JP2003309865A - 無線通信装置及び無線通信システム - Google Patents

無線通信装置及び無線通信システム

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JP2003309865A
JP2003309865A JP2002112259A JP2002112259A JP2003309865A JP 2003309865 A JP2003309865 A JP 2003309865A JP 2002112259 A JP2002112259 A JP 2002112259A JP 2002112259 A JP2002112259 A JP 2002112259A JP 2003309865 A JP2003309865 A JP 2003309865A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが接続を希望する狭域無線通信用のア
クセスポイントに対してのみ自動的に接続を行うことが
できる無線通信装置を提供する。 【解決手段】 ナビゲーション装置の制御回路は、DS
RCに属するアクセスポイント21,29,30につい
て通信接続の可否を設定した接続許可アクセスポイント
リストを有し、そのリストに基づき接続が許可されてい
るアクセスポイント21,29に対して通信接続を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、狭域無線通信用の
アクセスポイントに通信接続が可能に構成される無線通
信装置、及びその無線通信装置とネットワークを介して
通信を行う通信局とで構成される無線通信システムに関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】現在、無線LAN(Loc
al Area Network)の普及が進みつつある。無線LANの
通信エリア内に位置する端末は、アクセスポイントとの
間で無線通信を行うことでネットワークに接続され、他
の端末との通信が可能となる。また、必要に応じて、そ
のネットワークを経由して公衆回線に接続を行うこと
で、インターネットのようなオープンネットワークにア
クセスすることもできるようになっている。
【0003】例えば、車両に上記のような無線LANを
利用可能な通信端末が搭載されており、走行中において
車両の乗員が無線LANを介して必要な情報を得ようと
することを想定する。この場合、無線LANが比較的狭
い地域に複数存在していると、車両の移動に伴って、接
続を行う無線LANのアクセスポイントをユーザ側で切
り替える必要がある。
【0004】アクセスポイントの接続切り替えを行うに
は、例えば、アクセスポイントより送信される電波の電
界強度を測定し、その電界強度が最も高いものを自動的
に選択することが考えられる。しかし、この場合、ユー
ザが接続を望まないネットワークに対しても自動的に接
続されてしまうおそれがあり、不要なネットワーク使用
料を負担せざるを得なくなることも考えられる。また、
ユーザが通信端末のON/OFFを手動で切り替える方
式も想定されるが、煩わしく利便性が良くないという問
題がある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ユーザが接続を希望する狭域無線通
信用のアクセスポイントに対してのみ自動的に接続を行
うことができる無線通信装置、及びその無線通信装置を
備えて構成される無線通信システムを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の無線通信
装置によれば、狭域無線通信を行うためのアクセスポイ
ントについて通信接続の可否を設定した情報を有し、そ
の情報に基づき接続が許可されているアクセスポイント
に対して通信接続を行う。従って、通信接続を行うべき
アクセスポイントを予め定めておけば、複数のアクセス
ポイントが利用可能な地域を移動する場合であっても、
接続情報に基づいて選択を行うことで、ユーザが利用す
るメリットのあるアクセスポイントだけを利用すること
が可能となる。
【0007】請求項2記載の無線通信装置によれば、各
アクセスポイントが通信サービスを提供するための複数
のグループに分類されている場合に、グループ毎に通信
接続の可否を設定可能に構成される。例えば、ある企業
が展開している店舗群に夫々アクセスポイントが設置さ
れており、無線通信装置のユーザがそれらの店舗に立ち
寄った際にアクセスポイントを介して行う通信サービス
を提供しているような場合には、その店舗群ごとに通信
ネットワークが存在している。そして、ユーザにとって
は、常日頃継続的に利用する店舗群や、全く利用しない
