JP2003309254A - 複数インプラント複数アニール・プロセスによる広いbox厚さ範囲にわたる中ドーズ量simox - Google Patents

複数インプラント複数アニール・プロセスによる広いbox厚さ範囲にわたる中ドーズ量simox

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JP2003309254A JP2003103083A JP2003103083A JP2003309254A JP 2003309254 A JP2003309254 A JP 2003309254A JP 2003103083 A JP2003103083 A JP 2003103083A JP 2003103083 A JP2003103083 A JP 2003103083A JP 2003309254 A JP2003309254 A JP 2003309254A
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Harold J Hovel
ハロルド・ジェイ・ホーベル
Maurice H Norcott
モーリス・エイチ・ノーコット
Devendra K Sadana
デベンドラ・ケイ・サダナ
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    • H01L21/76Making of isolation regions between components
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    • H01L21/7624Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using semiconductor on insulator [SOI] technology
    • H01L21/76243Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using semiconductor on insulator [SOI] technology using silicon implanted buried insulating layers, e.g. oxide layers, i.e. SIMOX techniques

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 約300nm以下の厚さの埋込み酸化物(B
OX)領域を有する高品質シリコン・オン・インシュレ
ータ(SOI)基板材料の製造方法を提供すること。 【解決手段】 本方法は複数インプラント、複数アニー
ルのステップを使用して、高品質SOI基板を形成す
る。特に、本発明方法は、少なくとも、一次酸化物シー
ド領域が形成される第1の酸素イオン・インプラント、
第1のアニール・ステップ、BOX調整酸化物シード領
域が形成される第2の酸素イオン・インプラント、およ
び第2のアニール・ステップを含む。アニール・ステッ
プで、シード領域は埋込み酸化物領域に変換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリコン・オン・イ
ンシュレータ(Silicon-On-Insulator、SOI)基板に
関し、より詳細には、約300nm以下の埋込み酸化物
(BOX)厚さを有する高品質SOI基板材料が形成さ
れる、酸素インプラントによる分離(SIMOX)プロ
セスに関する。
【0002】
【従来の技術】関連出願の相互参照 本出願は、下記の特許および特許出願を相互参照し、ま
た、これらの各々の全内容を参照により本明細書に組み
込む。すなわち、1999年7月27日に発行された米
国特許第5,930,643号の分割出願である200
1年7月10日に発行された米国特許第6,259,1
37号の一部継続出願である2001年5月21日出願
の共に譲渡された米国出願番号第09/861,593
号(YOR9199970117US3)、1999年
7月出願の共に譲渡された米国出願番号第09/35
6,195号(YOR919990101US1)、2
001年5月21日出願の共に譲渡された米国出願番号
第09/861,596号(YOR920010102
US1)、2001年5月21日出願の共に譲渡された
米国出願番号第09861,594号(YOR9200
10103US1)、2001年6月19日出願の共に
譲渡された米国出願番号第09/884,670号(Y
OR920010104US1)。
【0003】高速低電力集積回路(IC)は、小さなサ
ブミクロン・ゲート長を必要とする。この先進の設計お
よびデバイス寸法を利用するために、薄い埋込み酸化物
(BOX)領域を有するSOI(シリコン・オン・イン
シュレータ)基板を開発することが有利である。SOI
基板は、従来の接着して薄くするプロセスによって、ま
たはSIMOXによって製造することができる。このS
IMOXでは、酸素イオンがSi含有ウェーハ中にイン
プラントされ、その後で、インプラントされた酸素イオ
ンをBOX領域に変換するために高温アニール・ステッ
プ(約1,100℃かそれより高い程度)が使用され
る。SIMOXを使用したSOI基板の製造は、従来の
接着して薄くするプロセスよりも多くの自由度を製造者
にもたらす。
【0004】SIMOXを使用したSOI基板のコスト
は、BOXの厚さにほぼ比例し、また、単一のSIMO
X用インプランタで製造できるウェーハの枚数はBOX
の厚さに逆比例する。したがって、存在するBOX厚さ
が360から400nmの間であるSIMOX基板は、
将来さらに薄いBOX領域の方向に移って行くであろ
う。
【0005】現在、SIMOX製造者は、「低ドーズ
量」および「中ドーズ量」のプロセスを使用して、より
薄いBOX領域を有するSIMOX基板の何分の1かを
製造している。一般的な従来技術の低ドーズ量プロセス
は、約4×1017cm−2以下のイオン・ドーズ量を
使用して行われる。一方で、一般的な従来技術の中ドー
ズ量プロセスは、約6×1017から約1.2×10
17cm−2までのイオン・ドーズ量を使用して行われ
る。
【0006】具体的には、より薄いBOX領域を生成す
るための主な従来技術の方法は、厚さがこのドーズ量に
比例するので、インプラント酸素イオンのドーズ量を減
すことである。標準的なドーズ量(すなわち、1.6〜
1.8×1018cm−2)の約1/4、すなわち約4
×1017cm−2をインプラントすることで、約10
0nmのBOX厚さが生成される。第1のアニールの後
で約2×1017または4×1017cm−2の第2の
