリニアモータ(r)(L)および共振コ
    ンデンサ(C)に交流電圧を供給するリニアコンプレッ
    サ駆動装置であって、 駆動電圧の位相遅れを抑制すべく交流変換回路(1)を
    制御する位相遅れ抑制手段(4)(4a)(5)(7)
    を含むことを特徴とするリニアコンプレッサ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記位相遅れ抑制手段(4)(5)は、
    位置センサ(3)の変位振幅と変位振幅指令との偏差に
    基づいてデューティーを算出する変位振幅制御手段
    (4)と、電源電圧の極性および出力電流の極性に基づ
    いて交流変換回路(1)の各スイッチを制御する信号を
    出力する制御信号出力手段(5)とを含む請求項1に記
    載のリニアコンプレッサ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記位相遅れ抑制手段(4a)(5)
    (7)は、共振コンデンサ(C)の電位、出力電圧、出
    力電流、および変位振幅指令を入力とし、モータ機器定
    数を用いてデューティーを算出する変位振幅制御手段
    (4a)と、電源電圧の極性および出力電流の極性に基
    づいて交流変換回路(1)の各スイッチを制御する信号
    を出力する制御信号出力手段(5)と、電源電圧および
    デューティーを入力として出力電圧を算出する出力電圧
    算出手段(7)とを含む請求項1に記載のリニアコンプ
    レッサ駆動装置。
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