店舗群がある。
【0008】一般に、ユーザが継続的に利用するような
店舗群においては、その利用頻度に応じた何らかの特典
的なサービスが付与される場合が多いため、前記通信サ
ービスを利用するに際しても、ユーザが継続的に利用す
る店舗群において利用した方が特典的なサービスをより
多く受けられる可能性がある。従って、請求項2のよう
に構成すれば、ユーザが利用することでメリットが生じ
る可能性があるグループに属するアクセスポイントに対
して、選択的に通信接続することができる。
【0009】請求項3記載の無線通信装置によれば、探
索手段は、位置検出手段によって検出された自身の位置
に基づいて、記憶手段に記憶された通信接続が可能に設
定されたアクセスポイントの内、自身の近傍に位置する
ものを探索する。従って、自身の近傍に位置する通信接
続可能なアクセスポイントを効率的に選択して接続を行
うことができる。
【0010】請求項4記載の無線通信装置によれば、広
域無線通信用のアクセスポイントに対しても接続が可能
に構成されるので、狭域無線通信用のアクセスポイント
が存在せず通信接続が不能なエリアにあっては、広域無
線通信用のアクセスポイントに接続を行うことでネット
ワークより情報を取得することができる。
【0011】請求項5記載の無線通信装置によれば、ネ
ットワークを介した情報の取得要求が発生した際に、接
続可能な狭域無線通信用アクセスポイントが存在しなか
った場合は、広域無線通信用アクセスポイント対して接
続を行う。一般に、狭域無線通信の通信速度は、接続対
象となる通信端末の数が少ないことから広域無線通信に
比較して高速に設定される。従って、前者を利用した方
が必要な情報を短時間で取得することができる。
【0012】しかしながら、狭域無線通信用アクセスポ
イントは接続可能なエリアが限定されているため、情報
の取得要求が発生した場合における無線通信装置の位置
によっては、直ちに接続が可能であるとは限らない。従
って、そのようなケースにおいては広域無線通信用アク
セスポイントに接続を行うことで、必要な情報を取得す
ることができる。
【0013】請求項6記載の無線通信システムによれ
ば、無線通信装置は、狭域若しくは広域の何れか一方の
無線通信アクセスポイントに接続している際に、他方の
アクセスポイントへ接続を切り替える必要が生じた場合
は、通信局側に接続切替え要求を送信した後に前記他方
のアクセスポイントへ接続切り替えを行う。そして、通
信局は、接続切替え要求を受信すると、前記他方のアク
セスポイントへ接続切り替えを行う。
【0014】例えば、無線通信装置が通信を行っている
途中で現在接続している(一方側)アクセスポイントと
の接続が切断されることが予測される場合には、通信局
側に予め接続切替え要求を送信し、それから他方のアク
セスポイントへ接続切り替えを行う。そして、通信局
が、その接続切替え要求を受信して他方のアクセスポイ
ントへ接続切り替えを行うようにすれば、情報の受信を
継続して行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図3は、車両に搭載されるカ
ーナビゲーション装置1の電気的構成を概略的に機能ブ
ロック図である。カーナビゲーション装置1は、そのナ
ビゲーション動作を制御する機能を有した制御回路(探
索手段)2に対して、位置検出器(位置検出手段)3、
地図データ入力器4、外部メモリ5、表示装置6、操作
スイッチ群7、外部情報入出力装置8、リモコンセンサ
9などを接続して構成されている。
【0016】位置検出器3は、絶対方位を検出するため
の地磁気センサ10、ヨー角速度(ヨーレート)を検出
するためのジャイロスコープ11、車両の走行距離検出
などに使用される距離センサ12及びGPS用人工衛星
からの信号を受信するGPS受信機13から構成されて
おり、車両の現在位置情報を算出する部分である。
【0017】地図データ入力器4は、例えばCD−RO
MやDVD−ROM或いはハードディスクなどのような
大容量の地図用情報記録媒体(図示せず)からデータを
読み取るためのものである。
【0018】外部メモリ5は、フラッシュメモリカード
などにより構成されたもので、例えば他の規格の地図用
情報記録媒体に対応するためのプログラムソフトを記憶
したり、特定のデータ(デジタルカメラによる写真デー
タ、地点登録データなど)の保存や呼出などを行うため
に設けられている。
【0019】表示装置6は、地図画面などを表示するた
めの例えばカラー液晶ディスプレイを含んで構成されて
おり、車両の運転席近傍に設置される。この表示装置6
の画面には、道路地図や、その地図表示に重ね合わせて
車両の現在地及び進行方向を示すポインタが表示される