ドーズ量をインプラントすることで、150か120n
mのBOX厚さを有するSOI基板を製造することがで
きる。
【0007】1.2×1017から1.6×1017
−2までのドーズ量範囲で、単一インプラントおよび
単一アニール・プロセスで形成されるBOX領域は、連
続的であるにもかかわらず、BOX領域に多数の望まし
くないSiアイランドが含まれることがあり、このアイ
ランドが漏れのようないくつかの電気的な問題を引き起
こすという点で、問題がある。SOI基板のBOX領域
中に多数の望ましくないSiアイランドが存在すること
で、そのSOI基板は役に立たないものになる。このた
めに、単一アニールのSIMOXは、ほぼ100nm
(低ドーズ量)および360〜400nm(標準ドーズ
量)のBOX厚さで一般に利用可能である。150〜2
00nm(中ドーズ量)の範囲のBOX厚さを有するS
IMOXは、高品質BOX領域を生成するために、一般
に複数インプラントおよび複数アニールを必要とする。
【0008】従来技術のSIMOXプロセスの上で述べ
た欠点を考慮して、連続的であり、厚さが約300nm
以下であり、さらに、Siアイランドの数がより少なく
て、従来技術SOI基板に存在する可能性のある漏れの
問題を軽減する埋込み酸化物領域を含むSOI基板を製
造することができる、新規な改良されたSIMOXプロ
セスを開発することが絶えず必要とされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、高品質SOI基板材料を製造する方法を提供するこ
とである。
【0010】本発明の他の目的は、連続的で、目的に合
わせて作られたBOX領域を有する高品質SOI基板材
料を製造する方法を提供することである。
【0011】本発明のさらに他の目的は、厚さが約30
0nm以下、好ましくは約100nmから約250nm
までである連続的なBOX領域を有する高品質SOI基
板材料を製造する方法を提供することである。
【0012】本発明のまださらに他の目的は、Siアイ
ランドをほとんど、または全く含まないBOX領域を含
む高品質SOI基板材料を製造する方法を提供すること
である。
【0013】本発明のまださらに他の目的は、SIMO
Xプロセスを使用して高品質SOI基板材料を製造する
方法を提供することである。
【0014】本発明のまださらに他の目的は、関連した
電流漏れがほとんど、または全くない高品質SOI基板
材料を製造する方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】これらおよび他の目的お
よび有利点は、複数のインプラントとアニールのステッ
プを含んだ方法を使用して、本発明で達成される。具体
的には、約300nm以下の厚さの高品質埋込み酸化物
領域をSi含有基板中に形成する本発明の方法は、Si
含有基板中に一次酸化物シード領域を形成するステップ
と、前記の一次酸化物シード領域を含む前記のSi含有
基板を第1のアニール・ステップにかけて、一次酸化物
シード領域を第1の埋込み酸化物領域に変換するステッ
プと、前記の第1の埋込み酸化物領域に近接した前記の
Si含有基板中に、BOX調整酸化物シード領域を形成
するステップと、前記のSi含有基板を第2のアニール
・ステップにかけて、前記のBOX調整酸化物領域およ
び前記の第1の埋込み酸化物領域を第2の埋込み酸化物
領域に変換するステップとを含み、前記の第2の埋込み
酸化物領域は、第1の埋込み酸化物領域に比べて、より
厚く、かつそれと同等以上の高品質である。
【0016】一次酸化物シード領域およびBOX調整酸
化物シード領域は、1つまたは複数の酸素イオン・イン
プラント・プロセスを使用して形成することができる。
したがって、各酸化物シード領域は、単一の連続的なま
たは不連続な酸化物シード領域、または複数の連続的な
または不連続な酸化物シード領域を含むかもしれない。
本発明の一実施形態では、一次酸化物シード領域および
BOX調整シード領域は、それぞれベース酸化物シード
領域および第2の酸化物シード領域で構成される。一次
酸化物シード領域かまたはBOX調整酸化物シード領域
かいずれかのベース酸化物シード領域は、比較的高温で
行われるベース酸素イオン・インプラント・プロセスに
よって形成される。一方で、両方のシード領域の第2の
酸化物シード領域は、低温低ドーズ量酸素イオン・イン
プラント・プロセスによって形成される。いくつかの実
施形態では、低温低ドーズ量酸素イオン・インプラント
・プロセスは随意選択であり、これを行う必要はない。
非常に好ましい実施形態では、連続的であるかまたは不
連続的であるかもしれない一次酸化物シード領域は、以
下で説明するベース・インプラントで生じたシード領域
と、低温低ドーズ量酸素イオン・インプラント・プロセ
スで形成された第2の損傷領域との両方を含む。低温低
ドーズ量酸素イオン・インプラントのない場合の一次シ
ード領域の構造は、酸化物の析出物と混合された損傷ク
ラスタから成り、その深さ分布は酸素イオンの投影飛程
でピークになっている。基板温度が200℃より高い場
合、表面近くの領域は、損傷クラスタおよび酸化物の析
出物が実質的にないかもしれない。低温低ドーズ量酸素
イオン・インプラント・プロセスのある場合の一次シー
ド領域の構造は、上述の損傷構造と部分的に重なり合っ
ているアモルファス・シリコンか、またはこの損傷構造
から分離しているアモルファス・シリコンかいずれかか
ら成る。
【0017】本発明では、上で述べた第1および第2の
アニール・ステップは、各々、室素またはアルゴンのよ
うな不活性ガスと混合された酸化雰囲気(約0.1から
約100%)で行われる。この2つのアニール・ステッ
プでは、同一または異なる酸化/不活性ガス混合物を使
用することができる。さらに、第1および第2のアニー
ル・ステップは、約1から約50時間までの時間にわた
って約1100℃から約1400℃までの範囲であるか
もしれないアニール温度および時間を使用して行うこと
ができる。アニール雰囲気は、塩素含有ガスまたは液体
を含むことができる。塩素は、アニールの全サイクルま
たはいくつかの選ばれたサイクルで使用することができ
る。
【0018】本発明で使用するとき「Si含有基板」と
いう用語は、少なくともSiを含む半導体ウェーハを意
味する。そのようなSi含有基板の例示の例としては、
Si、SiGe、SiC、SiCGe、窒素ドープS
i、エピ−Si/Si、およびSi/SiGeがある
が、これらに限定されない。
【0019】強調すべきことであるが、本発明方法を使
用して製造されたSOI基板は、これに関連した高い電
気的品質を有する、約300nm以下の厚さのBOX領
域を含む。「高い電気的品質」という用語は、本発明の
SOI基板が、これに関連した約4百万ボルト/cm以
上のブレークダウン電界および約<1cm−2という非
常に低いピンホール密度を有することを意味する。さら
に、本発明のSOI基板は、連続的で一様なBOX領域
を有し、さらに、従来技術のSOI基板に比べてより少
ないSiアイランドを含む。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は、約300nm以下、好
ましくは約100nmから約250nmまでの範囲内で
あるように調整された厚さを有する高品質埋込み酸化物
領域を含むSOI基板を製造する方法を提供し、本出願
に添付する図面を参照してより詳細に説明される。
【0021】先ず図1〜図4を参照して、これらの図
は、厚さが約300nm以下である高品質埋込み酸化物
領域を有するSOI基板材料を製造する際に本発明方法
で使用される基本的な処理ステップを示す実体図であ
る。より好ましくは、本発明方法は、約100nmから
約250nmまでの範囲の厚さを有する高品質埋込み酸
化物領域を形成する。本発明方法に従って、また、図1
に示すように、基板中に一次酸化物シード領域を形成す
ることができる少なくとも1つの酸素イオン・インプラ
ント・ステップを使用して、一次酸化物シード領域12
をSi含有基板10の中に形成する。一次シード領域
は、連続的でもよいし、または不連続でもよい。
【0022】上で述べたように、「Si含有基板」とい
う用語は、Si、SiGe、SiC、SiCGe、室素
ドープSi、エピ−Si/Si、およびSi/SiGe
のような任意のSi含有材料を含む。本発明で使用され
る好ましいSi含有基板は、Siウェーハである。この
基板は、エピタキシャル・シリコン層の有る、または無
いSOI基板材料の将来の使用に応じて、ドープされな
いこともドープされる(nまたはp型)こともある。
【0023】一次酸化物シード領域12を形成する際に
使用される酸素イオン・インプラント・ステップは、連
続的なイオン・インプラント・プロセス、パルス・イオ
ン・インプラント・プロセス、またはこれらの組合せで
あってもよい。一次酸化物シード領域は、連続的、また
は不連続的であることができ(図1は連続的なものを示
す)、または、複数の酸素イオン・インプラント・ステ
ップを使用して形成される複数の酸化物シード領域を含
むことができる。複数の酸化物シード領域は、具体的に
示さないが、それにもかかわらず、一次酸化物シード領
域12内に含まれるという意図である。低温、低ドーズ
量酸素イオン・インプラントのない場合の一次シード領
域の構造は、酸化物の析出物と混合された損傷クラスタ
から成り、その深さ分布は酸素イオンの投影飛程でピー
クになる。基板温度が>200℃である場合、表面に近
い領域は損傷クラスタおよび析出酸化物が実質的にない
かもしれない。低温低ドーズ量酸素イオン・インプラン
ト・プロセスのある場合の一次シード領域の構造は、上
記の損傷構造と部分的に重なり合うアモルファス・シリ
コンか、またはその損傷構造から離れているアモルファ
ス・シリコンかいずれかから成る。
【0024】図1に示す単一酸化物シード領域はここで
はベース酸化物シード領域とも呼び、このベース酸化物
シード領域は、約200℃から約700℃までの温度
で、約1017から8×1017cm−2までのイオン
・ドーズ量で行われるベース酸素イオン・インプラント
・プロセスを使用して形成される。ここで、約2×10
17cm−2から4×1017cm−2までのイオン・
ドーズ量がより好ましい。上述のイオン・ドーズ量に加
えて、ベース酸素イオン・インプラント・ステップは、
約0.05から約500ミリアンペアcm−2までのビ
ーム電流密度で、かつ約120から約400KeVまで
のエネルギーで動作するイオン・インプラント装置で一
般に行われる。より好ましくは、ベース酸素イオン・イ
ンプラントは、約0.05から約50ミリアンペアcm
−2までのビーム電流密度で、かつ約180から約24
0KeVまでのエネルギーで行われる。
【0025】一次酸化物シード領域12が複数の酸化物
領域および損傷領域で構成される実施形態では、一次酸
化物シード領域12は、一般に、酸素イオンの投影飛程
でピークになる深さ分布を有する酸化物の析出物と混合
された損傷クラスタから成る。基板温度が>200℃の
場合、表面に近い領域は、損傷クラスタおよび酸化物の
析出物が実質的にないかもしれない。低温低ドーズ量酸
素イオン・インプラント・プロセスのある場合の一次シ
ード領域の構造は、上述の損傷構造と部分的に重なるア
モルファス・シリコンか、またはその損傷構造から離れ
るアモルファス・シリコンかいずれかから成る。低温低
ドーズ量酸素イオン・インプラント・ステップは、ま
た、連続的かまたはパルスのイオン・インプラント・プ
ロセスであってよい。本発明にしたがって、随意選択の
低温低ドーズ量酸素イオン・インプラント・ステップ
は、約4K(ケルビン)から約150℃までの温度で、
約10 13から約5×1015cm−2までのイオン・
ドーズ量で行われる。ここで、約5×1014から約4
×1015cm−2のイオン・ドーズ量がより好まし
い。
【0026】上述のイオン・ドーズ量に加えて、随意選
択の低温低ドーズ量酸素イオン・インプラント・ステッ
プは、一般に、約0.05から約500ミリアンペアc
までのビーム電流密度で、かつ約120から約4
00KeVまでのエネルギーで動作するイオン装置で行
われる。より好ましくは、随意選択の低温低ドーズ量酸
素イオン・インプラントは、約0.05から約50ミリ
アンペアcm−2までのビーム電流密度で、かつ約12
0から約240KeVまでのエネルギーで行われる。
【0027】低温低ドーズ量酸素イオン・インプラント
は、室温で、室温より下で、または室温近くで行われ
る。上で定義されるように、室温とは、約4Kから約1
50℃までの温度を意味する。より好ましくは、低温低
ドーズ量酸素イオン・インプラントは、約−20℃から
約100℃までの温度で行われる。
【0028】本発明の1つの好ましい実施形態では、一
次酸化物シード領域は、ベース・インプラント生成シー
ド領域および上述の低温低ドーズ量インプラント・プロ
セスにより形成された領域を含む。留意されたいことで
あるが、一次シード領域の様々なインプラント領域は互
いに近接している。
【0029】それから、図1に示す構造は、一次酸化物
シード領域12を第1の埋込み酸化物領域14に変換す
ることができる第1のアニール・ステップにかけられる
(図2を参照されたい)。具体的には、第1のアニール
・ステップは、約1100℃から約1400℃までの温
度で、約1から約50時間の時間にわたって行われる。
より好ましくは、第1のアニール・ステップは、約13