ようになっている。また、目的地までの経路探索結果に
基づいたルート案内機能の実行時には、道路地図に重ね
合わせた状態で進むべき案内経路が表示されるようにな
っている。
【0020】操作スイッチ群7は、表示装置6の周辺に
配置されたメカニカルスイッチや表示装置6のカラー液
晶ディスプレイ上に形成されたタッチスイッチなどから
成り、各種のデータや設定事項などの操作入力を制御回
路2に与えるために設けられている。また、この操作ス
イッチ群7と同等の機能を有するリモコン14も設けら
れており、このリモコン14からの操作信号は、リモコ
ンセンサ9を通じて制御回路2に与えられる。
【0021】外部情報入出力装置8は、例えばVICS
(Vehicle Information & Communication System)のよ
うなインフラ(Infrastructure)との間でデータの送受信
を制御回路2からの指令に基づいて行うためのものであ
り、受信したデータを制御回路2に与える。
【0022】制御回路2は、CPU、ROM、RAM、
I/Oインタフェース及びこれらを接続するバスライン
など(何れも図示せず)を備えて構成される、所謂ナビ
ECU(Electronic Control Unit) である。これらのう
ち、ROMには、カーナビゲーション用のプログラムな
どが格納される。RAMには、プログラム実行時の処理
データの他に、地図データ入力器4から取得した道路地
図データや外部情報入出力装置8を通じて取得したVI
CS情報などが一時的に格納される。
【0023】また、制御回路2には、ルータ16を介し
て携帯電話機17及びDSRC(Dedicated Short Range
Communication)通信機18が接続されている。DSR
C通信機18は、DSRC通信エリアにおいてそのイン
フラとの通信接続を行うために配置されており、携帯電
話機17は、公衆回線としての携帯電話網に通信接続を
行うために配置されている。
【0024】そして、ルータ16は、制御回路2と、携
帯電話機17、DSRC通信機18との間の接続を切り
替えるものであり、その切り替え制御は、制御回路2の
内部に配置されているソフトウエアによる機能部である
ワイヤレスエージェント19によって行われる。
【0025】また、制御回路2は、後述するように、携
帯電話機17またはDSRC通信機18を介してWeb
サーバよりダウンロードした画像や音声などのコンテン
ツデータを再生し、画像を表示装置6に表示させたり、
スピーカ15若しくは車両に設置されているオーディオ
システムのスピーカより音声を出力することも可能に構
成されている。
【0026】ワイヤレスエージェント19は、OSI(O
pen Systems Interconnection)参照モデルのネットワー
ク層で動作するソフトウエアである。例えば、図2に示
すように、コンテンツを提供する側であるサーバ(通信
局)20と、そのコンテンツの要求側であるクライアン
ト(この場合、ナビゲーション装置(NAVI)1)と
の間にプロトコルが異なる複数の通信経路(アクセス
網)が存在する場合(アクセスポイント21(A),2
2(Z)で表す)を想定する。
【0027】ワイヤレスエージェント19,23はサー
バ20、クライアントの双方に常駐しており、通信経路
を切り替える必要が生じると、双方のワイヤレスエージ
ェント19,23が通信を行い夫々のルータ16,24
を協働して切り替えるようになっている。勿論、ワイヤ
レスエージェント19,23間の通信は、物理的にはア
クセスポイント21,22の何れかを介して行うことに
なる。
【0028】ここで、サーバ20がインターネット(ネ
ットワーク)25上に設置されているWebサーバであ
るとすると、DSRCのアクセスポイントAは、公衆回
線(例えば、一般電話網)26及び図示しないプロバイ
ダを介してインターネット25に接続されるようになっ
ており、アクセスポイント(広域無線通信用アクセスポ
イント)22は、携帯電話網27及び図示しないプロバ
イダを介してインターネット25に接続されるようにな
っている。
【0029】図1は、無線通信システム全体の構成を示
すものである。アクセスポイント(狭域無線通信用アク
セスポイント)21,29,30で代表されるDSRC
の通信エリア31〜33は、例えば半径数10〜数10
0m程度の範囲で通信が可能なものであり、例えば、ガ
ソリンスタンドやコンビニエンスストアなどの店舗に配
置される。そして、これらの店舗に立ち寄る、若しくは
通過する車両に対して通信接続サービスを提供するよう
になっている。アクセスポイント21,29,30は、
図示しない通信用サーバを介して公衆回線26に接続さ
れている。また、GPS衛星34は衛星軌道上を周回し