00℃から約1350℃までの温度で、約5から約20
時間の時間にわたって行われる。
【0030】一次酸化物シード領域12を第1の酸化物
領域14に変換する、本発明の第1のアニール・ステッ
プは、不活性ガスと混合された酸化雰囲気中で行われ
る。本発明で使用されるとき「酸化雰囲気」という用語
は、少なくとも1つの酸素含有ガスをその中に含む雰囲
気を意味する。第1のアニール・ステップで使用するこ
とができる酸素含有ガスの例示の例は、O、NO、N
O、空気、オゾン、またはこれらの任意の組合せを含
むが、これらに限定されない。他方で、「不活性ガス」
という用語は、Ar、N、He、Xe、Kr、Neま
たはこれらの任意の組合せを含むガスを意味する。アニ
ール雰囲気は、塩素含有ガスまたは液体を含むことがで
きる。塩素は、アニールの全てのサイクルまたはいくつ
かの選ばれたサイクルで使用することができる。塩素含
有雰囲気が使用される場合、アニール・プロセス中に不
活性ガスが使用されることはない。
【0031】本発明に従って、第1のアニールは、約
0.1から約100%までの酸化雰囲気と約99.9%
から約0%までの不活性ガスで構成される混合物を含む
ことができる。より具体的には、第1のアニール・ステ
ップで使用される混合物は、約1から約50%までの酸
化雰囲気と約99から約50%までの不活性ガスを含
む。
【0032】第1のアニール・ステップは、一次酸化物
シード領域を含むSi含有基板を目標温度まで特定のラ
ンプ温度で単に加熱することで行うことができる。また
は、様々なランプと浸漬のサイクルを使用することがで
きる。様々なランプと浸漬のサイクル中に、アニール雰
囲気の中身を変えることができる。また、第1のアニー
ル・ステップの様々なランプと浸漬のサイクル中にアニ
ール雰囲気を変えることもできる。
【0033】図2に示す結果として得られる構造は、上
部のSi含有層10t、第1の酸化物領域14、および
下部のSi含有層10bを含む。様々な層の厚さは、第
1のアニール・ステップはもちろんのこと、酸素イオン
・インプラント・ステップで使用される正確な条件に依
存して変わることができる。しかし、一般に、本発明の
この時点での上部Si含有層は、約100から約400
nmまでの厚さを有する。ここで、約200から約40
0nmまでの厚さがより好ましい。
【0034】上部Si層の厚さは、層10bの上にエピ
タキシャルSi層(これらの図面に示さない)を成長さ
せることでさらに調整することができる。第1の酸化物
領域に関する限り、本発明のこの時点で形成されている
酸化物領域は、約300nm以下の厚さである。ここ
で、約100から約250nmまでの厚さがより好まし
い。形成された下部Si含有層の厚さは、本発明にとっ
て取るに足りないものである。
【0035】第1のアニール・ステップに続いて、図2
に示す構造は、次に、Si含有基板にBOX調整酸化物
シード領域16を形成する少なくとも1つの他の酸素イ
ンプラント・ステップにかけられる。一次シード領域に
ついてそうであるように、BOX調整シード領域は、単
一酸化物シード層(図示するような)または複数の酸化
物シード層を含むことができる。BOX調整シード領域
は、連続的なまたはパルスのイオン・インプラント・プ
ロセスを使用して、Si含有基板10の表面に形成す
る。これらのイオン・インプラント・プロセスの組合せ
もまた、ここで考察する。
【0036】本発明に従って、BOX調節シード領域
は、ベース酸素イオン・インプラント・ステップを使用
して形成することができ、このベース酸素イオン・イン
プラント・ステップは、約1017から約8×1017
cm−2までのイオン・ドーズ量で行われる。ここで、
約2×1017から約4×1017cm−2までのイ
オン・ドーズ量がより好ましい。上述のイオン・ドーズ
量に加えて、BOX調整シード領域の形成で使用される
ベース酸素イオン・インプラント・ステップは、一般
に、0.05から500mAcm−2のビーム電流密度
で、かつ約60から約240KeVまでのエネルギーで
動作するイオン・インプラント装置で行われる。BOX
調節酸化物シード領域を形成する際に使用されるインプ
ラントは、約200℃から約700℃までの温度で行わ
れる。ここで、約200℃から約600℃までの温度が
より好ましい。BOX調整シード領域は、第1の酸化物
領域14の近傍に形成する。したがって、BOX調整シ
ード領域は、第1の埋込み酸化物領域14の上(図3に
示すように)、第1の埋込み酸化物領域の下、または第
1の埋込み酸化物領域に僅かにまたは完全に重なり合っ
て形成することができる。
【0037】BOX調整酸化物シード領域16が複数の
シード層で構成される場合、多層BOX調整酸化物シー
ド領域は、最初に上述のベース酸素インプラント・ステ
ップを使用し、続いて、ベース・インプラント・ステッ
プに比べてより低温かつより低ドーズ量で行われる第2
の酸素イオン・インプラント・ステップを使用して形成
することができる。一般に、BOX調整酸化物シード領
域を形成する際に使用される低温低ドーズ量酸素イオン
・インプラントは、約1013から約5×10 15cm
−2までのイオン・ドーズ量で行われる。ここで、約1
14から約4×1015cm−2までのイオン・ドー
ズ量がより好ましい。
【0038】上述のイオン・ドーズ量に加えて、BOX
調整酸化物シード領域の形成で使用する低温低ドーズ量
酸素インプラントは、一般に、約0.05から約50m
Acm−2までのビーム電流密度で、かつ約20から約
250KeVまでのエネルギーで動作するイオン装置で
行われる。より好ましくは、このイオン・インプラント
は、約0.05から約5mAcm−2までのビーム電流
密度で、かつ約40から約210KeVまでのエネルギ
ーで行われる。BOX調整酸化物シード領域を形成する
際に使用される低温低ドーズ量酸素インプラント・ステ
ップは、約4Kから約150℃までの温度で行われる。
ここで、約−20℃から約100℃までの温度がより好
ましい。
【0039】本発明の一態様に従って、本発明で使用さ
れる全ての酸素インプラント・ステップの全組合せドー
ズ量は、5×1017から1.2×1018cm−2
間である。ここで、6×1017から8×1017cm
−2の間の組合せドーズ量がより好ましい。
【0040】BOX調整酸化物シード領域の形成に続い
て、図3に示す構造は、次に、第2のアニール・ステッ
プにかけられる。この第2のアニール・ステップは、B
OX調整酸化物領域16および第1の酸化物領域14を
連続的で一様な第2の埋込み酸化物領域18に変換する
ことができる。具体的には、第1のアニール・ステップ
と同じまたは異なる酸化雰囲気と条件を使用して行うこ