ており、地上に対してGPS信号を送信するものであ
る。
【0030】即ち、現在、カーナビゲーション装置の高
機能化が進んでいると共に、サーバ20などで提供され
るコンテンツも画像データを含む大容量化が進んでお
り、更に、そのような大容量データをクライアント側が
ダウンロードして利用するためのデータ圧縮技術も進み
つつある。そして、これらのバックグラウンドに基づい
て、車両に搭載されるナビゲーション装置1において
も、サーバ20より大容量のコンテンツデータをダウン
ロードして再生するなどの利用形態が試行されている。
【0031】ところで、携帯電話機は、現在第3世代と
称されるIMT−2000が実用化されておりデータ通
信速度が高速化されてきてはいるが、それでも高々38
4kbps程度であり、大容量データをダウンロードす
る場合には低速であると言わざるを得ない。
【0032】それに対して、DSRCを用いた無線通信
であればデータ通信速度は4Mbpsを確保することが
できるため、例えば、車両が走行しながらDSRCのア
クセスポイント(通信エリア)を通過する間に大容量デ
ータをダウンロードすることも可能となる。従って、車
両に対するそのような通信サービスを提供する目的で、
上述したような店舗がDSRCを用いた通信サービス提
供用の設備を設置するケースがこれから増加することが
想定される。その結果、図1に示すように、自動車28
の走行範囲内において複数の通信エリア31〜33が存
在する状況が実現すると考えられる。本実施例は、この
ような状況を前提としたものである。
【0033】また、アクセスポイント22(基地局)の
通信エリア35は、例えば半径2〜3kmの範囲でDS
RCの通信エリア31〜33の全てをカバーするように
なっている。そして、アクセスポイント22と同様の基
地局が実際には複数配置されることで、携帯電話網(広
域無線通信ネットワーク)27は、ナビゲーション装置
1を搭載した自動車28の走行範囲をほぼ全域にわたっ
てカバーするようにインフラが整備されている。
【0034】次に、本実施例の作用について図4乃至図
8をも参照して説明する。図4は、ナビゲーション装置
1がDSRCによる通信サービスを享受する前に、特定
の店舗について登録を行う場合の処理形態を示すフロー
チャートであり(a)はナビゲーション装置1側、
(b)は店舗のサーバ側の処理を示す。
【0035】また、図5は、登録処理が行われる場合の
通信形態を示すものである。ここでの登録は、ユーザた
る自動車28の乗員による特定の店舗の利用頻度が高い
場合に、その利用頻度に応じて各種の付加的なサービス
(例えば、通信料金の割引など)が受けられるようにす
ることを目的として行う。
【0036】図5に示すように、例えば特定の企業(グ
ループ)XのガソリンスタンドX1〜Xnがある場合
に、ユーザがそれらの店舗X1〜Xnの通信用サーバに
対して登録処理を行うことを想定する(店舗X2から登
録を行うとする)。ナビゲーション装置1は、ユーザの
操作によって登録処理を開始すると(ステップA1)、
DSRC通信機18によって登録要求を店舗X2のサー
バに送信し、更に、自身に割り当てられているIPアド
レスを送信する(ステップA2)。
【0037】店舗X2のサーバは、送信された登録要求
を受信すると(ステップB1,「YES」)、続いてナ
ビゲーション装置1より送信されるIPアドレスを受信
し登録処理を行う(ステップB2)。登録処理は、自身
に対して行うと共に、前記IPアドレスを公衆回線26
を介して他の店舗X1〜Xnにも送信して、他店舗のサ
ーバにも夫々登録処理を行わせる。
【0038】そして、店舗X2のサーバは、提携店舗の
マップコードリストをナビゲーション装置1側に送信し
(ステップB3)、ナビゲーション装置1は、送信され
たマップコードリストをメモリに記憶させる(ステップ
A3)。マップコードリストは、例えば図6に示すよう
に、店舗X1,X2,・・・,Xn夫々の所在地に対応し
たマップコードのリストである。このようにして、ナビ
ゲーション装置1側に記憶されたリストが接続許可アク
セスポイントリスト36となる。
【0039】図7は、ナビゲーション装置1の制御回路
2が行う通信制御処理の内容を示すフローチャートであ
る。制御回路2は、ユーザが操作スイッチ群7若しくは
リモコン14を操作してサーバ20のコンテンツデータ
(情報)の取得要求が発生した場合に処理を開始する
(START)。
【0040】制御回路2は、先ず、現在ルータ16によ
って選択されている通信路が何れであるかを判断し(ス
テップC1)、「携帯電話」である場合は通信(データ
のダウンロード)が終了したか否かを判断する(ステッ
プC2)。そして、通信が終了していなければ(「N