とができる第2のアニール・ステップは、約1100℃
から約1400℃までの温度で、約1から約50時間の
時間にわたって行われる。より好ましくは、第2のアニ
ール・ステップは、約1300℃から約1350℃まで
の温度で約5から約20時間の時間にわたって行われ
る。
【0041】本発明の第2のアニール・ステップは、ま
た不活性ガスと混合された酸化雰囲気中で行われる。
「酸化雰囲気」および「不活性ガス」という用語は、上
で特定された意味を有する。本発明に従って、第2のア
ニール・ステップは、約0.1から約100%の酸化雰
囲気および約0.1から約99.9%の不活性ガスで構
成される混合物を含む雰囲気中で行われる。より具体的
には、第2のアニール・ステップで使用される混合物
は、約1から約50%の酸化雰囲気および約99から約
50%の不活性ガスを含む。アニール雰囲気は、塩素含
有ガスまたは液体を含むことができる。塩素は、アニー
ルの全てのサイクル、またはいくつかの選ばれたサイク
ルで使用することができる。第2のアニール・ステップ
は、第1の酸化物領域14およびBOX調整酸化物シー
ド領域16を含むSi含有基板を、目標温度まで特定の
ランプ温度で単に加熱するだけで行うことができる。ま
たは、様々なランプと浸漬のサイクルを使用することが
できる。様々なランプと浸漬のサイクル中に、アニール
雰囲気の中身を変えることができる。また、第1のアニ
ール・ステップの様々なランプと浸漬のサイクル中にア
ニール雰囲気を変えることができる。
【0042】図4に示す結果として得られる構造は、上
部Si含有層10t、第2の埋込み酸化物領域18、お
よび下部Si含有層10bを含む。様々な層の厚さは、
第2のアニール・ステップはもちろんのこと、BOX調
整酸化物シード領域の形成で使用されるまさにその条件
に依存して変わるかもしれない。しかし、一般に、本発
明のこの時点での上部Si含有層は、約10から約20
0nmまでの厚さを有する。ここで、約20から約15
0nmの厚さがより好ましい。このSiの厚さは、予め
存在するSOI層の上にエピ−Si層を成長することで
さらに調整することができる。
【0043】第2の埋込み酸化物領域18に関する限
り、本発明のこの時点で形成されている酸化物領域は、
約300nmより少ない厚さを有する。ここで、第2の
酸化物領域が第1の酸化物領域よりも厚いという条件
で、約100から約250nmまでの厚さがより好まし
い。形成された下部Si含有層の厚さは、本発明にとっ
て取るに足りないことである。
【0044】以上のことをまとめてみると、本発明は、
連続的で、かつ約300nm以下の厚さを有する埋込み
酸化物層を含んだ高品質SOI基板材料を製造する方法
を提供する。さらに、このSOI基板材料は、上で定義
したような高品質な電気特性を有する。さらに、本発明
方法を使用して形成されるSOI基板材料は、Siをほ
とんどまたは実質的に全く含まない連続的で一様なBO
X領域を有する。「連続的」という用語は、この出願全
体を通して、酸化されない半導体材料の領域で分割され
ていない層から成る領域を意味するものとして使用され
る。
【0045】本発明の1つの随意選択的であるが非常に
好ましい実施形態を図5および6に示す。この随意選択
の実施形態では、Si層すなわち層20が、少なくとも
一次酸化物シード領域12(図5を参照されたい)また
はBOX調整酸化物シード領域16(図6を参照された
い)あるいはその両方を含むSi含有基板の上に形成さ
れる。本発明に従って、このSi層としては、アモルフ
ァスSi、多結晶Si(すなわち、ポリSi)、単結晶
エピタキシャルSi(すなわち、エピ−Si)およびこ
れらの組合せおよび多層などがある。
【0046】このSi層は、当業者によく知られている
従来の堆積プロセスを使用してSi含有基板の表面に形
成される。例えば、Si層20は、化学気相成長法(C
VD)、プラズマ増速化学気相成長法(PECVD)、
低圧化学気相成長法(LPCVD)、スパッタリング、
蒸着および化学溶液堆積で形成される。もしくは、この
Si層は、従来のエピタキシャル成長法を使用して形成
することができる。
【0047】Si含有基板の上に形成されるSi層の厚
さは、上述の特性を有するBOX領域の形成を達成する
ために必要な要求厚さに依存して変化することができ
る。一般に、本発明では、Si層20は、約1から約1
0,000Åまでの厚さを有する。ここで、約500か
ら約3000Åまでの厚さがより好ましい。Si含有基
板の表面にSi層を形成した後で、この構造は、第1か
第2かいずれかの酸化物領域を含む構造を形成する上述
のアニール・ステップの1つにかけられる。第1のイン
プラント・ステップの後であるがBOX調整シード領域
の前に、同じシリコン含有堆積を使用して、望ましい最
終SOI厚さを達成することができる。
【0048】例えば図1〜4に示すようにSi含有基板
内の連続的なBOX領域の形成に加えて、本発明はま
た、Si含有基板の表面内に個別の分離されたBOX領
域を形成する場合でも機能する。個別分離BOXを含む
SOI基板の一実施形態を、例えば、図7〜10に示
す。
【0049】図7に示す構造は、パターン形成されたマ
スク22が表面に形成されているSi含有基板10を含
む。このパターン形成されたマスクは、酸化膜、室化
膜、酸室化膜またはこれらの多層のような誘電体材料で
構成される。パターン形成されたマスクは、化学気相成
長法(CVD)、プラズマ支援CVD、スパッタリン
グ、蒸着、または化学溶液堆積のような従来の堆積プロ
セスを使用して、Si含有基板の表面に誘電体材料の層
を堆積することで形成される。もしくは、誘電体材料
は、熱酸化、室化、または酸室化のプロセスで形成する
ことができる。誘電体材料形成の後で、この誘電体材料
をパターン形成する際に、従来のリソグラフィおよびエ
ッチングが使用される。留意されたいことであるが、パ
ターン形成されたマスクは、Si含有基板の表面を露出
させる少なくとも1つの開口24を含む。
【0050】次に、また図8に示すように、上述の酸素
イオン・インプラント・プロセスの1つを使用して、パ
ターン形成されたマスクにおけるこの少なくとも1つの
開口を通してイオンをインプラントすることで、少なく
とも1つの個別の一次酸化物シード領域12を基板10
中に形成する。
【0051】一次酸化物シード領域12の形成の後で、
第1のアニール・ステップの前のSi含有基板の露出表
面に、Si層20(図示しない)を任意に形成すること
ができる。誘電体マスクは、Si層20の堆積または成
長の前に取り除くことができる。留意されたいことであ
るが、Si層は随意選択であるが、本発明のいくつかの
実施形態では、どちらかといえばSi層は好ましい。
【0052】随意選択のSi層20を含むかもしれない
図8に示す構造は、次に、上述の第1のアニール・ステ
ップにかけられ、このステップで、図9に示す構造が形
成されることになる。具体的には、図9は、個別の第1
の埋込み酸化物領域14を含み、この埋込み酸化物領域
14は、下部Si含有層10bから上部Si含有層10
tを電気的に分離する。いくつかの例では、層10tの
上面は、誘電体マスクを含む隣接表面よりも低いかもし
れない。留意されたいことであるが、図面の点線は、S
i含有基板中に形成されたSOI領域を表す。他の実施
形態では、一次インプラントの後であるが第1のアニー
ルの前に、誘電体マスクは取り除かれる(図12を参照
されたい)。
【0053】次に、また、図10に示すように、パター
ン形成されたマスクをインプラント・マスクとして使用
して、BOX調整シード領域16が基板中に形成され
る。BOX調整シード領域の形成の後で、随意選択のS
i層20(図示しない)を形成することができ、その後
で、随意選択のSi層の有るまたは無い構造は、図11
に示す構造を形成する第2のアニール・ステップにかけ
られる。第2のアニール・ステップに続いて、当業者に
はよく知られている従来の剥離プロセスを使用して、そ
の構造からパターン形成されたマスクを取り除く。層1
0tの表面は、誘電体マスクを含む隣接表面よりも低い
かもしれない。
【0054】本発明のいくつかの実施形態ではパターン
形成されたマスクは第1のアニールの前に取り除かれ、
また、他の実施形態ではパターン形成されたマスクは第
1のアニール・ステップの後であるが、図12、13、
14、および15にそれぞれ示すようなBOX調整シー
ド領域の形成の前に、パターン形成されたマスクは取り
除かれる。
【0055】また、留意すべきことであるが、本発明の
アニール中に、Si含有基板の表面に、表面酸化物が生
じる。表面酸化物は、Siと比較して酸化物除去に対し
て高い選択性を有する化学ウェット・エッチ・プロセス
を使用して、一般にアニール後に除去されるので、表面
酸化膜は図面に示さない。
【0056】次の実施例は、本発明方法を使用して達成
できる有利点のいくつかを例示するために示される。
【0057】実施例1 この実施例では、本発明の方法に従って、約187nm
の埋込み酸化物厚さを有するSOI基板を作製した。具
体的には、SOI基板は次のように作製した。様々なS
iウェーハに対して、185KeV、570℃で、約4
×1017cm −2の第1の酸素イオン・ドーズ量を使
用する第1の酸素イオン・インプラント・ステップを使
用した。第1の酸素イオン・インプラント・ステップに
続いて、第2の酸素イオン・インプラントを、室温で、
約2×1015cm−2のイオン・ドーズ量で行った。
【0058】いくつかの実施形態(また、比較のため
に)では、この室温酸素インプラント・ステップは省略
した。それから、このSiウェーハを1320℃で6時
間アニールした。その後で、約5×1017cm−2
酸素イオン・ドーズ量を使用する第3の酸素インプラン
トを使用した。そして、次に、1320℃で6時間か1
335℃で12時間かいずれかで、サンプルの2度目の
アニールを行った。これによって、約187nmのBO
X厚さが生成された。
【0059】BOX領域の電気的測定で、室温酸素イオ
ン・インプラント・ステップにかけなかったSiウェー
ハについて、高い電流漏れを伴った約7.2×10
ルト/cmのブレークダウン電界が示された。室温イオ
ン・インプラント・ステップのある場合、ブレークダウ
ン電圧は8.8×10ボルト/cmに上昇した。しか
し、より重要なことには、本発明方法に供されたウェー
ハは、ブレークダウン前に非常に小さな電流漏れを示し
た。
【0060】実施例2 この実施例では、本発明の方法に従って、約160nm
の埋込み酸化物厚さを有するSOI基板を作製した。具
体的には、次のようにして、SOI基板を作製した。様
々なSiウェーハに対して、185KeV、570℃
で、約2×10 cm−2の第1の酸素イオン・ドー
ズ量を使用する第1の酸素イオン・インプラント・ステ
ップを使用した。第1の酸素イオン・インプラント・ス
テップに続いて、第2の酸素イオン・インプラントを、
室温で、約2×1015cm−2のイオン・ドーズ量で
行った。
【0061】このSiウェーハは、次に、1320℃で
6時間アニールした。その後で、約5×1017cm
−2の酸素イオン・ドーズ量を使用する第3の酸素イン
プラントを使用し、さらにそれから、サンプルは、13
20℃で6時間か、または1335℃で12時間かいず
れかで、2度目のアニールを行った。これによって、約
160nmのBOX厚さが生成された。
【0062】このBOXの電気的測定で、より低い温度
と時間でアニールしたサンプルについて、高密度の電気
的な「ピンホール」を伴った(測定した50個のデバイ
スのうち11個の短絡)、約1.3〜4.4×10
ルト/cmのブレークダウン電界が示された。より高い
アニール温度と時間では、ブレークダウン電界は3.8
〜4.8×10ボルト/cmに向上し、非常に低密度
のピンホールであった(測定した50デバイスのうち1
個の短絡)。
【0063】本発明は、その好ましい実施形態に関して
特に示し説明したが、当業者は理解するであろうが、行
われる形および細部における前述の変化および他の変化
は、本発明の精神および範囲を逸脱することなしに行わ
れる。したがって、本発明は、説明し図示したまさにそ
の形および細部に限定されることなく、本発明の精神お
よび範囲内に含まれる意図である。
【0064】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0065】(1)シリコン・オン・インシュレータ
(SOI)基板を形成する方法であって、酸化物の析出
物と混合された損傷クラスタを少なくとも含んだ一次酸
化物シード領域を、Si含有基板中に形成するステップ
と、前記一次酸化物シード領域を含む前記Si含有基板
を第1のアニール・ステップにかけて、前記一次酸化物
シード領域を第1の埋込み酸化物領域に変換するステッ
プと、前記第1の埋込み酸化物領域に近接した前記Si
含有基板中に、BOX調整酸化物シード領域を形成する
ステップと、前記Si含有基板を第2のアニール・ステ
ップにかけて、前記BOX調整酸化物シード領域および
前記第1の埋込み酸化物領域を第2の埋込み酸化物領域
に変換するステップとを含み、前記第2の埋込み酸化物
領域が前記第1の埋込み酸化物領域に比べて、より厚
く、かつ向上した品質であるSOI基板を形成する方
法。 (2)前記一次酸化物シード領域が、少なくとも1つの
酸素イオン・インプラント・プロセスを使用して形成さ
れる、上記(1)に記載の方法。 (3)前記少なくとも1つの酸素イオン・インプラント