O」)位置検出器3によって自動車28の位置を検出し
(ステップC3)、通信が終了していれば(「YES」)
処理を終了する。
【0041】それから、検出した自車位置と接続許可ア
クセスポイントリスト36を比較して、自車位置の近く
に提携店舗Xが存在するか否かを判断する(ステップC
4)。「近くに提携店舗なし」であればステップC2に
戻り、「近くに提携店舗あり」であれば、その近くにあ
る提携店舗Xのアクセスポイント(A,B)を検出した
か否かを判断する(ステップC5)。即ち、自動車28
の走行経路によっては前記アクセスポイントに到達しな
い場合も想定されるからである。
【0042】ステップC5において、制御回路2は、提
携店舗のアクセスポイントを実際に「検出」すると、ワ
イヤレスエージェント19を使用してルータ16をDS
RC通信機18側に切り替えてから(ステップC6)ス
テップC7に移行し、「未検出」であればステップC2
に戻る。
【0043】この時、ワイヤレスエージェント19は、
サーバ20側のワイヤレスエージェント23に対して通
信経路の切り替え要求を送信するが、その送信パケット
には、当該パケットが送信された経路情報がセットされ
るルーティングテーブルが存在する。従って、送信パケ
ットを受信したワイヤレスエージェント23は、当該パ
ケットのルーティングテーブルを参照すれば公衆回線2
6を経て送信されたことが判るので、通信経路を公衆回
線26側に切り替えるようにする。
【0044】そして、自動車28が、例えば提携店舗X
のアクセスポイント21の通信エリアを通過する際に
は、DSRC通信機18とアクセスポイント21との間
で無線通信が行われるため、ナビゲーション装置1は、
サーバ20のコンテンツデータを高速でダウンロードす
ることが可能となる。
【0045】また、店舗Xにおいては、サーバが、登録
情報に基づいてIPアドレスが登録されているユーザに
よって通信が行われたことを認識すると、その通信量
(パケット数)に応じて後述するように課金やサービス
提供のための処理を行う。
【0046】ステップC7において、制御回路2は、D
SRC通信機18による通信の受信電界強度をモニタし
ている。そして、電界強度が十分「強」い場合はステッ
プC2と同様に通信が終了したか否かを判断し(ステッ
プC8)、終了していなければ(「NO」)ステップC7
に戻る。また、ステップC7において電界強度が通信を
維持できなくなる程度に「弱」くなると、ワイヤレスエ
ージェント19を使用してルータ16を携帯電話機17
側に切り替えて(ステップC9)からステップC2に移
行する。
【0047】そして、ステップC8において通信が終了
した場合は(「YES」)処理を終了する。また、最初の
ステップC1において、ルータ16により予め選択され
ている通信路が「DSRC」である場合も、そのままス
テップC7に移行する。
【0048】以上のように制御することで、ナビゲーシ
ョン装置1は、提携店舗Xに設置されているアクセスポ
イント21,29の通信エリアに到達した場合は、DS
RC通信機18によりDSRC−公衆回線26に通信接
続を行うが、その他の場合は、携帯電話機17により携
帯電話網27に通信接続する。そして、他の店舗Yのア
クセスポイント30(C)の通信エリアに到達した場合
でも通信接続は行わない。即ち、店舗Yにおいてはユー
ザ登録を行っていないため、高速で通信が可能である
が、その分通信料金が高額でもあるDSRCに接続を行
うメリットが少ないからである。
【0049】図8は、通信を行った結果発生する通信料
金の請求経路を概念的に示すものである。店舗X1,X
2のアクセスポイント21,29は、図8では図示しな
い公衆回線26を介して店舗Xの課金サーバ37に各ユ
ーザの通信接続サービス利用情報(通信パケット量)を
送信する。
【0050】例えば、店舗Xでは、登録ユーザについて
は通信パケット量に応じた料金の割引を設定していると
すると(例えば、通信パケット量が多くなる程単価を下
げるというような)、課金サーバ37では、ユーザ毎に
その割引率を定めて課金を行い、課金情報をプロバイダ
38に送信する。プロバイダ38は、送信された課金情
報に基づいてユーザ(車両のドライバ)に請求書を発行
する。
【0051】また、店舗Yでは、通信接続サービスを提
供するに当たって登録したユーザを優遇するというサー
ビスは行っていないとすると、その課金サーバ39で
は、単純にユーザ毎の通信パケット量に応じて課金を行
い、課金情報をプロバイダ38に送信する。即ち、DS
RC側については、プロバイダ38が店舗(企業)X,
Yの料金徴収を代行する形態となる。
【0052】また、携帯電話網27の課金サーバ40
は、アクセスポイント22(基地局Z1〜Z4)より送
信されたユーザの利用情報に応じて課金を行い、携帯電
話会社が直接ユーザに請求書を送付する。
【0053】以上のように本実施例によれば、ナビゲー
ション装置1の制御回路2は、DSRCに属するアクセ
スポイント21,29,30について通信接続の可否を
設定した接続許可アクセスポイントリスト36を有し、
そのリスト36に基づき接続が許可されているアクセス
ポイント21,29に対して通信接続を行うようにし
た。従って、自動車28が複数のDSRCによる通信接
続サービスが利用可能な地域を移動する場合であって
も、ユーザが利用するメリットのある通信接続サービス
だけを利用することができる。
【0054】そして、制御回路2は、特定の企業Xに属
するアクセスポイント21,29の情報を予め登録する
ことで、企業X,Yなどを単位として通信接続サービス
の利用の可否を設定可能としたので、ユーザが利用する
ことでメリットが生じる可能性がある企業Xのアクセス
ポイント21,29を選択的に利用することができる。
【0055】また、制御回路2は、位置検出器3によっ
て検出された自動車28の位置に基づいて、リスト36
に設定されたアクセスポイントの内、自身の近傍に位置
するものを探索するので、自身の近傍に位置する通信接
続可能なアクセスポイントを効率的に選択して接続を行
うことができる。
【0056】更に、ナビゲーション装置1は、携帯電話
機17により携帯電話網27に対しても通信接続が可能
に構成されるので、DSRCのアクセスポイントが存在
せず接続が不能なエリアにあっても、携帯電話網27に
接続を行うことでサーバ20より情報を取得することが
できる。
【0057】加えて、ナビゲーション装置1は、DSR
C若しくは携帯電話網27の何れか一方のアクセスポイ
ントに接続を行っている際に、他方へ接続を切り替える
必要が生じた場合は、ワイヤレスエージェント19によ
ってサーバ20側に接続切替え要求を送信した後に、ル
ータ16を制御して他方のアクセスポイントへの接続切
り替えを行い、サーバ20は、前記接続切替え要求を受
信すると、ワイヤレスエージェント23によりルータ2
4を制御して前記他方のアクセスポイントへ接続切り替
えを行うようにした。
【0058】従って、自動車28の位置により、何れか
一方の通信ネットワークのアクセスポイントとの接続が
切断されることが予測される場合には、他方の通信ネッ
トワークへ接続切り替えを行うことで、情報の受信を継
続して行うことができる。
【0059】加えて、ナビゲーション装置1の制御回路
2は、サーバ20に対する情報の取得要求が発生した際
に、接続可能なDSRCのアクセスポイントが存在しな
かった場合は、携帯電話網27に対して接続を行うの
で、情報取得要求の発生タイミング及びその時の自動車
28の位置により接続可能なDSRC側のアクセスポイ
ントを介した情報の取得が不能である場合には、携帯電
話網27を介して必要な情報を取得することができる。
【0060】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。接続を許可するアクセスポイントの
位置情報は、マップコードに限らず、緯度経度でも、ま
たは、「**スタンド**町**丁目店」というよう
に、ナビゲーション用の地図データとして判別が可能な
形式のデータでも良い。無線通信装置は、ナビゲーショ
ン装置1を用いて構成されるものに限らず、本発明の無
線通信装置の機能のみを有するものであれば良い。位置
検出手段は、位置検出器3に限らず、GPS受信機13
のみで構成しても良い。また、外部情報入力装置8がV
ICSのビーコンなどから得ることができる位置情報を
利用する構成でも良い。
【0061】狭域無線通信は、DSRCに限ることな
く、その他、無線LANやBluetoothなどを用いても良
い。また、広域無線通信は、IMT−2000方式の携
帯電話網27に限ることなく、その他の方式の携帯電話
網やPHS(Personal Handyphone System)や、或いは通
話機能を有さない無線データ通信網、例えば、広域無線
LANなどであっても良い。携帯電話網27のアクセス
ポイントが存在せず通信エリア外となる地域において、
DSRCのアクセスポイントが存在する場合には、DS
RC側に接続切り替えを行うようにしても良い。無線通
信装置は、車両に搭載されるものに限らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であり、無線通信システム全
体の構成を示す図
【図2】クライアント−サーバ間における通信経路を概
略的に示す図
【図3】車両に搭載されるカーナビゲーション装置の電
気的構成を概略的に機能ブロック図
【図4】ナビゲーション装置が特定の店舗について登録