・プロセスが、ベース酸素イオン・インプラント・プロ
セスを含む、上記(2)に記載の方法。 (4)前記ベース酸素イオン・インプラント・プロセス
が、1017から8×1017cm−2までのイオン・
ドーズ量および120から400KeVまでのエネルギ
ーを使用し、200℃から700℃までの温度で行われ
る、上記(3)に記載の方法。 (5)低温低ドーズ量酸素イオン・インプラント・プロ
セスをさらに含む、上記(3)に記載の方法。 (6)前記低温低ドーズ量酸素イオン・インプラント・
プロセスが、1013から5×1015cm−2までの
イオン・ドーズ量および120から400KeVまでの
エネルギーを使用し、4Kから150℃までの温度で行
われる、上記(5)に記載の方法。 (7)前記第1のアニール・ステップが、不活性ガスま
たは塩素含有雰囲気と混合された酸化雰囲気中で行われ
る、上記(1)に記載の方法。 (8)前記酸化雰囲気が、O、NO、NO、空気、
オゾン、およびこれらの混合物から成るグループから選
ばれた少なくとも1つの酸素含有ガスを含む、上記
(7)に記載の方法。 (9)前記第1のアニール・ステップが、0.1から1
00%までの酸化雰囲気および99.9から0%までの
不活性ガスを含んだ混合物を含む、上記(1)に記載の
方法。 (10)前記BOX調整シード領域が、少なくとも1つ
の酸素イオン・インプラント・プロセスを使用して形成
される、上記(1)に記載の方法。 (11)前記少なくとも1つの酸素イオン・インプラン
ト・プロセスが、ベース酸素イオン・インプラント・プ
ロセスを含む、上記(10)に記載の方法。 (12)前記ベース酸素イオン・インプラント・プロセ
スが、1017から8×1017cm−2までのイオン
・ドーズ量および120から400KeVまでのエネル
ギーを使用し、200℃から700℃までの温度で行わ
れる、上記(11)に記載の方法。 (13)低温低ドーズ量酸素イオン・インプラント・プ
ロセスをさらに含む、上記(11)に記載の方法。 (14)前記低温低ドーズ量酸素イオン・インプラント
・プロセスが、1013から5×1015cm−2まで
のイオン・ドーズ量および120から400KeVまで
のエネルギーを使用し、4Kから150℃までの温度で
行われる、上記(13)に記載の方法。 (15)前記第2のアニール・ステップが、不活性ガス
または塩素含有雰囲気と混合された酸化雰囲気中で行わ
れる、上記(1)に記載の方法。 (16)前記酸化雰囲気が、O、NO、NO、空
気、オゾン、およびこれらの混合物から成るグループか
ら選ばれた少なくとも1つの酸素含有ガスを含む、上記
(15)に記載の方法。 (17)前記第2のアニール・ステップが、0.1から
100%までの酸化雰囲気および99.9から0%まで
の不活性ガスを含んだ混合物を含む、上記(1)に記載
の方法。 (18)前記一次酸化物シード領域の形成の前または後
に、前記Si含有基板上にパターン形成されたマスクを
形成することをさらに含む、上記(1)に記載の方法。 (19)高品質シリコン・オン・インシュレータ(SO
I)基板を形成する方法であって、1017から8×1
17cm−2までのイオン・ドーズ量で、かつ200
℃から700℃までの温度で、Si含有基板中に第1の
酸素イオン・インプラントを行うステップと、1013
から5×1015cm−2までのイオン・ドーズ量で、
かつ4Kから150℃までの温度で、前記Si含有基板
に対して第2の酸素イオン・インプラントを行うステッ
プと、前記Si含有基板を第1のアニール・ステップに
かけるステップと、1017から8×1017cm−2
までのイオン・ドーズ量で、かつ200℃から700℃
までの温度で、第3の酸素イオン・インプラントを行う
ステップと、前記Si含有基板を第2のアニール・ステ
ップにかけるステップとを含むSOI基板を形成する方
法。 (20)前記の組み合わされた酸素インプラントが、5
×1017から1.2×1018cm−2の間の全酸素
ドーズ量を有する、上記(19)に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法で使用される基本的な処理ステッ
プを示す(断面図による)実体図である。
【図2】本発明の方法で使用される基本的な処理ステッ
プを示す(断面図による)実体図である。
【図3】本発明の方法で使用される基本的な処理ステッ
プを示す(断面図による)実体図である。
【図4】本発明の方法で使用される基本的な処理ステッ
プを示す(断面図による)実体図である。
【図5】随意選択のSi層が使用される本発明の他の実
施形態を示す(断面図による)実体図である。
【図6】随意選択のSi層が使用される本発明の他の実
施形態を示す(断面図による)実体図である。
【図7】本発明の他の実施形態を示す(断面図による)
実体図である。
【図8】本発明の他の実施形態を示す(断面図による)
実体図である。
【図9】本発明の他の実施形態を示す(断面図による)
実体図である。
【図10】本発明の他の実施形態を示す(断面図によ
る)実体図である。
【図11】本発明の他の実施形態を示す(断面図によ
る)実体図である。
【図12】本発明の他の実施形態を示す(断面図によ
る)実体図である。
【図13】本発明の他の実施形態を示す(断面図によ
る)実体図である。
【図14】本発明の他の実施形態を示す(断面図によ
る)実体図である。
【図15】本発明の他の実施形態を示す(断面図によ
る)実体図である。
【符号の説明】
10 Si含有基板 10b 下部Si含有層 10t 上部Si含有層 12 一次酸化物シード領域 14 第1の埋込み酸化物領域 16 BOX調整酸化物シード領域 18 第2の酸化物領域 20 Si層 22 パターン形成されたマスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハロルド・ジェイ・ホーベル アメリカ合衆国10536 ニューヨーク州カ タナ ダイアン・コート 9 (72)発明者 モーリス・エイチ・ノーコット アメリカ合衆国95136 カリフォルニア州 サンノゼ チェリー・クレスト・レーン 31 (72)発明者 デベンドラ・ケイ・サダナ アメリカ合衆国10570 ニューヨーク州プ レザントビル スカイ・トップ・ドライブ 90

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコン・オン・インシュレータ(SO
    I)基板を形成する方法であって、 酸化物の析出物と混合された損傷クラスタを少なくとも
    含んだ一次酸化物シード領域を、Si含有基板中に形成
    するステップと、 前記一次酸化物シード領域を含む前記Si含有基板を第