を行う場合の処理形態を示すフローチャートであり
(a)はナビゲーション装置側、(b)は店舗のサーバ
側の処理を示す図
【図5】登録処理が行われる場合の通信形態を示す図
【図6】接続許可アクセスポイントリストを示す図
【図7】ナビゲーション装置の制御回路が行う通信制御
処理の内容を示すフローチャート
【図8】通信を行った結果発生する通信料金の請求経路
を概念的に示す図
【符号の説明】
1はカーナビゲーション装置(無線通信装置)、2は制
御回路(探索手段)、3は位置検出器(位置検出手
段)、17は携帯電話機、18はDSRC通信機、19
はワイヤレスエージェント、20はサーバ(通信局)、
21はアクセスポイント(狭域無線通信用アクセスポイ
ント)、22はアクセスポイント(広域無線通信用アク
セスポイント)、23はワイヤレスエージェント、25
はインターネット(ネットワーク)、26は公衆回線、
27は携帯電話網(広域無線通信ネットワーク)、28
は自動車(車両)、29,30はアクセスポイント(狭
域無線通信用アクセスポイント)、36は接続許可アク
セスポイントリストを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/28 H04B 7/26 106A 7/34 H04Q 7/04 J Fターム(参考) 5K024 AA01 CC11 GG10 5K030 HA08 HC01 HC13 HD03 JL01 JT09 LB05 5K033 AA09 DA05 DA17 5K067 AA34 BB21 DD11 DD17 DD20 EE02 EE10 HH23 HH24 JJ52 JJ56 JJ78

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信端末との間で狭域無線通信を行うこ
    とで、前記通信端末がネットワークにアクセスするため
    のアクセスポイントについて通信接続の可否を設定した
    情報を有し、前記情報に基づき接続が許可されているア
    クセスポイントに対して通信接続を行うように構成され
    ることを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記アクセスポイントが通信サービスを
    提供するための複数のグループに分類されている場合
    に、特定のグループに属するアクセスポイントの情報を
    予め登録することで、前記グループ毎に通信接続の可否
    を設定可能に構成されることを特徴とする請求項1記載
    の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 通信接続が可能に設定されたアクセスポ
    イントの位置が記憶される記憶手段と、 自身の位置を検出するための位置検出手段と、 前記位置検出手段によって検出された自身の位置に基づ
    いて、前記アクセスポイントの内、自身の近傍に位置す
    るものを探索する探索手段とを備えたことを特徴とする
    請求項1または2記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 通信端末との間で、前記狭域無線通信よ
    りも通信エリアが広くなるように設定される広域無線通
    信を行うためのアクセスポイントに対しても、通信接続
    が可能となるように構成されることを特徴とする請求項
    1乃至3の何れかに記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークを介した情報の取得要
    求が発生した際に、接続可能な狭域無線通信用アクセス
    ポイントが存在しなかった場合は、前記広域無線通信用
    アクセスポイントに対して接続を行うことを特徴とする
    請求項4記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の無線通信装置と、 前記無線通信装置と前記ネットワークを介して通信を行
    う通信局とで構成され、 前記無線通信装置が、狭域若しくは広域の何れか一方の
    無線通信用アクセスポイントに接続している際に、他方
    のアクセスポイントへ接続を切り替える必要が生じた場
    合は、前記通信局側に接続切替え要求を送信した後に前
    記他方のアクセスポイントへ接続切り替えを行い、 前記通信局は、前記接続切替え要求を受信すると、前記
    他方のアクセスポイント側へ接続切り替えを行うように
    構成されていることを特徴とする無線通信システム。
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