    1のアニール・ステップにかけて、前記一次酸化物シー
    ド領域を第1の埋込み酸化物領域に変換するステップ
    と、 前記第1の埋込み酸化物領域に近接した前記Si含有基
    板中に、BOX調整酸化物シード領域を形成するステッ
    プと、 前記Si含有基板を第2のアニール・ステップにかけ
    て、前記BOX調整酸化物シード領域および前記第1の
    埋込み酸化物領域を第2の埋込み酸化物領域に変換する
    ステップとを含み、前記第2の埋込み酸化物領域が前記
    第1の埋込み酸化物領域に比べて、より厚く、かつ向上
    した品質であるSOI基板を形成する方法。
  2. 【請求項2】前記一次酸化物シード領域が、少なくとも
    1つの酸素イオン・インプラント・プロセスを使用して
    形成される、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記少なくとも1つの酸素イオン・インプ
    ラント・プロセスが、ベース酸素イオン・インプラント
    ・プロセスを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記ベース酸素イオン・インプラント・プ
    ロセスが、1017から8×10 cm−2までのイ
    オン・ドーズ量および120から400KeVまでのエ
    ネルギーを使用し、200℃から700℃までの温度で
    行われる、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】低温低ドーズ量酸素イオン・インプラント
    ・プロセスをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記低温低ドーズ量酸素イオン・インプラ
    ント・プロセスが、1013から5×1015cm−2
    までのイオン・ドーズ量および120から400KeV
    までのエネルギーを使用し、4Kから150℃までの温
    度で行われる、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記第1のアニール・ステップが、不活性
    ガスまたは塩素含有雰囲気と混合された酸化雰囲気中で
    行われる、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記酸化雰囲気が、O、NO、NO、
    空気、オゾン、およびこれらの混合物から成るグループ
    から選ばれた少なくとも1つの酸素含有ガスを含む、請
    求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記第1のアニール・ステップが、0.1
    から100%までの酸化雰囲気および99.9から0%
    までの不活性ガスを含んだ混合物を含む、請求項1に記
    載の方法。
  10. 【請求項10】前記BOX調整シード領域が、少なくと
    も1つの酸素イオン・インプラント・プロセスを使用し
    て形成される、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記少なくとも1つの酸素イオン・イン
    プラント・プロセスが、ベース酸素イオン・インプラン
    ト・プロセスを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記ベース酸素イオン・インプラント・
    プロセスが、1017から8×10 cm−2までの
    イオン・ドーズ量および120から400KeVまでの
    エネルギーを使用し、200℃から700℃までの温度
    で行われる、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】低温低ドーズ量酸素イオン・インプラン
    ト・プロセスをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記低温低ドーズ量酸素イオン・インプ
    ラント・プロセスが、1013から5×1015cm
    −2までのイオン・ドーズ量および120から400K
    eVまでのエネルギーを使用し、4Kから150℃まで
    の温度で行われる、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】前記第2のアニール・ステップが、不活
    性ガスまたは塩素含有雰囲気と混合された酸化雰囲気中
    で行われる、請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記酸化雰囲気が、O、NO、N
    O、空気、オゾン、およびこれらの混合物から成るグ
    ループから選ばれた少なくとも1つの酸素含有ガスを含
    む、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】前記第2のアニール・ステップが、0.
    1から100%までの酸化雰囲気および99.9から0
    %までの不活性ガスを含んだ混合物を含む、請求項1に
    記載の方法。
  18. 【請求項18】前記一次酸化物シード領域の形成の前ま
    たは後に、前記Si含有基板上にパターン形成されたマ
    スクを形成することをさらに含む、請求項1に記載の方
    法。
  19. 【請求項19】高品質シリコン・オン・インシュレータ
    (SOI)基板を形成する方法であって、 1017から8×1017cm−2までのイオン・ドー
    ズ量で、かつ200℃から700℃までの温度で、Si
    含有基板中に第1の酸素イオン・インプラントを行うス
    テップと、 1013から5×1015cm−2までのイオン・ドー
    ズ量で、かつ4Kから150℃までの温度で、前記Si
    含有基板に対して第2の酸素イオン・インプラントを行
    うステップと、 前記Si含有基板を第1のアニール・ステップにかける
    ステップと、 1017から8×1017cm−2までのイオン・ドー
    ズ量で、かつ200℃から700℃までの温度で、第3
    の酸素イオン・インプラントを行うステップと、 前記Si含有基板を第2のアニール・ステップにかける
    ステップとを含むSOI基板を形成する方法。
  20. 【請求項20】前記の組み合わされた酸素インプラント
    が、5×1017から1.2×10 cm−2の間の
    全酸素ドーズ量を有する、請求項19に記載の方法。
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